説明

粒子状添加物を含有する食用ペーストの製造方法およびインラインミキサ

【課題】食品を移送する管内で必要に応じて固形物粒子を短い距離で効率よく均質化されるように混合でき、簡単に洗浄できるようにする。
【解決手段】調製された食用ペーストAをポンプで加圧して移送し、粒子状添加物Bを加えた後、第1のインラインミキサ1から押出し、さらに第2のインラインミキサ2を通過させる。第1のインラインミキサ1は、筒状ケーシング3内に設けられ、多数の小孔4を有する第1小径筒5と、別途設けた第2小径筒9とで構成される。第2小径筒9は第1小径筒5と同じ構造で筒状ケーシング3内に逆向きに配置される。第1小径筒5の小孔4の外側に粒子状添加物およびフラワーペーストなどの食用ペーストを押し出し、これを第2小径筒9の多数の小孔4から内部に導入し、第2小径筒9の末端から混合物を送り出す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、菓子やパンなどの内部に詰めたり外側に塗ったりするフラワーペーストなどの食用ペーストの製造方法に関し、特に粒子状固形物を含有する食用ペーストの製造方法および粒子状添加物を含有する食用ペースト混合用のインラインミキサに関する。
【背景技術】
【0002】
食品工業上重要な食用ペーストの一種であるフラワーペーストは、小麦粉、澱粉、ナッツ類またはその加工品、ココア、チョコレート、コーヒー、果汁、芋類、豆類または野菜類を主原料とし、これに砂糖、油脂、粉乳、卵、小麦粉などを加え、加熱殺菌してペースト状(クリーム状のものを含めていう。)としたものであり、パンまたは菓子類に充填または塗布して用いられる。
【0003】
このようなペースト状のフラワーペーストに対して、例えばバニラビーンズ、ゴマ、ケシの実その他の微小なシード(種子)類または天然香料や香味料のような固形物等を含む粒子を添加混合する工程を必要とする場合がある。
【0004】
このような食用ペーストに粒子状添加物を混合する工程は、食品製造ライン内において、製品の種類ごとに仕込み段階から行なわれる場合が多い。それはフラワーペーストなどのように高粘度の食用ペーストには特有の滑らかな食感を維持する必要があるため、製品ごとにバッチ式混合方法により少量の粒子状添加物を添加した後に、充分に混合しなければ良品が得られないと考えられるからである。
【0005】
ところで、食品製造以外の分野である塗料製造工程では、自動化された製造ライン内に流体を連続供給し、製造ラインと同程度の配管径のケーシング内で、液体同士を混合分散させるインラインミキサがあり、例えば円筒状のケーシング内に多数の孔の開いた複数の固定式円板と多数の孔の開いた複数の回転式円板とを軸線方向に沿って交互に配置し、回転式円板を支持する回転軸をケーシング外部の駆動装置で回転駆動するようにしたインラインミキサが知られている(特許文献1)。
【0006】
このようなインラインミキサは、液体同士の混合用途に開発されたものであり、流体が回転式円板の孔を通過する際に、回転板が回転することによって分断され、その際に流体断面の位相が分断前に比べて異なるようになり、回転板の多数の孔から固定板の多数の孔を通過していく流体が、均一に混合されるものである。
【0007】
【特許文献1】特開2002−306941号公報(請求項1、段落[0006])
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上記したようにフラワーペースト等の食用ペーストに固形物粒子を添加混合する際にバッチ式手法で混合すると、製品を連続的に生産することができず、さらに異なる固形物粒子を混合する際には、製造ライン全てを完全に洗浄する必要がある。
【0009】
また、製造工程において食品を移送する管(ライン)内に、スタティックミキサー(静止型混合器)などの螺旋状経路で混合工程を行なう場合には、長い混合ラインが必要で、ライン内に固形物粒子が残存しやすくなり、これが同ラインで製造される別の製品に混ざり、または固形物粒子の香りが異臭として感じられることなどが懸念される。また、アレルギー物質が他の製品に混入することも考えられる。
【0010】
このような不具合が発生する恐れがある場合には、製造ラインを止めて完全に洗浄作業を行なわねばならないが、このとき複雑な機構部分の完全洗浄は困難である。
【0011】
したがって、自動化された製造ライン内に固形物粒子を必要に応じて供給することは避けられる傾向が強く、そのために消費者の多様な嗜好に応じて多様な香味ある固形物粒子入りのフラワーペースト等の食用ペーストを少量ずつ多種類生産することは実際上困難なことであった。
【0012】
そこで、この発明の課題は、上記した問題点を解決して食品を移送する管(ライン)内で必要に応じて固形物粒子を短い距離で効率よく均質化されるように混合でき、しかも品質がよく、また洗浄が簡単であって衛生面からも好ましい条件で製造できる粒子状添加物含有食用ペーストの製造方法とし、または粒子状添加物含有食用ペーストを効率よく得られるインラインミキサとすることである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記の課題を解決するために、この発明においては、筒状ケーシング内に、先端が閉鎖され周壁に多数の小孔を有する第1小径筒を挿入して設け、この第1小径筒は基端に開口した大径部を有し、この大径部を前記筒状ケーシングに密接させて固定し、第1小径筒と同構造で別途設けた第2小径筒を前記筒状ケーシング内に第1小径筒と先端同士を向き合わせて配置し、第1小径筒の開口端から内部に食用ペーストと粒子状添加物とを圧入し、第1小径筒の小孔外側に押出された粒子状添加物および食用ペーストを第2小径筒の多数の小孔から小径筒内に導入することにより、第2小径筒の開口端から押出された粒子状添加物と食用ペーストの混合物を得ることからなる粒子状添加物を含有する食用ペーストの製造方法としたのである。
【0014】
上記したように構成されるこの発明の製造方法では、粒子状添加物が添加された食用ペーストが第1小径筒の開口端内部に導入され、この第1小径筒の周壁に作られた多数の小孔から粒子状添加物含有の食用ペーストが押出され、筒状ケーシング内側に押出される。その際に、粒子状添加物を含有する食用ペーストは、周壁の多数の小孔から様々な方向に押出され、また集合することにより混合と分散が進行する。
【0015】
次いでケーシングと第1小径筒および第2小径筒の間を移送された粒子状添加物含有の食用ペーストは、第2小径筒周壁の多数の小孔から小径筒内に導入され、その際に様々な方向から集められた粒子状添加物含有の食用ペーストが混じり合い、混合と分散がさらに進行した状態で開口端から移送管の下流へと吐出される。
【0016】
筒形ケーシング内で周壁に多数の小孔を有する第1小径筒と同構造で別途設けた第2小径筒を移送管内で第1小径筒と先端同士を向き合わせて配置し、このインラインミキサを粒子状添加物を含有する食用ペーストを強制的に押出し通過させるという簡単な製造工程を設けると、粒子状添加物と食用ペーストを短い距離のライン内で効率よく均質に混合分散させることができる。
【0017】
そして、第2小径筒の基端から取り出された粒子状添加物を含有する食用ペーストをさらに仕上げ混合する工程を設けた粒子状添加物を含有する食用ペーストの製造方法においては、仕上げ混合工程を、筒状ケーシング内に1以上の回転する動翼と1以上の固定された多孔円板とを軸線方向に沿って交互に配置したインラインミキサに食用ペーストを通過させる工程とすることにより、粒子状添加物を含有する食用ペーストの混合物を、確実に均質化することができる。
【0018】
この製造方法では、インラインミキサの構造として、筒状ケーシング内に1以上の回転する動翼を配置すると共に、2つの動翼の間に多孔円板とを固定して設け、軸線方向に沿って交互に回転する動翼と固定された多孔円板を配置したという構造が採用され、前述の2つの小径筒を対向させたものを通過しただけでは完全に混合されなかった場合でも、回転動翼または軸の周囲の軸方向への流れが多孔円板の通過と共に作用し、すなわち、せん断と混合、分断工程が強く複数回作用して均一に粒子状添加物が混合分散する。
【0019】
このような均一混合の工程で好ましい状態に混合できる粒子状添加物としては、バニラビーンズ、摩砕した(いわゆる摩り下ろした)リンゴ果実またはみかんさのうが好ましい結果を得ている。これらを一種または二種以上組み合わせて用いることもできる。
【0020】
また、これらの粒子状添加物含有食用ペーストの製造方法に係る発明に用いられるインラインミキサは、筒状ケーシング内に、先端が閉鎖されかつ基端の大径部が前記筒状ケーシングと密着する径であると共に周壁に多数の小孔を有する第1小径筒を設け、この第1小径筒と同構造で別途設けた第2小径筒を前記筒状ケーシング内に第1小径筒と先端同士を向き合わせて配置してなる構造のものを採用することが好ましい。
【発明の効果】
【0021】
食用ペーストの製造方法に係る発明は、周壁に多数の小孔を有する第1小径筒と同構造で別途設けた第2小径筒を円筒形ケーシング内で第1小径筒と先端同士を向き合わせて配置し、このインラインミキサを強制通過させるという簡単な製造工程を設けたことにより、食品を移送する管内で必要に応じて粒子状添加物を短い距離で効率よく均質化されるように混合でき、しかも連続的に生産を行なう場合に品質や衛生面からも好ましい条件で製造できる粒子状添加物を含有する食用ペーストの製造方法となる利点がある。
【0022】
また、上記の製造方法の工程として、第2小径筒の基端から取り出された粒子状添加物を含有する食用ペーストをさらに均質に混合する工程を設けた発明では、上記の利点がより確実に奏される。
【0023】
また、この発明のインラインミキサに係る発明では、粒子状添加物を含有する食用ペーストを移送する管(ライン)内で必要に応じて固形物粒子を短い距離で効率よく均質化されるように混合でき、しかも連続的に生産を行なう場合に品質や衛生面からも好ましい条件で製造できるインラインミキサとなる利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
この発明の粒子状添加物を含有する食用ペーストの製造方法と、これに用いたインラインミキサの実施形態を、以下に添付図面に基づいて説明する。
【0025】
図1〜3に示すように、実施形態の粒子状添加物を含有する食用ペーストの製造方法は、穀物粉および油脂を含む原材料から図外の工程で調製されたフラワーペーストなどの食用ペーストAをポンプ(ロータリーポンプ)などで加圧して移送し、図外の自動添加機からバニラビーンズなどの粒子状添加物Bを加えた後、第1のインラインミキサ1から粒子状添加物含有食用ペーストを押出し、さらに均質に混合する工程として第2のインラインミキサ2を用い、これにペーストを通過させる工程からなる粒子状添加物含有食用ペーストの製造方法である。
【0026】
図2に示すように、前記した第1のインラインミキサ1は、筒状ケーシング3内に設けられて周壁に多数の小孔4を有し、第1小径筒5の開口端6の内部にフラワーペーストのような高粘度の食用ペーストを導入し混合物を送り出すものであり、第1小径筒5は下流側の先端部7を閉鎖し、ペーストの流れに対向して開いた開口端6の外周部分である大径部8を筒状ケーシング3の内周面に密接させている。別途設けた第2小径筒9は、第1小径筒5と同じ構造のものであり、筒状ケーシング3内で第1小径筒5の下流側に、第1小径筒5と先端部7同士を向き合わせて対向配置されている(図1参照)。
【0027】
第1のインラインミキサ1は、管内を流れるフラワーペーストなどの食用ペーストを第1小径筒5内に導入し、その小孔4の外側に粒子状添加物および食用ペーストを押し出し、これを第2小径筒9の多数の小孔4から内部に導入し、第2小径筒9の末端から混合された粒子状添加物含有の食用ペーストを送り出す構造なので、管の内壁に沿って流れる食用ペーストと管の中央付近を流れる食用ペーストとを良く混合する機能がある。
【0028】
次の工程で用いる第2のインラインミキサ2は、筒状ケーシング10内に外部の電動モータ11で回転するプロペラ状動翼12、13およびハブ状動翼14を設け、これらの間および軸線方向の両端に合計4枚の多孔円板15を固定したものである。
【0029】
この発明に用いる食用ペーストは、特に限定された食品または食品原料をいうものではなく、野菜、肉、魚介、果物などの食品を生の状態または加熱した後、必要に応じてすりつぶしたり裏ごしにかけたりして、あまり大きな塊のない柔らかでなめらかな状態に調製したものを広く一般的な意味において言うものであり、その具体例としては、フルーツジャム、練り餡、大豆餡、芋餡、栗餡、フルーツスプレット、フルーツプレパレーション、フラワーペースト、チョコレートフラワーペースト、バタークリームなどの製菓用または製パン用のフィリング類の他、パン用カレー、ピザソース、マヨネーズ、粥など周知のペースト状食品を挙げることができる。
【0030】
また、前記のフラワーペーストとは、前述したようにパン、パイまたはシュークリームなどの菓子類に充填または塗布して食用に供される一般的な穀物粉および油脂を含む材料を採用したものなどである。穀物粉の代表例としては、小麦粉であるが、米粉、トウモロコシ粉などを使用してもよく、これらに油脂を加え、さらに澱粉、ナッツ類またはその加工品、ココア、チョコレート、コーヒー、果汁、芋類、豆類または野菜類、砂糖、粉乳、卵などを加え、加熱殺菌してペースト状としたものである。
【0031】
このようなフラワーペーストやその他の食用ペーストに添加される粒子状添加物としては、例えばバニラビーンズ、摩砕したリンゴ果実またはみかんの「さのう」の他、ゴマ、ケシ、クミンシードその他の微小なシード(種子)類またはシナモン、抹茶などの粉末状の天然香料や香味料、またはトウガラシ粉、粉コショウ、ターメリックなどの粉末状香辛料その他の固形物が挙げられる。このような固形物粒子の粒径は、50μmから5mm程度のものを添加混合可能なものとして例示できる。
【0032】
ここで、図2(a)(b)に示されるように第1のインラインミキサ1の設置状態は、筒状ケーシング3の両端部に設けたフランジ18でラインに取付けられており、内周面には大径部8の係止用小径部(当たり)19を設けており、第1小径筒5および第2小径筒(第1小径筒と同構造で逆向き配置される。)9と2つ一組で使用され、フランジ18の内側のパッキング20で液密に内装されている。筒状ケーシング3は、円筒形状のものを図示したが、多角形筒型など周知の筒形のケーシングを採用することもできる。
【0033】
第1小径筒5および第2小径筒9の周壁に作られた小孔4の形状と数と配列については、特に限定されることはなく、食用ペーストの流動性に応じて一定速度で粒子状添加物を添加しやすいように、その孔形状と孔径と孔数および配置(間隔や列)を適宜に設計変更できる。図示した実施形態では、第1小径筒5の先端部7近くに周方向に等間隔で8箇所の小孔4一列に形成している。
【0034】
図1および図3に示す仕上げ混合工程に用いる第2のインラインミキサ2は、筒状ケーシング10内に外部電動モータ11で回転する駆動軸21に、プロペラ状動翼12、13、ハブ状動翼14を先端から順に取り付け、さらにこれらの間および両端には筒状ケーシング10の内周部分に沿わせて固定リングにねじ止め固定された多孔円板15を設けている。多孔円板15に形成する孔の形状や数は、特に限定されるものではなく、周方向に円、楕円、長円または多角形を一列以上に配置した周知の多孔形態であってよい。
【0035】
このようにすると、第2のインラインミキサ2の先端開口22から側面開口23へ通り抜ける粒子状添加物含有の食用ペーストは、プロペラ状動翼12、13、ハブ状動翼14による軸方向下流への流れ、およびこれらの間等に配置された4枚の多孔円板15を通過するから、食用ペーストが強くせん断され、次いで混合されまたは分断が作用してより均一に粒子状添加物が分散する。
【0036】
このようなインラインミキサは、比較的簡単な構造でありながら、食用ペーストに対して少量の粒子状添加物を短い距離で効率よく混合するから、固形物粒子がライン内に残存する可能性が低くなり、連続的に混合する場合や洗浄して使用する場合においても、食用ペーストの品質や衛生面からも好ましい粒子状添加物含有食用ペーストを製造できるものであるといえる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】実施形態の製造工程およびそれに用いる製造装置を示す製造工程等説明図
【図2】(a)実施形態に用いるインラインミキサの断面図、(b)図2(a)のII−II線断面図
【図3】実施形態に用いる第2のインラインミキサの断面図
【符号の説明】
【0038】
1 第1のインラインミキサ
2 第2のインラインミキサ
3、10 筒状ケーシング
4 小孔
5 第1小径筒
6 開口端
7 先端部
8 大径部
9 第2小径筒
11 電動モータ
12、13 プロペラ状動翼
14 ハブ状動翼
15 多孔円板
16 円柱状ノズル
17 吐出孔
18 フランジ
19 係止用小径部
20 パッキング
21 駆動軸
22 先端開口
23 側面開口
A 食用ペースト
B 粒子状添加物

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状ケーシング内に、先端が閉鎖され周壁に多数の小孔を有する第1小径筒を挿入して設け、この第1小径筒は基端に開口した大径部を有し、この大径部を前記筒状ケーシングに密接させて固定し、第1小径筒と同構造で別途設けた第2小径筒を前記筒状ケーシング内に第1小径筒と先端同士を向き合わせて配置し、第1小径筒の開口端から内部に食用ペーストと粒子状添加物とを圧入し、第1小径筒の小孔外側に押出された粒子状添加物および食用ペーストを第2小径筒の多数の小孔から小径筒内に導入し、第2小径筒の開口端から押出された粒子状添加物と食用ペーストの混合物を得ることからなる粒子状添加物を含有する食用ペーストの製造方法。
【請求項2】
請求項1に記載の第2小径筒の基端から得られる粒子状添加物を含有する食用ペーストをさらに均質に混合する工程を設け、この混合工程は、円筒状ケーシング内に1以上の回転する動翼と1以上の固定された多孔円板とを軸線方向に沿って交互に配置したインラインミキサを設け、これに粒子状添加物を含有する食用ペーストを通過させる工程である粒子状添加物を含有する食用ペーストの製造方法。
【請求項3】
粒子状添加物が、バニラビーンズ、摩砕したリンゴ果実およびみかんさのうから選ばれる一種以上の粒子状添加物である請求項1または2に記載の食用ペーストの製造方法。
【請求項4】
筒状ケーシング内に、先端が閉鎖されかつ基端の大径部が前記筒状ケーシングと密着する径であると共に周壁に多数の小孔を有する第1小径筒を設け、この第1小径筒と同構造で別途設けた第2小径筒を前記筒状ケーシング内に第1小径筒と先端同士を向き合わせて配置してなる請求項1または請求項2に記載の粒子状添加物を含有する食用ペーストの製造用のインラインミキサ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−158296(P2006−158296A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−354457(P2004−354457)
【出願日】平成16年12月7日(2004.12.7)
【出願人】(391013472)株式会社田中食品興業所 (1)
【Fターム(参考)】