説明

販売データ処理端末およびプログラム

【課題】セルフチェックアウト用POS端末において、客が簡単にRFIDタグを無効化することができる販売データ処理装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】セルフチェックアウト用POS端末1は、スキャナ4によって商品に付されたコードシンボルを読み取った場合に、スキャナ4の周囲に設けられたアンテナ15、16からRFIDタグを無効化するためのデータを商品に付されたRFIDタグに送信してRFIDタグを無効化するため、客は従来の販売登録処理の手順と同様の手順によって商品に付されたコードシンボルをスキャンするだけでRFIDタグを無効化することができるため、特に新しい処理をする必要もなく、簡単にRFIDタグを無効化することができるという効果を奏する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、販売データ処理端末およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
スーパーマーケット等の店舗では、従来利用されてきたバーコードや二次元コード等のコードシンボルによる商品管理に代わって、書換え可能なRFID(Radio Frequency Identification)タグによって商品販売管理をする店舗が増加している。一般的にこの商品販売管理方法では、例えば特許文献1に記載されているように、会計処理時に専用端末を用いてRFIDタグを無効化する処理が行われる。つまり会計処理前にはRFIDタグは有効であるため、RFIDリーダを店舗出入口に設置して無効化されていないRFIDタグを検出した場合に警報を鳴らすことで、万引を防止することが可能である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで近年、購入する商品の販売登録および会計処理を客自身が行うためのセルフチェックアウト用POS(Point Of Sales)端末が備えられ、客が商品の販売登録および会計処理を行う販売形態を採用する店舗が増加している。一般的に、このようなセルフチェックアウト用POS端末では、客が商品に付されたコードシンボルをスキャナでスキャンして商品の販売登録を行うが、セルフチェックアウト用POS端末の設置場所にはRFIDタグを無効化する専用端末が備えられていないため、販売登録時にRFIDタグを無効化することができない。従って、会計処理が完了しているにも関わらず、万引防止用として店舗出入口に設けられたRFIDリーダが、無効化されていないRFIDタグを検出して警報を鳴らしてしまうという問題がある。
【0004】
これに対して、セルフチェックアウト用POS端末に上記専用端末を備えるという解決策も考えられるが、販売登録処理が複雑になり、客に負担をかけてしまうという問題がある。また、タグ無効化の手続きが分かりにくい場合には客が店員を呼んで、無効化の処理を補助してもらうことが考えられるが、この場合にも客および店員に負担がかかるという問題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、セルフチェックアウト用POS端末において、客が簡単にRFIDタグを無効化することができる販売データ処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の販売データ処理装置は、商品に付されたコードシンボルを読み取った信号をスキャナから受信する受信手段と、前記受信手段が前記信号を受信した場合に、前記商品に付されたRFIDタグを無効化するタグ無効化手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、商品に付されたコードシンボルを読み取った信号をスキャナから受信する受信手段と、前記受信手段が前記信号を受信した場合に、前記商品に付されたRFIDタグを無効化するタグ無効化手段と、して機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明にかかる販売データ処理装置およびプログラムは、商品に付されたコードシンボルを読み取った信号をスキャナから受信した場合に、商品に付されたRFIDタグを無効化するため、客は、従来の販売登録処理の手順と同様の手順によって商品に付されたコードシンボルをスキャンするだけで、RFIDタグを自動的に無効化することができるため、特に新しい処理をする必要もなく、簡単にRFIDタグを無効化することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態にかかるセルフチェックアウト用POS端末の構成を示す外観斜視図である。
【図2】図2は、アンテナを説明する外観図である。
【図3】図3は、ハンドスキャナの構成を説明する概略図である。
【図4】図4は、POS端末の機能構成を示すブロック図である。
【図5】図5は、タグ無効化処理の手順を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる販売データ処理端末の最良な実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態にかかる販売データ処理端末は、スーパーマーケット等の店舗に設置されるセルフチェックアウト用POS端末として用いられる。
【0011】
図1は、本発明の一実施の形態にかかるセルフチェックアウト用POS端末1(以降、単にPOS端末1と称する)の構成を示す外観斜視図、図2は、アンテナ15を説明する外観図である。POS端末1の本体2は、タッチパネル式ディスプレイ3や、商品に付されたバーコードや二次元コード等のコードシンボルを読み取るためのスキャナ4(本体2のスキャナ4)およびハンドスキャナ5を備えている。
【0012】
タッチパネル式ディスプレイ3はタッチパネル式の液晶表示器であり、客にPOS端末1の操作方法を知らせるための案内画面や、コードシンボルが付されていない商品の商品情報を入力するための入力画面や、スキャナ4やハンドスキャナ5で読み込んだ商品情報を表示する商品登録画面、商品の合計金額や預かり金額、釣銭額等を表示し、支払い方法の選択をする精算画面を表示する。
【0013】
スキャナ4は、客が商品に付されたコードシンボルをスキャナ4の読み取り窓にかざすことでコードシンボルを光学的に読み取るものである。また、例えばダンボール箱や長尺の商品などの大型の商品に関しては、商品に付されたコードシンボルをスキャナ4の読み取り窓にかざすことは難しいため、客はハンドスキャナ5を用いてコードシンボルを読み取ることが可能である。
【0014】
また、本体2の右側にはかごに入った未清算の商品を置くための商品戴置台6が設けられ、本体2の左側には精算済みの商品を置くための商品戴置台7が設けられ、精算済みの商品を入れるための袋を掛けるための袋掛けフック8や、精算済みの商品を袋に入れる前に一時的に置いておくための一時置き台9が設けられている。商品戴置台6および7には計量器が備えられており、精算の前後で商品の重量が同じであることを確認する機能を有している。
【0015】
また、POS端末1の本体2には、精算時に客のポイントカードやクレジットカードを挿入するためのカード挿入口10や、レシートを発行するレシート発行口11が設けられ、さらに、精算用の紙幣の入金や釣り紙幣の受け取りを行うための紙幣入出金口12、精算時に硬貨を投入するための硬貨投入口13、釣り硬貨を受け取るための硬貨取出口14等が設けられている。
【0016】
ここで、本体2のスキャナ4の近傍には、RFIDタグと無線データ通信を行って、RFIDタグを無効化するためのデータを商品に付されたRFIDタグに送信するためのアンテナ15、16が設けられている。即ち、図2に示すように、スキャナ4の読み取り窓の周囲にアンテナ15が配置され、また、商品に付されたコードシンボルをスキャナ4の読み取り窓にかざしたときにその商品の下方に位置する場所にアンテナ16が配置されている。一般的に、RFIDタグに対する通信が可能である距離は当該RFIDタグから20〜30cm程度の距離である。従ってこのように、RFIDタグに対して異なる方向から電波を発するようにアンテナ15、16を少なくとも2つ設けて、これらを商品に対して立体的に配置することにより、アンテナ15のみでは読み取りづらい位置にRFIDタグが付されていた場合にも、アンテナ15、16の双方によって確実にRFIDタグとデータ通信ができるようになり、確実にRFIDタグの無効化を行うことが可能となる。
【0017】
一方、スキャナ4の読み取り窓にコードシンボルをかざしづらい大型の商品に対しては、ハンドスキャナ5を商品のコードシンボルに近づけてコードシンボルを読み取る。このような場合にもRFIDタグを無効化できるように、ハンドスキャナ5はRFIDタグと無線データ通信を行うためのアンテナ17を備えている。図3は、ハンドスキャナ5の構成を説明する概略図である。図3に示すように、ハンドスキャナ5の先端部分には、商品に付されたコードシンボルを光学的に読み取るためのスキャナ18が設けられており、さらにそのスキャナ18の周囲に、RFIDタグを無効化するためのデータを送信するアンテナ17が設けられている。これによりPOS端末1は、大型の商品についてもRFIDタグを無効化することが可能となる。
【0018】
次に、POS端末1の機能構成について説明する。図4は、POS端末1の機能構成を示すブロック図である。POS端末1は、CPU(Central Processing Unit)と、記憶手段として機能するROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)(いずれも不図示)等から構成されるコンピュータ構成の制御部20を備えている。ROMは、CPUが実行する各種プログラムや各種データを記憶する。RAMは、CPUが各種プログラムを実行する際に一時的にデータやプログラムを記憶するものであり、商品の販売記録を示す販売データや、タッチパネル式ディスプレイ3に表示する各種の画面表示データを記憶するものである。
【0019】
制御部20は、I/O機器制御部24およびバス26を介して、タッチパネル式ディスプレイ3、スキャナ4、ハンドスキャナ5、アンテナ15、16、17、カードリーダ30、レシートプリンタ31、紙幣入出金ユニット32、硬貨投入ユニット33、硬貨排出ユニット34等のI/O機器を制御し、POS端末1のシステム全体を制御するものである。
【0020】
カードリーダ30は、カード挿入口10から挿入された客のポイントカードやクレジットカードの情報を読み込むものである。レシートプリンタ31は、会計処理後にレシートを印刷して、これをレシート発行口11から発行するものである。紙幣入出金ユニット32は、紙幣入出金口12から入金または出金される紙幣を処理するものである。また、硬貨投入ユニット33は硬貨投入口13から投入される硬貨を、硬貨排出ユニット34は硬貨取出口14に排出される硬貨を処理するものである。また、制御部20は、通信I/F25を介してLAN(Local Area Network)で接続されたストアサーバやセルフチェックの各処理を補助する店員(アテンダント)用のアテンダント端末(ともに不図示)と相互に通信を行うことが可能となっている。ストアサーバは店舗内に設置された1台または複数台のPOS端末1で行われる商品販売登録処理等の管理を全般的に行い、アテンダント端末はPOS端末1で発生したエラーや、客からの補助依頼があったことを表示器に表示してアテンダントに通知する。
【0021】
制御部は、図4に示すように、受信部21と、販売登録部22と、タグ無効化部23とを主に備えている。
【0022】
受信部21は、受信手段として機能するものであり、スキャナ4またはハンドスキャナ5から、商品に付されたバーコードや二次元コード等のコードシンボルを読み取った信号として、コードシンボルに記憶された商品コード等の商品情報を受信するものである。
【0023】
販売登録部22は、販売登録手段として機能するものであり、受信部21が商品情報を受信した場合に、受信した商品情報に基づいて各商品の販売登録をするものである。また、販売登録部22は、タッチパネル式ディスプレイ3から「会計」キーが選択操作された場合に、全商品の購入金額を算出してタッチパネル式ディスプレイ3に表示し、さらに、客が現金決済かカード決済かの選択をタッチパネルから選択操作したことを受けて、選択された決済方法による決済処理を行う。
【0024】
タグ無効化部23は、タグ無効化手段として機能するものであり、受信部21がスキャナによりコードシンボルを読み取った信号として商品情報を受信した場合に、アンテナ15、16またはアンテナ17を介してRFIDタグと無線データ通信を行い、商品に付されたRFIDタグを無効化するものである。
【0025】
より詳細には、客がコードシンボルをスキャンするためにスキャナ4または5にコードシンボルをかざすと、商品に付されたRFIDタグはアンテナ15、16またはアンテナ17の通信可能範囲に接近する。そして、受信部21がコードシンボルを読み取った信号を受信した場合に、タグ無効化部23はこの信号をトリガーとして、RFIDタグを無効化するためのデータをアンテナ15、16またはアンテナ17からRFIDタグに送信する。
【0026】
RFIDタグの無効化処理としては、例えば、RFIDタグのメモリ領域にRFIDタグが有効か無効かを示す有効フラグを設けておいて、タグ無効化部23が、RFIDタグの有効フラグにタグが無効である旨を記憶させるためのデータを送信する。このようにして無効化されたRFIDタグは、店舗の出入口に設置された万引防止用のRFIDリーダの通信可能範囲内に入った場合に、RFIDリーダによって有効フラグは「無効」と設定されており、商品購入後の適正な持ち出しであると判定されるため、万引防止用の警報は鳴らない。
【0027】
あるいは別の例として、タグ無効化部23がキルコマンド等をRFIDタグに送信してRFIDタグ自体を無効化する場合には、RFID通信に必要な電力供給を絶ったり、或いはRFIDタグからデータを送信しないように設定したりするため、RFIDリーダはRFIDタグを読み取ることは出来ず、自ずと適正な持ち出しとして判定するため、この場合にも万引防止用の警報は鳴らない。
【0028】
次に、POS端末1が行うタグ無効化処理の手順について説明する。図5は、タグ無効化処理の手順を説明するフローチャートである。
【0029】
先ず、客が商品に付されたコードシンボルを本体2のスキャナ4にかざすか、もしくはハンドスキャナ5を商品に付されたコードシンボルにかざした場合に、受信部21は、コードシンボルを読み取った信号として、コードシンボルに記憶された商品コード等の商品情報を受信する(ステップS1)。次に、販売登録部22は、ステップS1で受信した商品情報に基づいて、その商品の販売登録を行う(ステップS2)。一方で、タグ無効化部23は、受信部21が商品情報を受信した場合に、アンテナ15、16またはアンテナ17からタグを無効化するデータを送信する。即ち、本体2のスキャナ4による読み取りである場合には(ステップS3:Yes)、タグ無効化部23は、本体2のアンテナ15、16からRFIDタグを無効化するデータを送信し、RFIDタグを無効化する(ステップS4)。一方、本体2のスキャナ4による読み取りではない場合(ステップS3:No)、すなわちハンドスキャナ5による読み取りである場合には、タグ無効化部23は、ハンドスキャナ5のアンテナ17からRFIDタグを無効化するデータを送信して、RFIDタグを無効化する(ステップS5)。そして、全商品の販売登録が終了して、タッチパネル式ディスプレイ3の会計キーが選択操作されるまで(ステップS6:No)上述のステップS1〜S6の処理が繰り返される。会計キーが選択操作されると(ステップS6:Yes)、販売登録部22は、全商品の購入金額を算出してタッチパネル式ディスプレイ3に表示し、客がタッチパネルから選択した決済方法に基づいて、即ち現金決済かカード決済かの選択に従って、選択された決済方法による決済処理を行い、処理を終了する。
【0030】
本実施の形態の販売データ処理端末で実行されるプログラムは、上述した各部(受信部21、販売登録部22、タグ無効化部23)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、受信部21、販売登録部22、タグ無効化部23が主記憶装置上に生成されるようになっている。
【0031】
なお、本実施形態の販売データ処理端末で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態の販売データ処理端末で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、本実施形態の販売データ処理端末で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の販売データ処理端末で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0032】
上述のように、本実施の形態のPOS端末1は、スキャナ4によって商品に付されたコードシンボルを読み取った場合に、スキャナ4の近傍に設けられたアンテナ15からRFIDタグを無効化するためのデータを商品に付されたRFIDタグに送信してRFIDタグを無効化するため、客は従来の販売登録処理の手順と同様の手順によって商品に付されたコードシンボルをスキャンするだけでRFIDタグを無効化することができることとなり、特に新しい処理をする必要も無く、簡単にRFIDタグを無効化することができるという効果を奏する。
【0033】
また、本実施の形態のPOS端末1は、スキャナ4の周囲に設けられたアンテナ15に加え、スキャナ4で商品をスキャンする場合に商品の下方に位置する場所に設けられたアンテナ16から、RFIDタグを無効化するためのデータを商品に付されたRFIDタグに送信するため、商品に対してアンテナ15、16を立体的に配置することが可能となり、より確実にRFIDタグの無効化を行うことができるという効果を奏する。
【0034】
尚、上述ではスキャナ4の近傍にアンテナを2つ設けるとしたがこれに限られるものではなく、POS端末1はスキャナ4の近傍に2つ以上の複数のアンテナを備えるとしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0035】
以上のように、本発明にかかる販売データ処理端末は、スーパーマーケット等の店舗に設置されるセルフチェックアウト用POS端末に有用である。
【符号の説明】
【0036】
1 セルフチェック用POS端末
2 本体
3 タッチパネル式ディスプレイ
4 スキャナ
5 ハンドスキャナ
6、7 商品戴置台
8 袋掛けフック
9 一時置き台
10 カード挿入口
11 レシート発行口
12 紙幣入出金口
13 硬貨投入口
14 硬貨取出口
15、16、17 アンテナ
【先行技術文献】
【特許文献】
【0037】
【特許文献1】特開2006−178770公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品に付されたコードシンボルを読み取った信号をスキャナから受信する受信手段と、
前記受信手段が前記信号を受信した場合に、前記商品に付されたRFIDタグを無効化するタグ無効化手段と、
を備えることを特徴とする販売データ処理装置。
【請求項2】
前記スキャナの近傍に配置されて、前記RFIDタグに対する通信を行うアンテナを備え、
前記タグ無効化手段は、前記アンテナを介して前記RFIDタグを無効化する、
ことを特徴とする請求項1に記載の販売データ処理装置。
【請求項3】
前記アンテナは複数設けられており、前記RFIDタグに対して異なる方向から電波を発することを特徴とする請求項2に記載の販売データ処理装置。
【請求項4】
前記アンテナは2つ設けられ、一方のアンテナは前記スキャナの周囲に配置され、他方のアンテナは前記スキャナに前記商品をかざしたときに前記商品の下方に位置する場所に配置されることを特徴とする請求項3に記載の販売データ処理装置。
【請求項5】
前記スキャナは、前記アンテナと一体に構成されて持ち運び可能なハンドスキャナであることを特徴とする請求項2に記載の販売データ処理装置。
【請求項6】
コンピュータを、
商品に付されたコードシンボルを読み取った信号をスキャナから受信する受信手段と、
前記受信手段が前記信号を受信した場合に、前記商品に付されたRFIDタグを無効化するタグ無効化手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−81619(P2011−81619A)
【公開日】平成23年4月21日(2011.4.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−233661(P2009−233661)
【出願日】平成21年10月7日(2009.10.7)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】