説明

結核症の治療用複素環化合物

式(I)の三環式含窒素化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはN−オキシド:該化合物を含有する組成物、結核の治療におけるそれらの使用、およびかかる化合物の製法が提供される。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

(I)
[式中:
1aおよびR1bは、水素;ハロゲン;シアノ;(C1−6)アルキル;(C1−6)アルキルチオ;トリフルオロメチル;トリフルオロメトキシ;カルボキシ;(C1−6)アルキルまたは(C1−6)アルコキシ置換の(C1−6)アルキルで置換されていてもよいヒドロキシ;(C1−6)アルコキシ置換の(C1−6)アルキル;ヒドロキシ(C1−6)アルキル;1個または2個の(C1−6)アルキル、ホルミル、(C1−6)アルキルカルボニルまたは(C1−6)アルキルスルホニル基でN−置換されていてもよいアミノ基;またはアミノカルボニル(ここで、アミノ基は(C1−4)アルキルで置換されていてもよい)から独立して選択され;
は水素または(C1−4)アルキルであるか、Rと一緒になって後記のYを形成し;
Aは基(ia)または(ib):
【化2】

(ia) (ib)
ここで、RはR1aまたはR1bと同意義であるか、またはオキソであり、nは1または2であるか;あるいは
Aは基(ii):
【化3】

(ii)
ここで、W、WおよびWは、各々、CRであるか、またはWおよびWはCRであり、WはWとNの間の結合であり;
XはO、CRまたはNRであり;
一のRはR1aおよびR1bと同意義であり、残りのRおよびRは水素であるか、あるいは一のRとRが一緒になってオキソを形成し、残りが水素であり;
は水素または(C1−6)アルキルであるか;あるいはRと一緒になってYを形成し;
は水素;ハロゲン;(C1−6)アルキルで置換されていてもよいヒドロキシ;または(C1−6)アルキルであり;
YはCRCH;CHCR;C=O;CR;CR(C=O);または(C=O)CRであるか;
あるいはXがCRである場合、RとRが一緒になって結合を表す;
UはCOまたはCHから選択され;および
は置換されていてもよい二環式炭素環または複素環系(B):
【化4】

(B)
であり、各環が4個までのヘテロ原子を含有し、
環(a)および(b)のうち少なくとも一つは芳香族であり;
はCあるいは芳香族環の一部である場合にN、または非芳香族環の一部である場合にCR14であり;
はN、NR13、O、S(O)、CO、あるいは芳香族または非芳香族環の一部である場合にCR14であり、あるいはまた非芳香族環の一部である場合にCR1415であってもよく;
およびXは、独立して、NまたはCであり;
は不在であるか、1ないし4個の基を含有するリンカーであり、その各々の基が、N、NR13、O、S(O)、CO、および芳香族または非芳香族環の一部である場合にCR14、あるいはまた非芳香族環の一部である場合にCR1415であってもよい群より独立して選択され;
は2ないし6個の基のリンカーであり、Yの各々の基が、N、NR13、O、S(O)、CO、芳香族または非芳香族環の一部である場合にCR14、あるいはまた非芳香族環の一部である場合にCR1415であってもよい群より独立して選択され;
14およびR15の各々は、独立して、H;(C1−4)アルキルチオ;ハロ;カルボキシ(C1−4)アルキル;(C1−4)アルキル;(C1−4)アルコキシカルボニル;(C1−4)アルキルカルボニル;(C1−4)アルコキシ(C1−4)アルキル;ヒドロキシ;ヒドロキシ(C1−4)アルキル;(C1−4)アルコキシ;ニトロ;シアノ;カルボキシ;アミノ、または(C1−4)アルキルでモノ−またはジ−置換されていてもよいアミノカルボニルより選択されるか;あるいは
14およびR15は一緒になってオキソを表してもよく;
13は、各々独立して、H;トリフルオロメチル;ヒドロキシ、(C1−6)アルコキシ、(C1−6)アルキルチオ、ハロまたはトリフルオロメチルで置換されていてもよい(C1−4)アルキル;(C2−4)アルケニル;(C1−4)アルコキシカルボニル;(C1−4)アルキルカルボニル;(C1−6)アルキルスルホニル;アミノカルボニル(ここで、アミノ基は(C1−4)アルキルでモノ−またはジ−置換されていてもよい)であり;
xは、各々独立して、0、1または2であり;および
はフルオロまたはヒドロキシを意味する]
で示される化合物、あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはN−オキシドの、哺乳動物の結核の治療にて用いるための医薬の製造における使用。
【請求項2】
1aがクロロ、フルオロまたはメトキシであり、R1bが水素であるか、またはR1aがフルオロであり、R1bがクロロまたはフルオロである、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項3】
が水素である、請求項1または2に記載の化合物の使用。
【請求項4】
基の結合する炭素原子での立体化学がS形である、請求項1ないし3のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項5】
Aが基(ia)であり、ここでnが1であり、Rが水素またはヒドロキシである、請求項1ないし4のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項6】
Aが(ii)であり、Wが結合であり、X、WおよびWが、各々、CHであって、RがHである、請求項1ないし4のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項7】
UがCHである、請求項1ないし6のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項8】
が2ないし4個のヘテロ原子を含み、そのうちの少なくとも1個がNまたはNR13である8ないし11個の環原子を有する芳香族複素環式環(B)であり、ここでYは2−3個のヘテロ原子を含有し、そのうちの1個がSであり、1−2個がNであって、1個のNがXに結合するか、あるいは置換されていてもよいベンゾ、ピリドおよびピリダジノより選択される芳香族の環(a)および非芳香族の環(b)を有し、Yが少なくとも1個のヘテロ原子を含む3ないし5個の原子を有し、O、S、CHまたはNR13でXに結合し、ここでR13は水素以外の基であり、NHCOがNを介してXに結合するか、O、S、CHまたはNHがXに結合するかのいずれかである、請求項1ないし7のいずれかに記載の化合物の使用。
【請求項9】
が以下の基より選択される、請求項1ないし7のいずれかに記載の化合物の使用:
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル;
3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル;
6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリダジン−3−イル;
6,7−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリダジン−3−イル;
6,7−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[3,2−c]ピリダジン−3−イル;
2,3−ジヒドロ−[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イル;
[1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イル;
2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イル;
2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イル;
3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イル;
2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[3,2−c]ピリジン−7−イル;および
6,7−ジヒドロ−5H−ピラノ[2,3−c]ピリダジン−3−イル。
【請求項10】
請求項1ないし9のいずれかに記載の化合物であって、以下の群より選択される:
(4S)−4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4R/S)−4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4R)−4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E2エナンチオマーシリーズ);
(4S)−4−({4−[(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4S)−4−({4−[(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4R)−4−({4−[(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E2エナンチオマーシリーズ);
(4S)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−[(4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4R)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−[(4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E2エナンチオマーシリーズ);
(4S)−4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4R)−4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E2エナンチオマーシリーズ);
(4S)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4R)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E2エナンチオマーシリーズ);
(4R/S)−3−クロロ−4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4R/S)−3−クロロ−4−({4−[(3,4−ジヒドロ−2H−ピラノ[2,3−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4R/S)−3−クロロ−4−ヒドロキシ−4−[(4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]チアジン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4R/S)−3−クロロ−4−ヒドロキシ−4−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4S)−3,8−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−4−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4S)−4−({4−[(6,7−ジヒドロ−5H−ピラノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4S)−4−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4S)4−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[3,2−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4S)−4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3,8−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4R)−4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3,8−ジフルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E2エナンチオマーシリーズ);
(4S)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−({4−[(2−キノキサリニルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(エナンチオマーE1);
(4S)−4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[3,2−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(エナンチオマーE1);
(4R/S)−8−クロロ−4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4R/S)−8−クロロ−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−({4−[([1,3]オキサチオロ[5,4−c]ピリジン−6−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3,4−ジフルオロ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマー);
4−({4−[(2,3−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリジン−7−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3,4−ジフルオロ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E2 エナンチオマー);
4−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3,4−ジフルオロ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマー);
4−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]オキサチイノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3,4−ジフルオロ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E2エナンチオマー);
4−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3,4−ジフルオロ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマー);
4−({4−[(6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3,4−ジフルオロ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E2エナンチオマー);
3,4−ジフルオロ−4−[(4−{[(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ピリド[3,2−b][1,4]オキサジン−6−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマー);
4−({4−[(6,7−ジヒドロ−5H−ピラノ[2,3−c]ピリダジン−3−イルメチル)アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3,4−ジフルオロ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマー);
(4S)−4−({4−[6,7−ジヒドロ[1,4]ジオキシノ[2,3−d]ピリミジン−2−イルメチル]アミノ]−1−ピペリジニル}メチル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン(E1エナンチオマーシリーズ);
(4S)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−[(4−{[(7−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−ピリミド[5,4−b][1,4]オキサジン−2−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4S)−3,4−ジフルオロ−4−[(4−{[(7−オキソ−6,7−ジヒドロ−1H−ピリミド[5,4−b][1,4]オキサジン−2−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4S)−3,4−ジフルオロ−4−[(4−{[(7−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−2−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4S)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−[(4−{[(7−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロピリド[2,3−d]ピリミジン−2−イル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
(4S)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−4−[(4−{[(8−ヒドロキシ−1−オキソ−1,2−ジヒドロ−3−イソキノリニル)メチル]アミノ}−1−ピペリジニル)メチル]−4,5−ジヒドロ−7H−ピロロ[3,2,1−de]−1,5−ナフチリジン−7−オン;
あるいは表1または2より選択される化合物;
またはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはN−オキシドの使用。
【請求項11】
哺乳動物における結核の治療用の、請求項1―10のいずれかに記載の式(I)の化合物あるいはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはN−オキシド。
【請求項12】
哺乳動物における結核の治療法であって、かかる治療を必要とする哺乳動物に、有効量の請求項1ないし10のいずれかに記載の式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはN−オキシドを投与することを含む、方法。
【請求項13】
哺乳動物における結核の治療にて用いるための医薬の製造における、請求項1ないし10のいずれかに記載の式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはN−オキシドと、医薬上許容される担体とを含む医薬組成物の使用。
【請求項14】
請求項1ないし10のいずれかに記載の式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩、溶媒和物またはN−オキシドと、医薬上許容される担体、賦形剤または希釈剤とを含む、哺乳動物における結核の治療用医薬組成物。

【公表番号】特表2010−530865(P2010−530865A)
【公表日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−512692(P2010−512692)
【出願日】平成20年6月19日(2008.6.19)
【国際出願番号】PCT/EP2008/057800
【国際公開番号】WO2009/000745
【国際公開日】平成20年12月31日(2008.12.31)
【出願人】(397009934)グラクソ グループ リミテッド (832)
【氏名又は名称原語表記】GLAXO GROUP LIMITED
【住所又は居所原語表記】Glaxo Wellcome House,Berkeley Avenue Greenford,Middlesex UB6 0NN,Great Britain
【Fターム(参考)】