説明

電気コネクタ装置及びこの電気コネクタ装置に用いられるコネクタ

【課題】グランド接続部とグランド接触片とを有するコネクタを備える電気コネクタ装置において、特に、嵌合方向における装置寸法を小さくすることなど。
【解決手段】第1コネクタの嵌合部を第2コネクタの内部に挿入することによって互いに嵌合可能なコネクタを備える電気コネクタ装置である。各コネクタは外周を覆う金属シェルを有する。特に、第2コネクタの金属シェルには、一部を基板側に突出させることによって形成されたグランド接続部と、第2コネクタの内部に片持ち梁状に切り起こすことによって形成されたグランド接触片が設けられている。グランド接触片を形成する際にグランド接触片の周囲にできた金属シェルの孔の領域と、グランド接続部は、嵌合方向と略平行に延在する一直線上には配置されていないが、嵌合方向と直交する方向と略平行に延在する直線においては少なくともそれらの一部を一直線上に有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気コネクタ装置、及び、この電気コネクタ装置に用いられるコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
例えば、特開2011−119152号公報に、嵌合可能な2つのコネクタの組みから成る電気コネクタ装置が開示されている。これら2つのコネクタの外周はそれぞれ、金属シェルで覆われており、また、一方のコネクタの嵌合部を他方のコネクタの内部に挿入することにより互いに嵌合され、且つ、電気的に接続されるようになっている。
【0003】
他方のコネクタには、特に、基板に実装されるグランド接続部と、相手コネクタの嵌合部と接触するようにコネクタの内部に配置されたグランド接触片が設けられている。グランド接続部は、金属シェルの一部を基板側に突出させることによって形成されており、一方、グランド接触片は、金属シェルの一部を片持ち梁状にコネクタの内部に切り起こすことによって形成され、一方のコネクタが他方のコネクタの内部に挿入されたときに一方のコネクタの金属シェルと接触するようになっている。
【0004】
特に、グランド接触片を形成するにあたっては、必然的に、グランド接触片の周囲に孔が形成されることになるが、上の従来装置では、これらの孔の領域と、グランド接続部は、嵌合方向と略平行に延在する一直線上に配置されるものとなっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2011−119152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上の従来装置のように、孔の領域と、グランド接続部が、嵌合方向と略平行に延在する一直線上に配置されている場合には、嵌合方向において、少なくとも、孔の領域とグランド接続部の合計寸法を最低限必要とすることになり、この結果、装置の小型化を図ることができないといった問題があった。
【0007】
本願発明はこのような従来装置における問題点を解決するためになされたものであり、嵌合可能な2つのコネクタの組みから成る電気コネクタ装置、特に、そのうちの一方のコネクタが、基板に実装されるグランド接続部と、相手コネクタの嵌合部と接触するようにコネクタの内部に配置されたグランド接触片とを有する、電気コネクタ装置において、特に、嵌合方向における装置寸法を小さくすること等を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、第1コネクタと、基板に設置して使用される第2コネクタと、の組みから成る電気コネクタ装置であって、前記第1コネクタと前記第2コネクタは、前記第1コネクタの嵌合部を前記第2コネクタの内部に挿入することによって、互いに嵌合され且つ電気的に接続されるものであり、前記第1コネクタは、その外周を覆う第1金属シェルを有し、前記第2コネクタは、その外周を覆う第2金属シェルを有し、前記第2コネクタの第2金属シェルには、前記基板に面する側の一部に形成されたグランド接続部と、前記基板に面する側の一部を前記第2コネクタの内部に片持ち梁状に切り起こすことによって形成され、前記第1コネクタの嵌合部が前記第2コネクタの内部に挿入されたときに前記第1コネクタの第1金属シェルと接触し得るグランド接触片と、が設けられており、前記グランド接触片を形成する際に該グランド接触片の周囲にできた前記第2金属シェルの孔の領域と、前記グランド接続部は、前記嵌合方向と略平行に延在する一直線上には配置されていないが、前記嵌合方向と直交する方向と略平行に延在する直線においては少なくともそれらの一部を一直線上に有することを特徴としている。
これにより、設計に必要な装置寸法を小さくして、装置の小型化を図ることができる。
【0009】
上記電気コネクタ装置において、前記グランド接続部が、前記第2金属シェルの一部を前記基板側に折り曲げることによって形成されていてもよく、また、前記第2金属シェルの一部を前記基板側に凸状に打ち出すことによって形成されていてもよい。
これにより、グランド接続部を設けるために、別の部材を設ける必要がなく、部品点数を減らすことができる。
【0010】
また、上記電気コネクタ装置において、前記グランド接続部と前記グランド接触片が、前記直交する方向に沿って複数設けられていてもよい。
これにより、プラグコネクタ10や基板とのグランド接触をより確実にすることができる。
【0011】
更に、上記電気コネクタ装置において、前記グランド接続部と前記グランド接触片が、所定の距離を置いて交互に設けられていてもよい。
これにより、孔同士の間をグランド接続部によって引き離し、フラックス飛散の問題を解決することができ、更に、プラグコネクタとレセプタクルコネクタとの嵌合時に、レセプタクルコネクタがプラグコネクタ等から受ける力を、レセプタクルコネクタ60の長手方向(嵌合方向と直交する方向)において均等に分散させることができる。
【0012】
更に、上記電気コネクタ装置において、前記グランド接触片が、前記嵌合方向に沿って片持ち梁状に設けられていてもよい。
これにより、グランド接触片は、第1コネクタと第2コネクタの嵌合時に第1コネクタの第1金属シェルとスムーズに接触し得る。
また、上記電気コネクタ装置において、前記グランド接触片が、前記第1コネクタの挿入側で支持され、前記第1コネクタの挿入側とは反対の側に自由端を有しているのが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、嵌合可能な2つのコネクタの組みから成る電気コネクタ装置、特に、そのうちの一方のコネクタが、基板に実装されるグランド接続部と、相手コネクタの嵌合部と接触するようにコネクタの内部に配置されたグランド接触片とを有する、電気コネクタ装置において、特に、嵌合方向に沿う方向における装置寸法を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係る電気コネクタ装置の斜視図である。
【図2】図1に示したレセプタクルコネクタ60単独の底面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図2のB−B線断面図である。
【図5】グランド接続部の変形例を示す図である。
【図6】図2の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1に、本発明に係る電気コネクタ装置1の斜視図を示す。本装置1は、互いに嵌合可能なプラグコネクタ10とレセプタクルコネクタ60の組みから成る。プラグコネクタ10は、ケーブル側コネクタとして形成されており、レセプタクルコネクタ60と嵌合する側とは反対の側に複数のケーブル20を取り付けることもできる。一方、レセプタクルコネクタ60は、基板側コネクタとして形成されており、基板(図示されていない)に実装して使用される。これらプラグコネクタ10とレセプタクルコネクタ60は、それぞれ、各コネクタの長手方向(コンタクトのピッチ方向)A、換言すれば、嵌合方向Bと直交する方向に延びており、この長手方向Aにおいて左右対称形状を有する。
【0016】
プラグコネクタ10は、主に、コンタクト11と、これらコンタクト11を保持するハウジング12と、更に、ハウジング12の外周を覆うように配置された金属製のシェル14を備える。同様に、レセプタクルコネクタ60は、主に、コンタクト70と、これらコンタクト70を保持するハウジング62と、ハウジング62の外周を覆うように配置された金属製のシェル64を備える。
【0017】
プラグコネクタ10とレセプタクルコネクタ60は、プラグコネクタ10の嵌合部13を、レセプタクルコネクタ60の嵌合口63を通じて、嵌合方向Bに沿ってレセプタクルコネクタ60の内部に挿入することによって互いに嵌合される。
【0018】
嵌合時には、プラグコネクタ10に設けた複数のコンタクト11と、レセプタクルコネクタ60に設けた対応コンタクト70とが互いに接触し、これらの接触を通じて、プラグコネクタ10側の複数のケーブル20と基板とが電気的に接続される。また、プラグコネクタ10のシェル14と、レセプタクルコネクタ60のシェル64とが互いに接触して、シールド効果を増大させることができる。
【0019】
プラグコネクタ10のシェル14は、ハウジング12の上側を覆う上側シェル14Aと、ハウジング12の下側を覆う下側シェル14Bから成る。これら上側シェル14Aと下側シェル14Bを利用して、プラグコネクタ10の長手方向Aにおける左右の各端部に、回転プルバー(図示されていない)を支持するための保持部15を形成してもよい。
【0020】
レセプタクルコネクタ60のシェル64は、一枚の金属板を打ち抜き、折り曲げ加工することによって形成されていてもよい。図2に、図1に示したレセプタクルコネクタ60単独の底面図を、図3、図4に、図2のA−A線、B−B線断面図を、それぞれ示す。
【0021】
シェル64底面の長手方向Aにおける左右各端部に、1つずつ、シェル64の端部を折り曲げることによって半田付け部65Aが設けられている。これら半田付け部65Aは、レセプタクルコネクタ60の基板実装時に基板に半田付けされ、基板との接触を通じてグランドに接続される。
【0022】
シェル64はまた、シェル64の半田付け部65Aに類似する半田付け部65Cとグランド接続部65Bに加え、更に、グランド接触片80及び簡易ロック孔68を有する。簡易ロック孔68に、プラグコネクタ10側の係止部(図示されていない)を係合させることにより、プラグコネクタ10は、レセプタクルコネクタ60に簡易ロックされ得る。
【0023】
半田付け部65Cは、シェル64の底面、即ち、基板に面する側の長手方向Aにおける左右各端部に1つずつ、底面の一部を基板側に突出させることによって形成されている。基板側に突出させることにより、半田付け部65Cは、その周囲の面に比べて基板と接触し易くなっており、半田付けし易くなっている。これら半田付け部65Cは、半田付け部65Aと同様に、レセプタクルコネクタ60の基板実装時に基板に半田付けされ、基板との接触を通じてグランドに接続される。
【0024】
グランド接続部65Bは、半田付け部65Cと同様に、基板に面する側の一部を基板側に突出させることによって形成されており、レセプタクルコネクタ60の基板実装時に基板に半田付けされ、基板との接触を通じてグランドに接続される。グランド接続部65Bは、図3等に示すように、例えば、シェル64の一部を基板側に凸状に打ち出すことによって形成されていてもよいし、また、例えば、図5に示すように、シェル64’の一部を基板側に折り曲げることによってグランド接続部65B’として形成されてもよい。尚、図5は、レセプタクルコネクタ60’の底面斜視図を示す図であり、その基本構成は図1乃至図4に示す構成と同じである。図5において、図1乃至図4中の部材と同様の部材については、同様の参照番号を付している。これらの方法を用いて、シェル64の一部を基板側に突出させることにより、レセプタクルコネクタ60が基板に実装された際に、シェル64の一部を基板のグランド部分に容易に且つ確実に接触させることができる。また、このように、グランド接続部65B、65B’を打ち出しや折り曲げによって形成した場合には、半田が設けられる当該グランド接続部65B、65B’の周りに孔が形成されることがないため、フラックスが飛散したとしても、嵌合口内に入り込むことがないという利点もある。
【0025】
グランド接触片80は、基板に面する側の一部をレセプタクルコネクタ60の内部に片持ち梁状に切り起こすことによって形成されている。グランド接触片80は、上下方向に弾性変位可能であり、嵌合部13がレセプタクルコネクタ60の内部に挿入されたときに、その接点部82(図4参照)付近において、プラグコネクタ10の金属シェル14、特に、下側シェル14Bと弾性接触或いはグランド接触し得る。また、これと同時期に、コンタクト70は、その接点部72において、プラグコネクタのコンタクト(図1に示す「11」)と接触する。尚、コンタクト70は、その下端部の基板接続部73において基板に半田付けされている。
【0026】
レセプタクルコネクタ60の内部に設けたグランド接触片80は、図2等に示すように、嵌合方向Bに沿って設けられているのが好ましく、また、プラグコネクタ10の挿入側で支持され且つプラグコネクタ10の挿入側とは反対の側に自由端84を有するように設けられているのが好ましい。このような構成とすることにより、レセプタクルコネクタ60の内部における嵌合部13の移動に伴い、グランド接触片80を徐々に変位させることができ、グランド接触片80と下側シェル14Bとの接触をスムーズにして、グランド接触片80の破損を回避することができる。
【0027】
図6に、図2の部分拡大図を示す。
シェル64の一部を切り起こしてグランド接触片80を形成する際、必然的に、グランド接触片80の周囲には、所定の大きさの孔83が形成されることになるが、図6によく示されるように、本発明では、これらの孔83の領域と、グランド接続部65Bは、嵌合方向Bと略平行に延在する一直線(例えば、破線で示す直線「a」)上には配置されていないが、嵌合方向Bと直交する方向(長手方向)Aと略平行に延在する直線(例えば、一点鎖線で示す直線「b」)においては少なくともそれらの一部を一直線上に有するように配置される。
【0028】
孔83の領域が、グランド接続部65Bと、嵌合方向Bと略平行に延在する直線(例えば、破線で示す直線「a」)において一直線上に存在する場合、レセプタクルコネクタ60は、この嵌合方向Bにおいて、少なくとも、孔83の領域とグランド接続部65Bの合計寸法を要することを意味し、この結果、装置を小型化することが不可能となる。更に、この場合には、孔83とグランド接続部65Bが接近するため、グランド接続部65Bを半田付けする際に飛び散ったフラックスが、孔83を通じて、内部に配置された端子70に付着し、端子間の電気的接触を妨げるおそれもある。従って、嵌合方向Bと略平行に延在する直線においては、孔83の領域とグランド接続部65Bは、一直線上に存在しないことが必要となる。
【0029】
また、孔83の領域が、グランド接続部65Bと、嵌合方向Bと略平行に延在する直線において一直線上に存在しない場合であっても、孔83の領域が、グランド接続部65Bと、嵌合方向Bと直交する方向Aと略平行に延在する直線(例えば、一点鎖線で示す直線「b」)において少なくともそれらの一部を一直線上に有しない場合には、上と同様の理由で、装置の小型化を図ることはできない。よって、孔83の領域とグランド接続部65Bは、嵌合方向Bと略平行に延在する一直線上には配置されていないが、嵌合方向Bと直交する方向(長手方向)Aと略平行に延在する直線においては少なくともそれらの一部を一直線上に有するように配列されていることが必要となる。
【0030】
尚、グランド接触片80は、グランド接続部65Bとともに、レセプタクルコネクタ60の長手方向Aに沿って複数設けられているのが好ましい。これにより、プラグコネクタ10や基板とのグランド接触をより確実にすることができる。また、これらグランド接触片80は、グランド接続部65Bと、長手方向Aにおいて、所定の距離を置いて交互に設けられているのが好ましい。これにより、孔83同士の間をグランド接続部65Bによって引き離し、上記フラックス飛散の問題を解決することができるとともに、プラグコネクタ10とレセプタクルコネクタ60の嵌合時に、レセプタクルコネクタ60がプラグコネクタ10等から受ける力を、レセプタクルコネクタ60の長手方向Aにおいて均等に分散させることができる。
【0031】
尚、プラグコネクタ10を、ケーブル側コネクタとして、即ち、ケーブル20をプラグコネクタ10に接続するものとして説明したが、勿論、これに限らず、ケーブルを設けない場合、或いは、レセプタクルコネクタ60にケーブルを設けた場合にも、本発明が成り立つことは明らかであろう。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明は、嵌合可能な2つのコネクタの組みから成る電気コネクタ装置、特に、基板に実装されるグランド接続部と、相手コネクタの嵌合部と接触するようにコネクタの内部に配置されたグランド接触片と、を有するコネクタを備える電気コネクタ装置に応用することができる。
【符号の説明】
【0033】
1 電気コネクタ装置
10 プラグコネクタ(第1コネクタ)
11 コンタクト
12 ハウジング
13 嵌合部
14 金属シェル
14A 上側シェル
14B 下側シェル
20 ケーブル
60 レセプタクルコネクタ(第2コネクタ)
62 ハウジング
63 嵌合口
64 金属シェル
65B グランド接続部
68 簡易ロック孔
70 コンタクト
72 コンタクトの接点部
73 コンタクト基板接続部
80 グランド接触片
82 グランド接触片の接点部
83 孔
84 自由端

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1コネクタと、基板に設置して使用される第2コネクタと、の組みから成る電気コネクタ装置であって、
前記第1コネクタと前記第2コネクタは、前記第1コネクタの嵌合部を前記第2コネクタの内部に挿入することによって、互いに嵌合され且つ電気的に接続されるものであり、
前記第1コネクタは、その外周を覆う第1金属シェルを有し、
前記第2コネクタは、その外周を覆う第2金属シェルを有し、
前記第2コネクタの第2金属シェルには、
前記基板に面する側の一部に形成されたグランド接続部と、
前記基板に面する側の一部を前記第2コネクタの内部に片持ち梁状に切り起こすことによって形成され、前記第1コネクタの嵌合部が前記第2コネクタの内部に挿入されたときに前記第1コネクタの第1金属シェルと接触し得るグランド接触片と、が設けられており、
前記グランド接触片を形成する際に該グランド接触片の周囲にできた前記第2金属シェルの孔の領域と、前記グランド接続部は、前記嵌合方向と略平行に延在する一直線上には配置されていないが、前記嵌合方向と直交する方向と略平行に延在する直線においては少なくともそれらの一部を一直線上に有することを特徴とする電気コネクタ装置。
【請求項2】
前記グランド接続部が、前記第2金属シェルの一部を前記基板側に折り曲げることによって形成されている請求項1に記載の電気コネクタ装置。
【請求項3】
前記グランド接続部が、前記第2金属シェルの一部を前記基板側に凸状に打ち出すことによって形成されている請求項1に記載の電気コネクタ装置。
【請求項4】
前記グランド接続部と前記グランド接触片が、前記直交する方向に沿って複数設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載の電気コネクタ装置。
【請求項5】
前記グランド接続部と前記グランド接触片が、所定の距離を置いて交互に設けられている請求項4に記載の電気コネクタ装置。
【請求項6】
前記グランド接触片が、前記嵌合方向に沿って片持ち梁状に設けられている請求項1乃至5のいずれかに記載の電気コネクタ装置。
【請求項7】
前記グランド接触片が、前記第1コネクタの挿入側で支持され、前記第1コネクタの挿入側とは反対の側に自由端を有する請求項6に記載の電気コネクタ装置。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれかに記載の電気コネクタ装置に用いられる前記第2コネクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−41679(P2013−41679A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−176088(P2011−176088)
【出願日】平成23年8月11日(2011.8.11)
【出願人】(390005049)ヒロセ電機株式会社 (383)
【Fターム(参考)】