遊技機
【課題】遊技媒体を検出する検出手段に対する不正行為をより確実に防止できるとともに、検出手段を効率よく配置して遊技領域の設計自由度を高めることができる遊技機を提供すること。
【解決手段】可変入賞球装置15の第2始動入賞口13bに入賞した遊技球を、近接スイッチからなる第2始動口スイッチ15aと、該第2始動口スイッチ15aとは検出方式が異なるフォトセンサからなる第2入賞確認スイッチ15bと、により検出し、第2始動口スイッチ15aと第2入賞確認スイッチ15bとの検出結果にもとづいて第2始動入賞口13bへの異常入賞を判定するとともに、第2入賞確認スイッチ15bを、可変入賞球装置15の下方位置に設けられる特別可変入賞球装置20の背面に設けることにより、可変入賞球装置15と特別可変入賞球装置20とを上下の間隔を極力狭めて配置することを可能として遊技領域の設計自由度を高める。
【解決手段】可変入賞球装置15の第2始動入賞口13bに入賞した遊技球を、近接スイッチからなる第2始動口スイッチ15aと、該第2始動口スイッチ15aとは検出方式が異なるフォトセンサからなる第2入賞確認スイッチ15bと、により検出し、第2始動口スイッチ15aと第2入賞確認スイッチ15bとの検出結果にもとづいて第2始動入賞口13bへの異常入賞を判定するとともに、第2入賞確認スイッチ15bを、可変入賞球装置15の下方位置に設けられる特別可変入賞球装置20の背面に設けることにより、可変入賞球装置15と特別可変入賞球装置20とを上下の間隔を極力狭めて配置することを可能として遊技領域の設計自由度を高める。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技媒体が入賞可能な第1入賞装置と該第1入賞装置の下方位置に設けられるとともに遊技媒体が入賞可能な第2入賞装置とを備え、前記第1入賞装置または前記第2入賞装置に遊技媒体が入賞したことにもとづいて景品として景品遊技媒体を払い出す遊技機であって、
前記第1入賞装置に入賞した遊技媒体を検出し、第1の検出信号を出力する第1検出手段と、
前記第1入賞装置に入賞した遊技媒体を検出し、第2の検出信号を出力する第2検出手段と、
前記第1検出手段から出力された前記第1の検出信号と前記第2検出手段から出力された前記第2の検出信号とにもとづいて前記第1入賞装置への入賞異常を判定する異常判定手段と、
前記異常判定手段により入賞異常と判定されたことにもとづいて所定のエラー状態に移行させる移行手段と、を備え、
前記第1検出手段と前記第2検出手段とは互いに異なる検出方式のセンサにより構成されるとともに、
前記第2検出手段は、前記第2入賞装置に取り付けられる、
ことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記第1検出手段から前記第1の検出信号が出力されたことにもとづいて、可変表示の開始を許容する開始条件が成立したときに各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を実行する可変表示実行手段と、
前記第1検出手段から前記第1の検出信号が出力されたことにもとづいて、景品として景品遊技媒体を払い出す制御を行う払出制御実行手段と、を備え、
前記第2検出手段から出力された前記第2の検出信号は、前記異常判定手段による前記第1入賞装置への入賞異常の判定のみに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記第2検出手段の下方位置に配置され、該第2検出手段を通過した遊技媒体を回収する回収路面と、
前記第2検出手段と前記回収路面との間に、該第2検出手段を通過した遊技媒体に当接して該遊技媒体の流下方向を変更可能に設けられる方向変更部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記第1入賞装置及び前記第2入賞装置とは別個に設けられた普通入賞口と、
前記普通入賞口に入賞した遊技媒体を検出する普通入賞検出手段と、
前記普通入賞検出手段により遊技媒体が検出されたことにもとづいて、景品として景品遊技媒体を払い出す制御を行う払出制御実行手段と、を備える、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
前記第2入賞装置に入賞した遊技媒体を検出する電磁式の検出手段を備え、
前記第2入賞装置は、
所定条件が成立したことにもとづいて、遊技媒体が入賞可能な開放状態と入賞不可能な閉鎖状態とに可動する可動部材と、
前記可動部材を駆動させる電磁式駆動手段と、を備え、
前記可動部材の両側に、前記電磁式の検出手段と前記電磁式駆動手段とを離間して配置した、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
【請求項6】
前記第2入賞装置は、
所定条件が成立したことにもとづいて、遊技媒体が入賞可能な開放状態と入賞不可能な閉鎖状態とに可動する可動部材と、
前記可動部材を駆動させる駆動手段と、
所定の回動軸を中心として上下動可能に設けられ、前記駆動手段の駆動に応じて上下動することにより前記可動部材を前記開放状態と前記閉鎖状態とに可動させるリンク部材と、
前記リンク部材を上下動可能に支持するとともに、遊技盤に形成された取付用開口に嵌合可能に形成された支持部材と、を備え、
前記リンク部材は、前記遊技盤の厚み幅方向の寸法が該遊技盤の厚み幅寸法よりも短く形成され、
前記支持部材には、前記閉鎖状態または前記開放状態において前記リンク部材の少なくとも一部を収容可能な開口部が形成されている、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機。
【請求項1】
遊技媒体が入賞可能な第1入賞装置と該第1入賞装置の下方位置に設けられるとともに遊技媒体が入賞可能な第2入賞装置とを備え、前記第1入賞装置または前記第2入賞装置に遊技媒体が入賞したことにもとづいて景品として景品遊技媒体を払い出す遊技機であって、
前記第1入賞装置に入賞した遊技媒体を検出し、第1の検出信号を出力する第1検出手段と、
前記第1入賞装置に入賞した遊技媒体を検出し、第2の検出信号を出力する第2検出手段と、
前記第1検出手段から出力された前記第1の検出信号と前記第2検出手段から出力された前記第2の検出信号とにもとづいて前記第1入賞装置への入賞異常を判定する異常判定手段と、
前記異常判定手段により入賞異常と判定されたことにもとづいて所定のエラー状態に移行させる移行手段と、を備え、
前記第1検出手段と前記第2検出手段とは互いに異なる検出方式のセンサにより構成されるとともに、
前記第2検出手段は、前記第2入賞装置に取り付けられる、
ことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記第1検出手段から前記第1の検出信号が出力されたことにもとづいて、可変表示の開始を許容する開始条件が成立したときに各々を識別可能な複数種類の識別情報の可変表示を実行する可変表示実行手段と、
前記第1検出手段から前記第1の検出信号が出力されたことにもとづいて、景品として景品遊技媒体を払い出す制御を行う払出制御実行手段と、を備え、
前記第2検出手段から出力された前記第2の検出信号は、前記異常判定手段による前記第1入賞装置への入賞異常の判定のみに用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記第2検出手段の下方位置に配置され、該第2検出手段を通過した遊技媒体を回収する回収路面と、
前記第2検出手段と前記回収路面との間に、該第2検出手段を通過した遊技媒体に当接して該遊技媒体の流下方向を変更可能に設けられる方向変更部と、を備える、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記第1入賞装置及び前記第2入賞装置とは別個に設けられた普通入賞口と、
前記普通入賞口に入賞した遊技媒体を検出する普通入賞検出手段と、
前記普通入賞検出手段により遊技媒体が検出されたことにもとづいて、景品として景品遊技媒体を払い出す制御を行う払出制御実行手段と、を備える、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
前記第2入賞装置に入賞した遊技媒体を検出する電磁式の検出手段を備え、
前記第2入賞装置は、
所定条件が成立したことにもとづいて、遊技媒体が入賞可能な開放状態と入賞不可能な閉鎖状態とに可動する可動部材と、
前記可動部材を駆動させる電磁式駆動手段と、を備え、
前記可動部材の両側に、前記電磁式の検出手段と前記電磁式駆動手段とを離間して配置した、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
【請求項6】
前記第2入賞装置は、
所定条件が成立したことにもとづいて、遊技媒体が入賞可能な開放状態と入賞不可能な閉鎖状態とに可動する可動部材と、
前記可動部材を駆動させる駆動手段と、
所定の回動軸を中心として上下動可能に設けられ、前記駆動手段の駆動に応じて上下動することにより前記可動部材を前記開放状態と前記閉鎖状態とに可動させるリンク部材と、
前記リンク部材を上下動可能に支持するとともに、遊技盤に形成された取付用開口に嵌合可能に形成された支持部材と、を備え、
前記リンク部材は、前記遊技盤の厚み幅方向の寸法が該遊技盤の厚み幅寸法よりも短く形成され、
前記支持部材には、前記閉鎖状態または前記開放状態において前記リンク部材の少なくとも一部を収容可能な開口部が形成されている、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
【図87】
【図88】
【図89】
【図90】
【図91】
【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【公開番号】特開2011−161098(P2011−161098A)
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−29273(P2010−29273)
【出願日】平成22年2月12日(2010.2.12)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年8月25日(2011.8.25)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年2月12日(2010.2.12)
【出願人】(000144153)株式会社三共 (5,148)
【Fターム(参考)】
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