説明

自動ストップコック弁

【解決手段】流れコントロール装置は、3つの開口を有する継ぎ手を備える。その開口の2つは入口であり、1つは出口である。入口の1つには、ノーマリークローズド型の逆流防止弁が配置されている。ノーマリークローズド型の逆流防止弁は、継ぎ手を通って流れる流体が変更されたとき、継ぎ手を通る流体の逆流を防止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、流体流れ継ぎ手に関し、特に、内部に逆流防止弁を有する流体流れ継ぎ手に関する。
【背景技術】
【0002】
例えば硝子体網膜手術等の異なる流体の使用を伴う医療処置を行う過程で、異なるガスと液体を用いることは珍しくない。例えば、硝子体網膜手術では、目の内部からの流体を交換し、その流体をエアと取り替えるために、その必要性が生じる
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
先行技術の硝子体網膜手術システムでは、目の内部からの流体とエアとの交換は、典型的には、ストップコック弁の位置を手動で変更することより行われる。硝子体網膜手術では、ストップコック弁の手動の切替により、例えば手術用注入液(例えばBBS PLUS(登録商標)、テキサス州フォートワースのAlcon Laboratories, Inc. から入手可能な眼灌流洗浄液)のような第1の流体の流れを止め、例えばエアのような代わりの流体の流れを開始する。硝子体網膜手術を行う医師にとって、手術用注入液の流れを止め、エアの流れを開始する時期が来ると、医師は、手術室内のアシスタント、フェロー、手術室看護師、あるいは手術技師にストップコック弁の位置を変更するように口頭で要求する必要がある。この手法は、外科的措置を遅らせ、間違いを引き起こしかねない。ストップコック弁が不注意に非機能位置に切り替えられると、目への流体の流れが遮られて目が柔らかくなり、そのため、既に難しい外科的措置を一層難しくする。あるいは、ストップコック弁の不適当な取り扱いは、不所望な流体の逆流のおそれを生じる。
【0004】
したがって、当該技術分野には、逆流のおそれがなく、かつ、援助も必要なく、硝子体網膜手術の医師に手術用注入液の流れとエアの流れとを変更するための直接の支配を与えるシステムおよび方法に対する要求がある。さらに、当該技術分野には、術中にバルブが非機能位置へ切り替えられることにより柔らかい目となり、手術を困難とするおそれを除去するシステムおよび方法に対する要求がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
開示された本発明により、援助を必要とすることなく、かつ、流体の流れが遮られたことにより柔らかい目となるおそれを生じることもなく、硝子体網膜手術の医師による手術用注入液とエアとの切替を可能にするシステムおよび方法が提供される。
【0006】
開示された本発明によると、手術用注入液およびエアの供給源が3つの開口を有する継ぎ手に接続される。2つの開口は入口であり、そのうちの1つは例えば手術用注入液などの流体の入口であり、他は例えばエアなどの流体の入口である。第3の開口は出口または流出口である。
【0007】
入口の1つには、ノーマリークローズド型の逆流防止弁が配置されている。したがって、注入液の圧力がエアの圧力よりも低い圧力まで減少させられ、およびまたはエアの圧力が注入液の圧力よりも高い圧力まで増加させられると、装置を通る流れが注入液からエアへと切り替わる。エアの圧力はノーマリークローズド型の弁を開放し、エアの流れが注入液の流れに取って代わることを可能とする。逆流防止弁のおかげで、エアの供給源への手術用注入液の逆流がなくなる。
【0008】
別の実施形態では、上述の継ぎ手を利用して、注入流体の流れを停止する第1の手段とエアまたはガスの流れを停止する第2の手段とを設けてもよい。この実施形態では、逆流防止弁が必要ない。
【0009】
後に続く実施形態の説明と併せて、以下に示される図面を参照することにより、本発明の自動ストップコック弁がさらによりよく理解される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】硝子体網膜手術システムに関連するストップコック弁を用いた先行技術としての流体システムの回路図である。
【図2】本発明の自動ストップコック弁を用いた流体流れシステムの回路図である。
【図3】ダックビル弁を組み込んだ本発明の自動ストップコック弁システムの部分的な側断面図である。
【図4】ノーマリークローズド型のフラッパー弁を組み込んだ第1の別の実施形態の部分的な側断面図である。
【図5】ノーマリークローズド型のアンブレラ弁を組み込んだ第2の別の実施形態の部分的な側断面図である。
【図6】ノーマリークローズド型のボール弁を組み込んだ第3の別の実施形態の部分的な側断面図である。
【図7】ノーマリークローズド型のポペット弁を組み込んだ第4の別の実施形態の部分的な側断面図である。
【図8】図6に類似した実施形態の部分的な側断面図であり、ノーマリークローズド型のボール弁を包囲したY形状のハウジングの使用を示す図である。
【図9】図8に類似した実施形態の部分的な側断面図であり、第1の流体の流れを停止する第1の手段と第2の流体の流れを停止する第2の手段を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
開示された発明は、ここでは硝子体網膜手術での使用によるものとして説明されるが、その理解につき通常の知識を有するものは、開示された発明が、決められた行為の間にオペレータに異なる流体の流れの切替を要求する種々の他の機器、医療用および非医療用の両方に用いられてもよいことを理解するであろう。
【0012】
図1に示すように、硝子体網膜手術の医師により用いられる先行技術の流体流れシステムは、術中に注入カニューレ904を介して患者の目に供給される流体を変更するため、手動で作動させられるストップコック弁900を典型的に備える。通常の手術の間、注入ライン902が開いてエアライン906が閉じ、これにより注入カニューレ904への手術用注入液の制御された流れを可能にする。手術用注入液の流れからエアへと切り替える必要性が生じると、ストップコック弁900の位置が手動で変更される。上述したように、ストップコックバルブ900が不注意に手術用注入液とエアの両方の流れを遮断する位置に動かされたならば、手術されている目が柔らかくなり、これにより既に難しい措置をさらに難しくする。
【0013】
本発明によると、硝子体網膜手術の間、例えば手術用注入液とエアのような流体を自動的に切り替え可能とすることにより、硝子体網膜手術の医師には、流体流れの新しい制御の水準が与えられる。手術用注入液もしくは加圧されたエアの供給源からのそのような流体流れは、フットスイッチによる電気的スイッチの使用またはGUI(graphical user interface)コントロールによる入力操作により変更されるようにしてもよい。
【0014】
図2に示すように、本発明を織り込んだシステム10は、先行技術の手動で操作されるストップコック弁900を、硝子体網膜手術の医師が先行技術のストップコック弁900の位置を手動で変更する必要なく、例えば手術用注入液とエアあるいは他の何らかのガスのような流体を切り替え可能とするように構成され設けられた自動ストップコック弁あるいは逆流防止弁20に、交換する。先行技術のストップコック弁900の位置を手動で切り替える必要性を取り除くことにより、医師のアシスタント、フェロー、手術室看護師、およびまたは手術技師に対する依存が低減され、先行技術の手動で操作されるストップコック弁900を非機能位置へ切り替え操作することにより流れが遮られるといった潜在的な問題が避けられる。
【0015】
図3に示すように、本発明の自動ストップコック弁20の好ましい実施形態300は、ティー形継ぎ手302の内部に包囲されている。ティー形継ぎ手302は、注入ライン902とエアもしくはガス流れライン906との間に配置されている。手術用注入液が、注入ライン902を通って硝子体網膜注入カニューレ904へ流れているとき、手術用注入液は、ティー形継ぎ手302の直線部304を通って流れる。手術用注入液が不活性化状態で、かつ、エアまたはガスの供給源が活性化状態であるとき、エアはティー形継ぎ手302の幹部306を通って流れ、ノーマリークローズド型のダックビル弁320を開く。ノーマリークローズド型のダックビル弁は、ティー形継ぎ手302にねじ334で結合された継ぎ手322によって所定位置に保持されている。ダックビル弁320の2つのビル部323,324は、ティー形継ぎ手302の幹部306を通ったエアの流れから十分な力が生じている限り、お互いから離されたままであり、ダックビル弁320が構成されるゴムまたは柔軟性ある材料の弾力性のため、2つのビル部323,324の梁強さの固有のバイアスに打ち勝つ。エアの圧力が、もはや2つのビル部323,324をお互いから離されたままとするのに十分でないとき、2つのビル部323,324は図3に示すようにぶつかり、それにより継ぎ手302の幹部306を通る流体の流れを遮断する。
【0016】
したがって、注入カニューレ904への通常の注入の間、図2に示すように、手術用注入液の制御された流れがある。エアライン906は閉じられている。図3に示すように、チェック弁20は、好ましい実施形態300ではダックビル弁320であるが、エアライン906への手術用注入液のあらゆる逆流を防止する。硝子体網膜手術の医師が、手術用注入液の注入からエアあるいは他の何らかのガスの注入への切替を望むとき、医師は電気的スイッチを作動し、またはGUIを操作する。手術用注入液の圧力はエアまたはガスの圧力よりも低い圧力まで減少させられ、およびまたは、エアまたはガスの圧力は手術用注入液の圧力よりも高い圧力まで増加させられる。これにより注入ライン902を通る手術用注入液の流れが停止し、ライン906を通るエアまたはガスの流れが開始する。エアまたはガスの圧力はチェック弁20を開き、それにより注入カニューレ904に接続された第3のライン903を通り、目にエアが注入されることを可能にする。所望であれば、流体の切替を反対に行うこともでき、これにより硝子体網膜手術の医師がエアまたはガスから注入ライン902の流体へと戻す切替を行うことを可能にする。
【0017】
ダックビル弁320が好ましい実施形態300に示されたが、当該技術分野において通常の知識を有するものは、他のタイプの逆流防止弁が本発明から逸脱することなく用いられてもよいことを理解するであろう。
【0018】
図4において、開示された本発明のシステムの第1の別の実施形態400は、ノーマリークローズド型のフラッパー型弁の組立品420を備える。図4にさらに見られるように、ノーマリークローズド型のフラッパー型弁の組立品420は、ティー形継ぎ手402の幹部406に配置されている。前述の実施形態300と同様に、継ぎ手422は、ティー形継ぎ手402にねじ434で結合されている。手術用注入液の流れの間、流れはティー形継ぎ手402の直線部404を通る。注入ライン902を通る流体の流れが停止させられ、エアまたはガスの流れが開始させられると、エアまたはガスの圧力からの力が、フラッパー型弁の組立品420を閉塞したままとする力に打ち勝ち、フラッパー弁の組立品420が開く。これによりティー形継ぎ手420の幹部406を通り、ティー形継ぎ手402の出口408から出て、注入カニューレ904に入るエアの流れを許可する。
【0019】
図5には、第2の別の実施形態500が示されている。ここでは、アンブレラ型バルブの組立品520が用いられる。好ましい実施形態300および第1の別の実施形態400と同様に、継ぎ手552は、ティー形継ぎ手502にねじ534で取り付けられている。注入ラインを通る通常流れの流体は、入口510に入り、続いてティー形継ぎ手502の直線部504を通る。注入ライン902を通る流体の流れが停止し、エアまたはガスの流れが開始すると、エアまたはガスの圧力がアンブレラ形のバルブの組立品520を開かせる。当該技術分野における通常の知識を有するものは、ノーマリークローズド型のアンブレラ型弁の組立品520の円錐側面が台座524に係止することがわかるであろう。エアまたはガスの圧力は、アンブレラ型弁の組立品520の円錐側面522をシート524から離れさせ、これによりティー形継ぎ手502の幹部506を通るエアの流れの通路を開く。エアの圧力がもはや十分でなくなるまで、エアまたはガスはアンブレラ型弁の組立品520を通り過ぎて流れ続け、アンブレラ型弁の組立品520の円錐側面522が台座524から離れた状態を保つ。エアの圧力が不十分になると、アンブレラ型弁の組立品520はノーマリークローズドの位置に戻る。
【0020】
ボール型弁の組立品620は、図6に示される実施形態600に用いられる。第1の別の実施形態400と第2の別の実施形態500と同様に、注入ライン902の流体が入口610に入り、ティー形継ぎ手602の直線部604を通って流れ、出口608を介して流出する。エアまたはガスの流れが開始されると、エアの圧力はボール型弁の組立品620のばね部626の力に打ち勝つのに十分な圧力となり、これにより台座624からボール622を離れさせる。ボール型弁の組立品は、ティー形継ぎ手602にねじ634で取り付けられた継ぎ手652により、所定位置に保持されている。ティー形継ぎ手602の幹部606を通る流路は、今度は、出口608を通って硝子体網膜注入カニューレへ至るエアの通路として開放される。
【0021】
当該技術分野における通常の知識を有するものは、さらに開示された発明10に用いられてもよい種々の異なるタイプの逆流防止弁があることを理解するであろう。例えば、図6に示したボール型弁の組立品620を付勢するばね626は、図7に示す別の実施形態700では、ポペット型弁の組立品720を付勢するばね726に交換するようにしてもよい。この実施形態700の構成と動作は、ポペット722が台座724に係止するOリング725を備えた幅広の角度のある側面723を有するものである点を除き、図6に示された実施形態600の動作と類似する。
【0022】
図8に示される別の実施形態800では、図6に示したティー形のハウジング602がY形のハウジング802に交換されている。図6に示したティー形ハウジングの場所におけるY形ハウジング802の使用は、本発明10の動作に影響を与えない。当該技術分野における通常の知識を有するものは、本発明の範囲を逸脱することなく、種々の形状を有する他のハウジングが用いられてもよいことを理解するであろう。
【0023】
図9に示す別の実施形態では、継ぎ手1000のY形のハウジング1002が、逆流防止弁を備えていない。代わりに、当該技術分野における通常の知識を有するものによく知られている弁組立品1004が、継ぎ手1000への注入液の流れを停止させ、あるいは流れを可能にさせるため、注入ライン902に動作可能なように連結されている。また、当該技術分野における通常の知識を有するものによく知られている弁組立品1006が、継ぎ手1000へのエアまたはガスの流れを停止させ、あるいは流れを可能にさせるため、エアまたはガス流れライン906に動作可能なように連結されている。図9には示されていないが、ハウジング1002はティー形または他の形状を使用することもできる。弁1004,1006は、ライン902,906を通る流体の流れをそれぞれ停止させ、あるいは可能にさせるための手動の、あるいは電気的な、あるいは機械的な、あるいは空圧作用による弁などいかなるものでもよい。弁組立品1004,1006は、手動で、あるいは電気的に、あるいは機械的に、あるいは空圧作用により、ピンチ弁を作動することが好ましい。
【0024】
本発明は、好ましい実施形態および別の実施形態により示され、説明されたが、当該技術分野における通常の知識を有するものは、さらに別の実施形態が上述の開示によって可能とされることを理解するであろう。そのような別の実施形態は、付加された請求の範囲および意義に含まれるべきである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
注入カニューレへの流体の流れをコントロールするための眼部の手術システムに用いられる流れコントロール装置において、
第1の流体の供給源に接続された第1の入口部と、
第2の流体の供給源に接続された第2の入口部と、
前記注入カニューレに接続された出口部と、
前記第1の流体が前記第2の流体の前記供給源へと流れるのを防止するように構成され、設けられた逆流防止弁とを備える流れコントロール装置。
【請求項2】
請求項1に記載の流れコントロール装置において、
前記逆流防止弁は、ダックビル弁である流れコントロール装置。
【請求項3】
請求項1に記載の流れコントロール装置において、
前記逆流防止弁は、フラッパー弁の組立品である流れコントロール装置。
【請求項4】
請求項1に記載の流れコントロール装置において、
前記逆流防止弁は、アンブレラチェック弁の組立品である流れコントロール装置。
【請求項5】
請求項1に記載の流れコントロール装置において、
前記逆流防止弁は、ボールチェック弁の組立品である流れコントロール装置。
【請求項6】
請求項1に記載の流れコントロール装置において、
前記逆流防止弁は、ポペット弁の組立品である流れコントロール装置。
【請求項7】
第1の流体の流れの供給源と、
第2の流体の流れの供給源と、
前記第1の流体の流れと前記第2の流体の流れとを切り替える手段と、
前記第1の流体の流れの注入ラインと、
前記第2の流体の流れの第2のラインと、
前記第1の流体の第1の入口、前記第2の流体の第2の入口、および前記第1の流体または前記第2の流体のいずれかの出口を有し、前記注入ラインおよび前記第2のラインに挿入して構成され、設けられた継ぎ手と、
前記第2の入口に配置され、前記第1の流体から前記第2の流体へと前記流体の流れが変更されたとき、前記第2の流体の流れにより開放可能であるノーマリークローズド型の逆流防止弁とを備える流れコントロールシステム。
【請求項8】
請求項7に記載の流れコントロールシステムにおいて、
前記ノーマリークローズド型の逆流防止弁は、ダックビル弁である流れコントロールシステム。
【請求項9】
請求項7に記載の流れコントロールシステムにおいて、
前記ノーマリークローズド型の逆流防止弁は、フラッパー弁の組立品である流れコントロールシステム。
【請求項10】
請求項7に記載の流れコントロールシステムにおいて、
前記ノーマリークローズド型の逆流防止弁は、アンブレラ弁の組立品である流れコントロールシステム。
【請求項11】
請求項7に記載の流れコントロールシステムにおいて、
前記ノーマリークローズド型の逆流防止弁は、ばねに付勢されるボール弁の組立品である流れコントロールシステム。
【請求項12】
請求項7に記載の流れコントロールシステムにおいて、
前記ノーマリークローズド型の逆流防止弁は、ばねに付勢されるポペット弁の組立品である流れコントロールシステム。
【請求項13】
請求項7に記載の流れコントロールシステムにおいて、
第3のラインおよび注入カニューレを備える流れコントロールシステム。
【請求項14】
初期流体の流れと代替流体の流れとを切り替えたときの代替流体の供給源への逆流を防止する方法において、
継ぎ手の第1の入口に接続し、前記継ぎ手の出口への前記初期流体の流れを可能にする工程と、
前記継ぎ手の第2の入口に接続し、前記継ぎ手の前記出口への前記代替流体の流れを可能にする工程と、
前記代替流体の流れによる力がノーマリークローズド型の逆流防止弁を開放させるに十分な力となるまで前記継ぎ手を通る前記代替流体の流れを遮断するように、前記継ぎ手の前記第2の入口にノーマリークローズド型の逆流防止弁を挿入する工程とを含む方法。
【請求項15】
請求項13に記載の方法において、
前記ノーマリークローズド型の逆流防止弁は、前記代替流体の流れへの前記初期流体の逆流を防止するものである方法。
【請求項16】
請求項13に記載の方法において、
前記ノーマリークローズド型の逆流防止弁は、前記初期流体の流れが停止し、前記代替流体の流れが開始されると、開放されるものである方法。
【請求項17】
第1の流体の流れの注入ラインと、
前記第1の流体の流れを停止する手段と、
第2の流体の流れの第2のラインと、
前記第2の流体の流れを停止する手段と、
前記第1の流体の第1の入口、第2の流体の第2の入口、および前記第1の流体または前記第2の流体のいずれかの出口を有し、前記注入ラインおよび前記第2のラインに挿入して構成され、設けられた継ぎ手とを備える流れコントロールシステム。
【請求項18】
請求項17に記載の流れコントロールシステムにおいて、
前記第1および第2の流体の流れを停止する手段は、手動で作動する弁である流れコントロールシステム。
【請求項19】
請求項17に記載の流れコントロールシステムにおいて、
前記第1および第2の流体の流れを停止する手段は、電気的に作動する弁である流れコントロールシステム。
【請求項20】
請求項17に記載の流れコントロールシステムにおいて、
前記第1および第2の流体の流れを停止する手段は、機械的に作動する弁である流れコントロールシステム。
【請求項21】
請求項17に記載の流れコントロールシステムにおいて、
前記第1および第2の流体の流れを停止する手段は、空圧作用により作動する弁である流れコントロールシステム。
【請求項22】
請求項17に記載の流れコントロールシステムにおいて、
前記第1および第2の流体の流れを停止する手段は、手動で、あるいは電気的に、あるいは機械的に、あるいは空圧作用で作動するピンチ弁である流れコントロールシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2010−503464(P2010−503464A)
【公表日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−528363(P2009−528363)
【出願日】平成19年7月24日(2007.7.24)
【国際出願番号】PCT/US2007/074172
【国際公開番号】WO2008/036462
【国際公開日】平成20年3月27日(2008.3.27)
【出願人】(501449322)アルコン,インコーポレイティド (140)
【Fターム(参考)】