胎盤細胞集団で骨欠損を治療するための方法及び組成物
接着性胎盤幹細胞及び胎盤幹細胞集団の使用方法、並びにそれらを培養し、急増させ、及び増殖させる方法を本明細書に示す。また、胎盤幹細胞を分化させる方法を本明細書に示す。さらに、胎盤幹細胞を使用して、対象への投与に好適な移植可能又は注射可能組成物を処方する方法を本明細書に示す。さらに、幹細胞、及び幹細胞を含む組成物で骨欠損を治療するための方法を本明細書に示す。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
マトリックスを鉱化する能力を有する骨形成細胞を作成する方法であって、請求項1記載の複数の幹細胞又は請求項12記載の単離された幹細胞の集団を、前記幹細胞が骨形成細胞に分化する条件下で培養することを含み、前記培養は、前記骨形成細胞がカルシウム又はリン酸塩に富む検出可能な量の鉱化マトリックスを生成するのに十分な時間にわたって行われる、前記方法。
【請求項2】
前記細胞をデキサメタゾン又はアスコルビン酸と接触させることを含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
マトリックスを処方するための方法であって、非接着性CD34+及びCD44-胎盤幹細胞の集団を、リン酸β-三カルシウム基質、リン酸β-三カルシウム-コラーゲン基質、コラーゲン基質、リン酸カルシウム基質、鉱化ヒト胎盤コラーゲン基質、ヒアルロン酸基質又はセラミック基質である移植可能な骨格基質と組み合わせることを含む、前記方法。
【請求項4】
注射可能組成物を処方するための方法であって、非接着性CD34+、CD44-胎盤幹細胞の集団を注射可能ヒアルロン酸又はコラーゲンと組み合わせることを含む、前記方法。
【請求項5】
対象における骨欠損を治療するための方法であって、該治療を必要とする対象に対して、非接着性幹細胞の集団を含む移植可能又は注射可能組成物を投与することによって、該対象における骨欠損を治療することを含む、前記方法。
【請求項6】
前記骨欠損が、癌関連溶骨性病変、骨折、又は固定を必要とする脊椎である、請求項5記載の方法。
【請求項7】
前記溶骨性病変が、多発性骨髄腫、骨癌又は転移癌に関連する、請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記骨折が偽関節骨折である、請求項6記載の方法。
【請求項9】
前記移植可能組成物を外科移植する、請求項5記載の方法。
【請求項10】
非接着性幹細胞の集団を含む注射可能組成物を前記対象に投与する、請求項5記載の方法。
【請求項11】
前記注射可能組成物を前記骨欠損の領域に外科投与する、請求項5記載の方法。
【請求項12】
前記注射可能組成物を全身投与する、請求項5記載の方法。
【請求項13】
マトリックスを処方するための方法であって、幹細胞の集団を移植可能な骨格基質と組み合わせることを含み、前記幹細胞が、CD200+又はHLA-G+、或いはCD34+及びCD44-である、前記方法。
【請求項14】
注射可能組成物を処方するための方法であって、幹細胞の集団を注射可能ヒアルロン酸又はコラーゲンと組み合わせることを含み、前記幹細胞が、CD200+又はHLA-G+、或いはCD34+及びCD44-である、前記方法。
【請求項15】
対象における骨欠損を治療するための方法であって、該治療を必要とする対象に対して、CD200+若しくはHLA-G+、又はCD34+及びCD44-である幹細胞の集団を含む移植可能又は注射可能組成物を投与することによって、該対象における骨欠損を治療することを含む、前記方法。
【請求項16】
前記骨欠損が、多発性骨髄腫、骨癌若しくは転移癌に関連する溶骨性病変、骨折、又は固定を必要とする脊椎である、請求項15記載の方法。
【請求項17】
非接着性幹細胞の集団を含む移植可能組成物を前記対象に投与する、請求項15記載の方法。
【請求項18】
前記移植可能組成物を外科移植する、請求項17記載の方法。
【請求項19】
非接着性幹細胞の集団を含む注射可能組成物を前記対象に投与する、請求項15記載の方法。
【請求項20】
前記注射可能組成物を全身投与する、請求項19記載の方法。
【請求項1】
マトリックスを鉱化する能力を有する骨形成細胞を作成する方法であって、請求項1記載の複数の幹細胞又は請求項12記載の単離された幹細胞の集団を、前記幹細胞が骨形成細胞に分化する条件下で培養することを含み、前記培養は、前記骨形成細胞がカルシウム又はリン酸塩に富む検出可能な量の鉱化マトリックスを生成するのに十分な時間にわたって行われる、前記方法。
【請求項2】
前記細胞をデキサメタゾン又はアスコルビン酸と接触させることを含む、請求項1記載の方法。
【請求項3】
マトリックスを処方するための方法であって、非接着性CD34+及びCD44-胎盤幹細胞の集団を、リン酸β-三カルシウム基質、リン酸β-三カルシウム-コラーゲン基質、コラーゲン基質、リン酸カルシウム基質、鉱化ヒト胎盤コラーゲン基質、ヒアルロン酸基質又はセラミック基質である移植可能な骨格基質と組み合わせることを含む、前記方法。
【請求項4】
注射可能組成物を処方するための方法であって、非接着性CD34+、CD44-胎盤幹細胞の集団を注射可能ヒアルロン酸又はコラーゲンと組み合わせることを含む、前記方法。
【請求項5】
対象における骨欠損を治療するための方法であって、該治療を必要とする対象に対して、非接着性幹細胞の集団を含む移植可能又は注射可能組成物を投与することによって、該対象における骨欠損を治療することを含む、前記方法。
【請求項6】
前記骨欠損が、癌関連溶骨性病変、骨折、又は固定を必要とする脊椎である、請求項5記載の方法。
【請求項7】
前記溶骨性病変が、多発性骨髄腫、骨癌又は転移癌に関連する、請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記骨折が偽関節骨折である、請求項6記載の方法。
【請求項9】
前記移植可能組成物を外科移植する、請求項5記載の方法。
【請求項10】
非接着性幹細胞の集団を含む注射可能組成物を前記対象に投与する、請求項5記載の方法。
【請求項11】
前記注射可能組成物を前記骨欠損の領域に外科投与する、請求項5記載の方法。
【請求項12】
前記注射可能組成物を全身投与する、請求項5記載の方法。
【請求項13】
マトリックスを処方するための方法であって、幹細胞の集団を移植可能な骨格基質と組み合わせることを含み、前記幹細胞が、CD200+又はHLA-G+、或いはCD34+及びCD44-である、前記方法。
【請求項14】
注射可能組成物を処方するための方法であって、幹細胞の集団を注射可能ヒアルロン酸又はコラーゲンと組み合わせることを含み、前記幹細胞が、CD200+又はHLA-G+、或いはCD34+及びCD44-である、前記方法。
【請求項15】
対象における骨欠損を治療するための方法であって、該治療を必要とする対象に対して、CD200+若しくはHLA-G+、又はCD34+及びCD44-である幹細胞の集団を含む移植可能又は注射可能組成物を投与することによって、該対象における骨欠損を治療することを含む、前記方法。
【請求項16】
前記骨欠損が、多発性骨髄腫、骨癌若しくは転移癌に関連する溶骨性病変、骨折、又は固定を必要とする脊椎である、請求項15記載の方法。
【請求項17】
非接着性幹細胞の集団を含む移植可能組成物を前記対象に投与する、請求項15記載の方法。
【請求項18】
前記移植可能組成物を外科移植する、請求項17記載の方法。
【請求項19】
非接着性幹細胞の集団を含む注射可能組成物を前記対象に投与する、請求項15記載の方法。
【請求項20】
前記注射可能組成物を全身投与する、請求項19記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16A】
【図16B】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図20D】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図25C】
【図26】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16A】
【図16B】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20A】
【図20B】
【図20C】
【図20D】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図25C】
【図26】
【公表番号】特表2010−507392(P2010−507392A)
【公表日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−534633(P2009−534633)
【出願日】平成19年10月23日(2007.10.23)
【国際出願番号】PCT/US2007/022545
【国際公開番号】WO2008/051568
【国際公開日】平成20年5月2日(2008.5.2)
【出願人】(508000076)アントフロゲネシス コーポレーション (12)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年10月23日(2007.10.23)
【国際出願番号】PCT/US2007/022545
【国際公開番号】WO2008/051568
【国際公開日】平成20年5月2日(2008.5.2)
【出願人】(508000076)アントフロゲネシス コーポレーション (12)
【Fターム(参考)】
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