脂質製剤組成物およびEg5遺伝子とVEGF遺伝子の発現を阻害する方法
本発明は、脂質製剤中において二本鎖リボ核酸(dsRNA)を含有する組成物と、該組成物を用いて、ヒトキネシンファミリーメンバー11(Eg5)および血管内皮増殖因子(VEGF)の発現を阻害する方法と、該組成物を用いて、癌など、Eg5およびVEGFの発現によって媒介される病理学的過程を治療する方法とに関する。さらに別の実施形態では、本発明が、癌の治療を必要とする哺乳動物において腫瘍の増殖を低減する方法を提供する。該方法は、本発明の組成物を該哺乳動物に投与する工程を包含し、腫瘍の増殖を少なくとも20%低減する。別の実施形態では、該方法により、KSPの発現が少なくとも60%低下する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
細胞内におけるヒトキネシンファミリーメンバー11(Eg5/KSP)遺伝子の発現を阻害する第1の二本鎖リボ核酸(dsRNA)と、細胞内におけるヒトVEGFの発現を阻害する第2のdsRNAとを含む核酸脂質粒子を含む組成物であって、
前記核酸脂質粒子が、45〜65モル%の陽イオン性脂質、5モル%〜約10モル%の非陽イオン性脂質、25〜40モル%のステロール、および0.5〜5モル%のPEGまたはPEG改変脂質を含む脂質製剤を含み、
前記第1のdsRNAが、第1のセンス鎖と第1のアンチセンス鎖とからなり、前記第1のセンス鎖が、第1の配列を含み、前記第1のアンチセンス鎖が、
配列番号1311(5’−UCGAGAAUCUAAACUAACU−3’)
のうちの少なくとも15の連続ヌクレオチドと相補的な第2の配列を含み、
前記第1の配列が、前記第2の配列と相補的であり、前記第1のdsRNAが、15〜30塩基対の長さであり;
前記第2のdsRNAが、第2のセンス鎖と第2のアンチセンス鎖とからなり、前記第2のセンス鎖が、第3の配列を含み、前記第2のアンチセンス鎖が、
配列番号1538(5’−GCACAUAGGAGAGAUGAGCUU−3’)
のうちの少なくとも15の連続ヌクレオチドと相補的な第4の配列を含み、
前記第3の配列が、前記第4の配列と相補的であり、前記第2のdsRNAが、15〜30塩基対の長さである組成物。
【請求項2】
前記陽イオン性脂質が、式Aを含み、
式Aが、
【化8】
、または
【化9】
[式中、R1およびR2が、独立してアルキル、アルケニル、またはアルキニルであり、各々が、必要に応じて置換されていてもよく、R3およびR4が、独立して低級アルキルであるか、またはR3およびR4が一緒になって、必要に応じて置換されるヘテロ環式環を形成し得る]である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記陽イオン性脂質が、XTC(2,2−ジリノレイル−4−ジメチルアミノエチル−[1,3]−ジオキソラン)を含む、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記陽イオン性脂質が、XTCを含み、前記非陽イオン性脂質が、DSPCを含み、前記ステロールが、コレステロールを含み、前記PEG脂質が、PEG−DMGを含む、請求項2に記載の組成物。
【請求項5】
前記陽イオン性脂質が、XTCを含み、前記製剤が、
【表42】
からなる群から選択される、請求項2に記載の組成物。
【請求項6】
前記陽イオン性脂質が、ALNY−100((3aR,5s,6aS)−N,N−ジメチル−2,2−ジ((9Z,12Z)−オクタデカ−9,12−ジエニル)テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン))を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記陽イオン性脂質が、ALNY−100を含み、前記製剤が、
【表43】
からなる、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
前記陽イオン性脂質が、MC3(((6Z,9Z,28Z,31Z)−ヘプタトリアコンタ−6,9,28,31−テトラエン−19−イル4−(ジメチルアミノ)ブタノエート)を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
前記陽イオン性脂質が、MC3を含み、前記脂質製剤が、
【表44】
からなる群から選択される、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記第1のdsRNAが、配列番号1534(5’−UCGAGAAUCUAAACUAACUTT−3’)からなるセンス鎖と、配列番号1535(5’−AGUUAGUUUAGAUUCCUGATT−3’)からなるアンチセンス鎖とからなり、前記第2のdsRNAが、配列番号1536(5’−GCACAUAGGAGAGAUGAGCUU−3’)からなるセンス鎖と、配列番号1537(5’−AAGCUCAUCUCUCCUAUGUGCUG−3’)からなるアンチセンス鎖とからなる、請求項1に記載の組成物。
【請求項11】
小文字の「c」または「u」により示される2’−O−メチルリボヌクレオチドと、小文字の「s」により示されるホスホロチオエートとを包含するように、各鎖が、以下:
前記第1のdsRNAが、
配列番号1240(5’−ucGAGAAucuAAAcuAAcuTsT−3’)
からなるセンス鎖と、
配列番号1241(5’−AGUuAGUUuAGAUUCUCGATsT)
からなるアンチセンス鎖とからなり;
前記第2のdsRNAが、
配列番号1242(5’−GcAcAuAGGAGAGAuGAGCUsU−3’)
からなるセンス鎖と、
配列番号1243(5’−AAGCUcAUCUCUCCuAuGuGCusG−3’)
からなるアンチセンス鎖とからなる、
ように改変される、
請求項10に記載の組成物。
【請求項12】
前記第1および第2のdsRNAが、少なくとも1つの改変ヌクレオチドを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項13】
前記改変ヌクレオチドが、2’−O−メチル改変ヌクレオチド、5’−ホスホロチオエート基を含むヌクレオチド、およびコレステリル誘導体またはドデカン酸ビスデシルアミド基に連結された末端ヌクレオチドからなる群から選択される、請求項12に記載の組成物。
【請求項14】
前記改変ヌクレオチドが、2’−デオキシ−2’−フルオロ改変ヌクレオチド、2’−デオキシ改変ヌクレオチド、ロックトヌクレオチド、脱塩基ヌクレオチド、2’−アミノ改変ヌクレオチド、2’−アルキル改変ヌクレオチド、モルホリノヌクレオチド、ホスホルアミデートを含むヌクレオチド、および非天然塩基を含むヌクレオチドからなる群から選択される、請求項12に記載の組成物。
【請求項15】
前記第1および第2のdsRNAの各々が、少なくとも1つの2’−O−メチル改変リボヌクレオチドと、5’−ホスホロチオエート基を含む少なくとも1つのヌクレオチドとを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項16】
各dsRNAの各鎖が、19〜23塩基の長さである、請求項1に記載の組成物。
【請求項17】
各dsRNAの各鎖が、21〜23塩基の長さである、請求項1に記載の組成物。
【請求項18】
前記第1のdsRNAの各鎖が、21塩基の長さであり、前記第2のdsRNAの前記センス鎖が21塩基の長さであり、前記第2のdsRNAの前記アンチセンス鎖が23塩基の長さである、請求項1に記載の組成物。
【請求項19】
前記第1および第2のdsRNAが、等モル比で存在する、請求項1に記載の組成物。
【請求項20】
ソラフェニブをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項21】
リポタンパク質をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項22】
アポリポタンパク質E(ApoE)をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項23】
Eg5を発現する細胞と接触させると、Eg5の発現を少なくとも40%阻害する、請求項1に記載の組成物。
【請求項24】
VEGFを発現する細胞と接触させると、VEGFの発現を少なくとも40%阻害する、請求項1に記載の組成物。
【請求項25】
前記組成物を細胞に投与すると、前記細胞におけるEg5およびVEGFの発現が低下する、請求項1に記載の組成物。
【請求項26】
nM濃度で投与される、請求項25に記載の組成物。
【請求項27】
前記組成物を細胞に投与すると、前記細胞における単星の形成が増大する、請求項1に記載の組成物。
【請求項28】
前記組成物を哺乳動物に投与すると、前記哺乳動物における腫瘍増殖の防止、腫瘍増殖の低減、または生存の延長からなる群から選択される少なくとも1つの効果がもたらされる、請求項1に記載の組成物。
【請求項29】
前記効果が、体重の決定、器官重量の決定、視診、mRNA解析、血清AFP解析、および生存のモニタリングからなる群から選択される少なくとも1つのアッセイを用いて測定される、請求項28に記載の組成物。
【請求項30】
細胞内におけるEg5/KSPおよびVEGFの発現を阻害する方法であって、請求項1に記載の組成物を前記細胞に投与する工程を含む方法。
【請求項31】
癌の治療を必要とする哺乳動物において、腫瘍の増殖を防止するか、腫瘍の増殖を低減するか、または生存を延長させる方法であって、請求項1に記載の組成物を前記哺乳動物に投与する工程を含む方法。
【請求項32】
前記哺乳動物が、肝臓癌を有する、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記哺乳動物が、肝臓癌を有するヒトである、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
0.25mg/kg〜4mg/kgのdsRNAを含有する用量が前記哺乳動物に投与される、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
前記dsRNAが、約0.01、0.1、0.5、1.0、2.5、または5.0mg/kgでヒトに投与される、請求項31に記載の方法。
【請求項36】
癌の治療を必要とする哺乳動物において腫瘍の増殖を低減する方法であって、請求項1に記載の組成物を前記哺乳動物に投与する工程を含み、腫瘍の増殖を少なくとも20%低減する方法。
【請求項37】
KSPの発現を少なくとも60%低下させる、請求項36に記載の方法。
【請求項1】
細胞内におけるヒトキネシンファミリーメンバー11(Eg5/KSP)遺伝子の発現を阻害する第1の二本鎖リボ核酸(dsRNA)と、細胞内におけるヒトVEGFの発現を阻害する第2のdsRNAとを含む核酸脂質粒子を含む組成物であって、
前記核酸脂質粒子が、45〜65モル%の陽イオン性脂質、5モル%〜約10モル%の非陽イオン性脂質、25〜40モル%のステロール、および0.5〜5モル%のPEGまたはPEG改変脂質を含む脂質製剤を含み、
前記第1のdsRNAが、第1のセンス鎖と第1のアンチセンス鎖とからなり、前記第1のセンス鎖が、第1の配列を含み、前記第1のアンチセンス鎖が、
配列番号1311(5’−UCGAGAAUCUAAACUAACU−3’)
のうちの少なくとも15の連続ヌクレオチドと相補的な第2の配列を含み、
前記第1の配列が、前記第2の配列と相補的であり、前記第1のdsRNAが、15〜30塩基対の長さであり;
前記第2のdsRNAが、第2のセンス鎖と第2のアンチセンス鎖とからなり、前記第2のセンス鎖が、第3の配列を含み、前記第2のアンチセンス鎖が、
配列番号1538(5’−GCACAUAGGAGAGAUGAGCUU−3’)
のうちの少なくとも15の連続ヌクレオチドと相補的な第4の配列を含み、
前記第3の配列が、前記第4の配列と相補的であり、前記第2のdsRNAが、15〜30塩基対の長さである組成物。
【請求項2】
前記陽イオン性脂質が、式Aを含み、
式Aが、
【化8】
、または
【化9】
[式中、R1およびR2が、独立してアルキル、アルケニル、またはアルキニルであり、各々が、必要に応じて置換されていてもよく、R3およびR4が、独立して低級アルキルであるか、またはR3およびR4が一緒になって、必要に応じて置換されるヘテロ環式環を形成し得る]である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記陽イオン性脂質が、XTC(2,2−ジリノレイル−4−ジメチルアミノエチル−[1,3]−ジオキソラン)を含む、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記陽イオン性脂質が、XTCを含み、前記非陽イオン性脂質が、DSPCを含み、前記ステロールが、コレステロールを含み、前記PEG脂質が、PEG−DMGを含む、請求項2に記載の組成物。
【請求項5】
前記陽イオン性脂質が、XTCを含み、前記製剤が、
【表42】
からなる群から選択される、請求項2に記載の組成物。
【請求項6】
前記陽イオン性脂質が、ALNY−100((3aR,5s,6aS)−N,N−ジメチル−2,2−ジ((9Z,12Z)−オクタデカ−9,12−ジエニル)テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[d][1,3]ジオキソール−5−アミン))を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記陽イオン性脂質が、ALNY−100を含み、前記製剤が、
【表43】
からなる、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
前記陽イオン性脂質が、MC3(((6Z,9Z,28Z,31Z)−ヘプタトリアコンタ−6,9,28,31−テトラエン−19−イル4−(ジメチルアミノ)ブタノエート)を含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項9】
前記陽イオン性脂質が、MC3を含み、前記脂質製剤が、
【表44】
からなる群から選択される、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記第1のdsRNAが、配列番号1534(5’−UCGAGAAUCUAAACUAACUTT−3’)からなるセンス鎖と、配列番号1535(5’−AGUUAGUUUAGAUUCCUGATT−3’)からなるアンチセンス鎖とからなり、前記第2のdsRNAが、配列番号1536(5’−GCACAUAGGAGAGAUGAGCUU−3’)からなるセンス鎖と、配列番号1537(5’−AAGCUCAUCUCUCCUAUGUGCUG−3’)からなるアンチセンス鎖とからなる、請求項1に記載の組成物。
【請求項11】
小文字の「c」または「u」により示される2’−O−メチルリボヌクレオチドと、小文字の「s」により示されるホスホロチオエートとを包含するように、各鎖が、以下:
前記第1のdsRNAが、
配列番号1240(5’−ucGAGAAucuAAAcuAAcuTsT−3’)
からなるセンス鎖と、
配列番号1241(5’−AGUuAGUUuAGAUUCUCGATsT)
からなるアンチセンス鎖とからなり;
前記第2のdsRNAが、
配列番号1242(5’−GcAcAuAGGAGAGAuGAGCUsU−3’)
からなるセンス鎖と、
配列番号1243(5’−AAGCUcAUCUCUCCuAuGuGCusG−3’)
からなるアンチセンス鎖とからなる、
ように改変される、
請求項10に記載の組成物。
【請求項12】
前記第1および第2のdsRNAが、少なくとも1つの改変ヌクレオチドを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項13】
前記改変ヌクレオチドが、2’−O−メチル改変ヌクレオチド、5’−ホスホロチオエート基を含むヌクレオチド、およびコレステリル誘導体またはドデカン酸ビスデシルアミド基に連結された末端ヌクレオチドからなる群から選択される、請求項12に記載の組成物。
【請求項14】
前記改変ヌクレオチドが、2’−デオキシ−2’−フルオロ改変ヌクレオチド、2’−デオキシ改変ヌクレオチド、ロックトヌクレオチド、脱塩基ヌクレオチド、2’−アミノ改変ヌクレオチド、2’−アルキル改変ヌクレオチド、モルホリノヌクレオチド、ホスホルアミデートを含むヌクレオチド、および非天然塩基を含むヌクレオチドからなる群から選択される、請求項12に記載の組成物。
【請求項15】
前記第1および第2のdsRNAの各々が、少なくとも1つの2’−O−メチル改変リボヌクレオチドと、5’−ホスホロチオエート基を含む少なくとも1つのヌクレオチドとを含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項16】
各dsRNAの各鎖が、19〜23塩基の長さである、請求項1に記載の組成物。
【請求項17】
各dsRNAの各鎖が、21〜23塩基の長さである、請求項1に記載の組成物。
【請求項18】
前記第1のdsRNAの各鎖が、21塩基の長さであり、前記第2のdsRNAの前記センス鎖が21塩基の長さであり、前記第2のdsRNAの前記アンチセンス鎖が23塩基の長さである、請求項1に記載の組成物。
【請求項19】
前記第1および第2のdsRNAが、等モル比で存在する、請求項1に記載の組成物。
【請求項20】
ソラフェニブをさらに含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項21】
リポタンパク質をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項22】
アポリポタンパク質E(ApoE)をさらに含む、請求項1に記載の組成物。
【請求項23】
Eg5を発現する細胞と接触させると、Eg5の発現を少なくとも40%阻害する、請求項1に記載の組成物。
【請求項24】
VEGFを発現する細胞と接触させると、VEGFの発現を少なくとも40%阻害する、請求項1に記載の組成物。
【請求項25】
前記組成物を細胞に投与すると、前記細胞におけるEg5およびVEGFの発現が低下する、請求項1に記載の組成物。
【請求項26】
nM濃度で投与される、請求項25に記載の組成物。
【請求項27】
前記組成物を細胞に投与すると、前記細胞における単星の形成が増大する、請求項1に記載の組成物。
【請求項28】
前記組成物を哺乳動物に投与すると、前記哺乳動物における腫瘍増殖の防止、腫瘍増殖の低減、または生存の延長からなる群から選択される少なくとも1つの効果がもたらされる、請求項1に記載の組成物。
【請求項29】
前記効果が、体重の決定、器官重量の決定、視診、mRNA解析、血清AFP解析、および生存のモニタリングからなる群から選択される少なくとも1つのアッセイを用いて測定される、請求項28に記載の組成物。
【請求項30】
細胞内におけるEg5/KSPおよびVEGFの発現を阻害する方法であって、請求項1に記載の組成物を前記細胞に投与する工程を含む方法。
【請求項31】
癌の治療を必要とする哺乳動物において、腫瘍の増殖を防止するか、腫瘍の増殖を低減するか、または生存を延長させる方法であって、請求項1に記載の組成物を前記哺乳動物に投与する工程を含む方法。
【請求項32】
前記哺乳動物が、肝臓癌を有する、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記哺乳動物が、肝臓癌を有するヒトである、請求項31に記載の方法。
【請求項34】
0.25mg/kg〜4mg/kgのdsRNAを含有する用量が前記哺乳動物に投与される、請求項31に記載の方法。
【請求項35】
前記dsRNAが、約0.01、0.1、0.5、1.0、2.5、または5.0mg/kgでヒトに投与される、請求項31に記載の方法。
【請求項36】
癌の治療を必要とする哺乳動物において腫瘍の増殖を低減する方法であって、請求項1に記載の組成物を前記哺乳動物に投与する工程を含み、腫瘍の増殖を少なくとも20%低減する方法。
【請求項37】
KSPの発現を少なくとも60%低下させる、請求項36に記載の方法。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図2A】
【図2B】
【図2C】
【図2D】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【公表番号】特表2012−520082(P2012−520082A)
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−554247(P2011−554247)
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/027210
【国際公開番号】WO2010/105209
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(505369158)アルナイラム ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (51)
【氏名又は名称原語表記】ALNYLAM PHARMACEUTICALS, INC.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年3月12日(2010.3.12)
【国際出願番号】PCT/US2010/027210
【国際公開番号】WO2010/105209
【国際公開日】平成22年9月16日(2010.9.16)
【出願人】(505369158)アルナイラム ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (51)
【氏名又は名称原語表記】ALNYLAM PHARMACEUTICALS, INC.
【Fターム(参考)】
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