説明

超音波溶着方法、超音波溶着装置、及び、端子金具

【課題】芯線と端子金具との溶着漏れをなくした超音波溶着方法、超音波溶着装置、及び、当該超音波溶着装置を用いて芯線が超音波溶着された端子金具を提供する。
【解決手段】、端子金具3を第1電極5上に搭載する。端子金具3の底壁部32a上に複数の素線から成る芯線21を重ねる。第2電極6を端子金具3の一対の立壁部32b間に挿入して第1電極5に向かって移動させる。このとき、第2電極6によって一対の立壁部32bを互いに離れる方向に押し広げながら第2電極6を第1電極5に向かって移動させる。これにより、第1電極5と第2電極6との間に芯線21及び端子金具3を挟んで芯線21及び端子金具3を互いに近づける方向に加圧した状態で超音波エネルギを付与して、芯線21と端子金具3とを溶着する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、超音波溶着方法、超音波溶着装置、及び、端子金具に係り、特に、端子金具に複数の素線から成る芯線を超音波溶着するための超音波溶着方法、超音波溶着装置、及び、複数の芯線が超音波溶着された端子金具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
移動体としての自動車には、種々の電子機器が搭載される。前記自動車は、前記電子機器にバッテリなどの電源からの電力や制御装置からの制御信号などを伝えるためにワイヤハーネスが配索されている。前述したワイヤハーネスは、複数の電線と、この電線の端末に取り付けられた端子金具などを備えている。
【0003】
上記電線はそれぞれ、導電性の複数の素線を撚り合わせた芯線と、該芯線を被覆する絶縁性の被覆部とを備えている。この電線の端末の被覆部を除去して露出した芯線が上記端子金具に溶着されている。この芯線と端子金具との溶着は、周知の超音波溶着装置を用いて行われる。
【0004】
上記超音波溶着装置1としては、例えば図9に示すようなものが知られている。同図に示すように、超音波溶着装置1は、底壁部32a上に芯線21が重ねられた端子金具3が搭載される第1の型としてのアンビル10と、アンビル10と相対する第2の型としてのホーン11と、を備えている。上記ホーン11は、図示しない振動子よって超音波振動が付与される。超音波溶着装置1は、上記ホーン11を端子金具3に設けた一対の立壁部32b間に挿入して矢印に示すようにアンビル10に向かって移動させる。これにより、ホーン11とアンビル10との間に芯線21及び端子金具3の底壁部32aが挟まれて、芯線21及び端子金具3を互いに近づける方向に加圧した状態で超音波エネルギが付与され、芯線21と端子金具3とが溶着される。
【0005】
上記芯線21が撚り癖とは異なる形状(例えばまっすぐに伸ばされた状態)で溶着されると、元の螺旋状態に戻ろうとする力が働き、その結果、素線がばらけて芯線21と端子金具3との溶着強度が低下する恐れがある。そこで、端末の被覆部を除去して芯線21を露出させた後、各素線をそれ自身の有する撚り癖に従って螺旋状に捻られた状態で端子金具3の上に重ねて溶着することにより、素線のばらつきを抑えた超音波溶着方法も提案されている(特許文献1)。
【0006】
しかしながら、従来の超音波溶着装置1は、ホーン11の幅W4が一対の立壁部32b間の幅W5よりも短くなるように設けられている。このため、ホーン11が一対の立壁部32b間に挿入されアンビル10に向かって移動しているときにホーン11と立壁部32bとの間に隙間が空いて、この隙間から素線が外れて芯線21と端子金具3の溶着漏れが生じてしまう、という問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2005−340106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明は、芯線と端子金具との溶着漏れをなくした超音波溶着方法、超音波溶着装置、及び、当該超音波溶着装置を用いて芯線が超音波溶着された端子金具を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、底壁部及び該底壁部の両端から立設した一対の立壁部が設けられた端子金具を第1の型上に搭載する第1工程と、前記端子金具の底壁部上に複数の素線から成る芯線を重ねる第2工程と、第2の型を前記一対の立壁部間に挿入して前記第1の型に向かって移動させることにより前記第1の型と前記第2の型との間に前記芯線及び前記端子金具を挟んで前記芯線及び前記端子金具を互いに近づける方向に加圧した状態で超音波エネルギを付与して、前記芯線と前記端子金具とを溶着する第3工程と、を行う超音波溶着方法において、前記第3工程において前記第2の型によって前記一対の立壁部を互いに離れる方向に押し広げながら前記第2の型を前記第1の型に向かって移動させることを特徴とする超音波溶着方法に存する。
【0010】
請求項2記載の発明は、前記第2の型が、前記第1の型に相対する端面から離れるに従って前記一対の立壁部が対向する方向の幅が広くなるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の超音波溶着方法に存する。
【0011】
請求項3記載の発明は、前記一対の立壁部が、前記底壁部から離れるに従って一対の立壁部間の幅が広くなるように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の超音波溶着方法に存する。
【0012】
請求項4記載の発明は、複数の素線から成る芯線が重ねられた底壁部及び該底壁部の両端から立設した一対の立壁部が設けられた端子金具が搭載される第1の型と、前記第1の型に相対する第2の型と、を備え、前記第2の型を一対の立壁部間に挿入して前記第1の型に向かって移動させることにより前記第1の型と前記第2の型との間に前記芯線及び前記端子金具を挟んで前記芯線及び前記端子金具を互いに近づける方向に加圧した状態で超音波エネルギを付与して、前記芯線と前記端子金具とを溶着する超音波溶着装置において前記第2の型が、前記第1の型に相対する端面から離れるに従って前記一対の立壁部が対向する方向の幅が広くなるように設けられていることを特徴とする超音波溶着装置に存する。
【0013】
請求項5記載の発明は、底壁部及び及び該底壁部の両端から立設した一対の立壁部が設けられ、複数の素線から成る芯線が超音波溶着されている端子金具において、前記一対の立壁部が、前記底壁部から離れるに従って一対の立壁部間の幅が広くなるように設けられていることを特徴とする端子金具に存する。
【発明の効果】
【0014】
以上説明したように請求項1及び4記載の発明によれば、第2の型が端子金具の一対の立壁部を押し広げながら移動する。よって、第2の型と一対の立壁部との間に隙間ができることがなく、芯線がほつれても一対の立壁部間にある限り芯線が端子金具と第2の型との間から外れることがなく、芯線と端子金具との溶着漏れをなくすことができる。
【0015】
請求項2記載の発明によれば、第1の型に相対する端面から離れるに従って一対の立壁部が対向する方向の幅が広くなるように第2の型を設けるだけで簡単に、第2の型が端子金具の一対の立壁部を押し広げながら移動するようにできる。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、底壁部から離れるに従って一対の立壁部間の幅が広くなるように一対の立壁部を設けるだけで簡単に、第2の型が端子金具の一対の立壁部を押し広げながら移動するようにできる。
【0017】
請求項5記載の発明によれば、底壁部から離れるに従って一対の立壁部間の幅が広くなるように一対の立壁部を設けている。以上の構成により、超音波溶着に用いられる型を一対の立壁部間に挿入すると型が一対の立壁部を押し広げながら移動する。よって、型と一対の立壁部との間に隙間ができることがなく、芯線がほつれても一対の立壁部間にある限り芯線が端子金具と型との間から外れることがなく、芯線と端子金具との溶着漏れをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】溶着する前の芯線及び端子金具を第1電極上に搭載した状態における本発明の超音波溶着装置を示す斜視図である。
【図2】図1のX部拡大図である。
【図3】第1電極と第2電極とで芯線及び端子金具を挟んだ状態における図1に示す超音波溶着装置を示す斜視図である。
【図4】図2のY部拡大図である。
【図5】芯線及び端子金具を超音波溶着した後に第2電極を第1電極から離した状態における図1に示す超音波溶着装置を示す斜視図である。
【図6】図5のZ部拡大図である。
【図7】溶着前の芯線及び端子金具を示す斜視図である。
【図8】溶着後の芯線及び端子金具を示す斜視図である。
【図9】従来の超音波溶着装置の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図8を参照して説明する。図1〜図6に示す超音波溶着装置1は、電線2の芯線21と端子金具3とを互いに電気的に接続するために用いられる。図7に示すように、上記電線2は、断面形状が丸形に形成されている。電線2は、導電性の複数の素線から成る芯線21と、絶縁性の被覆部22と、を備えている。芯線21は、銅、銅合金などの導電性の金属からなる。被覆部22は、絶縁性の合成樹脂からなり、上記芯線21を被覆している。
【0020】
上記端子金具3は、所定形状に打ち抜いた金属板材を曲げ加工したものであり、電子機器などに電気接続される接続孔31aが設けられた電気接続部31と、上記芯線21が溶着される芯線溶着部32と、が長手方向に沿って設けられている。芯線溶着部32は、芯線21が重ねられる底壁部32aと、この底壁部32aの幅方向の両端から立設した一対の立壁部32bと、が設けられている。上記一対の立壁部32bは、底壁部32aから離れるに従って一対の立壁部32b間の幅が広くなるように設けられている。
【0021】
上記超音波溶着装置1は、芯線21を端子金具3の底壁部32a上に重ねて、芯線21及び端子金具3を互いに近づける方向に加圧して超音波振動エネルギを付与することにより、芯線21と端子金具3とを溶着する。上記超音波溶着装置1は、図1〜図6に示すように、第1の型としての第1電極5と、第2の型としての第2電極6と、プレス治具7と、一対の治具8と、基台9などを備えている。
【0022】
上記第1電極5は、箱型に設けられていて、後述する第2電極6と相対する端面上に端子金具3の底壁部32aが搭載される。上記第2電極6は、略箱型に設けられていて、第1電極5と相対する端面から離れるに従って一対の立壁部32bが対向する方向Y1の幅が広くなるように設けられている。また、図2に示すように、上記第2電極6において第1電極5側の端部の幅W1は、最も底壁部32a側の一対の立壁部32b間の幅W2よりも広くなるように設けられている。さらに、第2電極6において第1電極5側の端部の幅W1は、最も底壁部32aから離れた側の一対の立壁部32b間の幅W3と同じか若干小さめに設けられている。
【0023】
上述した第1電極5及び第2電極6にはそれぞれ図示しない振動子が取り付けられている。この図示しない振動子は、図示しない発振器によって芯線21の軸方向Y2に振動して、第1電極5及び第2電極6に軸方向Y2の超音波振動を付与する。また、上記第1電極5及び第2電極6は、図中上下方向に離間して設けられている。第1電極5及び第2電極6は、互いに相対する端面間に芯線21を重ねた端子金具3の底壁部32aを挟むことができる。
【0024】
また、上記第2電極6は、プレス治具7に固定されていて、このプレス治具7によって図中上下方向に移動可能に設けられている。このプレス治具7は、例えば図示しない油圧シリンダのピストンから構成されている。第2電極6は、このプレス治具7から力を受けると図中上下方向に沿って移動する。
【0025】
また、上述した一対の治具8は、上記第1電極5の上記一対の立壁部32bが対向する方向Y1を挟むように設けられている。一対の治具8は、第1電極5よりも第2電極6側に突出するように設けられている。また、一対の治具8の第1電極5よりも突出している部分において互いに対向する対向面は、第1電極5から離れるに従って互いに離れるようなテーパ状に設けられている。また、上記基台9は、箱型に設けられていて、上述した第1電極5及び一対の治具8が搭載されている。
【0026】
上述した構成の超音波溶着装置1を用いた芯線21と端子金具3との溶着手順について以下説明する。超音波溶着装置1の始めの状態は、第1電極5と第2電極6とが十分に離れている。まず、電線2の端末の被覆部22を剥がして芯線21を露出させる。次に、第1電極5の第2電極6に相対する端面上に端子金具3の底壁部32aを載せて、その底壁部32a上に露出した芯線21を重ねる。その後、図示しない振動子を振動させて第1電極5及び第2電極6に超音波振動を付与する。さらに、プレス治具7を上から下に向かって移動させて、図1及び図2に示すように、プレス治具7に固定された第2電極6を一対の立壁部32b間に挿入する。上述したように第2電極6の幅W1は、最も底壁部32aから離れた側の一対の立壁部32b間の幅W3と同じか若干小さめに設けられている。よって、第2電極6が簡単に一対の立壁部32b間に挿入される。
【0027】
さらに、プレス治具7を下に向かって移動させると、プレス治具7に固定された第2電極6が第1電極5に向かって移動する。上述したように一対の立壁部32b間の幅は、底壁部32aに近づくに従って狭くなる。しかも、第2電極6の幅は、第1電極5側の端部から離れるに従って広くなる。よって、第2電極6は、図2の矢印に示すように、一対の立壁部32bを互いに離れる方向に押し広げながら第1電極5に向かって移動する。
【0028】
さらに第2電極6を第1電極5に向かって移動させると、図3及び図4に示すように、第1電極5と第2電極6との間に芯線21及び端子金具3が挟まれ、芯線21及び端子金具3が互いに近づく方向に加圧される。この状態で第1電極5及び第2電極6の超音波振動が伝わり芯線21及び端子金具3に超音波エネルギが付与される。すると、芯線21及び端子金具3が超音波溶着する。
【0029】
次に、振動子を制御して超音波振動を止めると共にプレス治具7を制御して芯線21及び端子金具3に対する加圧も止める。その後、プレス治具7を制御して図5及び図6に示すようにプレス治具7を上に向かって移動させると、プレス治具7に固定された第2電極6が第1電極5から離れる。そして、第1電極5−第2電極6を十分離した後に、第1電極5−第2電極6間から芯線21が溶着された端子金具3を取り出す。
【0030】
上述した実施形態によれば、第2電極6が端子金具3の一対の立壁部32bを押し広げながら移動する。よって、第2電極6と一対の立壁部32bとの間に隙間ができることなく、芯線21がほつれても一対の立壁部32b間にある限り芯線21が端子金具3と第2電極6との間から外れることがなく、芯線21と端子金具3との溶着漏れをなくすことができる。
【0031】
また、上述した実施形態によれば、第2電極6が、第1電極5に相対する端面から離れるに従って一対の立壁部32bが対向する方向Y1の幅が広くなるように設けている。また、一対の立壁部32bが、底壁部32aから離れるに従って一対の立壁部32b間の幅が広くなるように設けている。これにより、簡単に第2電極6が端子金具3の一対の立壁部32bを押し広げながら移動することができる。
【0032】
なお、上述した実施形態によれば、第2電極6を、第1電極5に相対する端面から離れるに従って一対の立壁部32bが対向する方向Y1の幅が広くなるように設けると共に、一対の立壁部32bを、底壁部32aから離れるに従って一対の立壁部32b間の幅が広くなるように設けている。しかしながら、本発明はこれに限ったものではない。例えば、第2電極6を、第1電極5に相対する端面から離れるに従って一対の立壁部32bが対向する方向Y1の幅が広くなるように設けられていれば、一対の立壁部32bは図8に示す従来と同様に上下方向に沿って常に一定の幅に設けても良い。また、一対の立壁部32bを、底壁部32aから離れるに従って一対の立壁部32b間の幅が広くなるように設けられていれば、第2電極6は図8に示すように、従来と同様に上下方向に沿って常に一定の幅に設けても良い。
【0033】
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【符号の説明】
【0034】
3 端子金具
5 第1電極(第1の型)
6 第2電極(第2の型)
21 芯線
32a 底壁部
32b 立壁部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
底壁部及び該底壁部の両端から立設した一対の立壁部が設けられた端子金具を第1の型上に搭載する第1工程と、前記端子金具の底壁部上に複数の素線から成る芯線を重ねる第2工程と、第2の型を前記一対の立壁部間に挿入して前記第1の型に向かって移動させることにより前記第1の型と前記第2の型との間に前記芯線及び前記端子金具を挟んで前記芯線及び前記端子金具を互いに近づける方向に加圧した状態で超音波エネルギを付与して、前記芯線と前記端子金具とを溶着する第3工程と、を行う超音波溶着方法において、
前記第3工程において前記第2の型によって前記一対の立壁部を互いに離れる方向に押し広げながら前記第2の型を前記第1の型に向かって移動させる
ことを特徴とする超音波溶着方法。
【請求項2】
前記第2の型が、前記第1の型に相対する端面から離れるに従って前記一対の立壁部が対向する方向の幅が広くなるように設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の超音波溶着方法。
【請求項3】
前記一対の立壁部が、前記底壁部から離れるに従って一対の立壁部間の幅が広くなるように設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の超音波溶着方法。
【請求項4】
複数の素線から成る芯線が重ねられた底壁部及び該底壁部の両端から立設した一対の立壁部が設けられた端子金具が搭載される第1の型と、前記第1の型に相対する第2の型と、を備え、前記第2の型を一対の立壁部間に挿入して前記第1の型に向かって移動させることにより前記第1の型と前記第2の型との間に前記芯線及び前記端子金具を挟んで前記芯線及び前記端子金具を互いに近づける方向に加圧した状態で超音波エネルギを付与して、前記芯線と前記端子金具とを溶着する超音波溶着装置において
前記第2の型が、前記第1の型に相対する端面から離れるに従って前記一対の立壁部が対向する方向の幅が広くなるように設けられている
ことを特徴とする超音波溶着装置。
【請求項5】
底壁部及び及び該底壁部の両端から立設した一対の立壁部が設けられ、複数の素線から成る芯線が超音波溶着されている端子金具において、
前記一対の立壁部が、前記底壁部から離れるに従って一対の立壁部間の幅が広くなるように設けられている
ことを特徴とする端子金具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−18597(P2011−18597A)
【公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−163508(P2009−163508)
【出願日】平成21年7月10日(2009.7.10)
【出願人】(000006895)矢崎総業株式会社 (7,019)
【Fターム(参考)】