説明

飛行玩具

【課題】 任意のキャラクターを有するモデルの飛行体を、遠隔操縦により自由に上昇下降及びホバリングができる飛行玩具を提供する。
【解決手段】 キャラクターを有するモデルを模した飛行体11と、この飛行体11の上部に設けられ同軸芯で互いに反対方向に回転する上部ローター16及び下部ローター28と、少なくとも前記一方のローターと連動して回転する姿勢を安定に保つためのスタビライザー20と、前記飛行体11の内部に設けられ前記上部ローター16及び下部ローター28並びにスタビライザー20を回転させる駆動部31と、前記飛行体11の内部に設けられ前記駆動部31の動作を制御する遠隔操縦用の制御回路43及び電源となるバッテリー44とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、任意のキャラクターを有するモデルの飛行体を、遠隔操縦により自由に上昇下降及びホバリングができる飛行玩具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、任意のキャラクターを有する人形等のモデルを空中に飛行させて遊ぶ玩具が提案されている。例えば、キャラクター人形からなる飛行体の上部に翼を取付け、この飛行体を推進器で手動により回転力を与え、竹とんぼの原理を用いて、翼に発生する揚力で上昇飛行させる飛行玩具が提案されている(特許文献1参照。)。また、任意の外観に形成したキャラクター人形に、推進翼を設けた推進軸を突出させ、全体をラインにより吊架し、推進軸を作動させて旋回飛行するキャラクター飛行玩具が提案されている(特許文献2参照。)。
【特許文献1】実用新案登録番号第3024905号公報(第2ページ、図1)
【特許文献2】実用新案登録番号第3050648号公報(第2ページ、図1〜4)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の竹とんぼの原理を用いた飛行玩具では、キャラクター人形自体が回転してしまうため、飛行中にキャラクタ人形が登場して活躍する、漫画や童話の世界における動きとかけ離れたものになっていた。また、キャラクター人形をラインにより天井等から吊架して飛行させたときには、その天井等の吊架させたポイントを中心としてキャラクター人形が旋回動作するに止まり、自由に上昇下降させたり一定の空中にホバリングさせて遊ぶことができなかった。これに対して、例えば、シングルロータ方式のヘリコプター装置をキャラクター人形に組み込んだ場合には、テールロータをキャラクター人形に取付ける必要があり、外観を損ねるおそれがあった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、任意のキャラクターを有するモデルの飛行体を、回転させることなく遠隔操縦により自由に上昇下降及びホバリングができる飛行玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明にあっては、キャラクターを有するモデルを模した飛行体と、この飛行体の上部に設けられ同軸芯で互いに反対方向に回転する上部ローター及び下部ローターと、少なくとも前記一方のローターと連動して回転する姿勢を安定に保つためのスタビライザーと、前記飛行体の内部に設けられ前記上部ローター及び下部ローター並びにスタビライザーを回転させる駆動部と、前記飛行体の内部に設けられ前記駆動部の動作を制御する遠隔操縦用の制御回路及び電源となるバッテリーとを備えたことで、任意のキャラクターを有するモデルの飛行体を、回転させることなく遠隔操縦により自由に上昇下降及びホバリングができる。
【0006】
請求項2に記載の発明にあっては、前記スタビライザー及び上部ローターは、該スタビライザが水平から傾斜したときには、該上部ローターのローターブレードの面がリンクを介して連動して傾斜するよう取付けられていることを特徴とするものである。スタビライザー及び上部ローターを連動させることで、姿勢を簡単に安定に保つことができる。
【0007】
請求項3に記載の発明にあっては、前記飛行体は、人形をモデルとして形成され、前記上部ローター及び下部ローターが頭部または背面部に設けられていることを特徴とするものである。人形をモデルとする飛行体を飛行させて楽しむことができる。
【発明の効果】
【0008】
キャラクターを有するモデルを模した飛行体と、この飛行体の上部に設けられ同軸芯で互いに反対方向に回転する上部ローター及び下部ローターと、少なくとも一方のローターと連動して回転する姿勢を安定に保つためのスタビライザーと、飛行体の内部に設けられ上部ローター及び下部ローター並びにスタビライザーを回転させる駆動部と、飛行体の内部に設けられ駆動部の動作を制御する遠隔操縦用の制御回路及び電源となるバッテリーとを備えたことで、任意のキャラクターを有するモデルの飛行体を、回転させることなく遠隔操縦により自由に上昇下降及びホバリングができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1〜図9は本発明第1実施形態の飛行玩具を説明する図であり、図1は飛行玩具の斜視図、図2は飛行玩具の側面図、図3は飛行玩具の飛行体部分の断面図、図4は飛行体の駆動部を示す拡大断面図、図5は図4の歯車部分のA方向矢視図、図6〜8はロータ部分の動作を説明する図、図9は飛行玩具の制御動作を説明するブロック図である。
【0010】
本実施形態の飛行玩具10は、任意のキャラクターを有する人形等のモデルを模した飛行体11と、この飛行体11の上部に設けられ同軸芯で互いに反対方向に回転する上部ローター16及び下部ローター28と、一方のローターと連動して回転する姿勢を安定に保つためのスタビライザー20と、飛行体11の内部に設けられ上部ローター16及び下部ローター28並びにスタビライザー20を回転させる駆動部31と、同じ飛行体11の内部に設けられ駆動部31の動作を制御する遠隔操縦用の制御回路43及び電源となるバッテリー44等とを備え、所定の送信機からの信号を受信して制御回路43により駆動部31の動作を制御し上部ローター16及び下部ローター28を回転させ、空中に上昇下降あるいはホバリングさせて遊ぶものである。
【0011】
飛行体11は、任意の形状のキャラクター人形等をモデルとしてプラスチック等の材料で中空に形成されている。この実施形態では、球状に形成された上部側の頭部12と、この頭部12の下部側に形成された円筒状の胴部13と、この胴部13の左右側面に設けられた腕部14,14と、胴部13の下部に設けられた足部15とを有する。
【0012】
上部ローター16は、上部ローター回転シャフト19の回転軸心と直交する方向に貫通するように取り付けられたローター駆動シャフト18と、このローター駆動シャフト18の両端部に回動可能に取付けられた上部ブレードホルダー49と、この上部ブレードホルダー49のローター駆動シャフト18の軸心方向に沿った両端面側に取付けられた一対の上部ローターブレード17,17とを有し、上部ローター回転シャフト19の回転が、ローター駆動シャフト18、上部ブレードホルダー49を介して一対の上部ローターブレード17,17に伝達されるようになっている。上部ブレードホルダー49は、上部ローター回転シャフト19の外径よりやや大きい矩形リング状に形成され、上記の通りローター駆動シャフト18に回動可能に取付けられている。この上部ブレードホルダー49の回動により上部ローターブレード17,17の面が傾斜するようになっている。また、この上部ブレードホルダー49の上部ローターブレード17,17が取付けられていない一方の端面には、ローター駆動シャフト18の軸心に直交する方向に軸状のジョイント27が突出され、このジョイント27に後に詳細に説明するスタビライザー20と連動するためのリンク25を取付けられている。
【0013】
スタビライザー20は、上部ローター16の上部側に取付けられており、上部ローター回転シャフト19に回転軸心と直交する方向で、かつローター駆動シャフト18の軸心と平行に取付けられたシャフト24と、このシャフト24に回動可能に取付けられた矩形リング状に形成されたスタビライザーホルダー23と、シャフト24の軸心に直交するようスタビライザーホルダー23の両端面に取付けられた一対のスタビライザーシャフト21,21及びそれらスタビライザーシャフト21,21の端部側にそれぞれ取付けられたウェイト22,22と、スタビライザーホルダー23のシャフト24の軸心と平行でやや一方のスタビライザーシャフト21に近い端面に突出するよう取付けられた軸状のジョイント26と、上部ブレードホルダー49に取付けられたジョイント27とスタビライザーホルダー23に取付けられたジョイント26との間を連結するL字型に形成されたリンク25とを有する。スタビライザーホルダー23は、長方形の矩形リング状に形成され、上部ローター回転シャフト19の上端部側の側面に平面状に切り掛かれた面に直交するよう突出されたシャフト24に回動可能に取付けられている。したがって、スタビライザー20は、ウェイト22,22とともにスタビライザーシャフト21,21の軸心が一定方向に傾斜したときには、スタビライザーホルダー23がシャフト24を中心に傾斜し、それに伴いジョイント26、リンク25、ジョイント27を介して上部ブレードホルダー49が傾斜し、上部ローターブレード17,17の面が同じ方向に傾斜するようになっている。
【0014】
下部ローター28は、下部ローター回転シャフト30の外周部に固定された矩形板状に形成された下部ブレードホルダー32と、この下部ブレードホルダー32両端面側に下部ローター回転シャフト30の軸心に直交する方向に取り付けられた一対の下部ローターブレード29,29とを有し、下部ローター回転シャフト30の回転が、下部ブレードホルダー49を介して一対の下部ローターブレード29,29に伝達されるようになっている。
【0015】
上部ローター回転シャフト19は、上部ローター16が取付けられる上部側がやや太い軸部に、下部側が細い軸部に形成されている。下部ローター回転シャフト30は、ほぼパイプ状に形成され、そのパイプ内に上部ローター回転シャフト19の下部側の細い軸部が回転可能に挿通されている。これらの上部ローター回転シャフト19及び下部ローター回転シャフト30は、飛行体11の頭部12の上部から内部に貫通するように取付けられ、駆動部31によりそれぞれ互いに反対方向に回転駆動されるようになっている。
【0016】
駆動部31は、頭部12の内部に配置されており、各部を支持するとともに取付けるための上部フレーム32及び下部フレーム33と、ローター駆動モータ34と、このローター駆動モータ34の出力軸35に取付けられたピニオン36と、このピニオン36に噛み合う上部ローター駆動用歯車37と、軸38に回転自在に取付けられ上部ローター駆動用歯車37に噛み合う第1中継歯車39と、軸40に回転自在に取付けられ第1中継歯車39に噛み合う第2中継歯車41と、この第2中継歯車41に噛み合う下部ローター駆動用歯車42とを有する。上部ローター駆動用歯車37は、下端部が下部フレーム33に軸支されている上部ローター回転シャフト19の下部側に固定されている。また、下部ローター駆動用歯車42は、上部ローター駆動用歯車37と同じ歯数に形成されるとともに、その上部側に配置され、上部ローター回転シャフト19と同一軸心に配置されている下部ローター回転シャフト30の下部側に固定されている。下部ローター回転シャフト30の中間部は、上部フレーム32に回転自在に支持されている。第1及び第2中継歯車39及び41は、同じ歯数を有し、上部及び下部ロータ回転シャフト19及び30と平行な軸心を有し、その端部側がそれぞれ上部フレーム32及び下部フレーム33に軸支された軸38及び40に回転自在に取付けられている。すなわち、ローター駆動モータ34の回転力は、出力軸35からピニオン36、上部ローター駆動用歯車37を介して上部ローター回転シャフト19に伝達され、また、上部ローター駆動用歯車37から第1及び第2中継歯車39、下部ローター駆動用歯車42を介して下部ローター回転シャフト30に伝達される。したがって、上部ローター回転シャフト19と下部ローター回転シャフト30とは、ローター駆動モータ34により同じ回転数で互いに反対方向に回転するよう駆動される。
【0017】
上部フレーム32及び下部フレーム33は、頭部12内に設けたフレームに固定される。また、飛行体11内には、送信機から送信される信号をアンテナ45を介して受信する受信回路46及び、この受信回路46からの受信信号に基づいてローター駆動モータ34の回転を制御する制御部47を有する制御回路43、電力を供給するバッテリー44、及びバッテリー44の電源をオンオフさせる電源スイッチ48が設けられている。制御部47は、送信機からの信号が上昇の場合には、ローター駆動モータ34の回転数を高くし、下降の場合には回転数を低くし、ホバリングの場合には空中に浮ぶ程度の回転数になるよう制御する。
【0018】
上記構成の飛行玩具10の動作を説明する。まず、水平な部分に飛行体11の足部15を配置して電源スイッチ48をオンする。次に、所定の送信機から上昇の信号を送信すると、その信号が飛行体11に設けられたアンテナ45から受信回路46により受信され、制御部47によりバッテリー44の電源が供給されてローター駆動モータ34が駆動される。このローター駆動モータ34の回転力は、出力軸35からピニオン36、上部ローター駆動用歯車37を介して上部ローター回転シャフト19へ伝達され、また、上部ローター駆動用歯車37から第1及び第2中継歯車39、下部ローター駆動用歯車42を介して下部ローター回転シャフト30へ伝達されて、それぞれ上部ローター16と下部ローター28が同じ回転数で互いに反対方向に回転するよう駆動される。これにより、それぞれの上部ローター16の上部ローターブレード17,17、及び下部ローター28の
下部ローターブレード29,29が回転して飛行体11が上昇飛行を開始する。このとき、上部ローター16と下部ローター28が互いに反対方向に回転するため、それぞれの飛行体11に加わる反動トルクが相殺され、飛行体11自体が回転することなく上昇する。また、送信機から下降の信号、あるいはホバリングの信号を送信すると、制御部47によりローター駆動モータ34の回転数が、それぞれの動作に適した回転数に制御される。また、上部ローター回転シャフト19に取付けられているスタビライザー20は、上部ローター16とともに同じ方向に回転し、図6に示すように、スタビライザーシャフト21,21が水平姿勢で回転しているときには、その水平姿勢を維持するよう安定した動作を継続する。図7または図8に示すように、何らかの理由によりスタビライザーシャフト21,21が水平姿勢から傾斜したときには、リンク25を介して上部ローターブレード17,17の面が同じ方向に傾斜するよう作用し、遠心力によって自動的に、上部ローター16の上部ローターブレード17,17の面を水平に維持しようとする作用が生じる。したがって、飛行体11の姿勢を維持して安定した動作を確保することができる。
【0019】
上記構成の飛行玩具10では、任意のキャラクターを有する人形等のモデルを模した飛行体11の上部に、同軸芯で互いに反対方向に回転する上部ローター16及び下部ローター28を設けているため、飛行体11自体が回転することなく自由に上昇下降させたり一定の空中にホバリングさせて遊ぶことができる。また、上部ローター16と連動して回転する姿勢を安定に保つためのスタビライザー20が設けられているため、飛行体11の姿勢を水平に維持して安定して動作させることができる。
【0020】
図10は本発明第2実施形態の飛行玩具の斜視図である。なお、第1実施形態の対応する部分及び部材は同一の符号を記し詳細の説明を省略する。
【0021】
この第2実施形態の飛行玩具50は、飛行体51が球状に形成された上部側の頭部52と、この頭部52の下部側に形成された円筒状の胴部53と、この胴部53の左右側面に設けられた腕部54,54と、胴部53の下部に設けられた足部15と、胴部53の背中側に設けられた背面部56とを有する。この背面部56の上部側に、第1実施形態と同様の互いに反対方向に回転する上部ローター16及び下部ローター28、スタビライザー20が設けられ、背面部56の内部に駆動部31が設けられている。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0022】
この第2実施形態の飛行玩具50では、第1実施形態の飛行機玩具10と同様に、飛行体51の背面部56の上部に、上部ローター16及び下部ローター28、スタビライザー20が設けられていることで、飛行体51自体が回転することなく自由に上昇下降させたり一定の空中にホバリングさせて遊ぶことができ、また、姿勢を水平に維持して安定して動作させることができ、かつ人形等のキャラクタを有する飛行体51が背中に荷物等を背負ったように見せかけることができる。
【0023】
なお、上記各実施形態において、飛行体11,51は、任意の形状のキャラクター人形等をモデルとしたものであればよく、実施形態に形状等に限定されない。また、スタビライザー20は、少なくとも互いに反転するの一方のローターと連動して回転するものであればよい。
【産業上の利用可能性】
【0024】
任意のキャラクターを有するモデルの飛行体を、遠隔操縦により自由に上昇下降及びホバリングができる飛行玩具に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明第1実施形態の飛行玩具の斜視図である。
【図2】本発明第1実施形態の飛行玩具の側面図である。
【図3】本発明第1実施形態の飛行玩具の飛行体部分の断面図である。
【図4】本発明第1実施形態の飛行体の駆動部を示す拡大断面図である。
【図5】本発明の図4の歯車部分のA方向矢視図である。
【図6】本発明第1実施形態のロータ部分の動作を説明する図である。
【図7】本発明第1実施形態のロータ部分の動作を説明する図である。
【図8】本発明第1実施形態のロータ部分の動作を説明する図である。
【図9】本発明第1実施形態の飛行玩具の制御動作を説明するブロック図である。
【図10】本発明第2実施形態の飛行玩具の斜視図である。
【符号の説明】
【0026】
10 飛行玩具
11 飛行体
12 頭部
13 胴部
14 腕部
15 足部
16 上部ローター
17 上部ローターブレード
18 ローター駆動シャフト
19 上部ローター回転シャフト
20 スタビライザー
21 スタビライザーシャフト
22 ウェイト
23 スタビライザーホルダー
24 シャフト
25 リンク
26,27 ジョイント
28 下部ローター
29 下部ローターブレード
30 下部ローター回転シャフト
31 駆動部
32 上部フレーム
33 下部フレーム
34 ローター駆動モータ
35 出力軸
36 ピニオン
37 上部ローター駆動用歯車
38,40 軸
39 第1中継歯車
41 第2中継歯車
42 下部ローター駆動用歯車
43 制御回路
44 バッテリー
45 アンテナ
46 受信回路
47 制御部
48 電源スイッチ
49 上部ブレードホルダー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャラクターを有するモデルを模した飛行体と、この飛行体の上部に設けられ同軸芯で互いに反対方向に回転する上部ローター及び下部ローターと、少なくとも前記一方のローターと連動して回転する姿勢を安定に保つためのスタビライザーと、前記飛行体の内部に設けられ前記上部ローター及び下部ローター並びにスタビライザーを回転させる駆動部と、前記飛行体の内部に設けられ前記駆動部の動作を制御する遠隔操縦用の制御回路及び電源となるバッテリーとを備えたことを特徴とする飛行玩具。
【請求項2】
前記スタビライザー及び上部ローターは、該スタビライザが水平から傾斜したときには、該上部ローターのローターブレードの面がリンクを介して連動して傾斜するよう取付けられていることを特徴とする請求項1記載の飛行玩具。
【請求項3】
前記飛行体は、人形をモデルとして形成され、前記上部ローター及び下部ローターが頭部または背面部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の飛行玩具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−158612(P2006−158612A)
【公開日】平成18年6月22日(2006.6.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−353720(P2004−353720)
【出願日】平成16年12月7日(2004.12.7)
【出願人】(390027889)大陽工業株式会社 (6)
【Fターム(参考)】