説明

移動体メディアサーバ

移動体メディアサーバ(MMS)は、メディアコンテンツのユビキタス共有のために利用するMMSホストとMMSクライアントとを備える。セルラ電話機のような移動体端末において展開することができるMMSホストは、IPインターフェースを通してMMSクライアントとの論理リンクを確立して、MMSクライアントとのストリーミングセッションを開始することができる。MMSホストは、さらに、ネットワークソース、ローカルに記憶されたコンテンツ、あるいは、MMSホスト上のカメラおよび/またはマイクロフォンのような、任意のソースから、メディアコンテンツを取り出して、論理リンクを通して、メディアコンテンツをMMSクライアントに供給してもよい。

【発明の詳細な説明】
【関連出願への相互参照】
【0001】
本出願は、“移動体メディアサーバ”と題し、2009年12月4日に出願され、ここでの参照により明確にそのすべてが組み込まれている米国仮出願第61/266,815号に対して利益を主張する。
【分野】
【0002】
本開示は、マルチメディアコンテンツに関し、さらに詳細には、デバイス間でマルチメディアコンテンツを転送する技術に関する。
【背景】
【0003】
マルチメディアエコシステムは、特定の組のマルチメディアファイルフォーマットを使用して、互いの間でマルチメディアコンテンツを通信する多数のマルチメディアデバイスを含む。ワイヤレスネットワークの近年の立ち上がりにより、多くのマルチメディアファイルフォーマットは、それらのワイヤレスネットワークを通した通信を促進するように進化してきた。ワイヤレスネットワークを通して、互いの間でマルチメディアコンテンツを通信するために、それぞれが同じ組のマルチメディアファイルフォーマットを実現するマルチメディアデバイスは、ワイヤレスマルチメディアエコシステムと呼ぶことができるものを形成してもよい。このようなワイヤレスマルチメディアエコシステム内のこれらのマルチメディアデバイスは、1つ以上のワイヤレスネットワークを介して通信するために、特定のタイプのワイヤレスモデムを備えていてもよい。
【0004】
多くの異なるタイプのモデムが存在し、それにより、マルチメディアコンテンツをワイヤレスに転送する。例示的なワイヤレスモデムは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)モデム(例えば、ブルートゥース(登録商標)モデム)と、セルラモデム(例えば、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステムすなわちUMTSモデム、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションすなわちGSM(登録商標)モデム、ロングタームエボリューションすなわちLTEモデム、およびcdma2000モデム)と、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)モデム(例えば、マイクロ波アクセスに対する世界相互運用性すなわちWiMAXモデム)と、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)モデム(例えば、Wi−Fi(登録商標)モデム、もしくは、電気電子技術者協会すなわちIEEE802.11の標準規格の組のうちの1つ以上と一致する他のモデム)とを含む。これらの異なるモデムのそれぞれは、順方向誤り訂正(FEC)の異なる形態およびレベルを実現し、異なるワイヤレス通信チャネルを介して通信し、異なるレベルの電力を消費してもよい。
【0005】
加えて、マルチメディアコンテンツをセグメント化およびカプセル化するために、多数の異なるマルチメディアファイルフォーマットが存在する。マルチメディアファイルフォーマットは、特定の伝送および/またはアプリケーションレイヤプロトコルを使用して、マルチメディアコンテンツ、または、特定のコンテナもしくはラッパーファイルフォーマットをエンコードしてもよい。これらの異なるファイルフォーマットは、ストリーミングマルチメディアコンテンツのような、特定のアプリケーションに特有であることが多い。例えば、一般的に、これらのストリーミングアプリケーションに対して、ムービングピクチャエキスパートグループ(MPEG)4、パート14により規定された“MP4”と呼ばれる、コンテナフォーマットにしたがってフォーマットされたデジタルビデオマルチメディアコンテンツを、デスクトップコンピュータは記憶することができる。インターネットのような、公共ネットワークを通して、マルチメディアコンテンツをストリーミングするための他のファイルフォーマットは、リアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)と呼ばれるアプリケーションレイヤプロトコルを含む。
【0006】
幅広いさまざまなワイヤレスモデムとファイルフォーマットとの双方のタイプがある場合に、マルチメディアエコシステムは、非常に特有なマルチメディアアプリケーション、または、いくつかの例では、関連するマルチメディアアプリケーションのグループに対して形成されることが多い。結果として、1つのマルチメディアエコシステムのマルチメディアデバイスは、典型的に、同じマルチメディアエコシステムに位置付けられたマルチメディアデバイスとのみ通信する。さらに、マルチメディアデバイスは、1つ以上のマルチメディアエコシステムに属することができるので、典型的に、無償での広範囲におよぶマルチメディアコンテンツのデジタル普及を防ぐために、エコシステム間通信は、マルチメディアコンテンツプロバイダにより制限または禁止されている。それゆえ、マルチメディアコンテンツは、特定のマルチメディアエコシステム内で固定される傾向があるかもしれない。
【概要】
【0007】
メディアコンテンツの共有のための通常のサーバ−クライアントのパラダイムは、所望のメディアコンテンツを選択し、そのコンテンツを取り出すためにストリームセッションを開始する、インターネットビデオコンシューマーのような、クライアントを含む。本開示の態様では、パラダイムが反転している:つまり、メディアコンテンツのサーバが、クライアントとのデータ共有セッションを開始する。さらに、サーバは、ローカルに記憶されたメディアコンテンツを共有してもよく、または、インターネット、もしくは、それどころかテレビ放送のような、任意の適切なソースからメディアコンテンツを取り出すブリッジのように機能して、IPインターフェースのような論理リンクを通して、そのコンテンツを1つ以上のクライアントと共有してもよい。
【0008】
本開示の例示的な態様では、メディアサーバからメディアを供給する方法を使用する。方法は、インターネットプロトコルインターフェースを利用して、クライアントとの論理リンクを確立することと、論理リンクを通して、クライアントとのストリーミングセッションを開始することと、メディアソースからメディアコンテンツを取り出すことと、論理リンクを通して、クライアントにメディアコンテンツを供給することとを含む。
【0009】
本開示の別の例示的な態様では、クライアントにおいて、メディアサーバからメディアを受信する方法を使用する。方法は、メディアサーバを発見することと、メディアサーバに加入することと、メディアサーバにより確立された論理リンクを通して、メディアコンテンツを受信することとを含む。
【0010】
本開示のさらに別の例示的な態様では、装置がメディアを供給することができる。ここで、装置は、インターネットプロトコルインターフェースを利用して、クライアントとの論理リンクを確立する手段と、論理リンクを通して、クライアントとのストリーミングセッションを開始する手段と、メディアソースからメディアコンテンツを取り出す手段と、論理リンクを通して、クライアントにメディアコンテンツを供給する手段とを具備する。
【0011】
本開示のまた別の例示的な態様では、コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータ読取可能媒体を含み、コンピュータ読取可能媒体は、インターネットプロトコルインターフェースを利用して、クライアントとの論理リンクを確立するためのコードと、論理リンクを通して、クライアントとのストリーミングセッションを開始するためのコードと、メディアソースからメディアコンテンツを取り出すためのコードと、論理リンクを通して、クライアントにメディアコンテンツを供給するためのコードとを含む。
【0012】
本開示のまた別の例示的な態様では、メディアを供給する装置は、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに結合されるメモリとを具備する。ここで、少なくとも1つのプロセッサは、インターネットプロトコルインターフェースを利用して、クライアントとの論理リンクを確立し、論理リンクを通して、クライアントとのストリーミングセッションを開始し、メディアソースからメディアコンテンツを取り出し、論理リンクを通して、クライアントにメディアコンテンツを供給するように構成されている。
【0013】
本開示の、これらの態様および他の態様は、後続する詳細な説明をレビューすると、容易に明らかになるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、本開示のある態様にしたがった、MMSを利用する例示的なシステムを図示している概念図である。
【図2】図2は、MMSホストとMMSクライアントとを含む例示的な装置を図示しているブロックダイヤグラムである。
【図3】図3は、MMSホストとMMSクライアントとのさらなる態様を図示しているブロックダイヤグラムである。
【図4】図4は、サーバオンリーモードでメディアコンテンツをプレイバックする間のメディアコンテンツの分岐を図示している概念ブロックダイヤグラムである。
【図5】図5は、並行ホストおよびクライアントプレイバックモードで供給されることになるメディアコンテンツの分岐を図示している概念ブロックダイヤグラムである。
【図6】図6は、本開示のある態様にしたがって、メディアコンテンツを供給するプロセスを図示するフローチャートによるダイヤグラムである。
【図7】図7は、本開示のある態様にしたがって、MMSクライアントにおいて、メディアコンテンツを受信するプロセスを図示しているフローチャートである。
【図8】
【詳細な説明】
【0015】
添付した図面に関連して下記に述べられている詳細な説明は、さまざまなコンフィギュレーションの説明として意図しており、ここに記述した概念を実施できる唯一のコンフィギュレーションを表すことを意図していない。詳細な説明は、さまざまな概念の完全な理解を提供する目的のために特有な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの概念をこれらの特有な詳細なしで実施できることは、当業者にとって明らかであるだろう。いくつかの事例では、このような概念を曖昧にすることを避けるために、よく知られている構造およびコンポーネントをブロックダイヤグラムの形態で示している。
【0016】
即時の開示のさまざまな態様にしたがうと、システム、アーキテクチャ、および方法が、移動体メディアサーバ(MMS)を構築するために使用される。いくつかの態様では、MMSは、ハードウェア非依存型コンポーネントとハードウェア依存型コンポーネントとの双方を含んでもよい。1つの例では、MMSは、移動体デバイスに展開されてもよい。展開されたMMSを備え、メディアコンテンツを他のデバイスに供給する移動体デバイスは、MMSホストと呼ばれる。MMSホストからのメディアコンテンツを消費するデバイスは、MMSクライアントと呼ばれる。MMSホストにより供給されるデジタルメディアは、メディアコンテンツと呼ばれる。メディアコンテンツは、これらには限定されないが、オーディオ、ビデオ、ピクチャ、テキスト、グラフィック、センサデータ、ライブカメラ取り込み、同期化デジタルコンテンツ、プロダクションソフトウェアファイル、メタデータ等を含んでもよい。大まかに、メディアコンテンツは、その記憶または提示のモードに関わらず、データのランダムではない集合である何らかのデータ構造を含んでいてもよい。
【0017】
図1は、本開示のある態様にしたがった、MMSを利用する例示的なシステム100を図示する概念図である。システム100では、MMSホスト102は、基地局106に通信可能に結合されている。MMSホスト102と基地局106との間の結合は、UMTSエアインターフェース、LTEエアインターフェース、cdma2000エアインターフェース等のような、任意の適切なワイヤレスエアインターフェースにわたってもよい。基地局106は、適切なバックホールインターフェースを通して、インターネットのような、パケットベースのネットワーク108に結合されていてもよい。反対側では、MMSホスト102は、1つ以上のMMSクライアント104A、104B、104C、および/または104Dと通信可能に結合されてもよい。ここで、MMSホスト102は、例えば、インターネットプロトコル(IP)にしたがう任意の適切なリンクのような、論理リンクをMMSクライアント104と共有する。
【0018】
MMSホスト102とそれぞれのMMSクライアント104との間の結合は、例えば、ワイヤードインターフェース、もしくは、ブルートゥースインターフェースのようなワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(PAN)インターフェース、または他の何らかの適切なダイレクトインターフェースを通した、ダイレクト結合であってもよい。この方法で、外部ネットワークに接続する必要なしで、メディアコンテンツの即座の共有のために、アドホックメディアコンテンツストリーミングセッションを開始できる。
【0019】
代替的に、または、加えて、MMSホスト102とそれぞれのMMSクライアント104との間の結合は、パケットベースのネットワーク108を通すものであってもよい。つまり、イーサネット(登録商標)接続、光ファイバ接続のような、何らかの適切な手段を通して、または、何らかの適切な接続プロトコルを利用して、基地局106もしくは別の基地局に結合されているエアインターフェースを通して、それぞれのMMSクライアント104はネットワーク108に結合されていてもよい。
【0020】
開示のある態様では、MMSホスト102は、MMSクライアント104A、104B、104C、および/または104Dのうちの1つ以上のものとのストリーミングセッションを開始してもよい。ストリーミングセッションでは、データのパケットが、ストリーム中の論理リンクを通して、MMSクライアント104のうちの1つ以上のものに配信されてもよい。データのパケットは、MMSクライアント104により受信され、リアルタイムでレンダリングされてもよく、または、望まれる場合には、後のレンダリングのために記憶されてもよい。
【0021】
リアルタイムストリームでは、MMSクライアント104は、拡張した時間期間に対して、メディアコンテンツをキャッシングまたは収集することなく、メディアコンテンツを受信してレンダリングする。ここで、パケットが遅れて到来した場合には、プレイバックへの表示時間は過ぎており、そのパケットは破棄されるかもしれない。したがって、MMSホスト102およびMMSクライアント104は、ストリームを調整して、メディアコンテンツがほぼリアルタイムでプレイバックできることを保証してもよい。代替アプローチでは、MMSクライアント104は、それがある量のコンテンツを受信する時点まで、ローカルメモリにメディアコンテンツを蓄積してもよい。この時点において、パケットが遅れてドロップされることなく、受信されたメディアコンテンツがプレイバックされる。
【0022】
開示のいくつかの態様にしたがうと、MMSホストかMMSクライアントのいずれかにより、ストリーミングセッションが開始されてもよい。つまり、MMSホスト102は、メディアコンテンツをMMSクライアント104にプッシュするためにセッションを開始してもよい。さらに、MMSクライアント104は、MMSホスト102からメディアコンテンツをプルするためにセッションを開始してもよい。
【0023】
MMSホスト102とMMSクライアント104との間の接続トポロジーは、論理リンクである。本開示の態様にしたがうと、論理リンクは、一般的にネットワーク非依存型である。つまり、MMSホスト102とMMSクライアント104との間に確立されたリンクは、論理リンクに基づいていてもよく、利用されている特定のネットワークのより低いレイヤの詳細が変化するかもしれない。例えば、MMSクライアント104との論理リンクは、MMSホスト102で提供されたインターネットプロトコル(IP)インターフェースを利用して確立されてもよい。この方法で、MMSクライアント104は、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ワイヤレスワイドエリアネットワーク(WWAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、または、リンクがIPベースである限り、任意の適切なネットワークリンクを通して、MMSホスト102に接続することができる。
【0024】
MMSホスト102とそれぞれのMMSクライアント104との間のリンクは、一般的に、フォワードリンクとバックワードリンクとを含む双方向リンクである。フォワードリンクは、MMSホストからMMSクライアントへの方向にMMSホストにより維持されているリンクである。いくつかの例では、複数のフォワードリンクを利用できる。つまり、1つのMMSホスト102から複数のMMSクライアント104への複数のフォワードリンクを維持することができる。別の例では、ブロードキャスティングフォワードリンクを使用することができ、ここで、1つのMMSホスト102からの単一のフォワードリンクは、複数のMMSクライアント104にブロードキャストされる。この例では、同じ情報を、複数のフォワードリンクを利用するのに必要なものよりも狭い帯域幅を利用して、複数のMMSクライアント104に送信できる。バックワードリンクは、一般的に、MMSクライアント104からMMSホスト102への方向にMMSクライアントにより維持されているリンクである。1つの例では、複数のバックワードリンクを維持することができる。つまり、1つのMMSクライアント104から複数のMMSホスト102への複数のバックワードリンクを維持することができる。バックワードリンク上の情報は、MMSクライアント104からの要求;(後で議論されることになる、ブリッジコンテンツソースの状況の下でインダイレクトであるかもしれない情報のような)制御情報;フォワードリンクについてフィードバック;または、フォワードリンク上で供給されているコンテンツが対話コンテンツである場合の対話を含んでもよい。さらになる例では、複数の双方向リンクを利用することができる。複数の双方向リンクは、各MMSクライアント104が異なるメディアコンテンツを消費することを可能にし、すなわち、異なる双方向リンクは、それぞれのMMSホスト102とMMSクライアント104との間のリンクの特定の特性にしたがった、異なるストリーミングパラメータと異なる品質情報とを特徴としている。
【0025】
それぞれのMMSホスト102とMMSクライアント104との間の関係のタイプは、1つのMMSホスト102と1つのMMSクライアント104との間でインターフェースが確立される1対1関係であってもよい。別のタイプの関係は、1対複数であってもよい。ここで、1つのMMSホスト102は、同じメディアコンテンツまたはさまざまなメディアコンテンツを、多くのMMSクライアント104に供給することができる。別のタイプの関係は、複数対1接続であってもよい。ここで、1つのMMSクライアント104は、複数のMMSホスト104からのメディアコンテンツを消費することができる。例えば、MMSクライアント104は、複数のMMSホスト102への複数の加入間でプレイバックを切り替えてもよく、または、1つ以上のMMSクライアント104は、1つ以上の加入したメディアコンテンツを並列してプレイバックしてもよい。別のタイプの関係は、ここで、MMSクライアント104はそれぞれ、異なるMMSホスト102からの異なるメディアコンテンツを消費する複数対複数関係である。
【0026】
図2は、MMSホスト200とMMSクライアント250とを備える例示的な装置を図示しているブロックダイヤグラムである。MMSホスト200は、図1で図示したMMSホスト102の1つの例を表してもよく、MMSクライアント250は、図1で図示したMMSクライアント104の1つの例を表してもよい。
【0027】
ここで、MMSホスト200は、プロセッサ202と付随するメモリ204とを備える。MMSホスト200は、IPネットワークを通して通信するためのIPインターフェース206をさらに備える。ユーザインターフェース208は、ユーザがMMSホスト200を利用して通信するための、例えば、キーボードおよびスクリーンのような、入力出力機能を提供してもよい。カメラおよび/またはマイクロフォン210は、プロセッサ202に送られることになる、MMSホスト200に対するメディアコンテンツもしくは他のデータのソースを提供してもよい。レンダラー212は、何らかの適切なソースからのデータをレンダリングする、例えば、MMSホスト200のユーザに提示するためにディスプレイ214および/またはスピーカー218に送ることができるように、ならびに/あるいは、IPインターフェース206に向けられるように、処理メディアコンテンツを処理するブロックである。コーデック216は、レンダラー212に提供されることになるメディアコンテンツ、または、レンダラー212から提供されるメディアコンテンツをコード化またはデコードするために使用するブロックである。
【0028】
図示しているMMSクライアント250は、プロセッサ252とメモリ254とを備えている。IPインターフェース256は、IPネットワークにインターフェースを提供できる。ユーザインターフェース258は、MMSクライアント250のユーザに、キーボードまたはスクリーンのような、入力出力機能を提供する。レンダラー260は、MMSホスト200におけるレンダラー212に類似しており、これは、何らかの形態のメディアコンテンツを、表示するおよび/または聞き取り可能に再生するために、適切にレンダリングするブロックとして考えることができる。ディスプレイ262は、ユーザに対して表示機能を提供することができ、スピーカー266は、ユーザに対してオーディオ出力を提供することができる。コーデック264は、レンダラー260に送られることになる、または、レンダラー260から送られることになるメディアコンテンツに対して、コーディングおよびデコーディング機能を提供できる。
【0029】
図3は、MMSホスト300およびMMSクライアント350の態様をさらに図示している別のブロックダイヤグラムである。ここで、MMSホスト300は、図2に図示したMMSホスト200と同じものであってもよく、または、これは、本開示の範囲内で、いくつかの相違点を有していてもよい。同様に、MMSクライアント350は、図2に図示したMMSクライアント250と同じものであってもよく、または、これは、本開示の範囲内で、MMSクライアント250とのいくつかの相違点を有していてもよい。
【0030】
ここで、特定の機能を実行するモジュールを示すブロックにより、MMSホスト300が図示されている。特定の機能を実行するモジュールは、メディアコンテンツを取り出すモジュール302と、MMSクライアント350と能力について交換するモジュール304と、MMSホスト300内でメディアコンテンツを管理するモジュール306と、MMSクライアント350にメディアコンテンツを供給するモジュール308と、MMSクライアント350からのフィードバックを受信して応答するモジュール310とを含む。
【0031】
メディアコンテンツを取り出すモジュール302は、異なるソースからのさまざまなタイプのメディアコンテンツを取り出してもよく、いくつかの実施形態では、モジュール302は、それらのソースからのそれらのメディアコンテンツの取り出しを開始してもよい。それらのメディアコンテンツのソースは、これらには限定されないが、ローカルに記憶されたメディアコンテンツ、ネットワーク提供されたメディアコンテンツ、および/または、ライブユーザ発生されたメディアコンテンツのような、多くの適切なコンテンツソースのうちの1つ以上であってもよい。
【0032】
ローカルに記憶されたメディアコンテンツに対して、MMSホスト300は、ネットワーク接続記憶装置(NAS)サーバとして機能してもよい。ここで、もう一度図2を参照すると、MMSホスト200は、メモリ204にメディアコンテンツを記憶してもよい。
【0033】
ネットワーク提供されたメディアコンテンツに対して、MMSホスト300は、ネットワークベースのメディアコンテンツソース(例えば、何らかの適切なネットワークからのコンテンツ)を1つ以上のMMSクライアントとリンクさせるメディアブリッジとして機能してもよい。これらのブリッジされたメディアコンテンツは、衛星テレビもしくは無線信号のような、無線ブロードキャスト;フォワードリンクオンリー(例えば、メディアFLO(登録商標))、セルラメディアブロードキャスト;別の移動体デバイス、コンピュータもしくはサーバのような、遠隔デバイスからのライブストリーミングメディアコンテンツ;YouTube(登録商標)により提供されるビデオのようなインターネットベースのメディアコンテンツ;または、テレビ電話のような、ソースから来てもよい。ここで、MMSホスト300は、例えば、セルラブロードバンドネットワークを通して、ビデオ電話セッションに参加しているかもしれない。つまり、MMSホスト300は、1つ以上のMMSクライアントにライブビデオを供給してもよい。複数のMMSクライアントに同時に供給することは、マルチビューアービデオ会議経験を作り出すことができる。
【0034】
メディアコンテンツのソースがネットワークであるとき、再び図2を参照すると、メディアコンテンツは、IPインターフェース206として、MMSホスト300に提供されてもよい。開示のさらなる態様では、メディアコンテンツは、MMSホスト300上のカメラにより撮られたビデオ、および/または、ディスプレイからのスナップショットのような、ライブユーザ発生されたメディアコンテンツを含んでもよい。メディアコンテンツが、図2に図示したカメラ210のようなカメラにより調達されたものであるとき、MMSホスト200に装備されている、カメラビューファインダーと、対応する画像イメージャとにより生成された、画像またはビデオストリームは、例えば、MMSクライアント200に向けたIPインターフェース206を介して送られることになるビデオストリームをコーデック216に提供する。メディアコンテンツがスナップショットまたはスクリーンショットを含むとき、これらのコンテンツは、MMSクライアントにストリーミングされてもよい、MMSホスト300からの、リアルタイムでおよび/または連続的なコンピュータデスクトップスナップショットを含んでいてもよい。
【0035】
メディアコンテンツ取り出しは、MMSホスト300またはMMSクライアント350のいずれかにより開始されてもよい。MMSホスト300は、MMSホスト200における、図2に図示したユーザインターフェース208のような、ユーザインターフェースを利用することにより、メディアコンテンツ取り出しを開始してもよい。MMSクライアント350によりメディアコンテンツの取り出しが開始されるとき、MMSホスト300は、MMSホスト300に記憶されている特定のメディアコンテンツに対する要求を、例えば、メディアコンテンツリソースネームまたはファイルネームを使用して、MMSクライアント350から受信してもよい。この要求はまた、上述したネットワーク提供されたソースのうちの1つから、メディアコンテンツを取り出すように、MMSホスト300に命令してもよい。
【0036】
MMSクライアントにより能力を拡張するモジュール304は、それぞれのMMSクライアントとの能力交換および交渉を通して、MMSクライアントの能力を取得してもよい。開示の1つの態様では、能力について交換するモジュール304は、図2に図示したMMSホスト200内の、プロセッサ202、メモリ204、およびIPインターフェース206を含んでいてもよい。この能力についての交換は、MMSクライアントとの接続が確立された瞬間に起こる、自動的なものであってもよい。開示の別の態様では、例えば、MMSクライアントにおいて、ある特徴がイネーブルされたときに、能力についての交換が、促されてもよく、または、更新されてもよい。1つの例では、ユーザが、展開されたMMSクライアントを有するテレビにおける3Dレンダリング能力をオンする場合に、テレビは、MMSホストに、3D能力が現在利用可能であることを通知してもよい。
【0037】
メディアコンテンツを管理するモジュール306は、メディアコンテンツのメタデータを追加または管理すること;利用可能なメディアコンテンツをリソースリスト中にインデックス化すること;コンテンツチャネルリストを提供すること;およびメディアコンテンツを変更することのような、機能を提供してもよい。開示の1つの態様では、メディアコンテンツを管理するモジュール306は、再び図2を参照すると、プロセッサ202とメモリ204とを備えていてもよい。メディアコンテンツを管理するモジュール306は、メディアコンテンツのメタデータをさらに管理してもよい。このようなメタデータは、メディアコンテンツ内に、添付された、もしくは、含まれた、キーワードまたはタグと、ビデオメディアコンテンツに対するクローズドキャプションとを含むことができる。メディアコンテンツの管理はまた、利用可能なメディアコンテンツを、プレイリストまたはチャネルリストのような、リソースリスト中にインデックス化してもよい。このインデックスは、それらのメディアコンテンツのソースから、メタデータ、または、メディアコンテンツに関連する他の何らかの情報を取り出すことにより、コンパイルされてもよい。その後、クライアントが、MMSホストを通したストリーミング、もしくは、MMSホストからのストリーミングに対して利用可能なメディアコンテンツの特定の詳細に気付くことができるように、インデックス化は、対応する情報をインデックス中にコンパイルすることと、そのインデックスをMMSクライアントに提供することとを含んでもよい。メディアコンテンツを管理するモジュール306はまた、コンテンツチャネルリスト、すなわち、MMSクライアントが加入するためのチャネルのリストを提供してもよい。
【0038】
メディアコンテンツを管理するモジュール306はまた、開示のうちのいくつかの態様ではあるが、メディアコンテンツを変更してもよく、MMSホスト300は、それらのメディアコンテンツのソースから供給されたそれらの元々の形態で、コンテンツをMMSクライアントに供給してもよい。メディアコンテンツの変更は、メディアフォーマットラッパーを追加することを含んでもよい。つまり、MMSホスト300は、メディアコンテンツの1つの形態を他のフォーマット中にラップできる。例えば、一連のスナップショットを連結させて、ビデオフォーマット中にラップして、ビデオクリップを提供することができる。
【0039】
メディアコンテンツの変更はまた、メディアコンテンツの品質の、アップスケーリング、ダウンスケーリング、または、そうでなければ、変更を含んでもよい。ここで、ビデオメディアコンテンツのアップスケーリングは、MMSクライアントが高ビデオ解像度をハウジングすることが知られているときに、ビデオのより高い解像度を提供してもよい。メディアコンテンツのダウンスケーリングは、ネットワーク帯域幅が制限されているときに望ましいかもしれない。
【0040】
メディアコンテンツの変更はまた、ビデオメディアコンテンツの解像度および/または縦横比のような、メディアコンテンツの空間的プロパティを変更することを含んでもよい。さらに、メディアコンテンツの変更は、ビデオのQPファクタのような、情報エントロピープロパティを変更することを含んでものよい。さらに、ライブ2Dから3Dコンテンツ変換は、深度またはデルタ抽出技術を通して達成してもよい。
【0041】
メディアコンテンツの変更は、ビデオコンテンツからのオーディオコンテンツを多重分離することをさらに含んでもよい。例えば、オーディオコンテンツは、1つ以上のMMSクライアントにストリーミングされてもよい一方で、ビデオコンテンツは、MMSホストでプレイバックしてもよい。オーディオコンテンツはさらに、空間効果により、トランスコードされてもよく、または、拡張されてもよい。1つの実施形態では、オーディオコンテンツはまた、MMSクライアントに供給されることになる他のビデオコンテンツで再多重化されてもよい。メディアコンテンツの変更はさらに、複数のソースからのコンテンツのような、複数の関係するメディアコンテンツを単一ストリームに、多重化すること、または、再多重化することを含む。例えば、オーディオメディアコンテンツは、第1のソースから調達されたものであってもよく、ビデオコンテンツは、第2のソースから調達されたものであってもよい。これらのコンテンツは、多重化されて、単一のMMSクライアントに提供されてもよい。
【0042】
さらに、メディアコンテンツの変更は、メディアコンテンツのトランスコーディングを含んでいてもよい。つまり、MMSホスト300は、メディアコンテンツのコーディングフォーマットを変えてもよい。異なるMMSクライアントのコーダー能力は変化するかもしれないことから、このようなトランスコーディングが望まれるかもしれず、メディアコンテンツの適切なコーディングを確立して、対応するMMSクライアントに提供することができる。適切な処理能力により、MMSホスト300におけるメディアコンテンツトランスコーディングを、ごくわずかな、または、名目だけの待ち時間により、実行することができる。MMSクライアントが適切に進化したデコーダを備えているとして知られているとき、進化した、高圧縮された形態のエンコーディングを使用して、必要な帯域幅を減少させてもよい。一方、MMSクライアントが、進化したデコーディング能力に欠いているとして知られているとき、より少なく圧縮された形態のエンコーディングを使用してもよい。1つの例では、進化したデコーダを欠いているMMSクライアントに対して、MPEG4エンコードされたビデオは、MPEG2エンコーディングにトランスコードされてもよく、または、AACエンコードされたオーディオは、PCMエンコーディングにトランスコードされてもよい。別の例では、MMSクライアントが、それらのより進化した形態のメディアコンテンツを適切にデコードできる適切なデコーダを備えるとして知られているときに、ネットワーク帯域幅をセーブするために、MPEG2エンコードされたビデオは、MPEG4エンコーディングにトランスコードされてもよく、または、PCMエンコードされたオーディオは、AACエンコーディングにトランスコードされてもよい。さらに別の例では、ストリーミングセッションに対して、十分な帯域幅が利用可能であることが知られている場合に、MMSホスト300は、それぞれのMMSクライアントに対して、最低レベルのデコーディング能力のみを必要とするローフォーマットにメディアコンテンツをデコードしてもよい。開示のさまざまな態様にしたがうと、MMSホストにおけるメディアコンテンツのトランスコーディングは、図2に図示したMMSホスト200内のコーデック216により実行されてもよい。
【0043】
MMSクライアントにメディアコンテンツを供給するモジュール308は、再び図2を参照すると、プロセッサ202と、メモリ204と、IPインターフェース206とにより実現してもよい。メディアコンテンツを供給するために、それらのメディアコンテンツをプレイバックパイプラインを通してパスしてもよい。つまり、メディアコンテンツのストリームは、ユーザによる閲覧および/リスニングに対してレンダリングするために、そのソースからプレイバックパイプラインを通してパスされてもよい。ここで、レンダリングという用語は曖昧に使用され、表示するために、ビデオまたは画像ファイルをグラフィカルにレンダリングすること、オーディオ信号として再生するために、オーディオファイルを処理すること、または、そうでなければ、ユーザに対して特定の所望のフォーマットで表示するために、任意の対応するメディアコンテンツを適切に処理することを含む。
【0044】
開示のさまざまな態様にしたがうと、メディアコンテンツの供給は、2つのプレイバックモード:サーバオンリープレイバック、並行ホストおよびクライアントプレイバックのうちの1つを利用して達成することができる。サーバオンリープレイバックモードでは、メディアコンテンツは、これらのソースから取り出され、そこでプレイバックされることになるMMSクライアントに供給されてもよい。並行ホストおよびクライアントプレイバックモードでは、メディアコンテンツを、MMSホスト300および/または1つ以上のMMSクライアントにおいて、並列してプレイバックできるように、メディアプレイバックパイプラインを分岐してもよい。
【0045】
つまり、メディアコンテンツの提供は、分岐することを含んでいてもよく、分岐するのは、メディアコンテンツストリームが、それがメディアプレイバックパイプラインを通して流れるときに、1つ以上のコピーに重複されるときである。メディアコンテンツストリームの分岐は、ローカルプレイバックおよび/または遠隔プレイバックを可能にする。ローカルプレイバックでは、ストリームの1つ以上の重複したコピーは、例えば、図2を参照すると、ディスプレイ214および/またはスピーカー218において、MMSホスト300でローカルにレンダリングされてもよい。遠隔プレイバックでは、ストリームの1つ以上の重複したコピーは、1つ以上のMMSクライアントにおける、何らかの適切なステージにおいて、他の何らかのメディアパイプラインと統合されてもよい。これらの分岐したストリームは、それらの元々の形態で、または、上述したような変更された形態で、MMSクライアントに提供されてもよい。
【0046】
図4は、サーバオンリーモードでメディアコンテンツをプレイバックする間のメディアコンテンツの分岐を図示している概念ブロックダイヤグラムである。実例では、MMSアプリケーション402は、ファイルソース404からのメディアコンテンツの取り出しを管理し、このメディアコンテンツは、その後、メディアプレイバックパイプラインを通してコンテンツフォーマットパーサ406に流れる。この時点で、パイプラインは、分岐点408に到達する。分岐点408において、この実例では、メディアコンテンツストリームは、図面中で重複コピー1、2、および3とラベル付けされている3つの重複コピーに分岐される、または、重複される。重複コピー1は、ネットワークストリーミングアダプタ410を通過する。ここで、例えば、図2に戻り参照すると、ネットワークストリーミングアダプタは、IPインターフェース204であってもよい。IPインターフェースは、WLAN、WWAN、PAN、またはMMSクライアントにより最終的に受信されることになる他の何らかの適切なネットワークインターフェースのような、ネットワークインターフェース412を通過してもよい。重複コピー2および3はそれぞれ、別のパイプライン414および416の適切な挿入点を通過する。これらのプレイバックパイプラインは、MMSホスト内、または、MMSクライアント内にあってもよい。
【0047】
図5は、並行ホストおよびクライアントプレイバックモードで供給されることになるメディアコンテンツの分岐を図示している概念ブロックダイヤグラムである。図4に図示したものとほぼ同じ方法で、メディアプレイバックパイプラインは、ファイルソース404と、コンテンツフォーマットパーサ406と、分岐点408とを含む。ここで、しかしながら、分岐点408は、メディアコンテンツストリームの4つの重複コピーを提供する。この実例では、重複コピー1は、ローカルデコーダ418を通過して、ローカルレンダラー420に行く。1つの例では、デコーダ418は、図2に図示したコーデック216に対応してもよく、レンダラー420は、図2のMMSホスト200に図示したレンダラー212に対応していてもよい。この方法では、メディアコンテンツは、遠隔MMSクライアントにおける、メディアコンテンツの遠隔プレイパックおよびレンダリングと同時に、MMSホストでローカルにレンダリングされてもよい。
【0048】
本開示のさらなる態様では、メディアコンテンツストリームの分岐は、動的な分岐を含んでもよい。つまり、分岐の態様は、例えば、さまざまな条件に応答して、MMSホスト300により、ランタイムにおいて制御されてもよい。メディアコンテンツストリームの分岐に影響を与えるかもしれない条件は、メディアコンテンツのエンコーディング;送信のデータレート;またはMMSクライアントとの対応するリンクの開始および終了により修正された、MMSクライアントに対するリンクの存在のような、要因を含んでもよい。
【0049】
もう一度図3を参照すると、フィードバックを受信して応答するモジュール310は、ストリーミングセッションに対応するネットワーク条件についての情報;MMSクライアントにより行われるエラー隠匿措置;またはMMSクライアントからのプレイバック制御コマンドのような、MMSクライアントからのフィードバック情報を受信してもよい。例えば、図2に関して上述したように、MMSクライアントはユーザインターフェースを備えていてもよく、MMSクライアントのユーザは、MMSホストに提供されることになるプレイバック制御コマンドをユーザインターフェースから入力できる。MMSホストは、その後、それに対応して、MMSクライアントにより提供されたフィードバック情報に応答してもよい。開示のいくつかの態様では、フィードバックを受信して応答するモジュール310は、図2に図示したMMSホスト200内の、IPインターフェース206と、メモリ204と、プロセッサ202とを備えていてもよい。
【0050】
図3をさらに参照すると、MMSクライアント350により異なる機能を実行するさまざまなモジュールを示すブロックダイヤグラムにより、MMSクライアント350が図示されている。開示の1つの態様では、図示されているMMSクライアント350は、MMSクライアント250として、図2に図示したものと同じMMSクライアントであってもよい。ここで、MMSクライアント350は、MMSホストを発見するモジュール352と;1つ以上のMMSホストに加入するモジュール354;1つ以上のMMSホストと能力について交換するモジュール356;MMSホストからメディアコンテンツを要求するモジュール358;MMSホストから、メディアコンテンツを取り出してストリーミングするモジュール360;MMSホストに制御コマンドを発行するモジュール362;MMSホストにフィードバックを提供するモジュール364を備えていてもよい。モジュール352、354、356、358、360、362、および364のそれぞれは、図2に図示したMMSクライアント250の、プロセッサ252と、メモリ254と、IPインターフェース256とを備えていてもよい。
【0051】
ホストを発見するモジュール352によるMMSホストの発見は、図2に図示したIPインターフェース256を利用して、MMSホストの利用可能性についての情報を取り出すことを含んでもよい。1つ以上のMMSホストに加入するモジュール354は、同様に、IPインターフェース256を利用して、MMSホストに対する加入を受け入れるおよび/または要求することを含んでもよい。MMSホストと能力について交換するモジュール356は、MMSホストにより利用されることになるMMSクライアントの能力についての情報を提供して、MMSクライアント350に適切なメディアコンテンツを提供してもよい。この能力についての交換は、MMSホストとの接続の確立のときに同時であってもよく、または、交換は、例えば、MMSクライアント350において特定の特徴がイネーブルされるときに、促されてもよく、もしくは、更新されてもよい。
【0052】
MMSホストからメディアコンテンツを要求するモジュール358は、その元々の形態で、または、元々のコンテンツの何らかの適切な導出形態で記憶されているコンテンツを要求してもよい。メディアコンテンツを取り出してストリーミングするモジュール360は、1つ以上のMMSホストとの1つ以上の論理リンクを利用して、メディアコンテンツを取り出してストリーミングしてもよい。MMSホストに制御コマンドを発行するモジュール362は、プレイバック、再生、一時停止、停止、早送り、巻き戻し、ティアダウン、または、プレイバック処理に対応する、MMSホストへの他の何らかの適切なコマンドを開始することのような、制御コマンドを発行してもよい。制御コマンドを発行するこのモジュール362は、図2に図示したようなMMSクライアント250内で、ユーザインターフェース258からの入力を受け入れてもよい。メディアコンテンツストリーミングステータスについてのフィードバック情報を1つ以上のMMSホストに提供するモジュール364は、リンク品質についてのフィードバック、MMSクライアントにより達成されたデコーディング品質についてのフィードバック、および/または、MMSクライアントにおけるユーザ経験に対応するフィードバックについてのフィードバックを提供してもよい。MMSホストとのストリーミングセッションを開始するモジュール366は、MMSクライアントが、MMSクライアントにより開始されたストリーミングセッションとともに、MMSホストにより開始されたストリーミングセッションを通して、メディアコンテンツを受信できるようにしてもよい。
【0053】
図6は、本開示のある態様にしたがって、メディアコンテンツを供給するプロセスを図示するフローチャートによるダイヤグラムである。例示的なプロセスにしたがって、ブロック602では、MMSホストは、例えば、MMSクライアントとの、インターネットプロトコルを利用するリンクのような、論理リンクを確立する。ブロック604では、MMSホストは、MMSクライアントの能力に対応する能力情報に対して要求を送ってもよく、ブロック606では、MMSホストは、要求に応答して、MMSクライアントから能力情報を受信してもよい。ブロック608では、MMSホストは、論理リンクを通して、MMSクライアントとのストリーミングセッションを開始してもよい。
【0054】
ブロック610では、MMSホストは、ローカルメモリ、ローカルカメラ、またはネットワークベースのソースのような、適切なソースからメディアコンテンツを取り出してもよい。ブロック612では、MMSホストは、例えば、メディアコンテンツを複数のメディアコンテンツ分岐に重複させることにより、メディアコンテンツを分岐させてもよい。ブロック614では、MMSホストは、複数のメディアコンテンツ分岐のうちの1つ以上のものに対応するメディアコンテンツを変更してもよい。ブロック616では、MMSホストは、論理リンクを通して、メディアコンテンツをクライアントに供給してもよい。
【0055】
ブロック618では、同時ホスト−クライアントプレイバックモードに対応して、MMSホストは、メディアコンテンツをローカルにレンダリングしてもよい。ブロック620では、MMSホストは、MMSクライアントからのフィードバック情報を受信して応答してもよい。
【0056】
ブロック622〜626は、MMSクライアントに対するメディアコンテンツをインデックス化するプロセスを表している。ブロック622では、MMSホストは、メディアソースからメディアコンテンツに関連する情報を取り出してもよい。ブロック624では、MMSホストは、情報に関連するインデックスをコンパイルしてもよく、ブロック626では、MMSホストは、そのインデックスをMMSクライアントに提供してもよい。
【0057】
図7は、本開示のある態様にしたがって、MMSクライアントにおいて、メディアコンテンツを受信するプロセスを図示しているフローチャートである。ブロック702では、MMSクライアントはMMSホストを発見し、ブロック704では、MMSクライアントは、発見したMMSホストに加入する。ブロック706では、MMSクライアントは、メディアコンテンツを利用する能力に対応する能力情報をMMSホストと共有してもよい。ブロック708では、MMSクライアントは、メディアサーバにより確立された論理リンクを通して、メディアコンテンツを受信する。ブロック710では、MMSクライアントは、“プル”ストリーミングセッションを開始してもよく、ブロック712では、MMSクライアントは、たった今開始したストリーミングセッションを通して、第2のメディアコンテンツを受信してもよい。
【0058】
さまざまな装置および方法を参照して、MMSシステムのいくつかの態様が提示されている。これらの装置および方法は、以下の詳細な説明において記述され、(集合的に“モジュール”と呼ばれる)さまざまなブロック、モジュール、コンポーネント、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズム等による付随した図面において図示されている。これらのモジュールは、電気ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用して実現されてもよい。このようなモジュールが、ハードウェアまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションと、システム全体に課せられる設計の制約とに依存する。
【0059】
例として、モジュールまたはモジュールの何らかの部分、あるいは、モジュールの何らかの組み合わせを、1つ以上のプロセッサを備える“処理システム”により実現できる。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロ制御装置、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、ディスクリートハードウェア回路、および、本開示全体を通して記述したさまざまな機能性を実行するように構成されている他の適切なハードウェアを含む。処理システム中の1つ以上のプロセッサは、ソフトウェアを実行できる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他のものとして言及されるかに関わらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、手順、関数等を意味するように広く解釈されるものである。ソフトウェアは、コンピュータ読取可能媒体上に存在することができる。コンピュータ読取可能媒体は、一時的ではないコンピュータ読取可能媒体とすることができる。一時的ではないコンピュータ読取可能媒体は、例として、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストライプ)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル汎用性ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびに、コンピュータによりアクセスでき、読み取ることができるソフトウェアを記憶および/または命令する他の何らかの適切な媒体を含むことができる。コンピュータ読取可能媒体は、処理システム中に内在させることができ、処理システムの外部にすることができ、または、処理システムを含む複数のエンティティにわたって分散させることができる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータプログラムプロダクト中で具現化することができる。例として、コンピュータプログラムプロダクトは、パッケージングマテリアル中のコンピュータ読取可能媒体を含むことができる。特定のアプリケーションと、システム全体に課せられる全体的な設計の制約とに依存して、本開示全体を通して提示し、記述した機能性をどのように実現することが最良であるかを、当業者は認識するだろう。
【0060】
したがって、1つ以上の例示的な実施形態では、記述した機能は、ハードウェアで、ソフトウェアで、ファームウェアで、または、これらの任意の組み合わせで実現することができる。ソフトウェアで実現された場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとして、コンピュータ読取可能媒体上に記憶させることができ、あるいは、エンコードすることができる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる何らかの利用可能な媒体であってもよい。例として、これらに限定されないが、このようなコンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、あるいは、コンピュータによりアクセスでき、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを伝送または記憶するために使用できる他の何らかの媒体を含むことができる。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。上記のものの組み合わせも、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含めるべきである。
【0061】
図8は、処理システム814を用いる装置800に対するハードウェアインプリメンテーションの例を図示している概念図である。この例では、処理システム814は、バス802によって一般的に表示されている、バスアーキテクチャにより実現されてもよい。バス802は、処理システム814の特定のアプリケーションと、全体的な設計の制約とに依存して、任意の数の相互に接続しているバスおよびブリッジを備えていてもよい。バス802は、プロセッサ804によって一般的に表示されている1つ以上のプロセッサと、コンピュータ読取可能媒体806によって一般的に表示されているコンピュータ読取可能媒体とを含む、さまざまな回路を互いにリンクさせる。バス802はまた、タイミングソース、周辺装置、電圧レギュレータ、および電力管理回路のような、他のさまざまな回路をリンクさせてもよく、他のさまざまな回路は技術的に良く知られており、それゆえ、これ以上は説明しない。バスインターフェース808は、バス802とトランシーバ810との間のインターフェースを提供する。トランシーバ810は、送信媒体を通して、他のさまざまな装置と通信する手段を提供する。装置の性質に依存して、ユーザインターフェース812(例えば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック)がまた提供されてもよい。
【0062】
プロセッサ804は、バス802を管理することと、コンピュータ読取可能媒体806に記憶されているソフトウェアの実行を含む、一般的な処理とを担当する。ソフトウェアは、プロセッサ804により実行されるとき、任意の特定の装置に対して下記に記述したさまざまな機能を処理システム814に実行させる。コンピュータ読取可能媒体806はまた、ソフトウェアを実行するときに、プロセッサ804により操作されるデータを記憶するために使用されてもよい。
【0063】
図8に関連して記述した処理システム814は、MMSホスト102、200、および300を備えていてもよい。特に、処理システム814は、プロセッサ202を備えていてもよい。さらに、図8に関連して記述した処理システム814は、MMSクライアント104、250、および350を備えていてもよい。特に、処理システム814は、プロセッサ252を備えていてもよい。
【0064】
開示したプロセスにおけるステップの特有な順序または階層が、例示的なアプローチの実例であることを理解すべきである。設計選択に基づいて、プロセスにおけるステップの特有な順序または階層は、再構成してもよいことを理解すべきである。添付している方法の請求項は、サンプルの順序におけるさまざまなステップのエレメントを提示しており、提示した特有な順序または階層に限定されることを意味していない。
【0065】
先の説明は、任意の当業者が、ここに記述したさまざまな態様を実施できるように提供している。これらの態様に対するさまざまな修正は、当業者に容易に明らかになり、ここで規定した一般的な原理を、他の態様に適用してもよい。したがって、特許請求の範囲は、ここで示した態様に限定することを意図するものではなく、特許請求の範囲の文言と矛盾しない全範囲に一致させるべきである。エレメントへの単数での言及は、“1つおよび1つのみ”と特に述べられていない限り、“1つおよび1つのみ”を意味することを意図しているのではなく、むしろ“1つ以上の”を意味することを意図している。そうでないことが特に述べられていない限り、“いくつか”という用語は、1つ以上のことを指している。当業者に知られ、または後に知られることになる、本開示全体を通して記述しているさまざまな態様のエレメントに対するすべての構造的および機能的な均等物は、参照によりここに明確に組み込まれ、特許請求の範囲により含まれることを意図している。さらに、ここで開示したものは、このような開示が特許請求の範囲中に明示的に記載されているか否かにかかわらず、公共に捧げられることを意図していない。どの請求項のエレメントも、エレメントが“する手段”というフレーズを使用して明確に記載されていない限り、または、方法の請求項のケースでは、エレメントが“するステップ”というフレーズを使用して記載されていない限り、米国特許法第112条第6パラグラフの規定の下で解釈すべきではない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
メディアサーバからメディアを供給する方法において、
インターネットプロトコルインターフェースを利用して、クライアントとの論理リンクを確立することと、
前記論理リンクを通して、前記クライアントとのストリーミングセッションを開始することと、
メディアソースからメディアコンテンツを取り出すことと、
前記論理リンクを通して、前記クライアントに前記メディアコンテンツを供給することとを含む方法。
【請求項2】
前記メディアコンテンツは、オーディオデータ、ビデオデータ、ピクチャデータ、テキストデータ、グラフィックデータ、センサデータ、またはメタデータのうちの少なくとも1つを含む請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記メディアソースは、ローカルに記憶されたメディアコンテンツ、ネットワーク提供されたメディアコンテンツ、またはライブユーザ発生されたメディアコンテンツのうちの少なくとも1つを含む請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記ネットワーク提供されたメディアコンテンツは、無線ブロードキャスト、フォワードリンクオンリーブロードキャスト、遠隔デバイスから提供されたライブメディアストリーム、インターネットベースのメディアコンテンツ、またはビデオ電話セッションのうちの少なくとも1つを含む請求項3記載の方法。
【請求項5】
前記クライアントの、前記メディアコンテンツを利用する能力に対応する能力情報を前記クライアントから受信することをさらに含む請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記能力情報を受信することは、前記クライアントとの前記ストリーミングセッションの開始に応答して起こる請求項5記載の方法。
【請求項7】
前記能力情報に対する要求を前記クライアントに送ることをさらに含み、
前記能力情報の受信は、前記要求に応答して起こる請求項5記載の方法。
【請求項8】
前記メディアソースから、前記メディアコンテンツに関連する情報を取り出すことと、
前記情報に対応するインデックスをコンパイルすることと、
前記クライアントに前記インデックスを提供することとをさらに含む請求項1記載の方法。
【請求項9】
前記メディアコンテンツに関連する前記情報は、前記メディアコンテンツに関係するメタデータを含む請求項8記載の方法。
【請求項10】
前記ストリーミングセッションを開始することは、前記クライアントとの前記ストリーミングセッションを開始するために、前記メディアサーバ上のユーザインターフェースを利用することを含む請求項1記載の方法。
【請求項11】
前記クライアントに前記メディアコンテンツを供給することより前に、前記メディアコンテンツを変更することをさらに含む請求項1記載の方法。
【請求項12】
前記メディアコンテンツを変更することは:前記メディアコンテンツにラッパーを適用すること;前記ビデオメディアコンテンツの空間的プロパティを変更すること;前記メディアコンテンツの時間的プロパティを変更すること;前記ビデオコンテンツの情報エントロピーを変更すること;または、複数の関係するメディアコンテンツを単一のストリームに多重化すること;のうちの少なくとも1つを含む請求項11記載の方法。
【請求項13】
前記メディアコンテンツを変更することは、マルチメディアメディアコンテンツのうちのオーディオおよびビデオ部分を多重分離することを含む請求項11記載の方法。
【請求項14】
前記メディアコンテンツを供給することは、前記マルチメディアメディアコンテンツの、前記オーディオ部分または前記ビデオ部分のうちの1つのみを前記クライアントに供給することを含む請求項13記載の方法。
【請求項15】
前記メディアコンテンツを変更することは、2次元ビデオメディアコンテンツを3次元ビデオメディアコンテンツに変換することを含む請求項11記載の方法。
【請求項16】
前記メディアコンテンツを変更することは、前記メディアコンテンツを第1のフォーマットから第2のフォーマットにトランスコードすることを含む請求項11記載の方法。
【請求項17】
前記メディアコンテンツをトランスコードすることは、前記メディアコンテンツの圧縮比を増加させること、または、減少させることのうちの少なくとも1つを含む請求項16記載の方法。
【請求項18】
前記メディアコンテンツを複数のメディアコンテンツ分岐に重複させることにより、前記メディアコンテンツを分岐させることをさらに含み、
前記メディアコンテンツを供給することは、前記複数のメディアコンテンツ分岐のうちの1つに供給することを含む請求項1記載の方法。
【請求項19】
前記メディアコンテンツを分岐させることは、前記メディアコンテンツの実質的に同時のマルチユーザプレイバックを可能にするために適応される請求項18記載の方法。
【請求項20】
前記メディアサーバ上の前記複数のメディアコンテンツ分岐のうちの1つに対応する前記メディアコンテンツをローカルにレンダリングすることをさらに含む請求項18記載の方法。
【請求項21】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給することは、前記メディアコンテンツのローカルなレンダリングにより、前記メディアコンテンツの実質的に同時のプレイバックを可能にするために適応される請求項20記載の方法。
【請求項22】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給することは、前記複数のメディアコンテンツ分岐を対応する複数のクライアントに供給することを含む請求項18記載の方法。
【請求項23】
前記複数のメディアコンテンツ分岐を前記対応する複数のクライアントに供給することは、前記複数のクライアントにおいて、前記メディアコンテンツ分岐の実質的に同時のプレイバックを可能にするために適応される請求項22記載の方法。
【請求項24】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給することの前に、前記メディアコンテンツ分岐のうちの1つに対応する前記メディアコンテンツを変更することをさらに含む請求項18記載の方法。
【請求項25】
前記メディアコンテンツを変更することは、少なくとも1つの条件における変化に応答して、少なくとも1つの分岐関連パラメータを動的に制御することを含む請求項24記載の方法。
【請求項26】
前記少なくとも1つの分岐関連パラメータは、前記メディアコンテンツのエンコーディング、前記メディアコンテンツの送信のデータレート、または、クライアントへのリンクの存在のうちの少なくとも1つを含む請求項25記載の方法。
【請求項27】
前記少なくとも1つの条件は、前記クライアントとの論理リンクのチャネル条件、1つ以上のクライアントの利用可能性、または、1つ以上のクライアントとのリンクの開始もしくは終了に対する要求のうちの少なくとも1つを含む請求項25記載の方法。
【請求項28】
前記クライアントからのフィードバック情報を受信して応答することをさらに含む請求項1記載の方法。
【請求項29】
前記フィードバック情報は、前記論理リンクのチャネル条件、前記クライアントにより行われるエラー隠匿措置、または前記クライアントからのプレイバック制御コマンドのうちの少なくとも1つを含む請求項28記載の方法。
【請求項30】
前記論理リンクは、前記メディアサーバから複数のクライアントへの複数のフォワードリンクを含む請求項1記載の方法。
【請求項31】
前記論理リンクは、前記メディアサーバから複数のクライアントにフォワードリンクをブロードキャストすることを含む請求項1記載の方法。
【請求項32】
前記論理リンクは、複数のクライアントから前記メディアサーバへの複数のバックワードリンクを含む請求項1記載の方法。
【請求項33】
前記論理リンクは、前記クライアントとのダイレクトワイヤードまたはワイヤレスインターフェースを含む請求項1記載の方法。
【請求項34】
クライアントにおいて、メディアサーバからメディアを受信する方法において、
前記メディアサーバを発見することと、
前記メディアサーバに加入することと、
前記メディアサーバにより確立された論理リンクを通して、メディアコンテンツを受信することとを含む方法。
【請求項35】
前記メディアコンテンツを利用する能力に対応する能力情報を前記サーバと共有することをさらに含む請求項34記載の方法。
【請求項36】
前記論理リンクは、複数のメディアサーバから前記クライアントへの複数のフォワードリンクを含む請求項34記載の方法。
【請求項37】
前記論理リンクは、前記クライアントから複数のメディアサーバへのバックワードリンクを含む請求項34記載の方法。
【請求項38】
前記メディアサーバとのストリーミングセッションを開始することと、
前記ストリーミングセッションを通して、第2のメディアコンテンツを受信することとをさらに含む請求項34記載の方法。
【請求項39】
前記メディアコンテンツが受信されるときに、リアルタイムで前記メディアコンテンツをレンダリングすることをさらに含む請求項34記載の方法。
【請求項40】
メディアを供給する装置において、
インターネットプロトコルインターフェースを利用して、クライアントとの論理リンクを確立する手段と、
前記論理リンクを通して、前記クライアントとのストリーミングセッションを開始する手段と、
メディアソースからメディアコンテンツを取り出す手段と、
前記論理リンクを通して、前記クライアントに前記メディアコンテンツを供給する手段とを具備する装置。
【請求項41】
前記クライアントの、前記メディアコンテンツを利用する能力に対応する能力情報を前記クライアントから受信する手段をさらに具備する請求項40記載の装置。
【請求項42】
前記メディアソースから、前記メディアコンテンツに関連する情報を取り出す手段と、
前記情報に対応するインデックスをコンパイルする手段と、
前記クライアントに前記インデックスを提供する手段とをさらに具備する請求項40記載の装置。
【請求項43】
前記ストリーミングセッションを開始する手段は、前記クライアントとの前記ストリーミングセッションを開始するために、前記メディアサーバ上のユーザインターフェースを利用する手段を備える請求項40記載の装置。
【請求項44】
前記クライアントに前記メディアコンテンツを供給することより前に、前記メディアコンテンツを変更する手段をさらに具備する請求項40記載の装置。
【請求項45】
前記メディアコンテンツを変更する手段は:前記メディアコンテンツにラッパーを適用する手段;前記ビデオメディアコンテンツの空間的プロパティを変更する手段;前記メディアコンテンツの時間的プロパティを変更する手段;前記ビデオコンテンツの情報エントロピーを変更する手段;または、複数の関係するメディアコンテンツを単一のストリームに多重化する手段;のうちの少なくとも1つを備える請求項44記載の装置。
【請求項46】
前記メディアコンテンツを変更する手段は、マルチメディアメディアコンテンツのうちのオーディオおよびビデオ部分を多重分離する手段を備える請求項44記載の装置。
【請求項47】
前記メディアコンテンツを供給する手段は、前記マルチメディアメディアコンテンツの、前記オーディオ部分または前記ビデオ部分のうちの1つのみを前記クライアントに供給する手段を備える請求項46記載の装置。
【請求項48】
前記メディアコンテンツを変更する手段は、2次元ビデオメディアコンテンツを3次元ビデオメディアコンテンツに変換する手段を備える請求項44記載の装置。
【請求項49】
前記メディアコンテンツを変更する手段は、前記メディアコンテンツを第1のフォーマットから第2のフォーマットにトランスコードする手段を備える請求項44記載の装置。
【請求項50】
前記メディアコンテンツをトランスコードする手段は、前記メディアコンテンツの圧縮比を増加させること、または、減少させることのうちの少なくとも1つを行う手段を備える請求項49記載の装置。
【請求項51】
前記メディアコンテンツを複数のメディアコンテンツ分岐に重複させることにより、前記メディアコンテンツを分岐させる手段をさらに含み、
前記メディアコンテンツを供給する手段は、前記複数のメディアコンテンツ分岐のうちの1つに供給する手段を備える請求項40記載の装置。
【請求項52】
前記メディアコンテンツを分岐させる手段は、前記メディアコンテンツの実質的に同時のマルチユーザプレイバックを可能にするために適応される請求項51記載の装置。
【請求項53】
前記メディアサーバ上の前記複数のメディアコンテンツ分岐のうちの1つに対応する前記メディアコンテンツをローカルにレンダリングする手段をさらに具備する請求項51記載の装置。
【請求項54】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給する手段は、前記メディアコンテンツのローカルなレンダリングにより、前記メディアコンテンツの実質的に同時のプレイバックを可能にするために適応される請求項53記載の装置。
【請求項55】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給する手段は、前記複数のメディアコンテンツ分岐を対応する複数のクライアントに供給する手段を備える請求項51記載の装置。
【請求項56】
前記複数のメディアコンテンツ分岐を前記対応する複数のクライアントに供給する手段は、前記複数のクライアントにおいて、前記メディアコンテンツ分岐の実質的に同時のプレイバックを可能にするために適応される請求項55記載の装置。
【請求項57】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給することの前に、前記メディアコンテンツ分岐のうちの1つに対応する前記メディアコンテンツを変更する手段をさらに具備する請求項51記載の装置。
【請求項58】
前記メディアコンテンツを変更する手段は、少なくとも1つの条件における変化に応答して、少なくとも1つの分岐関連パラメータを動的に制御する手段を備える請求項57記載の装置。
【請求項59】
前記論理リンクは、前記クライアントとのダイレクトワイヤードまたはワイヤレスインターフェースを含む請求項40記載の装置。
【請求項60】
コンピュータプログラムプロダクトにおいて、
コンピュータ読取可能媒体を含み、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
インターネットプロトコルインターフェースを利用して、クライアントとの論理リンクを確立するためのコードと、
前記論理リンクを通して、前記クライアントとのストリーミングセッションを開始するためのコードと、
メディアソースからメディアコンテンツを取り出すためのコードと、
前記論理リンクを通して、前記クライアントに前記メディアコンテンツを供給するためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項61】
前記コンピュータ読取可能媒体は、
前記クライアントの、前記メディアコンテンツを利用する能力に対応する能力情報を前記クライアントから受信するためのコードをさらに含む請求項60記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項62】
前記コンピュータ読取可能媒体は、
前記メディアソースから、前記メディアコンテンツに関連する情報を取り出すためのコードと、
前記情報に対応するインデックスをコンパイルするためのコードと、
前記クライアントに前記インデックスを提供するためのコードとをさらに含む請求項60記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項63】
前記ストリーミングセッションを開始するためのコードは、前記クライアントとの前記ストリーミングセッションを開始するために、前記メディアサーバ上のユーザインターフェースを利用するためのコードを含む請求項60記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項64】
前記コンピュータ読取可能媒体は、
前記クライアントに前記メディアコンテンツを供給することより前に、前記メディアコンテンツを変更するためのコードをさらに含む請求項60記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項65】
前記メディアコンテンツを変更するためのコードは:前記メディアコンテンツにラッパーを適用するためのコード;前記ビデオメディアコンテンツの空間的プロパティを変更するためのコード;前記メディアコンテンツの時間的プロパティを変更するためのコード;前記ビデオコンテンツの情報エントロピーを変更するためのコード;または、複数の関係するメディアコンテンツを単一のストリームに多重化するためのコード;のうちの少なくとも1つを含む請求項64記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項66】
前記メディアコンテンツを変更するためのコードは、マルチメディアメディアコンテンツのうちのオーディオおよびビデオ部分を多重分離するためのコードを含む請求項64記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項67】
前記メディアコンテンツを供給するためのコードは、前記マルチメディアメディアコンテンツの、前記オーディオ部分または前記ビデオ部分のうちの1つのみを前記クライアントに供給するためのコードを含む請求項66記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項68】
前記メディアコンテンツを変更するためのコードは、2次元ビデオメディアコンテンツを3次元ビデオメディアコンテンツに変換するためのコードを含む請求項64記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項69】
前記メディアコンテンツを変更するためのコードは、前記メディアコンテンツを第1のフォーマットから第2のフォーマットにトランスコードするためのコードを含む請求項64記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項70】
前記メディアコンテンツをトランスコードするためのコードは、前記メディアコンテンツの圧縮比を増加させること、または、減少させることのうちの少なくとも1つを行うためのコードを含む請求項69記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項71】
前記コンピュータ読取可能媒体は、
前記メディアコンテンツを複数のメディアコンテンツ分岐に重複させることにより、前記メディアコンテンツを分岐させるためのコードをさらに含み、
前記メディアコンテンツを供給することは、前記複数のメディアコンテンツ分岐のうちの1つに供給することを含む請求項60記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項72】
前記メディアコンテンツを分岐させるためのコードは、前記マルチコンテンツの実質的に同時のマルチユーザプレイバックを可能にするために適応される請求項71記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項73】
前記コンピュータ読取可能媒体は、
前記メディアサーバ上の前記複数のメディアコンテンツ分岐のうちの1つに対応する前記メディアコンテンツをローカルにレンダリングするためのコードをさらに含む請求項71記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項74】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給するためのコードは、前記メディアコンテンツのローカルなレンダリングにより、前記メディアコンテンツの実質的に同時のプレイバックを可能にするために適応される請求項73記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項75】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給するためのコードは、前記複数のメディアコンテンツ分岐を対応する複数のクライアントに供給することを含む請求項71記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項76】
前記複数のメディアコンテンツ分岐を前記対応する複数のクライアントに供給するためのコードは、前記複数のクライアントにおいて、前記メディアコンテンツ分岐の実質的に同時のプレイバックを可能にするために適応される請求項75記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項77】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給することの前に、前記メディアコンテンツ分岐のうちの1つに対応する前記メディアコンテンツを変更するためのコードをさらに含む請求項71記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項78】
前記メディアコンテンツを変更するためのコードは、少なくとも1つの条件における変化に応答して、少なくとも1つの分岐関連パラメータを動的に制御することを含む請求項77記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項79】
前記論理リンクは、前記クライアントとのダイレクトワイヤードまたはワイヤレスインターフェースを含む請求項60記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項80】
メディアを供給する装置において、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに結合されるメモリとを具備し、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
インターネットプロトコルインターフェースを利用して、クライアントとの論理リンクを確立し、
前記論理リンクを通して、前記クライアントとのストリーミングセッションを開始し、
メディアソースからメディアコンテンツを取り出し、
前記論理リンクを通して、前記クライアントに前記メディアコンテンツを供給するように構成されている装置。
【請求項81】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記クライアントの、前記メディアコンテンツを利用する能力に対応する能力情報を前記クライアントから受信するようにさらに構成されている請求項80記載の装置。
【請求項82】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記メディアソースから、前記メディアコンテンツに関連する情報を取り出し、
前記情報に対応するインデックスをコンパイルし、
前記クライアントに前記インデックスを提供するようにさらに構成されている請求項80記載の装置。
【請求項83】
前記ストリーミングセッションを開始することは、前記クライアントとの前記ストリーミングセッションを開始するために、前記メディアサーバ上のユーザインターフェースを利用すること含む請求項80記載の装置。
【請求項84】
前記コンピュータ読取可能媒体は、
前記クライアントに前記メディアコンテンツを供給することより前に、前記メディアコンテンツを変更するためのコードをさらに含む請求項80記載のコンピュータプログラムプロダクト。
【請求項85】
前記メディアコンテンツを変更することは:前記メディアコンテンツにラッパーを適用すること;前記ビデオメディアコンテンツの空間的プロパティを変更すること;前記メディアコンテンツの時間的プロパティを変更すること;前記ビデオコンテンツの情報エントロピーを変更すること;または、複数の関係するメディアコンテンツを単一のストリームに多重化すること;のうちの少なくとも1つを含む請求項84記載の装置。
【請求項86】
前記メディアコンテンツを変更することは、マルチメディアメディアコンテンツのうちのオーディオおよびビデオ部分を多重分離することを含む請求項84記載の装置。
【請求項87】
前記メディアコンテンツを供給することは、前記マルチメディアメディアコンテンツの、前記オーディオ部分または前記ビデオ部分のうちの1つのみを前記クライアントに供給することを含む請求項86記載の装置。
【請求項88】
前記メディアコンテンツを変更することは、2次元ビデオメディアコンテンツを3次元ビデオメディアコンテンツに変換することを含む請求項84記載の装置。
【請求項89】
前記メディアコンテンツを変更することは、前記メディアコンテンツを第1のフォーマットから第2のフォーマットにトランスコードすることを含む請求項84記載の装置。
【請求項90】
前記メディアコンテンツをトランスコードすることは、前記メディアコンテンツの圧縮比を増加させること、または、減少させることのうちの少なくとも1つを含む請求項89記載の装置。
【請求項91】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記メディアコンテンツを複数のメディアコンテンツ分岐に重複させることにより、前記メディアコンテンツを分岐させるようにさらに構成され、
前記メディアコンテンツを供給することは、前記複数のメディアコンテンツ分岐のうちの1つに供給することを含む請求項80記載の装置。
【請求項92】
前記メディアコンテンツを分岐させることは、前記マルチコンテンツの実質的に同時のマルチユーザプレイバックを可能にするために適応される請求項91記載の装置。
【請求項93】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記メディアサーバ上の前記複数のメディアコンテンツ分岐のうちの1つに対応する前記メディアコンテンツをローカルにレンダリングするようにさらに構成されている請求項91記載の装置。
【請求項94】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給することは、前記メディアコンテンツのローカルなレンダリングにより、前記メディアコンテンツの実質的に同時のプレイバックを可能にするために適応される請求項93記載の装置。
【請求項95】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給することは、前記複数のメディアコンテンツ分岐を対応する複数のクライアントに供給することを含む請求項91記載の方法。
【請求項96】
前記複数のメディアコンテンツ分岐を前記対応する複数のクライアントに供給することは、前記複数のクライアントにおいて、前記メディアコンテンツ分岐の実質的に同時のプレイバックを可能にするために適応される請求項95記載の装置。
【請求項97】
前記メディアコンテンツを前記クライアントに供給することの前に、前記メディアコンテンツ分岐のうちの1つに対応する前記メディアコンテンツを変更することをさらに含む請求項91記載の装置。
【請求項98】
前記メディアコンテンツを変更することは、少なくとも1つの条件における変化に応答して、少なくとも1つの分岐関連パラメータを動的に制御することを含む請求項97記載の装置。
【請求項99】
前記論理リンクは、前記クライアントとのダイレクトワイヤードまたはワイヤレスインターフェースを含む請求項80記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2013−513319(P2013−513319A)
【公表日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−542234(P2012−542234)
【出願日】平成22年12月5日(2010.12.5)
【国際出願番号】PCT/US2010/059009
【国際公開番号】WO2011/069142
【国際公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【出願人】(595020643)クゥアルコム・インコーポレイテッド (7,166)
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
【Fターム(参考)】