説明

蛇腹エース

【課題】スチレンモニマー廃液及び油回収タンク清掃のとき廃液流出油の回収をするのに多大な手間と膨大な処理費と危険を伴う
【解決の手段】油吸着材(1)をジグザグに折り畳み蛇腹折リ(2)を形成し上下部にストップリング(5)接続ひも(6)を有する支芯ひも(3)を通し接続ひも(7)を設けストップリング(4)を差込み成る

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はスチレンモニマー廃液及び油流出回収タンクの廃液回収に関するものである
【背景技術】
【0002】
従来はスチレンモニマー及び油流出廃液回収処理タンクの中に水を張りそこに排液スチレンモニマーを流し込み水とスチレンモニマーを分離しながら別の容器にすくい取っていた
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
1.スチレンモニマー廃液回収タンクにためたスチレンモニマーの一部は回収タンクの内壁一面に固着して固まりとなるので廃液回収タンク清掃のときこれを除去するのに多大な労力と手間がかかり危険を伴う
2.廃液スチレンモニマーと水を分離しながら別の容器に入れ保存一定量ため処理業者に依託するが膨大な処理費用と置き場と多大な手間がかかる
3.容器にすくい取るときスチレンモニマーと水が混ざり余分な廃液がでる
【課題を解決するための手段】
【0004】
油吸着材(1)をジグザグに折り畳み蛇腹折(2)を形成し上部及び下部にストップリング(5)接続ひも(6)を有する支芯ひも(3)を通し接続ひも(7)を設けストップリング(4)を差込成る
本発明は以上の様な構成により成る蛇腹エースである
【発明の効果】
【0005】
本発明は以上の様な構造でこれを使用するときは使用目的に応じ接続ひも(7)を持ち矢印の方向に油吸着材(1)を引き寄せ蛇腹折(2)の間隔を決め吸着密度を調整して支芯ひも(3)にきつく通した ストップリング(4)で油吸着材の戻りを止め両端に設けた接続ひも(6,7)をスチレンモノマー回収タンク壁取付具(10)に引っ掛け固定する
水を張った回収タンク(9)の水に蛇腹エースを浮かべる排出されたスチレンモニマーは蛇腹エースに吸着されるのですくい取る廃液は少なくタンク壁にも付かなくなった 蛇腹エースの廃液吸着が悪くなれば接続ひも(6.7)を取り外すだけで容易に交換出来始末に手間がかからない吸着した蛇腹エースは乾燥させ処理する 密度を濃くした蛇腹エースは交換回数が少ない
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下本案の実施の形態について説明する
1)油吸着材(1)をジグザグに折り畳み蛇腹折(2)を形成し上部及び下部にストップリング(5)接続ひも(6)を有する支芯ひも(3)を通し接続ひも(7)を設けストップリング(4)を差し込み成る方法
2)油吸着材(1)をジグザグに折り畳み蛇腹折(2)を形成上部及び下部に支芯ひも(3)を通し両端に接続ひも(6.7)を設ける方法
3)油吸着材(1)をジグザグに折畳み中央部のみ支芯ひも(3)を通す方法
4)油吸着材(1)をジグザグに連続的に長く折り支芯ひも(3)を通し必要な所で切断して使用する方法
5)平面の油吸着材(1)の両端に接続ひも(8)を設ける方法
6)平面の油吸着材を接続ひも(8)で長く連ねる方法
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の他の実施例の斜視図
【図3】本発明の使用例の斜視図
【符号の説明】
1. 油吸着材
2. 蛇腹折
3. 支芯ひも
4.5.ストップリング
6.7.接続ひも
8. 接続ひも
9. 廃液回収タンク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
油吸着材をジグザグに折り畳み支芯ひも(3)を通して吸着密度を変えた蛇腹エース
【請求項2】
油吸着材の端に接続ひもを設けた請求項1の蛇腹エース

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2008−30011(P2008−30011A)
【公開日】平成20年2月14日(2008.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−228424(P2006−228424)
【出願日】平成18年7月29日(2006.7.29)
【出願人】(591197253)
【Fターム(参考)】