説明

車両の床構造

【課題】床面の地上高を上げずに、床面と走行用装置との間に充分な隙間を確保し、床面に段差が生じず、且つ充分な強度、剛性を有する車両の床構造を提供する。
【解決手段】シャシフレームに搭載された走行用装置と、シャシフレームの上方に配設される乗員用床材と、シャシフレームと床材との間に介装され床材を固定するフロアフレームとを備えた車両の床構造において、走行用装置と対向する床の位置に、車幅方向へ間隔を有し、車両前後方向に延在し、フロアフレームより上下方向の高さが低く、且つフロアフレームに固着される左右一対のシル部材と、シル部材間を架橋し車両前後方向に間隔を有して上面がシル部材の上面以上の高さに配設された複数のパネルサポート材と、シル部材及びパネルサポート部材の上面を覆うパネル部材と、パネル部材の上面に床材の厚さより薄く且つ床材の端縁に当接するとともに床材の上面と略面一に配設された薄板床材とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の床構造に関するものであり、詳しくは床の下方にエンジン、トランスミション等の走行用装置が配設される車両における床構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
バスなどの大型車両は床の下方にエンジン、トランスミッション等の走行用装置が配設されている。このような車両においては、従来は後述するボデーフレームを車両のシャシフレーム上方に取り付けられたフロアフレームに固定し、該ボデーフレーム上面に床面を固定していた。前記ボデーフレームは、車幅方向へ間隔を有し、車両前後方向に延在し、且つ前記フロアフレームに固着される左右一対のシル部材と、車幅方向に延在するように前記左右一対のシル部材の両方に取り付けられる角パイプと、該角パイプに車両の前後方向に取り付けられるシル部材とから構成されている。
【0003】
近年、排出ガス浄化及び燃費向上等のために車両の床下に装着される装置が増加、大型化し、該装置上面と前記床面下面とが接触しないように、車両に搭載される諸機器のレイアウトにも工夫が必要となっている。
【0004】
前記レイアウトを工夫した技術として、例えば特許文献1には車両前側から後方に向かってエンジン、トランスミッション、DPFの順に配置され、その一部が室内床面から室内側に突出し、突出した当該部を覆うカバー構造において、前記カバーの突出立ち上がり傾斜した足踏み部と、該足踏み部の室内側に装着され、前記足踏み部との間に空気層を形成する足踏み板とを備え、該足踏み板の室内側に樹脂シートを貼着した床部構造が開示されている。
【0005】
【特許文献1】特開2008−126705号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特にフロントエンジンの小型バス等においてはトランスミッションが大きくなっているため、該トランスミッションのレイアウトの工夫にも限界があり、床下面とトランスミッション上面との余裕隙間が小さくなっている。そのため、最悪条件の場合、床下面とトランスミション上面とが干渉する可能性がある。
【0007】
一方、車両の乗降性を考慮すると、床面の地上高を上げることはできないことに加え、しかもトランスミッション上方の床面とその他の床面とは段差が無いようにする必要があるとともに、床面は乗員の重さに耐えうる強度、剛性が必要である。
【0008】
従って、本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、床面の地上高を上げることなく、床面と走行用装置との間に充分な隙間を確保し、床面に段差が生じず、且つ充分な強度、剛性を有する車両の床構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため本発明においては、車両のシャシフレームに搭載された前記車両の走行用装置と、前記シャシフレームの上方に配設される乗員用床材と、前記シャシフレームと前記床材との間に介装され前記床材を固定するフロアフレームとを備えた車両の床構造において、前記走行用装置と対向する前記床の位置に、車幅方向へ間隔を有し、車両前後方向に延在し、前記フロアフレームより上下方向の高さが低く、且つ前記フロアフレームに固着される左右一対のシル部材と、前記左右一対のシル部材間を架橋し車両前後方向に間隔を有して上面が前記一対のシル部材の上面以上の高さ位置に配設された複数のパネルサポート材と、前記左右一対のシル部材及び前記パネルサポート部材の上面を覆うパネル部材と、前記パネル部材の上面に前記床材の厚さより薄く且つ前記床材の端縁に当接するとともに前記床材の上面と略面一に配設された第1の薄板床材とを備えたことを特徴とする。
【0010】
前記左右一対のシル部材を前記フロアフレームの高さよりも低くして、且つ前記薄板床材の上面を前記床材の上面と略面一としたので、床面の地上高を上げることなく、シャシフレームに搭載された車両の走行用装置の上部と床面下部とに大きな隙間を確保することができるとともに、前記第1の薄板床材と床材との間に段差が生じない。
【0011】
さらに、前記パネルサポート部材を設けるとともに、前記シル部材とパネルサポート部材との上面を前記パネル部材で覆う構造としたため、乗員の重さに耐えうる強度、剛性を確保することができる。
【0012】
また、前記パネル部材の端縁に当接するとともに、前記パネル部材の上面と略面一に配設され、複数に分割された部材からなる第2の薄板床材を設け、前記第1の薄板床材を前記パネル部材及び第2の薄板床材の上面に配設したことを特徴とする。
【0013】
第2の薄板床材を複数に分割して設けることで、前記シル部材の公差に影響されにくく、車両への組み付け性が向上する。
【0014】
前記第2の薄板床材を設け、該第2の薄板床材と前記パネル部材との上面に前記第1の薄板床材を配設置することで、客室床上面に現れる床材間の継ぎ目を少なくすることができる。
つまり、前記第1の薄板床材によって、前記パネル部材と第2の薄板床材との間、及び分割された第2の薄板床材の部材間に生じる隙間を上方から塞ぐため、客室床上面に現れる床材間の隙間を少なくすることができ、これにより、該隙間に埃、泥等が入ることを防止することができるとともに、該隙間が客室床上面に現れず床面の見栄えが損なわれることを防止することができる。
【0015】
また、前記床材及び前記第1の薄板床材との上面にフロアカバーを貼り付け、前記床材と第1の薄板床材との当接部を覆うことを特徴とする。
前記フロアカバーとして、例えばポリ塩化ビニル製のものを使用することができる。
【0016】
前記フロアカバーで床上面を覆うことで、前記床材と薄板床材との当接部が床上から見えず、見栄えが良くなると共に、乗員の床に対する踏み心地がよくなる。
【0017】
また、前記床材及び前記第1の薄板床材夫々の当接面は夫々の床面に対し略直角に切断され、当接面の少なくとも上側には隙間が生じないようにしたことを特徴とする。
【0018】
前記床材及び第1の薄板床材の少なくとも一方の当接面にR部が生じていると、該当接面に隙間が生じ、該隙間に埃、泥等が入って見栄えが悪くなるとともに、前記フロアカバーで覆ってもフロアカバー上に当接部の線が現れて見栄えを損ない、フロアカバーの膨れや剥がれが生じる可能性がある。しかし、前記床材及び前記薄板床材夫々の当接面は夫々の床面に対し略直角に切断され、当接面の少なくとも上側には隙間が生じないようにすることで、前記隙間が生じないため、前記見栄えの悪化、フロアカバーの膨れや剥がれの原因を無くすことができる。
【発明の効果】
【0019】
以上記載のごとく本発明によれば、床面の地上高を上げることなく、床面と走行用装置との間に充分な隙間を確保し、床面に段差が生じず、且つ充分な強度、剛性を有する車両の床構造を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【実施例1】
【0021】
図1は、本発明の床構造を有する車両内部の一部斜視図である。本実施例1においては、車両としてフロントエンジンの小型バスを例示して説明する。
車両2の側部には、乗員の乗降口となる出入口4が形成されている。出入口4よりも車両前方には、車両の前後方向に延在するシャシフレーム(不図示)上に床面6が形成されており、床面6上には運転席(不図示)が設置され、床面6の車両下側では前記シャシフレームにエンジンが搭載される。また、出入口4の車両後方には、前記シャシフレーム上に車両前後方向に複数に分割された乗客用の床材8(図1においては分割された1つのみ図示)が形成されており、該床材8上には客席(不図示)が設置される。
【0022】
また、出入口4と車両前後方向略同位置には、前記シャシフレーム上に本発明の床構造体10が設置され、床構造体10の車両下側では前記シャシフレームにトランスミッション(不図示)が搭載されている。
前記トランスミッションは排出ガス浄化及び燃費向上等のため大型化しており、そのため本発明の床構造体10は、トランスミッション上部と接触しないように構成されている。
【0023】
前記床構造体10の構成について図1、図2、図3、図5及び図6を用いて説明する。
図2は図1におけるA−A断面図であり、図3は図1におけるB−B断面図、図5は床構造体10を形成するボデーフレームの斜視図、図6は床構造体10を形成するフロアボードの斜視図である。
【0024】
床構造体10は、ボデーフレーム20と、フロアボード30とから主に構成されており、前記シャシフレーム上に設けられたフロアフレーム42にボデーフレーム20が固着されている。
【0025】
ボデーフレーム20は、断面が略ハット型で下側に開口部を配した状態で車幅方向へ間隔を有し、車両前後方向に延在し、前記フロアフレーム42に固着される左右一対のシル部材22と、断面が略U字型で下側に開口部を配した状態でシル部材22を架橋し車両前後方向に間隔を有して設けられた複数(本実施例においては2つ)のパネルサポート材26と、前記左右一対のシル部材22と3つのパネルサポート材26の上面を覆うようなパネル部材24から構成されている。さらに、パネルサポート材26は、左右一対のシル部材22それぞれに溶接によって固着される。また、シル部材22の高さaは、フロアフレーム42の高さdよりも低く、水上面はフロアフレーム42の上面と略同一になっている。また、パネル部材24は図2に示したように断面凹型の形状をしている。また、パネルサポート部材26をシル部材22に固着する時のパネルサポート部材26の上面位置は、シル部材22の上面より上方に突出し、且つ、パネルサポート部材26の上に載置されるパネル部材24及びパネル部材24の上に更に載置されるフロアボード30夫々の板厚を加算したときに、他のエリアのフロアボード上面と略面一になるよう考慮して決める。
【0026】
以上のような構成のボデーフレーム20を用いることで、ボデーフレーム20を構成するパネル部材24の下側には空間28が形成され、該空間28を利用するとボデーフレーム20の下側に従来よりも大型のトランスミッションの搭載が可能となる。
【0027】
さらに、パネルサポート部材26を設けるとともに、シル部材22とパネルサポート部材26との上面を前記パネル部材24で覆う構造とすることで、ボデーフレーム20は乗員の重さに耐えうる強度、剛性を確保することができる。
【0028】
また、前記フロアボード30は、材質が木材で製作され1枚のアッパフロアボード32と3枚のロアフロアボード34、36、38から形成されている。
ロアフロアボード34、36、38は、それぞれパネル部材24とその側部で当接し、さらにロアフロアボード34と36、ロアフロアボード36と38がその側部でそれぞれ当接するように配置されている。さらに、図3に示したように、ロアフロアボード34は、ロアフロアボード36及びパネル部材24と当接する側部とは対辺の関係にある側部で、サイドパネル56の取り付けられたフロアレール43と当接し、ロアフロアボード38は、ロアフロアボード36及びパネル部材24と当接する側部とは対辺の関係にある側部で、出入口4と当接している。また、ロアフロアボード34、36、38の上面が、パネル部材24の上面と略面一となるように、ロアフロアボード34、36、38の高さ(厚み)が設定されており、本実施例1においては図2に示したように6mmである。
【0029】
また、アッパフロアボード32は、パネル部材24及び3枚のロアフロアボード34、36、38の上面全体を覆うように配設されている。また、アッパフロアボード32の上面は、他のエリアの床材8の上面と略面一となるように、アッパフロアボード32の高さ(厚み)が設定されており、本実施例1においては図2に示したように6mmである。また床材8の高さ(厚み)は12mmであり、アッパフロアボード32とロアフロアボード34、36、38との高さ(厚み)の合計と同じである。なお図1にはアッパフロアボード32は記載していない。
さらに、前記ロアフロアボード34、36、38及びアッパフロアボード32は、図1、図2に示したように床材8に当接するように構成されている。
【0030】
以上のようにロアフロアボードを3枚に分割することで、ロアフロアボード34、36、38をパネル部材24に当接させる際に、シル部材22の公差に影響されにくく、車両への組み付けが容易となる。
【0031】
また、アッパフロアボード32とロアフロアボード34、36、38に分割された構成のフロアボード30を用いることで、パネル部材24とそれぞれのロアフロアボード34、36、38との継ぎ目、ロアフロアボード34と36間の継ぎ目、ロアフロアボード36と38間の継ぎ目を、アッパフロアボード32で覆うため、前記各継ぎ目は客室床上面に現れず、該隙間に埃、泥等が入ることを防止することができるとともに、客室床面の見栄えが損なわれることをも防止することができる。
また、ロアフロアボード34、36、38とパネル部材24の上面を略面一としたことでアッパフロアボード32の取り付けが容易であり、アッパフロアボード32と床材8との上面を面一としたことで床面全体に段差が生じないため、乗員の居住性が良い。
【0032】
さらに、前記アッパフロアボード32及び床材8にポリ塩化ビニル製のシート40を貼り付け、アッパフロアボード32、床材8及びその当接部12を覆っている。
このようにシート40を貼り付けることで、前記アッパフロアボード32と床材8との当接部12が床上から見えず見栄えが良くなると共に、乗員の床に対する踏み心地がよくなる。
【0033】
さらに、床材8及びアッパフロアボード32は木材であるためその当接面12において夫々の床面に対し略直角に切断できる。これにより、鉄板の曲げ加工時に発生する曲げRがないので当接面12の少なくとも上側には隙間が生じないようにすることができる。
【0034】
もし、前記床材8及びアッパフロアボード32の少なくとも一方の当接面にR部が生じていると、該当接面に隙間が生じ、該隙間に埃、泥等が入って見栄えが悪くなり、たとえ前記シート40で当接面を覆ってもシート40上に当接部の線が現れて見栄えを損ない、さらにシート40の膨れや剥がれが生じる可能性がある。しかし、床材8及びアッパフロアボード32の当接面を夫々の床面に対し略直角に切断し、当接面の少なくとも上側には隙間が生じないようにすることで、前記隙間が生じないため、前記見栄えの悪化、シート40の膨れや剥がれの原因を無くすことができる。
【0035】
次に、図1及び図2を用いて、従来と本実施例におけるトランスミッション(床面下部に搭載される装置)の配置スペースについて比較する。なお、図2における点線は、比較のために従来のボデーフレームを書き入れたものであり、図4は図2におけるC−C断面の概略図である。
従来は車幅方向へ間隔を有し、車両前後方向に延在し、フロアフレーム42に固着される左右一対のシル部材122と、車幅方向に延在し前記左右一対のシル部材122の両方に取り付けられる角パイプとその他図示しない部品からボデーフレームが形成され、該ボデーフレーム上に高さ(厚さ)12mmの床部材(不図示)が床材8の端縁と当接するとともに、前記床部材の上面と床材8の上面とが略面一となるように配設されていた。角パイプ126の車両上下方向の高さはシル部材122の高さbと略同じであったため、シル部材122の高さbを小さくすることはできなかった。
【0036】
本実施例においては、断面凹型のパネル材24を設けることで、前述のように高さcのスペース28が生じる。該スペース28内に図2に示すようにパネルサポート材26の上部が位置するように配設することで、シル部材22はパネルサポート材26の高さc分の高さは必要なく、パネルサポート材26の高さ<a+cとなるような高さaのシル部材22を用いればよい。従って、シル部材22の下部位置をb−aだけ従来より上方に位置させることができ、本実施例においてはシル部材22下部のスペースも有効に活用することができるといえる。
なお、パネルサポート材26と角パイプ126の高さが同じであるとすると、b−a=cとなる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
床面の地上高を上げることなく、床面と走行用装置との間に充分な隙間を確保し、床面に段差が生じず、且つ充分な強度、剛性を有する車両の床構造として利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の床構造を有する車両内部の一部斜視図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図1におけるB−B断面図である。
【図4】図2におけるC−C断面の概略図である。
【図5】ボデーフレームの斜視図である。
【図6】フロアボードの斜視図である。
【符号の説明】
【0039】
2 車両
8 床材
20 ボデーフレーム
22 シル部材
24 パネル部材
26 パネルサポート材
30 フロアボード
32 アッパフロアボード(薄板床材)
34、36、38 ロアフロアボード(第2の薄板床材)
40 シート(フロアカバー)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のシャシフレームに搭載された前記車両の走行用装置と、前記シャシフレームの上方に配設される乗員用床材と、前記シャシフレームと前記床材との間に介装され前記床材を固定するフロアフレームとを備えた車両の床構造において、
前記走行用装置と対向する前記床の位置に、車幅方向へ間隔を有し、車両前後方向に延在し、前記フロアフレームより上下方向の高さが低く、且つ前記フロアフレームに固着される左右一対のシル部材と、
前記左右一対のシル部材間を架橋し車両前後方向に間隔を有して上面が前記一対のシル部材の上面以上の高さ位置に配設された複数のパネルサポート材と、
前記左右一対のシル部材及び前記パネルサポート部材の上面を覆うパネル部材と、
前記パネル部材の上面に前記床材の厚さより薄く且つ前記床材の端縁に当接するとともに前記床材の上面と略面一に配設された第1の薄板床材とを備えたことを特徴とする車両の床構造。
【請求項2】
前記パネル部材の端縁に当接するとともに、前記パネル部材の上面と略面一に配設され、複数に分割された部材からなる第2の薄板床材を設け、
前記第1の薄板床材を前記パネル部材及び第2の薄板床材の上面に配設したことを特徴とする請求項1記載の車両の床構造。
【請求項3】
前記床材及び前記第1の薄板床材との上面にフロアカバーを貼り付け、前記床材と第1の薄板床材との当接部を覆うことを特徴とする請求項1又は2記載の車両の床構造。
【請求項4】
前記床材及び前記第1の薄板床材夫々の当接面は夫々の床面に対し略直角に切断され、当接面の少なくとも上側には隙間が生じないようにしたことを特徴とする請求項1〜3何れかに記載の車両の床構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−100109(P2010−100109A)
【公開日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−271393(P2008−271393)
【出願日】平成20年10月21日(2008.10.21)
【出願人】(303002158)三菱ふそうトラック・バス株式会社 (1,037)
【Fターム(参考)】