説明

車両用情報提示装置

【課題】運転者が情報提示に慣れてしまうことを防止し、情報提示を効果的に行うことができる車両用情報提示装置を提供する。
【解決手段】車両用情報提示装置1は、他者の状態を検知する他者状態センシング部10と、自車の状態を検知する自車状態センシング部20と、他者状態センシング部10および自車状態センシング部20の少なくとも一方からの情報に基づき、運転者に対して提示する提示情報を作成する提示情報作成部30と、提示情報を出力する提示情報出力部40と、を備える。提示情報は、自車状態センシング部20からの情報により自車が駐停車状態と判断された場合に、自車が駐停車状態でない場合とは異なる形態で出力される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用情報提示装置に関し、詳細には、自車の状態に関する情報や、他者(主に自車に接近する他車両や歩行者など)に関する情報を音や光によって運転者に提示する車両用情報提示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、運転者に対して種々の情報提示が行われる車両がある。例えば、自車の周囲を走行する他車との車車間通信により、他車から送信された情報を運転者に提示することが開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、他車や歩行者などの移動体が自車両に接近した際に、移動体を想起させる音声や光を出力することで、移動体の接近を運転者に知らせる移動体接近認知装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−15851号公報
【特許文献2】特開2009−15787号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、運転者に対する情報提示は、常に行われることが望ましいとともに、運転者の注意を惹くように構成されることが望まれる。しかしながら、常に同様の情報提示を続けていると、運転者が情報提示に慣れてしまい、情報を提示する効果が弱くなってしまう傾向がある。また、自車が駐停車状態にある時には、走行中の場合と比較して運転者が情報提示を煩わしく感じ、車両用情報提示装置の電源を切ってしまった場合、後に電源を入れるのを忘れてしまうことも考えられる。
【0005】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運転者が情報提示に慣れてしまうことを抑止し、情報提示を効果的に行うことができる車両用情報提示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、他者の状態を検知する他者状態センシング部と、自車の状態を検知する自車状態センシング部と、前記他者状態センシング部および前記自車状態センシング部の少なくとも一方からの情報に基づき、運転者に対して提示する提示情報を作成する提示情報作成部と、前記提示情報を出力する提示情報出力部と、を備える車両用情報提示装置において、前記提示情報は、前記自車状態センシング部からの情報により自車が駐停車状態と判断された場合に、自車が駐停車状態でない場合とは異なる形態で出力されることを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の車両用情報提示装置において、前記提示情報は、強い提示情報と、弱い提示情報との組み合わせであり、前記自車が駐停車状態と判断された場合には、自車が駐停車状態でない場合よりも前記強い提示情報が小さく出力されることを特徴とする。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の車両用情報提示装置において、前記自車が駐停車状態と判断された場合には、自車が駐停車状態でない場合よりも前記弱い提示情報が大きく出力されることを特徴とする。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用情報提示装置において、前記自車は二輪車であり、前記自車状態センシング部は前記二輪車を駐停車状態に維持するためのスタンドに取り付けられたセンサを含むことを特徴とする。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両用情報提示装置において、前記自車のハンドルの前方には、車幅方向に並べられた複数のメーターを有するメーター部が配置され、前記提示情報出力部は、前記メーター部の上方に配置される光源と、前記メーター部の左右外側に配置される光源と、を備え、前記強い提示情報は前記メーター部の上方に配置される光源により出力され、前記弱い提示情報は前記メーター部の左右外側に配置される光源により出力されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の発明によれば、提示情報は、自車状態センシング部からの情報により自車が駐停車状態と判断された場合に、自車が駐停車状態でない場合とは異なる形態で出力されるため、運転者が情報提示に慣れてしまうことを抑止し、情報提示を効果的に行うことができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、提示情報は、強い提示情報と、弱い提示情報との組み合わせであり、自車が駐停車状態と判断された場合には、自車が駐停車状態でない場合よりも強い提示情報が小さく出力されるため、駐停車時における提示情報を運転者にとって比較的煩わしくないものにすることができる。
【0013】
請求項3の発明によれば、自車が駐停車状態と判断された場合には、自車が駐停車状態でない場合よりも弱い提示情報が大きく出力されるため、強い提示情報が小さく出力される場合でも弱い提示情報により補うことができる。
【0014】
請求項4の発明によれば、自車は二輪車であり、自車状態センシング部は二輪車を駐停車状態に維持するためのスタンドに取り付けられたセンサを含むため、スタンドの操作を検知することにより自車の駐停車状態を容易に検知することができる。
【0015】
請求項5の発明によれば、自車のハンドルの前方には、車幅方向に並べられた複数のメーターを有するメーター部が配置され、提示情報出力部は、メーター部の上方に配置される光源と、メーター部の左右外側に配置される光源と、を備え、強い提示情報はメーター部の上方に配置される光源により出力され、弱い提示情報はメーター部の左右外側に配置される光源により出力されるため、強い提示情報は運転者の中心視に近い位置で、また弱い情報提示は運転者の中心視から遠い位置で出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用情報提示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を自動二輪車に適用した場合の、振動子および駐停車操作を検知するセンサの取付位置の例を示す図である。
【図3】本発明を自動二輪車に適用した場合の、運転席周りのスピーカ取付位置や光源取付位置の例を示す図である。(車両後上方視)
【図4】本発明の一実施形態において使用される強い提示情報と弱い提示情報の具体的な例を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る車両用情報提示装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明に係る車両用情報提示装置の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施形態の車両用情報提示装置1の構成を示すブロック図である。この車両用情報提示装置1は、図2に示すような自動二輪車100に搭載されており、図1に示すように、他者の状態を検知する他者状態センシング部10と、自車の状態を検知する自車状態センシング部20と、提示情報を作成する提示情報作成部30と、自車が駐停車状態か否かを判断する駐停車状態判断部31と、提示情報の出力を制御する提示情報出力制御部32と、提示情報を出力する提示情報出力部40と、を有する。
【0018】
他者状態センシング部10は、周辺を走行する他車から他車両の運転状況、走行速度等のデータを不図示の送受信部を介して受信する車車間通信部11と、歩行者の有無、路面状態、道路線形情報等のデータを道路上に設置された不図示の路側機から受信する路車間通信部12と、を有する。そして、車車間通信部11および路車間通信部12により受信された他者に関する情報は、他者状態センシング部10から提示情報作成部30に送られる。
【0019】
自車状態センシング部20は、GPS等の位置情報から自車の現在位置および位置変化を検知する自車位置検知部21と、速度センサ、操舵角センサ、エンジン回転数センサ等により自車の走行状態を検知する走行状態検知部22と、自車を駐停車するのに用いる各種装置の操作の有無を検知する駐停車操作検知部23と、を有する。駐停車操作検知部23は、パーキングブレーキや、自動二輪車のセンタースタンドやサイドスタンド等、駐停車に用いる各種装置の操作の有無を検知するセンサを含み、例えば、図2に示す自動二輪車100のセンタースタンドP1に取り付けられたセンサを含む。センタースタンドP1が使用されている時、自動二輪車100は駐停車状態にあるので、駐停車状態を容易に検知することができる。そして、自車位置検知部21、走行状態検知部22、および駐停車操作検知部23から得られた自車に関する情報は、自車状態センシング部20から提示情報作成部30および駐停車状態判断部31に送られる。
【0020】
提示情報作成部30は、他者状態センシング部10および自車状態センシング部20から得られた情報に基づいて運転者に提示する種々の提示情報を作成し、提示情報出力制御部32へと送る。提示情報作成部30により作成される提示情報は、強い提示情報と弱い提示情報とからなる。提示情報が「強い」または「弱い」とは、運手者への認知意識度、すなわち運転者に対するアピール度の強弱を意味する。従って、強い提示情報は運転者に対して直接強く訴えるように構成され、一方、弱い提示情報は運転者にとって煩わしくならないように構成される。
【0021】
駐停車状態判断部31は、自車状態センシング部20から得られた情報に基づき、自車が駐停車状態にあるか否かを判断する。例えば、自車状態センシング部20の走行状態検知部22の不図示の速度センサにより自車の現在の速度が所定速度を超える値であると検知された場合や、所定速度以下であっても駐停車操作検知部23により駐停車操作が無いと検知された場合には、自車が駐停車状態でないと判断され、それ以外の場合には駐停車状態であると判断される。ここで、所定速度は、0km/hであるが、厳密に0km/hでなくてもよく、例えば0.1km/hなどある程度の幅をもっていても良い。
【0022】
提示情報出力制御部32は、駐停車状態判断部31の判断結果に基づき、自車が駐停車状態にある場合と駐停車状態にない場合とで提示情報が異なる形態で出力されるように、提示情報出力部40の出力を制御する。具体的に、提示情報出力制御部32は、自車が駐停車状態であるか否かによって、強い提示情報および弱い提示情報の出力の割合を変える制御を行う。このとき、強い提示情報および弱い提示情報は、出力の割合が変化しても常に組み合わせて出力されるように制御される。強い提示情報および弱い提示情報が常に組み合わされて出力されることによって、強い提示情報および弱い提示情報の出力種別と提示されるべき情報との関係を運転者が学習しやすくなり、提示情報が伝えようとする自車および他者の状態を、運転者が短時間で認知できるようになる。
【0023】
提示情報出力部40は、スピーカ41、振動子42、および光源43を有しており、提示情報出力制御部32の制御に基づき、強い提示情報および弱い提示情報の組み合わせである提示情報を運転者に対して出力する。
【0024】
図3は、スピーカ41および光源43を自動二輪車100に配置した一例を示している。図3中、自動二輪車100のメーターバイザー150において、ハンドル151の前方には、車幅方向に並べられた複数のメーターを有するメーター部152が配置される。メーター部152の左右外側には、それぞれスピーカ41、41が配置され、その周囲にはそれぞれ側方光源43A、43Aが設けられる。メーター部152の上方には、前方光源43Bと、その左右にそれぞれ配置された前側方光源43C、43Cが設けられる。前方光源43Bおよび前側方光源43C、43Cは、本実施形態ではそれぞれ8個のLED44を配列して構成される。
【0025】
また、振動子42は、例えば、図2の自動二輪車100において網掛けで示す位置(シート座面P2、背もたれP3、ハンドルP4、運転者の太腿が当たるシート側面P5、足置き部P6など)に内蔵されている。
【0026】
図4は、強い提示情報および弱い提示情報の出力の一例を示す。例えば、強い提示情報は、スピーカ41により出力される抑揚ある音声や、振動子42により出力される振幅大の低周波振動や、光源43により出力されるフラッシュや運転者の方を向く、赤、黄色、オレンジ等の暖色系の光等により構成される。また、強い提示情報は、提示情報に対する運転者の認知意識度を高めるために長時間提示され、例えば、提示すべき情報に対応する状況が継続する間中、音声による提示情報の読み上げや点灯を行う。また、強い提示情報は、運転者の中心視に近い位置になるように、メーター部152の上方に配置された前方光源43Bおよび前側方光源43Cが点灯するなど、運転者の視野に入りやすいよう構成される。
【0027】
これに対し、弱い提示情報は、スピーカ41により出力される抑揚なしの音声または環境音や、振動子42により出力される振幅小の高周波振動や、光源43により出力されるゆっくりとした明滅光や、青、水色等の寒色系の間接照明等により構成される。また、弱い提示情報は、自車が駐停車状態の場合にも運転者にとって煩わしくならないように、短時間提示されるのみであり、例えば、提示すべき情報発生時に単音の音声出力や点灯を短時間に1回のみ行う。また、弱い提示情報は、運転者の中心視から遠い位置となるように、メーター部152の左右外側に配置された側方光源43Aが点灯するなど、運転者の視野を遮らないように構成される。
【0028】
以下、本実施形態に係る車両用情報提示装置1の動作に関して詳細に説明する。図5は、本実施形態に係る車両用情報提示装置1の動作を示すフローチャートである。まず、他者状態センシング部10および自車状態センシング部20は、他者状態および自車状態をそれぞれ検知する(ステップS1)。他者状態および自車状態に関する種々の情報は、それぞれ提示情報作成部30に送られ、運転者に提示すべき情報があるか否かが判断される(ステップS2)。ここで、運転者に提示すべき情報とは、例えば、右折車に注意すべきであるという注意喚起情報や、道路の渋滞情報などであり、運転者の運転を支援するのに有用な情報であれば何でもよい。提示すべき情報がある場合には、提示情報作成部30が、提示すべき情報に対応する提示情報を作成する(ステップS3)。提示すべき情報がない場合には、他者状態センシング部10および自車状態センシング部20による他者状態および自車状態の検知を続行する。
【0029】
次に、駐停車状態判断部31は、自車状態センシング部20からの情報に基づき、自車が駐車状態にあるか否かを判断する(ステップS4)。自車が駐停車状態でないと判断された場合、提示情報出力制御部32は、提示情報作成部30により作成された提示情報の出力を、駐停車状態でない場合に対応する出力バランスに制御する(ステップS5)。具体的には、自車が駐停車状態でない場合、例えば自車が走行中の場合などには、提示情報出力制御部32は、強い提示情報の出力と弱い提示情報の出力が同等になるよう設定する。
【0030】
一方、駐停車状態判断部31により自車が駐停車状態であると判断された場合、提示情報出力制御部32は、提示情報作成部30により作成された提示情報の出力を、駐停車状態である場合に対応する出力バランスに制御する(ステップS6)。具体的には、自車が駐停車状態にある場合には、提示情報出力制御部32が、駐停車状態でない場合に対して強い提示情報の出力を小さく設定する。これにより、自車が駐停車状態である場合には、駐停車状態でない場合に対して、強い提示情報の出力バランスを下げることができ、運転者にとって比較的煩わしくない情報提示を行うことができる。
【0031】
さらに、自車が駐停車状態である場合には、提示情報出力制御部32は、強い提示情報の出力を小さく設定することに加えて、弱い提示情報の出力を大きくしてもよい。これにより強い提示情報の出力バランスを下げることができ、さらに、強い提示情報の出力が小さくなった分を弱い提示情報によって補うことができる。
【0032】
提示情報出力制御部32により制御された強い提示情報および弱い提示情報の出力バランスに基づき、提示情報出力部40のスピーカ41、振動子42、光源43によって、提示情報が出力される(ステップS7)。
【0033】
以上説明したように、本実施形態の車両用情報提示装置1によれば、提示情報は、自車状態センシング部20からの情報により自車が駐停車状態と判断された場合に、自車が駐停車状態でない場合とは異なる形態で出力されるため、運転者が情報提示に慣れてしまうことを防止し、情報提示を効果的に行うことができる。
【0034】
また、本実施形態の車両用情報提示装置1によれば、提示情報は、強い提示情報と、弱い提示情報との組み合わせであり、自車が駐停車状態と判断された場合には、自車が駐停車状態でない場合よりも強い提示情報が小さく出力されるため、駐停車時における提示情報を運転者にとって比較的煩わしくないものにすることができる。
【0035】
また、本実施形態の車両用情報提示装置1によれば、自車が駐停車状態と判断された場合には、自車が駐停車状態でない場合よりも弱い提示情報が大きく出力されるため、強い情報提示が小さく出力される場合でも弱い情報提示により補うことができる。
【0036】
また、本実施形態の車両用情報提示装置1によれば、自車は二輪車であり、自車状態センシング部20は二輪車を駐停車状態に維持するためのスタンドに取り付けられたセンサを含むため、スタンドの操作を検知することにより自車の駐停車状態を容易に検知することができる。
【0037】
また、本実施形態の車両用情報提示装置1によれば、自車のハンドル151の前方には、車幅方向に並べられた複数のメーターを有するメーター部152が配置され、提示情報出力部40は、メーター部152の上方に配置される光源43B、43Cと、メーター部152の左右外側に配置される光源43Aと、を備え、強い提示情報はメーター部152の上方に配置される光源43B、43Cにより出力され、弱い提示情報はメーター部152の左右外側に配置される光源43Aにより出力されるため、強い提示情報は運転者の中心視に近い位置で、また弱い情報提示は運転者の中心視から遠い位置で出力することができる。
【0038】
本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。例えば、上記実施形態においては車両用情報提示装置を自動二輪車に使用しているが、三輪車や四輪車、また電動車椅子等に適用してもよい。
【符号の説明】
【0039】
1 車両用情報提示装置
10 他者状態センシング部
20 自車状態センシング部
30 提示情報作成部
40 提示情報出力部
43 光源
100 自動二輪車
151 ハンドル
152 メーター部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
他者の状態を検知する他者状態センシング部と、
自車の状態を検知する自車状態センシング部と、
前記他者状態センシング部および前記自車状態センシング部の少なくとも一方からの情報に基づき、運転者に対して提示する提示情報を作成する提示情報作成部と、
前記提示情報を出力する提示情報出力部と、を備える車両用情報提示装置において、
前記提示情報は、前記自車状態センシング部からの情報により自車が駐停車状態と判断された場合に、自車が駐停車状態でない場合とは異なる形態で出力されることを特徴とする車両用情報提示装置。
【請求項2】
前記提示情報は、強い提示情報と、弱い提示情報との組み合わせであり、
前記自車が駐停車状態と判断された場合には、自車が駐停車状態でない場合よりも前記強い提示情報が小さく出力されることを特徴とする請求項1に記載の車両用情報提示装置。
【請求項3】
前記自車が駐停車状態と判断された場合には、自車が駐停車状態でない場合よりも前記弱い提示情報が大きく出力されることを特徴とする請求項2に記載の車両用情報提示装置。
【請求項4】
前記自車は二輪車であり、前記自車状態センシング部は前記二輪車を駐停車状態に維持するためのスタンドに取り付けられたセンサを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用情報提示装置。
【請求項5】
前記自車のハンドルの前方には、車幅方向に並べられた複数のメーターを有するメーター部が配置され、
前記提示情報出力部は、前記メーター部の上方に配置される光源と、前記メーター部の左右外側に配置される光源と、を備え、
前記強い提示情報は前記メーター部の上方に配置される光源により出力され、前記弱い提示情報は前記メーター部の左右外側に配置される光源により出力されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の車両用情報提示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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