説明

融雪点字ブロック装置

【課題】点字ブロックの融雪や凍結防止がより効率よく省エネルギーで達成でき、身障者等歩行者の安全への配慮も成された融雪点字ブロック装置を提供する。
【解決手段】上表面に点字を形成し光を通す発熱体を有する発熱ガラス2Aを路面側に備え、発熱ガラス2Aの下に照明手段3を設ける。これによって、より伝熱効率のよい発熱ガラス2Aを活用し、その透明性を生かして照明手段3により照明可能とした。点字ブロックの融雪や凍結防止をより効率よく省エネルギーで達成でき、身障者等歩行者を確認しやすく安全性の向上にも寄与できる。光を通す発熱体21cを有する発熱ガラス2Aを路面側に備え、発熱ガラス2Aの下に照明手段3を設ける。発熱ガラス2Aは、凍結、積雪を融解し、照明手段3は路面誘導機能を効果的に果す。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、融雪機能を有する点字ブロック装置に関する。
【背景技術】
【0002】
雪の多い地域での歩道はヒータなどを用いたロードヒーティングが施設されているが、歩道に設けた点字ブロック上には、積雪や凍結が見られる。このため、融雪パネルの基盤をコンクリート材料で成形し、基盤の内部に融雪装置を埋設し、その電熱線の熱で路面上の雪を融かす、この基盤の表面に凹所を形成し、凹所に多孔質の融水浸透部材を設け、融水浸透部の部分的要所に点字ブロックを配設したものが提案されている(特許文献1参照)。また、滑り止め用の突起と点字突起を一体に形成した笠石ブロック内に電熱線を適宜形状に配設し、その両端を笠石ブロックの側面に露出させると共に、電熱線の両端をリード線を介して電源に接続し、通電させて電熱線を発熱させることにより、笠石ブロックを加熱させるプラットホームの融雪装置が提案されている(特許文献2参照)。
【特許文献1】特開2005−315063号公報(要約、請求項19)
【特許文献2】特開2004−11230号公報(要約、請求項2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記提案のいずれの技術も、伝熱効率の悪いコンクリート、石などの材料を用いているため、点字ブロックの融雪や凍結防止には、かなりのエネルギーが必要であり、身障者の横断の安全にも、配慮されたものではない。そこで、本発明が解決しようとする課題は、点字ブロックの融雪や凍結防止がより効率よく省エネルギーで達成でき、身障者等歩行者の安全への配慮も成された融雪点字ブロック装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するため、本発明は、上表面に点字を形成し光を通す発熱体を有する発熱ガラスを路面側に備え、前記発熱ガラスの下に照明手段を設けた融雪点字ブロック装置とする。これによって、より伝熱効率のよい発熱ガラスを活用し、その透明性を生かして照明手段により照明可能としたため、点字ブロックの融雪や凍結防止をより効率よく省エネルギーで達成でき、身障者等歩行者を確認しやすく安全性の向上にも寄与できるものである。
【0005】
また、前記発熱体が、金属膜発熱体であって、前記発熱ガラスが、空気層を介した2枚のガラスを有し、上部側の前記ガラスの前記空気層側に前記発熱体が設けられている融雪点字ブロック装置とすれば、発熱体の保護と保温効果を向上できさらに効率のよいものとでき、省エネルギーに貢献できる。
【0006】
また、前記発熱体及び前記照明手段の少なくとも一方が、蓄電池と接続された充放電コントローラを介して商用電源に接続されている融雪点字ブロック装置とすれば、安価な夜間電力を活用でき、災害時の誘導にも効果を発揮することができる。
【0007】
また、太陽電池が蓄電池に接続された充放電コントローラを介して商用電源に接続され、前記充放電コントローラと前記商用電源とに前記発熱体及び前記照明手段の少なくとも一方が、接続されている融雪点字ブロック装置とすれば、太陽電池のクリーンなエネルギーを、夜間、災害時等にも活用できる。
【0008】
また、前記太陽電池の少なくとも一部が前記発熱ガラスの下に配置されている融雪点字ブロック装置とすれば、このシステムの占める面積を近接電源として有効に活用できる。
【0009】
また、少なくとも前記発熱ガラスと、前記照明手段を収納する防水手段を設けた融雪点字ブロック装置とすれば、防水された単体として取り扱うことができる。
【0010】
また、前記充放電コントローラと接続された制御装置を介して、少なくとも前記発熱ガラスが接続され、前記制御装置は、降雪センサ、温度センサ、水分センサと、これらと接続されこれらからの情報信号に基づいて前記発熱ガラスの運転指令信号を出力する前記発熱ガラスの運転判断手段を有する融雪点字ブロック装置とすれば、発熱ガラスへの最適な電力供給が達成できる。
【0011】
また、前記制御装置が、外部から気象情報を受信する気象情報受信手段を備え、前記発熱ガラスの運転判断手段が前記気象情報にも基づく前記発熱ガラスの運転指令信号を出力する融雪点字ブロック装置とすれば、最適な予熱時間が確保でき、融雪ヒータの容量をより小容量とできる。
【0012】
また、前記発熱ガラスの運転判断手段が、運転時間を指示する時間指示手段を備え、時間を含む前記発熱ガラスの運転指令信号を出力する融雪点字ブロック装置とすれば、より最適な予熱時間が確保でき、融雪ヒータの容量をより小容量とできる。
【0013】
また、前記発熱ガラスの運転判断手段からの指示信号を受ける、予熱運転手段と融雪運転手段とを介して、前記発熱ガラスと前記発熱ガラスの運転判断手段とを接続した融雪点字ブロック装置とすれば、予熱運転と融雪運転とを活用して、適切な予熱時間が確保できるとともに、融雪ヒータの容量を適切なものとできる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、上表面に点字を形成し光を通す発熱体を有する発熱ガラスを路面側に備え、前記発熱ガラスの下に照明手段を設けた融雪点字ブロック装置とすことによって、より伝熱効率のよい発熱ガラスを活用し、その透明性を生かして照明手段による照明を可能としたため、点字ブロックの融雪や凍結防止をより効率よく省エネルギーで達成でき、身障者等歩行者を確認しやすく安全性の向上にも寄与できるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下本発明の実施の形態を図を参照しつつ説明する。
【0016】
図1は、本発明による一実施の形態としての融雪点字ブロック装置1を含む点字ブロックシステム100のブロック構成図である。図2は、図1の実施の形態の融雪点字ブロック装置1の構成を示す断面図である。図1と図2に基づき、この実施の形態の構成をまず説明する。
【0017】
図2において、融雪点字ブロック装置1は、上表面にある上部表示部21aに点字21bを形成し光を通す発熱体21c、ここでは金属膜発熱体、を下面に貼着または融着などで形成した上部ガラス21、これを発熱ガラス2Aと呼ぶ、を路面側(図の上側方向)に備え、この発熱ガラス2Aと空気層23を介して対向して複層状に下部ガラス22を配設した点字ブロック2を有する。さらに、発熱ガラス2Aの下に(ここでは、点字ブロック2の下に)照明手段3を設けている。照明手段3は、この例では、照明器具を用いているが、ダイオード等その他の発光体であってもよい。
【0018】
融雪点字ブロック装置1は、点字ブロック2と、照明手段3を収納する防水手段24、例えば、防水ボックス、防水包装等の手段、を設ける。
【0019】
また、図2に一点鎖線で示すように、点字ブロック2の下に太陽電池6の一部が配置されている場合には、これも防水手段に収納されていることが望ましい。太陽電池は、フィルム型太陽電池を用いれば、建物の外壁面などの建造物に太陽電池モジュールを直接貼着することもでき、街中でも設置が容易である。
【0020】
図1において、発熱体21cすなわち点字ブロック2の発熱カラス2Aと照明手段3とは、充放電コントローラ4と、この実施の形態では、制御装置8を介して、接続されている。充放電コントローラ4は、太陽電池6と商用電源7とに接続され、さらに充放電可能な蓄電池5と接続されている。蓄電池5は、太陽電池6からの電力を蓄え、太陽電池6の発電供給量が少なくなると、蓄電を給電する。また、商用電源7からの電力も、この実施の形態では給電を補う、これらの給電制御は、充放電コントローラ4が行っている。この実施の形態では、太陽電池6と商用電源7に接続されている系統連系式電源であるが、太陽電池6の給電容量が大きい場合は商用電源7との接続をなくし、太陽電池自立型電源とすることもでき、この場合は、商用電源7からの配線をなくすことができる利便性がある。また、発熱体21cか照明手段3かの一方のみを商用電源7と接続するようにすることもできる。
【0021】
さらに、制御装置8は、発熱ガラス2Aへの最適な電力供給を行うため、降雪センサ91、温度センサ92、発熱ガラス2A表面の水分を検知する水分センサ93と、これらと接続されこれらからの情報信号に基づいて発熱ガラス2Aの運転指令信号を出力する発熱ガラス2Aの運転判断手段81を有する。また、制御装置8は、外部の気象データサービス施設51などから、インターネット50などの通信手段を介して気象情報を受信する気象情報受信手段88、気象情報を記録する気象情報記録手段83を備え、発熱ガラス2Aの運転判断手段81がこの気象情報にも基づく発熱ガラス2Aの運転指令信号を出力する。ここでの気象情報には、天気予報などの予想気象情報が含まれ、例えば30分乃至2時間ごとに受信される。後述するように、これによって最適な予熱時間が確保でき、融雪ヒータの容量をより小容量とできる。
【0022】
発熱ガラス2Aの運転判断手段81は、運転時間を指示する時間指示手段81aを備え、時間を含む発熱ガラス2Aの運転指令信号を出力する。このため、融雪点字ブロック装置1に対しより最適な予熱時間が確保でき、融雪ヒータ(ここでは、発熱ガラス2A)の容量をより小容量とできる。さらに、ここでの実施の形態では、制御装置8は、発熱ガラス2Aの運転判断手段81からの指示信号を受け、発熱ガラス2Aの予熱運転を行う予熱運転手段85と発熱ガラス2Aの融雪運転を行う融雪運転手段86とを含み、これら予熱運転手段85または融雪運転手段86を介して、発熱ガラスの運転判断手段81と発熱ガラス2Aとを接続する。予熱運転と融雪運転とを活用して、融雪点字ブロック装置1に対する適切な予熱時間が確保できるとともに、融雪ヒータの容量を適切なものとできる。
【0023】
照明手段3は、外部光を感知できる場所に置かれた光検知センサ手段95により、外部光が、特定レベル以下に下がると点灯するように制御される。
【0024】
次に図3と図4に基づいて、図1に示した点字ブロックシステム100の動作を制御装置8の制御プログラムの作用を中心に説明する。図3は、図1の点字ブロックシステム100における制御の一部を示すフロー図である。図4は、図1の点字ブロックシステム100における制御の他の一部(続き)を示すフロー図である。両図は、マークWの点でつながっている。
【0025】
電源スイッチが入れられ、スタートのステップS1で、制御装置8が動作を始める。
ステップS2では、運転判断手段81は降雪センサ91からの信号を受け、降雪の有り無しを判断する。有りの場合は、融雪運転手段86に指示を与え、ステップS3で発熱ガラス2Aは融雪運転をはじめる。無しの場合は、次のステップS4に至る。
【0026】
ステップS4では、運転判断手段81は点字ブロック2の表面の水分を計測する水分センサ93からの信号を受け、表面の水分の有り無しを判断する。有りの場合は、次のステップS5に至る。
【0027】
ステップS5では、運転判断手段81は温度センサ92からの信号を受け、外気温が、−5℃以下か否かを判断する。−5℃以下でなければ(NOの場合であれば)、予熱運転手段85に指示を与え、ステップS6で発熱ガラス2Aは予熱運転をはじめる。−5℃以下であれば(YESの場合であれば)、融雪運転手段86に指示を与え、ステップS7で発熱ガラス2Aは融雪運転をはじめる。
【0028】
他方、ステップS4で表面の水分の無しの場合は、ステップS8に至る。ステップS8では、外気温が、−5℃以下か否かを判断する。−5℃以下であれば(YESの場合であれば)、予熱運転手段85に指示を与え、ステップS9で発熱ガラス2Aは予熱運転をはじめる。−5℃以下でなければ(NOの場合であれば)、図4のステップS10に至る。
【0029】
ステップS10では、外部の気象データサービス施設51などから、インターネット50などの通信手段を介して気象情報受信手段88で例えば1時間ごとに受信された天気予報を含む気象情報を記憶した気象情報記録手段83から、各時間帯の降雪予測情報の信号を運転判断手段81は受け、その情報をここでは、例えば、午前、午後、夜間のそれぞれに振り分ける。
【0030】
ステップS11で、午前の各時間帯の降雪予測情報から運転判断手段81は、降雪の有り無しを判別する。午前の降雪予測無しの場合、運転判断手段81は、ステップS12で、発熱ガラス2Aのための融雪運転手段86と予熱運転手段85とに運転停止の指令を出す。午前の降雪予測有りの場合、運転判断手段81は、ステップS13で、時間指示手段81aを通じ5時00分から11時00分間の運転指令を予熱運転手段85に与える。
【0031】
ステップS14で、午後の各時間帯の降雪予測情報から運転判断手段81は、降雪の有り無しを判別する。午後の降雪予測無しの場合、運転判断手段81は、ステップS15で、発熱ガラス2Aのための融雪運転手段86と予熱運転手段85とに運転停止の指令を出す。午後の降雪予測有りの場合、運転判断手段81は、ステップS16で、時間指示手段81aを通じ11時00分から17時00分間の運転指令を予熱運転手段85に与える。
【0032】
ステップS17で、夜間の各時間帯の降雪予測情報から運転判断手段81は、降雪の有り無しを判別する。夜間の降雪予測無しの場合、運転判断手段81は、ステップS18で、発熱ガラス2Aのための融雪運転手段86と予熱運転手段85とに運転停止の指令を出す。夜間の降雪予測有りの場合、運転判断手段81は、ステップS19で、時間指示手段81aを通じ17時00分から翌朝5時00分間の運転指令を予熱運転手段85に与える。
【0033】
このように予熱運転を適切に行えるため、雪の降り始めにときとしてヒータが予熱されておらず凍結を起こすことを防止できると共に、この凍結を無くすため融雪ヒータで一気に雪を溶かす必要から融雪ヒータが大容量となっていたのをより小容量として、省エネルギ化を図ることができる。
【0034】
ステップS1からステップS19のステップは、特定された時間ごとに、その都度必要なステップまで繰り返し行われる。特に降雪センサ91が降雪を感知すると、ステップS2が直ちに開始され、融雪運転にすべて切り替えられる。
【0035】
なお、一般に、歩道用の点字ブロックには、線状ブロックと点状ブロックとの2種類が現在ある。線状ブロックは、進む方向を表し、点状ブロックは、「注意」を表す。図5には、図2の融雪点字ブロック装置1を公園の横断歩道11に設置した場合を示している。線状点字を示した融雪点字ブロック装置1aが進行方向に沿って中央に並び、点状点字を標した融雪点字ブロック装置1bが両端に設置されている。
【0036】
本発明は、この2種類の点字ブロックのみならず、種々の点字を標したブロックに対して適用できる。また、凍結や積雪の多い地域において、一般の歩道、駐車場の路面などにも設置して活用できることも、明らかである。
【産業上の利用可能性】
【0037】
以上のように、本発明による融雪点字ブロック装置は、より伝熱効率のよい発熱ガラスを活用し、その透明性を生かして照明手段による照明を可能としたため、点字ブロックの融雪や凍結防止をより効率よく省エネルギーで達成でき、身障者等歩行者を確認しやすく安全性の向上にも寄与でき十分に産業上の利用性がある。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明による一実施の形態としての点字ブロック装置を含む点字ブロックシステムのブロック構成図である。
【図2】図1の実施の形態の点字ブロック装置の構成を示す断面図である。
【図3】図1の点字ブロックシステムにおける制御の一部を示すフロー図である。
【図4】図1の点字ブロックシステムにおける制御の他の一部(続き)を示すフロー図である。
【図5】図2の点字ブロック装置を公園の歩道に設置した場合の平面図である。
【符号の説明】
【0039】
1 融雪点字ブロック装置、2 点字ブロック、2A 発熱ガラス、3 照明手段、4充放電コントローラ、5 蓄電池、6 太陽電池、7 商用電源、8 制御装置、21 上部ガラス、21a 上部表示部、21b 点字、21c 発熱体、22 下部ガラス、23 空気層、24 防水手段、50 インターネット、51 気象データサービス施設、81 運転判断手段、81a 時間指示手段、83 気象情報記録手段、85 予熱運転手段、86 融雪運転手段、88 気象情報受信手段、91 降雪センサ、92 温度センサ、93 水分センサ、95 光検知センサ手段、100 点字ブロックシステム。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上表面に点字を形成し光を通す発熱体を有する発熱ガラスを路面側に備え、前記発熱ガラスの下に照明手段を設けたことを特徴とする融雪点字ブロック装置。
【請求項2】
前記発熱体が、金属膜発熱体であって、前記発熱ガラスが、空気層を介した2枚のガラスを有し、上部側の前記ガラスの前記空気層側に前記発熱体が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の融雪点字ブロック装置。
【請求項3】
前記発熱体及び前記照明手段の少なくとも一方が、蓄電池と接続された充放電コントローラを介して商用電源に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の融雪点字ブロック装置。
【請求項4】
太陽電池が蓄電池に接続された充放電コントローラを介して商用電源に接続され、前記充放電コントローラと前記商用電源とに前記発熱体及び前記照明手段の少なくとも一方が、接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の融雪点字ブロック装置。
【請求項5】
前記太陽電池の少なくとも一部が前記発熱ガラスの下に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の融雪点字ブロック装置。
【請求項6】
少なくとも前記発熱ガラスと、前記照明手段を収納する防水手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の融雪点字ブロック装置。
【請求項7】
前記充放電コントローラと接続された制御装置を介して、少なくとも前記発熱ガラスが接続され、前記制御装置は、降雪センサ、温度センサ、水分センサと、これらと接続されこれらからの情報信号に基づいて前記発熱ガラスの運転指令信号を出力する前記発熱ガラスの運転判断手段を有することを特徴とする請求項3または4に記載の融雪点字ブロック装置。
【請求項8】
前記制御装置が、外部から気象情報を受信する気象情報受信手段を備え、前記発熱ガラスの運転判断手段が前記気象情報にも基づく前記発熱ガラスの運転指令信号を出力することを特徴とする請求項7に記載の融雪点字ブロック装置。
【請求項9】
前記発熱ガラスの運転判断手段が、運転時間を指示する時間指示手段を備え、時間を含む前記発熱ガラスの運転指令信号を出力することを特徴とする請求項8に記載の融雪点字ブロック装置。
【請求項10】
前記発熱ガラスの運転判断手段からの指示信号を受ける、予熱運転手段と融雪運転手段とを介して、前記発熱ガラスと前記発熱ガラスの運転判断手段とを接続したことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の融雪点字ブロック装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−52213(P2009−52213A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−217557(P2007−217557)
【出願日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【出願人】(593063161)株式会社NTTファシリティーズ (475)
【出願人】(507284835)
【出願人】(000223986)フィグラ株式会社 (68)
【出願人】(000128083)株式会社 NTTファシリティーズ総合研究所 (42)
【出願人】(507284846)株式会社さくら技建 (1)
【Fターム(参考)】