説明

網戸の戸車装置及び網戸

【課題】戸車と外れ止め部材の室内外方向のぶれを防止でき、且つ外れ止めを利かせたり解除したりする操作のしやすい網戸の戸車装置の提供。
【解決手段】戸車装置は下框1内に取付ける本体ケース2と、本体ケースに組み込んだ戸車3、外れ止め部材4及びスライドバー5とを備え、戸車はコマ6とコマケース7からなる。スライドバーは下框に沿って移動自在に設けてあり、本体ケース及び下框の側端面から突出する戸当り部9と本体ケース内に挿入した作動部10とを有し、作動部は、スライドバー引き出し時に外れ止め部材を本体ケース内に収納した状態で揺動を規制し、スライドバー押し込み時にその規制を解除するものであると共にコマケース及び外れ止め部材の側面に常時当接しており、網戸建て付け時に戸当り部を押してスライドバー5を押し込むと、外れ止め部材4が付勢部材8により下方に揺動して下枠レールに係合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、網戸の外れ止め機能を有する戸車装置と、当該戸車装置を備えた網戸に関する。
【背景技術】
【0002】
網戸は、上枠と下枠の室外側端部に形成された上下のレール間にけんどん式に取付けられ、強風等により網戸が浮き上がってサッシ枠から外れるのを防止するために、上框や下框に外れ止め部材を設けている。網戸の戸車装置に外れ止め部材を組み込んだものもある。
特許文献1の図1〜5に記載のものは、下框内に取付けられる戸車本体13に戸車支承部材21の一端部を軸着し、戸車支承部材21に板状の外れ止め部材27の上端部を軸着し、戸車支承部材21と外れ止め部材27間にスプリング31を取付け、外れ止め部材27を下方に付勢している。また戸車本体13の下部には、錠部材32が下框に沿って移動自在に設けてあり、網戸をサッシ枠に着脱する際には錠部材32を戸車12側に移動することで外れ止め部材27の下部が錠部材32により押し上げられ、下框内に収納されるようにしている。網戸をサッシ枠に取付けた後、錠部材32を戸車12と反対側に動かすと、外れ止め部材27はスプリング31の付勢力により下方に揺動して下部がレールの室内側面と重なり、網戸が外れるのを防止する。
【0003】
上記特許文献1記載のものは、戸車支承部材21の中間部に外れ止め部材27を取付けている関係で、戸車支承部材21の戸車本体13への軸着部から戸車12までの距離が長くなっており、そのため戸車12が室内外方向にぶれるおそれがある。また、外れ止め部材27も室内外方向にぶれたり曲がったりしやすい。錠部材32は、下框の下部より室外側に露出した部分(縦板34)を操作するようにしているため操作がしづらく、また室内側から操作することができない。
一般に網戸の下框は見込み寸法が小さいため、戸車装置は全体の厚みが大きくならないように各部材をコンパクトに配置する必要がある。
【特許文献1】実用新案登録第2537622号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、戸車と外れ止め部材の室内外方向のぶれを防止でき、且つ外れ止めを利かせたり解除したりする操作のしやすい網戸の戸車装置及び網戸の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による網戸の戸車装置は、下框内に取付ける本体ケースと、本体ケースに組み込んだ戸車、外れ止め部材及びスライドバーとを備え、戸車はコマとコマケースからなり、コマケースは上下方向に揺動可能に本体ケースに軸支してあると共に、コマが本体ケースの下縁より下方に飛び出さないように下方揺動の限界を規制してあり、外れ止め部材は、上下方向に揺動可能に本体ケースに軸支してあると共に、本体ケース内の弾性部材により下方向に付勢してあり、スライドバーは下框に沿って移動自在に設けてあり、本体ケース及び下框の側端面から突出する戸当り部と本体ケース内に挿入した作動部とを有し、作動部は、スライドバー引き出し時に外れ止め部材を本体ケース内に収納した状態で揺動を規制し、スライドバー押し込み時にその規制を解除するものであると共にコマケース及び外れ止め部材の側面に常時当接しており、網戸建て付け時に戸当り部を押してスライドバーを押し込むと、外れ止め部材が付勢部材により下方に揺動して下枠レールに係合することを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明による網戸の戸車装置は、請求項1記載の発明の構成に加え、コマケース及び外れ止め部材は、スライドバーの室内側及び室外側の何れか一方に隣接して配置してあることを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明による網戸は、請求項1又は2記載の戸車装置を備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
請求項1記載の発明による網戸の戸車装置は、スライドバーの作動部がコマケース及び外れ止め部材の側面に常時当接しているため、戸車と外れ止め部材の室内外方向のぶれを防止できる。さらに、コマが本体ケースの下縁より下方に飛び出さないようにコマケースの下方揺動の限界を規制してあるため、網戸の着脱時に戸車が障害になることがなく、また戸車が壊れにくい。また、スライドバーに本体ケース及び下框の側端面から突出する戸当り部を設けたことで、室外側、室内側の両方からスライドバーを押し引き操作でき、またスライドバーを引き出し状態にして網戸をサッシ枠に建て込んだ後、網戸を竪枠に突き当てることで戸当り部が竪枠に当って押し込まれ、スライドバーを押し込み状態にすることもできる。戸車と外れ止め部材とスライドバーを本体ケースに組み込んだことで、全体をコンパクトにできると共に網戸への取付けが簡単に行え、且つ戸車と外れ止め部材が安定して機能し壊れにくい。
【0009】
請求項2記載の発明による網戸の戸車装置は、コマケース及び外れ止め部材をスライドバーの室内側及び室外側の何れか一方に隣接して配置したことで、全体の厚みを抑えてより一層コンパクトにできる。
【0010】
請求項3記載の発明による網戸は、請求項1又は2記載の戸車装置を備えていることで、戸車が室内外方向にぶれることがなくレールに沿ってスムーズにスライドできると共に、外れ止め部材も室内外方向にぶれないため外れ止め機能を安定して発揮できる。しかも、スライドバーに下框の側端面から突出する戸当り部を有しているため、外れ止めを働かせたり解除したりする操作もしやすい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。網戸は、図1に示すように、左右の竪框12と下框1と図示しない上框とを方形状に框組し、その内側に網13を張って構成してあり、下框1の左右両端部に戸車装置14を取付けてある。下框1は、室内側壁15と室外側壁16と中間横壁17とで下向きに開口した凹部18が形成され、中間横壁17に矩形の孔19を加工し、その孔19の両側の縁部に戸車装置14の本体ケース2の左右2箇所に形成したバネ片20a,20bをそれぞれ係止することで、凹部18内に戸車装置14を取付けている。
【0012】
戸車装置14は、図1,4,5に示すように、本体ケース2と、本体ケース2に左右に並べて組み込んだ戸車3及び外れ止め部材4と、戸車3と外れ止め部材4の室外側に跨るように本体ケース2に組み込んだスライドバー5とを備えている。本体ケース2、戸車3、外れ止め部材4及びスライドバー5は、それぞれ硬質の樹脂で形成してある。
本体ケース2は、図6に示すように、室内側壁21と室外側壁22と上壁23a,23bと側壁24とを有し、竪框12側の側方と下方とに開放し、室内側が一部開口した箱状に形成されている。本体ケース2は、図1に示すように、竪框12から遠い方の上壁23aが一段高くなっており、その上壁23aが下框1の上面壁25に形成した孔26に嵌合している。また上壁23aには、戸車3の高さを調整するための調整ネジ27が上方より貫通して設けてある。
【0013】
スライドバー5は、下框1に沿って移動自在に本体ケース2に取付けてあり、図1,4に示すように、本体ケース2及び下框1の側端面から突出する戸当り部9と、本体ケース2内に挿入した作動部10と、作動部10より上方に突き出して設けた補助操作部28とを有している。作動部10は、図6に示すように薄い板状に形成してあり、図3に示すように、本体ケース2の室外側壁22の内面に当接して配置してある。作動部10には、図6に示すように、戸車3の揺動支点となる軸部29が挿通される長孔30が左右方向に形成してあるとともに、外れ止め部材4と係合するピン31が室内側に突出して設けてある。補助操作部28は、網戸がサッシ枠に取付けられた状態で室内側から外れ止めを解除するためのものであり、本体ケース2の上壁23a及び下框1の上面壁25より突出し、室内側からスライドバー5をスライド操作できるようにしている。
【0014】
戸車3は、下枠のレール11上を転動するコマ6(図3(a)参照)と、コマ6を支承するコマケース7とを有している。コマケース7は、図1,6に示すように、竪框12側の端部の下方寄りの位置に軸部29が室内側と室外側に突出して形成してあり、その軸部29を本体ケース2の室内側壁21と室外側壁22とに形成した孔32に係止して、上下方向に揺動可能に取付けてある。コマケース7は、軸部29と反対側のコーナー部33に調整ネジ27の先端部が上方より突き当てられ、室内側から調整ネジ27の出入りを調節することでコマケース7が上下方向に揺動してコマ6の高さが変わり、網戸の建て付けを調整できるようになっている。コマケース7は、図4(a)に示すように、軸部29の上方の角部34が本体ケース2内に設けた当接部35に当接することにより、コマ6が本体ケース2の下縁より下方に飛び出さないように下方揺動の限界を規制してある。またコマケース7は、図3(a)に示すように、スライドバー5の作動部10の室内側に隣接して配置してあって、室外側面7aが作動部10に常時当接しており、これにより戸車3の室内外方向のぶれが規制されている。さらに、図3(b)に示すように、軸部29の周囲の室内側面7bと室外側面7cが本体ケース2の室内側壁21と室外側壁22に常時当接することで、室内外方向のがたつきを規制してある。
【0015】
外れ止め部材4は、図1,6に示すように、竪框12側の上側のコーナー部に軸部36が室内側と室外側に突出して形成してあり、軸部36を本体ケース2の室内側壁21と室外側壁22に形成した孔37に係止して上下方向に揺動可能に取付けられ、軸部36に嵌めて本体ケース2内に設置したスプリング8により下方向に付勢してある。外れ止め部材4の下部には、図5(b)に示すように、下向きに開口した溝38が形成してあり、溝38の上方にコマ39を設けてある。外れ止め部材4は、図3(c)に示すように、スライドバー5の作動部10の室内側に隣接して配置してあって、室外側面4aが作動部10に常時当接しており、これにより外れ止め部材4の室内外方向のぶれを規制している。さらに外れ止め部材4は、図6に示すように、上側の室内側面4bが下部側よりも室外側に奥まった形で形成され、図3(c)に示すように、この室内側面4bが本体ケース2の室内側壁21に常時当接し、且つ室外側面4aが作動部10に常時当接しているため、室内外方向にがたつかないようになっている。外れ止め部材4の室外側面4aには、図7(d)に示すように、スライドバー作動部10のピン31が挿入される凹部40が形成してある。図4(a)に示すように、戸当り部9が竪框12から突出するようにスライドバー5を引き出した状態では、ピン31が凹部40の竪框12側端部に形成された係止部41に係止し、外れ止め部材4は本体ケース2内に収納された状態で揺動が規制される。図4(b)に示すように、スライドバー5を押し込むとピン31が係止部41から外れ、外れ止め部材4はスプリング8によりコマ39が下枠のレール11と接するまで下方に揺動し、外れ止め部材下部の溝38に下枠のレール11が係合するため、網戸が外れなくなる。なお、外れ止め部材4のコマ39は必ずしも必要ではなく、コマ39を取外した状態で使用することもできる。
【0016】
網戸をサッシ枠に建て込む際には、図1に示すように、スライドバー5を引き出した状態にする。そうすると、図4(a)に示すように、外れ止め部材4は作動部10のピン31により本体ケース2内に収納された状態で揺動が規制されるため、外れ止め部材4が建て込み時の障害にならない。戸車3は、本体ケース2内の当接部35により下方揺動の限界が規制され、常に本体ケース2より下方に飛び出さないようにしてあるので、戸車3が建て込み時の障害になることがない。網戸を上下レール間にけんどん式に建て込んだ後、網戸をスライドさせて竪枠に突き当てると、図2に示すように、戸当り部9が竪框12と面一となるまでスライドバー5が押し込まれる。そうすると、図4(b)に示すように、作動部10のピン31が係止部41から外れて外れ止め部材4がスプリング8により下方に揺動し、外れ止め部材4の下部の溝38に下枠のレール11が係合し、網戸が外れ止めされる。網戸を外す際には、スライドバー5を引き出して外れ止め部材4を本体ケース2内に収納する。このとき、戸当り部9を持ってスライドバー5を引き出してもよいが、補助操作部28を操作することで室内側からも容易にスライドバー5をスライドできる。
【0017】
以上に述べたように本戸車装置14は、板状に形成したスライドバー5の作動部10がコマケース7の室外側面7aと外れ止め部材4の室外側面4aに常時当接しており、尚且つコマケース7と外れ止め部材4の室内側面の一部7b,4bが本体ケース2の室内側壁21に常時当接しているため、戸車3や外れ止め部材4が上下方向に揺動しても室内外方向にぶれたりがたついたりすることがなく、戸車3による下枠レール11へのガイド性、外れ止め部材4による網戸の外れ防止機能を高められる。しかもスライドバー5の作動部10を本体ケース2の室外側壁22の内面に沿わせて配置し、戸車3と外れ止め部材4を作動部10の室内側に隣接して配置したことで、全体の厚みを抑えてコンパクトにできる。戸車3はコマ6が本体ケース2の下縁よりも飛び出すことがないため、戸車3が網戸着脱時に障害になることがなく、また戸車3が本体ケース2から飛び出さないことで戸車3の破損を防止できる。また、スライドバー5に本体ケース2及び下框1の側端面から突出する戸当り部9を設けたことで、室外側、室内側の両方からスライドバー5を押し引き操作でき、またスライドバー5を引き出し状態にして網戸をサッシ枠に建て込んだ後、網戸を竪枠に突き当てることでスライドバー5を押し込み、外れ止めを利かせることもできる。さらに、スライドバー5に下框上面壁25より突出する補助操作部28を設けたことで、網戸をサッシ枠に取付けた状態で室内側から外れ止めを解除するのも容易である。さらに本戸車装置14は、本体ケース2に戸車3と外れ止め部材4とスライドバー5がコンパクトに組み込まれ、下框1の室内側壁15や室外側壁16に孔や切り欠き等の加工が不要で、下框1の凹部18内に下方より簡易に取付けでき、尚且つ網戸の意匠性を向上できる。
【0018】
図8,9は、本発明の網戸用装置14の他の実施形態を示している。本実施形態のものは、スライドバー5の先端部5aが本体ケース2から側方に突出しており、その室内側面に操作用の溝部43が設けてある。網戸の下框1は、室内側壁15に前記溝部43がのぞく窓44が形成してあり、その窓44よりスライドバー5の溝部43にマイナスドライバー等の工具を差し入れて横に操作することで、スライドバー5を室内側から左右にスライドできるようにしている。またスライドバー5は、溝部43の横に緑色のカラーマーク45が設けてあり、図8(a)に示すように、スライドバー5を引き出して外れ止めを解除した状態では、カラーマーク45は下框1内に隠れており、図8(b)に示すように、スライドバー5を押し込んで外れ止めを利かせると、カラーマーク45は下框1の窓44からのぞくようになっている。これにより室内側から外れ止めの状態を容易に確認できる。それ以外の構成は、先に述べた実施形態のものと同様である。
【0019】
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。スライドバーの作動部は、戸車と外れ止め部材の室内側に隣接して配置することもできる。戸車や外れ止め部材、スライドバーの形状は、適宜変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】網戸の下部を一部切り欠きして示す室内側正面図であって、スライドバーを引き出したときの状態を示している。
【図2】網戸の下部を一部切り欠きして示す室内側正面図であって、スライドバーを押し込んだときの状態を示している。
【図3】(a)は図1のA−A断面図、(b)は図1のB−B断面図、(c)は図1のC−C断面図である。
【図4】網戸の面内方向の断面における戸車装置の縦断面図であって、(a)はスライドバーを引き出したときの状態、(b)はスライドバーを押し込んだときの状態を示している。
【図5】(a)は室内側の斜め上方から見た戸車装置の斜視図であり、(b)は室内側の斜め下方から見た戸車装置の斜視図である。
【図6】戸車装置の分解斜視図である。
【図7】(a)は外れ止め部材の室内側面図、(b)は外れ止め部材の底面図、(c)は外れ止め部材の竪框側側面図、(d)は外れ止め部材の室外側面図である。
【図8】本発明の戸車装置の他の実施形態を示す網戸下部の室内側正面図であって、(a)はスライドバーを引き出して外れ止めを解除した状態、(b)はスライドバーを押し込んで外れ止めを利かせた状態を示している。
【図9】(a)は図8の実施形態の戸車装置を室内側の斜め上方から見た斜視図であり、(b)は同戸車装置を室内側の斜め下方から見た斜視図である。
【符号の説明】
【0021】
1 下框
2 本体ケース
3 戸車
4 外れ止め部材
5 スライドバー
6 コマ
7 コマケース
8 スプリング(弾性部材)
9 戸当り部
10 作動部
11 下枠レール
14 戸車装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下框内に取付ける本体ケースと、本体ケースに組み込んだ戸車、外れ止め部材及びスライドバーとを備え、戸車はコマとコマケースからなり、コマケースは上下方向に揺動可能に本体ケースに軸支してあると共に、コマが本体ケースの下縁より下方に飛び出さないように下方揺動の限界を規制してあり、外れ止め部材は、上下方向に揺動可能に本体ケースに軸支してあると共に、本体ケース内の弾性部材により下方向に付勢してあり、スライドバーは下框に沿って移動自在に設けてあり、本体ケース及び下框の側端面から突出する戸当り部と本体ケース内に挿入した作動部とを有し、作動部は、スライドバー引き出し時に外れ止め部材を本体ケース内に収納した状態で揺動を規制し、スライドバー押し込み時にその規制を解除するものであると共にコマケース及び外れ止め部材の側面に常時当接しており、網戸建て付け時に戸当り部を押してスライドバーを押し込むと、外れ止め部材が付勢部材により下方に揺動して下枠レールに係合することを特徴とする網戸の戸車装置。
【請求項2】
コマケース及び外れ止め部材は、スライドバーの室内側及び室外側の何れか一方に隣接して配置してあることを特徴とする請求項1記載の網戸の戸車装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の戸車装置を備えていることを特徴とする網戸。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2010−150866(P2010−150866A)
【公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−332408(P2008−332408)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【出願人】(000175560)三協立山アルミ株式会社 (529)
【出願人】(000191065)新日軽株式会社 (545)
【出願人】(593099104)タカラ産業株式会社 (40)
【Fターム(参考)】