説明

車両用ワイパ装置

【課題】 簡易な構造であり、且つワイパブレードの位置にかかわらずウォッシャ液を最適な領域に着水することができる車両用ワイパ装置を提供することにある。
【解決手段】 ワイパブレード1によりウインドシールドガラス21に付着した付着物を払拭する車両用ワイパ装置10であって、ワイパブレード1を円弧状に回転駆動する駆動手段30を有し、駆動手段30にウォッシャ液を噴射する第1の噴射ノズル11を設けて、ワイパブレード1が停止位置近傍に配置されるときには、ワイパブレード1の拭き上げ方向の領域に前記ウォッシャ液を噴射させ、ワイパブレード1が反転位置近傍に配置されるときには、ワイパブレード1の拭き下げ方向の領域に前記ウォッシャ液を噴射させるようにし、前記ウォッシャ液を最適な領域に着水するようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ワイパ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両のウインドシールドガラス近傍には車両用ワイパ装置が取り付けられており、車両ワイパ装置のワイパブレードを回転駆動させて該ワイパブレードに取り付けられたブレードラバーによりウインドシールドガラスの表面に付着する雨や雪などの付着物を払拭するようにしている。また、ウインドシールドガラスの表面にウォッシャ液を噴射することで、前記ブレードラバーを滑らかに動作させると共に、前記付着物の払拭を向上させている。
【0003】
前記ウォッシャ液を噴射する噴射ノズルとしては、前記ワイパアームに固定させたものや、前記ワイパブレードと前記ワイパアームとを連結するステイに固定させたもの(例えば特許文献1を参照)や、車両のボンネットなどに固定させたもの(例えば特許文献2を参照)などが挙げられる。
【0004】
【特許文献1】特開2000−177539号公報
【特許文献2】実開平10−6933号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ワイパアームに噴射ノズルを固定した車両用ワイパ装置では、ワイパブレードを拭き下げているときに、ウォッシャ液が前記噴射ノズルから噴射されると、前記ワイパアームの拭き下げ方向の後方側に前記ウォッシャ液が着水することになる。そのため、前記ワイパアームを拭き上げるまで前記ウォッシャ液がウインドシールドガラスの表面に残って、車両の運転者の視界を悪化させてしまう、という問題がある。また、前記ワイパアームが反転位置近傍に配置されているときに、前記ウォッシャ液が噴射されると、前記ブレードラバーが払拭しない領域に前記ウォッシャ液が着水することになる。そのため、ウォッシャ液を余計に使用してしまうこととなり、作業性を悪くしてしまう、という問題がある。
【0006】
特許文献1に記載の車両用ワイパ装置では、噴射ノズルからウォッシャ液を噴射することで、ワイパブレードを滑らかに動かしてウインドシールドガラスの表面に付着した付着物を容易に払拭することができるものの、ワイパアームを拭き下げているときに、ウォッシャ液が前記噴射ノズルから噴射されると、前記ワイパアームの拭き下げ方向の後方側に前記ウォッシャ液が着水し、前記ワイパアームを拭き上げるまで前記ウォッシャ液がウインドシールドガラスの表面に残って、車両の運転者の視界を悪化させてしまう、という問題がある。また、前記ワイパアームが反転位置近傍に配置されているときにウォッシャ液が噴射されると、前記ワイパアームが払拭しない領域に前記ウォッシャ液が着水し、ウォッシャ液を余計に使用してしまうこととなり、作業性を悪くしてしまう、という問題がある。
【0007】
特許文献2に記載された車両用のウィンドシールドガラスのワイパー装置では、ワイパーアームの位置に応じてウォッシャ液の噴射位置及び噴射時期を制御することができるものの、ウォッシャ液遮断部材がウォッシャ液駆動モータの軸に回転可能に設けられたカムに付勢して設けられると共に、ウォッシャ液を噴射するノズル本体に開設された流路に設けられており、装置自体が複雑になってしまう、という問題がある。
【0008】
そこで、本発明は、前述した問題に鑑み提案されたもので、簡易な構造であり、且つワイパブレードの位置にかかわらずウォッシャ液を最適な領域に着水することができる車両用ワイパ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決する第1の発明に係る車両用ワイパ装置は、ワイパブレードによりウインドシールドガラスに付着した付着物を払拭する車両用ワイパ装置であって、前記ワイパブレードを円弧状に回転駆動する駆動手段を有し、前記駆動手段にウォッシャ液を噴射する第1のウォッシャ液噴射部を設けて、前記ワイパブレードが停止位置近傍に配置されるときには、前記ワイパブレードの拭き上げ方向の領域に前記ウォッシャ液を噴射させ、前記ワイパブレードが反転位置近傍に配置されるときには、前記ワイパブレードの拭き下げ方向の領域に前記ウォッシャ液を噴射させるようにしたことを特徴とする。
【0010】
上述した課題を解決する第2の発明に係る車両用ワイパ装置は、第1の発明に記載された車両用ワイパ装置であって、前記駆動手段が、駆動用ピボットに基端が取り付けられた駆動ワイパアームと、前記駆動用ピボットの近傍に配置された補助用ピボットに基端が取り付けられた補助ワイパアームと、前記ワイパブレードに取り付けられ、前記ワイパアームの先端と前記補助ワイパアームの先端とを連結するステイとを有することを特徴とする。
【0011】
上述した課題を解決する第3の発明に係る車両用ワイパ装置は、第1または第2の発明に記載された車両用ワイパ装置であって、前記駆動ワイパアーム又は前記補助ワイパアームにウォッシャ液を噴射する第2のウォッシャ液噴射部を設けることを特徴とする。
【0012】
上述した課題を解決する第4の発明に係る車両用ワイパ装置は、第2または第3の発明に記載された車両用ワイパ装置であって、前記駆動ワイパアーム及び前記補助ワイパアームを前記ワイパブレードに対して同じ側に配置させることを特徴とする。
【0013】
上述した課題を解決する第5の発明に係る車両用ワイパ装置は、第2乃至第4の何れかの発明に記載された車両用ワイパ装置であって、前記駆動ワイパアーム及び前記補助ワイパアームが屈曲して形成させることを特徴とする。
このような形状にしたことにより、前記駆動ワイパアーム及び前記補助ワイパアームが停止位置に配置されるときに第1のウォッシャ液噴射部が車室内側から見えないようになる。
【発明の効果】
【0014】
第1の発明に係る車両用ワイパ装置によれば、ワイパブレードが停止位置に配置されるときには、前記ワイパブレードの拭き上げ方向の領域に、前記ワイパブレードが反転位置近傍に配置されるときには、前記ワイパブレードの拭き下げ方向の領域にウォッシャ液を噴射させるようにしたので、前記ワイパブレードの位置にかかわらずウォッシャ液を最適な領域に着水することができ、ウインドシールドガラスに付着した付着物を効率良く払拭して、車両の前方の良好な視界を容易に確保することができる。また、この構造自体が簡易であり、製造コストの増加を抑制することができる。前記ウォッシャ液が着水する着水点を適切に設定でき、ウインドシールドガラスに付着した付着物を少量のウォッシャ液により容易に払拭できる。
【0015】
第2の発明に係る車両用ワイパ装置によれば、第1の発明の車両用ワイパ装置と同様な作用効果を奏する他、簡易な構造であり、その製造コストの増加を抑制することができる。
【0016】
第3の発明に係る車両用ワイパ装置によれば、第1及び第2の発明に記載した車両用ワイパ装置と同様な作用効果を奏する他、車両の高速走行時等において、この第2のウォッシャ液噴射部からウォッシャ液を噴射させることで、ウインドシールドガラスの広範囲に亘る視界領域にウォッシャ液を着水させて払拭でき、車両のあらゆる状況において良好な視界を容易に確保することができる。
【0017】
第4の発明に係る車両用ワイパ装置によれば、第2及び第3の発明に記載した車両用ワイパ装置と同様な作用効果を奏する他、ワイパブレードを円弧状に回転駆動させたとき、ワイパアーム及び補助ワイパアームにより運転者の視界を遮る領域を小さくすることができ、車室内からの視界を向上させることができる。
【0018】
第5の発明に係る車両用ワイパ装置によれば、第2乃至第4の発明に記載した車両用ワイパ装置と同様な作用効果を奏する他、ワイパブレードが停止位置に配置されるときには、駆動ワイパアーム及び補助ワイパアームが車室内から見えないようになり、車室内からの視界を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下に、本発明に係る車両用ワイパ装置を実施するための最良の形態を実施例に基づき具体的に説明する。
【実施例1】
【0020】
図1は、本発明の第1の実施例に係るワイパ装置を有する車両の斜視図である。図2は、本発明の第1の実施例に係るワイパ装置の斜視図であり、図3は、図2における囲み線IIIの拡大図であり、図4は、図2における囲み線IVの拡大図である。
【0021】
本発明の第1の実施例に係る車両用ワイパ装置10は、図1に示すように、車両20のウインドシールドガラス21の近傍に取り付けられる。この車両用ワイパ装置10は、ワイパブレード1と、ワイパブレード1を回転駆動する駆動手段30とを有する。駆動手段30は、図2に示すように、車両のカウル20bに配置された回動可能な駆動用ピボット2と、駆動用ピボット2に基端が取り付けられた駆動ワイパアーム31と、駆動用ピボット2の近傍に配置された補助用ピボット5に基端が取り付けられた補助ワイパアーム32と、先端8bがワイパブレード1に取り付けられ(固定され)、基端8aが駆動ワイパアーム31の先端と補助ワイパアーム32の先端とを回転可能に軸支して連結するL字型のステイ8とを有する。
【0022】
ただし、ワイパアーム31及び補助ワイパアーム32は、ワイパブレード1に対して同じ側に配置されており、ワイパブレード1を円弧状に回転駆動させたとき、ワイパアーム31及び補助ワイパアーム32により運転者の視界を遮る領域を小さくすることができ、車室内からの視界を向上させることができる。
【0023】
ワイパアーム31及び補助ワイパアーム32は、屈曲して形成されており、ワイパブレード1が停止位置に配置されるときには、駆動ワイパアーム31及び補助ワイパアーム32が車室内から見えないようになり、車室内からの視界を向上させることができる。
【0024】
駆動ワイパアーム31は、駆動用ピボット2の先端に基端が固定された駆動用アームヘッド3と、駆動用アームヘッド3の先端に起伏可能に軸支された駆動用リテーナ4とを有し、駆動用リテーナ4の先端4aがステイ8の基端8aに軸支される。補助ワイパアーム32は、補助用ピボット5の先端に基端が固定された補助用アームヘッド6と、補助用アームヘッド6の先端に起伏可能に軸支された補助用リテーナ7とを有し、補助用リテーナ7の先端7aがステイ8の基端8aに軸支される。
【0025】
このような駆動手段30により、ワイパブレード1は円弧状に回転駆動する。すなわち、ワイパブレード1は、ワイパブレード1の停止位置であるカウル20c(車両のボンネット20a)近傍から方向Aに払い上げられ、フロントピラー20c近傍(反転位置)にて反転し、方向Bに払い下げられる。その結果、ワイパブレード1に取り付けられたブレードラバー9によりウインドシールドガラス21に付着した付着物が払拭される。
【0026】
駆動用リテーナ4の先端近傍には、ウォッシャ液を噴射する第1のウォッシャ液噴射部である第1の噴射ノズル11が取り付けられる。図3に示すように、第1の噴射ノズル11に連結されたジョイント13の他端がチューブ14に連結され、このチューブ14がウォッシャ液を貯蔵するウォッシャ液タンク(図示せず)に連結される。
【0027】
ワイパブレード1が停止位置近傍に配置されるときには、図3に示すように、第1の噴射ノズル11の先端11aがワイパブレード1より上方に配置され、ワイパブレード1が停止位置近傍から方向Aに払い上げられていくと、それに伴いワイパブレード1と第1の噴射ノズル11の先端11aとが近づいていき、ワイパブレード1の反転位置近傍では、図4に示すように、第1の噴射ノズル11がワイパブレードを方向Aに拭き上げるときにはワイパブレード1の進行方向後方側(ワイパブレード1を方向Bに拭き下げるときには進行方向前方側)に配置される。また、ワイパブレード1が反転位置近傍から方向Bに拭き下げていくと、それに伴いワイパブレード1と第1の噴射ノズル11の先端11aとが近づいていき、ワイパブレード1の停止位置近傍では、図2に示すように、第1の噴射ノズル11の先端11aがワイパブレード1より上方に再び配置される。
【0028】
すなわち、ワイパブレード1が停止位置から反転位置に円弧状に移動すると、第1の噴射ノズル11は、ワイパブレード1の前方から、ワイパブレード1を乗り越え、ワイパブレード1の後方に移動し、ワイパブレード1が反転位置から停止位置に円弧状に移動すると、ワイパブレード1の後方から、ワイパブレード1を乗り越え、ワイパブレード1の前方に移動する。その結果、ワイパブレード1が停止位置、すなわちカウル20b近傍に配置されるとき、ウォッシャ液が噴射されると、ワイパブレード1の拭き上げ方向の領域に前記ウォッシャ液が着水し、ワイパブレード1が反転位置近傍に配置されるとき、ウォッシャ液が噴射されると、ワイパブレード1の拭き下げ方向の領域に前記ウォッシャ液が着水する。したがって、ウォッシャ液は最適な領域に着水する。
なお、第1の噴射ノズル11は、上述した領域にウォッシャ液を着水させることができれば良く、例えば、ウォッシャ液を直線状に噴射するジェットタイプの噴射ノズルや、ミスト(霧)状に噴射するミストタイプの噴射ノズルでも良い。
【0029】
L字型のステイ8の先端8bと基端8aとの連結部には、図3,図4に示すように、ウォッシャ液を噴射する第2のウォッシャ液噴射部である第2の噴射ノズル12が取り付けられる。L字型のステイ8は、ウインドシールドガラス21において、車両の運転者の略正面となる位置を通っている。そのため、第2の噴射ノズル12を上述した位置に設けたことにより、車両20の高速走行時等において、この第2の噴射ノズル12からウォッシャ液を噴射させることで、ウインドシールドガラス21の広範囲に亘る視界領域にウォッシャ液を着水させて払拭でき、車両20のあらゆる状況において良好な視界を容易に確保することができる。
【0030】
したがって、本発明の第1の実施例に係る車両用ワイパ装置10によれば、ワイパブレード1の位置にかかわらず、第1の噴射ノズル11からウォッシャ液を噴射すると、ワイパブレード1が払拭しようとする最適な領域にウォッシャ液が着水することとなり、ウインドシールドガラスに付着した付着物を効率良く払拭して、車両の前方の良好な視界を容易に確保することができる。また、車両用ワイパ装置10自体の構造が簡易であるので、その製造コストの増加を抑制することができる。前記ウォッシャ液が着水する着水点を適切に設定でき、ウインドシールドガラス21に付着した付着物を少量のウォッシャ液により容易に払拭できる。
【0031】
また、上記車両用ワイパ装置10では、駆動ワイパアーム31に第1の噴射ノズル11を設けたが、ワイパブレード1がカウル20b近傍に配置されるときには、ワイパブレード1よりも上方に配置され、ワイパブレード1の反転位置近傍では反転方向前方に配置されていれば良く、補助ワイパアーム32に第1の噴射ノズル11を設けた車両用ワイパ装置でも車両用ワイパ装置10と同様な作用効果を奏する。
【0032】
また、上記車両用ワイパ装置10では、カウル20b近傍から運転席側のフロントピラー20c近傍にかけて円弧状に払拭しているが、ウインドシールドガラス21を払拭することができれば良く、助手席側のカウル近傍から運転席側のカウル近傍までウインドシールドガラスを払拭する車両用ワイパ装置に適用しても車両用ワイパ装置10と同様な作用効果を奏する。
【産業上の利用可能性】
【0033】
本発明は、車両用ワイパ装置に利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本発明の第1の実施例に係るワイパ装置を有する車両の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るワイパ装置の説明図である。
【図3】図2における囲み線IIIの拡大図である。
【図4】図2における囲み線IVの拡大図である。
【符号の説明】
【0035】
1 ワイパブレード
2 駆動用ピボット
3 駆動用アームヘッド
4 駆動用リテーナ
5 補助用ピボット
6 補助用アームヘッド
7 補助用リテーナ
8 ステイ
9 ブレードラバー
10 車両用ワイパ装置
11 第1の噴射ノズル
12 第2の噴射ノズル
13 ジョイント
14 チューブ
20 車両
21 ウインドシールドガラス
30 駆動手段
31 駆動ワイパアーム
32 補助ワイパアーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワイパブレードによりウインドシールドガラスに付着した付着物を払拭する車両用ワイパ装置であって、
前記ワイパブレードを円弧状に回転駆動する駆動手段を有し、前記駆動手段にウォッシャ液を噴射する第1のウォッシャ液噴射部を設けて、前記ワイパブレードが停止位置近傍に配置されるときには、前記ワイパブレードの拭き上げ方向の領域に前記ウォッシャ液を噴射させ、前記ワイパブレードが反転位置近傍に配置されるときには、前記ワイパブレードの拭き下げ方向の領域に前記ウォッシャ液を噴射させるようにした
ことを特徴とする車両用ワイパ装置。
【請求項2】
請求項1に記載された車両用ワイパ装置であって、
前記駆動手段は、駆動用ピボットに基端が取り付けられた駆動ワイパアームと、前記駆動用ピボットの近傍に配置された補助用ピボットに基端が取り付けられた補助ワイパアームと、前記ワイパブレードに取り付けられ、前記ワイパアームの先端と前記補助ワイパアームの先端とを連結するステイとを有する
ことを特徴とする車両用ワイパ装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載された車両用ワイパ装置であって、
前記駆動ワイパアーム又は前記補助ワイパアームにウォッシャ液を噴射する第2のウォッシャ液噴射部を設ける
ことを特徴とする車両用ワイパ装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載された車両用ワイパ装置であって、
前記駆動ワイパアーム及び前記補助ワイパアームを前記ワイパブレードに対して同じ側に配置させる
ことを特徴とする車両用ワイパ装置。
【請求項5】
請求項2乃至請求項4の何れかに記載された車両用ワイパ装置であって、
前記駆動ワイパアーム及び前記補助ワイパアームは屈曲して形成させる
ことを特徴とする車両用ワイパ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−347302(P2006−347302A)
【公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−174691(P2005−174691)
【出願日】平成17年6月15日(2005.6.15)
【出願人】(000176811)三菱自動車エンジニアリング株式会社 (402)
【出願人】(000006286)三菱自動車工業株式会社 (2,892)
【Fターム(参考)】