説明

送信制限機能を有する情報送信装置および情報受信装置

【課題】 送信が制限されたコンテンツ情報の送信を行う場合に、送信許可条件に応じてコンテンツ情報の送信を制限する機能を有する情報送信装置を提供する。
【解決手段】 送信が制限されているコンテンツ情報を他端末30に送信する場合に、送信許可条件判定部103は他端末30の識別情報および本装置10の現在日時および位置情報が送信許可条件によって許可されているか否かを判定する。前記送信許可条件を判定した結果、前記コンテンツ情報の送信が許可されていると判定した場合にのみ他端末30へ前記コンテンツ情報を送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、送信が制限されているコンテンツ情報を所定の送信先に送信する情報送信装置および情報受信装置に関する。
【背景技術】
【0002】
コンテンツ情報の送信を行う際に、誤送信等によって機密情報が漏洩してしまい、大きな被害をもたらす事例が多々発生している。そのような事態を防ぐために、例えば特許文献1に開示されている技術では、情報を送信する通信装置において、ユーザ操作により入力された宛先が送信禁止リストと合致した場合に、送信禁止宛先とみなして通信動作を取り消す技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−53882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術では送信禁止リストに登録されていない宛先には送信してしまうという難点があった。そこで、本発明の目的は、送信が制限されたコンテンツ情報の送信を行う場合に、送信許可条件に応じてコンテンツ情報の送信を制限する機能を有する情報送信装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、第一の発明は自情報送信装置が保存しているコンテンツ情報の内、送信が制限されているコンテンツ情報を所定の送信先に送信する情報送信装置であって、前記送信が制限されているコンテンツ情報を送信が制限されていないコンテンツ情報と識別して保存する送信制限情報保存手段と、コンテンツ情報を送信する際に送信先の端末種別または端末IDを識別する識別情報の送信を送信先に要求する識別情報要求手段と、前記送信先から前記識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記受信した識別情報を分析して前記送信先の端末種別または端末IDを判別する送信先端末判別手段と、端末種別または端末IDまたはコンテンツ情報と対応付けて送信を許可する送信先に係る許可条件を登録する送信先条件登録手段と、前記送信が制限されているコンテンツ情報を送信する送信制限情報送信手段と、を有し、前記送信制限情報送信手段は、送信先に送信が制限されているコンテンツ情報を送信する場合に、前記送信先条件登録手段を参照して、前記送信先端末判別手段が判別した前記送信先の端末種別または端末IDが当該コンテンツ情報の送信が許可された送信先として登録されているか否かを判定し、登録されていると判定したならば前記送信先へ前記コンテンツ情報を送信し、登録されていないと判定したならば前記送信先へ前記コンテンツ情報を送信しないことを特徴とする。
【0006】
また、第二の発明は自情報送信装置が保存しているコンテンツ情報の内、送信が制限されているコンテンツ情報を所定の送信先に送信する情報送信装置であって、前記送信が制限されているコンテンツ情報を送信が制限されていないコンテンツ情報と識別して保存する送信制限情報保存手段と、自情報通信装置が存在している場所を検知する場所検知手段と、前記送信が制限されているコンテンツ情報の送信を許可する場所に係る許可条件を登録する場所条件登録手段と、前記送信が制限されている情報を送信する送信制限情報送信手段と、を有し、前記送信制限情報送信手段は、送信先に前記送信が制限されているコンテンツ情報を送信する場合に、前記場所条件登録手段を参照して、前記場所検知手段が検知している自情報通信装置の存在場所が当該コンテンツ情報の送信が許可された場所か否かを判定し、許可された場所であると判定したならば前記送信先へ前記コンテンツ情報を送信し、許可されていない場所であると判定したならば前記送信先へ前記コンテンツ情報を送信しないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、送信が制限されたコンテンツ情報の送信を行う場合に、送信許可条件に応じてコンテンツ情報の送信を制限する機能を有する情報送信装置を提供し、誤送信による情報漏洩を未然に防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の情報通信装置を含む機能ブロック図。
【図2】本発明の情報通信装置の送信時および受信時における送信許可条件テーブル。
【図3】本発明の情報通信装置の送信時および受信時における動作のフローチャート図。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0009】
以下に、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は本発明の情報送信装置及び情報受信装置を含む機能ブロック図である。本発明の情報送信装置及び情報受信装置10(以後本装置10と称することもある)は、ネットワーク20を介して他端末30と通信を行う。本装置10は制御部100、コンテンツ情報記憶部101、送信許可条件登録部102、送信許可条件判定部103、タイマ部104、場所検知部105、入力部106、表示部107、削除処理部108、送受信処理部109で構成される。
【0010】
制御部100は、装置全体の操作に係る制御を行う。
【0011】
コンテンツ情報記憶部101は、本装置10がコンテンツ情報の送受信を行う場合に、コンテンツ情報を一時的に記憶する。なお、コンテンツ情報記憶部101で一時的に保存するコンテンツ情報は、ネットワーク20を介してダウンロードしてもよいし、コンテンツ情報を送信する場合には入力部106から入力してもよい。
【0012】
送信許可条件登録部102は、コンテンツ情報を送信するための送信許可条件を入力部106を利用して使用者が入力し、作成した送信許可条件を送信許可条件テーブルに登録し、送信許可条件判定部103に転送する。尚、コンテンツ情報を送信する際に、送信許可条件テーブルから呼び出しを行い、既に登録してある送信許可条件と同一条件で送信することを可能としてもよい。
また、本装置10がコンテンツ情報を受信する場合に、前記受信したコンテンツ情報に含まれる送信許可条件を抽出する。なお、本実施例における送信許可条件とは、後述する送信先端末の識別情報と、本装置の位置情報と日時情報の事である。
【0013】
送信許可条件判定部103は、制御部100を介してコンテンツ情報記憶部101に記憶されているコンテンツ情報を呼出し、送信許可条件登録部102から送信許可条件が渡されたか否かを判定し、さらに本装置10が送信許可条件によって送信を許可されているか否かを判定し、送受信処理部109または削除処理部108に転送する。
【0014】
タイマ部104は、現在日時を取得して送信許可条件判定部103へ渡す。
【0015】
場所検知部105は、例えばGPS受信機能と地図データを内蔵していて、適時、GPSデータを受信して本装置10が存在している位置情報を検出し、送信許可条件判定部103に渡す。
ここで、場所検知部105が有する位置情報検知方法は、GPS受信機能に限定されない。例えば、本装置10が帰属している無線アクセスポイントのIDを取得し、前記無線アクセスポイントの設置箇所に係るデータベースにより、本装置10が存在している場所を検出するようにしてもよいし、或いはRFICタグリーダを内蔵し、各場所の壁や床などに設置されたタグを検出することで、本装置10が存在している場所を検出するようにしてもよい。
【0016】
入力部106は、キーボードやタッチパネル、ポインティングデバイス等を具備し、本装置10の入力に係る操作を行う。また、コンテンツ情報を送信する場合に、外部で作成したコンテンツ情報の入力を行う。
【0017】
表示部107は、LCD等を具備し、本装置10の表示に係る動作を行う。
【0018】
削除処理部108は、送信許可条件判定部103がコンテンツ情報の削除を要すると判定した場合、制御部100を介してコンテンツ情報記憶部103に、前記受信したコンテンツ情報の削除指示を行う。
【0019】
送受信処理部109は、コンテンツ情報を送信する他端末30に対して識別情報要求を送信し、他端末30から送信された前記識別情報を受信し制御部100を介して送信許可条件判定部103に渡す。また、送信許可条件判定部103がコンテンツ情報の送信を許可した場合に、ネットワーク20を介して他端末30に前記送信を許可したコンテンツ情報の送信を行う。なお、本実施例における識別情報とは、他端末30の端末種別や端末ID、本装置10がコンテンツ情報を送信する送信先アドレスの事である。
【0020】
次に、図2を用いて送信許可条件テーブルについて説明する。
送信許可条件テーブル3000は、フィールド301は許可No、フィールド302は端末種別、フィールド303は端末ID、フィールド304は送信先アドレス、フィールド305は位置情報、フィールド306は送信許可日時、フィールド307は削除予定日時のデータが、レコード308ごとに格納されている。ここで、レコード308には予め情報が登録されているものとして説明するが、入力部106により入力を行ってもよい。
【0021】
フィールド301は一つのコンテンツ情報ごとに付番される。フィールド302およびフィールド303、フィールド304にはそれぞれ端末の識別情報が登録され、他端末30から受信した識別情報と照合する。フィールド305には送信可能な位置情報が登録され、場所検知部105から受け取った位置情報と照合する。コンテンツ情報を送信する場合は送信を許可されている日時か否かを判定し、受信した場合はコンテンツ情報の保持を許可された位置か否かを判定する。フィールド306、フィールド307はコンテンツ情報の送信を許可する日時、および削除する日時が登録され、タイマ部104から受け取った日時情報と照合する。コンテンツ情報を送信する場合は送信を許可されている日時か否かを判定し、受信した場合はコンテンツ情報の保持を許可された日時か否かを判定する。
【0022】
図3は本発明の情報送信装置および情報受信装置の動作を表すフローチャート図である。
図1および図3を用いて、本装置10におけるコンテンツ情報の送受信に係る動作を説明する。本装置10の電源を投入することで待機状態となり、フローを開始する。尚、本フローはコンテンツ情報ごとにマルチタスクで処理を行うことが出来るものとする。
【0023】
以下、本装置10のコンテンツ情報送信フローについて説明する。コンテンツ情報が入力部106に入力された、またはネットワーク2を介してダウンロードされた場合、前記コンテンツ情報はコンテンツ情報記憶部101に一時的に記憶され、本装置10はコンテンツ情報がセットされたと判定する(S201、YES)。次に、入力されたコンテンツ情報が送信許可条件を有しているか否かを判定する(S202)。尚、コンテンツ情報記憶部101に記憶されたコンテンツ情報が送信許可条件を有していない場合、ここで送信許可条件を付与してもよいし、既に送信許可条件が付与されている場合は、送信許可条件を表示部107に表示して、送信許可条件の変更を行ってもよい。
【0024】
前記コンテンツ情報に送信許可条件が付与されていない場合(S202、NO)、本装置10は前記コンテンツ情報を送信し(S208)、フローを終了する。
【0025】
前記コンテンツ情報に送信許可条件が付与されている場合(S202、YES)、送受信処理部109はネットワーク20を介して他端末30に識別情報要求を送信する(S203)。次に、他端末30から識別情報を受信したか否かを判定する(S204)。ここで送受信処理部109が他端末30から識別情報を受信しなかった場合(S204、NO)、制御部100は表示部107にコンテンツ情報送信不許可という旨の表示を行い(S209)、コンテンツ情報の送信を行わずにフローを終了する。
【0026】
本装置10が送信した識別情報要求に対し、送受信処理部109が他端末30から識別情報を受信した場合(S204、YES)、送信許可条件判定部103は前記受信した識別情報と送信許可条件を照合し、送信先端末は送信許可されている端末か否かを判定する(S205)。送信許可されていない端末と判定した場合(S205、NO)、制御部100は表示部107にコンテンツ情報送信不許可という旨の表示を行い(S209)、コンテンツ情報の送信を行わずにフローを終了する。
【0027】
送信許可条件判定部103が、他端末30は送信を許可された端末であると判定した場合(S205、YES)、送信許可条件判定部103は場所検知部105から、本装置10の現在存在している位置情報を取得し、本装置10が存在する場所は送信許可条件によって送信を許可された場所か否かをさらに判定する(S206)。送信許可されていない場所と判定した場合(S206、NO)、制御部100は表示部107にコンテンツ情報送信不許可という旨の表示を行い(S209)、コンテンツ情報の送信を行わずにフローを終了する。
【0028】
送信許可条件判定部103が、前記取得した位置情報は送信を許可された場所であると判定した場合(S206、YES)、送信許可条件判定部103は、タイマ部104から現在日時を取得し、現在日時は送信許可条件によって送信を許可された日時であるか否かをさらに判定する(S207)。送信許可されていない日時であると判定した場合(S207、NO)、制御部100は表示部107にコンテンツ情報送信不許可という旨の表示を行い(S209)、コンテンツ情報の送信を行わずにフローを終了する。尚、S209でコンテンツ情報送信不許可という旨の表示を行うと同時に、ネットワーク20を介してコンテンツ情報送信不許可という旨の通知を他端末30に送出してもよい。
【0029】
また、本実施例においては簡単化のため送信許可条件を判定する順序が決まっているが、一つ以上の条件が送信許可条件から外れてもコンテンツ情報の送信を行わないため、送信許可条件を判定する場合にはどのような順序で判定しても良いものとする。
【0030】
送信許可条件判定部103が、前記取得した現在日時は送信を許可されている日時であると判定した場合(S207、YES)、コンテンツ情報を他端末30に送信し(S208)、フローを終了する。
【0031】
次に、本装置10がコンテンツ情報の送信先をセットされた事を検知せず(S201、NO)、他端末30から識別情報要求を受信した場合(S210、YES)について説明する。
【0032】
本装置10が他端末30から識別情報要求を受信した場合(S210、YES)、送受信処理部109は識別情報を他端末30に送信する(S211)。その後他端末30から送信許可条件付きのコンテンツ情報を受信したか否かを判定し、受信しなかった場合(S212、NO)、フローを終了する。尚、コンテンツ情報を受信しなかった場合に、ネットワーク20を介してコンテンツ情報受信不許可という旨の通知を他端末30から受信してもよい。
【0033】
他端末30から送信許可条件付きのコンテンツ情報を受信した場合(S212、YES)、タイマ部104から現在日時を、場所検知部105から位置情報をそれぞれ確認する(S213)。次に送信許可条件判定部103は確認した位置情報と送信許可条件に含まれる位置情報を照合し、本装置10が現在存在している位置がコンテンツ情報の保持を許可されているか否かを判定する(S214)。本装置10が現在存在している位置が、送信許可条件によって許可されていないと判定した場合(S214、NO)、削除処理部108は受信したコンテンツ情報をコンテンツ情報記憶部101から削除し(S216)、フローを終了する。
【0034】
次に本装置10が現在存在している位置が、送信許可条件によって許可されていると判定した場合(S214、YES)、送信許可条件判定部103は確認した現在日時と送信許可条件に含まれる日時情報を照合し、現在日時はコンテンツ情報の保持を許可されているか否かを判定する(S215)。現在日時が送信許可条件によって許可されていると判定した場合(S215、YES)、再びS213に戻って現在位置と位置情報を更新し、コンテンツ情報を削除するまで繰り返す。
【0035】
現在日時が送信許可条件によって許可されていないと判定した場合(S215、NO)、削除処理部108は受信したコンテンツ情報をコンテンツ情報記憶部101から削除し(S216)、フローを終了する。尚、S216にてコンテンツ情報を削除した場合に、ネットワーク20を介してコンテンツ情報を削除した旨の通知を他端末30に送信してもよい。
【符号の説明】
【0036】
10 本発明の情報送信装置および情報受信装置
20 ネットワーク
30 他端末
100 制御部
101 コンテンツ情報記憶部
102 送信許可条件登録部
103 送信許可条件判定部
104 タイマ部
105 場所検知部
106 入力部
107 表示部
108 削除処理部
109 送受信処理部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自情報送信装置が保存しているコンテンツ情報の内、送信が制限されているコンテンツ情報を所定の送信先に送信する情報送信装置であって、
前記送信が制限されているコンテンツ情報を送信が制限されていないコンテンツ情報と識別して保存する送信制限情報保存手段と、コンテンツ情報を送信する際に送信先の端末種別または端末IDを識別する識別情報の送信を送信先に要求する識別情報要求手段と、前記送信先から前記識別情報を受信する識別情報受信手段と、前記受信した識別情報を分析して前記送信先の端末種別または端末IDを判別する送信先端末判別手段と、端末種別または端末IDまたはコンテンツ情報と対応付けて送信を許可する送信先に係る許可条件を登録する送信先条件登録手段と、前記送信が制限されているコンテンツ情報を送信する送信制限情報送信手段と、を有し、
前記送信制限情報送信手段は、送信先に送信が制限されているコンテンツ情報を送信する場合に、前記送信先条件登録手段を参照して、前記送信先端末判別手段が判別した前記送信先の端末種別または端末IDが当該コンテンツ情報の送信が許可された送信先として登録されているか否かを判定し、登録されていると判定したならば前記送信先へ前記コンテンツ情報を送信し、登録されていないと判定したならば前記送信先へ前記コンテンツ情報を送信しないことを特徴とする送信制限機能を有する情報送信装置。
【請求項2】
自情報送信装置が保存しているコンテンツ情報の内、送信が制限されているコンテンツ情報を所定の送信先に送信する情報送信装置であって、
前記送信が制限されているコンテンツ情報を送信が制限されていないコンテンツ情報と識別して保存する送信制限情報保存手段と、自情報通信装置が存在している場所を検知する場所検知手段と、前記送信が制限されているコンテンツ情報の送信を許可する場所に係る許可条件を登録する場所条件登録手段と、前記送信が制限されている情報を送信する送信制限情報送信手段と、を有し、
前記送信制限情報送信手段は、送信先に前記送信が制限されているコンテンツ情報を送信する場合に、前記場所条件登録手段を参照して、前記場所検知手段が検知している自情報通信装置の存在場所が当該コンテンツ情報の送信が許可された場所か否かを判定し、許可された場所であると判定したならば前記送信先へ前記コンテンツ情報を送信し、許可されていない場所であると判定したならば前記送信先へ前記コンテンツ情報を送信しないことを特徴とする送信制限機能を有する情報送信装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の情報送信装置であって、
前記送信先条件登録手段または前記場所条件登録手段は前記送信が制限されているコンテンツ情報の送信を許可する日時に係る許可条件をさらに登録し、
前記送信制限情報送信手段は、送信先に前記送信が制限されているコンテンツ情報を送信する場合に、前記送信先条件登録手段または前記場所条件登録手段を参照して、現在の日時が送信を許可された日時であって、送信先が許可された送信先として前記送信先条件登録手段に登録されているならば、または自情報装置の存在場所が送信を許可された場所であるならば、前記送信先へ前記コンテンツ情報を送信することを特徴とする送信制限機能を有する情報送信装置。
【請求項4】
請求項2に記載の情報通信装置からコンテンツ情報を受信する情報受信装置であって、
前記送信が制限されているコンテンツ情報を一時的に保存する情報一時保存手段と、自情報通信装置が存在している場所を検知する場所検知手段と、を有し、
前記送信が制限されているコンテンツ情報を受信した場合に、前記受信したコンテンツを前記情報一時保存手段に保存し、自情報通信装置が現在存在している場所が前記送信が制限されているコンテンツ情報を受信した場所から予め定められた距離を超えた場合に、前記受信した送信が制限されているコンテンツ情報を自動的に削除することを特徴とする情報受信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−8192(P2013−8192A)
【公開日】平成25年1月10日(2013.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−140329(P2011−140329)
【出願日】平成23年6月24日(2011.6.24)
【出願人】(000134707)株式会社ナカヨ通信機 (522)
【Fターム(参考)】