遊技機
【課題】遊技への注目度を良好に高めることが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】
遊技領域へ発射された遊技球は、左側入球部45a又は右側入球部45bに入球可能となっている。左側入球部45a及び右側入球部45bへ入球した遊技球は、内部通路を通って振分ユニット51aへ排出される。振分ユニット51aでは、当該排出された遊技球を開閉実行モードへの移行契機とするか否かを振り分ける振分動作が実行される。振分ユニット51aには一定の速度で変位する第1V入賞口案内部が設けられており、第1V入賞口案内部への入球(V入賞)が開閉実行モードの契機となる。図柄表示装置42では、第1V入賞案内部の位置に基づいて左側入球部45a及び右側入球部45bへの入球に対応した発射操作の態様のうちV入賞の発生が可能な発射操作の態様が報知される。
【解決手段】
遊技領域へ発射された遊技球は、左側入球部45a又は右側入球部45bに入球可能となっている。左側入球部45a及び右側入球部45bへ入球した遊技球は、内部通路を通って振分ユニット51aへ排出される。振分ユニット51aでは、当該排出された遊技球を開閉実行モードへの移行契機とするか否かを振り分ける振分動作が実行される。振分ユニット51aには一定の速度で変位する第1V入賞口案内部が設けられており、第1V入賞口案内部への入球(V入賞)が開閉実行モードの契機となる。図柄表示装置42では、第1V入賞案内部の位置に基づいて左側入球部45a及び右側入球部45bへの入球に対応した発射操作の態様のうちV入賞の発生が可能な発射操作の態様が報知される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
遊技者の発射操作に基づいて、遊技領域に向けて遊技球を発射する発射手段と、
前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な特典付与手段と、
を備え、
当該特典付与手段は、
前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な入球口と、
前記入球口に入球した遊技球が入球可能であって入球した場合に遊技者に特典が付与されることとなる当選入球部と、
自身が変位することで、前記入球口に入球した遊技球を前記当選入球部及び当該当選入球部以外の箇所うちいずれかに振り分ける振分手段と、
を備え、
前記振分手段の振分動作位置を把握する動作位置把握手段と、
当該動作位置把握手段の把握結果に基づいて、前記当選入球部への遊技球の入球を可能とする前記発射操作の態様を遊技者に認識可能とさせる特別報知を報知手段にて実行させる報知制御手段と、
を備えていることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記振分手段は、前記入球口に入球した遊技球が前記当選入球部に導かれ得る所定期間と、前記入球口に遊技球が入球したとしても当該遊技球が前記当選入球部に導かれない特定期間とが生じるように振分動作を実行するものであり、
前記特別報知は、前記所定期間であること及び前記所定期間となることの少なくとも一方を遊技者に認識可能とさせる報知であり、
前記入球口に遊技球を入球させることが不可となる前の所定タイミングにおける前記動作位置把握手段の把握結果と、前記入球口に入球した遊技球が前記所定タイミングから前記振分手段の振分対象となるまでに要する期間との関係から前記所定期間が発生するか否かを把握する期間把握手段を備え、
前記報知制御手段は、前記期間把握手段により前記所定期間が発生すると把握された場合に、前記特別報知を前記報知手段にて実行させるものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記入球口への遊技球の入球を許容する許容状態に制御可能であり、前記入球口への遊技球の入球を阻止する阻止状態に制御可能である入球口制御手段を備え、
前記所定タイミングは、前記入球口制御手段により前記許容状態に制御される前のタイミングであることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記特典付与手段は、
前記入球口に入球した遊技球を前記振分手段に導く案内通路と、
当該案内通路から前記振分手段への遊技球の導出を可能とする導出許可状態に遷移可能であって当該導出を不可とする導出不可状態に遷移可能なシャッタ手段と、
を備え、
前記入球口への遊技球の入球を許容する許容状態に制御可能であり、前記入球口への遊技球の入球を阻止する阻止状態に制御可能である入球口制御手段と、
前記入球口制御手段が前記入球口を前記阻止状態に制御した場合に前記シャッタ手段を前記導出不可状態に遷移させるシャッタ制御手段と、
を備え、
前記期間把握手段は、前記所定タイミングにおける前記動作位置把握手段の把握結果と、前記所定タイミングから前記シャッタ制御手段により前記シャッタ手段が前記導出不可状態に遷移されるまでに要する期間との関係から前記所定期間が発生するか否かを把握するものであることを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記所定タイミングにおいて前記振分手段が特定の動作範囲に存在している場合、前記所定期間において前記入球口に入球した遊技球が前記当選入球部に導かれ得る構成であり、
前記所定タイミングにおける前記動作位置把握手段の把握結果が、前記振分手段が特定の動作範囲に含まれるものの当該動作範囲の境界から所定範囲に含まれている場合には、前記特別報知が実行されないことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項6】
前記特典付与手段は、前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な前記入球口とは別の入球口を備え、
当該別の入球口に入球した遊技球は前記入球口に入球した遊技球とは異なる通路で前記振分手段に導かれる構成であり、
当該振分手段は、前記入球口及び前記別の入球口のうち前記入球口に入球した遊技球が前記当選入球部に導かれ得る所定期間と、前記入球口及び前記別の入球口のうち前記別の入球口に入球した遊技球が前記当選入球部に導かれ得る特定期間とが生じるように振分動作を実行するものであり、
前記入球口と前記別の入球口とは、前者への遊技球の入球を狙う場合と後者への遊技球の入球を狙う場合とで前記発射操作の態様を変化させる必要があるように設けられており、
前記特別報知として、前記入球口への遊技球の入球を狙って発射操作を行うべきであることを遊技者に認識可能とさせる報知が行われる構成であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項1】
遊技者の発射操作に基づいて、遊技領域に向けて遊技球を発射する発射手段と、
前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な特典付与手段と、
を備え、
当該特典付与手段は、
前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な入球口と、
前記入球口に入球した遊技球が入球可能であって入球した場合に遊技者に特典が付与されることとなる当選入球部と、
自身が変位することで、前記入球口に入球した遊技球を前記当選入球部及び当該当選入球部以外の箇所うちいずれかに振り分ける振分手段と、
を備え、
前記振分手段の振分動作位置を把握する動作位置把握手段と、
当該動作位置把握手段の把握結果に基づいて、前記当選入球部への遊技球の入球を可能とする前記発射操作の態様を遊技者に認識可能とさせる特別報知を報知手段にて実行させる報知制御手段と、
を備えていることを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記振分手段は、前記入球口に入球した遊技球が前記当選入球部に導かれ得る所定期間と、前記入球口に遊技球が入球したとしても当該遊技球が前記当選入球部に導かれない特定期間とが生じるように振分動作を実行するものであり、
前記特別報知は、前記所定期間であること及び前記所定期間となることの少なくとも一方を遊技者に認識可能とさせる報知であり、
前記入球口に遊技球を入球させることが不可となる前の所定タイミングにおける前記動作位置把握手段の把握結果と、前記入球口に入球した遊技球が前記所定タイミングから前記振分手段の振分対象となるまでに要する期間との関係から前記所定期間が発生するか否かを把握する期間把握手段を備え、
前記報知制御手段は、前記期間把握手段により前記所定期間が発生すると把握された場合に、前記特別報知を前記報知手段にて実行させるものであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記入球口への遊技球の入球を許容する許容状態に制御可能であり、前記入球口への遊技球の入球を阻止する阻止状態に制御可能である入球口制御手段を備え、
前記所定タイミングは、前記入球口制御手段により前記許容状態に制御される前のタイミングであることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記特典付与手段は、
前記入球口に入球した遊技球を前記振分手段に導く案内通路と、
当該案内通路から前記振分手段への遊技球の導出を可能とする導出許可状態に遷移可能であって当該導出を不可とする導出不可状態に遷移可能なシャッタ手段と、
を備え、
前記入球口への遊技球の入球を許容する許容状態に制御可能であり、前記入球口への遊技球の入球を阻止する阻止状態に制御可能である入球口制御手段と、
前記入球口制御手段が前記入球口を前記阻止状態に制御した場合に前記シャッタ手段を前記導出不可状態に遷移させるシャッタ制御手段と、
を備え、
前記期間把握手段は、前記所定タイミングにおける前記動作位置把握手段の把握結果と、前記所定タイミングから前記シャッタ制御手段により前記シャッタ手段が前記導出不可状態に遷移されるまでに要する期間との関係から前記所定期間が発生するか否かを把握するものであることを特徴とする請求項2又は3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記所定タイミングにおいて前記振分手段が特定の動作範囲に存在している場合、前記所定期間において前記入球口に入球した遊技球が前記当選入球部に導かれ得る構成であり、
前記所定タイミングにおける前記動作位置把握手段の把握結果が、前記振分手段が特定の動作範囲に含まれるものの当該動作範囲の境界から所定範囲に含まれている場合には、前記特別報知が実行されないことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1に記載の遊技機。
【請求項6】
前記特典付与手段は、前記遊技領域を流下する遊技球が入球可能な前記入球口とは別の入球口を備え、
当該別の入球口に入球した遊技球は前記入球口に入球した遊技球とは異なる通路で前記振分手段に導かれる構成であり、
当該振分手段は、前記入球口及び前記別の入球口のうち前記入球口に入球した遊技球が前記当選入球部に導かれ得る所定期間と、前記入球口及び前記別の入球口のうち前記別の入球口に入球した遊技球が前記当選入球部に導かれ得る特定期間とが生じるように振分動作を実行するものであり、
前記入球口と前記別の入球口とは、前者への遊技球の入球を狙う場合と後者への遊技球の入球を狙う場合とで前記発射操作の態様を変化させる必要があるように設けられており、
前記特別報知として、前記入球口への遊技球の入球を狙って発射操作を行うべきであることを遊技者に認識可能とさせる報知が行われる構成であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の遊技機。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【公開番号】特開2013−48876(P2013−48876A)
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−243430(P2011−243430)
【出願日】平成23年11月7日(2011.11.7)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年3月14日(2013.3.14)
【国際特許分類】
【出願日】平成23年11月7日(2011.11.7)
【出願人】(000144522)株式会社三洋物産 (4,662)
【Fターム(参考)】
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