説明

紫外光発光ダイオード固化装置

【課題】紫外光発光ダイオード固化装置を提供する。
【解決手段】本発明は改良された殻体及びスイッチ制御器を有するUVLED固化装置に関し、好適には、複数の手指又は足指の爪に塗布されたUV硬化ゲルの固化を自動制御することができ、且つUVLED固化装置は、以下を含む:正面開口を有する固化チャンバを包囲する光反射性内殻と、内殻上に安置され、固化チャンバ内において大空間を覆う照射を提供可能にするUVLED光源と、を含む。フォトインタラプトモジュール、タイマー及び電流調節器を有し、本装置の自動化制御を達成し、VULED光源からのUV光は、フォトインタラプトモジュールのセンサによりオン状態に触発され、タイマー及び電流調節器により所定固化時間を自動で参考する。外殻は、着脱可能に光反射性内殻に接続され、装飾及び娯楽用途で良好なユーザインタラクションを提供し、同時に保護及び散熱装置となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紫外光(UV)固化装置に関し、特に、UV発光ダイオード(LED)光源を使用し、複数の手指及び足指の爪上に塗布したアクリルゲルを固化するUVLED固化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
固体照明又はLED照明が異なる照明の応用に幅広く採用されるに伴い、これら新式の照明は、グリーンエネルギー界の重要な解決試案の一つになっている。各種異なる類型のLEDにおいて、新式のLED(即ち、公知の紫外線発光ダイオード(UVLED))は、波長が可視光より小さい紫外(UV)線又は紫外光を発射でき、工業的応用に開発されている。
【0003】
実際は、UV射線は人体に対し有害であり、UVは、可視光に比べ更に高いエネルギーを有し且つより危険であるが、UVは、工業界で特殊な応用を有する。某工業は、UV射線を使用し、特定液体の固化を行い、且つこれらUV射線の使用は、印刷技術において利点を示し、工業製品において保護層を形成する。従来のUV灯は、化粧品におけるアクリル液体又はアクリルゲルを固化することに用いられ、ネイルアート及び爪保護の形成に便利である。
【0004】
一般に特定UV硬化ゲルを固化することに用いられる公知のUV装置は、従来のUV灯及び電球に使用される。Shoemakerが“Ultraviolet Light for use in Setting Gels for Artificial Fingernails”と題する米国特許第4731541号において、開示するUV装置は、人の手部を殻体内に入れる時、従来のUV灯を使用し、爪上のUV硬化ゲルをUV灯光に晒し、人の手部の爪上に保護層を発生するというものである。Nafzigar等は、“Nail Drying Apparatus”の米国特許第5130551号において、UV硬化ゲル及び従来のUV灯の類似概念を採用しているが、その改良は、手指及び足指の爪を収容することにある。Henningが“Optical Exposure in particular a Table Lamp for Hardening Light-Hardening Gel in the courses of Fingernail Treatment”と題する米国特許第6518583号において開示する人の手部に用いるUV装置は、UV灯を使用するが、より多くのUV電球を使用するので、UV照射領域を増加し、複数の指を一回で包括することができる。Straitが“Portable Device for Curing Gel Nail Preparations”と題する米国特許第6762425号に開示するUV装置は、人の手指の爪又は足部の爪に塗布したゲル体を固化することに用い、且つUVハウジング及びUV灯は、その中に受け入れた手部及び足部を処理するように特定の設計をしたものであるので、Straitは、手指の爪に塗布したUV硬化ゲルを硬化することができるだけでなく、足部の爪に硬化したUV硬化ゲルを一度に硬化することができる。
【0005】
この種のUV装置の人の手部及び足部に対する懸念は、人体の皮膚が長期に渡って短時間又は長時間、該装置の従来のUV灯又はUV射線に露光した下で、皮膚癌の危険を引き起こすことである。公知技術とこの種の危険が強烈に関連する事実として、従来のUV灯の皮膚の保護に参照されるのは、通常、三種のUV光であり、且つUVA,UVB,UVCである。この三種のUV射線において、UVCは、三種の紫外線中最も破壊性及びエネルギー量を有する。
【0006】
上記の説明に鑑みて、従来技術の欠陥を克服するUV固化装置を提供し、環境に対して人体の安全性を備える解決試案を提供する必要がある。また、ネイルアート及びネイルケアを便利に行なうことができるUV固化装置、特に、安全且つ効率的に手指又は足指の爪を固化するUV固化装置を提供する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】米国特許第4731541号明細書
【特許文献2】米国特許第5130551号明細書
【特許文献3】米国特許第6518583号明細書
【特許文献4】米国特許第6762425号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記の欠陥を克服する為、本発明の特長は、紫外線LED硬化ゲル、例えば、アクリルゲルを固化でき、安全性高く且つ信頼性高く液体から固体に固化する紫外線LED固化装置を提供することである。
【0009】
本発明のもう1つの特長は、機械外殻及び発光構造を改良したUVLED固化装置を提供し、その内に使用する高効率UVLEDモジュールに効率的な散熱を提供し、入射したUV光を正確に反射し、必要な照射領域を覆うことができるようにすることである。
【0010】
本発明の更にもう1つの特長は、例えば、フォトインタラプトモジュール又は光センサ、タイマー及び電流調節器の電子部材を含む電気制御を強化したUVLED固化装置を提供し、自動的且つ効率的に本発明のUVLED固化装置のオン、オフ状態を触発又は制御できるようにすることである。
【0011】
本発明の更にもう1つの特長は、散熱及び空気流動に便利で着脱可能な外殻を有するUVLED固化装置を提供し、選択に対して比較的大きなユーザインタラクションを提供し、本装置の外観を変化させ、装置の装飾及び保護とすることができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の実施例中、UVLED固化装置は、内部チャンバ又は固化ハウジングを包囲し、本固化装置の正面に面する少なくとも1つの正面開口を有する光反射性内殻と、着脱可能に光反射性内殻に連結する外殻と、少なくとも1つのUVLEDモジュールを含み、内殻に連結し、そのうちの内部チャンバに向いた発光側を有するUVLED光源と、少なくとも1つのプッシュボタン及び基板を含み、内殻に連結し、UVLED光源に電気接続するスイッチ制御器と、を含む。スイッチ制御器の基板は、光遮断モジュールに電気接続するタイマー及び電流調節器に好適に統合される。本装置操作期間において、スイッチ制御器は、UVLED光源のオン、オフ状態を制御し、フォトインタラプトモジュール(photo interrupt module)から触発された第1入力信号によりUVLED光源をオンにし、タイマー及び電流調節器からの第2入力信号によりUVLED光源をオフにする。即ち、本発明のUVLED固化装置は、オン状態に自動触発でき、UV光を外部物体、例えば、内殻の内部チャンバ中にUV硬化ゲルを瞬間的に塗布した複数の手指又は足指の爪に照射し、所定固化時間を経てタイマーにより自動的にオフ状態に切り換え、爪上のUV硬化ゲルを自動固化させることができる。
【0013】
本発明のUVLED固化装置は、選択できる範囲を有し、スイッチ制御器により自動制御できるので、スペクトルが360nm〜460nmの間に介在するUVLEDは、UVA及びUVB射線の手指及び足指に対する使用の安全を確保することができ、特にUVA射線の安全使用をメンテナンスでき、UV露光時間は、最も好適な設定が30秒以下であり、複数の手指又は足指の爪上のUV硬化ゲルに対して安全で効率的且つ自動触発の固化を提供する。
【0014】
比較的大きなユーザインタラクション及び保護性装置を提供する為、本発明のUVLED固化装置の実施例中、外殻は、螺子、ボルト及び磁石のいずれか一種の固定装置を経由して着脱可能に外殻に連結するように配置でき、使用者が装飾及び娯楽目的又は必要に応じて予め備えられた形状と異なる外殻に交換することができるようにする。装置を保護又は装飾する以外に、他の実施例において、外殻は、更に少なくとも1つの散熱装置、例えば、ファンを含み、それは、本固化装置のスイッチ制御器に電気接続し、上記内殻及び接続されるUVLED光源の更なる散熱に用いる。
【0015】
本発明の他の実施例中、本発明のUVLED固化装置は、少なくとも1つの正面開口を含む内部又は固化ハウジングを包囲する内殻、及び着脱可能に内殻に連結する殻体と、内殻に連結し、複数の相互に挟み角を有する光反射面及びその内部に形成される複数の孔を含む反射器と、少なくとも1つのUVLEDモジュールを含み、内殻に固定され、反射器の複数の孔の中に定位され、且つ殻体の内部チャンバに向くUVLED光源と、内殻に連結し、外殻の背面に接近し、且つ該背面が外殻の正面に相対するスイッチ制御器と、UVLED光源及びスイッチ制御器に電気接続し、外殻に包囲される電源供給器と、を含む。スイッチ制御器は、更に光遮断モジュール、タイマー及び電流調節器を含み、相互に電気接続し、UVLED光源に接続し、UVLED光源のオンオフ状態を制御し、光遮断モジュールからの受信を参考し、光遮断モジュールが触発した第1入力信号によりUVLED光源をオンにし、タイマー及び電流調節器から受信する第2入力信号を参考し、UVLED光源をオフにする。また、殻体の内殻に連結し、且つその上の内部チャンバにマッチする反射器は、内部チャンバ中のUVLED光源から発射されるUV光を導引し反射することができ、UV光の内部チャンバからの不要な離脱を回避し、角度の広い照射を提供し、例えば、半球面の全体領域を好適に覆うようにする。
【0016】
上記のスイッチ制御器は、該装置に少なくとも3つの操作モード:命令待ちモード、アクティブモード、固化モードを具備させる。先ず、スイッチ制御器は、命令待ちモードからアクティブモードに起動することができ、スイッチ制御器の光遮断モジュールに第1入力信号の伝送を準備させる。スイッチ制御器が命令待ちモードからアクティブモードに起動するに伴い、アクティブモードが所定のアクティブ時間、例えば、30分間停留することができ、スイッチ制御器がスイッチ制御器のタイマー及び電流調節器に第1入力信号を伝送する準備をするようにし、UVLED光源を自動でオンにし、固化モードに切り換える。スイッチ制御器が固化モード中で且つUVLED光源がオンになりオン状態が所定の固化時間、例えば、30秒経過した後、スイッチ制御器は、自動でアクティブモードに戻り、且つUVLED光源がオンからオフ状態になる。最後に、光遮断モジュールの入力信号を受信せず、アクティブモードで上記所定のアクティブ時間を経た後、スイッチ制御器は、再度アクティブモードを起動する命令待ちモードに戻る。
【0017】
本発明の装置の良好な可携帯性のため、実施例中、例えば、充電池がスイッチ制御器及びUVLED光源に電気接続する。また、スイッチ制御器は、パルス幅変調(PWM)装置を含み、UVLED光源の制御を強化することもできる。
【発明の効果】
【0018】
本発明は、紫外線LED硬化ゲル、例えば、アクリルゲルを固化でき、安全性高く且つ信頼性高く液体から固体に固化する紫外線LED固化装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施例のUVLED固化装置の正面立体説明図である。
【図2】図1中の本発明のUVLED固化装置の光反射性内殻の好適実施例の正面立体説明図である。
【図3】図1中の本発明のUVLED固化装置の分解説明図である。
【図4】本発明の他の実施例のUVLED固化装置の分解説明図である。
【図5】本発明の実施例のUVLED固化装置のスイッチ制御器の説明的機能ブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例のUVLED固化装置のスイッチ制御器の他の説明的機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下に図面及び部材符号を併せ、本発明の実施方式に対して詳細に説明し、当業者が本明細書を閲読後にこれに基づき実施できるようにする。
【0021】
本発明は、異なる方式で実現することができ、且つ本発明の好適実施例の細部は、後続の内容において、図面を参考にして説明を行なう。該図面(実際の寸法ではない)は、本発明の好適実施例を表示しているだけであり、且つ本発明の範囲を制限することに用いるものではない。本発明の形状を変化させることは、本発明の範囲内と看做されるべきである。
【0022】
図1〜図3は、本発明のUVLED固化装置10の実施例を示し、1つのUVLED固化装置10は、必要な波長のUVLED光を、UV硬化ゲルを塗布した物体、特に、本装置内に安置又は受け入れた複数の手指又は足指の爪に塗布したゲル体に提供し、UVLED光固化しゲル体を液相返還し固体薄層にすることに用いる。図中に示す実施例において、該UVLED固化装置10は、1つの光反射性を有する内殻30を含み、それは、1つの内部チャンバ35及び1つの外壁32を包囲する光反射性を有する内壁36を有する。そのうち固化又は内部チャンバ35は、少なくとも1つの正面開口37を含み、該UVLED固化装置10の正面に向き、且つ該外殻20は、脱離可能に複数の固定装置28、例えば、螺子、ボルト又は磁石を介して該内殻30の外壁32に連結する。該内殻30は、優勢的に光反射器となり、1つのUVLED光源40に用いる支持基板を有することができる。該着脱可能な外殻20は、保護装置以外に、装飾及び娯楽用途方面において、良好なユーザインタラクションを提供でき、後に説明する通りである。
【0023】
該UVLED固化装置10は、更に1つのUVLED光源40を含むことができ、少なくとも1つのUVLEDモジュール42を含み、該内殻30に固定され、該内部チャンバ35に向く1つの発光側Dを有する。該UVLEDモジュール42は、該内殻30の外壁32に好適に接続することができる。そのうち、該内殻30は、更に複数の孔34を形成し、該UVLEDモジュール42を受け入れることができ、該UVLEDモジュール42の発光側Dは、これら該孔34に対応して配置されることができ、該UVLEDモジュール42が発射するUV光が導引され、該内殻30の内部チャンバ35に向く。また、実施例中、UVLED光源は、360nm及び460nmの間の短波長に属することができる。好適実施例中、該UVLED光源40のUVLEDモジュール42は、予め405nmを選択することができる。また、該UVLED光源40のUVLEDモジュール42は、該発光側Dに接続する少なくとも1つのコリメータ46を更に含むことができ、発射したUV光をフォーカスし、導引する。好適実施例において、該コリメータ46は、凸状光出力面を有する平凸レンズであることができ、入射したUV光を導引する。該UVLEDモジュール42又はLED発光器は、灯方LED,SMD型LED又は缶詰型LEDであることができる。UVLEDの好適実施例は、日商NichiaのLED製品形態、例えば、NSPU510CS、NCSU033A、NSHU591Bを含む。留意すべきことは、例えば、アクリルゲルであるUV硬化ゲルを固化できるその他のUVLEDを使用することもできるということである。UV硬化ゲルがUV射線に曝される時、液体から固体に変換されることができる。また、UVLED硬化ゲルは、UVLED光30秒内にこの種の固化の相変化を行なうことができる。
【0024】
図2は、本発明の該UVLED固化装置10の内殻30の実施例を示し、該内殻30は、薄片金属から製造され、低コスト及び使用寿命が長い構造を形成することができ、その上の該UVLED光源40に支持連結し、反射器となり、固化チャンバ又は該内部チャンバ35中のUV光を反射する。該孔34は、該内殻30の外壁32に形成されることができ、その上の該UVLED光源40のUVLEDモジュール42に定位し、連結することに便利である。該孔34の大きさは、好適な配置は、実質的に該UVLEDモジュール42又は該コリメータ46に等しく、UV光が殻体のその他の部分又は固化チャンバ又は該内部チャンバ35中の意図的照射領域以外の環境に漏出することを回避する。該内殻30の内壁36は、好適には、反射性表面又は特性に属する。実施例中、該内壁36は、銀、ニッケル、コバルト及びその合成物の何れかの金属合金が構成する反射層を塗布し、UV光を反射し、非毒性であり、反射方式がUV光に影響する。例えば、図中に示すように、該内殻30の正面31は、該UVLED固化装置10の正面に位置合わせでき、該正面開口37を更に含むことができ、使用者の手指又は足指が該内部チャンバ35中に受け入れられるようにし、その上に塗布したUV硬化ゲルに対してUVLED光固化することに用いる。該内殻30の背面39は、1つのスイッチ制御器50を受け入れるように配置されることができ、スタートプッシュボタン及び制御プッシュボタン及び回路板を含む。また、該内殻30は、更に該固定装置38を有し、該外殻20が螺子、ボルト及び磁石を経由して該内殻30に連結することができるようにする。
【0025】
本発明の実施例に基づき、該UVLED固化装置10の内殻30は、複数の表面から形成されることができ、図2に示すようである。該内殻30の内壁36は、相互に挟み角を有する複数の平面を含むことができ、UV光が、該内部チャンバ35において、必要な照射を提供するように反射、導引できるようにする。好適実施例中、該平面は、相互の挟み角が90度〜175度の間とすることができる。特定の実施例中、任意の2つの隣接する平面の挟み角が120度であることができ、該内殻30の内部チャンバ35の発光側Dに向く該UVLED光源40を有するUVLEDモジュール42が該内部チャンバ35中に均一の照射を提供することができるようにする。
【0026】
図3に示すように、該UVLED固化装置10の外殻20は、保護性装置及び装飾性装置を提供することができ、着脱可能に該内殻20に接続し、比較的大きなユーザインタラクション及び娯楽目的を提供する。実施例中、該外殻20は、少なくとも1つの散熱装置25を更に含むことができ、該外殻20及び該内殻30の間に安置され、該UVLED光源40が発生する熱を消散することに用いる。好適実施例中、該散熱装置25は、ファンであることができ、該スイッチ制御器50に電気接続し、1つのフォトインタラプトモジュール56からの該第1入力信号により起動する。更に詳細には、少し後の内容で提供する。該外殻20は、更に、複数の散熱通気孔27を更に有し、空気流動に便利にすることができる。実施例中、該外殻20の外壁22は、更に、平面上部29を含むことができ、使用者は、手指又は足指をその上に置き、特に手指又は足指の爪上に塗布したUV硬化ゲルを固化する時に応用する。該外殻20の内壁26は、更に連結装置、例えば、磁石を有することができ、該内殻30に連結することができる。前記のように、該固定装置28は、該外殻20上で螺子、ボルト及び磁石を経由し、該内殻30に連結する。本発明の実施例において、該外殻20は、複数の固定装置88を有する1つの底蓋80を更に含むことができ、着脱可能に螺子、ボルト及び磁石を該内殻30に連結する。他の実施例において、該底蓋80は、着脱可能し、該内殻30を介して該外殻20に連結し、特に、該内殻30の固定装置38を介する。特定実施例において、該固定装置38は、貫通孔であることもでき、該外殻20は、該底蓋80に直接連結することができる。他の実施例において、該底蓋80の上表面86は、反射表面に属することができ、或いは、更に反射性材料又は金属合金、銀、ニッケル、コバルト及びその組み合わせを塗布することができ、該内殻30の固化ハウジング又は該内部ハウジング35又は殻体中のUV光を反射することに便利である。
【0027】
本発明の該UVLED固化装置10は、更に該スイッチ制御器50を含む。図3に示すように、実施例において、該スイッチ制御器50は、更に少なくとも1つのプッシュボタン52、1つの基板54及び1つのフォトインタラプトモジュール56を含む。該スイッチ制御器50は、好適には、該内殻30に連結し、該UVLED光源40に電気接続する。また、該スイッチ制御器の基板54は、その上に統合され、該フォトインタラプトモジュール56に電気接続するタイマー55及び電流調節器57を更に含むことができる。該プッシュボタン52は、該基板54に電気接続するスタートプッシュボタン及び/又は押圧プッシュボタンであることができ、且つ該フォトインタラプトモジュール56は、発射器及び受信器を有し、インタラプト信号を検出するフォトセンサであることができる。実施例において、該プッシュボタン52及び該基板54は、好適には、該内殻30の背面39上に配置され、UVLED固化装置の背面に提供されることができる。該フォトインタラプトモジュール56は、好適には該内殻30に隣接する正面開口37に提供されることができる。留意すべきことは、該フォトインタラプトモジュール56は、任意の位置又は該内殻30の内壁36の地点にあることができ、好適には、該内部チャンバ35中にあり、例えば、使用者の手又は足が該正面開口37を経由し該内部チャンバ35中に挿入されて触発されるインタラプト信号を検出するということである。
【0028】
図4は、本発明の1つのUVLED固化装置100の他の実施例を示すものである。該UVLED固化装置100は、例えば、複数の手指又は足指上に塗布したUV硬化ゲルを固化することに用いることもできる。実施例において、該UVLED固化装置100は、殻体を含み、該殻体は、1つの内殻130と、該内殻130に着脱可能に接続する1つの外殻120と、UV光を反射することができ、該内殻130に接続する複数の反射器160と、該内殻130に固定される1つのUVLED光源140と、該UVLED光源140に電気接続し、該UVLED固化装置100のUVLED光源140のオンオフ状態を自動制御できる1つのスイッチ制御器150と、を含む。UV硬化ゲルは、該UVLED固化装置100のUVLED光源140から発射されるUV光を受けて、特に、該UVLED固化装置100の内殻130において、UV硬化ゲルは、液相から固相へ固化し、該UV硬化ゲルの装飾及び/又は保護層が形成できるようにする。
【0029】
本発明の実施例において、該内殻130は、1つの内部チャンバ135の円錐又は半円錐状を包囲することができ、該内部チャンバ135は、殻体の1つの正面31上に形成する1つの正面開口137を有する。殻体の該内殻130の外壁132は、複数の光孔134を形成することに用いることができ、該光孔134は、該UVLED光源140の少なくとも1つのUVLEDモジュール142に定位、接続することに用いる。殻体の該内殻130の内壁136は、該反射器160に連結でき、固化チャンバ又は該内部チャンバ135中のUV光を反射することに有利することができる。該内殻130は、着脱可能な方式で例えば、螺子、ボルト及び磁石を含む複数の固定装置138を経由し、該外殻120に接続する。また、該内部チャンバ135の正面開口137は、外部物体を受けるように配置でき、例えば、使用者の手指又は足指は、該内部チャンバ135内のUVLED光を照射することに用いる。該内殻130は、多用途を有することができ、該UVLED光源140の支持構造とし、操作期間に該UVLED光源140の熱を伝導する散熱装置とし、該反射器160のUV光の包囲体とする。留意すべきことは、その他の形状の該内殻130及び該内部チャンバ135であることも可能であるということである。
【0030】
同様に、実施例において、該UVLED固化装置100の該外殻120と離脱可能に少なくとも1つの散熱装置125、例えば、ファンを更に含む。該散熱ファン125は、少なくとも1つの電源供給器170に電気接続でき、図4に示すようであり、更に好適には、該スイッチ制御器150により自動起動することができる。該散熱ファン125は、該外殻120及び該内殻130の間に安置できるので、該UVLED光源140の操作期間に発生する熱が効率的に空気に伴い流動されるのを強化し、該外殻120の外壁122上の複数の通気孔127を経由して環境中に散熱される。前記のように、殻体の該外殻120は、着脱可能に殻体の該内殻130に接続し、該外殻120は、複数の固定装置128を含むこともでき、該内殻130の固定装置138に対応して定位する。また、該外殻120の内壁126は、更に例えば磁石(図示せず)を更に有し、該外殻120は、着脱可能に該固定装置128及び該固定装置138の何れか1つが螺子、ナット又は磁石を含むことにより殻体の該内殻130に接続する。好適実施例において、該外殻120は、平面上部を含むこともでき、使用者に爪の固化処理機関に手足を載置させる。他の好適実施例において、殻体又は該外殻120は、さらに該内殻130底下に位置する1つの底蓋180を含むことができ、且つ複数の固定装置188を介して着脱可能に該内殻130及び該内殻130と該外殻120の固定装置128に接続することもできる。他の実施例において、該底蓋180は、該内殻130の固定装置138(固定孔)を直接経由するように配置でき、該外殻120に接続する。留意すべきことは、その他の型式及び形状の殻体であることもできるということである。
【0031】
図4に示すように、該反射器160は、該内殻130に接続でき、該内殻130の内部チャンバ135中の該UVLEDモジュール40が発射するUV光の反射及び照射を強化する。実施例において、該反射器160は、複数の相互に挟み角を有する光反射面162及びその上に形成される複数の孔164を含むことができ、また、該反射器160は、好適には、該内殻130に接続し、該内部チャンバ135及び殻体に合わさる。該反射器160の内部表面166は、好適には、UV光反射に便利である反射面であることができ、且つ銀、ニッケル、コバルト、アルミニウム及びその組み合わせ物の材料又は金属合金から構成又は塗布されることができる。同様に、実施例において、殻体の該底蓋180は、1つの反射性上部表面186を含み、UV光反射を強化することができる。また、該反射器160の光反射162は、相互に90度〜175度の間で角度を挟み有することができる。即ち、2つの隣接する反射面162は、90度〜175度の間の角度を挟み有することができ、且つ好適には100度〜130度の間の角度である。
【0032】
該UVLED光源140は、複数のUVLEDモジュール142を含むことができ、それは、該内殻130に固定され、且つ好適には、該反射器160の複数の孔164中に位置する。該UVLEDモジュール142及び該UVLED光源140の発光側は、好適には、該内殻130の内部チャンバ135及び殻体向きに配置される。実施例において、該UVLEDモジュール142は、散射され、内殻上に安置され、広い角度、被覆率のUV照射が該内部チャンバ135中で達成できるようにする。
【0033】
本発明は、該UVLED固化装置100の可携帯性を強化する為、実施例において、該UVLED固化装置100は、該UVLED固化装置100中に内蔵する電源供給器170を含むことができる。例えば、該電源供給器170は、充電電池であることができ、それは、該UVLED光源140及び該UVLED固化装置100のスイッチ制御器150に電気接続する。図4に示すように、好適実施例において、充電電池型式の該電源供給器170により該内殻130に接続し、且つ該外殻120により包囲されることができる。他の実施例において、該電源供給器170は、電気コネクタを含み、交流(AC)電源及び直流(DC)充電電池に接続することに用いる。
【0034】
該UVLED固化装置100のスイッチ制御器150は、少なくとも1つのプッシュボタン152と、1つの基板154と、1つのフォトインタラプトモジュール156と、を含むことができる。実施例において、該プッシュボタン152及び該基板154は、殻体の該正面131と相対面となる殻体の該背面139上に配置され、且つ該UVLED光源140に電気接続する。該フォトインタラプトモジュール156は、殻体に隣接する内部チャンバ135の正面開口137に安置できる。該基板154は、1つのタイマー155と、1つの電流調節器157と、を含み、その上に統合され電気接続する該UVLED光源140のオンオフ状態を制御することに用いる。本発明の好適実施例に基づき、該フォトインタラプトモジュール156は、センサ発射器のインタラプト信号を参考し触発することができる。図4において、該フォトインタラプトモジュール156のセンサ反射器及び/又は受信器は、該内殻130に連結され、且つ該正面開口137の横向き側に位置し、インタラプト信号を検出することに用いる。留意すべきことは、該フォトインタラプトモジュール156は、1つ以上のセンサを含むことができ、該内殻130の内部チャンバ135の任意の位置又は地点にあることもでき、使用者の手又は脚が該正面開口137を経て挿入され内部チャンバ135が触発するインタラプト信号を検出する。
【0035】
固化操作期間において、使用者は、手又は脚を本発明のUVLED固化装置の内部チャンバ中に載置し、複数の爪上に塗布されたUV硬化ゲル、例えば、アクリル型UV下得るが固化されることができるようにする。UVLED固化装置は、電源供給器に電気接続し、且つ開始されたオン状態にあるので、スイッチ制御器のフォトインタラプトモジュールも好適に起動され、「アクティブモード」に停留し一定時間持続し、上記スイッチ制御器のタイマー及び電流調節器が予め設ける傾聴時間により、フォトインタラプト信号又は第1入力信号の受信を待ち、外部使用者は、UVLED固化装置の内部チャンバに挿入する動作により伝送、触発される。アクティブモード時にフォトインタラプトモジュールから受信できず、使用者がこの種の所定の傾聴時間に触発した任意のフォトインタラプト信号により、スイッチ制御器は、UVLED固化装置を非アクティブ状態又は「命令待ちモード」に設定でき、スタートプッシュボタンの開始信号を受信するだけで再起動できる。一旦、使用者の手又は脚をUVLED固化装置中に挿入し、且つインタラプト信号又は第1入力信号は、フォトインタラプトモジュールにより触発又は伝送され、スイッチ制御器は、UVLED固化装置「固化モード」に設定し、且つ同時にUVLED光源がスイッチ制御器によりオン状態に起動され、内部チャンバ中にUV光を照射する。好適実施例中、タイマー及び電流調節器は、所定の固化時間を含むこともでき、UVLED光源がその時間が既に所定の固化時間に達した信号を参考にし、自動制御され、オフ状態に調整されるか、第2入力信号がスイッチ制御器のタイマー及び電流調節器から伝送され、UVLED光源をオフとすることができ、UVLED固化装置の有効且つ安全な固化を確保する。一旦固化時間が過ぎ、時間が既に達した信号を受信すると、スイッチ制御器がUVLED固化雄地を上記のアクティブモードに変換するように設定し、フォトインタラプトモジュールが触発し、伝送する他のインタラプト信号を待ち受ける。即ち、スイッチ制御器は、本発明のUVLED固化装置の自動制御を達成し、UVLED固化装置が使用者に既にUV硬化ゲルを爪に塗布した手又は足を固化チャンバ又は内部チャンバ中に入れた後に起動されるようにし、且つ一旦所定の固化時間が過ぎたら、UVLED光源からのUV光が自動オフされることができる。
【0036】
図5は、本発明の実施例のUVLED固化装置のスイッチ制御器の機能説明ブロック図である。上記のように、本発明のUVLED固化装置は、命令待ちモード、アクティブモード及び固化モードの三種の操作モードに設定することができる。一般に、各操作モードは、何れも相互に分われ、特に、スイッチ制御器からUVLED光源及びフォトインタラプトモジュールまでの状態により決定される。UVLED固化装置は、命令待ちモードにある時、スイッチ制御器のフォトインタラプタモジュール及びUVLED光源が何れもオフ状態にある。一旦スタートプッシュボタンが上記開始信号を触発し、スイッチ制御器に伝送されると、UVLED固化装置は、アクティブモードに切り換えられ、そのうち、フォトインタラプトモジュールは、オン状態であるが、UVLED光源は、依然としてオフ状態である。フォトインタラプトモジュールが上記所定の傾聴時間内に如何なるインタラプトも検出できず、インタラプト信号(第1入力信号)がスイッチ制御器に伝送されない場合、UVLED固化装置は、また命令待ちモードに戻る。好適実施例において、省電及び効率化の目的の為、傾聴時間は、好ましくは5〜60分間の間の任意の時間に設定することができ、例えば、30分間である。その他の任意の所定時間も可能である。フォトインタラプトモジュールがインタラプトを検出する時、インタラプト信号がスイッチ制御器に伝送され、UVLED固化装置を固化モードに切り換え、そのうち、スイッチ制御モードのフォトインタラプトモジュールがオフにされ、且つUVLED光源は、オン状態に切り換えられ、UV光を殻体の固化又は内部チャンバ内に照射することに用いられる。図に示すように、固化時間は、スイッチ制御器のタイマー中に所定され、一旦固化時間が経過すると、上記の時間が達した信号(第2入力信号)がスイッチ制御器に伝送され、UVLED固化装置を再度、アクティブモードに戻し、フォトインタラプトモジュールの傾聴を中断させる。好適実施例において、スイッチ制御器のタイマー中のカウンタ回路の固化時間は、5秒より大きい任意の時間に設けることができ、好適には30秒である。言い換えれば、スイッチ制御器は、UVLED光源のオンオフ状態を制御することができ、フォトインタラプトモジュールから触発された第1入力信号を受信し、UVLED光源をオンにし、タイマー及び電流調節器からの第2入力信号を受信し、UVLED光源をオフにする。
【0037】
更に進歩した自動スイッチ制御器は、更に本発明のUVLED固化装置中に統合されることもできる。図6は、本発明の他の実施例のUVLED固化装置のスイッチ制御器の他の説明論理図である。上記の命令待ちモードに入る前、そのうちUVLED固化装置は、電源に接続し、起動される準備を行い、UVLED固化に用いられ、UVLED固化装置は、先ず更に「セルフテスト」モードを含むことができ、UVLED固化装置の部材及びその間の電気接続は、モードを開始する前にテストされることができる。電源がUVLED固化装置に供給される時、先ず、使用者が必要な固化時間を入力するよう促し、例えば、任意の時間の固化時間であり、好ましくは、5〜30秒の間である。この種の固化時間は、スイッチ制御器のタイマー及び電流調節器内に予め設けられ、且つUVLED固化装置の固化モード中に所定の固化時間に達した時、UVLED固化装置により上記第2入力信号又は時間が達した信号の参考とすることに用いる。一旦所要の固化時間が使用者から入力されると、UVLED固化装置は、続いてセルフテストモードに入ることができ、これにより、スイッチ制御器は、UVLED固化装置に対してテストを行い、全ての部材の間の電気接続を検査し、例えば、UVLED光源及びフォトインタラプトモジュールを含む。エラー又はエラー信号又は応答がない時、スイッチ制御器は、続いてUVLED固化装置を上記の命令待ちモードに設定することを許可する。好適実施例において、セルフテストの特長は、マイクロプロセッサ及びファームウェアを使用し、達成される。他の実施例において、例えば、抵抗及び容量の電子部材を使用して達成され、マイクロプロセッサを使用する必要がない。
【0038】
また、本発明の好適実施例において、スイッチ制御器は、パルス幅変調(PWM)装置を更に含むことができ、電源供給器に接続し、完全なオンと完全なオフの間の電力量を増加する。即ち、更にハイレベルなPWM装置を提供することができ、本発明のUVLED固化装置が電力入力のピーク又は可調節なUV光のピークでオンにすることができる。
【0039】
本発明のUVLED固化装置は、自動スイッチ制御を利用し、効率且つ安全にUVLED光をUV硬化ゲル上に提供でき、改良した機械構造又は殻体を有するので、任意UV硬化ゲルが人の手又は脚の爪上に塗布されていてもいなくてもUVLED固化装置を使用するものは、本発明の範囲内である。UV硬化ゲルの実例は、例えば、アクリル型ゲルであり、KeystoneR, BIOR, CNCR, COSMEXTMのメーカーのウレタン-メタクリレート(urethane-methacrylate)及びエポキシ-メタクリレート(epoxy-methacrylate)を含む。本発明のUVLED固化装置及び任意のUV硬化ゲルを含むUVLEDホルダーも、本発明の範囲内と見なす。
【0040】
なお、本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない均等の範囲内で各種の変動や潤色を加えることができることは勿論である。
【符号の説明】
【0041】
10 UVLED固化装置
20 外殻
22 外壁
25 散熱装置
26 内壁
27 散熱通気孔
28 固定装置
29 平面上部
30 内殻
31 正面
32 外壁
34 孔
35 内部チャンバ
36 内壁
37 正面開口
38 固定装置
39 背面
40 UVLED光源
42 UVLEDモジュール
46 コリメータ
50 スイッチ制御器
52 プッシュボタン
54 基板
55 タイマー
56 光遮断モジュール
57 電流調節器
80 底蓋
86 上表面
88 固定装置
100 UVLED固化装置
120 外殻
122 外壁
125 散熱装置
126 内壁
127 通気孔
128 固定装置
130 内殻
131 正面
132 外壁
134 光孔
135 内部チャンバ
136 内壁
137 正面開口
138 固定装置
139 背面
140 UVLED光源
142 UVLEDモジュール
146 UVLEDモジュール
150 スイッチ制御器
152 プッシュボタン
154 基板
155 タイマー
156 光遮断モジュール
157 電流調節器
160 反射器
162 反射面
164 孔
166 内部表面
170 電源供給器
180 底蓋
186 上部表面
188 固定装置
D 発光側

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光反射性を有する内壁を有し、該内壁が1つの内部チャンバ及び1つの外壁を包囲し、該内部チャンバが少なくとも1つの正面開口を含み、該正面開口が該紫外光(UV)発光ダイオード(LED)固化装置の正面に向く光反射性内殻と、
該内殻に着脱可能に接続する外殻と、
少なくとも1つのUVLEDモジュールを含み、該UVLEDモジュールが該内殻に固定され、該内部チャンバに向く1つの発光側を有するUVLED光源と、
少なくとも1つのプッシュボタンと、1つの基板と、1つのフォトインタラプトモジュールと、含み、該スイッチ制御器は、該内殻接続し、該UVLED光源に電気接続し、該基板は、その上に統合されるタイマー及び電流調節器を更に含むスイッチ制御器と、
を含み、そのうち、該スイッチ制御器は、該UVLED光源のオンオフ状態を制御し、該フォトインタラプトモジュールから受信する第1入力信号を参考し、該UVLED光源をオンにし、該タイマー及び該電流調節器から受信する第2入力信号を参考し、UVLED光源をオフとし、
そのうち、該内殻の光反射性を有する内壁が該内部チャンバ中の該UVLED光源が発射したUV光を導引、反射する紫外光発光ダイオード固化装置。
【請求項2】
前記内殻の外壁は、更に少なくとも1つの孔を含み、該孔は、該UVLED光源内の該UVLEDモジュールを受け入れることに用いる請求項1に記載の紫外光発光ダイオード固化装置。
【請求項3】
前記内殻の内壁は、相互に90度〜175度の挟み角を有する複数の平面を含む請求項1に記載の紫外光発光ダイオード固化装置。
【請求項4】
前記外殻は、更に少なくとも1つの散熱装置を含み、該散熱装置は、該外殻及び該内殻の間に安置され、該UVLED光源が発生する熱を消散することに用いる請求項1に記載の紫外光発光ダイオード固化装置。
【請求項5】
前記外殻は、螺子、ボルト又は、磁石からなる複数の固定装置により該内殻の外壁に着脱可能に接続される請求項1に記載の紫外光発光ダイオード固化装置。
【請求項6】
前記UVLED光源は、360nm〜460nmの間の短波長を有する請求項1に記載の紫外光発光ダイオード固化装置。
【請求項7】
前記スイッチ制御器のフォトインタラプトモジュールは、更に少なくとも1つのセンサ発射器を含み、該センサ発射器は、アクティブ側を有し、該内殻の内部チャンバの正面開口に向き、該フォトインタラプトモジュールは、該センサ発射器のインタラプト信号を参考にし、触発される請求項1に記載の紫外光発光ダイオード固化装置。
【請求項8】
前記スイッチ制御器は、該紫外光発光ダイオード固化装置の背面上に接続、配置され、該背面は、該紫外光発光ダイオード固化装置の正面に面し、且つ該内殻の内部チャンバの正面開口から離れてなる請求項1に記載の紫外光発光ダイオード固化装置。
【請求項9】
前記スイッチ制御器は、アクティブモードで所定時間のアクティブ時間を持続し、該フォトインタラプトモジュールに触発された後、該第1入力信号を該タイマー及び該電流調節器に伝送し、該UVLED光源をオンにし、固化モードに切り換え、該スイッチ制御器は、所定の固化時間が経過し、且つ該タイマー及び該電流調節器から該第2入力信号を受信し、該UVLED光源をオフとした後、該固化モードから該アクティブモードに戻る請求項1に記載の紫外光発光ダイオード固化装置。
【請求項10】
前記所定の固化時間は、タイマー中に予め設けられたカウンタ回路を参考し、且つ5秒以上の時間である請求項9に記載の紫外光発光ダイオード固化装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−5984(P2012−5984A)
【公開日】平成24年1月12日(2012.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−145785(P2010−145785)
【出願日】平成22年6月28日(2010.6.28)
【出願人】(510127354)光▲いぇ▼科技股▲ふん▼有限公司 (2)
【Fターム(参考)】