窓枠及び窓面板(ガラス、メタクリル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、塩化ビニル(PVC)等)に付着する結露(凝縮)防止器具
【課題】結露、水滴、カビ、防音、冷熱橋、窓からの冷気防止、採光性、省エネ対策と課題の多い窓枠を断熱材、帯状熱源で、金属の窓枠全面を被覆し、そこで生まれた中空層中に熱源を配して、暖房を止めた後でも、これ等の事を防ぐと同時に、窓枠が取り付けし易い事を提供する。
【解決手段】主に、窓枠は、発泡材と帯状熱源を利用し断熱効果を高め、窓枠を組立てし易い様に工夫され、誰にでも取り付けが出来る。安全な熱源を消化学性樹脂で形成し、内蔵のセンサーにより、過熱防止装置で形成する。同時に、横枠の上枠に緩やかな斜面の水路(溝)を堀り縦枠を伝わり、窓枠の底部の水切りを通り、外側に排水する事により、水分を排出する。
【解決手段】主に、窓枠は、発泡材と帯状熱源を利用し断熱効果を高め、窓枠を組立てし易い様に工夫され、誰にでも取り付けが出来る。安全な熱源を消化学性樹脂で形成し、内蔵のセンサーにより、過熱防止装置で形成する。同時に、横枠の上枠に緩やかな斜面の水路(溝)を堀り縦枠を伝わり、窓枠の底部の水切りを通り、外側に排水する事により、水分を排出する。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は結露、水滴、カビ、防音、省エネ、冷気防止、冷熱橋防止等の原因となる、窓枠や窓ガラスを断熱材や熱源(電気ヒーター)で暖め、保温する事により、室内の温度を出来るだけ窓面で保てる様に(窓からの外への熱通過率を和らげる)した凝縮器。
【背景技術】
【0002】
従来、窓枠は古くは木材、今日では金属製のアルミニウム、鉄等が中心になり窓ガラスは、二重、三重ガラス、ペアーガラスと一般に呼ばれている。しかし、そのガラス面は改良が進められ、ゾルーゲ法と呼ばれ図▲1▼コーティング膜(ポリウレタン膜)を施し、防止する又は図▲2▼シリーカジルコニアユトリックス中にコロイダルシリカが分散している、特殊な図▲3▼膜ガラスと撥水性分子の仲介役をする、シリカ膜をあらかじめガラス上に施す方法と撥水分子をシリカマトリックスに含ませた、ハイブリット型のコーティング膜をガラス上に施す方法がある。何れにせよ、窓ガラスが透明で外が非常に良く見えるという、発想に基づいている。しかし、高価で非常に高い技術で専門家でないと建造物に取り付ける事は出来ない。しかも、一番大事な窓枠は金属製なので、窓枠を含むガラス面にも結露を作ってしまう欠点を持っている。
【0003】
このような中、ペアーガラスと呼ばれる図▲4▼複層ガラス2枚の板ガラスをスペンサーによって、一定の間隔をおいて合わせ、乾燥空気を入れた後、周囲を封着剤で密着して作られる。又、2枚の板を封着剤を使って複層ガラスを作る代わりに1枚のガラスだけで1体のものの中空複層ガラスとする方法もある。中空部を真空にする。しかし、劣化が起こるので、真空を保つことが難しい。従って真空にせず、乾燥空気を詰める事が多い。(真空ガラスは窓面前面に点状に鉛を使用するため電波の妨げになる)
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図▲1▼から図▲4▼で見て取れるように、重量が大き過ぎ高度な技術、専門的な設置方法等、特にアルミサッシ(窓枠)周りに断熱材が欠け、冷熱橋の原因となる発泡スチロール、PMMA、PC、PS、PVC等の角状材を素材とする必要がある。
【0005】
本発明は、この様な従来の問題点に着目してなされたものである。先ず、窓枠を断熱材と帯状熱源で軽量化する事により、取り付けの容易性(断熱性の高い素材は軽量である)又、これらの素材で窓枠を覆い被せ保温する事により、結露防止に提供する事が目的。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明による凝縮器は中空層中に熱源を有し同時に帯状熱源を有する窓枠、窓面板(PMMA、PC、PS、PVC、ガラス等)を覆いかぶせる方法であるので、そこで生まれた中空層中に熱源を入れた形態である。
【0007】
上記被覆体状に形成された、窓枠、窓板面(PMMA、PC、PS、PVC、ガラス等)を室内側、室外側から両面に用いると好ましくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下添付図のa1〜a8−bを参照して、本発明の形態を説明する。図a1は(平行平面壁の熱通過を例として試算したものである)冬季、屋外の温度5℃のときも内部の温度は常に30℃に保たねばならない室がある。この室は厚さ4mmの窓ガラスを通じて単位面積当たりどれだけの熱が外気へ逃げているか、又、このとき窓ガラスの内側及び外側の温度はいくらになっているか、ただし、ガラスの熱伝導率は、0.76W/(m・K)、ガラス度の内側及び外側の熱伝達率はそれぞれ10及び50W/(m2・K)とする(図a1参照)熱通過率kは
したがって、定常状態においてガラスの単位面積(1m2)を単位時間(1s)に通過する熱流束qは
q=k(θf1−θf2)=7.98(30−5)=199.5W/m2
ガラスの内側の温度をθw1とすると、熱通過量qはまたガラス内側での熱伝達量にも等しい。
よって、
q=h1(θf1−θw2)=10(30−θw1)=199.5 ∴θw1=10.1℃
同様にして、ガラスの外側の温度をθw2とすると、
q=h2(θw2−θf2)=50(θw2−5)=199.5 ∴θw2=9.0℃
これ等の事から、こんなにも短時間で内部の温度が外部へ逃げ出し、暖房を止めて30分もすれば、外気温とほとんど変わらず、その点から、24時間暖房しているのが、結露防止には最も良い方法。もし、24時間、20℃・湿度50%位の条件で部屋が常に保たれていれば、表面結露はほとんどせず、断熱材料の厚みも半分以下で間に合う。つまり、窓枠と中空層中に熱源を備える事は、有効で最大の効果である。又、本発明の基礎となる公式である。
【0009】
そこで、ボディを軽量化するために窓枠は発泡スチロール、PMMA、PC、PS、PVCを含む樹脂系で構成し、図a2の様に熱源とその熱源を窓枠と中空層中にセットしてみたものである。熱源は10W〜60W(定格消費電力)にしその熱源は自己消化性樹脂で形成し内臓のセンサーにより異常過熱を防止装置に形成したものである。大きさは横10cm〜縦5cm高さ3cm程度、また、帯状の長さは窓枠を一回り出来るものとし幅10mm〜15mmのものである。失火を防ぐ為に最高温度を40℃弱に設定。
【0010】
それを図a3の図の様にセットし基となる窓枠と発泡スチロール、帯状熱源、PMMA、PC、PS、PVC等で造られた窓枠と合体し窓の部分に取り付ける。
【0011】
上記実施の形態では、両側開きの窓の場合は図a4の様に室内側、室外側の両側に取り付ける。
【0012】
又、上記実施の形態では、振動や風による劣化で接着剤等からの破損を防ぐため図a5の様に、ストッパー等を取り付けこれらの破損を防ぐ。
【0013】
又、上記実施の形態では、窓枠の四隅に出来る図a6に記した矢印の部分に発生する冷熱橋の部分断熱材で、その部分を埋め熱が外部へ逃げる事を防ぐ。
【0014】
又、上記実施の形態では、どうしても窓枠の上枠には結露や水滴が他の部分より出来易いので図a7上枠には緩やかな勾配の溝を施し、縦枠にその水が、流れ落ち、底部にある水切りを通り外部へ流れ出る様に形成すると良い。
【0015】
又、上記実施の形態では、図a8の様に窓枠の組立てが容易に出来る様に、予め、窓枠棒の上(40mm〜60mmの太さ)に切取り、切り剥ぎが出来る、升(溝)を施してあるので、組立てをしようとする時(窓の大きさが決定されれば)、棒の上にある、切り剥ぎ、升(溝)を強く押すことにより、溝に沿って破れ、升(穴)が出来、その升に、差し込むことにより、窓枠が形成される。この時、必要以外の切取り溝、切り剥ぎ溝は、そこより破損の原因となるので、接着剤と枠と同種類の保護材により溝を埋め補強しておくと良い。又、規格サイズの窓枠に対しては規格とされている定寸に横枠か、縦枠のサイズでカットし、PMMA、PC、PS、PVC、PU、PP、PE、SI等(折り曲げが自由なものジャバラ等も含む)等の何れかを図a8−b窓面となる全面を覆う寸法で貼り付けておけば作業は容易で縦枠であれば、右から左に或いは左から右にPMMA、PC、PS、PVC(折り曲げが自由なものジャバラ等も含む)等を先もって貼り付け、何れか一方に巻き取る事が出来、包装も小さくて済み、持ち歩き等も、取り付ける時に横枠に、上枠、下枠で貼ってあれば、縦枠を横枠の溝に入れるだけで、縦枠の場合であれば、横枠の溝に入れるだけでセットが出来る。
【発明の効果】
【0016】
以上、説明した本発明によれば請求項1記載の発明では基となる窓枠及び窓面を被覆する為に、室内の温度が外に逃げ難くなり、室内の温度を保つ事がより強くなり、結露、省エネ対策となる。
【0017】
又、請求項2記載の発明では基となる窓枠及び窓面を被覆する材料が断熱性の高い素材であるので、窓枠上に出来る結露、窓からの冷気防止、特に底部分は断熱を、より厚く施しておくので冷熱橋の防止にもなる。
【0018】
又、請求項3記載の発明では窓枠及び窓面が多重になるので、防音、又結露し難い状態がなされる為、そこで起きていたカビへの効果も大きい。
【0019】
又、請求項4記載の発明では暖房を止めた後でも、窓面には熱源を有している為、温度が下がり難い為、結露し難い効果がある。
【0020】
又、請求項5記載の発明では被覆体とすべき、本発明の窓枠は専門家でなくとも、非常に簡単取り付けが出来る。その他、非常に安価でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は今日、洗面所用の防曇膜を施した鏡であるポリウレタン膜で、吸水飽和水膜を形成する事により、曇らないガラスが出来ている。
【図2】はシリカ微粒子を含むシリカジルコニア膜で水膜を形成し水膜を維持する。浴室で良く使用されている鏡である。
【図3】は水に濡れるガラス、濡れないガラスを接触角で評価したものである。又、そのガラスの作り方である。
【図4】は複層ガラスの構造図である。
【図a1】本発明が基礎となる平行平面壁の熱通過の理論となる試算を例として仮説しそれを推論にもっていく過程において、図式したものである。この事により熱源が必要と思われた。又、温度差の少ない場合はセンサーが働き、熱源をカットする事にした。図の形状は壁面の断面図である。
【図a2】その熱源の本体の、取り付け図と、熱源の形状を立体図とした図である。
【図a3】窓枠を立体的にし、それを、壁面にセットする立体図である。
【図a4】1枚枠の場合と両枠(左右の窓枠)の場合のセットの仕方を(室内側と室外側)こうする事により両枠(左右の窓枠)の場合も、窓の開閉が出来る事を立体分解図としてみた。
【図a5】風や振動、劣化による破損を防ぐ為、ストッパーをセットした立体図である。
【図a6】冷熱橋の原因となる、窓枠の四隅の部分に断熱材を取り付けた図と取り付け前の図を断面化したものである。
【図a7】窓枠上部(上枠)に結露が実験中に起きた為に、上枠に水路を設けた断面図である。
【図a8】窓枠の切込み溝と切込み穴の溝を立体図で示したものである。
【図a8−b】窓枠の横枠の上枠に横枠の下枠にPMMA、PC、PS、PVC、PU、PP、PE、SIのシート等を貼付けたものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は結露、水滴、カビ、防音、省エネ、冷気防止、冷熱橋防止等の原因となる、窓枠や窓ガラスを断熱材や熱源(電気ヒーター)で暖め、保温する事により、室内の温度を出来るだけ窓面で保てる様に(窓からの外への熱通過率を和らげる)した凝縮器。
【背景技術】
【0002】
従来、窓枠は古くは木材、今日では金属製のアルミニウム、鉄等が中心になり窓ガラスは、二重、三重ガラス、ペアーガラスと一般に呼ばれている。しかし、そのガラス面は改良が進められ、ゾルーゲ法と呼ばれ図▲1▼コーティング膜(ポリウレタン膜)を施し、防止する又は図▲2▼シリーカジルコニアユトリックス中にコロイダルシリカが分散している、特殊な図▲3▼膜ガラスと撥水性分子の仲介役をする、シリカ膜をあらかじめガラス上に施す方法と撥水分子をシリカマトリックスに含ませた、ハイブリット型のコーティング膜をガラス上に施す方法がある。何れにせよ、窓ガラスが透明で外が非常に良く見えるという、発想に基づいている。しかし、高価で非常に高い技術で専門家でないと建造物に取り付ける事は出来ない。しかも、一番大事な窓枠は金属製なので、窓枠を含むガラス面にも結露を作ってしまう欠点を持っている。
【0003】
このような中、ペアーガラスと呼ばれる図▲4▼複層ガラス2枚の板ガラスをスペンサーによって、一定の間隔をおいて合わせ、乾燥空気を入れた後、周囲を封着剤で密着して作られる。又、2枚の板を封着剤を使って複層ガラスを作る代わりに1枚のガラスだけで1体のものの中空複層ガラスとする方法もある。中空部を真空にする。しかし、劣化が起こるので、真空を保つことが難しい。従って真空にせず、乾燥空気を詰める事が多い。(真空ガラスは窓面前面に点状に鉛を使用するため電波の妨げになる)
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図▲1▼から図▲4▼で見て取れるように、重量が大き過ぎ高度な技術、専門的な設置方法等、特にアルミサッシ(窓枠)周りに断熱材が欠け、冷熱橋の原因となる発泡スチロール、PMMA、PC、PS、PVC等の角状材を素材とする必要がある。
【0005】
本発明は、この様な従来の問題点に着目してなされたものである。先ず、窓枠を断熱材と帯状熱源で軽量化する事により、取り付けの容易性(断熱性の高い素材は軽量である)又、これらの素材で窓枠を覆い被せ保温する事により、結露防止に提供する事が目的。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明による凝縮器は中空層中に熱源を有し同時に帯状熱源を有する窓枠、窓面板(PMMA、PC、PS、PVC、ガラス等)を覆いかぶせる方法であるので、そこで生まれた中空層中に熱源を入れた形態である。
【0007】
上記被覆体状に形成された、窓枠、窓板面(PMMA、PC、PS、PVC、ガラス等)を室内側、室外側から両面に用いると好ましくなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下添付図のa1〜a8−bを参照して、本発明の形態を説明する。図a1は(平行平面壁の熱通過を例として試算したものである)冬季、屋外の温度5℃のときも内部の温度は常に30℃に保たねばならない室がある。この室は厚さ4mmの窓ガラスを通じて単位面積当たりどれだけの熱が外気へ逃げているか、又、このとき窓ガラスの内側及び外側の温度はいくらになっているか、ただし、ガラスの熱伝導率は、0.76W/(m・K)、ガラス度の内側及び外側の熱伝達率はそれぞれ10及び50W/(m2・K)とする(図a1参照)熱通過率kは
したがって、定常状態においてガラスの単位面積(1m2)を単位時間(1s)に通過する熱流束qは
q=k(θf1−θf2)=7.98(30−5)=199.5W/m2
ガラスの内側の温度をθw1とすると、熱通過量qはまたガラス内側での熱伝達量にも等しい。
よって、
q=h1(θf1−θw2)=10(30−θw1)=199.5 ∴θw1=10.1℃
同様にして、ガラスの外側の温度をθw2とすると、
q=h2(θw2−θf2)=50(θw2−5)=199.5 ∴θw2=9.0℃
これ等の事から、こんなにも短時間で内部の温度が外部へ逃げ出し、暖房を止めて30分もすれば、外気温とほとんど変わらず、その点から、24時間暖房しているのが、結露防止には最も良い方法。もし、24時間、20℃・湿度50%位の条件で部屋が常に保たれていれば、表面結露はほとんどせず、断熱材料の厚みも半分以下で間に合う。つまり、窓枠と中空層中に熱源を備える事は、有効で最大の効果である。又、本発明の基礎となる公式である。
【0009】
そこで、ボディを軽量化するために窓枠は発泡スチロール、PMMA、PC、PS、PVCを含む樹脂系で構成し、図a2の様に熱源とその熱源を窓枠と中空層中にセットしてみたものである。熱源は10W〜60W(定格消費電力)にしその熱源は自己消化性樹脂で形成し内臓のセンサーにより異常過熱を防止装置に形成したものである。大きさは横10cm〜縦5cm高さ3cm程度、また、帯状の長さは窓枠を一回り出来るものとし幅10mm〜15mmのものである。失火を防ぐ為に最高温度を40℃弱に設定。
【0010】
それを図a3の図の様にセットし基となる窓枠と発泡スチロール、帯状熱源、PMMA、PC、PS、PVC等で造られた窓枠と合体し窓の部分に取り付ける。
【0011】
上記実施の形態では、両側開きの窓の場合は図a4の様に室内側、室外側の両側に取り付ける。
【0012】
又、上記実施の形態では、振動や風による劣化で接着剤等からの破損を防ぐため図a5の様に、ストッパー等を取り付けこれらの破損を防ぐ。
【0013】
又、上記実施の形態では、窓枠の四隅に出来る図a6に記した矢印の部分に発生する冷熱橋の部分断熱材で、その部分を埋め熱が外部へ逃げる事を防ぐ。
【0014】
又、上記実施の形態では、どうしても窓枠の上枠には結露や水滴が他の部分より出来易いので図a7上枠には緩やかな勾配の溝を施し、縦枠にその水が、流れ落ち、底部にある水切りを通り外部へ流れ出る様に形成すると良い。
【0015】
又、上記実施の形態では、図a8の様に窓枠の組立てが容易に出来る様に、予め、窓枠棒の上(40mm〜60mmの太さ)に切取り、切り剥ぎが出来る、升(溝)を施してあるので、組立てをしようとする時(窓の大きさが決定されれば)、棒の上にある、切り剥ぎ、升(溝)を強く押すことにより、溝に沿って破れ、升(穴)が出来、その升に、差し込むことにより、窓枠が形成される。この時、必要以外の切取り溝、切り剥ぎ溝は、そこより破損の原因となるので、接着剤と枠と同種類の保護材により溝を埋め補強しておくと良い。又、規格サイズの窓枠に対しては規格とされている定寸に横枠か、縦枠のサイズでカットし、PMMA、PC、PS、PVC、PU、PP、PE、SI等(折り曲げが自由なものジャバラ等も含む)等の何れかを図a8−b窓面となる全面を覆う寸法で貼り付けておけば作業は容易で縦枠であれば、右から左に或いは左から右にPMMA、PC、PS、PVC(折り曲げが自由なものジャバラ等も含む)等を先もって貼り付け、何れか一方に巻き取る事が出来、包装も小さくて済み、持ち歩き等も、取り付ける時に横枠に、上枠、下枠で貼ってあれば、縦枠を横枠の溝に入れるだけで、縦枠の場合であれば、横枠の溝に入れるだけでセットが出来る。
【発明の効果】
【0016】
以上、説明した本発明によれば請求項1記載の発明では基となる窓枠及び窓面を被覆する為に、室内の温度が外に逃げ難くなり、室内の温度を保つ事がより強くなり、結露、省エネ対策となる。
【0017】
又、請求項2記載の発明では基となる窓枠及び窓面を被覆する材料が断熱性の高い素材であるので、窓枠上に出来る結露、窓からの冷気防止、特に底部分は断熱を、より厚く施しておくので冷熱橋の防止にもなる。
【0018】
又、請求項3記載の発明では窓枠及び窓面が多重になるので、防音、又結露し難い状態がなされる為、そこで起きていたカビへの効果も大きい。
【0019】
又、請求項4記載の発明では暖房を止めた後でも、窓面には熱源を有している為、温度が下がり難い為、結露し難い効果がある。
【0020】
又、請求項5記載の発明では被覆体とすべき、本発明の窓枠は専門家でなくとも、非常に簡単取り付けが出来る。その他、非常に安価でもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は今日、洗面所用の防曇膜を施した鏡であるポリウレタン膜で、吸水飽和水膜を形成する事により、曇らないガラスが出来ている。
【図2】はシリカ微粒子を含むシリカジルコニア膜で水膜を形成し水膜を維持する。浴室で良く使用されている鏡である。
【図3】は水に濡れるガラス、濡れないガラスを接触角で評価したものである。又、そのガラスの作り方である。
【図4】は複層ガラスの構造図である。
【図a1】本発明が基礎となる平行平面壁の熱通過の理論となる試算を例として仮説しそれを推論にもっていく過程において、図式したものである。この事により熱源が必要と思われた。又、温度差の少ない場合はセンサーが働き、熱源をカットする事にした。図の形状は壁面の断面図である。
【図a2】その熱源の本体の、取り付け図と、熱源の形状を立体図とした図である。
【図a3】窓枠を立体的にし、それを、壁面にセットする立体図である。
【図a4】1枚枠の場合と両枠(左右の窓枠)の場合のセットの仕方を(室内側と室外側)こうする事により両枠(左右の窓枠)の場合も、窓の開閉が出来る事を立体分解図としてみた。
【図a5】風や振動、劣化による破損を防ぐ為、ストッパーをセットした立体図である。
【図a6】冷熱橋の原因となる、窓枠の四隅の部分に断熱材を取り付けた図と取り付け前の図を断面化したものである。
【図a7】窓枠上部(上枠)に結露が実験中に起きた為に、上枠に水路を設けた断面図である。
【図a8】窓枠の切込み溝と切込み穴の溝を立体図で示したものである。
【図a8−b】窓枠の横枠の上枠に横枠の下枠にPMMA、PC、PS、PVC、PU、PP、PE、SIのシート等を貼付けたものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
建造物の窓枠、窓ガラス全部を、窓枠は主に発泡スチロールと帯状熱源(凍結帯)10W〜60Wで、窓ガラスの部分はPMMA、PC、PS、PVC等で高さ20mm〜60mmで覆い、そこで窓ガラスとPMMA、PC、PS、PVCその他、何れかの材料で作られた、窓面板との間に生まれた中空層中に熱源を取り付け、その熱源で室内の温度が急速に外部温度とぶつかり、外に室温が逃げない防止策と図a7窓枠の横枠上枠には緩やかな勾配の水路(溝)を施し、縦枠にその水が流れ落ち底部にある水切りを通り、外へ流れ出る様に工夫されている。
【請求項2】
上記窓枠は軽量素材及び断熱性の高い素材と帯状熱源で構成され(窓枠部分のアルミニウム熱伝導率は180kcal/mh℃鉄38〜47kcal/mh℃木材0.11〜0.15kcal/mh℃プラスチック、及び樹脂系0.15〜0.25kcal/mh℃)その為、発泡スチロール、PMMA、PC、PS、PVCを含む樹脂系で窓枠を構成することにより、窓からの冷気防止とする。また、冷熱橋の防止にもなることを特徴とする凝縮器。
【請求項3】
基になる窓枠及び窓面板(ガラス、PMMA、PC、PS、PVC等)を覆いかぶせる事により、防音対策はより効果的になる事を特徴とする凝縮器。(透明性が高いものは非結晶性のもが多く、透明性が一番高いのはメタクリル樹脂)
【請求項4】
上記窓は、透明にする事により、採光に優れ水滴や結露による不透明性を防止するため、建造物の窓枠そのものまで覆い、高さ20mm〜60mmでその上面にPMMA、PC、PS、PVC等の透明板を貼り付ける事により中空とする事が出来る。その基になるガラス面及びPMMA、PC、PS、PVC等の板面と新に覆いつけた板面との間に出来た中空層中に10w〜60w(定格消費電力)の熱源を用いる。この熱源で外側(室外)と内側(室内)の気温の差を熱源のセンサーにより中空層中を20℃〜23℃に調整をする事により、水滴、結露で生じる不透明性を防止する。勿論シリカゲルも中空層中に入れておくと尚良い。
【請求項5】
上記窓枠の縦枠は、一般住居用の1800mm位とし、その枠に40mm〜60mm間隔で窓枠になる図a8両方向に始めから横枠が通る幅で穴が開くように枠材に切込み溝を入れておき、強く押す事によってそこが切込み溝に沿って割れ、何れかの方向より押し通す事により、貫通しそこに、窓枠の幅となる横枠を差し込む事により、40mm〜60mm間隔で自由に長さが設定出来、しかも、その間隔の間に切り落とす為の切取り溝があるので、そこで簡単に切断が出来る。又、縦横枠とも自由の長さを楽に設定出来る(セットする時先ず、必要としなかった切込み溝には、接着剤で、その切込み溝を塞ぐ事で保護、補強が出来る。その後に必要とする切込み溝を押し開ける)それと同時に規格サイズの窓枠に対しては規格とされている定寸に横枠か、縦枠の規格サイズでカットし、PMMA、PC、PS、PVC、PU、PP、PE、SIのシート(折り曲げが自由なものジャバラ等も含む)等の何れかを図a8−b窓面となる全面を覆う寸法で、貼り付けておけば後での、作業は容易で縦枠であれば、PMMA、PC、PS、PVC、PU、PP、PE、SIのシート(折り曲げが自由なものジャバラ等も含む)等を縦枠2本(左右)に先もって貼り付け、何れか一方に巻き取る事が出来、包装も小さくて済み、持ち歩き等も容易である。取り付ける時に、縦枠を横枠の溝に入れるだけで、縦枠の場合であれば、横枠の溝に入れるだけでセットが出来る。
【請求項1】
建造物の窓枠、窓ガラス全部を、窓枠は主に発泡スチロールと帯状熱源(凍結帯)10W〜60Wで、窓ガラスの部分はPMMA、PC、PS、PVC等で高さ20mm〜60mmで覆い、そこで窓ガラスとPMMA、PC、PS、PVCその他、何れかの材料で作られた、窓面板との間に生まれた中空層中に熱源を取り付け、その熱源で室内の温度が急速に外部温度とぶつかり、外に室温が逃げない防止策と図a7窓枠の横枠上枠には緩やかな勾配の水路(溝)を施し、縦枠にその水が流れ落ち底部にある水切りを通り、外へ流れ出る様に工夫されている。
【請求項2】
上記窓枠は軽量素材及び断熱性の高い素材と帯状熱源で構成され(窓枠部分のアルミニウム熱伝導率は180kcal/mh℃鉄38〜47kcal/mh℃木材0.11〜0.15kcal/mh℃プラスチック、及び樹脂系0.15〜0.25kcal/mh℃)その為、発泡スチロール、PMMA、PC、PS、PVCを含む樹脂系で窓枠を構成することにより、窓からの冷気防止とする。また、冷熱橋の防止にもなることを特徴とする凝縮器。
【請求項3】
基になる窓枠及び窓面板(ガラス、PMMA、PC、PS、PVC等)を覆いかぶせる事により、防音対策はより効果的になる事を特徴とする凝縮器。(透明性が高いものは非結晶性のもが多く、透明性が一番高いのはメタクリル樹脂)
【請求項4】
上記窓は、透明にする事により、採光に優れ水滴や結露による不透明性を防止するため、建造物の窓枠そのものまで覆い、高さ20mm〜60mmでその上面にPMMA、PC、PS、PVC等の透明板を貼り付ける事により中空とする事が出来る。その基になるガラス面及びPMMA、PC、PS、PVC等の板面と新に覆いつけた板面との間に出来た中空層中に10w〜60w(定格消費電力)の熱源を用いる。この熱源で外側(室外)と内側(室内)の気温の差を熱源のセンサーにより中空層中を20℃〜23℃に調整をする事により、水滴、結露で生じる不透明性を防止する。勿論シリカゲルも中空層中に入れておくと尚良い。
【請求項5】
上記窓枠の縦枠は、一般住居用の1800mm位とし、その枠に40mm〜60mm間隔で窓枠になる図a8両方向に始めから横枠が通る幅で穴が開くように枠材に切込み溝を入れておき、強く押す事によってそこが切込み溝に沿って割れ、何れかの方向より押し通す事により、貫通しそこに、窓枠の幅となる横枠を差し込む事により、40mm〜60mm間隔で自由に長さが設定出来、しかも、その間隔の間に切り落とす為の切取り溝があるので、そこで簡単に切断が出来る。又、縦横枠とも自由の長さを楽に設定出来る(セットする時先ず、必要としなかった切込み溝には、接着剤で、その切込み溝を塞ぐ事で保護、補強が出来る。その後に必要とする切込み溝を押し開ける)それと同時に規格サイズの窓枠に対しては規格とされている定寸に横枠か、縦枠の規格サイズでカットし、PMMA、PC、PS、PVC、PU、PP、PE、SIのシート(折り曲げが自由なものジャバラ等も含む)等の何れかを図a8−b窓面となる全面を覆う寸法で、貼り付けておけば後での、作業は容易で縦枠であれば、PMMA、PC、PS、PVC、PU、PP、PE、SIのシート(折り曲げが自由なものジャバラ等も含む)等を縦枠2本(左右)に先もって貼り付け、何れか一方に巻き取る事が出来、包装も小さくて済み、持ち歩き等も容易である。取り付ける時に、縦枠を横枠の溝に入れるだけで、縦枠の場合であれば、横枠の溝に入れるだけでセットが出来る。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図a1】
【図a2】
【図a3】
【図a4】
【図a5】
【図a6】
【図a7】
【図a8】
【図a8−b】
【図2】
【図3】
【図4】
【図a1】
【図a2】
【図a3】
【図a4】
【図a5】
【図a6】
【図a7】
【図a8】
【図a8−b】
【公開番号】特開2009−191598(P2009−191598A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−63324(P2008−63324)
【出願日】平成20年2月15日(2008.2.15)
【出願人】(599031386)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年2月15日(2008.2.15)
【出願人】(599031386)
【Fターム(参考)】
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