説明

遠隔操作システム

【課題】複合型記録再生装置の操作に使用され、同じフォーマットでリモコンコードを何種類か持っているリモコン装置において、リモコンコードの切換の操作が簡単にできると共にリモコンコードの設定が早くできるようにする。
【解決手段】リモコン装置に電池が投入された後、例えば、再生キーが押下されると、第1の種類のリモコンコードが送信される。その第1の種類のリモコンコードと、複合型記録再生装置で設定されているリモコンコードとが合えば、ユーザにより決定キーが押下されることにより、その第1の種類のリモコンコードが設定リモコンモードのリモコンコードとして設定される。リモコン装置に第1の種類のリモコンコードが設定された後、リモコン装置の何らかのキーが操作されると、第1の種類のリモコンコードによるリモコンコードが送信される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、同じフォーマットで複数種類のリモコンコードを有する複合型記録再生装置と、この複合型記録再生装置に対して遠隔操作を行うリモコン装置とを含み構成された遠隔操作システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、テレビジョン受像機やハードディスク装置などの音声映像出力機器であるAV機器や冷暖房機器などでは、リモコン装置(リモートコントローラ装置)により遠隔操作される。
【0003】
ところで、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置と、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、磁気テープに対して情報の記録/再生を行う磁気記録再生装置としてのVCR(ビデオカカセットレコーダ)との何れかの二つの装置を組み合わせて構成され、または全部の装置を含み構成され、同じフォーマットで複数種類のリモコンコードを有する複合型記録再生装置が知られている。
【0004】
ここで言う前記複数種類のリモコンコードとは、前記のように、ハードディスク装置と光ディスク装置とVCRとのうちの二つの装置または全部を含む複合型記録再生装置を一つのリモコン装置により操作する場合に用いられるコードを言い、複合記録再生装置内の各装置を動作可能状態にするモード(以下、本体モードと言う)に対応させて設けられている。したがって、複合型記録再生装置側に現在設定されている本体モードとリモコン装置側に現在設定されているモード(以下、リモコンモードと言う)とが合わなかった場合には、リモコン装置を操作しても複合型記録再生装置内の所望する装置を動作させることができないことになる。
【特許文献1】特開2004−320635号公報
【特許文献2】実録3086135号公報
【特許文献3】特開平5−145969号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述したように、複合型記録再生装置において同じフォーマットでリモコンコードが何種類か有る場合、複合型記録再生装置側の現在の本体モードとリモコン装置側のリモコンモードとが一致しない場合、リモコン装置を操作しても複合型記録再生装置内の所望の装置は動作しないというようなことが生じる。例えば、光ディスク装置とVCR(ビデオカセットレコーダ)との複合型記録再生装置であった場合に、複合型記録再生装置の現在の本体モードが、光ディスク装置の動作可能状態を示すDVDモード、またはVCRの動作可能状態を示すVCRモードであっても、複合型記録再生装置側の現在の本体モードとリモコン装置側のリモコンモードとが一致しない場合、リモコン装置をDVDモードまたはVCRモードで操作しても、光ディスク装置またはVCRは動作しない。
【0006】
そこで、複合型記録再生装置側の本体モードとリモコン装置側のリモコンモードとを合わせるため、同じフォーマットでリモコンコードを何種類か持っているリモコン装置側で設定されるリモコンモードに対応するリモコンコードが、複合記録再生装置側で予め設定されている本体モードに対応するリモコンコードに切り換えるようにしている。
【0007】
しかしながら、従来の遠隔操作システムにおいては、リモコン装置側で設定されるリモコンモードに対応するリモコンコードが、複合記録再生装置側で予め設定されている本体モードに対応するリモコンコードに切り換える場合、リモコン装置の例えば、再生キーを押しながら数字キーを押すという多重キー押下によりリモコンコードを切り換えたり、リモコン装置に予めコード切換スイッチが設けられている場合には、そのコード切換スイッチを切換操作することによりリモコンコードを切り換えたりしているが、多重キー押下はユーザにとっては操作が煩わしという課題が生じ、また、コード切換スイッチを設けた場合にはリモコン装置がコストアップするという課題が生じる。また、複合型記録再生装置側の現在の本体モードにおけるリモコンコードの種類がユーザには分からないので、リモコン装置側のリモコンモードを適当に切り換えて、リモコンモードにおけるリモコンコードを本体モードにおけるリモコンコードに合わすように設定しなければならないので、リモコンコードの設定に時間が多くかかるという課題も生じる。
【0008】
なお、特許文献1の従来技術では、電気機器は、リモコン送信機からのヘッドパルスのパルス幅が所定範囲内であることを検出し、さらにカスタムコードのパルス幅が許容範囲内であることを検出したとき、自体の電気機器用のフォーマットであると判断しているが、この場合の電気機器は、複合型記録再生装置ではなく、同じフォーマットでリモコンコードが何種類か有る場合についてのリモコンコードの設定に関する処理については開示されていない。
【0009】
特許文献2の従来技術は、リモコン受光装置が持つ固有の特性によって、受信可能な領域が規定値から大きくずれてしまった場合に、受信できない赤外線リモコン信号が発生してしまうのを防止するためのものであり、同じフォーマットで複数種類のリモコンコードを有する複合型記録再生装置に対して遠隔操作を行うリモコン装置については開示されていない。
【0010】
特許文献3の従来技術は、パルス間隔変調通信方式のリモコン装置において、リモコン装置の応答速度を向上させるとともに通信の信頼性を向上させるものであり、同じフォーマットで複数種類のリモコンコードを有する複合型記録再生装置に対して遠隔操作を行うリモコン装置については開示されていない。
【0011】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、複合型記録再生装置の操作に使用され、同じフォーマットでリモコンコードを何種類か持っているリモコン装置において、リモコンコードの切換の操作が簡単にできると共に、リモコンコードの設定が早くできる遠隔操作システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置と、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、磁気テープに対して情報の記録/再生を行う磁気記録再生装置との何れかの二つの装置を組み合わせて構成され、または全部の装置を含み構成され、同じフォーマットで複数種類のリモコンコードを有する複合型記録再生装置と、前記複合型記録再生装置に対して遠隔操作を行うリモコン装置とを含み構成された遠隔操作システムにおいて、前記複合型記録再生装置に同じフォーマットで複数種類のリモコンコードが有る場合、前記リモコン装置から送信されるリモコンコードのヘッドパルスの時間幅が前記複数種類のリモコンコード毎に異なるようにリモコンコードが設定されたメモリと、電池が投入されたことを検知して待機状態にする電池投入検知手段と、前記待機状態になっているときに予め定めた複数の特定キーのうち何れのキーが押下されたか否かを判定する特定キー押下判定手段と、前記押下された特定キーに対応するリモコンコードを前記複合型記録再生装置に送信するリモコンコード送信手段と、決定キーの押下により前記押下された特定キーに対応するリモコンコードを設定リモコンモードのリモコンコードとして設定するリモコンコード設定手段とを前記リモコン装置に備え、前記複合型記録再生装置の電源がオンされた後、前記リモコン装置からのコード設定画面表示指示を検知したとき前記リモコン装置から送信されてきたリモコンコードの種類および前記複合型記録再生装置に設定されているリモコンコードの種類を示すコード設定画面を表示手段に表示させるコード設定画面表示手段と、前記両リモコンコードのヘッドパルスの時間幅が同じであるか否かを検出することにより前記両リモコンコードが一致するか否かを判定するコード一致判定手段と、前記両リモコンコードが一致しないと判定されたとき、前記リモコン装置からのリモコンコードが異なるというメッセージを前記表示手段に表示させるメッセージ表示手段と、前記両リモコンコードが一致したと判定されたとき、前記リモコン装置の前記決定キーの押下による決定指示を検知したとき前記コード設定画面の表示を消去して前記一致したリモコンコードに対応する前記複合型記録再生装置内の該当する装置を動作可能状態に設定する動作可能状態設定手段とを前記複合型記録再生装置に備え、前記リモコン装置側のリモコンモードを前記複合型記録再生装置側の本体モードに合わせることを特徴とする遠隔操作システムを提供する。
【0013】
この構成において、リモコン装置に電池が投入されると、リモコン装置は待機状態になり、複数の特定キーのうちの何れかの特定キーが押下されると、その特定キーに対応するリモコンコードが複合型記録再生装置に送信される。そして、リモコン装置の決定キーの押下により、前記押下された特定キーに対応するリモコンコードがリモコン装置に対する設定リモコンモードのリモコンコードとして設定される。
【0014】
複合型記録再生装置の電源がオンされた後、リモコン装置からのコード設定画面表示指示が検知されると、リモコン装置から送信されてきたリモコンコードの種類および複合型記録再生装置に設定されているリモコンコードの種類を示すコード設定画面が表示手段に表示される。前記両リモコンコードが一致しないと判定されたとき、リモコン装置からのリモコンコードが異なるというメッセージが表示手段に表示される。前記両リモコンコードが一致したと判定され、リモコン装置の決定キーの押下による決定指示が検知されたとき、前記コード設定画面の表示が消去されて前記一致したリモコンコードに対応する複合型記録再生装置内の該当する装置が動作可能状態に設定される。即ち、リモコン装置側のリモコンモードが複合型記録再生装置側の本体モードに合わされる。
【0015】
この構成によれば、リモコン装置側で設定されるリモコンモードに対応するリモコンコードが、複合記録再生装置側で予め設定されている本体モードに対応するリモコンコードに切り換える場合の切換操作が簡単になり、ユーザにとっては操作性が簡単になる。また、コード切換スイッチをリモコン装置に設けるようなことがないので、リモコン装置のコストダウンを図れる。また、複合型記録再生装置側の現在の本体モードにおけるリモコンコードの種類がユーザに分かるので、リモコンモードにおけるリモコンコードを本体モードにおけるリモコンコードに合わすためのリモコンコードの設定が早くできる。
【0016】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、複合型記録再生装置は、リモコン装置から送信されてきたリモコンコードの1回目のヘッドパルスの時間幅の違いにより、当該リモコンコードの種類を判別するので、リモコン装置から送信されてきたリモコンコードの種類および複合型記録再生装置に設定されているリモコンコードの種類を示すコード設定画面を表示手段に表示させることが可能になる。
【0017】
請求項3の発明では、請求項1の発明において、特定キーは、既存の複数のキーのうち予め定めたキーとし、複数種類のリモコンコードの個数だけ設けたので、コード切換専用のキーを設ける必要がなくなり、また、多重キー押下をする必要もなくなる。
【発明の効果】
【0018】
以上のように本発明によれば、リモコン装置側で設定されるリモコンモードに対応するリモコンコードが、複合記録再生装置側で予め設定されている本体モードに対応するリモコンコードに切り換える場合の切換操作が簡単になり、ユーザにとっては操作性が簡単になる。また、コード切換スイッチをリモコン装置に設けるようなことがないので、リモコン装置のコストダウンを図れる。また、複合型記録再生装置側の現在の本体モードにおけるリモコンコードの種類がユーザに分かるので、リモコンモードにおけるリモコンコードを本体モードにおけるリモコンコードに合わすためのリモコンコードの設定が早くできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。ここでは、光ディスク装置(DVDレコーダ、BDレコーダ)とハードディスク装置(ハードディスクレコーダ)と磁気記録再生装置としてのVCR(ビデオカセットレコーダ)とが含まれた複合型記録再生装置について説明するが、光ディスク装置とハードディスク装置とが含まれた複合型記録再生装置、光ディスク装置とVCRとが含まれた複合型記録再生装置、ハードディスク装置とVCRとが含まれた複合型記録再生装置であっても、後述するリモコンコードに関する処理を行うことにより、同様な効果を得ることができる。
【0020】
なお、光ディスク装置とハードディスク装置とが含まれた複合型記録再生装置は、図1に示すVCRを含まない構成であり、また、光ディスク装置とVCRとが含まれた複合型記録再生装置は、図1に示すハードディスク装置を含まない構成であり、また、ハードディスク装置とVCRとが含まれた複合型記録再生装置は、図1に示す光ディスク装置を含まない構成であるので、それぞれの構成を示すブロック図は図示を省略する。
【0021】
図1において、複合型記録再生装置1は、図示しないアンテナからのテレビ放送信号を受信し、所望のチャンネルのテレビ放送信号を選択して映像音声信号として出力するチューナ1と、DVDやBDなどの光ディスク15に対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置(DVDレコーダやBDレコーダ)2と、ハードディスク14に対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置(ハードディスクレコーダ)3と、磁気テープであるビデオカセットテープ17に対して情報の記録/再生を行う磁気記録再生装置としてのVCR(ビデオカセットレコーダ)17と、チューナ1または光ディスク装置2またはハードディスク装置3またはVCR4から出力された映像音声信号を復号するデコーダ5と、チューナ1が受信可能な放送チャンネルを記憶すると共にシステムコントローラ10の動作に必要なプログラムやデータなどを記憶するフラッシュROM6と、システムコントローラ10の動作に必要なデータを一時的に記憶するRAM16とを備えている。
【0022】
また、この複合型記録再生装置1は、デコーダ5で復号された映像信号などをテレビジョン受像機13のディスプレイ装置131で表示可能な映像信号に変換する映像出力部7と、コード設定画面やタイトルリスト画面やセットアップ画面などをテレビジョン受像機13のディスプレイ装置131に表示させるためのOSD部12と、デコーダ5で復号された音声信号をテレビジョン受像機13のスピーカ132で出力可能な音声信号に変換する音声出力部8と、リモコン(リモートコントローラ)装置11から送信された赤外光の各種の指令信号を受信し、受信した赤外光の指令信号を電気信号の指令信号に変換し、この指令信号をシステムコントローラ10に入力するリモコン受信部9と、装置全体を制御する図示しないCPUなどで構成される前記システムコントローラ10とを備えている。
【0023】
システムコントローラ10は、複合型記録再生装置Aの電源がオンされた後、リモコン装置11からのコード設定画面表示指示を検知したときリモコン装置11から送信されてきたリモコンコードの種類および複合型記録再生装置Aに設定されているリモコンコードの種類を示すコード設定画面をテレビジョン受像機13のディスプレイ装置131(複合型記録再生装置Aの図示しない表示部でも良い)に表示させるコード設定画面表示手段と、前記両リモコンコードのヘッドパルスの時間幅が同じであるか否かを検出することにより前記両リモコンコードが一致するか否かを判定するコード一致判定手段と、前記両リモコンコードが一致しないと判定されたとき、リモコン装置11からのリモコンコードが異なるというメッセージをディスプレイ装置131(または図示しない表示部)に表示させるメッセージ表示手段と、前記両リモコンコードが一致したと判定されたとき、リモコン装置11の前記決定キーの押下による決定指示を検知したとき前記コード設定画面の表示を消去して前記一致したリモコンコードに対応する複合型記録再生装置A内の該当する装置を動作可能状態に設定する動作可能状態設定手段とを備えている。
【0024】
リモコン装置11は、複数のキーを有するキー部111と、リモコン装置全体を制御する制御部112と、赤外線のリモコンコード信号を送信する送信部113と、キー部111のキーに対応させてリモコンコード(キーコード)や制御部112の動作に必要なプログラムなどが記憶されたフラッシュROMなどで実現されるメモリ114と、それらの構成要素を駆動させるための電池115とを備えている。
【0025】
制御部112は、複合型記録再生装置Aに同じフォーマットで複数種類のリモコンコードが有る場合、リモコン装置11から送信されるリモコンコードのヘッドパルスの時間幅が前記複数種類のリモコンコード毎に異なるようにリモコンコードをメモリ114に設定するリモコンコード設定手段と、電池115が投入されたことを検知して待機状態にする電池投入検知手段と、前記待機状態になっているとき所望のリモコンモードに対応するリモコンコードを設定させると共に該リモコンコードを複合型記録再生装置Aに送信させるため既存の複数のキーの中から予め定められたキーを特定キーとし、この特定キーを前記複数種類のリモコンコードの個数だけ設け、この設けられた複数の特定キーのうち何れのキーが押下されたか否かを判定する特定キー押下判定手段と、前記押下された特定キーに対応するリモコンコードを複合型記録再生装置Aに送信するリモコンコード送信手段と、リモコン装置11の決定キーの押下により前記押下された特定キーに対応するリモコンコードを設定リモコンモードのリモコンコードとして設定するリモコンコード設定手段とを備えている。
【0026】
前記同じフォーマットで複数種類(例えば3種類)のリモコンコードが有る場合とは、例えば、光ディスク装置2を動作可能状態にするリモコンモードのリモコンコード(第1の種類のリモコンコード)と、ハードディスク装置3を動作可能状態にするリモコンモードのリモコンコード(第2の種類のリモコンコード)と、VCR4を動作可能状態にするリモコンモードのリモコンコード(第3の種類のリモコンコード)とが、同じフォーマットである場合で、リモコン装置11のリモコンモードと複合型記録再生装置Aの本体モードとが一致しなければ、リモコン装置11を操作しても複合型記録再生装置A内の所望する装置を動作させることができない。
【0027】
図2は本実施形態においてリモコン装置のキー配置の一例を示す図である。図2において、リモコン装置11の操作パネル200には、TV電源キー211、入力切換キー212、レコーダ電源キー213、音量キー214、複数の数字キー215、HDDモード切換キー216、DVDモード切換キー217、VCRモード切換キー218、再生リストキー219、設定画面キー220、上方向きー221、下方向キー222、左方向キー223、右方向キー224、決定キー225、記録キー226、スキップキー227、一時停止キー228、早戻しキー229、停止キー230、再生キー231、早送りキー232などが配置されている。なお、ここでのキーの配置および個数は一例であるので、これに限ることはない。
【0028】
本実施形態では、複合型記録再生装置Aにおいて同じフォーマットでリモコンコードが3種類有る場合で、第1の種類のリモコンコードをリモコン装置11に設定する場合に押下される特定キーとしては再生キー231が指定されている。また、第2の種類のリモコンコードをリモコン装置11に設定する場合に押下される特定キーとしては停止キー230が指定されている。第3の種類のリモコンコードをリモコン装置11に設定する場合に押下される特定キーとしては一時停止キー228が指定されている。
【0029】
したがって、リモコン装置11に電池115が投入された後、再生キー231が押下されると、第1の種類のリモコンコードがリモコン装置11の第1の設定リモコンモードのリモコンコードとして設定される。前記第1の設定リモコンモードとは、例えば、リモコン装置11のHDDモード切換キー216が押下されたときはハードディスク装置3が動作可能状態になり、リモコン装置11のDVDモード切換キー217が押下されたときは光ディスク装置2が動作可能状態になり、また、リモコン装置11のVCRモード切換キー218が押下されたときはVCR4が動作可能状態になるようなモードである。但し、この場合、複合型記録再生装置Aの本体モードのリモコンコードが第1の種類のリモコンコードに設定されていないと、前記のような動作可能状態にはならない。
【0030】
また、リモコン装置11に電池115が投入された後、停止キー230が押下されると、第2の種類のリモコンコードがリモコン装置11の第2の設定リモコンモードのリモコンコードとして設定される。前記第2の設定リモコンモードとは、例えば、リモコン装置11のHDDモード切換キー216が押下されたときはハードディスク装置3が動作可能状態になるが、リモコン装置11のDVDモード切換キー217が押下されても光ディスク装置2は動作可能状態にならず、また、リモコン装置11のVCRモード切換キー218が押下されてもVCR4は動作可能状態にならないようなモードである。但し、この場合、複合型記録再生装置Aの本体モードのリモコンコードが第2の種類のリモコンコードに設定されていないと、ハードディスク装置3だけを動作可能状態することができない。なお、このような設定は一例であるので、これに限ることはない。
【0031】
また、リモコン装置11に電池115が投入された後、一時停止キー228が押下されると、第3の種類のリモコンコードがリモコン装置11の第3の設定リモコンモードのリモコンコードとして設定される。前記第3の設定リモコンモードとは、例えば、リモコン装置11のDVDモード切換キー217が押下されたときは光ディスク装置2が動作可能状態になるが、リモコン装置11のHDDモード切換キー216が押下されてもハードディスク装置3は動作可能状態にならず、また、リモコン装置11のVCRモード切換キー218が押下されてもVCR4は動作可能状態にならないようなモードである。但し、この場合、複合型記録再生装置Aの本体モードのリモコンコードが第3の種類のリモコンコードに設定されていないと、光ディスク装置2だけを動作可能状態することができない。なお、このような設定は一例であるので、これに限ることはない。
【0032】
なお、ここでは、特定キーとしては、再生キー231、停止キー230、一時停止キー228を用いたが、これに限らず、例えば、再生キー231の代わりに数字キー「1」、停止キー230の代わりに数字キー「2」、一時停止キー228の代わりに数字キー「3」を用いても良い。また、その他、TV電源キー211やレコーダ電源キー213以外であれば、何れのキーを特定キーとして用いても良い。
【0033】
図3は本実施形態において用いられるリモコンコードを示すパルス信号の信号波形図である。図3(1)は、通常のリモコンコードを示すパルス信号であり、このパルス信号のヘッドパルスH1は所定の時間幅T1を有する。図3(2)は、第1の種類のリモコンコードを示すパルス信号であり、このパルス信号のヘッドパルスH1は所定の時間幅T1を有する。なお、図3(1)に示すパルス信号と図3(2)に示すパルス信号とは同じである。図3(3)は、第2の種類のリモコンコードを示すパルス信号であり、このパルス信号のヘッドパルスH2は所定の時間幅T2を有する。図3(4)は、第3の種類のリモコンコードを示すパルス信号であり、このパルス信号のヘッドパルスH3は所定の時間幅T3を有する。
【0034】
このように、リモコン装置11から送信されるリモコンコードのヘッドパルスの時間幅を変えることにより、複合型記録再生装置Aのシステムコントローラ10は、リモコン装置11から送信されてきたリモコンコードのヘッドパルスの時間幅を検出することにより、どの種類のリモコンコードであるかを判別することが可能になる。
【0035】
図4は本実施形態においてリモコンコードが一致した場合のコード設定画面の内容の一例を示す図である。図4において、コード設定画面aには、「本体側のリモコンコードは第1の種類のリモコンコードに設定されています。」、「リモコン装置からのリモコンコードは第1の種類のリモコンコードです。」というメッセージが表示されている。この場合、両リモコンコードが一致するので、リモコン装置11を操作して、カーソルをOKに合わせ、リモコン装置11の決定キー225を押下すれば、リモコン装置11には、第1の種類のリモコンコードが設定され、この後のキー操作では、第1の種類のリモコンコードによるリモコンコードが送信される。即ち、第1の種類のリモコンコード(図3(2)参照)のヘッドパルスの時間幅T1を有するリモコンコード(操作されたキーのキーコードに相当するリモコンコード)がリモコン装置11から送信される。
【0036】
図5は本実施形態においてリモコンコードが一致しなかった場合のコード設定画面の内容の一例を示す図である。図5において、コード設定画面bには、「本体側のリモコンコードは第2の種類のリモコンコードに設定されています。」、「リモコン装置からのリモコンコードは第1の種類のリモコンコードです。」というメッセージが表示されている。この場合、両リモコンコードは不一致なので、「リモコンコードが一致しませんので、操作をやり直して下さい。」と言うメッセージが表示される。これを見たユーザは、リモコン装置11から電池115を取り出して、再び電池115をリモコン装置11に投入して、以下の図6のフローチャートで説明する処理を実行させる。
【0037】
図6は本実施形態においてリモコン装置に電池が投入されてからリモコンコードが設定されるまでの処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図5を参照してリモコン装置に電池が投入されてからリモコンコードが設定されるまでの処理を説明する。
【0038】
複合型記録再生装置Aに同じフォーマットで複数種類のリモコンコードが有る場合、リモコン装置11のメモリ114には、リモコン装置11から送信されるリモコンコードのヘッドパルスの時間幅が前記複数種類のリモコンコード毎に異なるようにリモコンコードが記憶されている。
【0039】
リモコン装置11に電池115が投入されると、リモコン装置11における制御部112の電池投入検知手段は、電池115の出力ラインの電圧を検出することにより、電池115が投入されたことを検知し(ステップS1)、リモコン装置11をキーの操作待ち状態である待機状態にする(ステップS2)。
【0040】
ここで、リモコン装置11の再生キー231が押下されると、リモコン装置11における制御部112の特定キー押下判定手段は、再生キー231が押下されたことを検出し(ステップS3)、次に、制御部112のリモコンコード送信手段は、第1の種類のリモコンコード(図3(2)参照)を送信する(ステップS6)。
【0041】
そして、後述する図7に示すフローチャートで説明するが、リモコン装置11からの第1の種類のリモコンコードと、複合型記録再生装置Aで設定されているリモコンコードとが合えば、即ち、複合型記録再生装置Aで設定されているリモコンコードも第1の種類のリモコンコードであれば、ユーザによりリモコン装置11の決定キー225が押下される。
【0042】
したがって、リモコン装置11における制御部112のリモコンコード設定手段は、決定キー225の押下を検出し(ステップS9)、押下された再生キー231に対応するリモコンコードを設定リモコンモードのリモコンコード(第1の種類のリモコンコード)として設定する(ステップS10)。このように、リモコン装置11に第1の種類のリモコンコードが設定された後、リモコン装置11の何らかのキーが操作されると、第1の種類のリモコンコードによるリモコンコードが送信される。即ち、第1の種類のリモコンコード(図3(2)参照)のヘッドパルスの時間幅T1を有するリモコンコード(操作されたキーのキーコードに相当するリモコンコード)がリモコン装置11から送信される。
【0043】
一方、待機状態(ステップS2)の後、リモコン装置11の停止キー230が押下されると、リモコン装置11における制御部112の特定キー押下判定手段は、停止キー230が押下されたことを検出し(ステップS4)、次に、制御部112のリモコンコード送信手段は、第2の種類のリモコンコード(図3(3)参照)を送信する(ステップS7)。
【0044】
そして、後述する図7に示すフローチャートで説明するが、リモコン装置11からの第2の種類のリモコンコードと、複合型記録再生装置Aで設定されているリモコンコードとが合えば、即ち、複合型記録再生装置Aで設定されているリモコンコードも第2の種類のリモコンコードであれば、ユーザによりリモコン装置11の決定キー225が押下される。
【0045】
したがって、リモコン装置11における制御部112のリモコンコード設定手段は、決定キー225の押下を検出し(ステップS9)、押下された停止キー230に対応するリモコンコードを設定リモコンモードのリモコンコード(第2の種類のリモコンモード)として設定する(ステップS10)。このように、リモコン装置11に第2の種類のリモコンコードが設定された後、リモコン装置11の何らかのキーが操作されると、第2の種類のリモコンコードによるリモコンコードが送信される。即ち、第2の種類のリモコンコード(図3(3)参照)のヘッドパルスの時間幅T2を有するリモコンコード(操作されたキーのキーコードに相当するリモコンコード)がリモコン装置11から送信される。
【0046】
また一方、待機状態(ステップS2)の後、リモコン装置11の一時停止キー228が押下されると、リモコン装置11における制御部112の特定キー押下判定手段は、一時停止キー228が押下されたことを検出し(ステップS5)、次に、制御部112のリモコンコード送信手段は、第3の種類のリモコンコード(図3(4)参照)を送信する(ステップS8)。
【0047】
そして、後述する図7に示すフローチャートで説明するが、リモコン装置11からの第3の種類のリモコンコードと、複合型記録再生装置Aで設定されているリモコンコードとが合えば、即ち、複合型記録再生装置Aで設定されているリモコンコードも第3の種類のリモコンコードであれば、ユーザによりリモコン装置11の決定キー225が押下される。
【0048】
したがって、リモコン装置11における制御部112のリモコンコード設定手段は、決定キー225の押下を検出し(ステップS9)、押下された停止キー230に対応するリモコンコードを設定リモコンモードのリモコンコード(第3の種類のリモコンコード)として設定する(ステップS10)。このように、リモコン装置11に第3の種類のリモコンコードが設定された後、リモコン装置11の何らかのキーが操作されると、第3の種類のリモコンコードによるリモコンコードが送信される。即ち、第3の種類のリモコンコード(図3(4)参照)のヘッドパルスの時間幅T3を有するリモコンコード(操作されたキーのキーコードに相当するリモコンコード)がリモコン装置11から送信される。
【0049】
図7は本実施形態において複合型記録再生装置の電源がオンされてからリモコンコードの設定に関する処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図6を参照して複合型記録再生装置の電源がオンされてからリモコンコードの設定に関する処理について説明する。
【0050】
リモコン装置11に対するリモコンコードの設定を実施する前に、先ず、複合型記録再生装置Aの電源が本体電源スイッチの操作によりオンされる(ステップN1)。また、テレビジョン受像機13の電源もオンさせておき、ディスプレイ装置131を表示可能状態にしておく。一方、リモコン装置11では、電池115を投入して待機状態にしておく。
【0051】
ここで、コード設定画面をテレビジョン受像機13のディスプレイ装置131に表示させるため、リモコン装置11の設定画面キー220が押下されると、リモコン装置11からは赤外線のコード設定画面表示指示信号が送信される。複合型記録再生装置Aのシステムコントローラ10のコード設定画面表示手段は、そのコード設定画面表示指示信号を、リモコン受信部9を介して入力することにより、コード設定画面表示指示がされたことを検出し(ステップN2)、コード設定画面データをフラッシュROM6から読み出し、OSD部12および映像出力部7の処理を経て、テレビジョン受像機13のディスプレイ装置131に供給されることにより、ディスプレイ装置131にはコード設定画面が表示される(ステップN3)。
【0052】
この時点のコード設定画面は、リモコン装置11からのリモコンコードを受信していないので、例えば、図4に示すコード設定画面aの「リモコン装置からのリモコンコードは第1の種類のリモコンコードです。」と言うメッセージは表示されておらず、「本体側のリモコンコードは第1の種類のリモコンコードに設定されています。」と言うメッセージのみが表示されている。
【0053】
この後、システムコントローラ10のコード設定画面表示手段は、リモコン装置11からのリモコンコードを受信すると(ステップN5)、この受信したリモコンコードの種類を、例えば、図4に示すように、「リモコン装置からのリモコンコードは第1の種類のリモコンコードです。」と言うメッセージがコード設定画面aに表示される。そして、システムコントローラ10のコード一致判定手段は、前記受信したリモコンコードと、複合型記録再生装置AのフラッシュROM6に記憶されているリモコンコードのうち現在の本体モードに適合して設定されたリモコンコードとが一致するか否かを判定する(ステップN5)。
【0054】
ここで、両リモコンコードが一致しないと判定されたとき、システムコントローラ10のメッセージ表示手段は、リモコン装置11からのリモコンコードが異なるというメッセージ、例えば、図5のコード設定画面bに示すような、「リモコンコードが一致しませんので、操作をやり直して下さい。」というメッセージを表示させる(ステップN8)。
【0055】
一方、両リモコンコードが一致したと判定されたとき(ステップN5)、ユーザは、図4に示すようなコード設定画面aを見て、リモコン装置11を操作してカーソルをOKに位置させ、決定キー225を押下すると、システムコントローラ10の動作可能状態設定手段は、リモコン装置11の決定キー225の押下による決定指示を検知し(ステップN6)、コード設定画面aの表示を消去して、前記一致したリモコンコードに対応する光ディスク装置2またはハードディスク装置3またはVCR4を動作可能状態に設定する(ステップN7)。
【0056】
以上説明したように本実施形態によれば、リモコン装置11側で設定されるリモコンモードに対応するリモコンコードが、複合記録再生装置A側で予め設定されている本体モードに対応するリモコンコードに切り換える場合の切換操作が簡単になり、ユーザにとっては操作性が簡単になる。また、コード切換スイッチをリモコン装置に設けるようなことがないので、リモコン装置11のコストダウンを図れる。また、複合型記録再生装置A側の現在の本体モードにおけるリモコンコードの種類がユーザに分かるので、リモコンモードにおけるリモコンコードを本体モードにおけるリモコンコードに合わすためのリモコンコードの設定が早くできる。
【産業上の利用可能性】
【0057】
本発明は、同じフォーマットで複数種類のリモコンコードを有する複合型記録再生装置と、この複合型記録再生装置に対して遠隔操作を行うリモコン装置とを含み構成された遠隔操作システムに利用可能であり、リモコンコードの切り換えを簡単にする。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の一実施形態に係る複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】前記実施形態においてリモコン装置のキー配置の一例を示す図である。
【図3】前記実施形態において用いられるリモコンコードを示すパルス信号の信号波形図である。
【図4】前記実施形態においてリモコンコードが一致した場合のコード設定画面の内容の一例を示す図である。
【図5】前記実施形態においてリモコンコードが一致しなかった場合のコード設定画面の内容の一例を示す図である。
【図6】前記実施形態においてリモコン装置に電池が投入されてからリモコンコードが設定されるまでの処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】前記実施形態において複合型記録再生装置の電源がオンされてからリモコンコードの設定に関する処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
【0059】
A 複合型記録再生装置
a,b コード設定画面
2 光ディスク装置
3 ハードディスク装置
4 VCR(磁気記録再生装置)
10 システムコントローラ(コード設定画面表示手段、コード一致判定手段、メッセージ表示手段、動作可能状態設定手段)
11 リモコン装置
112 制御部(電池投入検知手段、特定キー押下判定手段、リモコンコード送信手段、リモコンコード設定手段)
114 メモリ
131 ディスプレイ装置(表示手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハードディスクに対して情報の記録/再生を行うハードディスク装置と、光ディスクに対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置と、磁気テープに対して情報の記録/再生を行う磁気記録再生装置との何れかの二つの装置を組み合わせて構成され、または全部の装置を含み構成され、同じフォーマットで複数種類のリモコンコードを有する複合型記録再生装置と、
前記複合型記録再生装置に対して遠隔操作を行うリモコン装置とを含み構成された遠隔操作システムにおいて、
前記複合型記録再生装置に同じフォーマットで複数種類のリモコンコードが有る場合、前記リモコン装置から送信されるリモコンコードのヘッドパルスの時間幅が前記複数種類のリモコンコード毎に異なるようにリモコンコードが設定されたメモリと、
電池が投入されたことを検知して待機状態にする電池投入検知手段と、
前記待機状態になっているときに予め定めた複数の特定キーのうち何れのキーが押下されたか否かを判定する特定キー押下判定手段と、
前記押下された特定キーに対応するリモコンコードを前記複合型記録再生装置に送信するリモコンコード送信手段と、
決定キーの押下により前記押下された特定キーに対応するリモコンコードを設定リモコンモードのリモコンコードとして設定するリモコンコード設定手段と、を前記リモコン装置に備え、
前記複合型記録再生装置の電源がオンされた後、前記リモコン装置からのコード設定画面表示指示を検知したとき前記リモコン装置から送信されてきたリモコンコードの種類および前記複合型記録再生装置に設定されているリモコンコードの種類を示すコード設定画面を表示手段に表示させるコード設定画面表示手段と、
前記両リモコンコードのヘッドパルスの時間幅が同じであるか否かを検出することにより前記両リモコンコードが一致するか否かを判定するコード一致判定手段と、
前記両リモコンコードが一致しないと判定されたとき、前記リモコン装置からのリモコンコードが異なるというメッセージを前記表示手段に表示させるメッセージ表示手段と、
前記両リモコンコードが一致したと判定されたとき、前記リモコン装置の前記決定キーの押下による決定指示を検知したとき前記コード設定画面の表示を消去して前記一致したリモコンコードに対応する前記複合型記録再生装置内の該当する装置を動作可能状態に設定する動作可能状態設定手段と、を前記複合型記録再生装置に備え、前記リモコン装置側のリモコンモードを前記複合型記録再生装置側の本体モードに合わせることを特徴とする遠隔操作システム。
【請求項2】
前記複合型記録再生装置は、前記リモコン装置から送信されてきたリモコンコードの1回目のヘッドパルスの時間幅の違いにより、当該リモコンコードの種類を判別することを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。
【請求項3】
前記特定キーは、既存の複数のキーのうち予め定めたキーとし、前記複数種類のリモコンコードの個数だけ設けたことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−77089(P2009−77089A)
【公開日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−243191(P2007−243191)
【出願日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】