説明

通信装置

【課題】短い時間で効率よく、経路情報等のデータをまとめて信号に含めて送信することができる通信装置を得る。
【解決手段】通信経路が木状となるように親子関係をなすネットワークを形成するシステムを構成し、根となる装置に、経路情報等のデータを含む信号を送信する通信装置100であって、ネットワーク内の信号を送受する無線送受信部101と、無線送受信部101が受信した信号中のデータを記憶する中継経路情報バッファ部106と、信号の送信先を示すネットワーク内のアドレスに基づいて、信号送信に係る処理を行う時間を決定する経路情報処理部103と、経路情報処理部103が決定した時間を経過すると、中継経路情報バッファ部106に記憶された1又は複数のデータを含む信号を無線送受信部101に送信させる処理を行う経路情報作成・集約部105とを備えるものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はネットワークを形成する通信装置に関する。特に、特定の通信装置を根としてツリー状の経路を構築するネットワークを形成する通信装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば基地局等を介さず、通信装置(以下、装置という場合もある)同士が直接無線通信接続して形成するアドホックネットワークと呼ばれるネットワークがある。例えば、送信元の装置から送信先の装置には、直接又は信号を受信した装置が中継(転送)を行っていって信号を送信することができる。ここで、アドホックネットワークにおいて、特定の装置(以下、シンクと呼ぶ)を根として、ツリー状に通信経路(経路木)を構築する場合がある。
【0003】
このようなネットワークでは、各装置がツリーの親となる装置を適切に特定することで、各装置からシンクへの信号の上り経路を構築することができる。シンクからの下り経路については、各装置が、経路情報に係るデータを含む信号(以下、経路情報という)を、上り経路でシンクへ送信することで構築することができる。
【0004】
経路情報については、最初に信号を送信した装置が、ネットワーク内に固有に有するアドレス(以下、アドレスという)を送信する。そして、中継を行う装置が、アドレスを追記していくことで、最終的にシンクに送信される信号に含まれる経路情報には上り経路がすべて含まれることとなる。このため、シンクは受信した経路情報から各装置への下り経路のデータを得ることができる。
【0005】
ここで、各装置が経路情報をそれぞれシンクに送信すると、シンクが受信する経路情報には、重複した経路に係る経路情報が含まれることになるため、通信帯域を無駄に消費することとなる。そこで、各装置が経路情報を一時的に一定時間保存しておき、一定時間内に受信した経路情報を集約して(まとめて)送信することで、ネットワーク全体の、経路情報に係る信号量を削減することができる(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】Ignacio Solis and Katia Obraczka, The impact of Timing in Data Aggregation for Sensor Networks, Proc. of the IEEE International Conference on Communications (ICC), June 2004.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ただ、装置において、経路情報を保存する時間が短いと、集約できる経路情報が少なくなる。逆に保存する時間が長くなると、シンクが経路情報を得るまでに時間がかかる。したがって、経路変更が生じた際に、シンクでの下り経路の構築及び更新にかかる時間が長くなる。そのため、経路情報の集約を効率よく行うためには、各装置の経路情報送信タイミング等の調整が必要となる。
【0008】
そこで、効率よく、経路情報等のデータをまとめて信号に含めて送信することができる通信装置の実現が望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る通信装置は、通信経路が木状となるように親子関係をなすネットワークを形成するシステムを構成し、根となる通信装置にデータを含む信号を送信する通信装置であって、ネットワーク内の信号を送受する送受信部と、送受信部が受信した信号中のデータを一時的に記憶する記憶部と、信号の送信先を示すネットワーク内のアドレスに基づいて、信号送信に係る処理を行う時間を決定する送信設定処理部と、送信設定処理部が決定した時間を経過すると、記憶部に記憶された1又は複数のデータを含む信号を送受信部に送信させる処理を行うデータ作成部とを備えるものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、他の通信装置からの受信に係る信号中のデータを一時的に記憶して待機し、送信設定処理部が決定した時間を経過すると、その間に記憶部に記憶されたデータを送受信部に送信させるようにしたので、根となる通信装置まで、データをまとめて効率よく送信することができる。このため、送信回数を減少することができ、ネットワーク全体としての電力低減等、省電力をはかることができる。また、省電力をはかることで、バッテリー等の持続時間を長くし、例えばメンテナンス等の回数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】実施の形態1に係る無線通信装置の構成を表す図である。
【図2】実施の形態1に係る経路情報処理部103の処理を表す図である。
【図3】経路情報作成・集約部105の処理に係るフローチャートを表す図である。
【図4】実施の形態1に係る経路情報の送信タイミングを表す図である。
【図5】実施の形態2に係る無線通信装置の構成を表す図である。
【図6】実施の形態2に係る経路情報処理部503の処理を表す図である。
【図7】実施の形態2に係る経路情報の送信タイミングを表す図である。
【図8】実施の形態3に係る無線通信装置の構成を表す図である。
【図9】実施の形態3に係る経路情報処理部803の処理を表す図である。
【図10】実施の形態3に係る経路情報の送信タイミングを表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る通信装置の構成を表す図である。以下、無線通信を行う通信装置について説明する。図1において、通信装置100は、無線送受信部101、パケットタイプ判定部102、経路情報処理部103、タイマ部104、経路情報作成・集約部105及び中継経路情報バッファ部106を有している。
【0013】
無線送受信部101は、他の通信装置100から送信される無線の信号を受信する。本実施の形態では、無線送受信部101はプロミスキャスモードで動作している。そのため、受信に係る信号が、自身が設けられている通信装置100に向けて送信されたものであるかどうかに関わらず、ネットワーク内の信号を受信して信号に基づくデータについて、パケットタイプ判定部102に処理を行わせる。また、経路情報作成・集約部105が作成した経路情報に係るデータを含む信号を送信する。
【0014】
パケットタイプ判定部102は、受信に係る信号に経路情報が含まれているかどうかを判別し、経路情報であれば経路情報処理部103に送って処理を行わせる。送信設定処理部となる経路情報処理部103は中継すべき経路情報に関する送信処理を行う。そのため、信号の送信先に基づいて経路情報を送信するまでの時間を決定し、タイマ部104の設定を行う。タイマ部104は、経路情報処理部103又は経路情報作成・集約部105が設定した時間を計時する。
【0015】
データ作成部である経路情報作成・集約部105は、中継経路情報バッファ部106が記憶した経路情報を集約し、自身の装置に定められたアドレスを追記した経路情報(データ)を作成処理して、無線送受信部101に送信させる処理を行う。また、経路情報作成後、中継経路情報バッファ部106が記憶している経路情報を削除する処理を行う。記憶部となる中継経路情報バッファ部106は、受信した経路情報を所定時間、一時的に記憶しておく手段である。
【0016】
図2は実施の形態1に係る経路情報処理部103の処理に係るフローチャートを表す図である。図2に基づいて経路情報受信処理(以下、受信処理という)について説明する。無線送受信部101が受信した信号をパケットタイプ判定部102が判別した経路情報が入力されると(ステップ(以下、Sとする)201)、経路情報処理部103は、経路情報の送信先が自分自身(自装置)であるかをアドレスに基づいて判断する(S202)。
【0017】
経路情報の送信先が自身であると判断した場合には、中継経路情報バッファ部106が空であるかどうか(経路情報が記憶されていないかどうか)を判断する(S203)。中継経路情報バッファ部106が空の場合には、所定時間(以下、バッファリング時間という)を決定してタイマ部104に設定した後(S204)、経路情報を中継経路情報バッファ部106に記憶させて(S205)、受信処理を終了する。中継経路情報バッファ部106が空でない場合には、経路情報を中継経路情報バッファ部106に記憶させて(S205)、受信処理を終了する。ここで、ツリー状のネットワークにおいては、シンクに近い装置ほど送受信に係るデータ量が多くなるため、各通信装置100において、バッファリング時間を一律にする必要がなく、任意に定めることができる。
【0018】
一方、経路情報の送信先が自身ではない場合には、さらに経路情報の送信先が親装置であるかどうかを判断する(S206)。親装置である場合には、経路情報送信時間を決定してタイマ部104に設定し(S207)、経路情報受信処理を終了する。親装置でない場合には、そのまま受信処理を終了する。ここで、経路情報送信時間については、バッファリング時間よりも短い時間になるようにする。このため、親装置が経路情報を送信するまでのバッファリング時間内に、他の子装置が経路情報を送信することができる。これにより、親装置は子装置から送信された経路情報を集約した経路情報を送信することができる。経路情報送信時間についても各通信装置100において計算等により任意に設定することができる。
【0019】
図3は経路情報作成・集約部105の処理に係るフローチャートを表す図である。タイマ部104に設定された時間が経過したかどうかを判断する(S301)。経過したものと判断すると、中継経路情報バッファ部106に記憶された経路情報に基づいて集約した経路情報を作成処理する。そして、送受信部101に作成した経路情報を送信させる(S302)。そして、中継経路情報バッファ部106に記憶された経路情報をクリア(削除)処理して空にする(S303)。そして、経路情報の受信がなければ、次に信号を送信する時間(以下、送信周期時間という)にタイマ部104に設定した後(S304)、S301に戻る。
【0020】
図4は実施の形態1に係る各通信装置における経路情報の送信タイミングを表す図である。図4の例では、図4(a)に示すように、装置A、B、C及びS(シンク)の4つの装置が通信を行っている。そして、各装置の親子関係については、装置Aは装置B及びCの親装置であり、さらに装置Sは装置Aの親装置であるものとする。ここでは、装置Bから経路情報を送信するものとする。
【0021】
装置Bの親装置である装置Aの経路情報処理部103は、自身が経路情報の送信先であるとして、上述したS204に基づいてバッファリング時間を設定する。一方、装置Cも装置Bからの経路情報を受信することになるが、装置Cは装置Bの親装置ではないため、装置Cの経路情報処理部103は、上述したS206、S207に基づいて送信先である親装置の装置Aに経路情報を送信する経路情報送信時間を設定する。経路情報送信時間はバッファリング時間よりも短いため、バッファリング時間が経過するまでに装置Aには、装置Cから経路情報が送信されることとなる。これにより、装置Aでは、装置Bからの経路情報と装置Cからの経路情報とを集約した経路情報を、親装置である装置Sに送信することができる。
【0022】
以上のように、実施の形態1の通信装置によれば、シンクに向けて経路情報を送信する場合に、親子関係にある子装置から中継に係る最初の経路情報を受信するとバッファリング時間待機し、最初の経路情報を受信した他の子装置からは、バッファリング時間の間に経路情報が送信されるようにしたので、親装置におけるバッファリング時間、子装置による経路情報の送信タイミングを規定することで、バッファリング時間を必要以上に長くしなくても、集約できる経路情報を多くすることができる。このため、ネットワーク全体として通信装置100における信号送信回数を減らすことができるため、通信の効率化、送信に係る電力消費の低減を図ることができる。
【0023】
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2に係る通信装置の構成を表す図である。図5において、図1等と同じ符号を付している手段等については、実施の形態1で説明したことと同じである。本実施の形態の通信装置500は、実施の形態1で説明した経路情報処理部103とは異なる受信処理を行う経路情報処理部503を有している。
【0024】
上述の実施の形態では特に示さなかったが、プロミスキャスモードで動作していると、親装置が送信する経路情報を子装置が受信することになる。各装置が所定の周期(この時間を送信周期時間という)で経路情報を送信する場合、親が次回に経路情報を送信する時間を把握することが出来る。
【0025】
図6は実施の形態2における経路情報処理部103の処理に係るフローチャートを表す図である。図6において、図3と同じステップ番号を付しているものは、上述した実施の形態1において行う処理と同じである。上述の実施の形態1では、S206において送信先が親装置でないと判断すると受信処理を終了した。
【0026】
本実施の形態では、送信先が親装置でないと判断すると、さらに送信元が親装置であるかどうかを判断する(S601)。送信元が親装置である場合には、送信周期より短い時間(送信処理時間)に設定して(S602)、受信処理を終了する。
【0027】
図7は実施の形態2に係る各通信装置における経路情報の送信タイミングを表す図である。図7の例においても、装置A、B、C及びSの4つの装置が通信を行っている。そして、各装置の親子関係については、装置Aは装置B及びCの親装置であり、さらに装置Sは装置Aの親装置であるものとする。
【0028】
装置Aは、装置Sに送信周期時間で経路情報を送信する。各装置の送受信部101はプロミスキャスモードで動作しているため、例えば装置Aの子装置である装置B及びCが装置Aが送信する経路情報を受信する。装置B及びCの経路情報処理部103は、親装置である装置Aが送信元であると判断し、S602に基づいて送信処理時間を設定する。そして、送信処理時間待機した後に、装置B及びCから経路情報を送信する。送信処理時間は送信周期時間よりも短いため、送信処理時間が経過するまでに装置Aには、装置B及びCから経路情報が送信されることとなる。これにより、装置Aでは、装置Bからの経路情報と装置Cからの経路情報とを集約した経路情報を、親装置である装置Sに送信することができる。
【0029】
以上のように、実施の形態2の通信装置によれば、例えば各装置が経路情報を所定の周期で送信する場合に、親装置が送信する経路情報を受信すると、親装置が次の経路情報を送信する前のタイミングで経路情報を送信するようにしたので、親装置に次の経路情報に自身の経路情報を集約させることができる。
【0030】
実施の形態3.
図8は本発明の実施の形態3に係る通信装置の構成を表す図である。図8において、図1等と同じ符号を付している手段等については、実施の形態1等で説明したことと同じである。本実施の形態の通信装置800は、子装置のアドレスをリストとして記憶する子装置アドレスリスト部801を有している点で、実施の形態1の通信装置とは異なっている。そして、経路情報処理部803は、子装置アドレスリスト部801から親子関係にある子装置数を把握することができる。
【0031】
上述の実施の形態1においては、経路情報処理部103は一律にバッファリング時間を設定した。ここで、例えば子装置の数が多いと、場合によっては、バッファリング時間内に各子装置からの経路情報を受信しきれずに、送信に係る処理を行うため、集約に係る効率が悪くなる。
【0032】
図9は実施の形態3における経路情報処理部803の処理に係るフローチャートを表す図である。図9において、図3と同じステップ番号を付しているものは、上述した実施の形態1において行う処理と同じである。上述の実施の形態1では、S203において中継経路情報バッファ部106が空の場合には、所定の時間であるバッファリング時間をタイマ部104に設定した。本実施の形態では、中継経路情報バッファ部106が空の場合には、経路情報処理部803は、子装置アドレスリスト部801に記憶されたアドレスから得られる子装置数に基づいて、バッファリング時間を算出し、設定する(S901)。バッファリング時間の算出方法については特に限定しないが、例えば、あらかじめ定めた時間に対して、子装置の数だけ乗算するようにしてもよい。
【0033】
図10は実施の形態3に係る各通信装置における経路情報のタイミングを表すための図である。図10においては、親装置Aに対して、子装置が装置B、Cの場合と、子装置が装置B、C、Dの場合とにおけるバッファリング時間について示している。図10に示すように、親装置Aは、子装置数に合わせたバッファリング時間を設定することで、例えば、装置B、Cに基づくバッファリング時間では集約できなかった装置Dからの経路情報を集約して装置Sに送信することができる。
【0034】
以上のように、実施の形態3の通信装置によれば、子装置アドレスリスト部801を有し、経路情報処理部803が、子装置の数に合わせてバッファリング時間を算出して設定するようにしたので、例えば子装置の数が多い場合にはバッファリング時間を長く設定することができる。そのため、送信タイミングがほぼ同じの経路情報を集約して送信を行うことができ、集約を効率よく行うことによって通信量の削減等をはかることができる。また、子装置の数が少なければバッファリング時間を短く設定することができるため、経路情報をはやく送信することができる。
【0035】
実施の形態4.
上述の実施の形態では、中継を行う経路情報を中継経路情報バッファ部106に一時的に記憶しておいて、集約等して送信するようにしたが、経路情報に限定するものではない。他の各種データ(例えば、各通信装置を有する検知手段等が検知したデータ等)を一時的に記憶しておき、送信タイミングを調整することで、親装置においては、1又は複数のデータをまとめて送信することができる。まとめて送信することで、少なくとも個別に送信する場合に比べてヘッダ等のデータ量の削減を図ることができる。
【符号の説明】
【0036】
100、500、800 通信装置
101 無線送受信部
102 パケットタイプ判定部
103、503,803 経路情報処理部
104 タイマ部
105 経路情報作成・集約部
106 中継経路情報バッファ部
801 子装置アドレスリスト部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
通信経路が木状となるように親子関係をなすネットワークを形成するシステムを構成し、根となる装置にデータを含む信号を送信する通信装置であって、
前記ネットワーク内の前記信号を送受する送受信部と、
該送受信部が受信した前記信号中のデータを記憶する記憶部と、
前記信号の送信先を示す前記ネットワーク内のアドレスに基づいて、信号送信に係る処理を行う時間を決定する送信設定処理部と、
前記送信設定処理部が決定した時間を経過すると、前記記憶部に記憶されたデータを含む信号を前記送受信部に送信させる処理を行うデータ作成部と
を備えることを特徴とする通信装置。
【請求項2】
前記データは、送信元となる通信装置から前記根となる装置に向けて経路を示すデータであることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
【請求項3】
前記送信設定処理部は、受信に係る信号の送信先が、自身に設定された前記アドレスであると判断すると、前記信号送信に係る処理を行う時間を所定時間に決定し、
前記送信先が親となる通信装置に設定された前記アドレスであると判断すると、前記信号送信に係る処理を行う時間を、前記所定時間よりも短く設定した時間に決定することを特徴とする請求項1又は2記載の通信装置。
【請求項4】
前記送信設定処理部は、受信に係る信号の送信元が、周期的に前記信号を送信する、親となる通信装置に設定された前記アドレスであると判断すると、前記信号送信に係る処理を行う時間を、前記親となる通信装置が次に信号を送信するまでの時間に決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信装置。
【請求項5】
子となる通信装置のアドレスに係るデータを記録するアドレスリスト部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通信装置。
【請求項6】
前記送信設定処理部は、前記アドレスリスト部に記録された通信装置の数に基づいて、前記信号送信に係る処理を行う時間を決定することを特徴とする請求項5記載の通信装置。
【請求項7】
前記データ作成部は複数のデータを集約したデータを作成することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の通信装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−287993(P2010−287993A)
【公開日】平成22年12月24日(2010.12.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−139072(P2009−139072)
【出願日】平成21年6月10日(2009.6.10)
【出願人】(000000295)沖電気工業株式会社 (6,645)
【Fターム(参考)】