説明

通信端末装置、通信端末制御方法及び通信端末制御プログラム

【課題】本発明は、簡易かつ短時間に電話発信処理を実行し得るようにする。
【解決手段】本発明は、所望の機器を制御するための入力キーを画面に置き換えて表示する表示情報及び当該入力キーの操作に応じて機器に対する発信処理を制御する制御情報を記憶し、機器を制御する指示がなされると、入力キーB1〜B6を画面に表示すると共に当該入力キーB1〜B6による操作に応じた発信処理を制御することにより、画面上に置き換えられて表示された入力キーB1〜B6を触れるだけの簡単な操作によつて発信処理を行うことができ、かくしてキーボード上の入力キーを探しながらキー入力するような面倒な操作をすることなく簡易かつ短時間に電話発信処理を実行することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信端末装置及び通信制御方法に関し、例えばインターネツトを介してデータのやりとりを行うコンピユータネツトワークシステムに適用して好適なものである。
【背景技術】
【0002】
近年、世界的なコンピユータネツトワークシステムとしてインターネツトが発達しており、このインターネツトとは世界各国の企業や大学等に存在するコンピユータネツトワーク同士を広域回線を介して接続した世界規模のネツトワーク網である。ユーザはコンピユータ装置を介して種々のインターネツトサービスの提供を受けられるようになされており、例えばメツセージを特定の相手に伝える「電子メール」のサービスが存在している。
【0003】
この「電子メール」のサービスについての送信手順としては、ユーザがまずコンピユータ装置を用いて電子メールを作成し、これを送信者自身の所属する第1のメールサーバに送信する。当該第1のメールサーバは、インターネツトを介して送信すべき相手の所属する第2のメールサーバに電子メールを送信する。第2のメールサーバは、受信者からの要求に応じて送信者からの電子メールを受信者のコンピユータ装置に転送する。
【0004】
これにより、送信者は受信者の都合を考えることなく好きな時に電子メールを送信しておくことができると共に、受信者も自分の時間が空いた時にいつでも電子メールを読むことができ、大変便利なサービスとして広く使用されている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところでかかる構成のコンピユータネツトワークシステムにおいては、送信者がコンピユータ装置から電子メールを送信したときに、当該電子メールが受信者のコンピユータ装置に対して正確にかつ確実に届いたか否かを確認することができず、大変不便であるという問題があつた。
【0006】
また送信者がコンピユータ装置から重要な電子メールを送信したときに、当該電子メールのメツセージを印刷して書類として出力することができなかつたために、重要な書類を相手に書類として届けることができなかつた。
【0007】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、送信者の意思で相手の機器を制御し得る通信端末装置及び通信制御方法を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を解決するため本発明の通信端末装置においては、所望の機器を制御するための入力キーを画面に置き換えて表示する表示情報及び当該入力キーの操作に応じて機器に対する発信処理を制御する制御情報を記憶する記憶手段と、機器を制御する指示がなされると、入力キーを画面に表示すると共に当該入力キーによる操作に応じた発信処理を制御する表示制御手段とを設けることにより、画面上に置き換えられて表示された入力キーを触れるだけの簡単な操作によつて発信処理を行うことができる。
【0009】
また本発明の通信制御方法においては、所望の機器を制御するための入力キーを画面に置き換えて表示する表示情報及び当該入力キーの操作に応じて機器に対する発信処理を制御する制御情報を記憶手段に記憶する記憶ステツプと、機器を制御する指示がなされると、表示制御手段によつて入力キーを画面に表示すると共に当該入力キーによる操作に応じた発信処理を制御する表示制御ステツプとを設けることにより、画面上に置き換えられて表示された入力キーを触れるだけの簡単な操作によつて発信処理を行うことができる。
【発明の効果】
【0010】
上述のように本発明によれば、所望の機器を制御するための入力キーを画面に置き換えて表示する表示情報及び当該入力キーの操作に応じて機器に対する発信処理を制御する制御情報を記憶する記憶手段と、機器を制御する指示がなされると、入力キーを画面に表示すると共に当該入力キーによる操作に応じた発信処理を制御する表示制御手段とを設けることにより、画面上に置き換えられて表示された入力キーを触れるだけの簡単な操作によつて発信処理を行うことができ、かくしてキーボード上の入力キーを探しながらキー入力するような面倒な操作をすることなく簡易かつ短時間に電話発信処理を実行し得る通信端末装置を実現することができる。
【0011】
また本発明によれば、所望の機器を制御するための入力キーを画面に置き換えて表示する表示情報及び当該入力キーの操作に応じて機器に対する発信処理を制御する制御情報を記憶手段に記憶する記憶ステツプと、機器を制御する指示がなされると、表示制御手段によつて入力キーを画面に表示すると共に当該入力キーによる操作に応じた発信処理を制御する表示制御ステツプとを設けることにより、画面上に置き換えられて表示された入力キーを触れるだけの簡単な操作によつて発信処理を行うことができ、かくしてキーボード上の入力キーを探しながらキー入力するような面倒な操作をすることなく簡易かつ短時間に電話発信処理を実行し得る通信端末装置を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0013】
(1)全体構成
図1に示すように、1は全体として本発明のコンピユータネツトワークシステムを示し、コンピユータ装置2によつてHTML(Hyper Text Transfer Protocol)フアイル形式で作成した電子メールをISDN(Integrated Services Digital Network )回線3を介して第1のメールサーバ4に送信する。第1のメールサーバ4は、コンピユータ装置2を所有する送信者の所属するサーバであり、インターネツト5を介して送信すべき相手の所属する第2のメールサーバ6に電子メールを送信する。
【0014】
第2のメールサーバ6は、送信者からの電子メールを受信して一旦格納し、受信者の所有するコンピユータ装置7からの転送要求に応じて格納した電子メールをISDN回線3を介してコンピユータ装置7に転送する。これによりコンピユータ装置7は、送信者から送られて来たHTMLフアイル形式の電子メールを解析することにより画面上に表示することができ、この結果受信者が送信者からの電子メールを画面上で読み出すことができる。
【0015】
なおコンピユータ装置2は、マイク2M及びスピーカ2Sとが設けられており、ISDN回線3を介して電話発信し得るようになされている。またコンピユータ装置7は、プリンタ8に接続されており、受信した電子メールのメツセージをプリンタ8によつて印刷して出力し得るようになされている。
【0016】
ここでコンピユータ装置2は、図2に示すようにISDNインターフエース部26からISDN回線3を介して第1のメールサーバ4と接続し、当該第1のメールサーバ4からインターネツト5及び第2のメールサーバ6を経由してコンピユータ装置7(図1)と回線接続することにより、コンピユータ装置7との通信リンクを確立するようになされている。
【0017】
この受信手段としてのISDNインターフエース部26は、ISDN回線3により2B+Dチヤンネル(2つのBチヤンネル(情報用)と1つのDチヤンネル(制御信号用))を時分割多重化して合計3チヤンネルの通信を可能にするようになされている。すなわち、このコンピユータ装置2はユーザがインターネツト5との接続中に他の通信機器を使用することができる。
【0018】
制御手段としての制御部21は、バス20を介して端末全体を制御するようになされており、インターネツト5を経由して送信されてきたデータに対するプロトコル処理や、インターネツト5を経由して送信するデータを生成する処理等の必要なデータ処理を実行する。また制御部21は後述する各種特定ワードによつて拡張されたタグを解析し得るようになされている。
【0019】
この場合制御部21は、ISDN回線3及びISDNインターフエース部26を介して受信したHTMLフアイル形式の電子メールを解析することにより、表示部25の画面上に電子メールのメツセージを表示する。
【0020】
キーボード部2Kは、文字入力キーやその他のキースイツチを備えており、電子メールのメツセージを入力したり、所定の処理をキースイツチを介して入力するようになされており、このとき制御部21はユーザによるキー操作に対応した制御を実行するようになされている。
【0021】
表示部25は、電子メールのメツセージを入力する入力画面を表示する他、受信した電子メールのメツセージ等を表示する。ハンドセツト部27は、スイツチ回路28から得たデイジタル音声データをデイジタル/アナログ変換処理してアナログ音声信号を生成した後にスピーカ2Sに出力し、またマイクロフオン2Mから入力された音声信号をアナログ/デイジタル変換処理してデイジタル信号を生成した後にスイツチ回路28に出力する。
【0022】
スイツチ回路28は、制御部21によつて切り換え制御され、通常のISDN電話の場合には端子a側に、インターネツト経由のインターネツト電話の場合には端子b側にそれぞれ切り換える。なおリンガー発生部29はユーザに着信したことを知らせるためのリンガー音を発生する。
【0023】
ところで、このコンピユータ装置2が一般のISDN電話として動作する場合、スイツチ回路28を端子a側に切り換え、ISDNインターフエース部26を介して受信したデイジタル音声データをスイツチ回路28を通じてハンドセツト部27に供給する。ハンドセツト部27はデイジタル音声データをデイジタル/アナログ変換処理することによりアナログ音声信号に変換し、スピーカ2Sを介して受話音声として出力する。
【0024】
またコンピユータ装置2は、マイクロフオン2Mから入力した送和音声信号をハンドセツト部27によりアナログ/デイジタル変換処理してデイジタル音声データに変換し、スイツチ回路28及びISDNインターフエース部26を通じてISDN回線3から伝送する。
【0025】
次にこのコンピユータ装置2がインターネツト電話として動作する場合、スイツチ回路28を端子b側に切り換え、インターネツトを経由してISDN回線3からISDNインターフエース部26を介して受信した音声データを制御部21によつてプロトコル処理し、音声処理部23に送出する。音声処理部23は、音声データを伸長し、スイツチ回路28を通じてハンドセツト部27に供給する。ハンドセツト部27は伸長した音声データをデイジタル/アナログ変換処理してスピーカ2Sを介して受話音声として出力する。
【0026】
またコンピユータ装置2は、マイクロフオン2Mから入力した送和音声信号をハンドセツト部27によりアナログ/デイジタル変換処理してデイジタル音声データに変換し、スイツチ回路28を通じて音声処理部23に供給する。音声処理部23では、デイジタル音声データをパケツト単位で圧縮して制御部21に供給する。制御部21は、圧縮されたデイジタル音声データをインターネツトによる電話アプリケーシヨンプロトコルに従つて送信すべきデータ列に変換し、ISDNインターフエース部26を通じてISDN回線3から伝送する。
【0027】
かかる構成に加えてコンピユータ装置2は、制御部21の内部に設けられたメモリ21Aに、通信機器に対する発信処理(この場合電話発信)をモニタ(図示せず)の画面上で容易に実行するための表示特定ワード、送信した電子メール等のメツセージを、受信した側のコンピユータ装置7によつて自動的に印刷して出力させるための印刷特定ワード及び電子メールを送信したときに受信した相手側のコンピユータ装置7を制御して到着したことを表すメツセージを返信させるための返信特定ワードが予め登録されている。
【0028】
またコンピユータ装置7は、図2との対応部分に同一符号を付して示す図3に示すように、ISDNインターフエース部26からISDN回線3を介して第2のメールサーバ6と接続し、当該第2のメールサーバ6からインターネツト5及び第1のメールサーバ4を経由してコンピユータ装置2(図1)と回線接続することにより、コンピユータ装置2との通信リンクを確立するようになされている。
【0029】
制御部31は、バス20を介して端末全体を制御するようになされており、インターネツト5を経由して送信されてきたデータに対するプロトコル処理や、インターネツト5を経由して送信するデータを生成する処理等の必要なデータ処理を実行する。また、制御部31は、各種特定ワードによつて拡張されたタグを解析し得るようになされている。
【0030】
またプリンタインターフエース部30は、プリンタ8(図1)と接続されており、制御部31の制御に基づいて送信されてきた電子メール等のメツセージを印刷して出力し得るようになされている。
【0031】
この場合制御部31は、ISDN回線3及びISDNインターフエース部26を介して受信したHTMLフアイル形式の電子メールを解析することにより、表示部25の画面上に受信した電子メールのメツセージを表示すると共に、返信特定ワードによつて拡張されたタグを解析することにより、電子メールを受信したことを表すメツセージを自動的に返信処理するようになされている。また制御部31は、受信したHTMLフアイル形式の電子メールを解析することにより、送信されてきた電子メールのメツセージをプリンタ8を介して印刷して出力するようになされている。
【0032】
かかる構成に加えてコンピユータ装置7は、制御部31の内部に設けられたメモリ31Aにも、コンピユータ装置2の制御部21のメモリ21Aに格納された印刷特定ワード及び返信特定ワードが予め登録されている。これによりコンピユータ装置7は、ISDNインターフエース部26を介して受信したHTMLフアイル内の拡張されたタグを解析することにより、電子メールのメツセージを画面上に表示すると共に、当該メツセージを自動的に印刷して出力し、また受信したことを表すメツセージを自動的に返信するようになされている。
【0033】
(2)各種特定ワードの登録内容
ここで、コンピユータ装置2において制御部21のメモリ21Aに登録する表示特定ワードは、図4に示すメモリ格納例のように、例えば電話発信処理を行う場合に用いる入力キーを全て画面上に置き換えて表示すると共に、当該画面上に置き換えられた入力ボタン(入力キー)をユーザが触れることにより発信処理できるように定義されており、各表示特定ワードの付加情報としては大文字及び小文字の区別なく判断することが付加されている。
【0034】
すなわち、ユーザが入力ボタンを押す際に用いられる動作として「keyto 」が特定ワードとしてまず定義され、実際のキーの種類として、短縮ダイアルにより電話発信操作を行う際に用いられる「短縮ダイアルキー」の表示特定ワードとして「shortdial 」が定義され、さらに再度同じ回線番号に発信処理する際に用いられる「リダイアルキー」の表示特定ワードとしては「redial」が定義される。
【0035】
また、着信を保留する際に用いられる「保留キー」の表示特定ワードとしては「hold」が定義され、種々のサービスを利用する際に用いられる「フアンクシヨンキー」の表示特定ワードとしては「function」が定義され、さらに受話器を持つことなくハンズフリー状態で通話を行う際に用いられる「スピーカホンキー」の表示特定ワードとしては「speakerphone 」が定義される。
【0036】
例えば「ダイアルキー」を表示特定ワードとしてメモリ21Aに登録する際のプログラム記述例としては、図5(A)に示すように、〈A HREF="keyto:1"〉〈IMG src="1.gif" 〉〈/A〉となり、この表示特定ワードを用いて拡張されたタグによつて画面上に表示されるダイアルボタンB1は、図5(B)に示すようになる。
【0037】
ここで「 "keyto:1"」はダイアル1を選択入力するコマンドに相当し、「IMGsrc="1.gif" 」が画面上に表示される画像の画像フアイルである。従つてコンピユータ装置2は、同様に残りの0〜9のダイアルキーをメモリ21Aに登録しておくことにより、ダイアルボタン0〜9までを画面上に置き換えて表示し得るようになされている。
【0038】
また「短縮ダイアルキー」を表示特定ワードとしてメモリ21Aに登録する際のプログラム記述例としては、図6(A)に示すように、〈A HREF="keyto:shortdial"〉〈IMG src="shortdial.gif" 〉〈/A〉となり、この表示特定ワードを用いて拡張されたタグによつて、図6(B)に示すような短縮ダイアルボタンB2が画面上に置き換えられて表示される。
【0039】
さらに「リダイアルキー」を表示特定ワードとしてメモリ21Aに登録する際のプログラム記述例としては、図7(A)に示すように、〈A HREF="keyto:redial" 〉〈IMG src="redial.gif"〉〈/A〉となり、この表示特定ワードを用いて拡張されたタグによつて、図7(B)に示すようなリダイアルボタンB3が画面上に置き換えられて表示される。
【0040】
さらに「保留キー」を表示特定ワードとしてメモリ21Aに登録する際のプログラム記述例としては、図8(A)に示すように、〈A HREF="keyto:hold" 〉〈IMG src="hold.gif"〉〈/A〉となり、この表示特定ワードを用いて拡張されたタグによつて、図8(B)に示すようなHLDボタンB4が画面上に置き換えられて表示される。
【0041】
さらに「フアンクシヨンキー」を表示特定ワードとしてメモリ21Aに登録する際のプログラム記述例としては、図9(A)に示すように、〈A HREF="keyto:function" 〉〈IMG src="function.gif"〉〈/A〉となり、この表示特定ワードを用いて拡張されたタグによつて、図9(B)に示すようなフアンクシヨンボタンB5が画面上に置き換えられて表示される。
【0042】
最後に「スピーカホンキー」を表示特定ワードとしてメモリ21Aに登録する際のプログラム記述例としては、図10(A)に示すように、〈A HREF="keyto:spekerphone"〉〈IMG src="spekerphone.gif" 〉〈/A〉となり、この表示特定ワードを用いて拡張されたタグによつて、図10(B)に示すようなスピーカホンボタンB6が画面上に置き換えられて表示される。
【0043】
これにより、制御部21は電話発信処理をユーザが行う場合に、これらの表示特定ワードによつて拡張されたタグで記述されたHTMLフアイルを解析し、その結果図11に示すように、キーボード上の入力キーを全て画面上に置き換えて表示することができる。従つてユーザは、画面上に置き換えられた各種入力ボタンを指で触れることにより、電話発信操作を実行し得るようになされている。
【0044】
続いて、コンピユータ装置2及びコンピユータ装置7における各メモリ21A及び31Aに登録する印刷特定ワードは、コンピユータ装置2が電子メールをコンピユータ装置7に対して送信した場合に、当該コンピユータ装置7に接続されたプリンタ8を介して受信した電子メールのメツセージを自動的に印刷して出力できるように定義されている。
【0045】
この場合、図12に示すメモリ格納例のように、自動印刷処理を実行させる制御対象はプリンタ8であり、印刷特定ワードとしては「autoprint:」が定義され、当該印刷特定ワードの付加情報としては、「:」を省略しても特定ワードとして判断すること、特定ワード後のスペースは無視すること、及び大文字及び小文字の区別なく判断することが付加されている。さらにユーザに通知すべきユーザ通知情報としては、文字を赤色、フオントをボールド(太字)で表示することが設定されている。
【0046】
この印刷特定ワードの「autoprint:」をメモリ21A及び31Aに登録する際のプログラム記述例としては、図13(A)に示すように、<autoprint:このデータは自動印刷されます。>となり、この印刷特定ワードを用いて拡張されたタグによつて、図13(B)に示すような「このデータは自動印刷されます。」のメツセージがコンピユータ装置7の画面上に表示される。
【0047】
このようにコンピユータ装置2及びコンピユータ装置7における各メモリ21A及び31Aに印刷特定ワードをそれぞれ登録しておくようにしたことにより、当該印刷特定ワードによつて拡張されたタグを用いて作成されたHTMLフアイル形式の電子メールをコンピユータ装置2がコンピユータ装置7に送信した場合に、当該コンピユータ装置7の制御部31は送られてきたHTMLフアイルの中からメモリ31Aに格納されている印刷特定ワードを検出すると、印刷特定ワードによつて拡張されたタグに基づいて電子メールのメツセージを自動的に印刷するようになされている。
【0048】
引き続いて、コンピユータ装置2及びコンピユータ装置7における各メモリ21A及び31Aに登録する返信特定ワードは、コンピユータ装置2が電子メールをコンピユータ装置7に対して送信し、当該コンピユータ装置7が電子メールを受信すると、速やかに受信したことを表すメツセージを自動的に返信するように定義されている。
【0049】
この場合、図14に示すメモリ格納例のように、自動返信処理をさせる制御対象が電子メールであり、返信特定ワードとしては「autoreply:」又は「autosendback: 」が定義され、当該返信特定ワードの付加情報としては、「:」を省略しても特定ワードとして判断すること、特定ワード後のスペースは無視すること、及び大文字及び小文字の区別なく判断することが付加されている。さらにユーザに通知すべきユーザ通知情報としては、文字を赤色、フオントをボールド(太字)及び「:」以降を表示しないことが設定されている。
【0050】
この返信特定ワードのうち「autoreply:」をメモリ21A及び31Aに登録する際のプログラム記述例としては、図15(A)に示すように、<autoreply:このメールは受信されました。>となり、この返信特定ワードを用いて拡張されたタグによつて、図15(B)に示すような「このメールは受信されました。」のメツセージがコンピユータ装置7から返信されてコンピユータ装置2の画面上に表示される。
【0051】
このようにコンピユータ装置2及びコンピユータ装置7における各メモリ21A及び31Aに返信特定ワードをそれぞれ登録しておくようにしたことにより、当該返信特定ワードによつて拡張されたタグを用いて作成されたHTMLフアイル形式の電子メールをコンピユータ装置2がコンピユータ装置7に送信した場合に、当該コンピユータ装置7の制御部31は送られてきた電子メールの中からメモリ31Aに格納されている返信特定ワードを検出すると、返信特定ワードによつて拡張されたタグに基づいて電子メールを受信したことを表すメツセージを自動的に返信するようになされている。
【0052】
(3)各種特定ワードに応じた処理手順
次に、コンピユータ装置2において電話発信処理に用いられるキーボードの入力キーを画面上に置き換えて表示する制御部21の表示処理手順を図16のフローチヤートを用いて説明する。まずコンピユータ装置2はRT1の開始ステツプから入つてステツプSP1に移る。
【0053】
ステツプSP1において制御部21は、まずユーザが電話発信処理を選択するためのアイコンが設けられた画面をモニタに表示してステツプSP2に移る。ステツプSP2において制御部21は、モニタに表示された画面の中から電話発信処理のアイコンがユーザによつて選択されたか否かを判定する。
【0054】
ここで否定結果が得られると、このことは電話発信処理のアイコンがユーザによつて選択されていないことを表しており、このとき制御部21は再度ステツプSP2に戻つて電話発信処理のアイコンが選択されるまで待ち続ける。これに対してステツプSP2において肯定結果が得られると、このことは電話発信処理のアイコンがユーザによつて選択されたことを表しており、このとき制御部21はステツプSP3に移る。
【0055】
ステツプSP3において制御部21は、メモリ21Aに格納されている表示特定ワードによつて拡張されたタグを解析してステツプSP4に移る。ステツプSP4において制御部21は、タグの解析結果に基づいて画面上に電話発信処理用の入力ボタンを表示し、ステツプSP5に移つて処理を終了する。
【0056】
これによりユーザは、電話発信処理を行う際に一々キーボード上の入力キーを探しながらキー入力するような面倒な操作をすることなく、画面上に置き換えられた入力ボタンを触れることによつて回線番号を容易に入力することができ、その分だけ電話発信処理を短時間で実行することができる。
【0057】
次に、コンピユータ装置7において受信した電子メールのメツセージを自動的に印刷処理する制御部31の印刷処理手順を図17のフローチヤートを用いて説明する。まずコンピユータ装置7はRT2の開始ステツプから入つてステツプSP11に移る。
【0058】
ステツプSP11において制御部31は、まずHTMLフアイル形式で作成された電子メールを受信してステツプSP12に移る。ステツプSP12において制御部31は、受信したHTMLフアイルのデータの中からメモリ31Aに格納されている印刷特定ワードと同じものを検出してステツプSP13に移る。
【0059】
ステツプSP13において制御部31は、HTMLフアイルのデータの中に印刷特定ワードが存在したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは印刷特定ワードが存在しなかつたことを表しており、このとき制御部31は再度ステツプSP13に戻つて印刷特定ワードが検出されるまで上述の処理を繰り返す。これに対してステツプSP13において肯定結果が得られると、このことは印刷特定ワードが存在したことを表しており、このとき制御部31はステツプSP14に移る。
【0060】
ステツプSP14において制御部31は、検出した印刷特定ワードによつて拡張されたタグを解析してステツプSP15に移る。ステツプSP15において制御部31は、タグの解析結果に基づいて受信した電子メールのメツセージをプリンタ8を介してプリントアウトすると共に、「このデータは自動印刷されます。」のメツセージ(図13)を表示部25の画面に表示し、ステツプSP16に移つて処理を終了する。
【0061】
これにより電子メールを送信したコンピユータ装置2は、印刷特定ワードによつて拡張されたタグに基づいてコンピユータ装置7を制御し、当該コンピユータ装置7を介して自動的に電子メールのメツセージをプリンタ8から印刷して出力させることができる。すなわち受信側のコンピユータ装置7のユーザは、あたかもフアツクス(FAX)のように書類として電子メールを受け取ることができる。
【0062】
最後に、コンピユータ装置7において電子メールを受信したことを表したメツセージを自動的に返信する返信処理手順を図18のフローチヤートを用いて説明する。まずコンピユータ装置7はRT3の開始ステツプから入つてステツプSP21に移る。
【0063】
ステツプSP21において制御部31は、まずHTMLフアイル形式で作成された電子メールを受信してステツプSP22に移る。ステツプSP22において制御部31は、受信したHTMLフアイルのテキストデータの中からメモリ31Aに格納されている返信特定ワードと同じものを検出してステツプSP23に移る。
【0064】
ステツプSP23において制御部31は、HTMLフアイルのテキストデータの中に返信特定ワードが存在したか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは返信特定ワードが存在しなかつたことを表しており、このとき制御部31は再度ステツプSP23に戻つて返信特定ワードが検出されるまで処理を繰り返す。これに対してステツプSP23において肯定結果が得られると、このことは返信特定ワードが存在したことを表しており、このとき制御部31はステツプSP24に移る。
【0065】
ステツプSP24において制御部31は、検出した返信特定ワードによつて拡張されたタグを解析してステツプSP25に移る。ステツプSP25において制御部31は、タグの解析結果に基づいて電子メールを受信したことを表すメツセージを自動的に返信することにより、コンピユータ装置2の制御部21は表示部25の画面に「このメールは受信されました。」のメツセージ(図15)を表示し、ステツプSP26に移つて処理を終了する。
【0066】
これにより電子メールを送信したコンピユータ装置2は、返信特定ワードによつて拡張されたタグに基づいてコンピユータ装置7を制御し、当該コンピユータ装置7を介して電子メールが受信されたことを表すメツセージを自動的に返信させることができる。すなわち送信側のコンピユータ装置2のユーザは、送信した電子メールが確実に到着したことを確認することができる。
【0067】
(4)動作及び効果
以上の構成において、ネツトワークシステム1のコンピユータ装置2及びコンピユータ装置7は、共通に定められた印刷特定ワード及び返信特定ワードによつて拡張されたタグで記述されたHTMLフアイルをメモリ21A及び31Aに格納しておくようにしたことにより、コンピユータ装置2がこれらの特定ワードによつて拡張されたタグを用いてHTMLフアイル形式で電子メールを作成して送信すると、この電子メールを受信したコンピユータ装置7は、HTMLフアイルのデータの中からメモリ31Aに格納されている印刷特定ワード及び返信特定ワードを制御部31によつて検出し、該当した場合に印刷特定ワード及び返信特定ワードにそれぞれ応じた自動印刷処理及び自動返信処理を行うことができる。
【0068】
すなわちネツトワークシステム1においては、拡張されたHTMLフアイル形式のデータをそれぞれ読み取ることのできるコンピユータ装置2及びコンピユータ装置7を用いてシステムが構築されていることにより、共通に定められた印刷特定ワード及び返信特定ワードによつてタグを拡張したHTMLフアイルをメモリ21A及び31Aにそれぞれ格納しておき、これらの拡張されたタグによつて記述されたHTMLフアイル形式の電子メールを送信することにより、相手のコンピユータ装置7を制御して自動印刷処理及び自動返信処理を実行させることができる。
【0069】
これによりコンピユータ装置2のユーザは、電子メールに印刷保存させたい情報が含まれていた場合に、印刷特定ワードを用いて拡張したタグによつて記述した電子メールをHTMLフアイル形式でコンピユータ装置7に送信することにより、情報提供者(送信者)の意思で自動的にメツセージを印刷して出力させることができる。
【0070】
またコンピユータ装置2は、重要な電子メールをコンピユータ装置7に送信したときに、その電子メールが確実に到着しているかを確認したい場合、返信特定ワードを用いて拡張したタグによつて記述した電子メールをHTMLフアイル形式でコンピユータ装置7に送信することにより、当該コンピユータ装置7を介して電子メールが受信された結果をメツセージとして自動的に返信させることができる。かくしてコンピユータ装置2のユーザは、受信者の手を煩わせることなく電子メールが到達したことを認識できる。
【0071】
またコンピユータ装置2は、メモリ21Aに表示特定ワードによつて拡張されたタグで記述されたHTMLフアイルを格納しておき、電話発信処理を開始する際に制御部21がこのタグを解析することにより、電話発信処理を行うための入力キーを画面上に置き換えて表示することができる。これによりユーザは、電話発信処理を行う際にキーボード上の入力キーを使用して入力するといつた面倒な操作をすることなく、画面上の入力ボタンを指で触れるだけの簡単な操作で発信処理を実行することができる。
【0072】
ところで従来のコンピユータ装置のように、特別なプログラムを別に組んで制御することによつて、入力キーを画面上に置き換えて表示し、当該画面上で発信処理することに比べれば、この場合のコンピユータ装置2は、拡張されたHTMLフアイル形式のデータを解析できるハードウエア構成であるため、HTMLフアイル形式のタグを表示特定ワードによつて拡張するだけの簡単な処理によつて入力キーを画面上に置き換えて発信処理することができ、かくして従来のコンピユータ装置に比べてプログラムサイズを小さくできると共に、表示方法を変更する場合でも表示特定ワードを変更するだけの簡単な処理によつてプログラムの変更及び修正ができる。
【0073】
以上の構成によれば、ネツトワークシステム1はコンピユータ装置2及びコンピユータ装置7に返信特定ワードを共に格納し、当該返信特定ワードを用いて拡張したタグを用いて記述したHTMLフアイル形式の電子メールをコンピユータ装置7に送信することにより、受信相手のコンピユータ装置7を返信特定ワードに基づいて制御して電子メールを受信したことをメツセージとして自動的に返信させることができ、かくして受信相手の手を煩わせることなく電子メールが到達したことを送信者が容易に認識できる。
【0074】
(5)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、電話発信処理する際に用いられる入力キーを画面上に置き換えて表示すると共に、当該画面上に置き換えられた入力ボタンをユーザが触れることにより発信処理し得るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、FAX、プリンタ、電子メール、インターネツト電話、インターネツトFAX、インターネツトボイスメール、ページヤ及び留守番電話機等の他の種々の通信端末機器を操作する場合に用いられるキーボード上の入力キーを画面上に置き換えて発信処理し得るようにしても良い。この場合にも上述の実施の形態を同様の効果を得ることができる。
【0075】
また上述の実施の形態においては、コンピユータ装置7のメモリ21A及び31Aに返信特定ワードによつて拡張されたタグで記述されたHTMLフアイルを格納しておくことにより、電子メールを受信したことを表すメツセージを自動的に返信させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、受信した電子メールの全文を自動的に返信させるようにしても良い。
【0076】
この場合のメモリ21A及び31Aに登録する全文自動返信特定ワードのメモリ格納例は、図19に示すように全文自動返信特定ワードとして「autoconfirmation」が定義される。この全文自動返信特定ワードの「autoconfirmation」をメモリ21A及び31Aに登録する際のプログラム記述例としては、図20(A)に示すように、<autoconfirmation:受信データを全て自動返信しました。>となり、この全文自動返信特定ワードを用いて拡張されたタグによつて、送信データを全て返信すると共に図20(B)に示すような「受信データを全て自動返信しました。」のメツセージがコンピユータ装置2の画面上に表示される。これにより送信者は、電子メールが到着したことだけではなく、重要なメツセージデータの内容が全て確実に送信されたことを確認することができる。
【0077】
さらに上述の実施の形態においては、コンピユータ装置2及びコンピユータ装置7のメモリ21A及び31Aに返信特定ワードによつて拡張されたタグで記述されたHTMLフアイルを格納しておくことにより、電子メールを受信したことを表すメツセージを自動的に返信させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばコンピユータ装置7に制御された電話機を制御して受信したことを音声によるメツセージによつて自動的に返信させるようにしたり、FAX装置やページヤ等の他の通信機器を制御して返信処理させるようにしても良い。
【0078】
さらに上述の実施の形態においては、コンピユータ装置2及びコンピユータ装置7のメモリ21A及び31Aに印刷特定ワードによつて拡張されたタグで記述されたHTMLフアイルを格納しておくことにより、受信した電子メールを自動的に印刷して出力させるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、オンラインシヨツピング等で使用される申込書の受領確認書等の重要なテキストデータを客先のコンピユータ装置のプリンタを介して自動的に印刷させるようにしても良い。
【0079】
さらに上述の実施の形態においては、電子メールを受信したときにコンピユータ装置7から受信したメツセージを自動的に返信するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ユーザが電子メールを画面に表示した時あるいはコンピユータ装置7の契約しているメールサーバ6が電子メールを受信した時に返信するようにしても良い。
【0080】
さらに上述の実施の形態においては、コンピユータ装置2及びコンピユータ装置7の間でHTMLフアイル形式のテキストフアイルを用いるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、他の種々のフアイル形式にデータを用いるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【0081】
【図1】本発明の一実施の形態によるネツトワークシステムの構成を示すブロツク図である。
【図2】コンピユータ装置2の構成を示すブロツク図である。
【図3】コンピユータ装置7の構成を示すブロツク図である。
【図4】表示特定ワードのメモリ格納例を示す略線図である。
【図5】ダイアルキーを登録するための記述例及び表示例を示す略線図である。
【図6】短縮ダイアルキーを登録するための記述例及び表示例を示す略線図である。
【図7】リダイアルキーを登録するための記述例及び表示例を示す略線図である。
【図8】保留キーを登録するための記述例及び表示例を示す略線図である。
【図9】フアンクシヨンキーを登録するための記述例及び表示例を示す略線図である。
【図10】スピーカホンキーを登録するための記述例及び表示例を示す略線図である。
【図11】画面上に置き換えられた入力ボタンを示す略線図である。
【図12】印刷特定ワードのメモリ格納例を示す略線図である。
【図13】印刷特定ワードを登録するための記述例及び表示例を示す略線図である。
【図14】返信特定ワードのメモリ格納例を示す略線図である。
【図15】返信特定ワードを登録するための記述例及び表示例を示す略線図である。
【図16】コンピユータ装置2における表示処理手順を示すフローチヤートである。
【図17】コンピユータ装置7における自動印刷処理手順を示すフローチヤートである。
【図18】コンピユータ装置7における自動返信処理手順を示すフローチヤートである。
【図19】全文自動返信特定ワードのメモリ格納例を示す略線図である。
【図20】全文自動返信特定ワードを登録するための記述例及び表示例を示す略線図である。
【符号の説明】
【0082】
1……ネツトワークシステム、2、7……コンピユータ装置、3……ISDN回線、4……第1のメールサーバ、5……インターネツト、6……第2のメールサーバ、8……プリンタ、21、31……制御部、21A、31A……メモリ、25……表示部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所望の機器を制御するための入力キーを画面に置き換えて表示する表示情報及び当該入力キーの操作に応じて上記機器に対する発信処理を制御する制御情報を記憶する記憶手段と、
上記機器を制御する指示がなされると、上記入力キーを上記画面に表示すると共に当該入力キーによる操作に応じた発信処理を制御する表示制御手段と
を具えることを特徴とする通信端末装置。
【請求項2】
所望の機器を制御するための入力キーを画面に置き換えて表示する表示情報及び当該入力キーの操作に応じて上記機器に対する発信処理を制御する制御情報を記憶手段に記憶する記憶ステツプと、
上記機器を制御する指示がなされると、表示制御手段によつて上記入力キーを上記画面に表示すると共に当該入力キーによる操作に応じた発信処理を制御する表示制御ステツプと
を具えることを特徴とする通信制御方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
メツセージ情報とタグ情報とを含む形式で記述されたフアイルを受信する通信端末装置であつて、
上記メツセージ情報を表示する表示手段と、
上記タグ情報の中から特定ワードを検出した場合、当該特定ワードに基づいて上記タグ情報を解析することにより、自身を制御するための入力キーを上記表示手段に表示し、上記入力キーの操作に応じた処理を実行する制御手段と
を具えることを特徴とする通信端末装置。
【請求項2】
メツセージ情報とタグ情報とを含む形式で記述されたフアイルを受信する通信端末装置を、そのファイルの上記タグ情報に従つて制御する通信端末制御方法であつて、
上記タグ情報の中から特定ワードを検出する検出ステツプと、
上記検出ステツプにより検出された上記特定ワードに基づいて上記タグ情報を解析することにより、自身を制御するための入力キーを表示手段に表示し、上記入力キーの操作に応じた処理を実行する制御ステツプと
を具えることを特徴とする通信端末制御方法。
【請求項3】
メツセージ情報とタグ情報とを含む形式で記述されたフアイルを受信する通信端末装置に対して、
上記タグ情報の中から特定ワードを検出する検出ステツプと、
上記検出ステツプにより検出された上記特定ワードに基づいて上記タグ情報を解析することにより、自身を制御するための入力キーを表示手段に表示し、上記入力キーの操作に応じた処理を実行する制御ステツプと
を実行させることを特徴とする通信端末制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2006−191670(P2006−191670A)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−42837(P2006−42837)
【出願日】平成18年2月20日(2006.2.20)
【分割の表示】特願平9−368838の分割
【原出願日】平成9年12月30日(1997.12.30)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】