説明

防水部材、その製造方法、部材及び端末

【課題】電子製品などに使用され、作業が容易であると同時に長期間使用しても防水力低下の恐れがない防水部材を提供すること。
【解決手段】防水部材は高分子シートと高分子シートに形成されたUV樹脂層を有する。防水部材の製造方法は、第1UV樹脂液を第1金型に注入し、高分子シートを第1UV樹脂液の上に配置し、第1金型に第1UV樹脂液を注入し、第1UV樹脂液の上に高分子シートを配置し、高分子シートと第1UV樹脂液とを密着させるように圧着し、第1UV樹脂液に紫外線を照射して硬化させ、高分子シートに第1UV樹脂層を形成し、第2金型に第2UV樹脂液を注入し、第2UV樹脂液の上に第1UV樹脂層が形成された高分子シートを配置し、第1UV樹脂層が形成された高分子シートと第2UV樹脂液とを密着させるように圧着し、第2UV樹脂液に紫外線を照射して硬化させ、高分子シートに第2UV樹脂層を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、防水部材及びその製造方法に関し、具体的にはPMP、PDAまたは携帯電話のような移動式端末機の内蔵部品などを保護するための防水部材に関するものであり、定形性を維持して組立が容易であって長期間形状を維持できると同時に復元力及び圧着力に優れ、防水効果が高い防水部材及びその製造方法を提供するものである。
【背景技術】
【0002】
電子製品、特に移動通信端末は場所にかかわらず移動しながら自由に使用できる端末として携帯電話のような移動通信端末、個人携帯端末と呼ばれるPDA(Personal digital Assistant)などは、使用の便宜性からその使用量が増えつつある。これらの端末は移動中に使用されるため、雨や飲み物などの水分に曝される危険が増加している。
【0003】
電子製品などは特に水に弱く、高い防水力が要求される。このため多様な防水部材が開発された。図1に示すように、従来の防水部材においては、組立で構成される製品においてその組立部品間、例えば携帯電話の場合であれば上下ケース間の隙間が、ゴムやシリコーンなどにより封止されている。
しかし、このような場合、ゴムやシリコーンの特徴上、その形状を維持しようとする性質(定形性)が弱いことから、組立作業が困難であるために作業性が悪く、また、延性によって延びるなどの形状不良が多く生じるため、完成品において防水不良が多く生じるという問題点があった。
また、長期間使用していくと、防水力が落ちていくという問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、電子製品などに使用され、作業が容易であると同時に長期間使用しても防水力低下の恐れがない防水部材、部材及び端末を提供することである。
本発明の他の目的は、既存設備を大きく変更しなくても原材料、設備費用などを下げて製造原価を下げることができる共に、防水力及び作業性に優れた防水部材の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、高分子シート(sheet)と、前記高分子シートの第1の面及び第2の面に接着されたUV樹脂層とを含むことを特徴とする防水部材を提供する。
【0006】
また、本発明は、第1金型に第1UV樹脂液を注入するステップと、前記第1UV樹脂液の上に高分子シートを配置するステップと、前記高分子シートと前記第1UV樹脂液とを密着させるように圧着するステップと、前記第1UV樹脂液に紫外線を照射して硬化させ、前記高分子シートに第1UV樹脂層を形成するステップとを含むことを特徴とする防水部材の製造方法を提供する。
【0007】
また、本発明は、所定の領域への水分の侵入を防止する部材であって、UVの照射によって形成される第1材料と、第2材料と、UVの照射によって形成される第3材料とを含み、前記第1材料と前記第3材料とにより前記第2材料を挟むことを特徴とする部材を提供する。
【0008】
また、本発明は、端末内部への水分の侵入を防止する防水部材を含み、前記防水部材は、高分子シートと、前記高分子シートの第1の面及び第2の面に接着されたUV樹脂層とを含むことを特徴とする端末を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明による防水部材は、定形性(形状を維持しようとする性質)が大きい高分子フィルムと圧縮力及び密着力が高い軟質UV樹脂で構成される。この構成により、従来の防水構造が有する問題点、すなわち、防水部材の重要な要素のゴム(rubber)の特性によって形状を維持しようとする性質(定形性)が弱いため組立作業に困り作業性が落ちるという問題点及び延性によって延びる現象などを解決すると同時に、高い防水効果を得ることができる。
また、定形性によって板状の防水部材を製造した後、所望の形状に容易に裁断して使用できるので、各々の金型を製造して射出成型しなければならない問題点を解決できる。そのため、原材料の節減、製造設備費用の節減などから製造原価を下げることができNC(Numerical Control)加工などを介してより複雑な形状も容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】従来の防水部材の概略断面図である。
【図2】本発明の一実施例による防水部材の断面図である。
【図3】本発明の一実施例による防水部材の正面図である。
【図4】本発明の一実施例による防水部材の製造過程を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例による防水部材の製造過程を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の実施例について、添付図面を参照して詳細に説明する。しかし、本発明は、ここに示される実施形態に限定されるものとして解釈されるべきでは無く、様々な態様で具体化され得る。むしろ、本願の開示を通じて、当業者であれば発明の範囲を十分に示唆し得る実施形態が提供される。ある要素が他の要素に「接着されている」または「接続されている」と記載されている場合、他の要素に直接接着または接続されていてもよいし、間に介在する要素があってもよいことは明らかである。図面と詳細な説明を通じて、特に説明されない限り、同じ図面参照符号は同じ要素、機能、および構造を参照すると理解される。これらの要素の相対的な大きさと描写は、明瞭性、イラスト性、および利便性のために誇張した表現になることがある。
【0012】
図1は、従来の防水部材の概略断面図である。図1に示すように、従来の防水部材は、ゴムやシリコーンが防水のためのシールとして機能する。
【0013】
以下、本発明をより詳しく説明する。
図2は、本発明の一実施例による防水部材の断面図である。
図2に示すように、本発明の一実施例による防水部材は、1以上のUV樹脂層と防水性を有する高分子シートを含む。この防水部材は、定形性を維持できる高分子シートを中心にして上下層に圧縮力及び復元力を有する材料からなるサンドイッチ構造で形成される。さらに、圧縮力及び復元力を有する1層以上の軟質UV樹脂が、高分子シートの両面に設けられていてもよい。
【0014】
本発明の一実施例による防水部材は、高分子シート(sheet)と、前記高分子シートの上層及び下層に形成される軟質UV樹脂層とを含むが、本発明においては、樹脂層の形状、層数、高分子シートについて限定されるものではない。
【0015】
例えば、前記高分子シートは定形性を維持できるものであれば何れも防水部材に用いることができ、特に軟質UV樹脂と密着力の高い高分子シートが好ましい。具体的には、例えば、高分子シートとして、PC(Polycarbonate)、PET(Polyethylene Terephthalete)シートを用いることができるが、これに限定されるものではない。
【0016】
前記高分子シートの厚さは、150〜300μmが好ましい。高分子シートの厚さが薄すぎると定形性を維持しにくく、厚すぎると圧着力などが弱いため防水効果が落ちる恐れがある。
【0017】
前記軟質UV樹脂としては市販中のものを使用するかまたは製造して使用できる。ただし圧縮力と使用される高分子シートとの密着力とが高いものを使用する。例えば、300〜500μmの軟質UV樹脂であれば所望の圧着力を有する。UV樹脂組成物としては樹脂原材料及び硬化剤の他に必要に応じて消泡剤、消光剤などの機能性添加剤をさらに含んでもよい。
【0018】
前記軟質UV樹脂層は300〜500μmが好ましい。UV樹脂層の厚さが薄すぎると圧着力が弱くなるため防水力が落ち、厚すぎると定形性が落ちる。
【0019】
前記軟質UV樹脂は、UV樹脂を相対的な硬度で分類したときに一般的に軟質のものであれば何れも用いることが可能であり、例えば硬化された後に樹脂層のショア硬度(Shore hardness)が40〜60°であることが好ましい。防水部材が硬すぎると、防水部材を製造する過程において変形を生じやすい。また、外部からの力が加わると、クラックが生じやすく、圧縮が適当に行われなくなる。一方、防水部材が軟らかすぎると、防水部材は延びやすくなったり、長期間使用により復元力が弱くなったりする。そのため、外部からの力によって防水部材が変形してしまう原因となる。
【0020】
本発明による防水部材は組立で形成される機械及び電子装置に適用可能である。例えば、本発明による防水部材は、PMP、PDA、携帯電話などの移動通信端末機のように防水の必要があり、各組立部品との間に生じる隙間によって防水しにくい装置など様々な装置に対して適用することができる。例えば、図3に示すように、携帯電話の上部及び下部ケースの間に形成された隙間を埋める防水部材は、切れ目のないリング状であってもよい。図3は、本発明の一実施例による、図2に示す防水部材の正面図である。
【0021】
図4及び図5は、本発明の一実施例による防水部材の製造過程を示すフローチャートである。図4に示すように、本発明の一実施例による防水部材の製造方法は、第1金型にUV樹脂液を注入する第1UV樹脂液注入ステップ(S1)と、前記UV樹脂液の上に高分子シートを配置する高分子シート配置ステップ(S2)と、前記高分子シートと前記第1UV樹脂液とを密着させるように圧着するステップ(S3)と、前記UV樹脂液に紫外線照射して硬化させ、前記高分子シートに第1UV樹脂層を形成するステップ(S4)と、第2金型にUV樹脂液を注入する第2UV樹脂液注入ステップ(S5)と、前記第2樹脂液の上部に前記第1UV樹脂層が形成された高分子シートを配置するステップ(S6)と、前記第1UV樹脂層が形成された高分子シートと前記第2UV樹脂液とを密着させるように圧着するステップ(S7)と、前記第2UV樹脂液に紫外線を照射して硬化させ、前記高分子シートに第2UV樹脂を形成するステップ(S8)と、を含む。
【0022】
ステップS1及びステップS5は同時に処理されてもよいし、または順次処理されてもよい。前記ステップS1及びはステップS5において、前記第1金型及び第2金型は前記防水部材が適用される装置の形状に応じて作製されてもよい。しかし、これに限定されず、金型を平らにして、防水部材を平らな板状に製造した後、切削及び加工を介して所望の形状に製造してもよい。この場合、金型作製費用の節減、原材料の節減、製造工程の単純化効果が得られ、また既存設備を簡単に変更することで容易に防水部材を製造することができる。
【0023】
前記第1及び第2UV樹脂液は同じであってもよいし、異なるものであってもよい。例えば、上下層の復元力及び圧縮力が異なるように設計される場合、それに応じて異なるUV樹脂液を使用してもよいし、必要に応じてUV樹脂液の層の厚さが異なるようにして使用してもよい。
【0024】
ステップS2では、高分子シートは前記UV樹脂液全体を覆うように配置される。これによって、以後の圧着ステップで圧着が容易に行われる。
【0025】
ステップS3では、圧着のときの加圧力、方向、ローラのサイズなどは、防水部材のサイズと厚さに応じて決められる。これは当該技術分野の通常の専門の者が適宜選択して決められるのでその説明は略する。
【0026】
ステップS4では、UV樹脂硬化としては、使用されるUV樹脂液に応じてその処理条件を適宜に選択および変更することができる。例えば、700J〜1000JのUVランプで5〜10秒間照射して硬化させる。
【0027】
ステップS6では、前記成型された第1UV樹脂層が形成された高分子シートを上下層が対称になるように配置させる。
【0028】
ステップS7では、高分子シートと第2UV樹脂液とを圧着する。第1UV樹脂層を圧着する場合、立体的形状の存在により圧着が困難であれば、防水部材を平面状に製造した後、第1UV樹脂層を切削及び加工を介して形状加工することもできる。
【0029】
ステップS8では、ステップS4で説明したUV硬化条件と同様の条件で第2UV樹脂層を硬化させる。
【0030】
本発明の他の実施例によれば、前記防水部材を切削及び加工するステップS9をさらに含めてもよい。すなわち、防水部材が使用される装置に応じて個別に金型を製造するのではなく、平面状に製造した後、切削及び加工工程を介して形状加工を行い、所望の形状の防水部材を製造してもよい。例えば、NC(Numerical Control)工程を介してプログラムを変更するだけで所望の形状を製造することができ、より複雑で小さい形状も容易に製造することができる。
【0031】
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。しかし、この実施例は本発明を説明するものに過ぎず、本発明の範囲が制限されるものではない。
【0032】
実施例1
220×200mmの金型に、要求される形状(125×47)にNC加工幅を考慮して、0.5mmの深さの140×60mmの形状を加工し、その金型にUV樹脂液(市販されている2004e、(株)MIRAE C&P、大韓民国)を注入した。前記UV樹脂液が覆われるように300μm厚さのPC Sheetを配置し、250mmサイズのローラを用いて2kgf/cm2の圧力で前後に移動させつつ圧着を行った。UV樹脂液を硬化させるため、前記シートの上に900JのUVランプを10秒間照射して上層UV樹脂層を形成した。前記硬化された上層UV樹脂層を金型から取り出した後、前記金型に再び前記UV樹脂液を注入した。前記UV樹脂層が形成されたPCシートを前記UV樹脂液の上に配置し圧着した後、UV樹脂液を硬化させるため、再び前記UVランプを10秒間照射して下層UV樹脂層を形成し、サンドイッチ構造の防水部材を製造した。
【0033】
前記製造された防水部材を携帯電話の上下ケースの間に形成された隙間を埋めることができるようにNC加工して、切れ目のないリング状の防水部材を製造した。
【0034】
実験例1
前記実施例1によって製造された防水部材の評価基準、例えば、成形性、金型の作製時間、作製費用、金型修正の便宜性、金型修正費用、作業性などを従来の防水リング(SILICON 40°, RUBBER PACK CASE, NOK Corporation)と比較し、その結果を表1に示した。
【0035】
【表1】



【0036】
実験例2
従来の防水リングと実施例1による防水部材を適用した携帯電話(PT001)を1m水深に30分間浸漬した後、前記携帯電話を分解して湿気や水に反応する試験紙の変色有無を確認した。この試験紙は、例えば、水分に曝されると変色する紙である。その結果を下記の表2に示した。
【0037】
表2の記載からわかるように、実施例1による防水部材と従来の防水リングとは、防水力は同等である。
【0038】
【表2】



【0039】
表2に示すように、実施例1による防水部材と従来の防水リングの防水力が同様であることをわかる。
【0040】
本発明は、発明の趣旨または範囲から逸脱することなく、様々な態様に変形できることは当業者にとって明らかである。したがって、本発明は、特許請求の範囲の記載およびそれら均等物の範囲に含まれる様々な態様の発明を包含することを意図している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高分子シート(sheet)と、
前記高分子シートの第1の面及び第2の面に接着されたUV樹脂層と
を含むことを特徴とする防水部材。
【請求項2】
前記UV樹脂層は、前記高分子シートの前記第1の面に接着された上層樹脂層と、前記高分子シートの前記第2の面に接着された下層樹脂層とを含むことを特徴とする請求項1に記載の防水部材。
【請求項3】
前記高分子シートがPC(Polycarbonate)であることを特徴とする請求項1に記載の防水部材。
【請求項4】
前記高分子シートがPET(Polyethylene Terephtalate)シートであることを特徴とする請求項1に記載の防水部材。
【請求項5】
前記高分子シートの厚さが150μm〜300μmであることを特徴とする請求項1に記載の防水部材。
【請求項6】
前記UV樹脂層の厚さが150μm〜300μmであることを特徴とする請求項1に記載の防水部材。
【請求項7】
前記UV樹脂層は、ショア硬度40〜60°であることを特徴とする請求項1に記載の防水部材。
【請求項8】
前記UV樹脂層は、UV樹脂と、硬化剤とを含むことを特徴とする請求項1に記載の防水部材。
【請求項9】
前記UV樹脂層は、消泡剤を含むことを特徴とする請求項7に記載の防水部材。
【請求項10】
前記UV樹脂層は、消光剤を含むことを特徴とする請求項7に記載の防水部材。
【請求項11】
前記防水部材は、切れ目のないリング状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防水部材。
【請求項12】
第1金型に第1UV樹脂液を注入し、
前記第1UV樹脂液の上に高分子シートを配置し、
前記高分子シートと前記第1UV樹脂液とを密着させるように圧着し、
前記第1UV樹脂液に紫外線を照射して硬化させ、前記高分子シートに第1UV樹脂層を形成することを含むことを特徴とする防水部材の製造方法。
【請求項13】
第2金型に第2UV樹脂液を注入し、
前記第2UV樹脂液の上に前記第1UV樹脂層が形成された高分子シートを配置し、
前記第1UV樹脂層が形成された高分子シートと前記第2UV樹脂液とを密着させるように圧着し、
前記第2UV樹脂液に紫外線を照射して硬化させ、前記高分子シートに第2UV樹脂層を形成することをさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の防水部材の製造方法。
【請求項14】
前記第1UV樹脂層及び前記第2UV樹脂層が形成された高分子シートを切削及び加工することをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の防水部材の製造方法。
【請求項15】
前記第1金型に第1UV樹脂液を注入することと、前記第2金型に第2UV樹脂液を注入することとが同時に行われることを特徴とする請求項13に記載の防水部材の製造方法。
【請求項16】
前記第1UV樹脂液に紫外線を照射して硬化させ、前記高分子シートに第1UV樹脂層を形成すること、及び前記第2UV樹脂液に紫外線を照射して硬化させ、前記高分子シートに第2下層UV樹脂層を形成することにおいては、700J〜1000JのUVランプを用いて前記紫外線を照射することを特徴とする請求項13に記載の防水部材の製造方法。
【請求項17】
前記第1UV樹脂液に紫外線を照射して硬化させ、前記高分子シートに第1UV樹脂層を形成すること、及び前記第2UV樹脂液に紫外線を照射して硬化させ、前記高分子シートに第2下層UV樹脂層を形成することにおいては、UVランプを用いて前記紫外線を5〜10秒間照射することを特徴とする請求項13に記載の防水部材の製造方法。
【請求項18】
所定の領域への水分の侵入を防止する部材であって、
UVの照射によって形成される第1材料と、
第2材料と、
UVの照射によって形成される第3材料と、
を含み、
前記第1材料と前記第3材料とにより前記第2材料を挟むことを特徴とする部材。
【請求項19】
前記第1材料と前記第3材料とは、互いに異なる圧縮力及び復元力を有することを特徴とする請求項18に記載の部材。
【請求項20】
前記第1材料と前記第3材料とは、互いに異なる厚さを有することを特徴とする請求項18に記載の部材。
【請求項21】
端末内部への水分の侵入を防止する防水部材を含み、
前記防水部材は、高分子シートと、前記高分子シートの第1の面及び第2の面に接着されたUV樹脂層とを含むことを特徴とする端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−116191(P2012−116191A)
【公開日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−264493(P2011−264493)
【出願日】平成23年12月2日(2011.12.2)
【出願人】(505463102)パンテック カンパニー リミテッド (89)
【Fターム(参考)】