説明

農作業機

【課題】砕土性の向上を図ることができる農作業機を提供する。
【解決手段】農作業機1は、中央作業部2と、この中央作業部2に対して回動する延長作業部3とを備える。中央作業部2の耕耘体7は、回転軸21と、回転軸21に取り付けた耕耘爪23および一方側係合体22とを有する。延長作業部3の延長耕耘体32は、回転軸41と、この回転軸41に取り付けた耕耘爪43および他方側係合体42とを有する。延長機体31は、内側板35から外側板36側に突出し回転軸41の軸方向端部を支持し他方側係合体42の外周側を覆う軸受板39を有する。軸受板39に最も近い耕耘爪43の先端部43aが軸受板39の外周側位置を移動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、砕土性の向上を図ることができる農作業機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば下記の特許文献1に記載された農作業機が知られている。
【0003】
この従来の農作業機は、走行車であるトラクタに連結される本体部と、この本体部に回動可能に設けられ回動により折畳非作業状態および展開作業状態に選択的に切り換えられる左右の折畳作業部とを具備している。
【0004】
本体部は、機体と、この機体にて回転可能に支持された回転軸、この回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪および回転軸の軸方向端部に取り付けられた一方側係合体(中央側クラッチ爪)を有する耕耘体とを備えている。また、折畳作業部は、機体に回動可能に取り付けられた折畳機体と、この折畳機体にて回転可能に支持された回転軸、この回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪および回転軸の軸方向端部に取り付けられ一方側係合体と係合する他方側係合体(側部クラッチ爪)を有する折畳耕耘体とを備えている。
【特許文献1】特開2007−68418号公報(図4、図5)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そして、近年では、このような本体部と折畳作業部とを具備しこの折畳作業部の展開作業状態時に互いに係合する係合体を備えた折畳式の農作業機においては、残耕部分が生じにくく、砕土性の向上を図ることが可能な農作業機が要求されている。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、残耕部分が生じにくく、砕土性の向上を図ることができる農作業機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の農作業機は、走行車に連結される本体部と、この本体部に回動可能に設けられ、回動により折畳非作業状態および展開作業状態に選択的に切り換えられる折畳作業部とを具備し、前記本体部は、機体と、この機体にて回転可能に支持された回転軸、この回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪、および前記回転軸の軸方向端部に取り付けられた一方側係合体を有する耕耘体とを備え、前記折畳作業部は、折畳機体と、この折畳機体にて回転可能に支持された回転軸、この回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪、および前記回転軸の軸方向端部に取り付けられ前記折畳作業部の展開作業状態時に前記一方側係合体と係合する他方側係合体を有する折畳耕耘体とを備え、前記折畳機体は、互いに離間対向する内側板および外側板と、前記内側板に前記外側板側に向って突出状に設けられ、前記折畳耕耘体の前記回転軸の軸方向端部を支持し、前記他方側係合体の外周側を覆う軸受板とを有し、前記折畳耕耘体の前記複数の耕耘爪中の少なくとも1つの耕耘爪の先端部は、前記軸受板の外周側位置を移動するものである。
【0008】
請求項2記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、折畳機体の軸受板は、他方側係合体の外周側全体を覆うものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に係る発明によれば、折畳機体は、互いに離間対向する内側板および外側板と、内側板に外側板側に向って突出状に設けられ折畳耕耘体の回転軸の軸方向端部を支持し他方側係合体の外周側を覆う軸受板とを有し、折畳耕耘体の複数の耕耘爪中の少なくとも1つの耕耘爪の先端部は、軸受板の外周側位置を移動する構成であるから、従来の構成に比べて残耕部分が生じにくく、砕土性の向上を図ることができ、しかも、少なくとも1つの耕耘爪の先端部は互いに係合した一方側係合体および他方側係合体の外周側位置を移動するため、互いに係合した一方側係合体および他方側係合体が土中の小石等を巻き込むことがなく、耐久性の向上も図ることができる。
【0010】
請求項2に係る発明によれば、折畳機体の軸受板は他方側係合体の外周側全体を覆う構成であるから、一方側係合体および他方側係合体を適切に保護することができ、耐久性の向上をより一層図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
本発明の農作業機の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1および図2において、1は農作業機で、この農作業機1は、例えば走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に連結されトラクタの走行により圃場上を前方に移動しながら代掻き作業等をする3分割折畳式の代掻機である。
【0013】
農作業機1は、図1ないし図3に示されるように、トラクタの後部の3点リンク(作業機昇降支持装置)に連結され、トラクタからの動力によって耕耘整地作業をする左右方向長手状の本体部である中央作業部2を備えている。
【0014】
また、農作業機1は、中央作業部2の左右方向両端部に回動支点である前後方向の折畳用軸4を中心として上下方向に回動可能に設けられ、その回動により折畳非作業状態および展開作業状態に選択的に切り換えられ、展開作業状態時には中央作業部2からの動力によって耕耘整地作業をする左右方向長手状の左右の折畳作業部である延長作業部3を備えている。両延長作業部3は左右対称の構成で中央作業部2に対して回動可能なもので、各延長作業部3は折畳用軸4を中心とする一方向(展開方向)への所定角度、例えば略180度回動により中央作業部2の外側方に位置する展開作業状態になり、折畳用軸4を中心とする他方向(折畳方向)への所定角度、例えば略180度回動により中央作業部2の上方に位置する折畳非作業状態になる。なお、この延長作業部3の回動角度は180度以外で、例えば150度、90度等でもよい。
【0015】
中央作業部2は、トラクタの後部の3点リンクに連結される左右方向長手状の機体6と、機体6に回転可能に設けられトラクタからの動力によって所定方向に回転して耕耘作業をする耕耘体7と、機体6の後端部に上下回動可能に設けられ耕耘体7の後方で整地作業をする整地体8とを有している。
【0016】
機体6は、左右方向に細長い円筒状のフレーム部11を有し、このフレーム部11の長手方向中央部にはギアボックス部12が連結され、このギアボックス部12から入力軸13が前方に向って突出している。この入力軸13はトラクタのPTO軸(図示せず)にユニバーサルジョイントおよび伝動シャフト等を介して接続される。
【0017】
また、フレーム部11の長手方向一端部には軸支持部であるチェーンケース等の伝動ケース部15の上部が取り付けられ、フレーム部11の長手方向他端部には伝動ケース部15と離間対向する軸支持部である板状のブラケット部16の上部が取り付けられている。さらに、機体6は、略円弧板状の耕耘カバー部17を有し、この耕耘カバー部17の後端部に整地体8の前端部が取り付けられている。
【0018】
耕耘体7は、互いに離間対向する伝動ケース部15の下部とブラケット部16の下部とにて回転可能に支持され、入力軸に接続しフレーム部11内および伝動ケース部15内に収納した図示しない伝動手段から動力を受けて駆動回転する左右方向の耕耘軸である回転軸21を有している。
【0019】
すなわち例えば回転軸21の軸方向一端部は伝動ケース部15の下部にて回転可能に支持され、この回転軸21の軸方向一端部のうち伝動ケース部15の外面から外方に向って突出する部分に一方側係合体(中央側クラッチ爪)22が取り付けられている。また同様に、回転軸21の軸方向他端部はブラケット部16の下部にて回転可能に支持され、この回転軸21の軸方向他端部のうちブラケット部16の外面から外方に向って突出する部分に一方側係合体(中央側クラッチ爪)22が取り付けられている。一方側係合体22は、周方向に並ぶ複数の凸状の係合部22aを有している。
【0020】
また、回転軸21の爪ホルダ部21aには、この回転軸21とともに回転して耕耘作業をする複数の耕耘爪23が取り付けられている。複数の耕耘爪23は、正面視略く字状のもので、回転軸21の軸方向一端側から他端側にわたって等間隔で配置されている。そして、複数の耕耘爪23のうち伝動ケース部15に最も近い耕耘爪23の先端部23aは回転軸21の回転時に伝動ケース部15の内面近傍位置を移動し、複数の耕耘爪23のうちブラケット部16に最も近い耕耘爪23の先端部23aは回転軸21の回転時にブラケット部16の内面近傍位置を移動する。
【0021】
整地体8は、図2に示されるように、前端部が機体6の耕耘カバー部17の後端部に回動可能に取り付けられた左右方向長手状の第1整地板(均平板)25を有している。第1整地板25の後端部には、左右方向長手状の第2整地板(レーキ)26の前端部が回動可能に取り付けられている。
【0022】
また、延長作業部3は、中央作業部2の機体6のフレーム部11の長手方向両端部に折畳用軸4を介してこの折畳用軸4を中心として上下方向に回動可能に取り付けられた折畳機体である延長機体31と、延長機体31に回転可能に設けられ中央作業部2の耕耘体7からの動力によって所定方向に回転して耕耘作業をする折畳耕耘体である延長耕耘体32と、延長機体31の後端部に上下回動可能に設けられ延長耕耘体32の後方で整地作業をする折畳整地体である延長整地体33とを有している。
【0023】
延長機体31は、互いに離間対向する平板状の内側板(内カバー側板)35および平板状の外側板(外がバー側板)36を左右両側部に有し、これら内側板35および外側板36の上部間に略円弧板状の耕耘カバー部37が設けられている。なお、図1に示されるように、延長作業部3の展開作業状態時において、内側板35は中央作業部2の伝動ケース部15或いはブラケット部16と近接対向する側板で、外側板36は農作業機1の左右方向端部に位置する側板である。
【0024】
また、内側板35の下端縁部は略円弧状に形成され、この略円弧状の下端縁部には軸受板39が外側板36側に向って突出状に設けられている。すなわち内側板35の下端縁部から軸受板39が外側板36側および下方側に向って突出している。そして、内側板35側の軸受板39と外側板36の下部とにて、延長耕耘体32の耕耘軸である回転軸41の軸方向両端部が回転可能に支持されている。
【0025】
すなわち例えば回転軸41の軸方向一端部は軸受板39にて回転可能に支持され、この回転軸41の軸方向一端部のうち軸受板39の外面(中央作業部2と対向する側の面)から外方に向って突出する部分に他方側係合体(折畳側クラッチ爪)42が取り付けられている。他方側係合体42は、内側板35より内方側の位置に配設されており、内側板35より中央作業部側には突出していない。この他方側係合体42は、延長作業部3の展開作業状態時に中央作業部2の一方側係合体22と係合して耕耘体7の回転軸21から延長耕耘体32の回転軸41へ動力を伝達するもので、一方側係合体22の周方向に隣り合う係合部22a間に入り込む複数の凸状の係合部42aを有している。なお、回転軸41の軸方向他端部は外側板36の下部にて回転可能に支持されている。
【0026】
ここで、軸受板39は、図4に示されるように、延長機体31の内側板35の下端縁部に重ね合わせてボルト等にて取り付ける略円弧板状の取付部45と、他方側係合体42の外周側一部(径方向外方部)を覆う湾曲板状の覆い部46と、回転軸41の軸方向端部をベアリング等を介して回転可能に支持する略円形環状の支持部47とを有している。支持部47には、回転軸41が挿通される略円形状の挿通孔48が形成されている。
【0027】
また、回転軸41の爪ホルダ部41aには、延長作業部3の展開作業状態時に回転軸41とともに回転して耕耘作業をする複数の耕耘爪43が取り付けられている。複数の耕耘爪43は、正面視略く字状のもので、回転軸41の軸方向一端側から他端側にわたって等間隔で配置されている。
【0028】
そして、複数の耕耘爪43中の少なくとも1つの耕耘爪43、すなわち例えば複数の耕耘爪43のうち軸受板(内側板35)39に最も近い耕耘爪43の先端部43aは、延長作業部3の展開作業状態時において回転軸の回転時に、軸受板39の外周側位置つまり覆い部46の外周側近傍位置を移動するとともに、内側板の内面近傍位置を移動する。つまり、図3に示されるように、軸受板39に最も近い耕耘爪43の先端部43aは、軸受板39の覆い部46の上方位置を移動するとともに、互いに係合した両係合体22,42の下方位置を移動する。なお、回転軸41の軸方向一端部に取り付けられ軸受板39に対して最も近い位置に配設された耕耘爪43は、他の耕耘爪43とは形状が異なり、他の耕耘爪43に比べて先端側が長くなっている。
【0029】
延長整地体33は、図2に示されるように、前端部が延長機体31の耕耘カバー部37の後端部に回動可能に取り付けられた左右方向長手状の第1延長整地板(延長均平板)51を有している。第1延長整地板51の後端部には、左右方向長手状の第2延長整地板(延長レーキ)52の前端部が回動可能に取り付けられている。
【0030】
なお、農作業機1は、中央作業部2に対して延長作業部3を折畳用軸4を中心として上下方向に略180度回動させる左右の回動駆動手段(図示せず)を備えている。
【0031】
次に、上記農作業機1の作用等を説明する。
【0032】
例えば最大の作業幅で作業をする場合には、回動駆動手段からの動力によって左右の延長作業部3を中央作業部2に対して折畳用軸4を中心として回動させて展開作業状態に切り換える。
【0033】
延長作業部3が展開作業状態になると、中央作業部2の耕耘体7の一方側係合体22と延長作業部3の延長耕耘体32の他方側係合体42とが互いに係合する。この状態で、中央作業部2の耕耘体7の回転軸21が回転すると、この回転軸21の回転力が両係合体22,42を介して延長耕耘体32の回転軸41に伝わり、延長耕耘体32の回転軸41が回転し、その結果、中央作業部2の耕耘爪23と延長耕耘体32の耕耘爪43とにて耕耘作業が行われる。また、耕耘体7の後方位置および延長耕耘体32の後方位置で、整地体8および延長整地体33にて整地作業が行われる。
【0034】
なお、例えば中央作業部2のみで作業する場合、或いは中央作業部2と左右いずれかの延長作業部3とで作業をする場合には、回転駆動手段からの動力によって両延長作業部3或いは左右いずれかの延長作業部3を中央作業部2に対して折畳用軸4を中心として回動させて折畳非作業状態に切り換える。
【0035】
そして、上記農作業機1によれば、延長機体31は、互いに離間対向する内側板35および外側板36と内側板35に外側板36側に向って突出状に設けられ延長耕耘体32の回転軸41の軸方向端部を支持し他方側係合体42の外周側一部を覆う軸受板39とを有し、軸受板39に最も近い耕耘爪43の先端部43aは、軸受板39の覆い部46の外周側位置を移動する構成であるから、従来の構成に比べて残耕部分が生じにくく、砕土性の向上を図ることができる。
【0036】
また、軸受板39に最も近い耕耘爪43の先端部43aは、延長作業部3の展開作業状態時に互いに係合した一方側係合体22および他方側係合体42の外周側位置を移動するため、土中の小石等が互いに係合した一方側係合体22および他方側係合体42に向うことが回避され、両係合体22,42が小石等を巻き込むことがなく、耐久性の向上を図ることができる。
【0037】
なお、上記実施の形態では、軸受板39が他方側係合体42の外周側一部を覆う構成について説明したが、耐久性の向上をより一層図るために、例えば図5および図6に示すように、軸受板39が他方側係合体42の外周側全体を覆うようにしてもよい。
【0038】
図5および図6に示す軸受板39は、延長機体31の内側板35の下端縁部に重ね合わせてボルト等にて取り付ける略円弧板状の取付部45と、他方側係合体42の外周側全体つまり外周側を全周にわたって覆う略截頭円錐筒状の覆い部46と、回転軸41の軸方向端部をベアリング等を介して回転可能に支持する略円形環状の支持部47とを有し、この支持部47に回転軸41が挿通される略円形状の挿通孔48が形成されている。
【0039】
また、例えば3分割折畳式の構成には限定されず、例えば中央作業部2と左右いずれかの延長作業部3とを備えた構成等でもよい。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の一実施の形態に係る農作業機の正面図である。
【図2】同上農作業機の後方視斜視図である。
【図3】同上農作業機の要部拡大図である。
【図4】同上農作業機の軸受板を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る農作業機の要部拡大図である。
【図6】同上農作業機の軸受板を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0041】
1 農作業機
2 本体部である中央作業部
3 折畳作業部である延長作業部
6 機体
7 耕耘体
21 回転軸
22 一方側係合体
23 耕耘爪
31 折畳機体である延長機体
32 折畳耕耘体である延長耕耘体
35 内側板
36 外側板
39 軸受板
41 回転軸
42 他方側係合体
43 耕耘爪
43a 先端部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行車に連結される本体部と、
この本体部に回動可能に設けられ、回動により折畳非作業状態および展開作業状態に選択的に切り換えられる折畳作業部とを具備し、
前記本体部は、
機体と、
この機体にて回転可能に支持された回転軸、この回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪、および前記回転軸の軸方向端部に取り付けられた一方側係合体を有する耕耘体とを備え、
前記折畳作業部は、
折畳機体と、
この折畳機体にて回転可能に支持された回転軸、この回転軸に取り付けられた複数の耕耘爪、および前記回転軸の軸方向端部に取り付けられ前記折畳作業部の展開作業状態時に前記一方側係合体と係合する他方側係合体を有する折畳耕耘体とを備え、
前記折畳機体は、
互いに離間対向する内側板および外側板と、
前記内側板に前記外側板側に向って突出状に設けられ、前記折畳耕耘体の前記回転軸の軸方向端部を支持し、前記他方側係合体の外周側を覆う軸受板とを有し、
前記折畳耕耘体の前記複数の耕耘爪中の少なくとも1つの耕耘爪の先端部は、前記軸受板の外周側位置を移動する
ことを特徴とする農作業機。
【請求項2】
折畳機体の軸受板は、他方側係合体の外周側全体を覆う
ことを特徴とする請求項1記載の農作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−225758(P2009−225758A)
【公開日】平成21年10月8日(2009.10.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−77839(P2008−77839)
【出願日】平成20年3月25日(2008.3.25)
【出願人】(000188009)松山株式会社 (285)
【Fターム(参考)】