説明

蓄熱温水併用暖房システム

【課題】広いスペースを必要とせず、放熱量を微妙に制御することが可能なだけでなく、省エネルギー且つ低ランニングコストな蓄熱温水併用暖房システムを提供する。
【解決手段】電力を用いて夜間に蓄熱体6bを加熱して蓄熱された蓄熱体6bの熱を昼間に室内に放熱して室内の暖房に用いる蓄熱式暖房装置6と、温水を貯留する貯湯槽8aと、温水を建物1内に循環させる循環ポンプ8bと、循環される温水の熱を建物1内に放熱するためのヒーターパネル7とが設けられた温水式暖房装置Sを有し、必要最低な室温に室内を暖房するために、主として蓄熱式暖房装置6による暖房を行い、室温が必要最低な室温より低くなった時には温水式暖房装置Sを併用し、循環ポンプ8bにより温水を建物1内に循環させることによって室内を昇温し気温変化に伴う室温変化分を温水式暖房装置Sによって賄う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
夜間電力によって蓄熱を行う住宅用の蓄熱暖房システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、ヒートポンプ装置と貯湯タンクとを有し、貯湯タンクに貯えられた水を、ヒートポンプ装置と貯湯タンクとの間で循環させて、ヒートポンプ装置によって外気の熱を取り入れて、貯湯タンク内の水を加熱すると共に、貯湯タンク内に湯を貯えておいて、建物の床下空間内に配索された循環パイプに、循環ポンプでもって湯を循環させることによって、床暖房を可能にする床下調温装置が知られている(特許文献1等参照)。
【0003】
また、固体の蓄熱体と電気ヒータとを有し、電気ヒータによって発せられた熱でもって、蓄熱体を加熱して、蓄熱体に一旦蓄熱した熱を室内空間に放熱すると共に、室温に応じて電気ヒータに供給する電力を制御し、蓄熱体に蓄熱する熱量を調整して室温を制御する蓄熱暖房装置が知られている(特許文献2等参照)。
【特許文献1】特開2001−254965号公報
【特許文献2】特開2003−262347号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、床下調温装置では、電力料金が安い夜間電力によって水を加熱して蓄熱し、この熱によって昼間の暖房を賄おうとすると、例えば、70m2程度の床面積を有する住宅の暖房を賄う場合には、水の比熱などを考慮すると、少なくとも2000リットル以上の容量の貯湯タンクが必要となり、この貯湯タンクのために広いスペースを確保せねばならないという問題があった。
【0005】
また、もし貯湯タンクの容量が実用的な容量である500リットル程度のものを用いたのでは、昼間の暖房を賄うには不十分であった。
【0006】
そして、蓄熱暖房装置では、この蓄熱暖房装置に用いられている蓄熱体の熱容量が一般的な金属などに比べて非常に大きいので、温度が変化するのに時間が掛かかり、蓄熱体の放熱量を室温の変化に応じて微妙に制御するのは困難であった。
【0007】
特に、使用料金の安い夜間電力を用いて蓄熱体に蓄熱し、この蓄熱された熱でもって昼間の暖房を賄う場合には、夜間に蓄熱された熱を昼間に一方的に放熱して用いることになり、放熱量を制御するのは、なおさら困難である。
【0008】
そこで本発明では、広いスペースを必要とせず、放熱量を微妙に制御することが可能なだけでなく、省エネルギー且つ低ランニングコストな蓄熱温水併用暖房システムを提供することを目的にしている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、電力を用いて夜間に蓄熱体を加熱して該蓄熱体に熱を蓄熱し、蓄熱された前記蓄熱体の熱を昼間に室内に放熱して、前記室内の暖房に用いる蓄熱式暖房装置を有すると共に、
温水を貯留する貯湯槽と、該貯湯槽に貯留された前記温水を建物内に循環させる温水循環手段と、該温水循環手段によって循環される前記温水が有する熱を前記建物内に放熱するための放熱装置とが設けられた温水式暖房装置を有し、
前記室内を目標とする温度になるまで暖房するために、主として前記蓄熱式暖房装置による暖房を行い、室温が前記目標とする温度より低い時には、前記温水式暖房装置を併用し、前記温水循環手段により前記温水を前記建物内に循環させることによって前記室内を昇温し、室温と前記目標とする温度との温度差分の昇温を前記温水式暖房装置によって賄う蓄熱温水併用暖房システムを特徴としている。
【0010】
そして、請求項2に記載された発明は、前記貯湯槽に貯留される前記温水をヒートポンプを用いて得る請求項1に記載された蓄熱温水併用暖房システムを特徴としている。
【0011】
また、請求項3に記載された発明は、前記貯湯槽に貯留される前記温水を夜間電力を利用して得る請求項1または請求項2のうちいずれか一項に記載された蓄熱温水併用暖房システムを特徴としている。
【0012】
更に、請求項4に記載された発明は、前記放熱装置が前記室内に設けられている請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載された蓄熱温水併用暖房システムを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
このように構成された本発明の請求項1のものは、室内を目標とする温度になるまで暖房するために、主として蓄熱式暖房装置による暖房を行い、室温が目標とする温度より低い時には、温水式暖房装置を併用し、温水循環手段により温水を建物内に循環させることによって室内を昇温し、室温と目標とする温度との温度差分の昇温を温水式暖房装置によって賄うので、
蓄熱式暖房装置だけを用いることによって、蓄熱体が過加熱になって暖房が強くなり過ぎたり、逆に暖房が強くなり過ぎないように蓄熱体の加熱を弱くし過ぎて、暖房が弱くなり過ぎたりしてしまうことがなく、
しかも、温水循環手段により温水を建物内に循環させ、循環させる温水の単位時間当たりの流量を変えることによって、室温の微妙な調整が可能になり安定な室温を維持できる。
【0014】
また、夜間においても蓄熱式暖房装置の蓄熱体を加熱する際の熱によって、建物内の空気が暖められるので、無駄なエネルギー消費がなく、省エネルギー性が高い。
【0015】
更に、昼間の暖房を温水式暖房装置だけを用いて行う場合に比べて、温水式暖房装置と蓄熱式暖房装置とを併用して用いて行うと、暖房に必要な熱量の一部を蓄熱式暖房装置が賄うので、温水式暖房装置が負担すべき放熱量が少なくて済み、結果として、温水式暖房装置の貯湯タンクの容量を小さくすることができる。
【0016】
また、昼間の暖房を蓄熱式暖房装置だけを用いて行う場合に比べて、温水式暖房装置と蓄熱式暖房装置とを併用して用いて行うと、暖房に必要な熱量の一部を温水式暖房装置が賄うので、蓄熱式暖房装置が負担すべき放熱量が少なくて済み、結果として、蓄熱式暖房装置の蓄熱体を過加熱してしまうおそれがなくなり、安全に暖房を行うことができる。
【0017】
そして、本発明の請求項2のものは、温水の加熱に、電熱線やセラミックヒーターなどを用いた電熱ヒーターに比べて熱効率が高いヒートポンプを用いているので、安いランニングコストでもって暖房を行うことができる。
【0018】
また、本発明の請求項3のものは、深夜電力を利用して蓄熱を行うことができるので、深夜の安い電力料金でもって蓄熱を行うことができ、この熱を利用して昼間の暖房を行うので、一層安いランニングコストでもって昼間の暖房を行うことができる。
【0019】
更に、本発明の請求項4のものは、放熱装置が室内に設けられているので、室内の空気を直接的に効率よく昇温できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明に係る実施の形態の実施例に基づいて本発明を説明する。
【実施例】
【0021】
〈全体の構成〉
図1は本実施例の蓄熱温水併用暖房システムが設置された建物の1階部分を上方から見た上面図であり、図2は図1のA−A断面図であって、実施例の蓄熱温水併用暖房システムが設置された建物の1階部分を側方から見た側面図である。
【0022】
図1において、1は本実施例の蓄熱温水併用暖房システムが設置された建物であり、2は玄関ホール、3はリビングダイニング、4は和室、5は洗面室である。
【0023】
本実施例の建物1は、次世代省エネ基準に適合した断熱性能を有しており、基礎に断熱施工が施されており、総床面積が70m2程度の住宅であるとする。
【0024】
図2に示すように、建物1の床下には床下空間1aが設けられており、図1に示すように、玄関ホール2の床下と、リビングダイニング3の床下と、和室4の床下とには、それぞれ蓄熱式暖房装置6が設置されている。
【0025】
建物1には、温水暖房システムSが設置されており、温水暖房システムSは、放熱部としてのヒーターパネル7を有している。
【0026】
ヒーターパネル7は、それぞれリビングダイニング3と、和室4と、洗面室5とに設置されている。
【0027】
〈蓄熱式暖房装置6の構成〉
蓄熱式暖房装置6は、電熱ヒーター6aと、蓄熱体6bとによって構成されており、電熱ヒーター6aによって発せられた熱でもって、煉瓦などの蓄熱体6bを、例えば600℃位の高温になるまで加熱することによって、加熱を停止した後にも蓄熱体6bに蓄熱された熱が放出し続け、この放出された熱が床下空間1a内の空気を加熱し、この空気を介して1階の各部屋の床が暖められ、各部屋が床暖房によって暖房されるようになっている。
【0028】
本実施例の蓄熱式暖房装置6は、出力が2kW程度のものを用いている。
【0029】
蓄熱式暖房装置6では、電熱ヒーター6aへの供給電力を制御することによって、電熱ヒーター6aによる蓄熱体6bの加熱温度、及び、蓄熱量を調整することが可能であるが、電熱ヒーター6aによる加熱温度を変化させてから蓄熱体6bの温度が加熱温度に達するまでには相当の時間を要する。
【0030】
〈温水暖房システムSの構成〉
温水暖房システムSは、主にヒーターパネル7と、貯湯ユニット8と、ヒートポンプユニット9と、循環配管10とによって構成されており、建物1の屋外には、貯湯ユニット8と、ヒートポンプユニット9とが設置されている。
【0031】
貯湯ユニット8には、保温性を有する貯湯タンク8aと、循環ポンプ8bとが設けられている。
【0032】
温水暖房システムSでは、稼働時には、貯湯タンク8aに貯留された水を貯湯ユニット8とヒートポンプユニット9との間でもって循環させている。
【0033】
ヒートポンプユニット9によって外気から熱を吸収し、吸収された熱でもって循環している水を加熱し、加熱して得られた温水を貯湯タンク8aに戻し、再び、貯湯タンク8a内の温水をヒートポンプユニット9に循環させて加熱を繰り返す。
【0034】
このように、湯を涌かすと同時に、貯湯タンク8a内に一定量の湯を確保するようになっている。
【0035】
そして、リビングダイニング3などに設けられた操作パネル(図示省略)を操作することによって目標の室温が設定されると、室温が目標の室温に満たないときには、循環ポンプ8bが駆動して、貯湯タンク8a内に貯えられた湯を循環配管10を介してヒーターパネル7に送り、ヒーターパネル7でもって熱が放熱されて、室内の空気が昇温されるようになっている。
【0036】
また、ヒートポンプユニット9による外気からの吸熱量を制御することによって、貯湯タンク8a内に貯えられた湯の温度を設定することが可能になっており、更に、循環ポンプ8bによって送出される単位時間当たりの湯量を調節することによって、微妙な室温制御が可能になっている。
【0037】
本実施例の貯湯タンク8aは、500リットル程度のものを用いており、ヒートポンプユニット9は、出力が6kW程度のものを用いている。
【0038】
〈蓄熱温水併用暖房システムの使用方法〉
例えば、夜11時から朝7時までの間の電力料金の安価な時間帯に蓄熱式暖房装置6を稼動すると、電熱ヒーター6aによって生じる熱でもって蓄熱体6bが加熱されて、加熱された蓄熱体6bから熱が放出される。
【0039】
夜間には、放出された熱でもって床下空間1aの空気が暖められ、床下空間1aの空気を介して床全体が暖められて、1階の各部屋の床暖房が行われる。
【0040】
そして、例えば、朝7時に蓄熱式暖房装置6を停止して、電熱ヒーター6aへの電力の供給を絶つと、蓄熱体6bへの加熱が停止されるが、蓄熱体6bの熱容量は、例えば、一般的な金属などに比べて極めて大きいため、しばらくの間熱を放出し続け、床下空間1aの空気が暖められ、昼間においても1階の各部屋の床暖房が続けられる。
【0041】
しかしながら、蓄熱体6bの放熱量には限度が有るので、蓄熱式暖房装置6だけでは、寒冷時に室温が目標とする温度より下がってしまうことがある。
【0042】
そこで、朝7時に蓄熱式暖房装置6を停止すると共に、温水暖房システムSの操作パネル(図示省略)を操作して、温水暖房システムSの設定温度を目標とする温度に設定しておく。
【0043】
このように温水暖房システムSを設定しておくと、蓄熱式暖房装置6の放熱量だけでは不十分になって、室温が目標とする温度より下がった時に、自動的に循環ポンプ8bが駆動して、貯湯タンク8a内に貯えられた湯を循環配管10を介してヒーターパネル7に送り、ヒーターパネル7でもって熱が放熱されて、室内の空気が昇温される。
【0044】
なお、本実施例では、温水暖房システムSを設定することにより、夜11時から朝7時までの間の電力料金の安価な夜間時間帯にヒートポンプユニット9を稼動して、貯湯タンク8a内の水を涌かしておくものとする。
【0045】
〈蓄熱温水併用暖房システムの作用効果〉
室内を目標とする温度になるまで暖房するために、主として蓄熱式暖房装置6による暖房を行い、室温が目標とする温度より低い時には、温水式暖房装置Sを併用し、循環ポンプ8bにより温水を建物1内に循環させることによって室内を昇温し、室温と目標とする温度との温度差分の昇温を温水式暖房装置Sによって賄うので、
蓄熱式暖房装置6だけを用いることによって、蓄熱体6bが過加熱になって暖房が強くなり過ぎたり、逆に暖房が強くなり過ぎないように蓄熱体6bの加熱を弱くし過ぎて、暖房が弱くなり過ぎたりしてしまうことがなく、
しかも、循環ポンプ8bにより温水を建物1内に循環させ、循環させる温水の単位時間当たりの流量を変えることによって、室温の微妙な調整が可能になり安定な室温を維持できる。
【0046】
また、夜間においても蓄熱式暖房装置6の蓄熱体6bを加熱する際の熱によって、建物1内の空気が暖められるので、無駄なエネルギー消費がなく、省エネルギー性が高い。
【0047】
更に、昼間の暖房を温水式暖房装置Sだけを用いて行う場合に比べて、温水式暖房装置Sと蓄熱式暖房装置6とを併用して用いて行うと、暖房に必要な熱量の一部を蓄熱式暖房装置6が賄うので、温水式暖房装置Sが負担すべき放熱量が少なくて済み、結果として、温水式暖房装置Sの貯湯タンクの容量を小さくすることができる。
【0048】
また、昼間の暖房を蓄熱式暖房装置6だけを用いて行う場合に比べて、温水式暖房装置Sと蓄熱式暖房装置6とを併用して用いて行うと、暖房に必要な熱量の一部を温水式暖房装置Sが賄うので、蓄熱式暖房装置6が負担すべき放熱量が少なくて済み、結果として、蓄熱式暖房装置6の蓄熱体6bを過加熱してしまうおそれがなくなり、安全に暖房を行うことができる。
【0049】
そして、温水の加熱に、電熱線やセラミックヒーターなどを用いた電熱ヒーターに比べて熱効率が高いヒートポンプユニット9を用いているので、安いランニングコストでもって暖房を行うことができる。
【0050】
また、深夜電力を利用して蓄熱を行うことができるので、深夜の安い電力料金でもって蓄熱を行うことができ、この熱を利用して昼間の暖房を行うので、一層安いランニングコストでもって昼間の暖房を行うことができる。
【0051】
更に、ヒーターパネル7が室内に設けられているので、室内の空気を直接的に効率よく昇温できる。
【0052】
以上、本発明を実施例に基づき詳述してきたが、この具体的な構成に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない程度の設計的変更は本発明の技術的範囲に含まれる。
【0053】
なお、本実施例の蓄熱温水併用暖房システムでは、温水の加熱をヒートポンプユニット9によって行っているが、必ずしもヒートポンプを利用した加熱でなくてもよい。
【0054】
例えば、太陽熱を用いて加熱してもよいし、地熱などを利用するものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本実施例の蓄熱温水併用暖房システムが設置された建物の1階部分を上方から見た上面図である。
【図2】図1のA−A断面図であり、本実施例の蓄熱温水併用暖房システムが設置された建物の1階部分を側方から見た側面図である。
【符号の説明】
【0056】
1 建物
3 リビングダイニング(室内)
4 和室(室内)
5 洗面室(室内)
6 蓄熱式暖房装置
6b 蓄熱体
7 ヒーターパネル(放熱装置)
8a 貯湯タンク(貯湯槽)
8b 循環ポンプ(温水循環手段)
9a ヒートポンプユニット(ヒートポンプ)
10 循環配管(温水循環手段)
S 温水暖房システム(温水式暖房装置)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力を用いて夜間に蓄熱体を加熱して該蓄熱体に熱を蓄熱し、蓄熱された前記蓄熱体の熱を昼間に室内に放熱して、前記室内の暖房に用いる蓄熱式暖房装置を有すると共に、
温水を貯留する貯湯槽と、該貯湯槽に貯留された前記温水を建物内に循環させる温水循環手段と、該温水循環手段によって循環される前記温水が有する熱を前記建物内に放熱するための放熱装置とが設けられた温水式暖房装置を有し、
前記室内を目標とする温度になるまで暖房するために、主として前記蓄熱式暖房装置による暖房を行い、室温が前記目標とする温度より低い時には、前記温水式暖房装置を併用し、前記温水循環手段により前記温水を前記建物内に循環させることによって前記室内を昇温し、室温と前記目標とする温度との温度差分の昇温を前記温水式暖房装置によって賄うことを特徴とする蓄熱温水併用暖房システム。
【請求項2】
前記貯湯槽に貯留される前記温水をヒートポンプを用いて得ることを特徴とする請求項1に記載された蓄熱温水併用暖房システム。
【請求項3】
前記貯湯槽に貯留される前記温水を夜間電力を利用して得ることを特徴とする請求項1または請求項2のうちいずれか一項に記載された蓄熱温水併用暖房システム。
【請求項4】
前記放熱装置が前記室内に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載された蓄熱温水併用暖房システム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−322013(P2007−322013A)
【公開日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−149864(P2006−149864)
【出願日】平成18年5月30日(2006.5.30)
【出願人】(000002174)積水化学工業株式会社 (5,781)
【Fターム(参考)】