説明

製品回収装置

【課題】製品を搬送帯から回転テーブルに簡単且つ安定して受け渡すことができる製品回収装置を提供することを課題としている。
【解決手段】回転駆動される搬送帯11の駆動力入力部9と、回転駆動自在に支持される回転テーブル21の駆動力入力部26とを連係手段29によって連係し、連係手段29を介して前記搬送帯11及び前記回転テーブル21の駆動を行う1つのアクチュエータ12によって前記搬送帯11と前記回転テーブル21の両方を駆動し、搬送帯11によって搬送される製品43を、回転テーブル21に受け渡して回収する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、製品回収装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来回転駆動されるベルトコンベヤと、回転駆動自在に支持される回転テーブルとを備え、前記ベルトコンベヤによって搬送される製品を、前記回転テーブルに受け渡して回収する装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3184183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記装置は、ベルトコンベヤと回転テーブルとが、各々別々に駆動されており、回転テーブルに受け渡すために、移行手段が必要であり、ベルトコンベヤから回転テーブルに製品を容易に受け渡すことができないという欠点があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明の製品回収装置は、回転駆動される搬送帯11と、回転駆動自在に支持される回転テーブル21とを備え、前記搬送帯11によって搬送される製品43を、前記回転テーブル21に受け渡して回収する製品回収装置において、前記搬送帯11の駆動力入力部9と、前記回転テーブル21の駆動力入力部26とを連係する連係手段を設け、該連係手段を介して前記搬送帯11及び前記回転テーブル21の駆動を行うアクチュエータ12を設け、1つのアクチュエータ12によって前記搬送帯11と前記回転テーブル21の両方を駆動することを第1の特徴とする。
【0006】
第2に、前記アクチュエータ12が間欠的に駆動され、前記搬送帯11及び前記回転テーブル21を間欠的に回転させることを特徴とする。
【0007】
第3に、前記回転テーブル21を、前記搬送帯11を支持するフレーム8側に支持して設けたことを特徴とする。
【0008】
第4に、前記フレーム8に、支持板14を一体的に設け、該支持板14にベース板16を一体的に固定し、該ベース板16に前記回転テーブル21を回転自在に支持し、前記支持板14にスプロケット33,34を回転自在に支持し、前記連係手段を無端チェン29とし、該無端チェン29を、前記スプロケット33,34を介して、前記搬送帯8の駆動力入力部9と、前記回転テーブル21の駆動力入力部26に設けられるスプロケット13,28の間に掛け回したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
以上のように構成される本発明の構造によると、簡単な構成で搬送帯と回転テーブルとを同期して回転させることができ、製品を搬送帯から回転テーブルに簡単且つ安定して受け渡すことができるという効果がある。
【0010】
特に前記アクチュエータを間欠的に駆動することによって、前記搬送帯及び前記回転テーブルを簡単に連動させて間欠的に回転させることができ、回転テーブルを連続的に回転
させる場合に比較して、前記回転テーブルに収容される製品同士の接衝等が軽減され、該製品の収容時の傷や損傷等を防止することができる。
【0011】
また回転テーブルに対して専用のアクチュエータを設ける必要がないため、本製品回収装置自体が軽量化され、設置が容易であり、例えば前記回転テーブルを、前記搬送帯を支持するフレーム側に支持して設け、前記回転テーブルを搬送帯と一体的に簡単かつコンパクトに設けることができる。前記回転テーブルを、前記搬送帯を支持するフレーム側に支持して設ける場合、前記フレームに、支持板を一体的に設け、該支持板にベース板を一体的に固定し、該ベース板に前記回転テーブルを回転自在に支持することができる。
【0012】
この際前記支持板にスプロケットを回転自在に支持し、前記連係手段を無端チェンとし、該無端チェンを、前記スプロケットを介して、前記搬送帯の駆動力入力部と、前記回転テーブルの駆動力入力部に設けられるスプロケットの間に掛け回し、前記搬送帯と前記回転テーブルとを連係して駆動することができ、前記搬送帯と前記回転テーブルとの連係機構を、前記支持板側にコンパクトに構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の製品回収装置を装着した自動旋盤の正面図を示す。
【図2】本製品回収装置の要部正面断面図を示す。
【図3】本製品回収装置の平面図を示す。
【図4】本製品回収装置の要部側断面図を示す。
【図5】本製品回収装置の背面図を示す。
【図6】製品の搬送状態の本製品回収装置の要部正面断面図を示し、(A)は、搬入スペースに製品が受け渡される前の状態を、(B)は、搬入スペースに製品が受け渡された状態を各々示す。
【図7】製品の搬送状態の本製品回収装置の平面図を示し、(A)は、搬入スペースに製品が受け渡される前の状態を、(B)は、搬入スペースに製品が受け渡された状態を各々示す。
【図8】製品の収容状態の本製品回収装置の平面図を示し、(A)は、寄せ板に製品が当接した状態を、(B)は、寄せ板に沿って製品が移動する状態を各々示す。
【図9】回転テーブルユニットのコンベヤ装置に対する装着状態を示す要部側断面図を示す。
【図10】他の実施形態の回転テーブルユニットのコンベヤ装置に対する装着状態を示す要部側断面図を示す。
【図11】他の実施形態の回転テーブルユニットのコンベヤ装置に対する装着状態を示す要部側断面図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1は、本発明の製品回収装置を装着した自動旋盤を示す。該自動旋盤1は、従来同様機械本体2と数値制御装置等からなる制御装置3とを備えている。前記機械本体2の機内には、従来同様回転駆動自在に支持された主軸と該主軸に対応する刃物台(ともに図示しない)等が設けられている。
【0015】
前記制御装置3は、前記主軸や刃物台等の作動を制御する。自動旋盤1は、前記機内において、従来同様、前記制御装置3の制御に基づき、前記主軸でワークを把持し、該ワークを前記刃物台に取り付けられた工具によって、所定の製品に加工する。
【0016】
本製品回収装置4は、コンベヤ装置6と収容部7とを備え、前記自動旋盤1によって加工された製品をコンベヤ装置6によって前記自動旋盤1の機内から機外に搬送し、搬送された製品を収容部7に受け渡して収容する。コンベヤ装置6は、図2に示されるように、
自動旋盤1の機内から機外に延出するフレーム8と、該フレーム8に支持された前記機内の支点軸(図示しない)と機外の支点軸9との間に巻き回されている無端ベルト11とを備えている。
【0017】
前記フレーム8には、モータ12が取り付けられている。前記支点軸9には、前記モータ12の駆動軸から一端側に駆動力が入力されている。前記モータ12を駆動することによって、前記支点軸9が回転駆動され、前記無端ベルト11が回転駆動される。前記支点軸9の他端側には駆動スプロケット13が装着されている。
【0018】
図2,図3に示されるように、前記フレーム8には、下方に向かって支持板14が一体的に固定されている。該支持板14の下方には、水平方向にベース板16が一体的に固定されている。該ベース板16には、支柱17が立設されている。該支柱17の先端には、板状のテーブル支持フレーム18が取り付けられている。該テーブル支持フレーム18と前記ベース板16に回転軸19が、回転自在に支持されている。
【0019】
回転軸19の先端に、回転テーブル21が固定的に取り付けられている。前記回転軸19の基端側には、かさ歯車22が一体的に取り付けられている。前記ベース板16には、支持ブロック24が一体的に固定されている。図4に示されるように、前記支持ブロック24には支軸26が回転自在に支持されている。
【0020】
支軸26の一端側には、前記かさ歯車22に噛合するかさ歯車27が一体的に取り付けられている。前記支軸26の他端には、従動スプロケット28が装着されている。図5に示されるように、前記駆動スプロケット13と従動スプロケット28との間には、無端チェン29が巻き掛けられている。前記支持板14には、支点軸31,32を介して遊動スプロケット33,34が回転自在に軸支されている。
【0021】
無端チェン29は、各遊動スプロケット33,34に噛み合い、回転経路が定められている。前記コンベヤ装置6の支点軸9が回転駆動されることによって、無端チェン29を介して駆動スプロケット13から従動スプロケット28に駆動力が伝動され、両かさ歯車27,22を介して回転軸19が回転駆動され、回転テーブル21が回転駆動される。
【0022】
前記収容部7は、回転テーブル21と、該回転テーブル21の外周を覆うリングカバー36と、回転テーブル21の上面に設けられる寄せ板39とによって構成されている。回転テーブル21は、平面視で円形をなすプレートによって形成され、前記無端ベルト11の機外の折り返し部分(機外の支点軸9部分)に近接して配置されている。
【0023】
回転テーブル21の上面は、無端ベルト11の上面より下方に位置している。前記リングカバー36は、ステー37を介して前記テーブル支持フレーム18に固定的に支持され、回転テーブル21の外周に位置する周壁を形成している。前記リングカバー36には、前記無端ベルト11の機外の折り返し部分から回転テーブル21の上面に至る案内板38が、傾斜した状態で一体的に固定されている。
【0024】
前記寄せ板39は、プレートの曲げによって形成され、前記ステー37に一体的に固定されている。該寄せ板39は、前記案内板38から所定距離離反した位置に配置されている。寄せ板39によって、寄せ板39とリングカバー36とによって囲まれる搬入スペース41が形成される。寄せ板39の一端39aはリングカバー36に近接し、他端39bはリングカバー36から所定距離離反している。
【0025】
前記搬入スペース41は、寄せ板39の一端39a側で閉じられ、他端39b側で開放されている。寄せ板39の下端は、回転テーブル21の上面からわずかに離反し、回転テ
ーブル21の回転を妨げることはない。
【0026】
本製品回収装置4は、前記無端ベルト11が搬送帯をなし、無端ベルト11の上面を搬送面42とし、前記モータ12の駆動によって、前記無端ベルト11が、前記搬送面42が前記機内から機外に向かって移動する方向に回転駆動され、回転テーブル21が、前記搬入スペース41の閉じ側から開放側に向かって回転駆動される。前記モータ12は、前記制御装置3による制御に基づき、前記自動旋盤1で製品の加工が1つ終了する毎に回転駆動される。
【0027】
モータ12が間欠的に回転駆動されるため、搬送面42が間欠的に一定量(1ピッチ)ずつ移動するとともに、無端チェン29を介して回転テーブル21が連動して間欠的に一定角度(1ピッチ)ずつ回転駆動される。前記自動旋盤1で加工が終了した製品は、自動旋盤1の機内において前記無端ベルト11の搬送面42に供給される。無端ベルト11は、搬送面42に製品が供給されると、1ピッチ移動するように制御されている。
【0028】
図6(A)に示されるように、前記搬送面42に供給された製品43は、間欠的に順次、機外に向かって搬送され、図6(B),図7(A)に示されるように、機外において無端ベルト11の折り返し部分で案内板38に案内されて搬入スペース41に排出され、回転テーブル21の上面に供給され、無端ベルト11から回転テーブル21に受け渡される。
【0029】
回転テーブル21に供給される製品43は、図7(B)に示されるように、回転テーブル21の回転によって、回転テーブル21の1ピッチずつ回転移動し、搬入スペース41の開放部を出口44とし、搬入スペース41から脱する。前記回転テーブル21の1ピッチは、無端ベルト11から回転テーブル21に製品43が供給される際に、搬入スペース41に、製品同士が接衝しないスペースが形成されるように設定される。
【0030】
回転テーブル21上の製品43は、いったん搬入スペース41から脱すると、回転テーブル21の回転に伴い、回転移動する。ただし寄せ板39によって、前記搬入スペース41への進入が妨げられ、図8(A)に示されるように、搬入スペース41に進入することなく、寄せ板39に当接し、寄せ板39に沿って移動する。
【0031】
回転テーブル21上の製品43は、図8(B)に示されるように、各々順次寄せ板39に当接し、寄せ板39に沿って移動する。したがって前記搬入スペース41には、コンベヤ装置6から排出される製品43のみが供給され、搬入スペース41内での製品同士の当接等による製品43の傷等を防止することができる。
【0032】
回転テーブル21上においては、供給される製品43の増加に伴い、製品同士の接衝が発生する。ただし回転テーブル21は間欠的に回転するため、回転テーブル21が連続回転する場合のように、回転テーブル21上の製品同士の接衝が常時発生することはなく、製品同士の接衝等による製品43の傷等を防止することができる。
【0033】
本製品回収装置4は、モータ12によってコンベヤ装置6(無端ベルト11)が駆動されると、該駆動力が無端チェン29を介して回転テーブル21に伝動されて、収容部7が駆動(回転テーブル21が回転)するため、回転テーブル21に専用のアクチュエータ(モータ等)を設けることなく、簡単で軽量な構成でコンベヤ装置6と収容部7とを連動動作させることができる。
【0034】
1つのモータ12によって、無端ベルト11と回転テーブル21とが同期して回転されるため、製品43を無端ベルト11から回転テーブル21に落下状態で投入するのみで、
前記製品43を、所定の間隔で簡単且つ安定して無端ベルト11から回転テーブル21に受け渡すことができる。
【0035】
また無端ベルト11を間欠的に移動させることによって、無端チェン29を介して、回転テーブル21が自動的に1ピッチずつ間欠的に回転するため、製品の回転テーブル21への供給を検知して回転テーブルを回転させる等の特別な制御を行うことなく、無端ベルト11と回転テーブル21との間欠回転を簡単に連動させることができる。
【0036】
回転テーブル21に対して専用のアクチュエータ(モータ)等を設ける必要がないため、本製品回収装置自体が軽量化され、設置が容易である。このため支持板14等の簡単な部材を介してコンベヤ装置6側(フレーム8)に収容部7(回転テーブル21)を一体的に設けることができ、本製品回収装置を工作機械等に簡単に取り付けることができる。特に予めコンベヤ装置が設けられている工作機械の場合は、回転テーブル21等を簡単にコンベヤ装置側に取り付け、後付で簡単に本製品回収装置を装着することもできる。
【0037】
例えば図9に示されるように、予め回転テーブル21が支持されたベース板16を支持板14に装着して1つの回転テーブルユニット46を構成し、前記支持板14を前記フレーム8にボルト40等を介して着脱自在に装着することによって、コンベヤ装置6側に回転テーブル21をワンタッチで簡単に装着することができる。
【0038】
また回転テーブル21が不要な場合は、前記支持板14を前記フレーム8から取り外すことによって、回転テーブル21を回転テーブルユニット46ごと簡単にコンベヤ装置6側から取り外すことができる。なお図9において、図1〜8と同一符号は同一部品を示し、同一機能については説明を割愛する。
【0039】
前記回転テーブルユニット46には、従動スプロケット28及び遊動スプロケット33,34が回転自在に一体的に軸支されているため、各スプロケット28,33,34を別々に脱着する必要はなく、駆動スプロケット13から従動スプロケット28への駆動力の伝動機構(支点軸9と支軸26との連係機構)を、駆動スプロケット13を除いて、回転テーブルユニット46に一体的に構成することができ、回転テーブルユニット46の脱着作業は容易である。
【0040】
このため一般的な箱状の製品回収ボックス(図示せず)と前記回転テーブル21(回転テーブルユニット46)とを、簡単に交換して前記コンベヤ装置6に装着することができる。比較的高精度が要求される製品を回収する際は前記回転テーブル21を使用して、製品に対する傷や損傷等を防止し、落下回収が許容される製品の場合には、前記製品回収ボックスを使用し、無端ベルト11から製品回収ボックスに製品を落下させて回収する等の使い分けも可能となる。製品回収ボックスを使用する場合は、駆動スプロケット13を取り外してもよい。
【0041】
なお図10に示されるように、支持板14側に駆動スプロケット50を予め回転自在に支持し、該駆動スプロケット50が前記支点軸9に挿入されるように、支持板14をフレーム8に着脱自在に固定することによって、駆動スプロケット50を回転テーブルユニット46に含めることもできる。
【0042】
これにより駆動スプロケット50から従動スプロケット28への駆動力の伝動機構(支点軸9と支軸26との連係機構)全体が回転テーブルユニット46に一体的に構成され、この場合駆動スプロケット50と従動スプロケット28との間に、予め張力調整した状態で無端チェン29を巻き掛けておくこともでき、前記回転テーブル21の着脱はより容易となる。なお図10において、図1〜9と同一符号は同一部品を示し、同一機能について
は説明を割愛する。
【0043】
図11に示されるように、支点軸9に駆動スプロケット13に代えてかさ歯車47を装着し、前記フレーム8に取り付けられる支持板を、前記かさ歯車47に噛合するかさ歯車48が回転自在に軸支された支持板49とすることもできる。この場合前記かさ歯車48と一体的に回転する平歯車51を設け、回転テーブル21の外周に前記平歯車51と噛合する歯車を形成すること等によって回転テーブル21が回転するように構成することができる。
【0044】
この場合も支持板49のフレーム8に対する着脱により、回転テーブルユニット52をコンベヤ装置6側に対して容易に着脱することができる。なお図11において、図1〜10と同一符号は同一部品を示し、同一機能については説明を割愛する。
【0045】
本製品回収装置4の下方位置でオイルを受ける必要がある場合は、例えばオイルパンを、前記本体2側と前記コンベヤ装置6のフレーム8側とに支持して設けることもでき、前記ベース板16を、前記オイルパン内に収容して配置することもできる。本製品回収装置は、自動旋盤等の工作機械によって加工された製品だけでなく、種々の物品をコンベヤ装置によって搬送して収容(回収)する回収装置に適用することもできる。
【符号の説明】
【0046】
8 フレーム
9 支点軸(駆動力入力部)
11 無端ベルト(搬送帯)
12 モータ(アクチュエータ)
13 駆動スプロケット
14 支持板
16 ベース板
21 回転テーブル
26 支軸(駆動力入力部)
28 従動スプロケット
29 無端チェン
33 遊動スプロケット
34 遊動スプロケット
43 製品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転駆動される搬送帯(11)と、回転駆動自在に支持される回転テーブル(21)とを備え、前記搬送帯(11)によって搬送される製品(43)を、前記回転テーブル(21)に受け渡して回収する製品回収装置において、前記搬送帯(11)の駆動力入力部(9)と、前記回転テーブル(21)の駆動力入力部(26)とを連係する連係手段(29)を設け、該連係手段(29)を介して前記搬送帯(11)及び前記回転テーブル(21)の駆動を行うアクチュエータ(12)を設け、1つのアクチュエータ(12)によって前記搬送帯(11)と前記回転テーブル(21)の両方を駆動する製品回収装置。
【請求項2】
前記アクチュエータ(12)が間欠的に駆動され、前記搬送帯(11)及び前記回転テーブル(21)を間欠的に回転させる請求項1に記載の製品回収装置。
【請求項3】
前記回転テーブル(21)を、前記搬送帯(11)を支持するフレーム(8)側に支持して設けた請求項1又は2に記載の製品回収装置。
【請求項4】
前記フレーム(8)に、支持板(14)を一体的に設け、該支持板(14)にベース板(16)を一体的に固定し、該ベース板(16)に前記回転テーブル(21)を回転自在に支持し、前記支持板(14)にスプロケット(33),(34)を回転自在に支持し、前記連係手段を無端チェン(29)とし、該無端チェン(29)を、前記スプロケット(33),(34)を介して、前記搬送帯(8)の駆動力入力部(9)と、前記回転テーブル(21)の駆動力入力部(26)に設けられるスプロケット(13),(28)の間に掛け回した請求項3に記載の製品回収装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2013−86952(P2013−86952A)
【公開日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−231562(P2011−231562)
【出願日】平成23年10月21日(2011.10.21)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第3項適用申請有り 平成23年9月29日〜10月2日にメカトロテック2011にて発表
【出願人】(000001960)シチズンホールディングス株式会社 (1,939)
【出願人】(000137856)シチズンマシナリーミヤノ株式会社 (30)
【Fターム(参考)】