説明

開閉体の取手構造、及びこの構造を用いた機器、画像形成装置

【課題】ドアやトレイのような開閉体のレバーにおいても、操作者が手や指の肉を挟んでしまうこと(以下、肉挟み、と称する。)がほとんどない開閉体の取手構造を提供する。
【解決手段】給紙トレイ9を引き出し、あるいは給紙部8押し込む操作を行う時、操作者がその手13でもってロックレバー11の外方側を下方へ回動させてロックを外して操作するが、ロックレバー11を押し下げる動作によってロックレバー11の先端部11aが前カバー10よりも外側へ出るため、操作者の手20の指先の肉や皮を引き込んでしまい、操作者の手20や指21の肉が挟まれて痛めてしまうことにはならない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置やその周辺機器等の機器に設けられる開閉体の取手構造に関し、詳細には、操作者の指等や、指、手のひら等の皮膚や肉を挟み難くしたものに関する。
【背景技術】
【0002】
図1は、画像形成システムの一例を示す外観図であり、図の中央に位置する画像形成ユニット1に、大量給紙ユニット2と排紙ユニット3を組み合わせて構成してある。画像形成ユニット1は、図示は省略するが画像形成を行う作像部を内蔵し、外部には、上面の排紙ユニット3寄りの位置に自動原稿給紙装置(ADF)4を設け、その右側の大量給紙ユニット2側にトナーボトル収納部5を備えている。また、トナーボトル収納部5の天井面上部には操作用ディスプレイ6がアーム7を介して角度可変に設けてある。画像形成ユニット1の下部には給紙部8を備えている。
【0003】
このような画像形成システムでは、上述した各種の機器がドアの開閉や、給紙トレイの出し入れ等の操作を伴うので、カバーの開閉やトレイの操作を楽にするため、操作用のレバーを備えている。
【0004】
図2は、上述のような操作用のレバーの一例とその動作を示す。例えば給紙部8が備えている給紙トレイ9の操作レバーの構造の一例である。図中10は給紙トレイ9の前カバー、11が操作用のロックレバーである。ロックレバー11はピン12の位置で給紙トレイ9の図示せぬトレイ本体の壁等に取り付けてあり、そのためロックレバー11はピン12の位置を中心に図の上下方向に回動可能となっている。
【0005】
この例では、給紙部は8から給紙トレイ9を引き出し、あるいは給紙部8押し込む操作を行う時、操作者がその手13でもってロックレバー11の外方側(図2では右側)を下方へ回動させ、図示しないロックを外し、操作するようになっている。
【0006】
なお、画像形成ユニット1の前ドア14の取手15、大量給紙ユニット2の給紙段16操作用の取手17、排紙ユニット3の前ドア18の取手19なども、縦横が異なったりするものの、基本的な構造としては同様のものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前記の構造では、図2中の矢印Aで示した部分で操作者の手20の指先の肉や皮を、ロックレバー11を押し下げる動作によってロックレバー11と前カバー10の隙間に引き込んでしまい、操作者の手20や指21の肉が挟まれて痛めてしまう可能性がある。また、痛みを感じるだけであれば不快な思いをするだけであるが、怪我をしてしまうこともあり、これを避け得る構造が望まれているが、本願発明者の知るところでは満足できる構造例が提案されていない。
【0008】
特許文献1には、支柱と取手の間に手を挟むことがない防音壁の開閉扉を提供するために、開閉扉の枠体に、断面H形の支柱のフランジに係止して、前記フランジと引き手ハンドルとの間隔を規制する突起を設けているため、隣り合う支柱4のそれぞれのフランジ間に開閉扉Pの左右縦枠材を挿入し設置する時に、前記突起により開閉扉が偏らないようフランジに係止させ位置決めをすることができるので、支柱と開閉扉の引き手ハンドルとの間隔を一定以上に保つことができ、開閉扉の利用者が移動扉を閉める際に、支柱と引き手ハンドルとの間に手を挟むことをなくすことができる、とする技術が開示されているが、いわゆる2枚建の引き戸における構造であり、画像形成装置や、その周辺機器などにはあまり向いていない構造と言えるものとなっている。
【0009】
本発明は、このような問題点にかんがみてなしたものであり、操作者がたとえ不用意に操作しても、手や指先の肉が挟まれにくい、ドアやトレイのような開閉体の取手構造、及びこの構造を用いた機器、画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の請求項1に係る開閉体の取手構造は、開閉体の取手となる開口部位の内側にレバーを配し、該レバーの操作や該レバーの動作により前記開閉体のロックとロック解除とを行う開閉体の取手構造において、前記開閉体のロック解除時に前記レバーを該ロック解除方向へ引いた際、該レバーの端部が前記開閉体の開口部位の外側へ出てくる構成としてなることを特徴とする。
【0011】
同請求項2に係るものは、請求項1に記載の開閉体の取手構造において、前記レバーが、前記開口部位の内側で回動可能に支持されており、かつ前記端部が前記開口部から外方へ突出可能に折り曲げて形成してあり、該折り曲げてある端部が前記開閉体のロック解除時に前記開閉体の開口部位の外側へ出てくる構成としてあることを特徴とする。
【0012】
同請求項3に係るものは、請求項1または2に記載の開閉体の取手構造において、前記一対のレバーの間をリンクさせる部材により連結し、前記一対のレバーを連動可能としてなることを特徴とする。
【0013】
同請求項4に係るものは、開閉体の取手となる開口部位の内側の上下あるいは左右に一対のレバーを配し、該一対のレバーのいずれかの操作や動作により前記開閉体のロックとロック解除とを行う開閉体の取手構造において、前記開閉体のロック解除時に前記レバーを該ロック解除方向へ引いた際、該レバーの端部が前記開閉体の開口部位の外側へ出てくる構成としてなることを特徴とする。
【0014】
同請求項5に係るものは、請求項4に記載の開閉体の取手構造において、前記レバーが、前記開口部位の内側で回動可能に支持されており、かつ前記端部が前記開口部から外方へ突出可能に折り曲げて形成してあり、該折り曲げてある端部が前記開閉体のロック解除時に前記開閉体の開口部位の外側へ出てくる構成としてあることを特徴とする。
【0015】
同請求項6に係るものは、請求項4または5に記載の開閉体の取手構造において、前記一対のレバーの間をリンクさせる部材により連結し、前記一対のレバーを連動可能としてなることを特徴とする。
【0016】
同請求項7に係る機器は、請求項1から6のいずれかに記載の開閉体の取手構造を、少なくともひとつのドアあるいはカバーの開閉構造に用いてなることを特徴とする。
【0017】
同請求項8に係る画像形成装置は、画像形成部を備え、請求項1から6のいずれかに記載の開閉体の取手構造を、装置本体の少なくともひとつのドアあるいはカバーの開閉構造に用いてなることを特徴とする。
【0018】
同請求項9に係る画像形成装置の周辺機器は、画像形成装置の周辺機器であって、請求項1から6のいずれかに記載の開閉体の取手構造を、機器本体の少なくともひとつのドアあるいはカバーの開閉構造に用いてなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、ドアやトレイのような開閉体のレバーにおいても、操作者が手や指の肉を挟んでしまうこと(以下、肉挟み、と称する。)がほとんどなく、怪我だけでなく、不快な思いをすることもなく、安全かつ安心して開閉操作ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】画像形成装置の一例を示す外観図
【図2】図1に示す画像形成装置で用いられる操作用のレバーの一例とその動作を示す概念図
【図3】本発明の実施形態に係る開閉体の取手構造の図2相当の概念図
【図4】本発明に係る開閉体の取手構造の実施例1を示す斜視図
【図5】実施例1の構造でのロック状態(A)とロック解除状態(B)を示す断面図
【図6】本発明の実施例2を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0021】
操作者が開閉体のレバーを操作する際の肉挟みを防止するという目的を、レバーを握って引いた時に、レバーが操作対象となるドアやトレイの構造体の内側に引き込まれるのではなく、その外側に飛び出てくる構造とすることで、部品点数を増やすことなく、簡単な構造として実現した。
【0022】
図3は、本発明の実施形態に係る開閉体の取手構造の図2相当の概念図である。基本的な構造は図2の構造と同様であり、給紙トレイ9を引き出し、あるいは給紙部8押し込む操作を行う時、操作者がその手13でもってロックレバー11の外方側(図3でも図の右側)を下方へ回動させ、図示しないロックを外し、操作するようになっているが、ロックレバー11を押し下げる動作によってロックレバー11の先端部11aが前カバー10よりも外側へ出るため、図2のような隙間ができず、したがって、操作者の手20の指先の肉や皮を引き込んでしまい、操作者の手20や指21の肉が挟まれて痛めてしまうことはない。もちろん、ロックレバー11の先端部11aの下側と前カバー10に隙間Bができるが、故意に挟むようにしないかぎり、あるいは手20に何かを付着させていないかぎり、下側の隙間Bに挟まれる状態にはならない。
【0023】
なお、画像形成ユニット1の前ドア14の取手15、大量給紙ユニット2の給紙段16操作用の取手17、排紙ユニット3の前ドア18の取手19なども、縦横が異なったりするものの、基本的には同様のものであり、その他の機器でも同様である。
【0024】
なお、ロックレバー11の先端部11aが前カバー10よりも外側へ出るため、操作者にはこれが見え、ロックレバー11が存在していることを意識して操作できるので、一層レバー操作が安全になる。なお、ロックレバー11の先端部11aと前カバー10の色を変える等すれば、一層目立つので操作者の意識付けには好ましい。
【実施例】
【0025】
<実施例1>
図4は、本発明に係る開閉体の取手構造の実施例1を示す斜視図、図5は、実施例1の構造でのロック状態(A)とロック解除状態(B)を示す断面図である。この実施例は単なる一例としてのものであるが、給紙トレイ9の前カバー10に設けたスリット状の穴10aの内側上下それぞれに、本発明に係る開閉体の取手構造の実施例1の構造が設けてある。
【0026】
図示の構造は、図3のロックレバー11に相当する取手レバー上11a、取手レバー下11bそれぞれに、第1ブラケット上21a、第1ブラケット上21b、第1ピン上22a、第1ピン下22b、第2ブラケット上23a、第2ブラケット下23b、回転軸上24a、回転軸下24bが連結してリンク機構を構成しており、両リンク機構は連動レバー25とピン26により連動するように連結してある。また第2ブラケット下23b、回転軸上24aは、それぞれ回転軸上24a、回転軸下24bに溝型状部分が乗っており、回転軸上24a、回転軸下24bの周りで回転可能にしてある。
【0027】
なおピン27は、給紙トレイ9の本体側のレール9a(図5参照)に乗っており、レール9a上を移動し、また、ガイドされるようになっている。また図中28は、回転軸上24aを支持する固定部材、29は化粧プレートで、取手レバー上11a、取手レバー下11bの背後(給紙トレイ9奥側)に位置する第1ピン上22a、第1ピン下22b以下の構成部材を隠している。
【0028】
次に本実施例の動作を説明する。
(1)取手レバー上11aを手前(図4で図の手前側:図5では図の左側)へ引き出す操作を行う。
(2)すると、取手レバー上11aに組みつけられた第1ブラケット上21aが図5(B)に示すように手前側に移動するため、第1ピン上22aを介してその移動が第2ブラケット上23aにも伝わり、第2ブラケット上23aも手前側へ移動しようとする。
(3)この時、第2ブラケット上23aには回転軸上24aの軸心を中心にして回転動作が起き、連動バー25を図中上方へ持ち上げようとする。
(4)すると連動バー25の動作によって回転軸下24baの軸心を中心にして回転動作が起き、ピン26により第2ブラケット下23bが上方へ持ち上がる。
(5)前記(4)の動きによりピン27が上昇し、レール9aに設けてあるストッパー(段部)9bを乗り越えることで、ロックが解除される。
【0029】
なお、取手レバー下11bを操作した場合は、前記(4)の動作がすぐ起きるので、前記(3)から(1)へ動作の伝達が逆方向へ行われる。すなわち、取手レバー上11a、取手レバー下11bのどちらを操作しても引き出し操作と、給紙トレイ9のロック解除が可能である。
【0030】
このような動作を行う時、取手レバー上、下11a、11bがあることで給紙トレイ9の前カバー10を軽く開けることができるだけでなく、取手レバー上、下11a、11bが前方へ出てくることで、図5からよく分かるように、隙間に手や指の皮膚、肉が挟まれる従来のような肉挟みが起きにくく、操作者が不快な思いをすることを防いで安全に前カバー10を開けることができる。
【0031】
<実施例2>
図6は、本発明の実施例2を示す断面図であり、例えば画像形成ユニット1の前ドア14の取手15等に採用可能な構造を示している。
【0032】
図中30は画像形成ユニット1の装置本体の構造材、31は取手レバー、32は取手レバー31と連結してあるブラケットで、これらが前ドア14の取手15を構成している。構造材30にはマグネット33が設けてあり、ブラケット32を吸着できるようにしてある。図中34は、ブラケット32に設けてある被吸着部(金具等)である。また35は取手レバー31の回転軸、36はブラケット32の回転軸である。
【0033】
取手レバー31とブラケット32は図中符号Cで示す部分で連携するように組み合わせてある。また取手レバー31の端部31aは、前ドア14の開口部14aに臨ませてあり、外部から見えるように設けてある。
【0034】
この実施例の動作を説明する。
(1)取手レバー上31を手前(図6で図の下方)へ引き出す操作を行う。
(2)すると、取手レバー31の端部31aが前ドア14の開口部14aから外側へ出てくる。
(3)また、取手レバー31と連携させてあるブラケット32が図中のC部で取手レバー31に押されることにより、取手レバー31と連動して回転する。
(3)この時、ブラケット32の被吸着部34が構造材30に設けてあるマグネット33から離れ始める。
(4)ブラケット32の被吸着部34とマグネット33が離れていって、マグネット33と被吸着部34の接触面積が小さくなると、マグネット33による被吸着部34の吸着力が弱まり、マグネット33の磁力によるロックが解除される。
【0035】
このような動作を行う時、取手レバー31の端部31aと前ドア14の開口部14aの間に隙間ができるが、図6からよく分かるように、この隙間に操作者が手や指を故意に差し入れないかぎり、従来のような肉挟みは起きにくく、操作者が不快な思いをすることを防いで安全に前カバー10を開けることができる。
【0036】
なお、前ドア14を閉める時は、取手レバー31を操作する必要はなく、前ドア14を閉めるだけで上述の動作と逆動作が行われ、図6(B)の状態から図6(A)の状態に戻る。
【符号の説明】
【0037】
1:画像形成ユニット
9:給紙トレイ
9a:給紙トレイのレール
10:前カバー
10a:前カバーの穴
11a:取手レバー上
11b:取手レバー下
14:前ドア
14a:前ドアの開口部
15:取手
21a:第1ブラケット上
21b:第1ブラケット上
22a:第1ピン上
22b:第1ピン下
23a:第2ブラケット上
23b:第2ブラケット下
24a:回転軸上
24b:回転軸下
25:連動レバー
26:ピン
27:ピン
28:固定部材
29:化粧プレート
30:画像形成ユニットの装置本体の構造材
31:取手レバー
31a:取手レバーの端部
32:ブラケット
33:マグネット
34:被吸着部
35:取手レバーの回転軸
36:ブラケットの回転軸
C:取手レバーとブラケットの連携部分
【先行技術文献】
【特許文献】
【0038】
【特許文献1】特開2007-032141号公報
【特許文献2】特開2008-191428号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開閉体の取手となる開口部位の内側にレバーを配し、該レバーの操作や該レバーの動作により前記開閉体のロックとロック解除とを行う開閉体の取手構造において、
前記開閉体のロック解除時に前記レバーを該ロック解除方向へ引いた際、該レバーの端部が前記開閉体の開口部位の外側へ出てくる構成としてなることを特徴とする開閉体の取手構造。
【請求項2】
請求項1に記載の開閉体の取手構造において、
前記レバーが、前記開口部位の内側で回動可能に支持されており、かつ前記端部が前記開口部から外方へ突出可能に折り曲げて形成してあり、該折り曲げてある端部が前記開閉体のロック解除時に前記開閉体の開口部位の外側へ出てくる構成としてあることを特徴とする開閉体の取手構造。
【請求項3】
請求項1または2に記載の開閉体の取手構造において、
前記一対のレバーの間をリンクさせる部材により連結し、前記一対のレバーを連動可能としてなることを特徴とする開閉体の取手構造。
【請求項4】
開閉体の取手となる開口部位の内側の上下あるいは左右に一対のレバーを配し、該一対のレバーのいずれかの操作や動作により前記開閉体のロックとロック解除とを行う開閉体の取手構造において、
前記開閉体のロック解除時に前記レバーを該ロック解除方向へ引いた際、該レバーの端部が前記開閉体の開口部位の外側へ出てくる構成としてなることを特徴とする開閉体の取手構造。
【請求項5】
請求項4に記載の開閉体の取手構造において、
前記レバーが、前記開口部位の内側で回動可能に支持されており、かつ前記端部が前記開口部から外方へ突出可能に折り曲げて形成してあり、該折り曲げてある端部が前記開閉体のロック解除時に前記開閉体の開口部位の外側へ出てくる構成としてあることを特徴とする開閉体の取手構造。
【請求項6】
請求項4または5に記載の開閉体の取手構造において、
前記一対のレバーの間をリンクさせる部材により連結し、前記一対のレバーを連動可能としてなることを特徴とする開閉体の取手構造。
【請求項7】
請求項1から6のいずれかに記載の開閉体の取手構造を、少なくともひとつのドアあるいはカバーの開閉構造に用いてなることを特徴とする機器。
【請求項8】
画像形成部を備え、請求項1から6のいずれかに記載の開閉体の取手構造を、装置本体の少なくともひとつのドアあるいはカバーの開閉構造に用いてなることを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
画像形成装置の周辺機器であって、請求項1から6のいずれかに記載の開閉体の取手構造を、機器本体の少なくともひとつのドアあるいはカバーの開閉構造に用いてなることを特徴とする画像形成装置の周辺機器。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2012−208455(P2012−208455A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−119796(P2011−119796)
【出願日】平成23年5月27日(2011.5.27)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】