説明

複合高架橋の構築構造およびその複合高架橋の施工方法

【課題】 短い期間で施工でき、かつ費用を低減して構築することができる、複合高架橋の構築構造およびその複合高架橋の施工方法を提供する。
【解決手段】 複合高架橋の構築構造において、コンクリートを充填した鋼管からなるCFT柱21と、このCFT柱21上に配置され水平方向に移動させて構築可能な上層梁鋼箱桁と、前記CFT柱21に設置されるアンカーフレーム22と前記上層梁鋼箱桁とに装着される差し込み鉄骨24とからなる上層梁鋼箱桁部材23と、前記CFT柱21と前記上層梁鋼箱桁部材23とを接合するCFT柱接合部と、前記上層梁鋼箱桁部材23上に配置されるコンクリートからなる合成梁床版26とを具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道、道路の複合高架橋の構築構造およびその複合高架橋の施工方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、高架橋の建設にあたって、鋼とコンクリートを用いた複合構造物の積極的活用は少なかった。また、都市内では、狭隘な箇所での施工が要求されるケースが増えてきている。
図20は従来の高架橋の側面図、図21はその正面図である。
これらの図において、100は高架橋、101はRC柱、102はRC柱101上に構築されるRC(鉄筋コンクリート)〔又はPC(プレストレストコンクリート)〕梁、103は高架橋100上を走行する車両である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第3837390号公報
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】「橋梁と基礎」,株式会社建設図書,2009年11月号,第43巻,第11号(通巻第515号)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の高架橋の施工・構築方法では、時間・費用がかかりすぎるという課題があった。特に、狭隘な箇所での施工には、時間・費用がさらに増大する傾向が強い。
本発明は、上記状況に鑑みて、短い期間で施工でき、かつ費用を低減して構築することができる、複合高架橋の構築構造およびその複合高架橋の施工方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕複合高架橋の構築構造において、コンクリートを充填した鋼管からなるCFT柱と、このCFT柱上に配置され水平方向に移動させて構築可能な上層梁鋼箱桁と、前記CFT柱に設置されるアンカーフレームと前記上層梁鋼箱桁とに装着される差し込み鉄骨とからなる上層梁鋼箱桁部材と、前記CFT柱と前記上層梁鋼箱桁部材とを接合するCFT柱接合部と、前記上層梁鋼箱桁部材上に配置されるコンクリートからなる合成梁床版とを具備することを特徴とする。
【0007】
〔2〕上記〔1〕記載の複合高架橋の構築構造において、前記CFT柱接合部は、前記アンカーフレームおよび前記上層梁鋼箱桁と前記差し込み鉄骨との間の空隙にコンクリートを充填することによって前記差し込み鉄骨を固定することを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕記載の複合高架橋の構築構造において、前記CFT柱接合部は、前記上層梁鋼箱桁内に配置されるリング状のコンクリートブロックと前記アンカーフレームをアンカーボルトで固定し、さらに、前記上層梁鋼箱桁内の空隙にコンクリートを充填することによって前記差し込み鉄骨を固定することを特徴とする。
【0008】
〔4〕複合高架橋の施工方法において、コンクリートを充填した鋼管からなるCFT柱を建て込み、このCFT柱上に上層梁鋼箱桁を含む上層梁鋼箱桁部材を水平方向に移動させて配置し、前記CFT柱と前記上層梁鋼箱桁部材とを接合し、前記上層梁鋼箱桁部材上にコンクリートからなる合成梁床版を配置し、前記CFT柱に設置されたアンカーフレームと前記上層梁鋼箱桁とを、この上層梁鋼箱桁を水平方向に移動させることにより位置合わせし、前記アンカーフレームと前記上層梁鋼箱桁とに差し込み鉄骨を装着することを特徴とする。
【0009】
〔5〕上記〔4〕記載の複合高架橋の施工方法において、前記アンカーフレームおよび前記上層梁鋼箱桁と前記差し込み鉄骨との間の空隙にコンクリートを充填することによって前記差し込み鉄骨を固定することを特徴とする。
〔6〕上記〔4〕記載の複合高架橋の施工方法において、前記上層梁鋼箱桁内にリング状のコンクリートブロックを配置し、このリング状のコンクリートブロックと前記アンカーフレームとをアンカーボルトにより固定し、前記上層梁鋼箱桁内の空隙にコンクリートを充填することによって前記差し込み鉄骨を固定することを特徴とする。
【0010】
〔7〕上記〔4〕記載の複合高架橋の施工方法において、前記CFT柱の建て込みおよび前記上層梁鋼箱桁の配置は、高架橋施工予定位置近傍に配置された作業機械により行うことを特徴とする。
〔8〕上記〔7〕記載の複合高架橋の施工方法において、前記作業機械を移動させ、前記CFT柱の建て込みと前記上層梁鋼箱桁の配置を順次行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、狭隘な箇所での施工でも、期間を短縮し、かつ費用を低減して構築することができる複合高架橋の構築構造およびその複合高架橋の施工方法を提供することができる。すなわち、剛性の高いCFT柱の活用により、柱・基礎の数を減少させることができるので、コストの低減を図ることができる。また、合成梁とCFT柱との接合構造により、狭隘な箇所での施工も可能であり、施工期間を短縮しコストを縮減することができる。
【0012】
特に、本発明のCFT柱を用いた複合高架橋の施工方法では、コンクリートの固化を待たずにCFT柱に荷重をかけることができるので、柱建て込みからの作業時間を短縮することができ、急速施工が可能になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の複合高架橋の施工の第1工程を示す模式図である。
【図2】本発明の複合高架橋の施工の第2工程を示す模式図である。
【図3】本発明の複合高架橋の施工の第3工程を示す模式図である。
【図4】本発明の複合高架橋の施工の第4工程を示す模式図である。
【図5】本発明の複合高架橋の施工の第5工程を示す模式図である。
【図6】本発明の複合高架橋の施工の第6工程を示す模式図である。
【図7】本発明の実施例を示す複合高架橋の側面図である。
【図8】本発明の実施例を示す複合高架橋の正面図である。
【図9】本発明の実施例を示す複合高架橋のCFT柱の先端部の斜視図である。
【図10】本発明の第1実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の施工の第1工程を示す図である。
【図11】本発明の第1実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の施工の第2工程を示す図である。
【図12】本発明の第1実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の施工の第3工程を示す図である。
【図13】本発明の第1実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の施工の第4工程を示す図である。
【図14】本発明の第1実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の施工の第5工程を示す図である。
【図15】本発明の第2実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の施工第4工程を示す図である。
【図16】本発明の第2実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の施工の第5工程を示す図である。
【図17】本発明の第2実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の施工の第6工程を示す図である。
【図18】本発明の第2実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の施工の第7工程を示す図である。
【図19】本発明の実施例を示す複合高架橋の施工時の模式図である。
【図20】従来の高架橋を示す側面図である。
【図21】従来の高架橋を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の複合高架橋の構築構造は、コンクリートを充填した鋼管からなるCFT柱と、このCFT柱上に配置され水平方向に移動させて構築可能な上層梁鋼箱桁と、前記CFT柱に設置されるアンカーフレームと前記上層梁鋼箱桁とに装着される差し込み鉄骨とからなる上層梁鋼箱桁部材と、前記CFT柱と前記上層梁鋼箱桁部材とを接合するCFT柱接合部と、前記上層梁鋼箱桁部材上に配置されるコンクリートからなる合成梁床版とを具備する。
【実施例】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図6は本発明の複合高架橋の施工の各工程を示す模式図であり、図1(a)〜図6(a)は正面図、図1(b)〜図6(b)は側面図である。
図1〜図6において、1は作業規制区域、2は車両、3は高架橋施工予定位置に設置されるCFT(Concrete Filled Tubular)柱、4はCFT柱3上に構築される合成梁である。
【0016】
そこで、高架橋の施工は以下のような手順により行われる。
(1)まず、図1に示すように、車両2の走行領域等を含む作業規制区域1を避けるようにして作業領域を設定する。
(2)図2に示すように、作業機械(図示なし)により高架橋施工予定位置にCFT柱3の建て込みを一部行う。
【0017】
(3)図3に示すように、CFT柱3上に合成梁4を作業機械(図示なし)により構築する。
(4)次いで、図4に示すように、上記(2)でCFT柱3の建て込みを行っていない位置まで作業機械(図示なし)を移動させ、CFT柱3の建て込みを行う。
(5)図5に示すように、上記(4)で建て込んだCFT柱3上に作業機械(図示なし)により合成梁4を構築する。
【0018】
(6)図6に示すように、車両2の線路を構築した高架橋上に切り替える。
図7は本発明の実施例を示す複合高架橋の側面図、図8はその複合高架橋の正面図、図9は本発明の実施例を示す複合高架橋のCFT柱の先端部の斜視図である。
これらの図において、11は高架橋、12はCFT柱であり、このCFT柱12は、図9に示すように、コンクリート12Aを充填した鋼管12Bからなり、高い剛性を持ち、急速施工が可能である。13はCFT柱12上に構築される上層梁鋼箱桁部材、14は合成梁床版(RC)であり、この上層梁鋼箱桁部材13と合成梁床版14によって図6に示す合成梁4を形成している。15は高架橋11上を走行する車両、16はCFT柱接合部である。
【0019】
本発明に用いるCFT柱12は、上記したように、コンクリート12Aを充填した鋼管12Bからなり、高い剛性を有しており、かつ従来のRC柱に比べて強度が高く、したがって、設置する本数を減少させることができる。例えば、従来のRC柱を6本で構成していたところを、CFT柱4本に代えることができる。
このように、CFT柱を活用することにより、柱・基礎の数を減少させることができ、コストの低減を図ることができる。
【0020】
また、本発明のCFT柱を用いた複合高架橋の施工方法では、急速施工が可能である。すなわち、従来のRC柱を用いた高架橋の施工方法では、RC柱を打設後コンクリートが固化するまでに1週間程度を要し、その間はRC柱に荷重をかけることができないため、コンクリートが固化するまで作業を中断せざるを得なかった。一方、本発明のCFT柱を用いた複合高架橋の施工方法では、鋼管を使用し、その鋼管は溶接やボルトを使用して接合することができるため、コンクリートの固化を待たずにCFT柱に荷重をかけることができ、作業を中断する必要がない。そのため、柱建て込みからの大幅な作業時間の短縮が可能になる。
【0021】
次に、上記図1〜6で説明した複合高架橋の施工方法における、CFT柱とその上に構築される合成梁との接続について説明する。
図10〜図14は本発明の第1実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の施工方法(鉄骨差し込み方式)の説明図である。
(1)まず、図10に示すように、CFT柱21の建て込みを行う。つまり、工場において上端にアンカーフレーム22を設けた鋼管を、現場に搬入し、コンクリートを打設する。
【0022】
(2)図11に示すように、CFT柱21のアンカーフレーム22上に上層梁鋼箱桁23Aを載せる。この上層梁鋼箱桁23Aは、図11(a)に示すような長尺状の鋼箱桁として形成されており、その断面は、図11(b)に示すような四角形状に形成されている。この上層梁鋼箱桁23AをCFT柱21のアンカーフレーム22上で水平移動させ、アンカーフレーム22と位置合わせする。
【0023】
(3)図12に示すように、差し込み鉄骨24を、アンカーフレーム22と上層梁鋼箱桁23Aとに装着することにより、上層梁鋼箱桁部材23の設置を完了する。この差し込み鉄骨24は、図12(b)(側面図)と図12(c)(平面図)に示すように、断面十字形状の縦長の板24Aの各先端部に直交する縦長の板24Bが組み合わされた形状をしている。なお、上層梁鋼箱桁23Aの上面には開口部が設けられ、その開口部から差し込み鉄骨24を挿入するようにしている。
【0024】
(4)図13に示すように、アンカーフレーム22および上層梁鋼箱桁23Aと差し込み鉄骨24のとの空隙にコンクリート25を充填して差し込み鉄骨24を固定する。
(5)そして、図14に示すように、上層梁鋼箱桁部材23に合成梁床版26を施工して、合成梁を完成させる。
図15〜図18は本発明の第2実施例を示す複合高架橋のCFT柱接合部の要部の施工方法(鉄骨差し込み方式)の説明図である。
【0025】
(1)まず、上記した図10から図12に示す第1工程から第3工程を施工する。
(2)次いで、図15に示すように、上層梁鋼箱桁部材23A内にリング状のコンクリートブロック31を配置する。
(3)次に、図16に示すように、リング状のコンクリートブロック31とアンカーフレーム22とをアンカーボルト32によって固定する。
【0026】
(4)次に、図17に示すように、上層梁鋼箱桁23A内の空隙にコンクリート33を充填することによって差し込み鉄骨24を固定する。
(5)そして、図18に示すように、上層梁鋼箱桁部材23に合成梁床版34を施工して、合成梁を完成させる。
このように構成することにより、CFT柱に対して上層梁鋼箱桁部材と合成梁床版とからなる合成梁を強固に固定することができる。
【0027】
図19は本発明の実施例を示す複合高架橋の施工時の模式図であり、図19(a)はその平面図、図19(b)はその上層梁鋼箱桁の右方の断面図、図19(c)は上層梁鋼箱桁の分岐部の断面の一例を示す図である。
CFT柱21へ差し込み鉄骨24を用いて接合された上層梁鋼箱桁23Aは、添接継手41で互いに接続される。この添接継手41は、添接板42,43およびボルト44,45からなる。また、上層梁鋼箱桁23Aの分岐部と、上層梁横桁23Bとが添接板46とボルト47からなる添接継手によって接続される。
【0028】
このように、本発明ではCFT柱と合成梁を強固に固定し、堅牢な複合高架橋を構築することができる。また、本発明は狭隘な箇所での施工が可能であり、施工期間の短縮とコストの縮減を図ることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明の複合高架橋の構築構造およびその複合高架橋の施工方法は、狭隘な箇所でも短い期間で施工することができ、かつ費用を低減することができる複合高架橋の施工方法として利用可能である。
【符号の説明】
【0030】
1 作業規制区域
2,15 車両
3,12,21 CFT柱
4 合成梁
11 高架橋
12A,25,33 コンクリート
12B 鋼管
13,23 上層梁鋼箱桁部材
14,26,34 合成梁床版
16 CFT柱接合部
22 CFT柱のアンカーフレーム
23A 上層梁鋼箱桁
23B 上層梁横桁
24 差し込み鉄骨
24A 断面十字形状の縦長の板
24B 縦長の板
31 リング状のコンクリートブロック
32 アンカーボルト
41 添接継手
42,43,46 添接板
44,45,47 ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)コンクリートを充填した鋼管からなるCFT柱と、
(b)該CFT柱上に配置され水平方向に移動させて構築可能な上層梁鋼箱桁と、前記CFT柱に設置されるアンカーフレームと前記上層梁鋼箱桁とに装着される差し込み鉄骨とからなる上層梁鋼箱桁部材と、
(c)前記CFT柱と前記上層梁鋼箱桁部材とを接合するCFT柱接合部と、
(d)前記上層梁鋼箱桁部材上に配置されるコンクリートからなる合成梁床版とを具備することを特徴とする複合高架橋の構築構造。
【請求項2】
請求項1記載の複合高架橋の構築構造において、前記CFT柱接合部は、前記アンカーフレームおよび前記上層梁鋼箱桁と前記差し込み鉄骨との間の空隙にコンクリートを充填することによって前記差し込み鉄骨を固定することを特徴とする複合高架橋の構築構造。
【請求項3】
請求項1記載の複合高架橋の構築構造において、前記CFT柱接合部は、前記上層梁鋼箱桁内に配置されるリング状のコンクリートブロックと前記アンカーフレームをアンカーボルトで固定し、さらに、前記上層梁鋼箱桁内の空隙にコンクリートを充填することによって前記差し込み鉄骨を固定することを特徴とする複合高架橋の構築構造。
【請求項4】
(a)コンクリートを充填した鋼管からなるCFT柱を建て込み、
(b)該CFT柱上に上層梁鋼箱桁を含む上層梁鋼箱桁部材を水平方向に移動させて配置し、
(c)前記CFT柱と前記上層梁鋼箱桁部材とを接合し、
(d)前記上層梁鋼箱桁部材上にコンクリートからなる合成梁床版を配置し、
(e)前記CFT柱に設置されたアンカーフレームと前記上層梁鋼箱桁とを、この上層梁鋼箱桁を水平方向に移動させることにより位置合わせし、前記アンカーフレームと前記上層梁鋼箱桁とに差し込み鉄骨を装着することを特徴とする複合高架橋の施工方法。
【請求項5】
請求項4記載の複合高架橋の施工方法において、前記アンカーフレームおよび前記上層梁鋼箱桁と前記差し込み鉄骨との間の空隙にコンクリートを充填することによって前記差し込み鉄骨を固定することを特徴とする複合高架橋の施工方法。
【請求項6】
請求項4記載の複合高架橋の施工方法において、前記上層梁鋼箱桁内にリング状のコンクリートブロックを配置し、該リング状のコンクリートブロックと前記アンカーフレームとをアンカーボルトにより固定し、前記上層梁鋼箱桁内の空隙にコンクリートを充填することによって前記差し込み鉄骨を固定することを特徴とする複合高架橋の施工方法。
【請求項7】
請求項4記載の複合高架橋の施工方法において、前記CFT柱の建て込みおよび前記上層梁鋼箱桁の配置は、高架橋施工予定位置近傍に配置された作業機械により行うことを特徴とする複合高架橋の施工方法。
【請求項8】
請求項7記載の複合高架橋の施工方法において、前記作業機械を移動させ、前記CFT柱の建て込みと前記上層梁鋼箱桁の配置を順次行うことを特徴とする複合高架橋の施工方法。

【図1】
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【図2】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図15】
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【図16】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図13】
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【図14】
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【図17】
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【図18】
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【公開番号】特開2012−117219(P2012−117219A)
【公開日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−265348(P2010−265348)
【出願日】平成22年11月29日(2010.11.29)
【出願人】(000173784)公益財団法人鉄道総合技術研究所 (1,666)
【出願人】(000000549)株式会社大林組 (1,758)
【Fターム(参考)】