説明

臓器を形成および/または分析するためのバイオリアクタ、システムおよび方法

バイオリアクタまたは他の装置および構成要素を用いて組織および臓器を成長させるまたは分析するための物品および方法が提供される。いくつかの実施形態では、1つ以上の流入口、流出口、センサ、臓器取り付け部位および/または臓器識別子を有する成長チャンバが得られるようにバイオリアクタを構成する。本明細書に記載のバイオリアクタは、他の用途の中でも、1つ以上の要因に応答した成長条件の監視および変更、臓器成長および機能の最適化、滅菌および再現可能な成長環境の提供、臓器および組織起源の追跡、これらとレシピエントとのマッチングおよび/または外科的な施術に適した臓器または組織の提供に有用である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
チャンバと、
前記チャンバと流体連通状態にある第1の流入口ポートおよび第1の流出口ポートと、
臓器支持構造と、を備える、バイオリアクタ。
【請求項2】
前記臓器支持構造が、臓器の重量を測定するためのスケールまたはゲージに接続されている、請求項1に記載のバイオリアクタ。
【請求項3】
前記臓器支持構造がプラットホームを含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項4】
前記プラットホームが、臓器の下側部分を受け止めるよう成形されている、請求項3に記載のバイオリアクタ。
【請求項5】
前記臓器支持構造が第1の支持部材を含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項6】
前記第1の支持部材がフックを含む、請求項5に記載のバイオリアクタ。
【請求項7】
前記臓器支持構造が、脈管構造を取り付けるための第1の筒状コネクタを含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項8】
前記第1の筒状コネクタが円筒状である、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項9】
前記第1の筒状コネクタが可撓性フランジを含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項10】
前記第1の筒状コネクタが弾性フランジを含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項11】
前記第1の筒状コネクタが膨張可能なフランジを含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項12】
前記膨張可能なフランジが遠隔制御される、請求項11に記載のバイオリアクタ。
【請求項13】
前記第1の筒状コネクタがテーパ付き末端を含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項14】
前記第1の筒状コネクタがひだ付き末端を含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項15】
前記臓器支持構造が前記チャンバに対して定位置にある、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項16】
前記臓器支持構造が、前記チャンバに対して定位置にある第1の軸を中心に回転可能である、請求項1〜14のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項17】
前記臓器支持構造が、前記チャンバに対して定位置にある第2の軸を中心に回転可能である、請求項16に記載のバイオリアクタ。
【請求項18】
圧力、流れ、pO2、pH、CO2、乳酸塩、グルコース、電気、イオン濃度、機械的力、トルク、ストレッチ、蛍光、放射率、振動特性および/または外部エネルギおよび/または温度に対する応答に応答する第1のセンサをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項19】
2つ以上のセンサを含み、各々が、温度、酸素、二酸化炭素、pH、乳酸塩またはグルコースレベルに応答する、請求項18に記載のバイオリアクタ。
【請求項20】
少なくとも1つのセンサが、光ケーブルを介して読み出し装置に接続される、請求項18または19に記載のバイオリアクタ。
【請求項21】
前記光ケーブルが、前記チャンバの壁に設けられた無菌コンジットを介して接続される、請求項20に記載のバイオリアクタ。
【請求項22】
少なくとも1つのセンサが、前記チャンバに収容された無線送信機に接続される、請求項18〜22のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項23】
前記チャンバに収容された電源コンセントをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項24】
前記電源コンセントが、前記チャンバの壁に設けられた無菌コンジットを通る電源コードに接続される、請求項23に記載のバイオリアクタ。
【請求項25】
前記チャンバの壁が無菌アクセスポートを有する、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項26】
前記チャンバの壁が、赤外線、UVおよび/または可視光に対して透明な観察領域を含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項27】
前記チャンバの壁が半透明部分を有する、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項28】
前記半透明部分が、赤外線および/または可視波長に対して透明なポリスルホンまたは他の任意の滅菌可能な材料を含む、請求項27に記載のバイオリアクタ。
【請求項29】
前記チャンバが、可撓性部分を有する壁を含み、臓器と検出器との間の流体バリアの距離を約3mm未満に制限するのに前記可撓性部分を使用可能である、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項30】
前記チャンバが、弾性材料の部分を有する壁を含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項31】
脈管構造または他の任意の構造に取り付けられるようになっている筒状構造と流体接続状態にある第2の流入口ポートをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項32】
脈管構造に取り付けられるようになっている筒状構造と流体接続状態にある第2の流出口ポートをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項33】
ポンプをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項34】
前記ポンプが前記第1の流入口と前記第1の流出口ポートとに接続される、請求項33に記載のバイオリアクタ。
【請求項35】
前記ポンプが前記第2の流入口と前記第2の流出口ポートとに接続される、請求項33または34に記載のバイオリアクタ。
【請求項36】
第1の刺激手段をさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項37】
前記刺激手段が、前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器に電気的試験刺激を投与可能である、請求項36に記載のバイオリアクタ。
【請求項38】
前記電気的試験刺激に対する応答を検出できるセンサをさらに含む、請求項37に記載のバイオリアクタ。
【請求項39】
前記刺激手段が、前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器に化学的試験刺激を投与可能である、請求項36に記載のバイオリアクタ。
【請求項40】
前記化学的試験刺激に対する応答を検出できるセンサをさらに含む、請求項39に記載のバイオリアクタ。
【請求項41】
前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器に物理的または機械的試験刺激を投与可能である、請求項36に記載のバイオリアクタ。
【請求項42】
前記物理的試験刺激に対する応答を検出できるセンサをさらに含む、請求項41に記載のバイオリアクタ。
【請求項43】
前記刺激手段が、前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器の1本以上の輸入管に接続される、請求項36〜42のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項44】
前記センサが、前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器の1本以上の輸出管に接続される、請求項38または40〜43のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項45】
前記試験刺激が、血圧、pH、酸素、毒素、代謝産物、空気流、基質、力、トルク、ホルモン、これらの任意の組み合わせからなる群から選択される生理学的パラメータを示す、請求項37〜44のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項46】
前記応答が、機械的、光学的および/または化学的センサを用いて測定可能な血圧、pH、酸素、毒素、代謝産物、これらの任意の組み合わせからなる群から選択される生理学的パラメータのレベルである、請求項38または40〜45のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項47】
サイズ、形状、重量、引張強さ、血管強度または前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器の基質への取り付け強度を判断するためのセンサの2次元アレイまたは3次元アレイをさらに含み、前記センサが、機械的、光学的および/または化学的シグナルのいずれをも検出可能である、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項48】
前記チャンバ、流入口ポート、流出口ポート、臓器支持構造の各々が、MRI、CAT、PET、X線分析または超音波装置で使用するのに合う材料のみを含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項49】
前記材料が非金属である、請求項48に記載のバイオリアクタ。
【請求項50】
前記材料が非常磁性である、請求項48に記載のバイオリアクタ。
【請求項51】
前記材料が、ルーサイト、ガラスまたは他の共存可能な材料である、請求項48に記載のバイオリアクタ。
【請求項52】
前記チャンバ、流入口ポート、流出口ポートが、同一の材料で製造される、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項53】
前記チャンバの材料が、前記流入口ポートまたは前記流出口ポートの材料とは異なる、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項54】
前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器をさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項55】
前記臓器支持構造に取り付けられたスキャホールドをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項56】
前記スキャホールドが脱細胞化臓器スキャホールドである、請求項55に記載のバイオリアクタ。
【請求項57】
前記代替臓器が、中実または中空の代替臓器である、請求項54に記載のバイオリアクタ。
【請求項58】
前記中実または中空の代替臓器が、代替肺、肝臓、腎臓、心臓または膵臓である、請求項57に記載のバイオリアクタ。
【請求項59】
前記代替臓器が、単一または複数の臓器用の前血管新生化構造を含む、請求項54または57〜58のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項60】
前血管新生化構造を接続するための支持部材をさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項61】
2つ以上の前血管新生化構造を接続するためのマニホールドをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項62】
前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器の由来を同定、追跡または確認するための第1のタグをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項63】
前記第1のタグが、電子タグ、磁気タグ、RFIDタグ、バーコードまたはこれらの任意の組み合わせである、請求項62に記載のバイオリアクタ。
【請求項64】
前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器の前記由来を同定、追跡または確認するために前記チャンバから細胞を取り出すための手段をさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項65】
前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器に材料を注入するためのインジェクタをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項66】
前記臓器支持構造に取り付けられた代替臓器から材料を除去するための生検装置をさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項67】
1つ以上のコンジットを介してポンプに接続された請求項1〜66のいずれか1項に記載のバイオリアクタを含むシステムであって、前記チャンバ、ポンプ、1つ以上のコンジットの各々が、MRI、CAT、PET、X線分析または超音波装置で使用するのに合う材料で作られる、システム。
【請求項68】
前記チャンバ、ポンプ、1つ以上のコンジット各々の前記材料が非金属である、請求項67に記載のシステム。
【請求項69】
前記チャンバ、ポンプ、1つ以上のコンジット各々の前記材料が非常磁性である、請求項67に記載のシステム。
【請求項70】
前記チャンバ、ポンプ、1つ以上のコンジット各々の前記材料が同一である、請求項67〜69のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項71】
前記チャンバの前記材料が、前記ポンプ、前記1つ以上のコンジットまたはその両方の前記材料とは異なる、請求項67〜69のいずれか1項に記載のシステム。
【請求項72】
臓器レシピエントに取り付けられる第1のタグと、請求項1〜66のいずれか1項に記載のバイオリアクタまたは前記バイオリアクタ内の代替臓器に取り付けられる第2のタグと、を含む、キット。
【請求項73】
前記第1のタグがブレスレットである、請求項72に記載のキット。
【請求項74】
前記第1のタグと第2のタグが、電子タグ、磁気タグ、RFIDタグ、バーコードまたはこれらの任意の組み合わせから独立に選択される、請求項72に記載のキット。
【請求項75】
前記第1の識別子タグと第2の識別子タグとが同一である、請求項72に記載のキット。
【請求項76】
前記第1の識別子タグと第2の識別子タグとが異なる、請求項72に記載のキット。
【請求項77】
前記第1の識別子タグおよび第2の識別子タグが、マッチした際に特定の信号を生成する相補的なタグである、請求項72に記載のキット。
【請求項78】
前記第1の識別子タグおよび第2の識別子タグが、相補的な電子タグ、磁気タグ、RFIDタグ、バーコードまたはこれらの任意の組み合わせである、請求項77に記載のキット。
【請求項79】
成長試薬と刺激試薬とを含むキットであって、前記成長試薬がバイオリアクタにおける代替臓器の成長を支持するのに十分であり、前記刺激試薬が前記代替臓器の1つ以上の生理学的応答を試験刺激するのに適している、キット。
【請求項80】
前記チャンバの容量が20cc〜20,000ccまたはそれより大容量である、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項81】
前記チャンバの容量が500cc〜1,000ccである、請求項80に記載のバイオリアクタ。
【請求項82】
前記チャンバの容量が1,000cc〜10,000ccである、請求項80に記載のバイオリアクタ。
【請求項83】
前記チャンバの容量が10,000cc〜20,000ccである、請求項80に記載のバイオリアクタ。
【請求項84】
前記バイオリアクタが封止されている、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項85】
前記バイオリアクタが無菌である、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項86】
前記試験刺激が前記チャンバ内に含まれる、請求項45に記載のバイオリアクタ。
【請求項87】
前記手段が無菌手段である、請求項64に記載のバイオリアクタ。
【請求項88】
前記細胞を使用して前記代替臓器を前記レシピエントとマッチさせる、請求項64に記載のバイオリアクタ。
【請求項89】
前記チャンバが無菌である、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項90】
アッセイを実施して、DNAマッチ、HLAマッチ、独特なタンパク質マッチまたはこれらの組み合わせ判断するための1つ以上の構成要素をさらに含む、請求項77に記載のキット。
【請求項91】
1つ以上の臓器支持構造をさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載のバイオリアクタ。
【請求項92】
前記臓器支持構造が複数のビーズを含む、請求項91に記載のバイオリアクタ。
【請求項93】
各々のビーズがセンサを含む、請求項92に記載のバイオリアクタ。
【請求項94】
移植用の代替臓器を評価する方法であって、
代替臓器が、レシピエントへの移植に生理学的に適する1つ以上の機能的特性を有するか否かをex vivoにて判断することを含む、方法。
【請求項95】
多細胞組織を評価する方法であって、
多細胞組織が1つ以上のあらかじめ定められた特性を有するか否かをex vivoにて判断することを含む、方法。
【請求項96】
前記多細胞組織が代替臓器である、請求項95に記載の方法。*1
【請求項97】
前記1つ以上のあらかじめ定められた特性が、機能的特性および/または構造的特性である、請求項95に記載の方法。
【請求項98】
前記1つ以上のあらかじめ定められた構造的特性が、サイズ、形状、重量、引張強さ、血管強度、基質に対する取り付け強度からなる群から選択される、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
前記1つ以上のあらかじめ定められた機能的特性が、栄養素の使用、代謝活性、ホルモン分泌、刺激に対する応答、血液濾過、力、トルク、血圧からなる群から選択される、請求項97に記載の方法。
【請求項100】
前記1つ以上のあらかじめ定められた特性と基準とを比較して、前記臓器が植え込みまたは移植に適するか否かを判断する、請求項96に記載の方法。
【請求項101】
前記多細胞組織を、物理的、機械的または化学的試験刺激にex vivoにて暴露し、前記試験刺激に対する前記代替臓器の応答を判断することをさらに含む、請求項95〜100のいずれか1項に記載の方法。
【請求項102】
前記試験刺激が、前記レシピエントの生理学的条件の平均レベルを表す、請求項101に記載の方法。
【請求項103】
前記試験刺激が、前記レシピエントの生理学的条件の極限レベルを表す、請求項101に記載の方法。
【請求項104】
前記多細胞組織が、2つ以上の物理的および/または化学的試験刺激にex vivoにて暴露され、前記試験刺激各々に対する前記多細胞組織の応答を判断する、請求項101に記載の方法。
【請求項105】
試験刺激が各々、前記レシピエントの2つ以上のレベルの生理学的条件に前記多細胞組織を曝露することを含む、請求項101または104に記載の方法。
【請求項106】
前記生理学的条件が、血圧、pH、酸素、毒素、代謝産物、組織圧力、流体流、CO2、乳酸塩、グルコース、電気、イオン濃度、機械的力、トルク、ストレッチ、蛍光、放射率、振動特性および/または外部エネルギに対する応答および/または温度およびこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される生理学的パラメータのレベルである、請求項101または104に記載の方法。
【請求項107】
前記応答が、血圧、pH、酸素、毒素、代謝産物、これらの任意の組み合わせからなる群から選択される生理学的パラメータのレベルである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項108】
各生理学的試験刺激が、前記代替臓器を天然化合物または合成化合物に曝露することを含む、請求項101または104に記載の方法。
【請求項109】
前記代替臓器の1本以上の輸入管を介して前記生理学的試験刺激を与える、請求項101または104に記載の方法。
【請求項110】
前記代替臓器の1本以上の輸出管で前記応答を測定する、請求項101または104に記載の方法。
【請求項111】
前記代替臓器の前記1本以上の輸出管内に存在する材料をアッセイすることで前記応答を測定する、請求項110に記載の方法。
【請求項112】
1つ以上の細胞、溶存気体または代謝産物の存在について、前記材料をアッセイする、請求項111に記載の方法。
【請求項113】
前記応答を1つ以上の基準応答レベルと比較し、前記応答が応答レベルのあらかじめ定められた範囲内にくるときに、前記臓器を移植に適したものと識別する、請求項101または104に記載の方法。
【請求項114】
前記多細胞組織が、代替中実臓器である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項115】
前記多細胞組織が、人工骨、筋肉、神経組織、皮膚、中空または中実の臓器、目、網膜、胃、腸、膀胱、血管、子宮、精巣、気管支、肺胞、卵巣、脊髄、舌、耳、鼻、唇、食道、脾臓、肺、肝臓、腎臓、心臓または膵臓である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項116】
前記レシピエントが、ヒト、動物または細胞のレシピエントである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項117】
造影剤を用いて前記1つ以上の機能的特性を評価する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項118】
代替臓器が、レシピエントへの移植に生理学的に適する1つ以上の構造的または機能的特性を有するか否かを判断する方法であって、MRIスキャン、CATスキャン、PETスキャン、X線分析または超音波分析または他の非侵襲性技術を用いて1つ以上の構造的特性を評価する、方法。
【請求項119】
代替臓器を評価する方法であって、ex vivoでの臓器成長時に前記代替臓器の1つ以上の生理学的パラメータのレベルを判断することを含む、方法。
【請求項120】
前記1つ以上の生理学的パラメータをex vivoでの臓器成長時に2回以上アッセイする、請求項119に記載の方法。
【請求項121】
前記1つ以上の生理学的パラメータをex vivoでの臓器成長時に一定の時間間隔でアッセイする、請求項119に記載の方法。
【請求項122】
各生理学的パラメータが独立に機能的パラメータまたは構造的パラメータである、請求項119に記載の方法。
【請求項123】
前記1つ以上の生理学的パラメータが、重量、血液容量、血圧、酸素含有量、代謝産物レベル、これらの任意の組み合わせからなる群から選択される.請求項119に記載の方法。
【請求項124】
前記1つ以上の生理学的パラメータの各々のレベルを、前記代替臓器の輸出管で判断する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項125】
各々のレベルを前記輸出管からの流体で判断する、請求項124に記載の方法。
【請求項126】
前記1つ以上の生理学的パラメータの各々のレベルを、前記代替臓器の輸入管で判断した基準レベルと比較する、請求項124または125に記載の方法。
【請求項127】
代替臓器をex vivoにて評価する方法であって、成長チャンバにて前記臓器に導入される造影剤を用いて代替臓器の機能的特性を判断することを含む、方法。
【請求項128】
代替臓器をex vivoにて評価する方法であって、成長チャンバにおける前記臓器のMRIスキャン、CATスキャン、PETスキャン、X線分析または超音波分析または他の非侵襲性分析を用いて、代替臓器の構造的特性および/または機能的特性を判断することを含む、方法。
【請求項129】
代替臓器を評価する方法であって、前記代替臓器の血管新生をex vivoにて判断することを含む、方法。
【請求項130】
前記血管新生を健常な臓器を示す血管新生の基準分布と比較することを含む、請求項129に記載の方法。
【請求項131】
代替臓器を評価する方法であって、前記代替臓器内の血流をex vivoにて判断することを含む、方法。
【請求項132】
前記血流を、健常な臓器を示す血流の基準分布と比較することを含む、請求項131に記載の方法。
【請求項133】
代替臓器を評価する方法であって、前記代替臓器内の酸素レベルをex vivoにて判断することを含む、方法。
【請求項134】
前記酸素レベルを、健常な臓器を示す酸素レベルの基準分布と比較することを含む、請求項133に記載の方法。
【請求項135】
生理学的パラメータを判断し、健常な臓器を示す基準パラメータと比較する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項136】
代替臓器を評価する方法であって、ex vivoでの臓器成長時に複数の時点で前記代替臓器の1つ以上の生理学的パラメータのレベルを判断し、各時点の前記生理学的パラメータを、臓器成長の終端時に健常な代替臓器を予測するその時点の基準パラメータと比較することを含む、方法。
【請求項137】
前記1つ以上の時点のいずれかにおける前記生理学的パラメータの前記レベルが、その時点での前記生理学的パラメータの前記基準レベルと統計的に有意に異なる場合に、前記代替臓器の成長を終える、請求項136に記載の方法。
【請求項138】
臓器成長時に、臓器成長の前記終端における健常な臓器を予測するあらかじめ定められた時点に基準生理学的パラメータのレベルを判断する方法であって、複数の人工/合成/製造/代替臓器各々に対して、
前記臓器の成長時に複数のあらかじめ定められた時点での生理学的パラメータをアッセイし、
臓器成長の前記終端時に前記臓器の健康を判断し、
それぞれの時点で、臓器成長の前記終端での不健常な臓器と関連する前記生理学的パラメータの健常な臓器レベルと関連する前記生理学的パラメータのレベルを判断することを含む、方法。
【請求項139】
臓器成長の前記終端を示す生理学的パラメータのレベルを判断する方法。
【請求項140】
成長因子を除去し、保存または輸送(冷却、注入低温保存)用に前記臓器を調製し、あるいは前記臓器をレシピエント被検体に植え込むステップをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項141】
移植前に代替臓器が臓器レシピエントとマッチすることを検証する方法であって、
代替臓器の第1のアイデンティティをex vivoにて判断し、
臓器レシピエントの第2のアイデンティティを判断し、
前記第1のアイデンティティと第2のアイデンティティとがマッチしたら、前記人工/合成/製造/代替臓器を前記臓器レシピエントに移植することを含む、方法。
【請求項142】
前記第1および第2のアイデンティティが核酸配列分析に基づく、請求項141に記載の方法。
【請求項143】
前記第1および第2のアイデンティティが光学的組織アッセイに基づく、請求項141に記載の方法。
【請求項144】
移植前に代替臓器が臓器レシピエントとマッチするより検証する方法であって、
臓器レシピエントから得られた細胞に第1の識別子タグでタグ付けし、
前記タグ付け細胞で代替臓器を成長させて、前記第1の識別子タグの付いた代替臓器を生成し、
前記人工/合成/製造/代替臓器を前記臓器レシピエントに移植する前に前記第1の識別子タグが前記臓器レシピエントとマッチすることを確認することを含む、方法。
【請求項145】
前記第1の識別子タグが、前記細胞に注入される検出可能なマーカーである、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
前記第1の識別子タグが、前記細胞表面に結合される検出可能なマーカーである、請求項144に記載の方法。
【請求項147】
前記細胞を前記第1の識別子タグでタグ付けされた第1の容器に配置することで、前記細胞にタグ付けする、請求項144に記載の方法。
【請求項148】
前記第1の識別子タグが、電子タグ、磁気タグ、RFIDタグ、バーコードまたはこれらの任意の組み合わせである、請求項147に記載の方法。
【請求項149】
前記第1の容器が臓器成長チャンバである、請求項147に記載の方法。
【請求項150】
前記細胞を前記第1の容器で操作した後、臓器成長チャンバに移し、前記臓器成長チャンバに前記第1の容器として前記第1の識別子タグをタグ付けする、請求項147に記載の方法。
【請求項151】
前記細胞が得られた時点で前記臓器レシピエントに第2の識別子タグをタグ付けし、臓器移植前に前記第1の識別子タグと第2の識別子タグとがマッチする必要がある、請求項144乃至150のいずれか1項に記載の方法。
【請求項152】
物品を前記臓器レシピエントに取り付けることで前記臓器レシピエントにタグ付けし、前記物品を前記第2の識別子タグで標識する、請求項151に記載の方法。
【請求項153】
前記物品がブレスレットである、請求項152に記載の方法。
【請求項154】
前記第1の識別子タグと第2の識別子タグとが同一である、請求項151に記載の方法。
【請求項155】
前記第1の識別子タグと第2の識別子タグとが異なる、請求項151に記載の方法。
【請求項156】
前記第1の識別子タグおよび第2の識別子タグが、マッチした際に特定の信号を生成する相補的なタグである、請求項155に記載の方法。
【請求項157】
前記第1の識別子タグおよび第2の識別子タグが、相補的な電子タグ、磁気タグ、RFIDタグ、バーコードまたはこれらの任意の組み合わせである、請求項156に記載の方法。
【請求項158】
移植前に代替臓器が臓器レシピエントとマッチすることを検証する方法であって、
代替臓器の第1の物理的または化学的特徴をex vivoにて判断し、
臓器レシピエントの第2の物理的または化学的特徴を判断し、
前記第1および第2の生理学的特徴が適合可能であれば、前記人工/合成/製造/代替臓器を前記臓器レシピエントに移植することを含み、前記第1および第2の生理学的特徴が非免疫学的特徴である、方法。
【請求項159】
前記第1および第2の物理的または化学的特徴が、血圧、血液容量、臓器サイズ、これらの組み合わせからなる群から選択される、請求項158に記載の方法。
【請求項160】
前記人工/合成/製造/代替臓器および前記臓器レシピエントが免疫学的に適合可能である旨を判断することをさらに含む、請求項159に記載の方法。
【請求項161】
代替臓器をex vivoにて成長させる方法であって、
成長チャンバ内の代替臓器を少なくとも第1の成長条件下にて第1の期間成長させ、第2の成長条件下にて第2の期間成長させることを含み、前記第1の成長条件と第2の成長条件とが異なる、方法。
【請求項162】
あらかじめ定められた期間後に、前記第1の成長条件から前記第2の成長条件への遷移が起こる、請求項161に記載の方法。
【請求項163】
前記人工/合成/製造/代替臓器についての生理学的測定値に応答して、前記第1の成長条件から前記第2の成長条件への遷移が起こる、請求項161に記載の方法。
【請求項164】
前記人工/合成/製造/代替臓器の輸出管にて前記生理学的測定値を得る、請求項163に記載の方法。
【請求項165】
前記輸出管における流体内容物の成分をアッセイして、前記生理学的測定値を得る、請求項164に記載の方法。
【請求項166】
前記第1の成長条件と第2の成長条件が交互に繰り返す条件下で、
前記人工/合成/製造/代替臓器を成長させる、請求項161に記載の方法。
【請求項167】
前記第1の成長条件および第2の成長条件が、異なる温度、異なるpHレベル、異なる酸素レベル、異なる相対傾斜角に関連する異なる圧力、異なる相対回転角に関連する異なる圧力、異なる圧力、異なる代謝産物レベル、異なる成長因子レベル、流量、圧力、異なる刺激または電気的活性またはこれらの任意の組み合わせである、請求項161に記載の方法。
【請求項168】
前記人工/合成/製造/代替臓器の成長時に成長条件を連続的に変化させる、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項169】
少なくとも第3の異なる成長条件に第3の期間前記代替臓器を曝露する、請求項161に記載の方法。
【請求項170】
第1の成長期間の終了時に前記臓器を評価して、これを前記第2の成長条件に曝露すべきか否かを判断し、前記第2の成長期間の終了時に前記臓器を評価して、前記第2の成長条件下での前記第2の期間の完了時にこれを前記第3の成長条件に曝露すべきか否かを判断し、前記評価に、前記臓器または臓器材料の物理的または化学的評価を伴う、請求項169に記載の方法。
【請求項171】
前記人工/合成/製造/代替臓器をスキャホールドで成長させる、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項172】
前記スキャホールドが脱細胞化臓器スキャホールドである、請求項171に記載の方法。
【請求項173】
前記人工/合成/製造/代替臓器が中実の代替臓器である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項174】
前記中実の人工/合成/製造/代替臓器が、代替肺、肝臓、腎臓、心臓または膵臓である、請求項173に記載の方法。
【請求項175】
前記代替臓器が血管予形成構造を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項176】
対象となる組織または臓器の少なくとも1つの部分の状態を査定する方法であって、
対象となる組織または臓器付近に赤外線検出器を配置し、
前記組織または臓器の少なくとも1つの部分から放出される赤外線を検出し、
前記検出された赤外線を分析し、前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に対応するデータを生成し、
少なくともある程度は、前記生成されたデータに基づいて前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分の状態を判断することを含む、方法。
【請求項177】
前記組織または臓器の複数の異なる部分から放出される赤外線を検出し、前記複数の異なる部分から検出された前記放射線の差を比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項178】
前記組織または臓器から放出される前記放射線が、前記組織または臓器に加えられる造影剤の非存在下で生成される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項179】
前記組織または臓器から放出される前記放射線が主に、細胞分裂および正常な細胞の発達と関連する代謝の結果である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項180】
前記組織または臓器から放出される前記放射線が主に、前記組織または臓器の自然な熱プロファイルの結果である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項181】
前記組織または臓器のひとつの部分と別の部分とで検出される前記放射線の差が主に、前記組織または臓器の少なくとも1つの部分からの細胞分裂の増減がゆえの細胞代謝の増減によるものである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項182】
前記組織または臓器の第1の部分からの細胞代謝の前記増減が、前記組織または臓器の第2の部分と比較して、少なくとも0.0001℃の差、少なくとも0.001℃の差、少なくとも0.01℃の差、少なくとも0.1℃の差、少なくとも0.2℃の差、少なくとも0.3℃の差、少なくとも0.4℃の差、少なくとも0.5℃の差、少なくとも0.6℃の差、少なくとも0.7℃の差、少なくとも0.8℃の差、少なくとも0.9℃の差または少なくとも1.0℃の差を生じ、温度の前記差が前記第1および第2の部分で検出される放射線の前記差に対応する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項183】
対象となる前記組織または臓器の第1の部分と第2の部分との間の0.00001℃未満、0.0001℃未満、0.001℃未満、0.01℃未満、0.1℃未満、0.2℃未満、0.3℃未満、0.4℃未満、0.5℃未満、0.6℃未満、0.7℃未満、0.8℃未満、0.9℃未満または1.0℃未満の差の検出を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項184】
前記組織または臓器の第1の部分からの細胞代謝の前記増減によって、前記組織または臓器の第2の部分と比較して、0.1℃〜0.5℃の差、0.5℃〜0.1℃の差、0.1℃〜2.0℃の差、0.1℃〜5.0℃の差または1.0℃〜5.0℃の差が生じ、温度の前記差が前記第1および第2の部分で検出される放射線の前記差に対応する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項185】
前記組織または臓器のひとつの部分と別の部分とで検出される前記放射線の差が主に、前記組織または臓器の少なくとも1つの部分への血流の増減によるものである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項186】
血流の変化、灌流流体流の変化、あるいは前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分への自然な体内流体流の他の変化から、細胞代謝の変化の結果として検出される放射線の差を判断することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項187】
検出される放射線の前記差を判断することが、スペクトルフィルタの使用を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項188】
前記組織または臓器のひとつの部分と別の部分とで検出される前記放射線の差が主に、細胞の損傷または細胞死によるものである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項189】
疾患組織または臓器と健常な組織または臓器とを区別することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項190】
前記疾患組織が、対象となる前記組織または臓器の表面にある、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項191】
前記疾患組織が、対象となる前記組織または臓器の表面よりも下にある、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項192】
前記疾患組織が、対象となる前記組織または臓器の表面よりも少なくとも1mm、少なくとも15mm、少なくとも1cm、少なくとも2cm、少なくとも3cm、少なくとも4cm、少なくとも5cm、少なくとも6cm、少なくとも7cm、少なくとも8cm、少なくとも9cm、少なくとも10cm、少なくとも12cm、少なくとも15cmまたは少なくとも20cm下にある、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項193】
前記疾患組織が、対象となる前記組織または臓器の表面の1mm未満、15mm未満、1cm未満、2cm未満、3cm未満、4cm未満、5cm未満、6cm未満、7cm未満、8cm未満、9cm未満、10cm未満、12cm未満、15cm未満または20cm未満下にある、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項194】
梗塞、虚血、損傷または疾患のある組織または臓器と健常な組織または臓器とを区別することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項195】
対象となる前記組織または臓器が、副腎、虫垂、膀胱、脳、胸、結腸、目、胆嚢、心臓、腸、腎臓、肝臓、肺、食道、喉頭、卵巣、膵臓、副甲状腺、脳下垂体、前立腺、皮膚、脾臓、胃、精巣、胸腺、甲状腺、気管、子宮、尿道、尿管、動脈、静脈のうちの1つである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項196】
対象となる前記組織または臓器が、見た目の差がない再生組織、コンフルエントな細胞または形態学的特徴のうちの1つである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項197】
対象となる前記組織または臓器を有する患者の疾患状態を判断することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項198】
前記疾患状態が癌である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項199】
対象となる前記組織または臓器が、in vivo、in situである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項200】
対象となる前記組織または臓器が、in vitro、ex vivoである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項201】
対象となる前記組織または臓器がバイオリアクタ内に配置される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項202】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分の状態を判断することが、前記組織または臓器の成長を監視することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項203】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分の状態を判断することが、
前記組織または臓器が異常に発達しているか否かを判断することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項204】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分の状態を判断することが、前記組織または臓器を化学的な化合物に直接または間接的に曝露することによる影響を監視することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項205】
前記組織または臓器の疾患部分を判断し、治療薬または治療のプロトコールまたは刺激を前記疾患部分に送達することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項206】
前記組織または臓器の疾患部分を判断し、前記疾患部分に幹細胞を送達することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項207】
検出される前記赤外線が近赤外線である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項208】
検出される前記赤外線が短波赤外線、中波赤外線、長波赤外線または遠赤外線である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項209】
検出される前記赤外線の波長が、700nm〜1400nm、1400nm〜3000nm、3000nm〜8000nm、8000nm〜15000nmまたは15000〜1mmである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項210】
検出される前記赤外線の波長が、700nm〜1000nm、1000nm〜3000nm、3000nm〜5000nm、8000nm〜12000nm、7000nm〜14000nmまたは12000〜30mmである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項211】
前記赤外線が、シリコン、ドープシリコン、InGaAs、InSb、HgCdTe、PbSeまたはこれらの組み合わせを含む検出器を用いて検出される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項212】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分から放出される前記可視域からの放射線を検出することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項213】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分から放出される前記可視域からの前記検出された放射線を分析し、前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に対応するデータを生成することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項214】
前記組織または臓器の複数の異なる部分から放出される前記可視域からの放射線を検出し、前記複数の異なる部分から検出される前記放射線の差を比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項215】
前記赤外線からの前記データを、前記可視域からのデータと合成して、単一の画像にすることをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項216】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分から温度を検出することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項217】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分からの前記検出された温度を分析し、前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に対応するデータを生成することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項218】
前記組織または臓器の複数の異なる部分からの温度を検出し、前記複数の異なる部分から検出される前記温度の差を比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項219】
前記温度からの前記データを、前記赤外線からのデータおよび/または前記可視域からのデータと合成して、単一の画像にすることをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項220】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分からの圧力または流れを検出することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項221】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分から検出される前記圧力または流れを分析し、前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に対応するデータを生成することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項222】
前記組織または臓器の複数の異なる部分からの圧力または流れを検出し、前記複数の異なる部分から検出される前記圧力または流れの差を比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項223】
前記圧力からの前記データを、前記赤外線からのデータ、前記可視域からのデータおよび/または温度データと合成して、単一の画像にすることをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項224】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分についての振動分析を実施することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項225】
前記振動分析結果を分析し、前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に対応するデータを生成することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項226】
前記組織または臓器の複数の異なる部分についての振動分析を実施し、前記複数の異なる部分からの前記振動分析の差を比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項227】
前記振動分析からの前記データを、前記赤外線からのデータ、前記可視域からのデータ、圧力データおよび/または温度データと合成して、単一の画像にすることをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項228】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分からの蛍光を検出することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項229】
検出される前記蛍光を分析し、前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に対応するデータを生成することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項230】
前記組織または臓器の複数の異なる部分から蛍光を検出し、前記複数の異なる部分から検出される前記蛍光の差を比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項231】
前記蛍光データを、前記赤外線からのデータ、前記可視域からのデータ、前記振動分析で得られたデータ、圧力データおよび/または温度データと合成して、単一の画像にすることをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項232】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分からの非可視造影剤を検出することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項233】
検出される前記造影剤を分析し、前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に対応するデータを生成することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項234】
前記組織または臓器の複数の異なる部分からの非可視造影剤を検出し、前記複数の異なる部分から検出される前記非可視造影剤の差を比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項235】
前記非可視造影剤データを、前記赤外線からのデータ、前記可視域からのデータ、前記振動分析からのデータ、圧力データ、蛍光データおよび/または圧力、流れ、pO2、pH、CO2、乳酸塩、グルコース、電気、イオン濃度、機械的力、トルク、ストレッチ、蛍光、放射率、振動特性および/または外部エネルギに対する応答および/または温度データと合成して、単一の画像にすることをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項236】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分のラマン分析からの放射線を検出することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項237】
前記ラマン分析から検出される前記放射線を分析し、前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に対応するデータを生成し、任意に、これを圧力、流れ、pO2、pH、CO2、乳酸塩、グルコース、電気、イオン濃度、機械的力、トルク、ストレッチ、蛍光、放射率、振動特性および/または外部エネルギに対する応答および/または温度に関連するデータと合成することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項238】
前記組織または臓器の複数の異なる部分のラマン分析からの放射線を検出し、前記複数の異なる部分から検出される前記放射線の差を比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項239】
前記ラマンデータを、前記赤外線からのデータ、前記可視域からのデータ、前記振動分析からのデータ、圧力データ、蛍光データおよび/または温度データと合成して単一の画像にすることをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項240】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分からの吸光度、透過度および/または反射率を検出することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項241】
検出される前記吸光度、透過度および/または反射率を分析し、前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に対応するデータを生成することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項242】
前記組織または臓器の複数の異なる部分からの吸光度、透過度および/または反射率を検出し、前記複数の異なる部分から検出される前記吸光度、透過度および/または反射率の差を比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項243】
前記吸光度、透過度および/または反射率のデータを、前記赤外線からのデータ、前記可視域からのデータ、ラマンデータおよび/または圧力、流れ、pO2、pH、CO2、乳酸塩、グルコース、電気、イオン濃度、機械的力、トルク、ストレッチ、蛍光、放射率、振動特性および/または外部エネルギに対する応答および/または温度データと合成して単一の画像にすることをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項244】
2つ以上のデータセットを重畳して単一の画像にすることを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項245】
前記検出するステップよりも前の時点で少なくとも1つのデータセットを得る、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項246】
超音波画像、X線画像、コンピュータ断層撮影画像、MRI画像、ポジトロン放出断層撮影画像および/または単一光子放射型コンピュータ断層撮影画像を、前記赤外線データから得られる画像と重畳して単一の画像にすることをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項247】
前記赤外線データ、前記可視域からのデータ、前記ラマン分析からのデータおよび/または圧力、流れ、pO2、pH、CO2、乳酸塩、グルコース、電気、イオン濃度、機械的力、トルク、ストレッチ、蛍光、放射率、振動特性および/または外部エネルギに対する応答および/または温度データのうちの2つ以上を重畳して単一の画像にすることを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項248】
前記単一の画像がリアルタイム画像である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項249】
画像をネガ画像に変換することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項250】
画像を白黒画像に変換することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項251】
画像をカラー画像に変換することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項252】
画像をカラーコード画像に変換することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項253】
1つ以上の画像を記録することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項254】
1つ以上の画像を同時に表示および記録することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項255】
前記検出するステップを同時に実施する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項256】
1つ以上の検出器を、前記対象となる前記組織または臓器から少なくとも1mm、少なくとも1cm、少なくとも5cm、少なくとも10cm、少なくとも20cm、少なくとも50cm、少なくとも1m、少なくとも2m、少なくとも3mまたは少なくとも5m離して配置した状態で、1つ以上の検出するステップを実施する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項257】
1つ以上の検出器を、対象となる前記組織または臓器から1mm未満、1cm未満、5cm未満、10cm未満、20cm未満、50cm未満、1m未満、2m未満、3m未満または5m未満離して配置した状態で、1つ以上の検出するステップを実施する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項258】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に放射線を印加した後、前記組織または臓器の少なくとも1つの部分から放出される放射線を検出することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項259】
印加される前記放射線が、赤外線、近赤外線、紫外線、近紫外線または前記可視域からの放射線である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項260】
内視鏡を使わずに前記検出するステップを実施する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項261】
複数の部分が、前記組織または臓器の少なくとも2、少なくとも5、少なくとも10、少なくとも25、少なくとも50、少なくとも100、少なくとも200、少なくとも500、少なくとも1,000、少なくとも5,000または少なくとも10,000の異なる部分を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項262】
前記複数の部分が、前記組織または臓器の2未満、5未満、10未満、25未満、50未満、100未満、200未満、500未満、1,000未満、5,000未満または10,000未満の異なる部分を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項263】
各部分が、少なくとも1nm、少なくとも10nm、少なくとも100nm、少なくとも1μm、少なくとも10μm、少なくとも100μm、少なくとも1mm、少なくとも10mm、少なくとも100mmまたは少なくとも1cmの面積を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項264】
各部分が、1nm未満、10nm未満、100nm未満、1μm未満、10μm未満、100μm未満、1mm未満、10mm未満、100mm未満または1cm未満の面積を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項265】
隣接する部分間の距離が、少なくとも1nm、少なくとも10nm、少なくとも100nm、少なくとも1μm、少なくとも10μm、少なくとも100μm、少なくとも1mm、少なくとも10mm、少なくとも100mm、少なくとも1cm、少なくとも5cmまたは少なくとも10cmである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項266】
隣接する部分間の距離が、1nm未満、10nm未満、100nm未満、1μm未満、10μm未満、100μm未満、1mm未満、10mm未満、100mm未満、1cm未満、5cm未満または10cm未満である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項267】
前記複数の部分から検出される前記放射線を含む二次元または三次元のマップを形成することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項268】
前記マップは、基準点と、前記マップ上の前記組織または臓器の前記異なる部分各々の場所を判断できるようにする座標とを含む標準的な基準フレームを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項269】
前記判断するステップが、生成される前記データと、事前に収集される前記組織または臓器の一部からのデータとを比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項270】
前記判断するステップが、生成される前記データと同様のタイプおよび/または状態の組織または臓器からの基準データとを比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項271】
前記判断するステップが、生成される前記データと同様のタイプの健常な組織または臓器からの基準データとを比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項272】
対象となる前記組織または臓器が第1の患者のものであり、前記判断するステップが、生成される前記データと、第2の患者の組織または臓器からのデータとを比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項273】
対象となる前記組織または臓器が第1の患者のものであり、前記判断するステップが、生成される前記データと前記第1の患者の組織または臓器からのデータとを比較することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項274】
検出するステップが立体画像検出器の使用を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項275】
検出するステップが少なくとも2つの検出器の使用を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項276】
検出するステップが、検出器の二次元アレイの使用を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項277】
検出するステップが、少なくとも2、少なくとも5、少なくとも10、少なくとも25、少なくとも50、少なくとも100、少なくとも200、少なくとも500、少なくとも1,000、少なくとも5,000または少なくとも10,000の検出器の使用を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項278】
前記検出器が高解像度赤外線検出器である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項279】
検出するステップが、前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に同時に焦点を合わせる少なくとも2つの検出器の使用を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項280】
前記画像を、ヘッドマウント型表示ユニット、直角視表示ユニット、陰極線管ユニット、オートステレオスコピック表示ユニット、立体表示ユニットまたは液晶表示ユニットに表示することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項281】
前記画像が正射影である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項282】
前記検出するステップと分析するステップが、ヘッドマウント型装置で実施される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項283】
前記検出するステップ、分析するステップ、表示するステップが、ヘッドマウント型装置で実施される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項284】
前記ヘッドマウント型装置が、直角視の機能を可能にする少なくとも2つの検出器を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項285】
前記ヘッドマウント型装置がオートフォーカス機能を有する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項286】
前記ヘッドマウント型装置が奥行き知覚オートフォーカス機能を有する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項287】
前記オートフォーカスがリアルタイムで実施可能である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項288】
前記装置が制御装置を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項289】
前記制御装置がフットペダルで制御される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項290】
前記制御装置がボイスコントロールで制御される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項291】
前記装置がWYSIWYG光学視聴システムを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項292】
前記装置が画像安定化制御装置を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項293】
前記装置が顕微鏡を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項294】
前記装置の倍率が、少なくとも10倍、少なくとも15倍、少なくとも20倍、少なくとも50倍、少なくとも100倍、少なくとも250倍または少なくとも500倍である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項295】
前記少なくとも1つの対象となる組織または臓器の細胞内でのイベントを監視することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項296】
前記少なくとも1つの対象となる組織または臓器の細胞内での結合イベントを監視することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項297】
前記少なくとも1つの対象となる組織または臓器の複数の細胞内でのイベントを監視することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項298】
前記装置が双眼鏡を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項299】
前記装置が顕微鏡と双眼鏡の両方を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項300】
前記組織または臓器の前記少なくとも1つの部分に印加される前記放射線が、前記装置から放出される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項301】
前記装置がスペクトルフィルタ機能を有する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項302】
前記ヘッドマウント型装置が、外科医の着用に合わせて配設される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項303】
対象となる前記組織または臓器の外科手術を実施することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項304】
対象となる前記組織または臓器の心臓外科手術を実施することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項305】
前記ヘッドマウント型装置が、瀉血専門医、歯科医、看護師、医師または他のヘルスケア提供者の着用に合わせて配設される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項306】
対象となる前記組織または臓器を有する患者から血液を採取することをさらに含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項307】
前記ヘッドマウント型装置が、歯科医、瀉血専門医、看護師、医師または他のヘルスケア提供者の着用に合わせて配設される、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項308】
対象となる前記組織または臓器をバイオリアクタで成長させることを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項309】
前記ヘッドマウント型装置を使用して、バイオリアクタに配置された組織または臓器を可視化する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項310】
上記請求項のいずれか1項に記載の方法を実施可能な装置であって、対象となる前記組織または臓器を成長させるためのバイオリアクタと作動的に関連した、装置。
【請求項311】
上記請求項のいずれか1項に記載の方法を実施可能な装置であって、対象となる前記組織または臓器を成長させるためのバイオリアクタと一体に接続された、装置。
【請求項312】
対象となる前記組織または臓器と前記検出器との間にエネルギ伝達装置を配置することを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項313】
前記エネルギ伝達装置が、対象となる前記組織または臓器に出入りするエネルギ伝達を方向的に促進する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項314】
前記エネルギ伝達装置が、エネルギ伝達の経路を提供すべく、対象となる前記組織または臓器の表面内に、あるいは表面を介して挿入可能な挿入可能な部材を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項315】
前記エネルギ伝達装置が、エネルギ伝達の経路を提供すべく、対象となる前記組織または臓器の表面内に、表面で、あるいは表面を介して挿入可能な複数の挿入可能な部材を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項316】
前記エネルギ伝達装置が、挿入可能な部材の線形または二次元アレイを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項317】
前記複数の挿入可能な部材が、少なくとも2、少なくとも5、少なくとも10、少なくとも25、少なくとも50、少なくとも100、少なくとも200、少なくとも500、少なくとも1,000、少なくとも5,000または少なくとも10,000の挿入可能な部材を含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項318】
エネルギ伝達の経路を提供すべく、対象となる前記組織または臓器の表面内に、表面で、あるいは表面を介して挿入される前記複数の挿入可能な部材各々の横断面積が、少なくとも1pm、少なくとも10pm、少なくとも100pm、少なくとも1nm、少なくとも10nm、少なくとも100nm、少なくとも1μm、少なくとも10μm、少なくとも100μm、少なくとも1mm、少なくとも10mm、少なくとも100mmまたは少なくとも1cmである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項319】
エネルギ伝達の経路を提供すべく、対象となる前記組織または臓器の表面内に、表面で、あるいは表面を介して挿入される前記複数の挿入可能な部材各々の横断面積が、1pm未満、10pm未満、100pm未満、1nm未満、10nm未満、100nm未満、1μm未満、10μm未満、100μm未満、1mm未満、10mm未満、100mm未満または1cm未満である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項320】
隣接する挿入可能な部材間の平均距離が、少なくとも1nm、少なくとも10nm、少なくとも100nm、少なくとも1μm、少なくとも10μm、少なくとも100μm、少なくとも1mm、少なくとも10mm、少なくとも100mm、少なくとも1cm、少なくとも5cmまたは少なくとも10cmである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項321】
隣接する挿入可能な部材間の平均距離が、1nm未満、10nm未満、100nm未満、1μm未満、10μm未満、100μm未満、1mm未満、10mm未満、100mm未満、1cm未満、5cm未満または10cm未満である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項322】
前記挿入可能な部材の平均長さが、少なくとも1nm、少なくとも10nm、少なくとも100nm、少なくとも1μm、少なくとも10μm、少なくとも100μm、少なくとも1mm、少なくとも10mm、少なくとも100mm、少なくとも1cm、少なくとも5cmまたは少なくとも10cmである、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項323】
前記挿入可能な部材の平均長さが、1nm未満、10nm未満、100nm未満、1μm未満、10μm未満、100μm未満、1mm未満、10mm未満、100mm未満、1cm未満、5cm未満または10cm未満である、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項324】
前記挿入可能な部材が光ファイバを含む、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項325】
前記エネルギ伝達装置が、第1の範囲の波長の伝達を促進し、第2の範囲の波長の伝達を妨害する、上記請求項のいずれか1項に記載の方法。
【請求項326】
上記請求項のいずれか1項に記載の方法を実施可能なヘッドマウント型装置。
【請求項327】
直角視の機能を可能にする少なくとも2つの検出器と、
WYSIWYG光学視聴システムと、
リアルタイムオートフォーカス機能と、
画像安定化制御装置と、
倍率が少なくとも10倍、少なくとも15倍、少なくとも20倍、少なくとも50倍、少なくとも100倍、少なくとも250倍または少なくとも500倍の顕微鏡と、
双眼鏡と、を備える、ヘッドマウント型装置。
【請求項328】
前記ヘッドマウント型装置と作動的に関連した制御装置を含む、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。
【請求項329】
前記制御装置がフットペダルで制御される、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。
【請求項330】
前記制御装置がボイスコントロールで制御される、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。
【請求項331】
前記装置から放出可能な放射線源を含む、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。
【請求項332】
前記放射線源が、前記赤外線、近赤外線、可視または紫外線範囲のいずれかの放射線を放出する、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。
【請求項333】
前記少なくとも2つの検出器の各々が、吸光度、透過度、反射率、赤外線、前記可視域からの放射線、振動放射線、圧力、蛍光放射線、ラマン放射線および/または温度のうちの1つ以上の検出用である、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。
【請求項334】
吸光度、透過度、反射率、赤外線、前記可視域からの放射線、振動放射線、圧力、蛍光放射線、ラマン放射線および/または温度のうちの少なくとも2つ、少なくとも3つまたは少なくとも4つまたは少なくとも5つを検出するのに合わせて配設される検出器を含む、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。
【請求項335】
前記2つ以上の検出器から収集したデータを分析するのに合わせて配設される、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。
【請求項336】
前記2つ以上の検出器から収集した前記データに対応する少なくとも2つの画像を生成するのに合わせて配設される、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。
【請求項337】
前記少なくとも2つの画像を重畳するのに合わせて配設される、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。
【請求項338】
スペクトルフィルタを含む、上記請求項のいずれか1項に記載のヘッドマウント型装置。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2013−510590(P2013−510590A)
【公表日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−539873(P2012−539873)
【出願日】平成22年11月17日(2010.11.17)
【国際出願番号】PCT/US2010/002995
【国際公開番号】WO2011/062621
【国際公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【出願人】(502440344)ハーバード バイオサイエンス インコーポレーテッド (1)
【Fターム(参考)】