説明

純スクロースの味覚プロファイルを有する、高フルクトースコーンシロップ(HFCS42またはHFCS55)と、高甘味度甘味料との混合物

本発明は、HFCS 55に匹敵し得る甘味および味覚プロファイルを有する食料品を製造するのに用いる甘味用組成物に関する。甘味料組成物は、HFCS 55、HFCS 42およびスクロースからなる群より選択される少なくとも一種の炭水化物甘味料を、有効な量の高甘味度甘味料組成物と共に含むのが普通である。高甘味度甘味料組成物は、アセスルファームK、アスパルテームおよびスクラロースを含む。発明のカロリー低下甘味料組成物を用いて形成される食料品は、HFCS 55に匹敵し得る味覚プロファイルおよび50%以上のカロリー低下を示す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、甘味料組成物に関する。一層特には、本発明は、高フルクトースコーンシロップを単独で組み込んだ飲料に匹敵し得る甘さおよび味覚プロファイルを有する、低カロリーの飲料を製造するのに用いる甘味料組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
炭水化物は、歴史的に、飲料等のような種々の食品に甘さを与えるのに用いられてきた。遺憾ながら、炭水化物甘味料は、高カロリー性である。従来の炭水化物甘味料は、サトウキビまたは砂糖大根から誘導されるスクロース、および高フルクトースコーンシロップ(「HFCS」)を含む。
【0003】
HFCSは、シロップ中のグルコースを酵素イソメラーゼによって異性化してフルクトースにすることから誘導される異性化されたコーンシロップから形成される一般的な液体甘味料である。HFCSは、典型的には、フルクトース42%を含有するHFCS 42、またはフルクトース55%を含有するHFCS 55のいずれかとして入手可能である。これらの二種のHFCSの味覚プロファイルは、互いに異なる。その上、これらのHFCSの両方の味覚プロファイルは、砂糖とも異なる。それでも、HFCSは、主に価格の理由で、砂糖の代わりに広範囲の食品や飲料に組み込まれるのが普通である。HFCS 42は、HFCS 55に比べて一層経済的である。しかし、HFCSの中で、HFCS 55の味覚プロファイル、すなわち甘さレベルがHFCS 42よりも優れていることは、良く認められている。よって、HFCS 55は、所定の領域および生成物カテゴリーにおいて、甘さ規格と見なされている。
【0004】
炭水化物甘味料に対比して、高甘味度甘味料は、カロリーが無いかまたは極低い、例えばカロリーが事実上無いかのいずれかの合成または天然物質である。名前が示唆する通りに、高甘味度甘味料は、砂糖に比べて数倍高い甘さの効力を示す。高甘味度甘味料または高甘味度甘味料のブレンドは、食品や飲料中に使用されて、生成物に実質的なカロリーを加えないで、甘味を達成する。一般的に採用される高甘味度甘味料は、アセスルファム K、アリテーム、アスパルテーム、チクロ、羅漢果(lo han go)、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、ネオテーム、サッカリン、ステビオシドおよびスクラロースを含む。
【0005】
先進国および消費者の高まる健康意識において継続している肥満にについての議論は、炭水化物甘味料で甘くした飲料と同様の味覚プロファイルを示すカロリー低下飲料についての要求が増大するに至った。一層詳細には、炭水化物で十分に甘くした生成物に比べてカロリーが50%よりも大きく低下した飲料についての要求が存在する。消費者は、そのようなカロリー低下飲料が、更に甘さ規格のHFCS 55と同様の総括的味覚プロファイルを示すのを好む。
【0006】
しかし、高甘味度甘味料は、単独では、HFCS 55の味覚プロファイルに完全には匹敵しない。それらは、甘さプロファイル、副次的な味覚(side taste) および味、香りの変化(off−taste)特性のような特性が異なる。異なる高甘味度甘味料を適当にブレンドすることにより、単一の高甘味度甘味料の味覚制限の一部を克服することが知られているが、高甘味度甘味料の混合物でさえ、HFCS 55の総括的味覚感覚に匹敵することができない。特に、たとえ高甘味度甘味料単独だけで、生成物においてHFCS 55に一層類似した甘さプロファイルが達成されたとしても、それらは、マウスフィール(mouthfeel)特性が欠如していることや風味特性が低減することにより、HFCS 55と依然感覚的に区別され得る。
【0007】
Fry(“Sugar Replacement in Non−diet Soft Drinks”,Food Technology International Europe,83−86,1995)は、(a)グルコースシロップとアスパルテームとのまたは(b)低フルクトースシロップとアスパルテームとのいずれかの組合せを使用して、コーラやレモネードのカロリーを30〜50%低下させることについて記載している。消費者パネルを用いて、これらの甘味系の中に、スクロースに似た味覚プロファイルを示すものが存在しないことが示された。グルコースシロップ/アスパルテームおよび低フルクトースシロップ/アスパルテーム混合物は、甘さ、酸性度、甘いあと味、苦いあと味、あと味の長さ、あと味についての好み、マウスフィール、においの好み、風味の好みおよび総括的な好みにおいて、統計学上有意な差異を示した。
【0008】
Simon(Simon等、“Combinations of Glucose Syrups and Intense Sweeteners,Application in Calorie Reduced Soft Drinks” in ‘FIE.Food Ingredients Europe,Conference proceedings,Paris 27,28,29 September 1989’,Maarssen,Netherlands;Expoconsult Publishers,330−333,1989)は、コンピューターモデルから計算される、3%グルコースシロップおよび高甘味度甘味料の異なる組合せを使用することを推奨している。Simonが調べた高甘味度甘味料は、アセスルファームK、アスパルテーム、シクラマートおよびサッカリンを含む。Simonは、生成した味覚プロファイルをHFCS 55に比べた感覚上の記載を何ら挙げていない。
【0009】
LotzおよびMeyer(Lotz,A.,Meyer,E.,“Sweeteners in Beverages−New Developments”,Food Marketing & Technology,4−9,1994)は、砂糖および甘味料ブレンドを使用した処方を推奨し、これらの組合せが「よくバランスのとれた甘味料」を与えると述べている。調べられた高甘味度甘味料は、アセスルファームK、アスパルテーム、シクラマート、サッカリン、NHDC、およびタウマチンを含む。しかし、LotzおよびMeyerも同様にHFCS 55に比べた感覚上の結果を何ら挙げていない。
【0010】
McNeil製品情報は、コーラ中の50%HFCS+スクラロースブレンドが、100%HFCSだけで甘くしたコーラと、三角試験において有意に異ならないことを広く開示している。精確な処方もHFCS品質のタイプも挙げられていない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
よって、食料品カロリーの少なくとも50%低下をもたらす甘味料組成物であって、それらの生成した食料品が、HFCS 55を単独で含有する食料品の味覚プロファイルに十分に匹敵する甘味料組成物についての要求が当分野に残っている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明は、そのような前述の甘味料組成物、すなわち食料品カロリーの少なくとも50%低下をもたらす甘味料組成物であって、それらの生成した食料品が、HFCS 55を単独で含有する食料品の味覚プロファイルに十分に匹敵する甘味料組成物を提供する。
【0013】
本発明の甘味料組成物は、一般的に(i)少なくとも一種の炭水化物甘味料ならびに(ii)アセスルファーム K、アスパルテームおよびスクラロースの混合物から形成される高甘味度甘味料を含む。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
本発明は、これより、HFCS 55に匹敵し得る味覚プロファイルを示し、更に有利には50%以上のカロリー低下をもたらす食料品を製造するのに使用する甘味料組成物を提供する。はっきりさせるために、本明細書中で用いる通りの、本甘味料組成物は、また、「カロリー低下甘味料組成物」とも称し得るが、カロリー低下は、実際には、本甘味料組成物を組み込んだ食料品内で示されることは理解される。
【0015】
本発明の甘味料組成物は、一般的に(i)少なくとも一種の炭水化物甘味料ならびに(ii)アセスルファーム K、アスパルテームおよびスクラロースの混合物から形成される高甘味度甘味料を含む。
【0016】
HFCS 42またはスクラロース単独でも、またアセスルファームK、アスパルテームおよびスクラロースのブレンド単独でも、それだけではHFCS 55の味覚プロファイルに全く匹敵しない。驚くべきことに、(i)少なくとも一種の炭水化物甘味料、例えばHFCS 55および/またはHFCS 42および/またはスクロースのいずれかを、(ii)アセスルファームK、アスパルテームおよびスクラロースから形成される高甘味度甘味料と共に含有する食料品が、HFCS 55と有意に異ならない味覚プロファイルを有し、生成した食料品のカロリーが有意に低下することが観測された。有利な実施態様では、本甘味料組成物は、生成した食料品のカロリーの50%よりも大きな低下を有意にもたらす。
【0017】
本カロリー低下甘味料組成物は、一般的に少なくとも一種の炭水化物甘味料ならびにアセスルファーム K、アスパルテームおよびスクラロースの混合物から形成される高甘味度甘味料を含む。
【0018】
はっきりさせるために、カロリー低下甘味料組成物内の高甘味度甘味料(すなわち、アセスルファームK、アスパルテームおよびスクラロースを組み込んだ高甘味度甘味料)を、本明細書中以降で、「三重ブレンド甘味料」等と称し得る。
【0019】
本カロリー低下甘味料組成物内に含むことができる炭水化物甘味料の例は、HFCS 42、HFCS 55、スクロース、およびこれらの混合物を含む。HFCS 42、HFCS 55およびスクロースは、Cargill Foods,USAを含む多数の出所から市販されている。
【0020】
炭水化物甘味料は、有利には、カロリー低下甘味料組成物内に任意の有効な量で存在し得る。
【0021】
例えば、炭水化物甘味料は、カロリー低下甘味料組成物内に、カロリー低下甘味料組成物の重量に基づいて(「bowsc」)、約96.2〜99.7重量パーセントの範囲の非制限の典型的な量、例えば約98.5〜99.5重量パーセント(bowsc)の範囲の量で存在するのが有利である。特に有利な実施態様では、炭水化物甘味料は、カロリー低下甘味料組成物内に、約98.75〜99.25重量パーセント(bowsc)の量で存在する。
【0022】
上に言及した通りに、本カロリー低下甘味料組成物は、更に高甘味度甘味料を含み、これは、また、三重ブレンド甘味料とも称することができる。
【0023】
上に言及した通りに、三重ブレンド甘味料(また、高甘味度甘味料組成物とも称する)は、アセスルファーム K、アスパルテームおよびスクラロースの混合物である。アセスルファーム Kは、また、アセスルファームカリウムとも称され、Nutrinova Nutrition Specialties & Food Ingredients GmbH,GermanyからSUNNETT(登録商標)として市販されている。アスパルテームは、Nutrasweet Company,USA(NUTRASWEET(登録商標)人工甘味料として)を含む多数の出所から市販されている。スクラロースは、McNeil Nutritionals,USAからSPLENDA(登録商標)人工甘味料として市販されている。
【0024】
アセスルファーム K/アスパルテーム/スクラロース組成物、すなわち三重ブレンド甘味料は、広範囲の重量比を含有してよい。高甘味度甘味料組成物内のアセスルファーム K:スクラロース:アスパルテームについての非制限の典型的な重量比は、60:30:10〜40:10:50である。
【0025】
高甘味度甘味料組成物は、カロリー低下甘味料組成物内に任意の有効な量で存在してよい。高甘味度甘味料組成物は、カロリー低下甘味料組成物内に、約0.3〜3.8重量パーセント(bowsc)の範囲の非制限の典型的な量、例えば約0.3〜2.3重量パーセント(bowsc)、一層特には約0.4〜1.5重量パーセント(bowsc)、最も特には0.7〜1.2重量パーセント(bowsc)の範囲の量で存在するのが有利である。
【0026】
炭水化物甘味料および高甘味度甘味料組成物に加えて、発明のカロリー低下甘味料組成物および/または生成した食料品もまた、風味、バルキング剤、増量剤、防腐剤等のような通常使用されている添加剤を少量含有してよい。そのような通常使用されている添加剤は、食料品の重量に基づいて(「bowf」)、約10重量パーセントまで、好ましくは約5重量パーセント(bowf)までの非制限の典型的な量で存在してよい。
【0027】
発明のカロリー低下甘味料組成物は、飲料、酪農製品、デザート、チューインガム等を含む任意の食料品中に組み込むことができる。発明に従うカロリー低下甘味料組成物は、有利には、糖甘味料を含む食料品に比べて50%よりも有意に大きいカロリー低下をもたらす。
【0028】
有利な実施態様では、カロリー低下甘味料組成物を飲料内に入れる。典型的な飲料は、炭酸または炭酸なしの、濃縮形態かまたは直ぐに飲めるのいずれかのすべてのアルコール性飲料および非アルコール性飲料を含む。発明に従う飲料は、水ベースでも、果汁ベースでも、ミルク−もしくはミルク−誘導体ベースでもよい。発明の有利な実施態様では、飲料は、水ベースおよび/または果汁ベースである。発明の特に有利な態様では、飲料は、炭酸または炭酸なしの、濃縮形態かまたは直ぐに飲めるかのいずれかの非アルコール性飲料(水ベースおよび/または果汁ベース)である。
【0029】
カロリー低下甘味料組成物は、食料品内に任意の有効な量で存在してよい。
【0030】
カロリー低下甘味料組成物は、食料品内に、食料品の重量に基づいて(bowf)、約0.5〜5.0重量パーセント、例えば約1.5〜5.0重量パーセント(bowf)の範囲の非制限の典型的な量で有利に存在することができる。特に有利な実施態様では、カロリー低下甘味料組成物は、約1.5〜4.0重量パーセント(bowf)の量で存在する。これは、典型的には飲料に約10.0重量パーセント(bowf)の量で入れられる従来の甘味料に対比される。
【0031】
それとは異なって考えると、典型的な従来の炭水化物で甘くした飲料は、飲料1000ml当たり炭水化物甘味料約100gを含有し得る。対比して、本甘味料組成物を組み込んだ典型的な1000ml飲料は、炭水化物甘味料単独を100g有するそのような従来法で甘くした飲料の味覚プロファイルに匹敵し得る味覚プロファイルを達成するのに、カロリー低下甘味料組成物を約5.00〜50.00g含むのが典型的になる。本甘味料組成物を組み込んだ典型的な1000ml飲料は、これより、炭水化物甘味料を約10〜50グラム、例えば約10〜40グラム、特に約15〜40グラムの範囲の量で含有するのが典型的になる。本甘味料組成物を組み込んだ典型的な1000ml飲料は、また、三重ブレンド甘味料組成物を約0.02〜1.0グラム、有利には約0.05[s1]〜0.5グラム、特に有利には約0.07〜0.2グラムの範囲の量で含むのが典型的になる。
【0032】
従来の飲料が、上に言及した炭水化物甘味料を10重量%よりも実質的に多くまたは少なく含有してよいのはもちろんのことである。特定の重量パーセンテージの炭水化物甘味料単独で甘くした所定の従来の飲料に匹敵し得る味覚プロファイルを発明の飲料内にもたらすのに使用する本甘味料組成物の適した量は、こうして変わることになる。炭水化物甘味料単独で甘くした飲料の味覚プロファイルに匹敵し得る味覚プロファイルを飲料内にもたらすのに必要な甘味料組成物の適した量は、上に検討した典型的な炭水化物10重量%で甘くした1000ml飲料と共にもたらされる範囲に基づいて比例して変わることが予想されることになる。例えば、典型的な1000ml飲料は、炭水化物甘味料単独を200g含有する1000ml飲料の味覚プロファイルに匹敵し得る味覚プロファイルを達成するのに、カロリー低下甘味料組成物を約20.00〜100.00g含むのが典型的になる。
【0033】
よって、発明のカロリー低下甘味料組成物は、HFCS 55を単独で含む匹敵し得る飲料のカロリーの約10〜50%;例えばHFCS 55を単独で含む匹敵し得る飲料のカロリーの約10〜40%;特にHFCS 55を単独で含む匹敵し得る飲料のカロリーの約15〜40%を典型的に含有する飲料を生じる。
【0034】
発明に従うカロリー低下甘味料組成物は、炭水化物甘味料(乾燥または液状形態)と、高甘味度甘味料(乾燥形態かまたは溶液として)とを一緒にして単純に混合することによって形成する。採用する混合プロセスは、食品産業において知られている任意の適した混合技術でよい。次いで、カロリー低下甘味料組成物を、当分野で知られている技術を使用して、食料品中に直接組み込んでよい。代わりの実施態様では、炭水化物甘味料および/または高甘味度甘味料を各々食料品に別々に、すなわち個々の成分として、あるいは多数のプレブレンドされる中間組成物のいずれかとして加えてよい。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(i)HFCS 55、HFCS 42およびスクロースからなる群より選択される少なくとも一種の炭水化物甘味料約96.2〜99.7重量パーセント、bowsc;ならびに
(ii)アセスルファームK、アスパルテームおよびスクラロースを含む高甘味度甘味料組成物約0.3〜3.8重量パーセント、bowsc、
を含むカロリー低下甘味料組成物。
【請求項2】
炭水化物甘味料が、カロリー低下甘味料組成物内に、約98.5〜99.7重量パーセントの範囲の量で存在する、請求項1記載の甘味料組成物。
【請求項3】
高甘味度甘味料組成物が、カロリー低下甘味料組成物内に、約0.8〜1.2重量パーセントの範囲の量で存在する、請求項1記載の甘味料組成物。
【請求項4】
高甘味度甘味料組成物がアセスルファームK、スクラロースおよびアスパルテーム Kを含みかつアセスルファーム K対スクラロース対アスパルテームの重量比が60:30:10〜40:10:50である、請求項1記載の甘味料組成物。
【請求項5】
請求項1記載の甘味料組成物を組み込んだ食料品。
【請求項6】
カロリー低下甘味料組成物が、食料品内に、約0.5〜5.0重量パーセント、bowfの範囲の量で存在する、請求項5記載の食料品。
【請求項7】
食料品が飲料、酪農製品、デザート、またはチューインガムである、請求項5記載の食料品。
【請求項8】
カロリー低下甘味料組成物を食料品内に、約0.5〜5.0重量パーセント、bowfの範囲の量で組み込むことを含むカロリー低下食料品を製造する方法であって、該カロリー低下甘味料組成物が、
(i)HFCS 55、HFCS 42およびスクロースからなる群より選択される少なくとも一種の炭水化物甘味料;ならびに
(ii)アセスルファームK、アスパルテームおよびスクラロースを含む高甘味度甘味料組成物
を含み、該炭水化物甘味料が、カロリー低下甘味料組成物内に、約96.2〜99.7重量パーセント、bowscの範囲の量で存在し、該高甘味度甘味料組成物が、カロリー低下甘味料組成物内に、約0.3〜3.8重量パーセント、bowscの範囲の量で存在し、該食料品がHFCS 55に匹敵し得る味覚プロファイルを示す
カロリー低下食料品を製造する方法。
【請求項9】
炭水化物甘味料が、カロリー低下甘味料組成物内に、約98.7〜99.3重量パーセントの範囲の量で存在する、請求項8記載の方法。
【請求項10】
高甘味度甘味料組成物が、カロリー低下甘味料組成物内に、約0.7〜1.3重量パーセントの範囲の量で存在する、請求項8記載の方法。
【請求項11】
高甘味度甘味料組成物がアセスルファームK、スクラロースおよびアスパルテーム Kを含みかつアセスルファーム Kを含みかつアセスルファーム K対スクラロース対アスパルテームの重量比が60:30:10〜40:10:50である、請求項8記載の方法。
【請求項12】
炭水化物甘味料、アセスルファームK、アスパルテームおよびスクラロースを乾燥または液状形態で混合することによって請求項1記載のカロリー低下甘味料組成物を製造する方法。

【公表番号】特表2008−526241(P2008−526241A)
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−550736(P2007−550736)
【出願日】平成18年1月7日(2006.1.7)
【国際出願番号】PCT/EP2006/000086
【国際公開番号】WO2006/074881
【国際公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【出願人】(398037789)ニュートリノヴァ ニュートリション スペシャリティーズ アンド フード イングリーディエンツ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (6)
【Fターム(参考)】