説明

軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニット

本発明は、軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニットであって、シリンダー(2)、及びピストン(3)を備えており、ピストン(3)は、ピストン(3)とシリンダー(2)とによって画定されたシリンダー室(18)が最大である第1のピストン位置と、シリンダー室が最小である第2のピストン位置との間で、シリンダー(2)の軸線方向に往復運動するようになっており、さらにシリンダーの軸線方向で往復運動させられる駆動部材(50)を備えており、駆動部材は前記ピストン(3)とピストンロッド(4)を介して機械的に結合されている形式のものに関し、特徴として、ピストンロッド(4)は、ピストンロッドの第1の端部(4′)及び/又は第2の端部(4″)で弾性的な装置(6)を用いて、弾性的な装置(6)の応力に抗してピストン(3)若しくは駆動部材(50)に対して相対的に軸線方向運動可能にピストン(3)若しくは駆動部材(50)に結合されており、シリンダーのシリンダー孔(10)のシリンダーヘッド側の端面壁(12)に隣接の第2のピストン位置へのピストン(3)の運動に際してピストン底部(16)がシリンダーヘッド側の端面壁(12)に当接した場合に、駆動部材(50)は前記弾性的な装置(6)の力に抗して引き続き運動するようになって、かつ駆動部材(50)は弾性的な装置によって制動されるようになっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニットであって、シリンダー、及びピストンを備えており、該ピストンは、該ピストンと前記シリンダーとによって画定されたシリンダー室(シリンダー容積)が最大である第1のピストン位置と、前記シリンダー室が最小である第2のピストン位置との間で、前記シリンダーの軸線方向に往復運動するようになっており、さらに前記シリンダーの軸線方向で往復運動可能な駆動部材(駆動要素)を備えており、該駆動部材は前記ピストンとピストンロッドを介して機械的に結合されている形式のものに関する。
【0002】
前記形式のピストンシリンダーユニットは、例えば米国特許第5525845号明細書により公知である。この場合にピストンロッドは直動駆動部若しくはリニア駆動部の軸線方向運動可能な駆動部材にも、ピストンにも堅く、つまり剛性的に、すなわち相対運動不能に結合されている。リニアモータによって駆動されるピストンの作動に際して、運動可能な駆動部材、ピストンロッド及びピストンから成るユニットの、リニアモータによって生ぜしめられた軸線方向振動は振動振幅を増大させ、その結果、ピストンのピストン底部はシリンダー孔の底部にぶつかることになり、このことはピストン底部若しくはシリンダー孔のヘッド側の端面壁(底部)の損傷につながる。
【0003】
本発明の課題は、冒頭に述べた軸線方向駆動式(アキシャル駆動式)のピストンシリンダーユニットを改善して、ピストン若しくはシリンダーの破損のおそれを減少させることにある。
【0004】
前記課題を解決するために本発明に基づく構成では、ピストンロッドは、該ピストンロッドの第1の端部及び第2の端部の少なくともいずれか一方で、弾性的な装置若しくは弾性装置を用いて、該弾性的な装置若しくは弾性装置の応力若しくは締め付け力に抗してピストン若しくは駆動部材に対して相対的に軸線方向運動可能に該ピストン若しくは駆動部材に結合されており、これによって、シリンダーのシリンダー孔のヘッド側の端面壁に隣接の第2のピストン位置へのピストンの運動(移動)に際してピストン底部が前記シリンダー孔の前記ヘッド側の端面壁に当接した場合に、前記駆動部材は前記弾性的な装置若しくは弾性装置の力に抗して引き続き運動(移動)するようになっており、この場合に該弾性的な装置若しくは弾性装置は前記駆動部材を制動するようになっている。つまり駆動部材は、弾性的な装置若しくは弾性装置によって制動若しくは減衰されつつ運動するようになっている。
【0005】
ピストンシリンダーユニットの通常の作動状態では、ピストンロッドはピストンに対しても駆動部材に対しても相対位置を正確に規定され、つまりピストン及び駆動部材に対して実質的に不動に保持されており、駆動部材とピストンロッドとピストンとの間に相対運動は生じないようになっている。過負荷の場合に、つまり駆動部材から生ぜしめられた力が、弾性的な装置の応力若しくは締め付け力を上回った場合に、駆動部材とピストンロッドと間若しくはピストンロッドとピストンとの間の相対運動は生じるようになっている。
【0006】
駆動部材の質量を弾性的な装置によってピストンから遮断してあることによって、駆動部材は、圧縮位置へのピストンの運動(移動)に際して、該ピストンがシリンダー孔のヘッド側の端面壁に当接した場合に、弾性的な装置によって制動され、つまり駆動部材の引き続く慣性運動は弾性的な装置によって減衰されるようになっている。その結果ピストンの質量しか、シリンダー孔のヘッド側の端面壁にぶつからない。ピストンの質量がシリンダー孔のヘッド側の端面壁にぶつかることによって生じる衝突パルスは、ピストン、ピストンロッド及び駆動部材から成る剛性のユニットの場合に比べて著しく小さくなっており、その結果、ピストン底部の損傷若しくはシリンダー孔のヘッド側の端面壁の損傷のおそれは著しく減少されている。
【0007】
本発明の有利な実施態様では、ピストンのピストン底部は開口部若しくは貫通孔を備えており、ピストンロッドの第1の端部は、ピストンのピストン底部の前記開口部若しくは貫通孔を貫通しており、この場合に前記ピストンロッドは前記ピストンの軸線方向で該ピストンに対して相対的に運動(移動)させられるようになっており、弾性的な装置は前記ピストンロッドと前記ピストンとの間に設けられていて、前記ピストンロッドに、前記ピストンから駆動部材に向けられた応力若しくは押圧力を生ぜしめる(作用させる)ようになっており、若しくは前記ピストンロッドを前記ピストンから駆動部材に向けて締め付けており、この場合に前記ピストンロッドは端部ストッパ若しくはきのこ形のヘッドを備えており、該端部ストッパ若しくはきのこ形のヘッドは、前記ピストンロッドが前記開口部から抜け出すのを阻止するようになっている。該実施態様に基づき、ヘッド側の端面壁にぶつかる質量は、さらに減少されており、それというのはピストンロッドの質量もピストンから遮断されているからである。
【0008】
特に有利な実施態様では、ピストンロッドは、ピストン底部の開口部内にシールした状態で案内されており、このために有利には、ピストンロッドを取り囲むようにシールを設けてあり、つまりピストン底部の開口部とピストンロッドとの間にシールを設けてある。該実施態様に基づき、圧縮効率が改善されており、それというのは、ピストンによって圧縮された媒体は、ピストンロッドの周囲の環状間隙を通って逃がされるようなことはないからである。
【0009】
有利な別の実施態様では、駆動部材に開口部若しくは貫通孔を設けてあり、この場合にピストンロッドの第2の端部は、駆動部材に前記開口部若しくは貫通孔内に入り込んでおり、若しくは駆動部材の前記開口部若しくは貫通孔を貫通しており、前記ピストンロッドは前記駆動部材の軸線方向で該駆動部材に対して相対的に運動(移動)させられるようになっており、弾性的な装置は前記ピストンロッドと前記駆動部材との間に設けられていて、前記ピストンロッドに、前記駆動部材から前記ピストンへ向けられた応力若しくは押圧力を生ぜしめるようになっており、若しくは前記ピストンロッドを前記駆動部材から前記ピストンに向けて締め付けており、この場合に前記ピストンロッドは端部ストッパを備えており、該端部ストッパは、前記ピストンロッドが前記開口部から抜け出すのを阻止するようになっている。該実施態様では、弾性的な装置を用いた遮断は駆動部材の側で行われており、したがってピストンロッドとピストンとを互いに堅く結合することができ、ピストン底部の開口部における煩雑なシールを省略することができる。
【0010】
有利な実施態様では、弾性的な装置(たわみ装置若しくは伸縮装置)はばねを含んでおり、若しくはばねによって形成されている。特に有利な実施態様では、皿ばね装置を設けてあり、若しくは圧縮式若しくは引っ張り式のコイルばね(圧縮コイルばね若しくは引っ張りコイルばね)を設けてある。
【0011】
本発明は、直動駆動部、例えばリニアモータを用いて効果的に実施され、この場合に
ピストンは、往復駆動のために直動駆動部の運動可能な駆動部材によって負荷される、つまり駆動されるようになっている。
【0012】
本発明に基づく軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニットは、圧力流体の形成のための圧縮機若しくはコンプレッサーに有利に使用される。
【0013】
本発明を、以下に図示の実施例に基づき詳細に説明する。図面において、
図1は本発明の、ピストンの領域に遮断装置を備えた実施例を示す図であり、
図2は図1の実施例の、ピストン底部におけるピストンロッドの貫通案内部を拡大してします図である。
【0014】
図1には、シリンダー2及び3から成るピストンシリンダーユニット1の縦断面を示してある。ピストンシリンダーユニット(ピストン・シリンダー・ユニット)1のシリンダー2はシリンダー孔10を備えており、シリンダー孔10はピストン3をシリンダー孔10の縦軸線Xの方向に往復運動可能に受容しており、つまりシリンダー孔内にピストン3は往復運動可能に自由に案内されている。ピストン3はシリンダー2内にガス支承されている。シリンダー孔10のシリンダーヘッド23に形成されたヘッド側の端面壁12、シリンダー孔10の内周壁14及びピストン底部16は、シリンダー室(シリンダー容積)18を画成している。シリンダー孔10のヘッド側の端面壁12に流入通路22を開口させてあり、流入通路22は弁20を備えている。さらにヘッド側の端面壁12に流出通路24を設けてあり、流出通路は適当な弁26を備えていて、同じくシリンダー孔10に開口している。
【0015】
ピストン3の図1で左側への運動に際して、流入通路22及び流入弁20を介して流体をシリンダー室18内に吸い込み、吸い込まれた流体は、ピストン3の右側への運動に際して圧縮された状態で流出弁26及び流出通路24を通して吐出される。図示のピストンシリンダーユニット1は、ピストン式作業機械の構成部分であり、ピストン式作業機械によって吐出される流体は、例えば圧縮機若しくはコンプレッサーの場合にガス、つまり気体若しくは空気である。本発明は原理的に、別のピストン式作業機械、例えばポンプにも用いられるものである。
【0016】
ピストン3は、図1に概略的に示す直動駆動部(リニア駆動部)5の軸線Yに沿って振動する軸線方運動可能な駆動部材50によって駆動されるようになっている。軸線方向運動可能な駆動部材50は、介してピストン3にピストンロッド4を機械的に結合されている。ピストンロッド4は、軸線方向で非弾性、つまり剛性であり、したがって駆動部材50の軸線方向力をピストン3に伝達するようになっている。
【0017】
ピストンロッド4は、駆動部材50に堅く結合されている。ピストンロッド4はピストン3内に、シリンダー2の縦軸線Xの方向、若しくはピストン3の、シリンダーの前記縦軸線と同軸的な縦軸線X′の方向で移動可能に案内されている。このためにピストンロッド4は、ピストン3の内部でリング状の半径方向支え31によって支承されており、半径方向支え31は外周でピストン3に堅く結合されていて、中央に開口部を備えており、該開口部はピストンロッド4を摺動可能に受容しており、つまりピストンロッド4はピストンの中央の開口部を軸線方向移動可能に貫通して案内され、つまり貫通案内されている。
【0018】
ピストン底部16には中央に貫通開口部16′(図2)を設けてあり、該貫通孔内に、ピストンロッド4のピストン側の第1の端部4′を貫通案内してある。ピストン側の第1の端部4′は端面にきのこ形のヘッド41を備えており、該ヘッドの湾曲した表面はシリンダーヘッド23に向いている。きのこ形のヘッド41はピストン底部16に向いている背面の側に環状の支持面41′を形成しており、該支持面の外径はピストン底部16の開口部16′の直径よりも大きくなっており、その結果、ピストンロッド4は図面で左側への抜け出しを阻止されている。
【0019】
ピストンロッド4のピストン側の第1の端部4′は、ピストンロッド4の他の部分、つまり残りの部分に対して減少された直径を有している。該直径の部分の周囲にシール43を配置していてよく、該シールはピストンロッド4のピストン側の第1の端部区分4′を、ピストン底部16の開口部16′の内周面に対して密閉している。
【0020】
ピストン3の内部で半径方向の支承支え31の領域に弾性的な装置6として、環状の湾曲された皿ばね44を設けてあり、該皿ばねは外周でピストン3に固定されていて、中央に孔を備えており、該孔はピストンロッド4を受容しており、つまりピストンロッドは皿ばねの中央の孔を貫通して案内されており、この場合に環状の皿ばね44の内周はピストンロッド4に固定されている。皿ばね44は図1で左側へ、つまり駆動部材50に向かって凸面状に湾曲されており、これによって皿ばね44はピストンロッド4に図1で左側への応力を生ぜしめており、その結果、ピストンロッド4の第1の端部4′のきのこ形のヘッド41は、該ヘッドの環状の面41′でもって、ばね44の応力によってピストン底部16に接触させられている。
【0021】
ピストン3を図面で右側へ、つまりシリンダー室18の容積が最小になる圧縮位置へ運動若しくは移動させると、ピストン底部16はシリンダーヘッド23のヘッド側の端面壁12に接触するようになっている。運動自在な駆動部材50及びピストンロッド4の質量慣性に基づき、駆動部材50及びピストンロッド4は、皿ばね44の力に抗して右側へさらに運動を生ぜしめ、皿ばね44のばね力によって制動されるようになる。この場合に、ピストンロッド4のピストン側の端部のきのこ形のヘッド41は、ピストン底部16から離れて、流出通路24の、シリンダーヘッド23のシリンダー室18の側の開口部の領域に形成された凹設部(切欠き部)25内へ運動する。これによって、ヘッド側の端面壁12へのピストン底部16の衝突の際の衝撃はピストン3の質量に限定され、駆動部材50及びピストンロッド4の質量は時間的に、ヘッド側の端面壁12へのピストン底部16の衝突の後にばね44によって減衰される。
【0022】
別の実施例では、ピストンロッド4はピストン3に堅く結合され、つまり相対移動不能に結合されていてよく、この場合にピストンロッド4の相対的に軸線方向移動可能な支承部は駆動部材50に設けられており、ばね44によって形成される弾性的な構成要素は、ピストンロッド4と駆動部材50との間に設けられている。
【0023】
本発明は、前述の実施例に限定されるものではなく、実施例は本発明の基本思想の説明に用いたものである。本発明の枠内で、本発明に基づく装置は前述の実施例と異なる構成で多様に実施されるものである。この場合に装置は、請求の範囲に記載の各構成を種々に組み合わせて実施されてよいものである。請求の範囲、明細書の説明及び図面で使用してある符号は、発明の理解のために用いたものであり、発明を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の、ピストンの領域に遮断装置を備えた実施例の縦断面図
【図2】図1の実施例の、ピストン底部におけるピストンロッドの貫通案内部の拡大断面図
【符号の説明】
【0025】
1 ピストンシリンダーユニット、 2 シリンダー、 3 ピストン、 4 ピストンロッド、 4′,4″ 端部、 5 直動駆動部、 10 シリンダー孔、 12 端面壁、 16 ピストン底部、 16′ 開口部、 18 シリンダー室、 20 弁、 22 流入通路、 23 シリンダーヘッド、 24 流出通路、 26 流出弁、 31 半径方向支え、 41 ヘッド、 41′ 支持面、 44 皿ばね、 50 駆動部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニットであって、
シリンダー(2)、
及びピストン(3)を備えており、該ピストン(3)は、該ピストン(3)と前記シリンダー(2)とによって画定されたシリンダー室(18)が最大である第1のピストン位置と、前記シリンダー室が最小である第2のピストン位置との間で、前記シリンダー(2)の軸線方向に往復運動するようになっており、
さらに前記シリンダーの軸線方向で往復運動させられる駆動部材(50)を備えており、該駆動部材は前記ピストン(3)とピストンロッド(4)を介して機械的に結合されている形式のものにおいて、
ピストンロッド(4)は、該ピストンロッドの第1の端部(4′)及び/又は第2の端部(4″)で弾性的な装置(6)を用いて、該弾性的な装置(6)の応力に抗してピストン(3)若しくは駆動部材(50)に対して相対的に軸線方向運動可能に該ピストン(3)若しくは駆動部材(50)に結合されており、シリンダーのシリンダー孔(10)のシリンダーヘッド側の端面壁(12)に隣接の第2のピストン位置へのピストン(3)の運動に際してピストン底部(16)が前記シリンダーヘッド側の端面壁(12)に当接した場合に、前記駆動部材(50)は前記弾性的な装置(6)の力に抗して引き続き運動するようになっており、該弾性的な装置は前記駆動部材(50)を制動するようになっていることを特徴とする、軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニット。
【請求項2】
ピストンロッド(4)の第1の端部(4′)は、ピストンのピストン底部(16)に設けられた開口部(16′)を貫通しており、前記ピストンロッド(4)は前記ピストンの軸線方向で該ピストン(3)に対して相対的に運動させられるようになっており、弾性的な装置(6)は前記ピストンロッド(4)と前記ピストン(3)との間に設けられていて、前記ピストンロッド(4)に、前記ピストン(3)から駆動部材(50)へ向けられた応力を生ぜしめるようになっており、前記ピストンロッド(4)は端部ストッパ(41′)を備えており、該端部ストッパは、前記ピストンロッド(4)が前記開口部(16′)から抜け出すのを阻止するようになっている請求項1に記載の軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニット。
【請求項3】
ピストンロッド(4)は、ピストン底部の開口部(16′)内にシールした状態で案内されている請求項2に記載の軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニット。
【請求項4】
ピストンロッド(4)の第2の端部(4″)は、駆動部材(50)に設けられた開口部を貫通しており、前記ピストンロッド(4)は前記駆動部材(50)の軸線方向で該駆動部材(50)に対して相対的に運動させられるようになっており、弾性的な装置は前記ピストンロッド(4)と前記駆動部材(50)との間に設けられていて、前記ピストンロッド(4)に、前記駆動部材(50)から前記ピストン(3)へ向けられた応力を生ぜしめるようになっており、前記ピストンロッド(4)は端部ストッパ(41′)を備えており、該端部ストッパは、前記ピストンロッド(4)が前記開口部から抜け出すのを阻止するようになっている請求項1に記載の軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニット。
【請求項5】
弾性的な装置(6)はばね(60)を含んでいる請求項1から4のいずれか1項に記載の軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニット。
【請求項6】
ピストン(3)は、往復の駆動のために直動駆動部(5)の運動可能な駆動部材(50)によって負荷されるようになっている請求項1から5のいずれか1項に記載の軸線方向駆動式のピストンシリンダーユニット。
【請求項7】
圧力流体の形成のための圧縮機において、圧縮機は、請求項1から6のいずれか1項に記載の軸線方向駆動式の少なくとも1つのピストンシリンダーユニット(1)を備えていることを特徴とする、圧力流体の形成のための圧縮機。

【図1】
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【図2】
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【公表番号】特表2008−527271(P2008−527271A)
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−550748(P2007−550748)
【出願日】平成18年1月11日(2006.1.11)
【国際出願番号】PCT/EP2006/000191
【国際公開番号】WO2006/074915
【国際公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【出願人】(507208222)アエロラス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング アエロスタティッシェ ラーガー−レーザーテヒニーク (3)
【氏名又は名称原語表記】AEROLAS GmbH, Aerostatische Lager−Lasertechnik
【住所又は居所原語表記】Inselkammerstrasse 10, D−82008 Unterhaching, Germany
【出願人】(390040578)ベーエスハー ボッシュ ウント ジーメンス ハウスゲレーテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング (71)
【氏名又は名称原語表記】BSH Bosch und Siemens Hausgeraete GmbH
【住所又は居所原語表記】Carl−Wery−Strasse 34, D−81739 Muenchen, Germany
【Fターム(参考)】