説明

胴縁一体型フェンス用パネルおよび胴縁一体型フェンス

【課題】多数の孔を上下・左右方向に規則的配列に設けた金属平板の上端部と下端部若しくはいずれか一方に胴縁部を一体的に形成した胴縁一体型フェンス用パネル、及び胴縁一体型フェンス用パネルを柵用板に使用して構築される胴縁一体型フェンスを提供する。
【解決手段】
平板の全面に多数の孔1…が上下及び左右方向に規則的配列に設けられた金属板の上端部と下端部の双方、又はいずれか一方を折り曲げて胴縁部2が形成されており、平面部3及び胴縁部2のそれぞれに孔が設けられている胴縁一体型フェンス用パネルP1が、支柱4…に配置され、固定されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、多数の孔を上下・左右方向に規則的配列に設けた金属平板の上端部と下端部若しくはいずれか一方に胴縁部を一体的に形成した胴縁一体型フェンス用パネル、及び前記胴縁一体型フェンス用パネルを柵用板に使用して構築される、防風・防雪柵や防砂柵、又は通風性を有する目隠し柵等(以下、胴縁一体型フェンスと総称する。)の技術分野に属する。
【背景技術】
【0002】
従来、孔あき金属板を使用したフェンスとしては、金属板の上端に支柱の上端まで覆い隠す大型断面の手すりを備えた手すり一体型フェンスが、下記の特許文献1に記載されて公知に属する。しかし、手すり部分には当然のことながら孔を設けてなく、手摺り部分は別途用意した手すり固定具で支柱に固定されている。この手すり一体型フェンスは、ビルの屋上やベランダ、通路等における安全柵、侵入防止柵として設置される。
従来、防風・防雪柵、防砂柵、通風性を有する目隠し柵として適するように、多数の孔が規則的配列に設けられた金属板を採用したフェンス用パネルまたは金属板型フェンスに関しては、以下のような技術が公知である。
【0003】
下記の特許文献2に開示された防風壁用パネルは、平板状のパネルに円形の小透孔を面積比で5%以上〜30%以下で等分布に配設した構成であり、支柱間の上下に胴縁を取付け、防風壁用パネルの上下端を前記胴縁と連結して防風柵が構築されている。
【0004】
特許文献3に開示された金属板型フェンスは、側面方向に見ると2連のカマボコ型に曲げ加工された金属板の凸部に、孔径が1cm〜3cm程度の多数の孔を密集して設け、平坦部には15mm×24mm程度の長孔を一列に設けた金属板をフェンス用パネルとして使用し、支柱間の上下方向へ前記フェンス用パネルを必要枚数当てがい、平坦部の孔を利用して支柱に固定し防風、防砂用柵、あるいはガーデニング用柵として設置されている。
【0005】
【特許文献1】特開平8−42200号公報
【特許文献2】特開平3−63307号公報
【特許文献3】実用新案登録第3064773号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1の手すり一体型フェンスは、大型断面の手すりを一体的に折り曲げ成形しているが、これを支柱に取り付けるには、別途用意した複数の手すり固定具を使用しなければならず面倒な作業を要する。金属板に多数の孔が開けられているが、これは意匠的効果を意図したパンチング模様を表現したものでしかない。
【0007】
特許文献2に開示された防風壁用パネルは、予め支柱間の上下に取付けた胴縁及び支柱に対して、防風壁用パネルの上下縁をボルト止め等の手段で連結して取付けるので、防風柵の構築作業の工数が多くかかり面倒である。
【0008】
特許文献3の金属板型フェンスは、側面方向に見てカマボコ型に折り曲げ加工した金属板の凸部と平坦部とに、孔の形状、大きさ、配列が異なる多数の孔を孔あけ加工するので、孔あけ加工技術が高度なものとなり、生産性が悪く、高コストになってしまう。
【0009】
本発明の目的は、平板の全面に多数の孔を上下・左右方向に規則的配列に設けた金属板の上端部と下端部若しくはいずれか一方に胴縁部を一体に形成した胴縁一体型フェンス用パネル、及び前記胴縁一体型フェンス用パネルを柵用板に使用して構築される、防風・防雪柵や防砂柵、又は通風性を有する目隠し柵等として好適な胴縁一体型フェンスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上述の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る胴縁一体型フェンス用パネルは、
平板の全面に多数の孔1…が上下及び左右方向に規則的配列に設けられた金属板の上端部と下端部の双方、又はいずれか一方を折り曲げて胴縁部2が形成されており、平面部3及び胴縁部2のそれぞれに孔が設けられていることを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した胴縁一体型フェンス用パネルにおいて、多数の孔1…は、左右方向に長い長孔として設けられていることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載した発明に係る胴縁一体型フェンスは、
支柱4と支柱4の間に、請求項1又は2に記載した胴縁一体型フェンス用パネルP1が配置され、その胴縁部2と平面部3がそれぞれブラケット6にて支柱4に固定されていることを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載した発明に係る胴縁一体型フェンスは、
各支柱4の前面に、請求項1又は2に記載した胴縁一体型フェンス用パネルP1が配置され、支柱4とは平面部3の孔へ通した取付金具にて固定され、隣接する胴縁一体型フェンス用パネルP1同士は連結金具9にて相互に連結されていることを特徴とする。
【0014】
請求項5に記載した発明は、請求項3に記載した胴縁一体型フェンス用パネルにおいて、胴縁一体型フェンス用パネルP1の胴縁部2は、一端部を支柱4へ固定された胴縁固定ブラケット5の他端部が胴縁部2の中空部内へ挿入され、胴縁部2の孔へ通した固定金具を前記ブラケット5の他端部へも共通に通して結合されており、
平面部3は支柱4の前後を挟む一対の平面ブラケット6で平面部の前後面を挟み付け、平面ブラケット6の孔から平面部の孔へ共通に通した連結材にて結合されていることを特徴とする。
【0015】
請求項6に記載した発明は、請求項4に記載した胴縁一体型フェンス用パネルにおいて、隣接する胴縁一体型フェンス用パネルP1の胴縁部同士の連結金具9は、双方の前後面へそれぞれ跨って外接された一対の連結部材の孔から胴縁部2の孔へ共通に通した連結具にて相互に連結され、
隣接する平面部同士の連結金具9は、双方の前後面へそれぞれ跨って外接された一対の平板状連結部材の孔から平面部の孔へ共通に通した連結具にて相互に連結されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
請求項1、2に記載した発明に係る胴縁一体型フェンス用パネルは、胴縁を別途に設ける必要がなく、胴縁部を利用して直接支柱へ取付けることができる。よって、フェンス構築の工数が減り、頑丈で部品点数の少ない胴縁一体型フェンスの構築を実現できる。また、平板に上下・左右方向に規則的配列で孔を設けるので、孔あけ加工が簡単で生産性に優れる。この胴縁一体型フェンス用パネルは、支柱への取付けに合わせて裁断長さの調節が自在にできる。すなわち、任意所望の位置で縦に裁断して寸法を小さくしたときも、支柱へ取付けるための取付け孔を別途設けることは不要である。
請求項3〜6に記載した発明に係る胴縁一体型フェンスは、支柱にブラケットを取付けて用意し、或いはパネル同士の連結金具を用意するだけで、格別孔あけ加工を必要とすることなく、簡単、確実に少ない工数で設置することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
平板の全面に多数の孔1…が上下及び左右方向に規則的配列に設けられた金属板の上端部と下端部の双方、又はいずれか一方を折り曲げて胴縁部2(又は2aと2b)が形成されており、平面部3及び胴縁部2のそれぞれに孔1が設けられた胴縁一体型フェンス用パネルP1、そして、前記パネルが各支柱に配置され、支柱とはブラケットで、又は平面部の孔へ通した取付金具にて固定される。隣接する胴縁一体型フェンス用パネルP1同士は連結金具にて相互に連結して胴縁一体型フェンスが設置される。
【実施例1】
【0018】
図1は、請求項1に係る発明の胴縁一体型フェンス用パネル、特に上端部にのみ胴縁部を形成した実施例を示す。
この胴縁一体型フェンス用パネルP1は、平板の全面に多数の孔1…を上下及び左右方向に整列した規則的配列で設けた孔あき金属板(通例鋼板)の上端部を、孔あけ加工後に折り曲げて円筒形状の上側胴縁部2aが形成されたものである。平面部3と上側胴縁部2aに複数の孔1…が共通な形状と大きさ配列で設けられている。孔1は、図3のようにフェンスに使用した場合に使い勝手の良い左右方向に長い長孔(長円形孔)として、かつ全て同大、同一形状に設けられている。孔1は、上側胴縁部2aの端部近傍にまで設けられている(そのように縦に裁断されている)ので、図3のように、支柱の間へ取付けるための取付け孔を別途に設けることは不要である。孔1…は、上下・左右方向に整列した規則的配列で設けているので、支柱の設置間隔に応じた裁断が容易である。
本実施例の胴縁一体型フェンス用パネルP1は、平板状の下縁部をL字形又はレ形状その他の所望形状に曲げて使用することもできる。
【0019】
本発明の胴縁一体型フェンス用パネルP1は、孔1を長孔として設けたので、路面が傾斜している場所で、鉛直に立てた支柱に対して、図3又は図6に示す形式の胴縁一体型フェンスを路面勾配に合わせて傾斜させて設置する場合に融通性があり、設置作業が容易である。また、本発明の実施例では孔1を長孔として示したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々な形状の孔で実施することができる。
【実施例2】
【0020】
図2に示した胴縁一体型フェンス用パネルP2は、やはり平板の全面に多数の孔1…を上下・左右方向に規則的な配列で設けた金属板の上端部および下端部の双方を折り曲げてそれぞれに円筒形状の上側胴縁部2aおよび下側胴縁部2bが形成されている。本実施例の場合も、平面部3と上側胴縁部2aおよび下側胴縁部2bの孔1…は、共通な配列で同形・同大の長孔形状である。本実施例の場合、下側胴縁部2bを備えているので、上下に胴縁を備えた胴縁一体型フェンスの設置に好都合である。
【実施例3】
【0021】
図3は、請求項3に記載した発明に係る胴縁一体型フェンスの実施例を示している。
この胴縁一体型フェンスF1は、図1に示した胴縁一体型フェンス用パネルP1を用いた実施例であり、道路の路側に沿って一定の間隔で立てられた支柱4…の間へ、同支柱の間隔と一致する寸法に裁断した胴縁一体型フェンス用パネルP1を支柱4、4へ配置し、その上側胴縁部2aと平面部3をブラケット5、6にて支柱4へ支持させ固定して設置されている。
【0022】
図4A〜Cに胴縁固定ブラケット5の一例を使用状態で示した。これは胴縁一体型フェンス用パネルP1の上側胴縁部2aの中空部内へ平板状の一端部5aを差し込み、上下の爪部を上側胴縁部2aの孔1、1へ掛け止めた座金5bの外側から、上側胴縁部2aの孔1へ共通に貫通させた固定金具(ボルト5c)を前記一端部5aの孔へも通して、両側に当てがった座金5bを利用してナット5dを締め付け結合している。当該胴縁固定ブラケット5の他端に形成した半円筒部5eは支柱4の外周へ半巻きに重ね、ボルト5fを支柱4の直径線方向へ通し、反対側からナット5gを締め付け結合している。こうして一対の胴縁固定ブラケット5、5を支柱4へボルト5f、ナット5gで結合することにより、両側の胴縁一体型フェンス用パネルP1、P1の上側胴縁部2aを支柱4に支持し固定している。
なお、胴縁一体型フェンス用パネルP1の支柱4に対する上側胴縁部2aの取り付け手段は、図4に示した構成の胴縁固定ブラケット5を使用することに限るものではなく、適合する他の種々な構成のブラケットを採用して実施することができる。
【0023】
図5A、Bに平面ブラケット6の一例を使用状態で示した。胴縁一体型フェンス用パネルP1の平面部3の側縁をサンドイッチ状態に挟み付ける一対の平面ブラケット6を当てがい、連結材(ボルト6b)を、平面ブラケット6の孔から平面部3の孔1へ共通に通し、ナット6cを締め付けて結合する。一対の平面ブラケット6は、支柱4の外周を二分して挟む半円状部を有する構成であり、当該平面ブラケット6が胴縁一体型フェンス用パネルP1の平面部3を前記のように挟み支持することで、支柱4への取付けも行われる。
但し、胴縁一体型フェンス用パネルP1の平面部3の支持手段として、図5に示す構成の平面ブラケット6を使用することに限定する意味ではない。適合する他の種々な構成の平面ブラケットを採用して実施することができる。
なお、本発明の胴縁一体型フェンスは、図2に示す胴縁一体型フェンス用パネルP2を用いて構成することもできる。この場合は、上下の胴縁部2a、2bを胴縁固定ブラケット5で支柱4へ支持させ固定する。
【実施例4】
【0024】
図6A、Bに示した胴縁一体型フェンスF2は、図1に示した胴縁一体型フェンス用パネルP1を上下に逆向きの姿勢で2枚使用した背の高い構成である。上下2枚の胴縁一体型フェンス用パネルP1はそれぞれ、上記した胴縁固定ブラケット5と平面ブラケット6により支柱4に支持させ固定されている。
【実施例5】
【0025】
図7A、Bは、請求項4に記載した発明に係る胴縁一体型フェンスの実施例を示している。
この胴縁一体型フェンスF3は、やはり図1に示した胴縁一体型フェンス用パネルP1を用いた実施例である。道路の路側に沿って立てられた各支柱4、4の前面に、前記胴縁一体型フェンス用パネルP1が、その上側胴縁部2aが支柱4の上端よりも少し上方へ位置するように配置され(図6B)、各支柱4とは平面部3の孔1へ通した複数の取付金具(ボルト7)にて締結し固定されている。そして、図6Aの場合は隣り合う支柱4、4の略中央で突き合わされた隣接する2枚の胴縁一体型フェンス用パネルP1、P1同士が、前記突き合わされた上側胴縁部2a及び平面部3同士をそれぞれ連結金具8、9にて相互に連結されている。
【0026】
図8A、Bは隣接する上側胴縁部2a同士の連結金具8を使用状態で示している。
上側胴縁部2aの外周面の前後に外接する断面円弧状をなす一対の連結部材8a、8aから成り、これが隣接する上側胴縁部の双方へ等分の長さ跨るように外接され、この一対の連結部材8a、8aの左右2個の孔へ通し、且つ該当する上側胴縁部2aの孔1へ貫通させた連結具(ボルト8b、ナット8c)にて締結し相互に連結されている。
但し、胴縁部同士の連結金具は上記構成のものに限らない。
【0027】
図9A、Bは隣接する平面部3同士の連結金具9を使用状態で示している。
隣接する平面部3、3双方の前後面へそれぞれ等分の長さ跨って外接された一対の平板状連結部材9a、9aから成り、その左右2個の孔を通じて平面部3の該当する長孔1へ貫通させた連結具(ボルト9b、ナット9c)にて締結し相互に連結されている。
但し、平面部同士の連結具同士の連結金具は、上記構成のものに限らない。
【0028】
以上に、本発明を図示した実施例に基づいて説明したが、本発明は、こうした実施例に何ら限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲において、当業者が必要に応じて行う設計変更も含めて種々な態様で実施できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の胴縁一体型フェンス用パネルの実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の胴縁一体型フェンス用パネルの異なる実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明の胴縁一体型フェンスの実施例を示す正面図である。
【図4】Aは胴縁固定ブラケットの使用状態を示す平面視断面図、Bは同正面図、Cは側面図である。
【図5】Aは平面ブラケットの使用状態図を示す平面視断面図、Bは同正面図である。
【図6】Aは本発明の胴縁一体型フェンスの異なる実施例を示す正面図、BはAにおけるIV−IV断面図を示す。
【図7】A、Bは本発明の胴縁一体型フェンスの更なる実施例の正面図と側面図である。
【図8】A、Bは胴縁部の連結金具を使用状態で示す正面図と側面図である。
【図9】A、Bは平面部の連結金具を使用状態で示す平面図と正面図である。
【符号の説明】
【0030】
P1 胴縁一体型フェンス用パネル
1 孔
2 胴縁部
3 平面部
P2 胴縁一体型フェンス用パネル
2a 上側胴縁部
2b 下側胴縁部
F1 胴縁一体型フェンス
4 支柱
5 胴縁固定ブラケット
6 平面ブラケット
7 取付金具(ボルト)
F2 胴縁一体型フェンス
8 胴縁部の連結金具
9 平面部の連結金具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
平板の全面に多数の孔が上下及び左右方向に規則的配列に設けられた金属板の上端部と下端部の双方、又はいずれか一方を折り曲げて胴縁部が形成されており、平面部及び胴縁部のそれぞれに孔が設けられていることを特徴とする、胴縁一体型フェンス用パネル。
【請求項2】
多数の孔は、左右方向に長い長孔として設けられていることを特徴とする、請求項1に記載した胴縁一体型フェンス用パネル。
【請求項3】
支柱と支柱の間に、請求項1又は2に記載した胴縁一体型フェンス用パネルが配置され、その胴縁部と平面部がそれぞれブラケットにて支柱に固定されていることを特徴とする、胴縁一体型フェンス。
【請求項4】
各支柱の前面に、請求項1又は2に記載した胴縁一体型フェンス用パネルが配置され、支柱とは平面部の孔へ通した取付金具にて固定され、隣接する胴縁一体型フェンス用パネル同士は連結金具にて相互に連結されていることを特徴とする、胴縁一体型フェンス。
【請求項5】
胴縁一体型フェンス用パネルの胴縁部は、一端部を支柱へ固定された胴縁固定ブラケットの他端部が胴縁部の中空部内へ挿入され、胴縁部の孔へ通した固定金具を前記ブラケットの他端部へも共通に通して結合されており、
平面部は支柱の前後を挟む一対の平面ブラケットで平面部の前後面を挟み付け、平面ブラケットの孔から平面部の孔へ共通に通した連結材にて結合されていることを特徴とする、請求項3に記載した胴縁一体型フェンス。
【請求項6】
隣接する胴縁一体型フェンス用パネルの胴縁部同士の連結金具は、双方の前後面へそれぞれ跨って外接された一対の連結部材の孔から胴縁部の孔へ共通に通した連結具にて相互に連結され、
隣接する平面部同士の連結金具は、双方の前後面へそれぞれ跨って外接された一対の平板状連結部材の孔から平面部の孔へ共通に通した連結具にて相互に連結されていることを特徴とする、請求項4に記載した胴縁一体型フェンス。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−152666(P2006−152666A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−344356(P2004−344356)
【出願日】平成16年11月29日(2004.11.29)
【出願人】(000006839)日鐵建材工業株式会社 (371)
【Fターム(参考)】