説明

運動コンテンツ生成システム、出力端末、運動コンテンツ生成装置、コンテンツ生成方法及びコンテンツ生成プログラム

【課題】
本発明の目的は、多数の運動と、その運動と実行する運動速度とから、多様なバリエーションのある運動コンテンツを自動で作成することである。
【解決手段】
第1運動リスト情報は。多数の運動情報から所望の運動情報が選択された運動情報により構成される。第1運度リスト情報を構成する運動情報が表す運動を実行する運動テンポが設定される。第1運動リスト情報を構成する各運動情報に対して、ユーザにより所望の楽曲が選択される。各運動に対応する運動映像情報が、ディスプレイ4により表示されるとともに、運動を実行する運動テンポに応じて運動情報に対応する楽曲演奏情報がスピーカ2とスピーカ3とにより出力される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、運動コンテンツ生成に関する。詳細には、多数の運動情報の中から所望の運動情報選択し、選択された運動情報が表す運動を実行する運動速度をそれぞれ設定することで、運動コンテンツを生成する運動コンテンツ生成システム、出力端末、運動コンテンツ生成装置及び運動コンテンツ生成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特開2001−306071には、運動モードを選択することで、運動モードに対応したテンポ関数を用いて運動用楽曲を生成する技術が開示されている。詳細には、ユーザにより選択された運動モードに対応するテンポ関数により、楽曲のテンポをテンポ関数に合わせて調整する技術が記載されている。
【特許文献1】特開2001−306071号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1は、運動の種類が複数ある場合であっても運動の種類に関係なく、予め決められた運動モードに対応するテンポ関数を用いて楽曲のテンポを調整している。予め決められた運動モードにより楽曲のテンポが調整されるだけであるため、運動の種類に関係なく運動モードの数に限られたコンテンツしか生成することができなかった。
【0004】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、多数の運動の種類と、その運動の種類を実行する運動速度とから、多様なバリエーションのある運動コンテンツを自動で作成することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に記載の発明によれば、運動の種類を表す運動情報を多数記憶する運動情報記憶部と、前記運動情報記憶部に記憶された運動情報に対応する運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部と、前記多数の運動情報から、所望の運動情報を選択する運動選択部と、前記運動選択部により選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する運動速度設定部と、前記運動選択部により選択された運動情報と前記運動速度とが対応付けされた運動リストを取得する運動リスト取得部と、楽曲を記憶する楽曲記憶部と、前記取得された運動リストに従って、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を、前記運動映像情報記憶部から読み出して出力する運動映像出力部と、前記運動映像出力部により、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記設定された運動速度に従って、前記楽曲記憶部に記憶された楽曲を出力する楽曲出力部と、を備えることを特徴とする運動コンテンツ生成システムである。
【0006】
請求項2に記載の発明によれば、前記楽曲記憶部に記憶された多数の楽曲を表す楽曲情報を多数記憶する楽曲情報記憶部と、前記多数の楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する楽曲選択部と、を備え、前記楽曲記憶部は、前記多数の楽曲情報に対応する楽曲を記憶し、前記運動リスト取得部は、前記楽曲選択部により選択された楽曲情報と、前記運動情報とが対応付けされた運動リストを取得し、前記運動映像出力部により、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記楽曲出力部は、前記運動情報の運動を実行する運動速度に従って、前記運動情報に対応する楽曲を出力することを特徴としている。
【0007】
請求項3に記載の発明によれば、前記運動コンテンツ生成システムは、前記運動映像情報記憶部を備えた運動サーバと、前記楽曲記憶部を備えた楽曲サーバと、少なくとも前記運動映像出力部と前記楽曲出力部と前記運動リスト取得部とを備えた出力端末と、から構成され、前記出力端末は、前記運動サーバに備えられた前記運動映像情報記憶部から、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を取得する運動映像取得部と、前記楽曲サーバに備えられた前記楽曲記憶部から楽曲を取得する楽曲取得部と、を備えることを特徴としている。
【0008】
請求項4に記載の発明によれば、前記出力端末は、前記運動リスト取得部により取得された運動リストを、前記運動サーバへ送信する第1運動リスト送信部を備え、前記運動サーバは、前記第1運動リスト送信部により送信された運動リストを取得する第1運動リスト取得部と、前記第1運動リスト取得部により取得された運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を、前記出力端末に送信する運動映像情報送信部とを備え、前記出力端末に備えられた前記運動映像取得部は、前記運動映像情報送信部により送信された運動映像情報を取得することを特徴としている。
【0009】
請求項5に記載の発明によれば、前記運動コンテンツ生成システムは、前記運動映像情報記憶部を備えた運動サーバと、前記楽曲記憶部を備えた楽曲サーバと、少なくとも前記運動映像出力部と前記楽曲出力部と前記運動リスト取得部とを備えた出力端末と、から構成され、前記出力端末は、前記運動サーバに備えられた前記運動映像情報記憶部から、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を取得する運動映像情報取得部と、前記楽曲サーバに備えられた前記楽曲記憶部から、前記運動リストを構成する楽曲情報に対応する楽曲を取得する楽曲取得部と、前記運動リスト取得部により取得された運動リストを、前記楽曲サーバへ送信する第2運動リスト送信部を備え、前記楽曲サーバは、前記第2運動リスト送信部により送信された運動リストを取得する第2運動リスト取得部と、前記第2運動リスト取得部により取得された運動リストを構成する楽曲情報に対応する楽曲を、前記出力端末に送信する楽曲送信部とを備え、前記出力端末に備えられた前記楽曲取得部は、前記楽曲送信部により送信された楽曲を取得することを特徴としている。
【0010】
請求項6に記載の発明によれば、前記運動サーバは、前記運動情報記憶部を備え、
前記出力端末は、前記運動選択部と、前記運動速度設定部と、前記運動リストを生成するための運動リスト生成部と、前記運動サーバに備えられた前記運動情報記憶部から運動情報を取得する運動情報取得部と、を備えることを特徴としている。
【0011】
請求項7に記載の発明によれば、前記楽曲サーバは、前記楽曲記憶部に記憶された楽曲を表す楽曲情報を多数記憶する楽曲情報記憶部を備え、前記出力端末は、前記楽曲サーバに備えられた前記楽曲情報記憶部から楽曲情報を取得する楽曲情報取得部と、前記取得された楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する楽曲選択部と、を備え、前記楽曲サーバに備えられた前記楽曲記憶部は、前記多数の楽曲情報に対応する楽曲を記憶し、前記出力端末に備えられた前記運動リスト生成部は、前記楽曲選択部により選択された楽曲情報と、前記運動情報とが対応付けされた運動リストを生成し、前記出力端末に備えられた前記楽曲取得部は、前記運動リストを構成する楽曲情報に対応する楽曲を取得し、前記出力端末に備えられた前記運動映像出力部により、前記生成された運動リストに従って、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記出力端末に備えられた前記楽曲出力部は、前記運動情報の運動を実行する運動速度に従って、前記運動情報に対応する楽曲を出力することを特徴としている。
【0012】
請求項8に記載の発明によれば、前記出力端末は、前記運動映像出力部により、前記運動リストに従って前記運動映像情報が出力されるとき、前記運動映像出力部により出力される運動映像情報の運動情報に対応する楽曲が前記運動リストにあるか否かを判定する楽曲判定部を備え、前記楽曲判定部により、出力される運動映像情報の運動情報に対応する楽曲がないと判定された場合、前記出力端末に備えられた前記楽曲出力部により前回出力されていた楽曲を出力することを特徴としている。
【0013】
請求項9に記載の発明によれば、前記出力端末は、前記運動映像出力部により、所定の運動情報に対応する運動映像情報の出力が終わったか否かを判定する運動映像判定部を備え、前記運動リストに従って、前記出力端末に備えられた前記運動映像出力部により前記運動情報の運動映像情報が出力されるとき、前記運動映像判定部により前記運動情報の運動映像情報の出力が終わったと判定された場合、前記出力端末に備えられた前記楽曲出力部は、楽曲の出力を停止することを特徴としている。
【0014】
請求項10に記載の発明によれば、前記出力端末に備えられた前記楽曲出力部により楽曲の出力が終わったとき、前記運動映像判定部により運動映像の出力が終わったと判定されていない場合、前記楽曲出力部は前記楽曲を繰り返し出力することを特徴としている。
【0015】
請求項11に記載の発明によれば、前記出力端末は、前記運動情報が表す運動を繰り返し実行する繰り返し回数を設定する回数設定部を備え、前記出力端末装置に備えられた前記映像出力部は、前記選択された運動情報に対応する運動映像情報を前記繰り返し回数分繰り返し出力することを特徴としている。
【0016】
請求項12に記載の発明によれば、請求項3から11のいずれかに記載の出力端末である。
【0017】
請求項13に記載の発明によれば、運動の種類を表す運動情報を多数記憶する運動情報記憶部と、前記運動情報記憶部に記憶された運動情報に対応する運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部と、前記多数の運動情報から、所望の運動情報を選択する運動選択部と、前記運動選択部により選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する運動速度設定部と、前記運動選択部により選択された運動情報と前記運動速度とが対応付けされた運動リストを取得する運動リスト取得部と、楽曲を記憶する楽曲記憶部と、前記取得された運動リストに従って、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を出力する指令を発生する運動映像出力指令発生部と、前記運動映像出力指令発生部により、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記設定された運動速度に従って、前記楽曲記憶部に記憶された楽曲を出力する指令を発生する楽曲出力指令発生部と、を備えることを特徴とする運動コンテンツ生成装置である。
【0018】
請求項14に記載の発明によれば、前記楽曲記憶部に記憶された多数の楽曲を表す楽曲情報を多数記憶する楽曲情報記憶部と、前記多数の楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する楽曲選択部と、を備え、前記楽曲記憶部は、前記多数の楽曲情報に対応する楽曲を記憶し、前記運動リスト取得部は、前記楽曲選択部により選択された楽曲情報と、前記運動情報とが対応付けされた運動リストを取得し、前記運動映像出力指令発生部により、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記楽曲出力指令発生部は、前記運動情報の運動を実行する運動速度に従って、前記運動情報に対応する楽曲を出力する指令を発生することを特徴としている。
【0019】
請求項15に記載の発明によれば、運動の種類を表す運動情報を多数記憶する運動情報記憶部から運動情報を取得する運動情報取得ステップと、前記運動情報記憶部に記憶された運動情報に対応する運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部から運動映像情報を取得する運動映像取得ステップと、前記取得された多数の運動情報から、所望の運動情報を選択する運動選択ステップと、前記運動選択ステップにより選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する運動速度設定ステップと、前記運動選択ステップにより選択された運動情報と前記運動速度とが対応付けされた運動リストを取得する運動リスト取得ステップと、楽曲を記憶する楽曲記憶部から楽曲を取得する楽曲取得ステップと、前記取得された運動リストに従って、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を、前記運動映像取得ステップにより取得して出力する運動映像出力ステップと、前記運動映像出力ステップにより、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記設定された運動速度に従って、前記楽曲取得ステップにより取得された楽曲を出力する楽曲出力ステップと、を備えることを特徴とする運動コンテンツ生成方法である。
【0020】
請求項16に記載の発明によれば、前記楽曲記憶部に記憶された多数の楽曲を表す楽曲情報を多数記憶する楽曲情報記憶部から前記楽曲情報を取得する楽曲情報取得ステップと、前記多数の楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する楽曲選択ステップと、を備え、前記楽曲取得ステップは、前記多数の楽曲情報に対応する楽曲を記憶した楽曲記憶部から楽曲を取得し、前記運動リスト取得ステップは、前記楽曲選択ステップにより選択された楽曲情報と、前記運動情報とが対応付けされた運動リストを取得し、前記運動映像出力ステップにより、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記楽曲出力ステップは、前記運動情報の運動を実行する運動速度に従って、前記運動情報に対応する楽曲を出力することを特徴としている。
【0021】
請求項17に記載の発明によれば、前記運動リストを生成する運動リスト生成ステップを備えることを特徴としている。
【0022】
請求項18に記載の発明によれば、運動の種類を表す運動情報を多数記憶する運動情報記憶部から運動情報を取得する運動情報取得ステップと、前記運動情報記憶部に記憶された運動情報に対応する運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部から運動映像情報を取得する運動映像取得ステップと、前記取得された多数の運動情報から、所望の運動情報を選択する運動選択ステップと、前記運動選択ステップにより選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する運動速度設定ステップと、前記運動選択ステップにより選択された運動情報と前記運動速度とが対応付けされた運動リストを取得する運動リスト取得ステップと、楽曲を記憶する楽曲記憶部から楽曲を取得する楽曲取得ステップと、前記取得された運動リストに従って、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を、前記運動映像取得ステップにより取得して出力する運動映像出力ステップと、前記運動映像出力ステップにより、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記設定された運動速度に従って、前記楽曲取得ステップにより取得された楽曲を出力する楽曲出力ステップと、をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0023】
請求項1に記載の発明によれば、運動情報記憶部は、運動の種類を表す運動情報を多数記憶する。運動速度設定部は、選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する。楽曲出力部は、運動映像出力部により、運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、設定された運動速度に従って、楽曲記憶部に記憶された楽曲を出力する。従って、多数の運動情報それぞれについて運動速度が設定される。設定された運動速度に従って、楽曲が出力される。この結果、運動速度に応じて、出力される楽曲の速度が変わるため、運動情報記憶部に記憶された運動情報の数と、各運動情報に設定された運動速度との数だけ、それぞれ異なった運動コンテンツを作成することができる。運動情報を選択し、その運動を実行する速度を設定するだけで、多様なバリエーションのある運動コンテンツを自動で容易に生成することが可能となる。
【0024】
請求項2に記載の発明によれば、楽曲選択部は、多数の楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する。運動リスト取得部は、楽曲選択部により選択された楽曲情報と、運動情報とが対応付けされた運動リストを取得する。運動映像出力部により、運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、楽曲出力部は、運動情報の運動を実行する運動速度に従って、運動情報に対応する楽曲を出力する。この結果、楽曲を表す楽曲情報と、運動リストを構成する複数の運動情報とを組み合わせることで、運動情報の数と楽曲情報の数とを組み合わせた数の運動コンテンツを生成することができる。そのため、運動情報とその運動を実行する運動速度とからコンテンツを生成した場合よりも多様なバリエーションの運動コンテンツを生成することができる。
【0025】
一般に、運動を表す運動情報を多数組み合わせて運動コンテンツを生成する場合、運動情報の数が増える程、多様なバリエーションの運動コンテンツを生成することが可能になる。しかし、サーバを用いず、出力端末のみを用いて上記機能を実現するためには、多数の運動情報に対応する運動映像情報を記憶可能な、メモリ容量の大きい高性能なメモリが必要であった。請求項3に記載の発明によれば、運動コンテンツ生成システムは、運動映像情報記憶部を備えた運動サーバと、楽曲記憶部を備えた楽曲サーバと、少なくとも運動映像出力部と楽曲出力部と運動リスト取得部とを備えた出力端末と、から構成される。出力端末は、運動サーバに備えられた運動映像情報記憶部から、運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を取得する運動映像取得部と、楽曲サーバに備えられた楽曲記憶部から楽曲を取得する楽曲取得部と、を備える。この結果、運動サーバに備えられたメモリが運動映像情報を保持するため、出力端末は、メモリ容量の大きい高性能なメモリを備える必要がない。そのため、汎用的なメモリを用いて安価な構成で、出力端末を構成することができる。また、出力端末は、運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報さえ運動サーバから取得すれば良い。そのため、出力端末は、運動サーバと通信するデータ量も少なく、短時間で運動映像情報を運動サーバから取得することができる。
【0026】
請求項4に記載の発明によれば、出力端末は、運動リスト取得部により取得された運動リストを、運動サーバへ送信する第1運動リスト送信部を備える。運動サーバは、第1運動リスト送信部により送信された運動リストを取得する第1運動リスト取得部と、第1運動リスト取得部により取得された運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を、出力端末に送信する運動映像情報送信部とを備える。この結果、出力端末装置は、運動リストを運動サーバに送信するだけで、自動で運動映像情報を取得することができる。出力端末は、運動リストを構成する運動映像情報を、運動サーバに備えられる運動映像情報記憶部に記憶される多数の運動映像情報の中から探して取得する処理負担を軽減することができる。
【0027】
請求項5に記載の発明によれば、運動コンテンツ生成システムは、運動映像情報記憶部を備えた運動サーバと、楽曲記憶部を備えた楽曲サーバと、少なくとも運動映像出力部と楽曲出力部と運動リスト取得部とを備えた出力端末と、から構成される。出力端末は、運動リスト取得部により取得された運動リストを、楽曲サーバへ送信する第2運動リスト送信部を備える。楽曲サーバは、第2運動リスト送信部により送信された運動リストを取得する第2運動リスト取得部と、第2運動リスト取得部により取得された運動リストを構成する楽曲を、出力端末に送信する楽曲送信部とを備える。この結果、出力端末は、運動リストを楽曲サーバに送信するだけで、自動で楽曲を取得することができる。出力端末は、運動リストを構成する楽曲楽曲を、楽曲サーバに備えられる楽曲記憶部に記憶される楽曲の中から探して取得する処理負担を軽減することができる。
【0028】
請求項6に記載の発明によれば、運動サーバは、運動情報記憶部を備える。出力端末は、運動選択部と、運動速度設定部と、運動リストを生成するための運動リスト生成部と、運動サーバに備えられた運動情報記憶部から運動情報を取得する運動情報取得部とを備える。この結果、ユーザは、出力端末を用いて、出力端末により取得された多数の運動情報から所望の運動情報を選択するだけで、ユーザは所望の運動コンテンツを自動で生成することができる。
【0029】
一般に、楽曲を表す楽曲情報を多数組み合わせて運動コンテンツを生成する場合、楽曲情報の数が増える程、多様なバリエーションの運動コンテンツを生成することが可能になる。しかし、サーバを用いず、出力端末のみを用いて上記機能を実現するためには、多数の楽曲情報に対応する楽曲演奏情報を記憶可能な、メモリ容量の大きい高性能なメモリが必要であった。請求項7に記載の発明によれば、楽曲サーバは、楽曲記憶部に記憶された楽曲を表す楽曲情報を多数記憶する楽曲情報記憶部を備える。出力端末は、楽曲サーバに備えられた楽曲情報記憶部から楽曲情報を取得する楽曲情報取得部と、取得された楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する楽曲選択部と、を備える。出力端末に備えられた運動リスト生成部は、楽曲選択部により選択された楽曲情報と、運動情報とが対応付けされた運動リストを生成する。出力端末に備えられた楽曲取得部は、運動リストを構成する楽曲情報に対応する楽曲を取得する。この結果、楽曲サーバに備えられたメモリが、楽曲を保持するため、出力端末は、メモリ容量の大きい高性能なメモリを備える必要がない。そのため、汎用的なメモリを用いて安価な構成で、出力装置を構成することができる。また、出力端末は、運動リストを構成する楽曲情報に対応する楽曲さえ楽曲サーバから取得すれば良い。そのため、出力端末は、楽曲サーバと通信するデータ量も少なく、短時間で楽曲を楽曲サーバから取得することができる。
【0030】
請求項8に記載の発明によれば、運動映像出力部により、運動リストに従って運動映像情報が出力されるとき、運動映像出力部により出力される運動映像情報の運動情報に対応する楽曲が運動リストにあるか否かを判定する楽曲判定部を備える。楽曲判定部により、出力される運動映像情報の運動情報に対応する楽曲がないと判定された場合、出力端末に備えられた楽曲出力部により前回出力されていた楽曲を出力する。この結果、運動リストに出力される運動情報に対応する楽曲がない場合であっても、出力される運動情報の運動速度に応じて、前回出力されていた楽曲を自動出力することができる。そのため、運動情報に対応する楽曲がない場合であっても、ユーザは運動速度に合った音楽を聞きながら、運動を行うことができる。
【0031】
請求項9に記載の発明によれば、出力端末は、運動映像出力部により、所定の運動情報に対応する運動映像情報の出力が終わったか否かを判定する運動映像判定部を備える。運動リストに従って、出力端末に備えられた運動映像出力部により運動情報の運動映像情報が出力されるとき、運動映像判定部により運動情報の運動映像情報の出力が終わったと判定された場合、出力端末に備えられた楽曲出力部は、楽曲の出力を停止する。この結果、各運動情報に対応するユーザにより選択された楽曲を聴きながら運動を行えるため、ユーザは各運動情報ごとに切り替わる楽曲を聴きながら、各運動ごとに設定された楽曲に合わせてメリハリを持って運動を行うことができる。
【0032】
請求項10に記載の発明によれば、出力端末に備えられた楽曲出力部により楽曲の出力が終わったとき、運動映像判定部により運動映像の出力が終わったと判定されていない場合、楽曲出力部は楽曲を繰り返し出力する。この結果、運動映像情報の出力が終了していないときに、楽曲の出力が終わった場合、現在出力している運動映像情報に対応した運動情報の楽曲が繰り返し出力されるため、ユーザは無音状態で運動をすることがないため、音楽を聞きながら、運動を継続することができる。
【0033】
請求項11に記載の発明によれば、出力端末は、運動情報が表す運動を繰り返し実行する繰り返し回数を設定する回数設定部を備える。出力端末装置に備えられた映像出力部は、選択された運動情報に対応する運動映像情報を繰り返し回数分繰り返し出力する。この結果、運動情報の数と各運動情報に設定された運動速度以外の設定回数を用いて運動コンテンツを生成することができる。そのため、運動情報の数と、各運動情報ごとに設定された運動速度とを用いて運動コンテンツを生成したときよりも、繰り返し回数を設定することで多様なバリエーションのある運動コンテンツを、自動で容易に生成することが可能となる。
【0034】
請求項12に記載の発明によれば、請求項3から請求項11のいずれかに記載の出力端末である。この結果、出力端末は、運動サーバに備えられた運動情報記憶部及び運動映像情報記憶部とから運動情報及び運動映像情報を取得し、楽曲サーバに備えられた楽曲記憶部から楽曲を取得することができるため、多様なバリエーションのある運動コンテンツを、自動で容易に生成することが可能となる。
【0035】
請求項13に記載の発明によれば、運動情報記憶部は、運動の種類を表す運動情報を多数記憶する。運動速度設定部は、運動選択部により選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する。楽曲出力指令発生部は、運動映像出力指令発生部により、運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、設定された運動速度に従って、楽曲記憶部に記憶された楽曲を出力する指令を発生する。従って、多数の運動情報それぞれについて運動速度が設定される。設定された運動速度に従って、楽曲が出力される。この結果、運動速度に応じて、出力される楽曲の速度が変わるため、運動情報記憶部に記憶された運動情報の数と、各運動種類に設定された運動速度との数だけ、それぞれ異なった運動コンテンツを作成することができる。運動情報を選択し、その運動を実行する速度とを設定するだけで自動で、多様なバリエーションのある運動コンテンツを容易に生成することが可能となる。
【0036】
請求項14に記載の発明によれば、楽曲情報記憶部は、楽曲記憶部に記憶された多数の楽曲を表す楽曲情報を多数記憶する。楽曲選択部は、多数の楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する。動映像出力指令発生部により、運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、楽曲出力指令発生部は、運動情報の運動を実行する運動速度に従って、運動情報に対応する楽曲を出力する指令を発生する。この結果、楽曲を表す楽曲情報と、運動リストを構成する複数の運動情報とを組み合わせることで、運動情報の数と楽曲情報の数とを組み合わせた数の運動コンテンツを生成することができるため、運動情報とその運動を実行する運動速度とからコンテンツを生成した場合よりも多様なバリエーションの運動コンテンツを生成することができる。
【0037】
請求項15に記載の発明によれば、運動情報取得ステップは、運動の種類を表す運動情報を多数記憶する運動情報記憶部から運動情報を取得する。運動速度設定ステップは、運動選択ステップにより選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する。楽曲出力ステップは、運動映像出力ステップにより、運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、設定された運動速度に従って、楽曲取得ステップにより取得された楽曲を出力する。従って、多数の運動情報それぞれについて運動速度が設定される。設定された運動速度に従って、楽曲が出力される。この結果、運動速度に応じて、出力される楽曲の速度が変わるため、運動情報記憶部に記憶された運動情報の数と、各運動種類に設定された運動速度との数だけ、それぞれ異なった運動コンテンツを作成することができる。運動情報を選択し、その運動を実行する速度とを設定するだけで、多様なバリエーションのある運動コンテンツを自動で容易に生成することが可能となる。
【0038】
請求項16に記載の発明によれば、楽曲選択ステップは、取得された多数の楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する。運動リスト取得ステップは、楽曲選択部により選択された楽曲情報と、運動情報とが対応付けされた運動リストを取得する。運動映像出力ステップにより、運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、楽曲出力ステップは、運動情報の運動を実行する運動速度に従って、運動情報に対応する楽曲を出力する。この結果、楽曲を表す楽曲情報と、運動リストを構成する複数の運動情報とを組み合わせることで、運動情報の数と楽曲情報の数とを組み合わせた数の運動コンテンツを生成することができるため、運動情報とその運動を実行する運動速度とからコンテンツを生成した場合よりも多様なバリエーションの運動コンテンツを生成することができる。
【0039】
請求項17に記載の発明によれば、運動リスト生成ステップは、運動リストを生成する。この結果、ユーザは、出力端末を用いて、出力端末により取得された多数の運動情報から所望の運動情報を選択するだけで、ユーザは所望の運動コンテンツを自動で生成することができる。
【0040】
請求項18に記載の発明によれば、運動情報取得ステップは、運動の種類を表す運動情報を多数記憶する運動情報記憶部から運動情報を取得する。運動速度設定ステップは、運動選択ステップにより選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する。楽曲出力ステップは、運動映像出力ステップにより、運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、設定された運動速度に従って、楽曲取得ステップにより取得された楽曲を出力する。従って、多数の運動情報それぞれについて運動速度が設定される。設定された運動速度に従って、楽曲が出力される。この結果、運動速度に応じて、出力される楽曲の速度が変わるため、運動情報記憶部に記憶された運動情報の数と、各運動種類に設定された運動速度との数だけ、それぞれ異なった運動コンテンツを作成することができる。運動情報を選択し、その運動を実行する速度とを設定するだけで、多様なバリエーションのある運動コンテンツを自動で容易に生成することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0041】
[第1の実施形態]
以下、多数の運動種類を表す運動情報と、その運動情報が表す運動を実行する運動速度とから、運動コンテンツを自動で生成する運動コンテンツ生成システムに本発明を適用した第1の実施形態について図面を参照して説明する。
【0042】
<第1の実施形態の運動コンテンツ生成システムの構成>
図1は、本発明を適用した第1の実施形態の運動コンテンツ100の構成図である。運動コンテンツ生成システム100は、出力端末1と運動サーバ10と楽曲サーバ20とから構成される。出力端末1と運動サーバ10と楽曲サーバ20とは、インターネットを介して接続される。出力端末1は、運動映像情報と楽曲演奏情報を含む運動コンテンツを出力する。
【0043】
<第1の実施形態の出力端末1の外観的構成>
図2は、本発明を適用した第1の実施形態の運動コンテンツ生成システムの出力端末1の外観図である。出力端末1は、スピーカ2と、スピーカ3と、ディスプレイ4と、情報入力部5とを備える。ディスプレイ4は、運動映像160を表示する。運動映像160がディスプレイ4により表示されるときに、運動映像160と共に出力される楽曲が、スピーカ2とスピーカ3とにより出力される。情報入力部5を用いて、ユーザは、運動を選択するたの情報と楽曲を選択するための情報とを入力する。例えば、情報入力部5は、キーボードやマウスである。図1に示すように、ユーザ150は、ディスプレイ4により表示される運動映像160を見ることで、運動を行うことができる。
【0044】
<第1の実施形態の運動サーバ10の電気的構成>
図3は、第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100における運動サーバ10の電気的構成を示すブロック図である。図3に示すように、第1の実施形態の運動サーバ10には、運動サーバ10を制御するCPU11が備えられている。CPU11には、HDD12とRAM13とネットワーク接続部14とがそれぞれ電気的に接続されている。CPU11は、HDD12、RAM13などの記憶手段と共に、運動サーバ10の動作を制御処理するコンピュータを構成している。ネットワーク接続部14は、インターネットを介して出力端末1と情報を通信する。
【0045】
運動サーバ10に備えられるHDD12は、運動情報記憶領域121と運動映像情報記憶領域122と運動サーバ動作プログラム情報記憶領域123とを備える。
【0046】
運動情報記憶領域121は、運動情報を多数記憶する。運動情報は、運動の種類を表す情報である。図4は、運動情報が運動情報記憶領域121に記憶される記憶状態を示す概念図である。図4に示すように、各運動を表す「アームカール」、「スクワット」が、運動情報として、運動情報記憶領域121に記憶される。運動情報記憶領域121に記憶される運動情報が新しく更新されることで、出力端末1のユーザは、新しい運動コンテンツを生成することができる。第1の実施形態における運動情報記憶領域121は、本発明の運動情報記憶部の一例である。
【0047】
運動映像情報記憶領域122は、運動映像情報を記憶する。運動映像情報は、運動情報に対応する映像である。図5は、運動映像情報が運動映像情報記憶領域122に記憶される記憶状態を示す概念図である。図5に示すように、運動情報「アームカール」に対応する運動映像情報として、「アームカール映像」が運動映像情報記憶領域122に記憶される。同様に、運動情報「マーチ」に対応する運動映像情報として、「マーチ映像」が運動映像情報記憶領域122に記憶される。図6は、運動情報に対応する運動映像情報が、運動映像情報記憶領域122から読み出されてディスプレイ4に表示される概念図である。図6(a)は、ディスプレイ4の表示画面中におけるX軸、Y軸、Z軸を定義して、CGにより人の形を表した映像情報50をディスプレイ4に表示する概念図である。また、図6(b)は、図6(a)に示す映像情報50が表す人の各身体部位の座標位置を示す概念図である。図6(b)に示す各身体部位の座標位置に基づいて、図6(a)の映像情報は生成される。図6(b)のP1〜P17は、人の各身体部位を表している。図7は、人の所定の1動作を表示するために図6(b)の各身体部位を表しているP1〜P17の座標位置を示す説明図である。図7に示す人の各身体部位を表すP1〜P17についてのX軸、Y軸、Z軸における座標位置を表す映像が静止画像を示す。図7に示す座標位置を表す映像の静止画像が、複数連続してディスプレイ4に表示されることで、所定の運動を行う人の映像がディスプレイ4に表示される。図8は、運動情報記憶領域121に記憶されている図4の運動情報「マーチ」に対応する映像情報が、ディスプレイ4により表示される表示状態を示す概念図である。図8中の「1」〜「16」の番号は、ディスプレイ4に表示される静止画像の順序を表している。図8中の「1」〜「16」に対応する静止画像がディスプレイ4により連続して表示されることで、映像として運動「マーチ」が1回実行される。図8に示す所定の運動情報を表す静止画像群が、運動映像情報記憶領域122に記憶される。運動「マーチ」が実行される回数分だけ運動映像情報が、運動映像情報記憶領域122から読み出され、ディスプレイ4に表示される。運動映像情報記憶領域122に記憶される運動映像情報が新しく更新されることで、出力端末1のユーザは、新しい運動コンテンツを生成することができる。第1の実施形態における運動映像情報記憶領域122は、本発明の運動映像情報記憶部の一例である。
【0048】
運動サーバ動作プログラム情報記憶領域123は、運動サーバ動作プログラム情報を記憶する。運動サーバ動作プログラム情報は、運動サーバ10を制御するためのプログラムである。運動サーバ10は、ネットワーク接続部14を介して出力端末1から第1運動リスト情報を取得する。運動サーバプログラム情報により運動サーバ10は、取得された第1運動リスト情報に従って、第1運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報を、出力端末1へ送信する。第1運動リスト情報の詳細な説明は後述する。
【0049】
RAM13は、受信第1運動リスト情報一時記憶領域131を含む。受信第1運動リスト情報一時記憶領域131は、運動サーバ10により受信された第1運動リスト情報を記憶する。第1運動リスト情報は、運動情報から構成される。第1運動リスト情報を構成する運動情報は、ユーザ150により情報入力部5を用いて図4に示す多数の運動情報から選択される。運動サーバ10は、インターネット接続部14を介して、出力端末1から第1運動リスト情報を取得する。
【0050】
<第1の実施形態の楽曲サーバ20の電気的構成>
図9は、第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100における楽曲サーバ20の電気的構成を示すブロック図である。図9に示すように、第1の実施形態の楽曲サーバ20には、楽曲サーバ20を制御するCPU21が備えられている。CPU21には、HDD22とRAM23とネットワーク接続部24とがそれぞれ電気的に接続されている。CPU21は、HDD22、RAM23などの記憶手段と共に、楽曲サーバ20の動作を制御処理するコンピュータを構成している。ネットワーク接続部24は、インターネットを介して出力端末1と情報を通信する。
【0051】
楽曲サーバ20に備えられるHDD22は、楽曲情報記憶領域221と楽曲演奏情報記憶領域222と楽曲サーバ動作プログラム情報記憶領域223とを備える。
【0052】
楽曲情報記憶領域221は、楽曲情報を多数記憶する。楽曲情報は、楽曲を表す情報である。図10は、楽曲情報が楽曲情報記憶領域221に記憶される記憶状態を示す概念図である。図10に示すように、各楽曲を表す「AA」、「BB」が、楽曲情報として、楽曲情報記憶領域221に記憶される。楽曲情報は、各楽曲を表す楽曲名であっても良い。また、楽曲情報は、各楽曲を表す識別コードであっても良い。楽曲情報記憶領域221に記憶される楽曲情報が新しく更新されることで、出力端末1のユーザは、新しい運動コンテンツを生成することができる。第1の実施形態の楽曲情報記憶領域221は、本発明の楽曲情報記憶部の一例である。
【0053】
楽曲演奏情報記憶領域222は、楽曲演奏情報を多数記憶する。楽曲演奏情報は、楽曲演奏情報をスピーカ2及びスピーカ3から出力するための演奏情報である。楽曲演奏情報記憶領域222は、楽曲情報と楽曲演奏情報とを対応付けて記憶する。図11は、楽曲演奏情報が楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される記憶状態を示す概念図である。図11に示すように、楽曲情報「AA」に対応する楽曲演奏情報として「AA演奏.midi」が、楽曲演奏情報として、楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される。第1の実施形態では、楽曲演奏情報としてMIDIデータが楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される。楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される楽曲演奏情報が新しく更新されることで、出力端末1のユーザは、新しい運動コンテンツを生成することができる。第1の実施形態ではMIDIデータが記憶されているが、MIDIデータ以外の楽曲演奏情報が記憶されても良い。第1の実施形態の楽曲演奏情報記憶部は、本発明の楽曲記憶部の一例である。
【0054】
楽曲サーバ動作プログラム情報記憶領域223は、楽曲サーバ動作プログラム情報を記憶する。楽曲サーバ動作プログラム情報は、楽曲サーバ20を制御するためのプログラムである。楽曲サーバ20は、出力端末1からネットワーク接続部24を介して第2運動リスト情報を取得する。楽曲サーバプログラム情報により楽曲サーバ20は、取得された第2運動リスト情報に従って、第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報を、出力端末1へ送信する。第2運動リスト情報の詳細な説明は後述する。
【0055】
RAM23は、受信第2運動リスト情報一時記憶領域231を含む。受信第2運動リスト情報一時記憶領域231は、楽曲サーバ20により受信された第2運動リスト情報を記憶する。第2運動リスト情報は、運動情報と楽曲情報とから構成される。第2運動リスト情報を構成する運動情報は、ユーザ150により情報入力部5を用いて図4に示す多数の運動情報から選択される。第2運動リスト情報を構成する楽曲情報は、ユーザ150により情報入力部5を用いて図10に示す多数の楽曲情報から所望の楽曲情報が選択される。第2運動リスト情報は、出力端末1から取得される。
【0056】
<第1の実施形態の出力端末1の電気的構成>
図12は、第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100における出力端末1の電気的構成を示すブロック図である。図12に示すように、第1の実施形態の出力端末1には、出力端末1を制御するCPU6が備えられている。CPU6には、スピーカ2と、スピーカ3と、ディスプレイ4と、情報入力部5と、HDD7と、RAM8と、ネットワーク接続部9とがそれぞれ電気的に接続されている。CPU6は、HDD7、RAM8などの記憶手段と共に、出力端末1の動作を制御処理するコンピュータを構成している。ネットワーク接続部9は、インターネットを介して運動サーバ10及び楽曲サーバ20と情報を通信する。
【0057】
HDD7は、プログラム情報記憶領域71を含む。プログラム情報記憶領域71は、端末動作プログラム情報記憶領域711と第1運動リスト情報生成プログラム情報記憶領域712とを含む。端末動作プログラム情報記憶領域711は、運動コンテンツ生成システム100における出力端末1を制御するためのプログラム情報を記憶する。第1運動リスト情報生成プログラム情報記憶領域712は、第1運動リスト情報を生成するためのプログラム情報を記憶する。
【0058】
RAM8は、運動情報一時記憶領域81と運動映像情報一時記憶領域82と楽曲情報一時記憶領域83と楽曲演奏情報一時記憶領域84と第1運動リスト情報一時記憶領域85と第2運動リスト情報一時記憶領域86とを含む。
【0059】
運動情報一時記憶領域81は、運動情報を一時記憶する。運動情報一時記憶領域81に記憶される運動情報は、ネットワーク接続部9を介して運動サーバ10の運動情報記憶領域121から取得される。第1の実施形態の運動情報一時記憶領域81は、本発明の運動情報記憶部の一例である。
【0060】
運動映像情報一時記憶領域82は、第1運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報を一時記憶する。第1運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報が、運動サーバ10に備えられた運動映像情報記憶領域122に記憶された情報の中から取得される。第1の実施形態の運動映像情報一時記憶領域82は、本発明の運動映像情報記憶部の一例である。
【0061】
楽曲情報一時記憶領域83は、楽曲情報を一時記憶する。楽曲情報一時記憶領域83に記憶される楽曲情報は、ネットワーク接続部9を介して楽曲サーバ20の楽曲情報記憶領域221から取得される。第1の実施形態の楽曲情報記憶領域83は、本発明の楽曲情報記憶部の一例である。
【0062】
楽曲演奏情報一時記憶領域84は、第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報を一時記憶する。第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が、楽曲サーバ20に備えられた楽曲演奏情報記憶領域222に記憶された情報の中から取得される。第1の実施形態の楽曲演奏情報一時記憶領域84は、本発明の楽曲記憶部の一例である。
【0063】
第1運動リスト情報一時記憶領域85は、第1運動リスト情報を記憶する。図13は、第1運動リスト情報が、第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶される記憶状態を示す概念図である。図13は、第1運動リスト情報として「エクササイズA」が、第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶されている例である。図13に示すように、第1運動リスト情報は、運動ナンバーと、運動速度として運動テンポと、繰り返し回数と、運動情報とから構成される。第1運動リスト情報は、運動情報として「スクワット」と「ニーアップ」と「バックランジ」と「フロントランジ」とから構成される。第1運動リスト情報を構成する運動情報として、所望の個数の運動情報が、図4に示す運動情報の中からユーザにより選択される。運動ナンバーは、運動情報に対応する運動映像情報が出力端末1により出力される順番である。出力端末1は、運動ナンバーの値が小さい運動情報に対応する運動映像情報から順番に出力する。
【0064】
第2運動リスト情報一時記憶領域86は、第2運動リスト情報を記憶する。図14は、第2運動リスト情報が、第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶される記憶状態を示す概念図である。図14に示すように、第2運動リスト情報は、運動ナンバーと、運動速度として運動テンポと、繰り返し回数と、運動情報と、楽曲情報とから構成される。第2運動リスト情報を構成する楽曲情報は、楽曲情報一時記憶領域83に記憶された楽曲情報の中からユーザにより選択される。図13に示す第1運動リスト情報の各運動情報について、ユーザにより所望の楽曲が、割り付けられることで、第2運動リスト情報は生成される。生成された第2運動リスト情報は、第2運動リスト情報一時記憶領域86に一時記憶される。
【0065】
<第1の実施形態の出力端末1の動作の説明>
以上説明した構成からなる第1の実施形態の運動コンテンツ生成システム100の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。まず、出力端末1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図15は、運動コンテンツ生成システム100を構成する出力端末1における動作の処理手順を示すフローチャートである。出力端末動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と出力端末1とが接続されたことにおり、CPU6が出力端末動作プログラムを実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU6により処理される。
【0066】
出力端末装置1では、最初にステップS101で本装置の電源スイッチがユーザによりONされたかが判定される。電源スイッチがONにされたと判定されるまで、ステップS101が繰り返される。電源スイッチがONにされたと判定されるまで、ステップS101が繰り返される。電源スイッチはハードウェアスイッチであっても、ソフトウェアにより動作される電源スイッチであっても良い。
【0067】
ステップS102では、出力端末1は、運動サーバ10へ運動情報取得指令を送信する。運動情報取得指令は、運動サーバ10に、運動情報記憶領域121に記憶された運動情報を出力端末1へ送信させる指令である。運動情報取得指令を受信した運動サーバ10は、運動情報記憶領域121に記憶された情報を出力端末1へ送信する。
【0068】
ステップS103では、運動サーバ10から送信された運動情報が、出力端末1により取得されたかが判定される。取得されたと判定されるまで、ステップS103が繰り返し実行される。取得されたと判定された場合、ステップS104が実行される。
【0069】
ステップS104では、ステップS103で取得された運動情報が、出力端末1に備えられた運動情報一時記憶領域81に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS104とは、本発明の運動情報取得部の一例である。また、第1の実施形態のステップS104は、本発明の運動情報取得ステップの一例である。
【0070】
ステップS105では、第1運動リスト情報生成処理が実行される。ステップS105では、ステップS104で取得された運動情報に基づいて、第1運動リスト情報が生成される。生成された第1運動リスト情報は、第1運動リスト情報一時記憶領域85に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS105とは、本発明の運動リスト生成部の一例である。また、第1の実施形態のステップS105は、本発明の運動リスト生成ステップの一例である。
【0071】
ステップS106では、ステップS105で生成された第1運動リスト情報が、ネットワーク接続部9を介して出力端末1から運動サーバ10へ送信される。出力端末1に備えられた第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶された第1運動リスト情報が、運動サーバ10へ送信される。第1の実施形態のコンピュータと、第1運動リスト情報一時記憶領域85から第1運動リスト情報を読み出す処理とは、本発明の運動リスト取得部の一例である。また、第1の実施形態のコンピュータとステップS106とは、本発明の第1運動リスト送信部の一例である。
【0072】
ステップS107では、ステップS106で出力端末1から運動サーバ10へ送信された第1運動リスト情報を構成する運動映像情報が、出力端末1により受信されたかが判定される。運動映像情報は、運動サーバ10から出力端末1へ送信される。受信されたと判定されるまで、ステップS107が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS108が実行される。第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶された第1運動リスト情報を構成する運動映像情報と、出力端末1により受信されて運動映像情報一時記憶領域82に記憶された運動映像情報とを比較することで、運動映像情報が受信されたかが判定される。
【0073】
ステップS108では、ステップS107で受信された運動映像情報が、出力端末1に備えられた運動映像情報一時記憶領域82に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS108とは、本発明の運動映像情報取得部の一例である。また、第1の実施形態のステップS104は、本発明の運動映像情報取得ステップの一例である。
【0074】
ステップS109では、出力端末1は、楽曲サーバ20へ楽曲情報取得指令を送信する。楽曲情報取得指令は、楽曲サーバ20に、楽曲サーバ20に備えられた楽曲情報記憶領域221に記憶された楽曲情報を、出力端末1へ送信させる指令である。楽曲情報取得指令を受信した楽曲サーバ20は、楽曲サーバ20に備えられた楽曲情報記憶領域221に記憶された楽曲情報を、出力端末装置1へ送信する。
【0075】
ステップS110では、楽曲サーバ20から送信された楽曲情報が、出力端末1により取得されたかが判定される。取得されたと判定されるまで、ステップS110が繰り返し実行される。取得されたと判定された場合、ステップS111が実行される。
【0076】
ステップS111では、ステップS110で取得された楽曲情報が、楽曲情報一時記憶領域83に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS111とは、本発明の楽曲情報取得部の一例である。また、第1の実施形態のステップS111は、本発明の楽曲情報取得ステップの一例である。
【0077】
ステップS112では、第2運動リスト情報が生成される。図13に示す第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶された第1運動リスト情報を構成する各運動情報に対して、ユーザにより所望の楽曲が選択される。ユーザは、楽曲情報一時記憶領域83に記憶される多数の楽曲情報の中から所望の楽曲情報を選択する。図13に示す各運動情報について、ユーザにより選択された楽曲情報が割り付けられる。図14に示すユーザにより楽曲情報が割り付けられた第2運動リスト情報は、第2運動リスト情報一時記憶領域86に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS112とは、本発明の楽曲選択部の一例である。また、第1の実施形態のステップS112は、本発明の楽曲選択ステップの一例である。
【0078】
ステップS113では、ステップS112で各運動情報について楽曲情報の割り付け設定が完了したか否かが判定される。設定が完了したと判定されなかった場合、ステップS112が再度実行される。設定が完了したと判定された場合、ステップS114が実行される。第1の実施形態では、後述する図17及び図18及び図19に示す設定完了情報90が、情報入力部5を用いてユーザにより指示されることで、設定が完了したと判定される。
【0079】
ステップS114では、ステップS112で生成されて、第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶された第2運動リスト情報が、ネットワーク接続部9を介して、楽曲サーバ20へ送信される。楽曲サーバ20は、受信した第2運動リスト情報を、楽曲サーバ20の受信第2運動リスト情報一時記憶領域231に一時記憶する。 第1の実施形態のコンピュータと、第2運動リスト情報一時記憶領域86から第2運動リスト情報を読み出す処理とは、本発明の運動リスト取得部の一例である。また、第1の実施形態のコンピュータとステップS114とは、本発明の第2運動リスト送信部の一例である。
【0080】
ステップS115では、ステップS114で送信された第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が、楽曲サーバ20から出力端末1へ送信され、出力端末1により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS115が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS116が実行される。第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶された第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報と、出力端末1により受信されて楽曲演奏情報情報一時記憶領域84に記憶された楽曲演奏情報とが比較されることで、楽曲演奏情報が受信されたかが判定される。
【0081】
ステップS116では、ステップS115で取得された楽曲演奏情報が、楽曲演奏情報一時記憶領域84に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS116とは、本発明の楽曲取得部の一例である。また、第1の実施形態のステップS116は、本発明の楽曲取得ステップの一例である。
【0082】
ステップS117では、出力端末1に備えられた運動映像情報一時記憶領域82に記憶された運動映像情報が、第2運動リスト情報記憶領域86に記憶された第2運動リスト情報に従って、ディスプレイ4により出力される。また、出力端末1に備えられた楽曲演奏情報一時記憶領域84に記憶された楽曲演奏情報が、第2運動リスト情報記憶領域86に記憶された第2運動リスト情報に従って、スピーカ2及びスピーカ3により出力される。第1の実施形態では、運動ナンバーの値が小さい運動情報に対応する運動映像情報から順番に出力される。図14に示す第2運動リスト情報の運動情報「スクワット→ニーアップ→バックランジ→フロントランジ」の順に各運動情報に対応する運動映像がディスプレイ4により出力される。各運動情報と対応付けられた運動テンポに基づいて、運動映像情報はディスプレイ4により出力される。各運動情報が実行される運動テンポに基づいて、運動映像情報一時記憶領域82に記憶される図8に示す静止画像の数が決定される。例えば、運動テンポが「100」のとき、図8に示す16個の静止画像が全てがディスプレイ3に表示されたとする。運動テンポが「100」より小さい運動テンポ「50」と決定された場合、運動テンポが「100」のときと比較すると、ディスプレイ4により静止画像が出力される間隔が長くなる。そのため、単に運動テンポ「50」に合わせて16個の静止画像を出力するだけでは、静止画像を出力する間隔が長くなるため、滑らかな映像が表示されない。そのため、静止画像「1」と静止画像「2」、静止画像「2」と静止画像「3」と順番にそれぞれ補完して新しい静止画像を生成し、ディスプレイ4に表示する静止画像の数を31個とする。補完画像を生成し、ディスプレイ4に表示される静止画像の数を運動テンポに応じて決定することで滑らかな映像が出力される。補完画像を生成せず、静止画像「1」と静止画像「2」、静止画像「2」と静止画像「3」とそれぞれの静止画像の間の動作を示す静止画像が予め記憶されていても良い。また、運動テンポが「100」より大きい運動テンポ「200」と決定された場合、運動テンポが「100」のときと比較すると、ディスプレイ4により静止画像が出力される間隔が短くなる。そのため、単に運動テンポ「200」に合わせて16個の静止画像を出力するだけでは、ディスプレイ4により表示を切り替える速度に追いつかず、滑らかな映像が表示されない場合がある。そのため、運動テンポが「100」のとき、16個の静止画像が出力されたのに対し、運動テンポが「200」のとき、静止画像「1」、「3」、「5」、「7」、「9」、「11」、「13」、「15」のみの8個の静止画像が出力される。ディスプレイ4により運動映像情報が表示されるとき、出力される楽曲演奏情報の楽曲テンポの値が運動テンポの値に変更されて、スピーカ2とスピーカ3とにより楽曲演奏情報が出力される。各運動情報に対応する運動映像情報が、ディスプレイ4により表示されるとともに、運動を実行する運動テンポに応じて運動情報に対応する楽曲演奏情報がスピーカ2とスピーカ3とにより出力される。例えば、運動情報「バックランジ」に対応する運動映像情報が、ディスプレイ4により出力される場合、運動情報「バックランジ」を実行する運動テンポは、「90」である。そのため、楽曲情報「CC」に対応する楽曲演奏情報「CC演奏.midi」が、テンポ「90」でスピーカ2及びスピーカ3により出力される。第1の実施形態のコンピュータとディスプレイ4とステップS117とは、本発明の運動映像出力部の一例である。また、第1の実施形態のコンピュータとステップS117とは、本発明の運動映像出力指令発生部の一例である。第1の実施形態のコンピュータとスピーカ2及びスピーカ3とステップS117とは、本発明の楽曲出力部の一例である。また、第1の実施形態のコンピュータとステップS117とは、本発明の楽曲出力指令発生部の一例である。第1の実施形態のステップS117は、本発明の運動映像出力ステップと楽曲出力ステップの一例である。
【0083】
ステップS118では、ユーザにより電源スイッチがOFFにされたかが判定される。電源スイッチがOFFにされなかった場合は、再度ステップS102が実行される。電源スイッチがOFFにされた場合は、ステップS101へ戻り再びステップS101が実行される。
【0084】
(第1運動リスト生成動作の説明)
図16は、第1運動リスト情報生成プログラム712に従う出力端末1の第1運動リスト情報生成処理を実行するフローチャートである。まず、ステップS201では、ユーザにより所望の運動情報が選択される。運動情報一時記憶領域81に記憶された多数の運動情報の中から、ユーザにより所望の運動情報が選択される。図17は、ユーザにより所望の運動情報を選択するときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。図17に示すように、第1運動リスト情報51と運動情報52と設定完了情報90とが、ディスプレイ4により表示される。ディスプレイ4により表示された運動情報52の中から、ユーザは所望の運動情報を選択する。第1の実施形態では、図13に示すように運動情報として、「スクワット」と「ニーアップ」と「バックランジ」と「フロントランジ」とが、運動情報52の中から選択される。第1の実施形態のコンピュータとステップS201とは、本発明の運動選択部の一例である。また、第1の実施形態のステップS201は、本発明の運動選択ステップの一例である。
【0085】
ステップS202では、ステップS201で選択された運動情報について、所望の繰り返し回数がユーザにより設定される。図18は、ユーザにより所望の繰り返し回数が設定されるときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。図18に示すように、第1運動リスト情報51と繰り返し回数情報53と設定完了情報90とが、ディスプレイ4により表示される、ディスプレイ4により表示された繰り返し回数53の中から、ユーザは所望の繰り返し回数を選択する。第1の実施形態では、図13に示すように繰り返し回数として、「スクワット」は「8」回と、「ニーアップ」は「6」回と、「バックランジ」は「12」回と、「フロントランジ」は「12」回と設定される。第1の実施形態のコンピュータとステップ202とは、本発明の回数設定部の一例である。
【0086】
ステップS203では、ステップS201で選択された運動情報について、運動情報が表す運動が実行される運動テンポが設定される。図19は、ユーザにより所望の運動テンポが設定されるときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。図19に示すように、第1運動リスト情報51と運動テンポ情報54と設定完了情報90とが、ディスプレイ4により表示される、ディスプレイ4により表示された運動テンポ情報54の中から、ユーザは所望の運動テンポ情報を選択する。第1の実施形態では、運動テンポ情報として、図13に示すように「スクワット」は「120」と、「ニーアップ」は「80」と、「バックランジ」は「90」と、「フロントランジ」は「90」と設定される。第1の実施形態のコンピュータとステップ203とは、本発明の運動速度設定部の一例である。また、第1の実施形態のステップS203は、本発明の運動速度設定ステップの一例である。
【0087】
<第1の実施形態の運動サーバ10の動作の説明>
第1の実施形態の運動サーバ10の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図20は、運動コンテンツ生成システムを構成する運動サーバ10における動作の処理手順を示すフローチャートである。運動サーバ10の動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と運動サーバ10とが接続されたことにおり、CPU11が運動サーバ動作プログラムを実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU11により処理される。
【0088】
運動サーバ10では、最初にステップS301で運動サーバ10の電源スイッチがユーザによりONされたかが判定される。電源スイッチがONにされたと判定されるまで、ステップS301が繰り返される。電源スイッチがONにされたと判定されると、ステップS302が実行される。電源スイッチはハードウェアスイッチであっても、ソフトウェアにより動作される電源スイッチであっても良い。
【0089】
ステップS302では、出力端末1から送信された運動情報取得指令が、運動サーバ10により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS302が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS303が実行される。
【0090】
ステップS303では、運動サーバ10に備えられた運動情報記憶領域121に記憶された運動情報が、出力端末装置1へインターネット接続部14を介して送信される。
【0091】
ステップS304では、出力端末1から送信された第1運動リスト情報が、運動サーバ10により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS304が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS305が実行される。
【0092】
ステップS305では、ステップS304で受信された第1運動リスト情報が、運動サーバ10に備えられた受信第1運動リスト情報記憶領域131に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS305とは、本発明の第1運動リスト取得部の一例である。
【0093】
ステップS306では、ステップS304で受信された第1運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報が、運動映像情報記憶領域122から読み出されて、出力端末1へ送信される。第1の実施形態のコンピュータとステップS306とは、本発明の運動映像情報送信部の一例である。
【0094】
ステップS307では、ユーザにより電源スイッチがOFFにされたかが判定される。電源スイッチがOFFにされなかった場合は、再度ステップS302が実行される。電源スイッチがOFFにされた場合は、ステップS301へ戻り再びステップS301が実行される。
【0095】
<第1の実施形態の楽曲サーバ20の動作の説明>
第1の実施形態の楽曲サーバ20の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図21は、運動コンテンツ生成システムを構成する楽曲サーバ20における動作の処理手順を示すフローチャートである。楽曲サーバ20の動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と楽曲サーバ20とが接続されたことにおり、CPU21が楽曲サーバ動作プログラムを実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU21により処理される。
【0096】
楽曲サーバ20では、最初にステップS401で本装置の電源スイッチがユーザによりONされたかが判定される。電源スイッチがONにされたと判定されるまで、ステップS401が繰り返される。電源スイッチがONにされたと判定されると、ステップS402が実行される。電源スイッチはハードウェアスイッチであっても、ソフトウェアにより動作される電源スイッチであっても良い。
【0097】
ステップS402では、出力端末1から送信された楽曲情報取得指令が、楽曲サーバ20により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS402が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS403が実行される。
【0098】
ステップS403では、楽曲情報記憶領域221に記憶された楽曲情報が、出力端末装置1へインターネット接続部24を介して送信される。
【0099】
ステップS404では、出力端末1から送信された第2運動リスト情報が、楽曲サーバ20により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS404が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS405が実行される。
【0100】
ステップS405では、ステップS404で受信された第2運動リスト情報が、楽曲サーバ20に備えられた受信第2運動リスト情報記憶領域231に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS405とは、本発明の第2運動リスト取得部の一例である。
【0101】
ステップS406では、ステップS404で受信された第2運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が、楽曲演奏情報記憶領域222から読み出されて、出力端末1へ送信される。本発明のコンピュータとステップS406とは、本発明の楽曲送信部の一例である。
【0102】
ステップS407では、ユーザにより電源スイッチがOFFにされたかが判定される。電源スイッチがOFFにされなかった場合は、再度ステップS402が実行される。電源スイッチがOFFにされた場合は、ステップS401へ戻り再びステップS401が実行される。
【0103】
[第2の実施形態]
以下、多数の運動種類を表す運動情報と、その運動情報が表す運動を実行する運動速度とから、運動コンテンツを自動で生成する運動コンテンツ生成システムに本発明を適用した第2の実施形態について図面を参照して説明する。第2の実施形態の外観的構成及び電気的構成は、第1の実施形態と同じ構成であるので、相違する部分について説明する。
【0104】
<第2の実施形態の出力端末1の電気的構成>
図22は、第2の実施形態の運動コンテンツ生成システム100における出力端末1の電気的構成を示すブロック図である。出力端末1に備えられるHDD7は、プログラム情報記憶領域71に運動リスト生成処理プログラム情報記憶領域713と運動コンテンツ出力処理プログラム情報記憶領域714とを含む。運動リスト生成処理プログラム情報記憶領域713は、運動リスト生成処理プログラム情報を記憶する。運動リスト生成処理プログラムは、運動リスト情報を生成するためのプログラムである。運動コンテンツ出力処理プログラム情報記憶領域714は、運動コンテンツ出力処理プログラム情報を記憶する。運動コンテンツ出力処理プログラムは、運動リスト情報に従って、運動映像情報と楽曲演奏情報とを出力端末1に出力させるプログラムである。
【0105】
出力端末1に備えられるRAM8は、運動リスト情報一時記憶領域87と運動ナンバー変数情報一時記憶領域88と運動ナンバー総数情報一時記憶領域89と前回楽曲演奏情報一時記憶領域80とを含む。運動リスト一時記憶領域87は、運動リスト生成処理プログラムにより生成される運動リスト情報を一時記憶する。図23は、運動リスト情報が、運動リスト一時記憶領域87に記憶される記憶状態を示す概念図である。図23は、第1の実施形態と同様に、運動リスト情報として「エクササイズA」が、運動リスト情報一時記憶領域87に記憶されている例である。第1の実施形態と同様、図23に示すように、運動リスト情報は、運動ナンバーと、運動速度として運動テンポと、繰り返し回数と、運動情報と、楽曲情報とから構成される。第2の実施形態では、図10に示す楽曲情報以外に「Continue」と「Null」とが、運動情報に割り付けられる。「Continue」は、スピーカ2及びスピーカ3により前回出力された楽曲演奏情報が、出力されることを表す。「Null」は、楽曲演奏情報が出力されないことを表す。運動ナンバー変数情報一時記憶領域88は、出力端末1により出力される運動情報に対応する運動ナンバーを一時記憶する。運動ナンバー総数情報一時記憶領域89は、出力端末装置1により出力される運動情報の総数を一時記憶する。前回楽曲演奏情報一時記憶領域80は、出力端末装置1により前回出力された楽曲演奏情報を一時記憶する。
【0106】
図24は、第2の実施形態の運動コンテンツ生成システム100における運動サーバ10の電気的構成を示すブロック図である。運動サーバ10に備えられるRAM13は、運動リスト情報第1記憶領域132を含む。運動リスト情報第1記憶領域132は、出力端末装置1に備えられるRAM8の運動リスト情報一時記憶領域87に記憶される運動リスト情報が一時記憶される。運動サーバ10は、運動リスト情報一時記憶領域87に記憶される運動リスト情報をネットワーク接続部14を介して出力端末1から取得する。
【0107】
図25は、第2の実施形態の運動コンテンツ生成システム100における楽曲サーバ20の電気的構成を示すブロック図である。楽曲サーバ20に備えられるRAM23は、運動リスト情報第2記憶領域232を備える。運動リスト情報第2記憶領域232は、出力端末装置1に備えられるRAM8の運動リスト情報一時記憶領域87に記憶される運動リスト情報が、一時記憶される。楽曲サーバ20は、運動リスト情報一時記憶領域87に記憶される運動リスト情報をネットワーク接続部24を介して出力端末1から取得する。
【0108】
以上説明した構成からなる第2の実施形態の運動コンテンツ生成システム100の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。まず、出力端末1の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図26は、運動コンテンツ生成システム100を構成する出力端末1における動作の処理手順を示すフローチャートである。出力端末動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と出力端末1とが接続されたことにおり、CPU6が出力端末動作プログラムを実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU6により処理される。第2の実施形態の出力端末動作のステップS501からステップS504は、第1の実施形態の出力端末動作のステップS101からステップS104と同じ処理である。また、ステップS505からステップS507は、第1の実施形態の出力端末動作のステップS109からステップS111と同じ処理である。
【0109】
ステップS508では、運動リスト情報生成処理が実行される。ステップS508では、ステップS504で取得された運動情報とステップS507で取得された楽曲情報とに基づいて、運動リスト情報が生成される。生成された運動リスト情報は、運動リスト情報一時記憶領域87に一時記憶される。第2の実施形態のコンピュータとステップS508とは、本発明の運動リスト生成部の一例である。また、第2の実施形態のステップS508は、本発明の運動リスト生成ステップの一例である。
【0110】
ステップS509では、ステップS508で運動リスト情報の生成が完了したか否かが判定される。運動リスト情報の生成が完了したと判定されなかった場合、ステップS508が再度実行される。生成が完了したと判定された場合、ステップS510が実行される。
【0111】
ステップS510では、ステップS508で生成された運動リスト情報が、ネットワーク接続部9を介して出力端末1から運動サーバ10へ送信される。出力端末1に備えられた運動リスト情報一時記憶領域87に記憶された運動リスト情報が、出力端末1から運動サーバ10へ送信される。運動サーバ10は、受信した運動リスト情報を運動リスト情報第1記憶領域132に一時記憶する。第2の実施形態のコンピュータと、運動リスト情報一時記憶領域87から運動リスト情報を読み出す処理とは、本発明の運動リスト取得部の一例である。また、第2の実施形態のコンピュータとステップS510とは、本発明の第1運動リスト送信部の一例である。
【0112】
ステップS511では、ステップS510で出力端末1から運動サーバ10へ送信された運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報が、出力端末1により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS511が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS512が実行される。運動リスト情報一時記憶領域87に記憶された運動リスト情報を構成する運動映像情報と、出力端末1により受信されて運動映像情報一時記憶領域82に記憶された運動映像情報とを比較することで、運動映像情報が受信されたかが判定される。
【0113】
ステップS512では、ステップS511で受信された運動映像情報が、出力端末1に備えられた運動映像情報一時記憶領域82に一時記憶される。第2の実施形態のコンピュータとステップS512とは、本発明の運動映像情報取得部の一例である。また、第2の実施形態のステップS512は、本発明の運動映像情報取得ステップの一例である。
【0114】
ステップS513では、ステップS508で生成された運動リスト情報が、ネットワーク接続部9を介して出力端末1から楽曲サーバ20へ送信される。出力端末1に備えられた運動リスト情報一時記憶領域87に記憶された運動リスト情報が、楽曲サーバ20へ送信される。楽曲サーバ20は、受信した運動リスト情報を運動リスト情報第2記憶領域232に一時記憶する。第2の実施形態のコンピュータと、運動リスト情報一時記憶領域87から運動リスト情報を読み出す処理とは、本発明の運動リスト取得部の一例である。また、第2の実施形態のコンピュータとステップS513とは、本発明の第2運動リスト送信部の一例である。
【0115】
ステップS514では、ステップS513で出力端末1により送信された運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が、楽曲サーバ20から送信され、出力端末1により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS514が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS515が実行される。運動リスト情報一時記憶領域87に記憶された運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報と、出力端末1により受信されて楽曲演奏情報一時記憶領域84に記憶された楽曲演奏情報とが比較されることで、楽曲演奏情報が受信されたかが判定される。
【0116】
ステップS515では、ステップS514で取得された楽曲演奏情報が、楽曲演奏情報一時記憶領域84に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS515とは、本発明の楽曲取得部の一例である。また、第1の実施形態のステップS515は、本発明の楽曲取得ステップの一例である。
【0117】
ステップ516では、運動コンテンツ出力処理が実行される。出力端末1に備えられた運動映像情報一時記憶領域82に記憶された運動映像情報が、運動リスト情報記憶領域87に記憶された運動リスト情報に従って、ディスプレイ4により出力される。また、出力端末1に備えられた楽曲演奏情報一時記憶領域84に記憶された楽曲演奏情報が、運動リスト情報記憶領域87に記憶された運動リスト情報に従って、スピーカ2及びスピーカ3により出力される。第1の実施形態のコンピュータとディスプレイ4とステップS516とは、本発明の運動映像出力部の一例である。また、第1の実施形態のコンピュータとステップS516とは、本発明の運動映像出力指令発生部の一例である。第1の実施形態のコンピュータとスピーカ2及びスピーカ3とステップS516とは、本発明の楽曲出力部の一例である。また、第1の実施形態のコンピュータとステップS516とは、本発明の楽曲出力指令発生部の一例である。第1の実施形態のステップS516は、本発明の運動映像出力ステップと楽曲出力ステップの一例である。
【0118】
ステップS517では、ユーザにより電源スイッチがOFFにされたかが判定される。電源スイッチがOFFにされなかった場合は、再度ステップS502が実行される。電源スイッチがOFFにされた場合は、ステップS501へ戻り再びステップS501が実行される。
【0119】
(運動リスト情報生成動作の説明)
図27は、運動リスト情報生成処理プログラム713に従う出力端末1の運動リスト情報生成処理を実行するフローチャートである。第2の実施形態の運動リスト生成処理のステップS601からステップS603は、第1の実施形態の第1運動リスト生成処理のステップS201からステップS203と同じ処理である。
【0120】
ステップS604では、ステップS601で選択された運動情報に対して、ステップS601で生成された運動リスト情報を構成する各運動情報に対して、ユーザが所望の楽曲が選択されることで、図23に示す運動リスト情報が生成される。ユーザは、楽曲情報一時記憶領域83に記憶される多数の楽曲情報の中から所望の楽曲情報を選択する。また、ステップS604では、楽曲情報一時記憶領域83に記憶される多数の楽曲情報以外に「Continue」と「Null」とを、運動情報に割り付けることができる。図23に示すように各運動情報について、選択された楽曲情報が割り付けられる。楽曲情報が割り付けられた運動リスト情報は、運動リスト情報一時記憶領域87に一時記憶される。第1の実施形態のコンピュータとステップS604とは、本発明の楽曲選択部の一例である。また、第1の実施形態のステップS604は、本発明の楽曲選択ステップの一例である。
【0121】
(運動コンテンツ出力処理の説明)
図28は、運動コンテンツ出力処理プログラム714に従う出力端末1の運動コンテンツ出力処理を実行するフローチャートである。まず、ステップS701では、運動ナンバー変数情報一時記憶領域88と運動ナンバー総数情報一時記憶領域89に初期値が記憶される。運動ナンバー変数情報一時記憶領域88に初期値として「1」が一時記憶される。また、運動リスト情報一時記憶領域87に記憶される運動リスト情報を構成する運動情報の総数「4」が、運動ナンバー総数一時記憶領域89に初期値として一時記憶される。
【0122】
ステップS702では、前回演奏情報一時記憶領域80に「Null」が一時記憶される。
【0123】
ステップS703では、運動ナンバー変数情報一時記憶領域88に記憶される運動ナンバー変数情報に対応する運動情報と楽曲情報とが、運動リスト情報一時記憶領域87から取得される。例えば、運動ナンバー変数情報一時記憶領域88に「1」が記憶されている場合、図14に示す運動ナンバー「1」に対応する運動情報「スクワット」が取得される。また、運動ナンバー「1」に対応する楽曲情報「TT」が取得される。
【0124】
ステップS704では、ステップS703で取得された運動情報に対応する楽曲情報が、「Continue」であるかが判定される。「Continue」であると判定された場合、ステップS705が実行される。「Continue」であると判定されなかった場合、ステップS707が実行される。第2の実施形態のコンピュータとステップS704とは、本発明の楽曲判定部の一例である。
【0125】
ステップS705では、前回楽曲演奏情報一時記憶領域80に「Null」が記憶されているかが判定される。「Null」が記憶されていると判定された場合、ステップS708が実行される。「Null」が記憶されていると判定されなかった場合、ステップS706が実行される。
【0126】
ステップS706では、前回楽曲演奏情報一時記憶領域80に記憶された楽曲演奏情報がスピーカ2及びスピーカ3により出力される。また、ステップS703で取得された運動情報に対応する運動映像情報が、ディスプレイ4により出力される。例えば、図23に示す運動ナンバー「1」に対応する運動映像情報と楽曲演奏情報とが出力された後に、運動ナンバー「2」に対応する運動映像情報と楽曲演奏情報とが出力される場合、運動ナンバー「2」に対応する楽曲情報は、「Continue」である。また、前回楽曲演奏情報一時記憶領域80には、図23に示すように運動情報ナンバー「1」の楽曲情報「TT」に対応する楽曲演奏情報が記憶されている。そのため、運動ナンバー「2」に対応する運動情報「ニーアップ」が実行されるとき、前回楽曲演奏情報一時記憶領域80に記憶された楽曲演奏情報「TT演奏.midi」がスピーカ2及びスピーカ3により出力される。前回楽曲演奏情報一時記憶領域80に記憶された前回出力されていた楽曲が、そのまま継続して出力されても良い。また、前回楽曲演奏情報一時記憶領域80に記憶された前回出力されていた楽曲が、楽曲の初めから繰り返し出力されても良い。
【0127】
ステップS707では、ステップS703で取得された運動情報に対応する楽曲情報が、「Null」であるかが判定される。「Null」であると判定された場合、ステップS708が実行される。「Null」であると判定されなかった場合、ステップS709が実行される。第2の実施形態のコンピュータとステップS707とは、本発明の楽曲判定部の一例である。
【0128】
ステップS708では、スピーカ2及びスピーカ3により、楽曲演奏情報が出力されない。また、ステップS703で取得された運動情報に対応する運動映像情報が、ディスプレイ4により出力される。
【0129】
ステップS709では、ステップS703で取得された運動情報に対応する運動映像情報が、ディスプレイ4により出力される。また、ステップS703で取得された運動情報に対応する楽曲演奏情報が、スピーカ2及びスピーカ3により出力される。ステップS703で取得された楽曲情報が表す楽曲演奏情報が、前回楽曲演奏情報一時記憶領域80に一時記憶される。
【0130】
ステップS710では、ステップS703で取得された運動映像情報の出力が終了したかが判定される。終了したと判定された場合、ステップS711が実行される。終了したと判定されなかった場合、ステップS712が実行される。第2の実施形態のコンピュータとステップS710は、本発明の運動映像判定部の一例である。
【0131】
ステップS711では、スピーカ2及びスピーカ3により出力されている楽曲演奏情報の出力が停止される。
【0132】
ステップS712では、ステップS703で取得された楽曲情報が表す楽曲演奏情報の出力が終了したかが判定される。終了したと判定された場合、ステップS713が実行される。終了したと判定されなかった場合、ステップS710が再度実行される。
【0133】
ステップS713では、前回楽曲演奏情報一時記憶領域80に記憶された楽曲演奏情報がスピーカ2及びスピーカ3により繰り返し出力される。前回楽曲演奏情報一時記憶領域80に記憶された前回出力されていた楽曲が、繰り返し出力される。
【0134】
ステップS714では、運動ナンバー変数情報一時記憶領域88に記憶される値が、運動ナンバー総数情報一時記憶領域89に記憶される値以下であるかが判定される。運動ナンバー総数情報一時記憶領域89に記憶される値以下であると判定された場合、ステップS715が実行される。運動ナンバー総数情報一時記憶領域89に記憶される値以下であると判定されなかった場合、運動コンテンツ出力処理は終了される。
【0135】
ステップS715では、運動ナンバー変数情報一時記憶領域88に記憶される値に「1」が加算されて、運動ナンバー変数情報一時記憶領域88に再度一時記憶される。
【0136】
<第2の実施形態の運動サーバ10の動作の説明>
第2の実施形態の運動サーバ10の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図29は、運動コンテンツ生成システムを構成する運動サーバ10における動作の処理手順を示すフローチャートである。運動サーバ10の動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と運動サーバ10とが接続されたことにおり、CPU11が運動サーバ動作プログラムを実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU11により処理される。第2の実施形態の運動サーバ動作のステップS801からステップS803は、第1の実施形態の運動サーバ動作のステップS301からステップS303と同じ処理である。
【0137】
ステップS804では、出力端末1から送信された運動リスト情報が、運動サーバ10により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS804が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS805が実行される。
【0138】
ステップS805では、ステップS804で受信された運動リスト情報が、運動サーバ10に備えられた運動リスト情報第1記憶領域132に一時記憶される。第2の実施形態のコンピュータとステップS805とは、本発明の第1運動リスト取得部の一例である。
【0139】
ステップ806では、ステップS804で受信された運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報が、運動情報記憶領域122から読み出されて、出力端末1へ送信される。第2の実施形態のコンピュータとステップS806とは、本発明の運動映像送信部の一例である。
【0140】
ステップS807では、第1の実施形態のステップS307と同様に、ユーザにより電源スイッチがOFFにされたかが判定される。電源スイッチがOFFにされなかった場合は、再度ステップS802が実行される。電源スイッチがOFFにされた場合は、ステップS801へ戻り再びステップS801が実行される。
【0141】
<第2の実施形態の楽曲サーバ20の動作の説明>
第2の実施形態の楽曲サーバ20の動作及び作用について、添付図面を参照して説明する。図30は、運動コンテンツ生成システムを構成する楽曲サーバ20における動作の処理手順を示すフローチャートである。楽曲サーバ20の動作は、電源またはコンセントを介して商用電源などの外部電源と楽曲サーバ20とが接続されたことにおり、CPU21が楽曲サーバ動作プログラムを実行することにより、遂行される。以下に示す処理は、CPU21により処理される。第2の実施形態の楽曲サーバ動作のステップS901からステップS903は、第1の実施形態の楽曲サーバ動作のステップS401からステップS403と同じ処理である。
【0142】
ステップS904では、出力端末1から送信された運動リスト情報が、楽曲サーバ20により受信されたかが判定される。受信されたと判定されるまで、ステップS904が繰り返し実行される。受信されたと判定された場合、ステップS905が実行される。
【0143】
ステップS905では、ステップS904で受信された運動リスト情報が、楽曲サーバ20に備えられた運動リスト情報第2記憶領域232に一時記憶される。第2の実施形態のコンピュータとステップS905とは、本発明の第2運動リスト取得部の一例である。
【0144】
ステップS906では、ステップS904で受信された運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が、楽曲演奏情報記憶領域222から読み出されて、出力端末1へ送信される。本発明のコンピュータとステップS906とは、本発明の楽曲送信部の一例である。
【0145】
ステップS907では、第1の実施形態のステップS407と同様に、ユーザにより電源スイッチがOFFにされたかが判定される。電源スイッチがOFFにされなかった場合は、再度ステップS902が実行される。電源スイッチがOFFにされた場合は、ステップS901へ戻り再びステップS901が実行される。
【0146】
(変形例1)
第1の実施形態の変形例1について説明する。第1の実施形態では、プログラム情報記憶領域71に記憶された端末動作プログラムと運動リスト生成処理プログラムとに従って、出力端末1により第2運動リスト情報が生成される。生成された第2運動リスト情報に基づいて、出力端末1は、楽曲演奏情報一時記憶領域84に記憶された楽曲演奏情報をスピーカ2とスピーカ3とにより出力している。変形例1では、運動コンテンツ生成システム100が、運動リストを生成する運動リスト生成装置と、運動リスト生成装置とは別装置のコンテンツ出力装置とから構成されても良い。運動リスト生成装置は、第1の実施形態または第2の実施形態の出力端末1のHDD7のプログラム記憶領域71と、RAM8の運動情報一時記憶領域81と楽曲情報一時記憶領域83と、CPUと、ネットワーク接続部とを備える。コンテンツ出力装置は、第1の実施形態または第2実施形態のRAM8の運動映像情報一時記憶領域82と楽曲演奏情報一時記憶領域84と第2運動リスト情報一時記憶領域と、CPUと、ネットワーク接続部と、スピーカとディスプレイとを備える。運動リスト生成装置とコンテンツ出力装置とは、各装置に備えられたネットワーク接続部によりインターネットを介して接続される。コンテンツ出力装置は、運動リスト生成装置により生成された第2運動リスト情報または運動リスト情報を、運動リスト生成装置から取得する。取得された第2運動リスト情報または運動リスト情報に基づいて、コンテンツ出力装置は、第1の実施形態または第2の実施形態の運動サーバまたは楽曲サーバから運動映像情報と楽曲演奏情報とを取得する。コンテンツ出力装置は、取得した運動映像情報をディスプレイにより出力し、取得した楽曲情報をスピーカにより出力する。
【0147】
(変形例2)
第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例2について説明する。第1の実施形態の運動コンテンツ生成システムは、出力端末1と運動サーバ10と楽曲サーバ20とにより構成されている。第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例2では、出力端末に、運動サーバが備えるHDD12及びRAM13と、楽曲サーバが備えるHDD22及びRAM23とが、備えられても良い。出力端末は、運動情報及び運動映像情報及び楽曲情報及び楽曲演奏情報を、インターネットを介して取得せず、出力端末に備えられたHDDに運動情報及び運動映像情報及び楽曲情報及び楽曲演奏情報が記憶されても良い。その場合、運動サーバ及び楽曲サーバは不要となる。
【0148】
(変形例3)
第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例3について説明する。第1の実施形態の第1運動リスト情報及び第2運動リスト情報が、出力端末1により生成される。また、第2の実施形態の運動リスト情報が、出力端末1により生成される。変形例3では、第1運動リスト情報または第2運動リスト情報または運動リスト情報を記憶した運動リストサーバが、運動コンテンツ生成システムに備えられても良い。第1運動リスト情報または第2運動リスト情報または運動リスト情報が、運動リストサーバから出力端末により取得されても良い。運動サーバ及び楽曲サーバは、出力端末により取得された第1運動リスト情報または第2運動リスト情報または運動リスト情報に従って、運動映像情報と楽曲演奏情報とを出力端末に送信する。また、運動リストサーバに記憶された第1運動リスト情報または第2運動リスト情報または運動リスト情報が、出力端末を介さず運動サーバまたは楽曲サーバに直接送信されても良い。運動サーバと楽曲サーバとは、受信した第1運動リスト情報または第2運動リスト情報または運動リスト情報に従って、運動映像情報と楽曲演奏情報とを出力端末に送信する。また、複数の異なる出力端末により生成された第1運動リスト情報、第2運動リスト情報、運動リスト情報が、運動リストサーバに記憶されても良い。
【0149】
(変形例4)
第1の実施形態の出力端末動作処理のステップS112及び第2の実施形態の運動リスト情報生成動作処理のステップS604の変形例4について説明する。第1の実施形態の出力端末動作処理のステップS112及び第2の実施形態の運動リスト情報生成動作処理のステップS604では、選択された運動情報それぞれについて、楽曲が選択されている。図14に示すように、第1の実施形態と第2の実施形態とでは、1つの運動情報について1楽曲が対応付けられている。変形例4では、1つの運動情報にいて1楽曲が対応付けられなくても良い。図31は、変形例4の運動リスト情報及び第2運動リスト情報が、運動リスト情報一時記憶領域87または第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶される記憶状態を示す概念図である。図31に示すように、運動情報「スクワット」、「ニーアップ」、「バックランジ」が示す3つの運動情報について1楽曲「TT」が割り当てられている。この場合、3つの運動情報が表す運動の実行が終了するまで、選択された1楽曲「TT」が繰り返し出力される。
【0150】
(変形例5)
第1の実施形態の出力端末動作処理のステップS112及び第2の実施形態の運動リスト情報生成動作処理のステップS604の変形例5について説明する。第1の実施形態の出力端末動作処理のステップS112及び第2の実施形態の運動リスト情報生成動作処理のステップS604では、選択された1つの運動情報について、1つの楽曲情報が割り付けられている。変形例5では、1つの運動情報について、複数の楽曲情報が割り付けられている場合、運動情報に対応付けられた複数の楽曲演奏情報の中の1つの楽曲演奏情報の出力が終わってしまったとき、これまで出力されていた楽曲演奏情報とは異なる楽曲演奏情報が出力されても良い。
【0151】
(変形例6)
第1の実施形態の出力端末動作処理のステップS112及び第2の実施形態の運動リスト情報生成動作処理のステップS604の変形例6について説明する。第1の実施形態の出力端末動作処理のステップS112及び第2の実施形態の運動リスト情報生成動作処理のステップS604では、選択された1つの運動情報について、ユーザにより1楽曲情報が割り付けられている。変形例6では、第1運動リスト情報を構成する運動情報について、自動で楽曲が割り付けられても良い。ユーザのお気に入り情報や配信サービスのお勧め楽曲を用いて、第1運動リスト情報を構成する運動情報について自動で楽曲が割り付けられても良い。第1運動リスト情報を構成する運動情報の数と、楽曲情報の数とが一致しない場合、自動で各運動情報について楽曲情報を割り付けても良い。
【0152】
(変形例7)
第1の実施形態及び第2の実施形態の運動サーバ10及び楽曲サーバ20の変形例7について説明する。第1の実施形態では、運動サーバ10及び楽曲サーバ20は、運動コンテンツ生成システム100に各1つずつ備えられている。変形例7では、運動サーバ及び楽曲サーバが、運動コンテンツ生成システム100に複数備えられても良い。第1の実施形態の第1運動リスト情報または第2の実施形態の運動リスト情報が、出力端末装置1から複数の運動サーバに送信されることで、ユーザは所望の運動情報及び運動情報に対応する運動映像情報を、複数の運動サーバ及び複数の楽曲サーバから取得することができる。また、第1の実施形態の第2運動リスト情報または第2の実施形態の運動リスト情報が、出力端末装置1から複数の楽曲サーバへ送信されることで、ユーザは所望の楽曲情報及び楽曲情報に対応する楽曲演奏情報を取得することができる。
【0153】
(変形例8)
第1の実施形態の第1運動リスト情報生成処理及び第2の実施形態の運動リスト生成処理の変形例8について説明する。第1の実施形態の第1運動リスト情報生成処理のステップS202及び第2の実施形態の運動リスト生成処理のステップS602では、第1運動リスト情報または運動リスト情報を構成する各運動情報について運動速度として運動テンポがユーザにより選択されることで設定されている。変形例8では、運動テンポがユーザにより入力されず、自動で設定されても良い。例えば、ユーザの個人情報が入力されることで、個人情報に基づいて、各運動情報の運動テンポが自動で設定されても良い。また、運動テンポの値が、手動入力により入力されても良い。
【0154】
(変形例9)
第1の実施形態の第1運動リスト情報生成処理及び第2の実施形態の運動リスト生成処理の変形例9について説明する。第1の実施形態では、第1運動リスト情報生成処理のステップS201からステップS203の順番に処理が実行されている。また、第2の実施形態では、運動リスト生成処理のステップS601からステップS604の順番に処理が実行されている。変形例9では、第1運動リスト情報生成処理のステップS201からステップS203の順番に処理が実行されなくても良い。また、運動リスト生成処理のステップS601からステップS604の順番に処理が実行されなくても良い。また、ステップS201からステップS203及びステップS601からステップS603を繰り返し実行することで、運動情報とその運動情報を実行する運動テンポ及び繰り返し回数とが、1つの運動情報毎に選択されても良い。
【0155】
(変形例10)
第1の実施形態及び第2の実施形態の運動映像情報記憶領域122の変形例10について説明する。第1の実施形態及び第2の実施形態では、複数の座標位置により所定の1動作を表す複数の静止画像が、運動映像情報記憶領域122としてHDD12に記憶されている。変形例10では、実際の人が所定の運動を実行する映像が撮影され、撮影された映像情報が、運動映像情報記憶領域122に記憶されても良い。第1の実施形態及び第2の実施形態では、複数の座標位置により所定の1動作を表す3次元の画像が運動映像情報記憶領域122に記憶されているが、2次元の画像が記憶されても良い。変形例10では、設定された運動テンポまたは運動速度に基づいて、実際に撮影された映像をディスプレイ4により再生される再生速度が変更される。運動テンポの速さに応じて再生速度は速くなる。
【0156】
(変形例11)
第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例11について説明する。第1の実施形態の出力端末動作のステップS104及びステップS116では、取得した運動映像情報及び楽曲演奏情報全てを、運動映像情報一時記憶領域82または楽曲演奏情報一時記憶領域84に記憶している。変形例11では、第2運動リスト情報または運動リスト情報に従って、所定の運動情報が出力される直前に、その運動情報に対応する運動映像情報と楽曲演奏情報とを出力端末装置1が取得しても良い。所定の運動情報が表す運動が実行される直前に、運動映像情報と楽曲演奏情報が取得されることで、第2運動リスト情報または運動リスト情報を構成する所定の運動情報が表す運動の実行が途中で中止になった場合、余分な運動映像情報または楽曲情報を取得しなくて済む。
【0157】
(変形例12)
第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例12について説明する。第1の実施形態の第1運動リスト情報生成動作のステップS202及び第2の実施形態の運動リスト情報生成動作のステップS602では、繰り返し回数が設定されている。変形例12では、第1の実施形態の第1運動リスト情報生成動作のステップS202及び第2の実施形態の運動リスト情報生成動作の602で、繰り返し回数が設定されなくても良い。
【0158】
(変形例13)
第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例13について説明する。第1の実施形態の運動サーバ動作のステップS306及び第2の実施形態の運動サーバ動作のステップS806では、第1運動リスト情報または運動リスト情報を構成する運動情報に対応する運動映像情報が、運動サーバ10から出力端末1へ送信されている。変形例13では、第1運動リスト情報または運動リスト情報を運動サーバ10へ送信せず、運動サーバ10の運動映像情報記憶領域122に記憶される運動映像情報全てが、出力端末1へ送信されても良い。また、運動サーバ10の運動映像情報記憶領域122に記憶される運動映像情報の一部が、出力端末1へ送信されても良い。その場合、出力端末1の運動映像情報一時記憶領域82に記憶されていない運動映像情報が、運動サーバ10から出力端末1へ送信される。
【0159】
(変形例14)
第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例14について説明する。第1の実施形態の楽曲サーバ動作のステップS406及び第2の実施形態の楽曲サーバ動作のステップS906では、第2運動リスト情報または運動リスト情報を構成する楽曲情報に対応する楽曲演奏情報が、楽曲サーバ20から出力端末1へ送信されている。変形例14では、第2運動リスト情報または運動リスト情報を楽曲サーバ20へ送信せず、楽曲サーバ20の楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される楽曲演奏情報全てが、出力端末1へ送信されても良い。また、楽曲サーバ20の楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される楽曲演奏情報の一部が、出力端末1へ送信されても良い。その場合、出力端末1の楽曲演奏情報一時記憶領域84に記憶されていない楽曲演奏情報が、楽曲サーバ20から出力端末1へ送信される。
【0160】
(変形例15)
第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例15について説明する。第1の実施形態及び第2の実施形態では、「アームカール」、「スクワット」が、運動の種類を表す運動情報として、運動サーバ10の運動情報記憶領域121に記憶されている。変形例15では、運動の種類が、第1の実施形態及び第2の実施形態の運動情報と、その運動情報の運動を実行するリズムとから構成されても良い。例えば、運動情報「スクワット」と、「スクワット」を実行する複数のリズムとから構成される「スクワット―リズムA―」、「スクワット―リズムB―」が、運動の種類を表す運動情報として運動情報記憶領域121に記憶されても良い。
【0161】
(変形例16)
第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例16について説明する。第1の実施形態及び第2の実施形態では、運動サーバ動作のステップS304及びステップS804で第1運動リスト情報または運動リスト情報を受信した運動サーバ10が、ステップS306及びステップS806で出力端末1へ運動映像情報を送信している。変形例16では、出力端末が、第1運動リスト情報または運動リスト情報に基づいて、運動サーバに備えられた運動映像情報記憶領域から運動映像情報を直接取得しても良い。
【0162】
(変形例17)
第1の実施形態及び第2の実施形態の変形例17について説明する。第1の実施形態及び第2の実施形態では、楽曲サーバ動作のステップS404及びステップS904で第2運動リスト情報または運動リスト情報を受信した楽曲サーバ20が、ステップ4306及びステップS906で出力端末1へ運動映像情報を送信している。変形例17では、出力端末が、第2運動リスト情報または運動リスト情報に基づいて、楽曲サーバに備えられた楽曲演奏情報記憶領域から楽曲演奏情報を直接取得しても良い。

【図面の簡単な説明】
【0163】
【図1】第1の実施形態における運動コンテンツ100の構成図である。
【図2】第1の実施形態における運動コンテンツ生成システム100の外観図である。
【図3】第1の実施形態における運動コンテンツ生成システム100における運動サーバ10の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施形態における運動情報記憶領域121に運動情報が記憶される記憶状態を示す概念図である。
【図5】第1の実施形態における運動映像情報記憶領域122に運動映像情報が記憶される記憶状態を示す概念図である。
【図6】第1の実施形態における映像情報50がディスプレイ4に表示される表示状態を示す概念図である。
【図7】第1の実施形態における人の所定の1動作を表示するために図5(b)の各身体部位を表しているP1〜P17の座標位置を示す説明図である。
【図8】第1の実施形態における運動映像情報記憶領域73に記憶される映像情報がディスプレイ4に表示される表示状態を示す概念図である。
【図9】第1の実施形態における運動コンテンツ生成システム100における楽曲サーバ20の電気的構成を示すブロック図である。
【図10】第1の実施形態における楽曲情報が楽曲情報記憶領域121に記憶される記憶状態を示す概念図である。
【図11】第1の実施形態における楽曲演奏情報が楽曲演奏情報記憶領域222に記憶される記憶状態を示す概念図である。
【図12】第1の実施形態における運動コンテンツ生成システム100における出力端末1の電気的構成を示すブロック図である。
【図13】第1の実施形態における第1運動リスト情報が、第1運動リスト情報一時記憶領域85に記憶される記憶状態を示す概念図である。
【図14】第1の実施形態における第2運動リスト情報が、第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶される記憶状態を示す概念図である。
【図15】第1の実施形態における運動コンテンツ生成システム100を構成する出力端末1における動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図16】第1の実施形態における第1運動リスト情報生成処理プログラム712に従う出力端末1の第1運動リスト情報生成処理を実行するフローチャートである。
【図17】第1の実施形態におけるユーザにより所望の運動情報を選択するときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。
【図18】第1の実施形態におけるユーザにより所望の繰り返し回数が設定されるときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。
【図19】第1の実施形態におけるユーザにより所望の運動テンポが設定されるときにディスプレイ4表示される表示状態を説明する説明図である。
【図20】第1の実施形態における運動コンテンツ生成システムを構成する運動サーバ10における動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図21】第1の実施形態における運動コンテンツ生成システムを構成する楽曲サーバ20における動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図22】第2の実施形態における運動コンテンツ生成システム100における出力端末1の電気的構成を示すブロック図である。
【図23】第2の実施形態における運動リスト情報一時記憶領域87に運動リスト情報が記憶される記憶状態を示す概念図である。
【図24】第2の実施形態における運動コンテンツ生成システム100における運動サーバ10の電気的構成を示すブロック図である。
【図25】第2の実施形態における運動コンテンツ生成システム100における楽曲サーバ20の電気的構成を示すブロック図である。
【図26】第2の実施形態における運動コンテンツ生成システム100を構成する出力端末1における動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図27】第2の実施形態における運動リスト情報生成処理プログラム713に従う出力端末1の運動リスト情報生成処理を実行するフローチャートである。
【図28】第2の実施形態における運動コンテンツ出力処理プログラム714に従う出力端末1の運動コンテンツ出力処理を実行するフローチャートである。
【図29】第2の実施形態における運動コンテンツ生成システムを構成する運動サーバ10における動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図30】第2の実施形態における運動コンテンツ生成システムを構成する楽曲サーバ20における動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図31】変形例4の運動リスト情報及び第2運動リスト情報が、運動リスト情報一時記憶領域87または第2運動リスト情報一時記憶領域86に記憶される記憶状態を示す概念図である。
【符号の説明】
【0164】
1 運動支援装置
2 スピーカ
3 スピーカ
4 ディスプレイ
5 情報入力部
6 CPU
7 HDD
8 RAM
9 ネットワーク接続部
10 運動サーバ
11 CPU
12 HDD
13 RAM
14 ネットワーク接続部
20 楽曲サーバ
21 CPU
22 HDD
23 RAM
24 ネットワーク接続部
50 映像情報
51 第1運動リスト情報
52 運動情報
53 繰り返し回数情報
54 運動テンポ情報
71 プログラム情報記憶領域
80 前回演奏情報一時記憶領域
81 運動情報一時記憶領域
82 運動映像情報一時記憶領域
83 楽曲情報一時記憶領域
84 楽曲演奏情報一時記憶領域
85 第1運動リスト情報情報一時記憶領域
86 第2運動リスト情報一時記憶領域
87 運動リスト情報一時記憶領域
88 運動ナンバー変数一時記憶領域
89 運動ナンバー総数一時記憶領域
90 設定完了情報
100 運動コンテンツ生成システム
121 運動情報記憶領域
122 運動映像情報記憶領域
123 運動サーバ動作プログラム情報記憶領域
131 受信第1運動リスト情報一時記憶領域
132 運動リスト情報第1記憶領域
150 ユーザ
160 運動映像
221 楽曲情報記憶領域
222 楽曲演奏情報記憶領域
223 楽曲サーバ動作プログラム情報記憶領域
231 受信第2運動リスト情報一時記憶領域
232 運動リスト情報第2記憶領域
711 端末動作プログラム情報記憶領域
712 第1運動リスト情報生成プログラム情報記憶領域
713 運動リスト情報生成プログラム情報記憶領域
714 運動コンテンツ出力処理プログラム情報記憶領域
P1 身体部位
P2 身体部位
P3 身体部位
P4 身体部位
P5 身体部位
P6 身体部位
P7 身体部位
P8 身体部位
P9 身体部位
P10 身体部位
P11 身体部位
P12 身体部位
P13 身体部位
P14 身体部位
P15 身体部位
P16 身体部位
P17 身体部位

【特許請求の範囲】
【請求項1】
運動の種類を表す運動情報を多数記憶する運動情報記憶部と、
前記運動情報記憶部に記憶された運動情報に対応する運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部と、
前記多数の運動情報から、所望の運動情報を選択する運動選択部と、
前記運動選択部により選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する運動速度設定部と、
前記運動選択部により選択された運動情報と前記運動速度とが対応付けされた運動リストを取得する運動リスト取得部と、
楽曲を記憶する楽曲記憶部と、
前記取得された運動リストに従って、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を、前記運動映像情報記憶部から読み出して出力する運動映像出力部と、
前記運動映像出力部により、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記設定された運動速度に従って、前記楽曲記憶部に記憶された楽曲を出力する楽曲出力部と、
を備えることを特徴とする運動コンテンツ生成システム。
【請求項2】
前記楽曲記憶部に記憶された多数の楽曲を表す楽曲情報を多数記憶する楽曲情報記憶部と、
前記多数の楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する楽曲選択部と、
を備え、
前記楽曲記憶部は、前記多数の楽曲情報に対応する楽曲を記憶し、
前記運動リスト取得部は、前記楽曲選択部により選択された楽曲情報と、前記運動情報とが対応付けされた運動リストを取得し、
前記運動映像出力部により、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記楽曲出力部は、前記運動情報の運動を実行する運動速度に従って、前記運動情報に対応する楽曲を出力することを特徴とする請求項1に記載の運動コンテンツ生成システム。
【請求項3】
前記運動コンテンツ生成システムは、
前記運動映像情報記憶部を備えた運動サーバと、
前記楽曲記憶部を備えた楽曲サーバと、
少なくとも前記運動映像出力部と前記楽曲出力部と前記運動リスト取得部とを備えた出力端末と、
から構成され、
前記出力端末は、
前記運動サーバに備えられた前記運動映像情報記憶部から、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を取得する運動映像取得部と、
前記楽曲サーバに備えられた前記楽曲記憶部から楽曲を取得する楽曲取得部と、
を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の運動コンテンツ生成システム。
【請求項4】
前記出力端末は、
前記運動リスト取得部により取得された運動リストを、前記運動サーバへ送信する第1運動リスト送信部を備え、
前記運動サーバは、
前記第1運動リスト送信部により送信された運動リストを取得する第1運動リスト取得部と、
前記第1運動リスト取得部により取得された運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を、前記出力端末に送信する運動映像情報送信部とを備え、
前記出力端末に備えられた前記運動映像取得部は、前記運動映像情報送信部により送信された運動映像情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の運動コンテンツ作成システム。
【請求項5】
前記運動コンテンツ生成システムは、
前記運動映像情報記憶部を備えた運動サーバと、
前記楽曲記憶部を備えた楽曲サーバと、
少なくとも前記運動映像出力部と前記楽曲出力部と前記運動リスト取得部とを備えた出力端末と、
から構成され、
前記出力端末は、
前記運動サーバに備えられた前記運動映像情報記憶部から、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を取得する運動映像情報取得部と、
前記楽曲サーバに備えられた前記楽曲記憶部から、前記運動リストを構成する楽曲情報に対応する楽曲を取得する楽曲取得部と、
前記運動リスト取得部により取得された運動リストを、前記楽曲サーバへ送信する第2運動リスト送信部を備え、
前記楽曲サーバは、
前記第2運動リスト送信部により送信された運動リストを取得する第2運動リスト取得部と、
前記第2運動リスト取得部により取得された運動リストを構成する楽曲情報に対応する楽曲を、前記出力端末に送信する楽曲送信部とを備え、
前記出力端末に備えられた前記楽曲取得部は、前記楽曲送信部により送信された楽曲を取得することを特徴とする請求項2に記載の運動コンテンツ作成システム。
【請求項6】
前記運動サーバは、
前記運動情報記憶部を備え、
前記出力端末は、
前記運動選択部と、
前記運動速度設定部と、
前記運動リストを生成するための運動リスト生成部と、
前記運動サーバに備えられた前記運動情報記憶部から運動情報を取得する運動情報取得部と、
を備えることを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載の運動コンテンツ生成システム。
【請求項7】
前記楽曲サーバは、
前記楽曲記憶部に記憶された楽曲を表す楽曲情報を多数記憶する楽曲情報記憶部を備え、
前記出力端末は、
前記楽曲サーバに備えられた前記楽曲情報記憶部から楽曲情報を取得する楽曲情報取得部と、
前記取得された楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する楽曲選択部と、
を備え、
前記楽曲サーバに備えられた前記楽曲記憶部は、前記多数の楽曲情報に対応する楽曲を記憶し、
前記出力端末に備えられた前記運動リスト生成部は、前記楽曲選択部により選択された楽曲情報と、前記運動情報とが対応付けされた運動リストを生成し、
前記出力端末に備えられた前記楽曲取得部は、前記運動リストを構成する楽曲情報に対応する楽曲を取得し、
前記出力端末に備えられた前記運動映像出力部により、前記生成された運動リストに従って、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記出力端末に備えられた前記楽曲出力部は、前記運動情報の運動を実行する運動速度に従って、前記運動情報に対応する楽曲を出力することを特徴とする請求項6に記載の運動コンテンツ生成システム。
【請求項8】
前記出力端末は、
前記運動映像出力部により、前記運動リストに従って前記運動映像情報が出力されるとき、前記運動映像出力部により出力される運動映像情報の運動情報に対応する楽曲が前記運動リストにあるか否かを判定する楽曲判定部を備え、
前記楽曲判定部により、出力される運動映像情報の運動情報に対応する楽曲がないと判定された場合、前記出力端末に備えられた前記楽曲出力部により前回出力されていた楽曲を出力することを特徴とする請求項3から請求項7のいずれかに記載の運動コンテンツ生成システム。
【請求項9】
前記出力端末は、
前記運動映像出力部により、所定の運動情報に対応する運動映像情報の出力が終わったか否かを判定する運動映像判定部を備え、
前記運動リストに従って、前記出力端末に備えられた前記運動映像出力部により前記運動情報の運動映像情報が出力されるとき、前記運動映像判定部により前記運動情報の運動映像情報の出力が終わったと判定された場合、前記出力端末に備えられた前記楽曲出力部は、楽曲の出力を停止することを特徴とする請求項3から請求項8のいずれかに記載の運動コンテンツ生成システム。
【請求項10】
前記出力端末に備えられた前記楽曲出力部により楽曲の出力が終わったとき、前記運動映像判定部により運動映像の出力が終わったと判定されていない場合、前記楽曲出力部は前記楽曲を繰り返し出力することを特徴とする請求項9に記載の運動コンテンツ生成システム。
【請求項11】
前記出力端末は、
前記運動情報が表す運動を繰り返し実行する繰り返し回数を設定する回数設定部を備え、
前記出力端末装置に備えられた前記映像出力部は、前記選択された運動情報に対応する運動映像情報を前記繰り返し回数分繰り返し出力することを特徴とする請求項3から請求項10のいずれかに記載の運動コンテンツ生成システム。
【請求項12】
請求項3から請求項11のいずれかに記載の出力端末。
【請求項13】
運動の種類を表す運動情報を多数記憶する運動情報記憶部と、
前記運動情報記憶部に記憶された運動情報に対応する運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部と、
前記多数の運動情報から、所望の運動情報を選択する運動選択部と、
前記運動選択部により選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する運動速度設定部と、
前記運動選択部により選択された運動情報と前記運動速度とが対応付けされた運動リストを取得する運動リスト取得部と、
楽曲を記憶する楽曲記憶部と、
前記取得された運動リストに従って、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を出力する指令を発生する運動映像出力指令発生部と、
前記運動映像出力指令発生部により、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記設定された運動速度に従って、前記楽曲記憶部に記憶された楽曲を出力する指令を発生する楽曲出力指令発生部と、
を備えることを特徴とする運動コンテンツ生成装置。
【請求項14】
前記楽曲記憶部に記憶された多数の楽曲を表す楽曲情報を多数記憶する楽曲情報記憶部と、
前記多数の楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する楽曲選択部と、
を備え、
前記楽曲記憶部は、前記多数の楽曲情報に対応する楽曲を記憶し、
前記運動リスト取得部は、前記楽曲選択部により選択された楽曲情報と、前記運動情報とが対応付けされた運動リストを取得し、
前記運動映像出力指令発生部により、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記楽曲出力指令発生部は、前記運動情報の運動を実行する運動速度に従って、前記運動情報に対応する楽曲を出力する指令を発生することを特徴とする請求13に記載の運動コンテンツ生成装置。
【請求項15】
運動の種類を表す運動情報を多数記憶する運動情報記憶部から運動情報を取得する運動情報取得ステップと、
前記運動情報記憶部に記憶された運動情報に対応する運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部から運動映像情報を取得する運動映像取得ステップと、
前記取得された多数の運動情報から、所望の運動情報を選択する運動選択ステップと、
前記運動選択ステップにより選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する運動速度設定ステップと、
前記運動選択ステップにより選択された運動情報と前記運動速度とが対応付けされた運動リストを取得する運動リスト取得ステップと、
楽曲を記憶する楽曲記憶部から楽曲を取得する楽曲取得ステップと、
前記取得された運動リストに従って、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を、前記運動映像取得ステップにより取得して出力する運動映像出力ステップと、
前記運動映像出力ステップにより、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記設定された運動速度に従って、前記楽曲取得ステップにより取得された楽曲を出力する楽曲出力ステップと、
を備えることを特徴とする運動コンテンツ生成方法。
【請求項16】
前記楽曲記憶部に記憶された多数の楽曲を表す楽曲情報を多数記憶する楽曲情報記憶部から前記楽曲情報を取得する楽曲情報取得ステップと、
前記多数の楽曲情報から、所望の楽曲情報を選択する楽曲選択ステップと、
を備え、
前記楽曲取得ステップは、前記多数の楽曲情報に対応する楽曲を記憶した楽曲記憶部から楽曲を取得し、
前記運動リスト取得ステップは、前記楽曲選択ステップにより選択された楽曲情報と、前記運動情報とが対応付けされた運動リストを取得し、
前記運動映像出力ステップにより、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記楽曲出力ステップは、前記運動情報の運動を実行する運動速度に従って、前記運動情報に対応する楽曲を出力することを特徴とする請求項15に記載の運動コンテンツ生成方法。
【請求項17】
前記運動リストを生成する運動リスト生成ステップを備えることを特徴とする請求項15または請求項16に記載の運動コンテンツ生成方法。
【請求項18】
運動の種類を表す運動情報を多数記憶する運動情報記憶部から運動情報を取得する運動情報取得ステップと、
前記運動情報記憶部に記憶された運動情報に対応する運動映像情報を記憶する運動映像情報記憶部から運動映像情報を取得する運動映像取得ステップと、
前記取得された多数の運動情報から、所望の運動情報を選択する運動選択ステップと、
前記運動選択ステップにより選択された運動情報の運動を実行する運動速度を設定する運動速度設定ステップと、
前記運動選択ステップにより選択された運動情報と前記運動速度とが対応付けされた運動リストを取得する運動リスト取得ステップと、
楽曲を記憶する楽曲記憶部から楽曲を取得する楽曲取得ステップと、
前記取得された運動リストに従って、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報を、前記運動映像取得ステップにより取得して出力する運動映像出力ステップと、
前記運動映像出力ステップにより、前記運動リストを構成する運動情報に対応する運動映像情報が出力されるとき、前記設定された運動速度に従って、前記楽曲取得ステップにより取得された楽曲を出力する楽曲出力ステップと、
をコンピュータに実現させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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