細胞外標的化薬物複合体
本発明は、とりわけ、抗体または他の標的薬剤(例えば、標的部分)が、リンカー(例えば、非開裂リンカー)を介して薬物に連結される、細胞外薬物複合体(EDC)に関する。これらの複合体は、疾患の治療において、および/または生体系の評価における手段として、有用である。種々の実施形態では、本発明は、治療薬剤を選択的に(例えば、抗原に)送達するための新規技術に関し、標的薬剤を使用する抗体薬物複合体(ADC)ならびに他の薬物複合体の新規分類を提供し、それは、細胞外標的化薬物複合体(EDC)と称され得る。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
非開裂リンカーによって、治療薬剤に連結された標的部位を含む、薬物複合体。
【請求項2】
前記標的部位は、抗体、エピトープ結合ペプチド、またはアプタマーからなる群から選択される、請求項1に記載の薬物複合体。
【請求項3】
前記標的部位は、前記薬物複合体が細胞外標的化薬物複合体(EDC)であるような抗体である、請求項2に記載の薬物複合体。
【請求項4】
前記抗体は、細胞外標的に結合する、請求項3に記載のEDC。
【請求項5】
前記抗体および前記薬物は、細胞外標的に結合する、請求項3に記載のEDC。
【請求項6】
前記抗体および前記治療薬剤は、同一の標的に結合する、請求項3に記載のEDC。
【請求項7】
前記抗体および前記治療薬剤は、同一の標的錯体に結合する、請求項3に記載のEDC。
【請求項8】
前記抗体は、内在化しない、請求項3に記載のEDC。
【請求項9】
前記薬物は、強心配糖体である、請求項3に記載のEDC。
【請求項10】
薬学的に許容されるビヒクル、ベクター、希釈剤、および/または賦形剤と、治療的有効量の請求項1に記載の薬物複合体と、を含む、薬学的組成物。
【請求項11】
疾患を治療するための方法であって、前記疾患のための治療を必要とする患者に、治療的有効量の請求項1に記載の薬物複合体を投与することを含む、方法。
【請求項12】
前記疾患は、ウイルス感染、癌、腫瘍転移、細胞アポトーシス障害、変性疾患、組織虚血、ウイルス、細菌、または真菌性の感染性疾患、炎症障害、および病理的血管新生からなる群から選択される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記抗体は、FXYD5に、特異的に結合する、請求項3に記載のEDC。
【請求項14】
前記薬物は、Na/K−ATPaseイオンポンプのαサブユニットに作用する、請求項3に記載のEDC。
【請求項15】
前記薬物は、Na/K−ATPaseのαサブユニットに作用する、請求項13に記載のEDC。
【請求項16】
前記強心配糖体は、CEN08−178(3−O−ジギトキシゲニン−L−リボシド)、CEN08−193(3−O−イソジギトキシゲニン−L−キシロシド)、CEN08−243((3S)−3−N−メトキシアミノ−シラレニン−L−ネオ−4−アミノ−4−デオキシキシロシド)、CEN08−244((3S)−3−N−メトキシアミノ−シラレニン−L−ネオ−4−アミノ−4−デオキシリボシド)、CEN09−106、またはCEN09−107からなる群から選択される、請求項9に記載のEDC。
【請求項17】
PEGリンカーを介して強心配糖体に共有結合的に連結されたFXYD5に特異的に結合する、抗体を含む、細胞外薬物複合体。
【請求項18】
前記強心配糖体は、CEN09106を含む、請求項17に記載の細胞外薬物複合体。
【請求項19】
前記PEGリンカーは、PEG2〜PEG44を含む、請求項17に記載の細胞外薬物複合体。
【請求項20】
前記PEGリンカーは、PEG24を含む、請求項17に記載の細胞外薬物複合体。
【請求項21】
抗体当たりの平均負荷は、約4〜約6個の強心配糖体分子である、請求項17〜20のいずれか1項に記載の細胞外薬物複合体。
【請求項1】
非開裂リンカーによって、治療薬剤に連結された標的部位を含む、薬物複合体。
【請求項2】
前記標的部位は、抗体、エピトープ結合ペプチド、またはアプタマーからなる群から選択される、請求項1に記載の薬物複合体。
【請求項3】
前記標的部位は、前記薬物複合体が細胞外標的化薬物複合体(EDC)であるような抗体である、請求項2に記載の薬物複合体。
【請求項4】
前記抗体は、細胞外標的に結合する、請求項3に記載のEDC。
【請求項5】
前記抗体および前記薬物は、細胞外標的に結合する、請求項3に記載のEDC。
【請求項6】
前記抗体および前記治療薬剤は、同一の標的に結合する、請求項3に記載のEDC。
【請求項7】
前記抗体および前記治療薬剤は、同一の標的錯体に結合する、請求項3に記載のEDC。
【請求項8】
前記抗体は、内在化しない、請求項3に記載のEDC。
【請求項9】
前記薬物は、強心配糖体である、請求項3に記載のEDC。
【請求項10】
薬学的に許容されるビヒクル、ベクター、希釈剤、および/または賦形剤と、治療的有効量の請求項1に記載の薬物複合体と、を含む、薬学的組成物。
【請求項11】
疾患を治療するための方法であって、前記疾患のための治療を必要とする患者に、治療的有効量の請求項1に記載の薬物複合体を投与することを含む、方法。
【請求項12】
前記疾患は、ウイルス感染、癌、腫瘍転移、細胞アポトーシス障害、変性疾患、組織虚血、ウイルス、細菌、または真菌性の感染性疾患、炎症障害、および病理的血管新生からなる群から選択される、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記抗体は、FXYD5に、特異的に結合する、請求項3に記載のEDC。
【請求項14】
前記薬物は、Na/K−ATPaseイオンポンプのαサブユニットに作用する、請求項3に記載のEDC。
【請求項15】
前記薬物は、Na/K−ATPaseのαサブユニットに作用する、請求項13に記載のEDC。
【請求項16】
前記強心配糖体は、CEN08−178(3−O−ジギトキシゲニン−L−リボシド)、CEN08−193(3−O−イソジギトキシゲニン−L−キシロシド)、CEN08−243((3S)−3−N−メトキシアミノ−シラレニン−L−ネオ−4−アミノ−4−デオキシキシロシド)、CEN08−244((3S)−3−N−メトキシアミノ−シラレニン−L−ネオ−4−アミノ−4−デオキシリボシド)、CEN09−106、またはCEN09−107からなる群から選択される、請求項9に記載のEDC。
【請求項17】
PEGリンカーを介して強心配糖体に共有結合的に連結されたFXYD5に特異的に結合する、抗体を含む、細胞外薬物複合体。
【請求項18】
前記強心配糖体は、CEN09106を含む、請求項17に記載の細胞外薬物複合体。
【請求項19】
前記PEGリンカーは、PEG2〜PEG44を含む、請求項17に記載の細胞外薬物複合体。
【請求項20】
前記PEGリンカーは、PEG24を含む、請求項17に記載の細胞外薬物複合体。
【請求項21】
抗体当たりの平均負荷は、約4〜約6個の強心配糖体分子である、請求項17〜20のいずれか1項に記載の細胞外薬物複合体。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公表番号】特表2013−504585(P2013−504585A)
【公表日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−528898(P2012−528898)
【出願日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【国際出願番号】PCT/US2010/048284
【国際公開番号】WO2011/031870
【国際公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【出願人】(511028803)セントローズ, エルエルシー (2)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年9月9日(2010.9.9)
【国際出願番号】PCT/US2010/048284
【国際公開番号】WO2011/031870
【国際公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【出願人】(511028803)セントローズ, エルエルシー (2)
【Fターム(参考)】
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