説明

食品加工機

食品加工アセンブリ(20)は、ベース部材(21)と、容器(22)と、蓋(23)とを含んでいる。ベース部材(21)は、容器(22)を支持することに適応した台部分(26)と、モータのためのハウジング部分(25)と、を有している。ハウジング(25)の壁(29)は、複数の空気入口スロット(35)を有し、溝(37)は、ベース部材(21)上に存在し得る液体を受けることからスロット(35)を保護している。容器(22)は、外周リム(57)を有する開口頂部を含む側壁(52)を有している。蓋(23)は、リム(57)を受け入れるノッチ(70)を有するタブアセンブリ(73)を含んでいる。タブアセンブリ(73)のハンドル部分(77)を垂直方向に持ち上げることにより、容器(22)から蓋(23)が取り外される。注ぎ口(61)およびハンドル(60)は、容器(22)の頂部に近接して形成されている。ヒートシールド(62)は、注ぎ口(61)の下方位置で側壁(52)に取り付けられている本体部分(63)と、フラップ(64)と、を含んでいる。本体部分(63)は、容器(22)の側壁(52)に係合する場合に、使用者の手を保護し、フラップ(64)は、注ぎ口(61)からの滴から使用者の手を保護する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器内で混合ブレードを利用して食品を混ぜ合わせるタイプの食品加工機に関する。とりわけ、本発明は、容器の蓋が容器に取り付けられ、かつ当該容器から取り外され、熱い食品が容器から安全に取り出され得る様式に関する。また、本発明は、ブレードを回転させるモータが水分から保護される様式に関する。
【背景技術】
【0002】
回転ブレードによって容器内で食品を混ぜ合わせる食品加工装置のほとんどは、容器のための蓋を含んでいる。このような蓋は、食品を混合している間、容器にしっかりと取り付けられていなければならず、また、同時に、取り外し力を要することなく取り外し可能でなければならない。いくつかの従来技術における蓋は、柔軟性材料から作製されて、容器のリップを受け入れるスロットを含んでおり、このことにより、容器上に蓋が保持されるようになっている。これらの蓋のいくつかは、蓋からタブが延び、タブが持ち上げられて、容器から蓋が開放される。しかしながら、多数回曲げられた後、従来技術のこの開放システムは破損する傾向があり、このことにより、過屈曲となり、その結果、蓋が容器に係合することができなくなる。
【0003】
装置が、スープなどの熱い液体を大量に混合するために使用される場合に、付加的な問題が生じる。通常、このような液体は、ハンドルを用いて容器を持ち上げることにより容器から出され、注ぎ口を通してその液体が注ぎ出される。しかしながら、例えば病院などのような施設で使用されるように、装置が、例えば1ガロン以上の体積からなる非常に大きな容器を含む場合、重く熱い液体の取り出しは問題となり得る。例えば、この場合、2つの手を必要とし、一方はハンドルを持ち上げ、他方は注ぎ口の下方で容器を把持する。しかし、このことは、容器内の熱い液体の温度に手を触れさせるだけでなく、注ぎ口からの熱い滴に手が触れる可能性がある。
【0004】
さらに、これらの大量の液体を混ぜ合わせることは、混合ブレードを回転させる大きなモータを必要とする。これらのモータは、多量の熱を発生させ、通常、モータハウジング内に冷却空気を引き込み、出口を通ってその空気を放出させることによって冷却されなければならない。しかしながら、加工装置は、すぐ近くに液体がある環境において使用されるため、モータハウジングに液体が引き込まれないことを確実にすることが重要である。例えば、モータハウジングが清掃される場合に、モータハウジング内に液体が引き込まれることがなく、乾いていることを確実にするために、細心の注意を払わなければならない。
【0005】
このため、従来技術のこれらの問題に悩まされることがない食品加工装置の必要性が存在している。
【発明の概要】
【0006】
このようにして、本発明の一態様の目的は、容器と、容器にしっかりと取り付けられ得ると共に容易に取り外され得る蓋と、を有する食品加工装置を提供することである。
【0007】
本発明の態様の他の目的は、上述したように、蓋がハンドルを曲げることにより容器から取り外されるが、多数回の使用の後に過屈曲されない食品加工装置を提供することである。
【0008】
本発明の他の態様の目的は、液体からの熱が使用者に刺激を与えることなく、または、危害を与えることなく、熱い液体が出され得る大きな容器を含む食品加工装置を提供することである。
【0009】
本発明の付加的な態様の目的は、ハウジング内に設けられた空冷モータによって駆動され、空気で満たされたハウジング内に液体が入ることを妨げる食品加工装置を提供することである。
【0010】
これらの、および、他の本発明の目的は、存在する従来技術を越えて形成される利点と共に、以下の記述から明らかになり、この後述べられてクレームされる改良によって達成される。
【0011】
概して、本発明の一態様に従って作製された食品加工アセンブリは、ベース面と、ベース面から上方に延び、開口頂部を形成する少なくとも一つの側壁と、を有する容器を含んでいる。側壁には、開口頂部に近接して注ぎ口が形成されている。また、側壁には、注ぎ口とは概して対向してハンドルが形成されている。概して注ぎ口の位置において、側壁の一部分にヒートシールドが取り付けられている。
【0012】
本発明の他の態様に従えば、食品加工アセンブリは、上部開口面に近接した外周リムを有する容器を含んでいる。上部開口面を閉塞する蓋が設けられ、当該蓋は、少なくとも一つのタブアセンブリを有している。タブアセンブリは、リムに係合するノッチを有する本体部分と、本体部分から上方に延びるハンドル部分と、を含んでいる。ハンドル部分を上方へ移動させた際、リムは、ノッチから外されて蓋を容器から開放する。
【0013】
また、本発明の他の態様は、容器と、当該容器を支持することに適応したベース部材とを含む食品加工アセンブリに関している。ベース部材には、空気吸入開口部が形成され、当該開口部によって液体が受け入れられることを防止する溝が設けられている。
【0014】
本発明のこれらの態様による食品加工アセンブリは、ベース面と、ベース面から上方に延び、開口頂部を形成する少なくとも一つの側壁と、を有する容器を含んでいる。開口頂部に近接して容器に外周リムが形成されている。当該開口頂部に近接して側壁に注ぎ口が形成され、注ぎ口とは概して反対側で側壁にハンドルが形成されている。概して注ぎ口の位置において側壁の一部分にヒートシールドが取り付けられている。上部開口面を閉塞する蓋が設けられており、当該蓋は、少なくとも一つのタブアセンブリを有している。タブアセンブリは、リムに係合するノッチを有する本体部分と、本体部分から上方に延びるハンドル部分と、を含んでいる。ハンドル部分を上方へ移動させた際、リムは、ノッチから外されて蓋を容器から開放する。ベース部材は、容器を支持することに適応しており、ベース部材に空気吸入開口部が形成されている。当該開口部によって液体が受け入れられることを防止する溝が設けられている。
【0015】
本発明の概念に従って作製された好適で典型的な食品加工装置は、添付した図において、例として示されている。添付した図は、明細書の細部ではなく添付されたクレームによって判断される本発明が具体化され得るさまざまな形態、変形の全てを示すことは試みていない。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】図1は、モータを収容するベース部材と、容器と、蓋と、を備え、本発明に従って作製された食品加工アセンブリを示す斜視図である。
【図2】図2は、容器と蓋を示す底面斜視図である。
【図3】図3は、容器と蓋を示す正面図である。
【図4】図4は、容器と蓋を示す側面図である。
【図5】図5は、容器と蓋を示す上面図である。
【図6】図6は、実質的に図5の6−6線に沿う部分断面図である。
【図7】図7は、実質的に図5の7−7線に沿う部分断面図である。
【図8】図8は、容器から開放されている蓋を示す、図7に相当する部分断面図である。
【図9】図9は、図8に連続して容器から開放された蓋を示す、図7および図8に相当する部分断面図である。
【図10】図10は、ベース部材の後面図である。
【図11】図11は、ベース部材の部分的に断面化された側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
図1に、符号20によって、食品加工アセンブリが概略的に示されている。アセンブリ20は、3つの基本構成部、すなわち、符号21によって概略的に示されたベース部材と、符号22によって概略的に示されたミキサー容器(blender container)と、符号23によって概略的に示された容器21のための蓋と、を含んでいる。
【0018】
ベース部材24は、脚24と、符号25によって概略的に示されたモータハウジング部分と、符号26によって概略的に示された台部分と、を含んでいる。ハウジング部分25は、頂壁27と、対向する前壁28および後壁29と、対向する側壁30と、を含み、図示しない底面とともにモータを収容するようになっている。側壁30の一方には凹部31が設けられ、当該凹部31に、ブレーカー32、マスター電源スイッチ33などのようないくつかの制御器が受け入れられ得るようになっている。これらの制御器は奥まったところに置かれているため、これらは、偶発的な接触から保護されるようになっている。
【0019】
図10に示すように、ハウジング部分25の後壁29には、モータの電源コードの通路のための開口部34が設けられている。また、後壁29には、複数の空気吸入スロットまたはルーバ35が設けられている。ハウジング部分25内のファンは、冷却空気を、ルーバ35を介してハウジング部分25内に引き込み、モータを通過させる。その後、この空気は、ベース部材21の底面に設けられたスロット36を介してハウジング部分25から放出される。符号37によって概略的に示された溝は、ルーバ35の上方かつその周囲に形成されている。溝37は、ハウジング部分25に存在し得る液体、とりわけ、後壁29を流れ落ち得る液体が、空気吸入ルーバ35によって受け入れられることから保護するように構成されている。溝37は、ルーバ35の上方に位置し、このような液体を集める頂部部分38と、液体を後壁29から取り除く対向する側部分39と、を含んでいる。また、ルーバ35を介してハウジング部分25に引き込まれて、そこに収容されたモータに損傷を与え得る液体は、ルーバ35から排水される。このことによりモータが保護される。
【0020】
ベース部材21の台部分26は、制御パネル41を有する前壁40と、対向する側壁42と、前壁40と側壁42とハウジング部分25の前壁28との間で延びる頂面43と、を含んでいる。台部分26の後部は開口し、ハウジング部分25の内部と連通している。制御パネル41は、例えば、入切スイッチ44、モータ速度制御器45、および/またはモータパルスボタン46のようないくつかの従来の制御器を含んでいてもよい。
【0021】
図11に最も良く示されているように、台部分26の頂面43には、容器22の底部の角部を受け入れる4つの位置決めパッド48(2つを図示)を支持する台座47が設けられていると共に、モータを容器22に取り付けるための後述する連結器49が設けられている。また、台座47に、少なくとも一つの排水路50が設けられ、存在する液体が、連結器49から離れる方向に向かうようになっている。
【0022】
ミキサー容器22は、例えば、コポリエステルまたはポリカーボネート材料のような透明な樹脂材料から作製されており、底面51と、そこから上方に延び開口頂部を形成する1つ以上の側壁52と、を含んでいる。側壁52の頂部において、開口頂部の外周面から外方にリム53が延びている。側壁52は、概して円形の形状となるように示されており、したがって、本質的には、1つだけの連続した側壁が示されている。しかしながら、容器22は、本発明の概念を逸脱することなく、例えば四角のような、4つの側壁を有する形状とすることもできる。図示するように概して円形状の側壁52が設けられる場合、そこには、概して垂直方向に延びる複数のリブ54が設けられてもよい。当該リブ54は、概して側壁52に強度を付与し、食品の混合を向上させ、審美的にも満足させるものである。側壁52への強度の付加、および、混合の向上は、大容量の容器22が設けられる場合には特に重要となり得る。例えば、とりわけ、病院または介護付生活施設の商業的環境への適用性を有してもよいことが考えられる。また、1.5ガロン以上の容量の容器21が設けられても良い。
【0023】
一般に、容器22の底面51に近接して、シャフト56に、ミキサーブレード55(図5)が支持されている。底面51から下方にベーススカート52が延びており、実際は、概して矩形状に形成されて、ベース台26に設けられた位置決めパッド48に嵌合するようになっている。図2に示すように、シャフト56は、底面51を通って延びており、連結器49によって受け入れられることに適応した一般のスプライン端部58を有している。スカート57の内部であって、スプラインされた軸端部58の周囲には、符号59によって概略的に示されている複数の構造的リブのようなものが設けられている。シャフト56が連結器49に連結され、ブレード55を駆動するモータの起動は、一般的な方法で行われる。上述したように、容器22が大きな容量からなる場合、ハウジング部分25内には大きなモータが設けられなければならない。このことは、ハウジング部分25の側壁30が著しい高さを有するように示されている理由である。そして、ハウジング部分25内のモータは、好ましくは、ハウジング部分25から、台部分26の開口後部を介して台部分26に延びるベルト駆動によって、シャフト56を回転させることができる。
【0024】
容器22は、側壁52の頂部に近接して支持されたハンドル60を有するように示されている。また、注ぎ口61は、ハンドル60とは概して正反対の位置、または、ハンドル60に対向する位置において、側壁52の頂部に形成されている。符号62によって概略的に示されたヒートシールドは、例えば、柔軟な熱可塑性エラストマのような断熱性で柔らかい材料から作製され、注ぎ口61の領域において容器の側壁52に形成されている。とりわけ、ヒートシールド62は、注ぎ口61の下方の領域において容器の側壁52の一部分に取り付けられ、注ぎ口61から側壁52の底部に延び、スカート57で終端する本体部分63を含んでいる。本体部分は、側壁52の円周の約1/4に延びている。また、ヒートシールド62は、本体部分63から離間した安全フラップ64と、フラップ64と本体部分63とを互いに連結する概して水平な頂部部分65とを含んでいる。このようにして、頂部部分65は、注ぎ口61の側方において、本体部分63の頂部の近接部分から外方に延びている。さらに、ヒートシールド62は、66のように、注ぎ口61の底部および外側部を覆うように、延びていても良い。
【0025】
上述したように、容器22はかなり大きくなるようにしているので、ハンドル60を把持することだけによって注ぎ口61を通して液体を注ぐことは、特に容器22が液体で満たされている場合、困難な場合がある。このような状況において、使用者の通常のやり方は、一方の手でハンドル60を握り、他方の手を注ぎ口61の下方の側壁52に置くことである。しかしながら、よくあることであるが、容器22に熱い液体が入れられている場合、従来技術では、このような手順は、側壁に触れることによって、または、注ぎ口からの滴によって、刺激を受けるまたはやけどをし、使用者の手にとって危険であり、または、少なくとも不快である、ということがわかる。しかしながら、本発明のヒートシールド62は、このような危害を防止する。図2および図4に示されているように、例えば、ヒートシールドの本体部分63とフラップ64との間の内部または下方に、使用者が注ぎ口61を介して熱い液体を注ぐことを補助するために使用者自身の手を置くことができるスペースがある。また、本体部分63は、容器内の液体からの熱に対して手を保護し、フラップ64は、注ぎ口61からの熱い滴から手を保護する。
【0026】
容器の蓋23は、例えば、最も良く知られている熱可塑性エラストマ(TPE’s)のような弾性材料またはエラストマ材料から形成されている。このようなTPE‘sは、例えば、熱可塑オロフィンゴム、熱可塑性加硫物、および、熱可塑性弾性ブロック共重合体を含んでいる。これらの材料は、全て、蓋23に要求される弾性特性を全て抑制しているため、とりわけ、蓋23に適している。
【0027】
蓋23は、容器22の開口頂部の構造に係合するように構成されている。このことにより、図示した実施の形態においては、蓋23は、容器22のリム53に載置されることに適応した肩部68を有する円筒状の側壁67を含んでいる。肩部68の下方に延びる側壁67の下部部分69は、容器22の内側にぴったりと嵌合することに適応しており、図6に示すように、注ぎ口61の領域において、側壁の部分69は注ぎ口61を閉塞する。蓋23は、側壁67の間に延び、71のようにくぼみ、中央孔72が設けられた頂部部分70を含んでいる。孔72は、プラグ(図示せず)によって通常閉塞されている。しかしながら、開口されると、容器22の内部へのアクセス、所望の撹拌がなされる。
【0028】
蓋23は、符号73によって概略的に示され、肩部68の領域に位置付けられた2つの正反対に対向するタブアセンブリを有するように示されている。2つのタブアセンブリ73が示されているが、本発明は、1つのタブアセンブリを必要とするだけでもよく、または2つ以上のタブアセンブリが設けられてもよいことは明らかである。各タブアセンブリ73は、肩部68に隣接して形成されたストリップ75によって、蓋23の側壁67に連結された本体部分74を含んでいる。本体部分74において、ストリップ75の下方にノッチ76が形成され、本体部分74から上方に角度をつけて外側に、好ましくは約45°の角度で、タブアセンブリ73のハンドル部分77が延びている。ハンドル部分77には、そこを貫通する指穴78が設けられている。
【0029】
蓋23は、図7において、容器22によって完全に係合されているように示されている。また、容器のリム53は、蓋のノッチ76に受け入れられ、蓋の側壁67の下部部分69は、容器の側壁52の内側に係合している。図8は、容器22から蓋23が開放される方法を示している。すなわち、タブアセンブリ73のうちの一つのハンドル部分77は、鎖線位置から実線位置に持ち上げられる。このことは、穴78内に指を入れることによって好都合に成し遂げられ得るが、ハンドル77が持ち上げられれば、必要となるものではない。ハンドル77を上方へ移動させると、リム53がノッチ76から開放されるまで、ストリップ75は少しだけ曲がる。また、このハンドル77の上方移動が、蓋23を上方に移動させ、図9に示すように容器22から蓋が外される。従来技術においては、ハンドルは、蓋が容器から係合を解除されるまで曲げられるが、蓋が外されるまで継続して曲げなければならない。しかしながら、本発明においては、ほんの少しの移動が両方の作用を成し遂げる。
【0030】
前述したように、ここで述べられたように構成された食品加工アセンブリは、本発明の目的を成し遂げ、技術を大幅に改善することが明らかである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース面と、前記ベース面から上方に延び、開口頂部を形成する少なくとも一つの側壁と、を有する容器と、
前記開口頂部に近接して前記側壁に形成された注ぎ口と、
前記注ぎ口とは概して対向して前記側壁に形成されたハンドルと、
概して前記注ぎ口の位置において前記側壁の一部分に取り付けられたヒートシールドと、を備えたことを特徴とする食品加工アセンブリ。
【請求項2】
前記ヒートシールドは、概して前記注ぎ口の下方において前記側壁に取り付けられた本体部分を含むことを特徴とする請求項1に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項3】
前記本体部分は、前記側壁の外周の約1/4に延びていることを特徴とする請求項2に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項4】
前記ヒートシールドは、前記注ぎ口の底部を覆う部分を含むことを特徴とする請求項2に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項5】
前記ヒートシールドは、前記本体部分から離間したフラップを含むことを特徴とする請求項2に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項6】
前記ヒートシールドは、前記フラップを前記本体部分に連結する概して水平な頂部部分を含んでいることを特徴とする請求項5に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項7】
前記開口頂部に近接して形成された外周リムと、
前記上部開口面を閉塞する蓋と、を更に備え、
前記蓋は、少なくとも一つのタブアセンブリを有し、
前記タブアセンブリは、前記リムに係合するノッチを有する本体部分と、前記本体部分から上方に延びるハンドル部分と、を含み、
前記ハンドル部分を上方へ移動させた際、前記リムは、前記ノッチから外されて前記蓋を前記容器から開放することを特徴とする請求項1に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項8】
前記容器を支持することに適応したベース部材と、
前記ベース部材に形成された空気吸入開口部と、
前記開口部によって液体が受け入れられることを防止する溝と、を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項9】
上部開口面に近接した外周リムを有する容器と、
前記上部開口面を閉塞する蓋と、を備え、
前記蓋は、少なくとも一つのタブアセンブリを有し、
前記タブアセンブリは、前記リムに係合するノッチを有する本体部分と、前記本体部分から上方に延びるハンドル部分と、を有し、
前記ハンドル部分を上方へ移動させた際、前記リムは、前記ノッチから外されて前記蓋を前記容器から開放することを特徴とする食品加工アセンブリ。
【請求項10】
前記ハンドル部分に設けられ、使用者の指を受け入れることに適応した孔を更に備えたことを特徴とする請求項9に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項11】
前記ハンドル部分は、前記本体から上方に約45度の角度で延びていることを特徴とする請求項9に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項12】
前記蓋は側壁を含み、前記タブアセンブリは、前記側壁から前記本体部分に延びるストリップを含むことを特徴とする請求項9に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項13】
前記ノッチは、前記ストリップの下方にあることを特徴とする請求項12に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項14】
前記蓋は、前記容器の前記開口面内に嵌合する側壁を有し、
前記側壁は、前記容器の前記リムに載置されることに適応した肩部を有することを特徴とする請求項9に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項15】
前記容器を覆うことに適応したベース部材と、
前記ベース部材に形成された空気吸入開口部と、
前記開口部によって液体が受け入れられることを防止する溝と、を更に備えたことを特徴とする請求項9に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項16】
前記容器を覆うことに適応したベース部材と、
前記ベース部材に形成された空気吸入開口部と、
前記開口部によって液体が受け入れられることを防止する溝と、を備えたことを特徴とする食品加工アセンブリ。
【請求項17】
前記溝は、前記開口部の上方に設けられ、液体を集めることに適応すると共に、液体に接することから前記開口部を保護する頂部部分を含むことを特徴とする請求項16に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項18】
前記溝は、前記頂部部分に連結されると共に前記開口部の側方に配置された側部分を含み、前記側部分は、前記頂部部分から液体を受け入れることに適応していることを特徴とする請求項17に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項19】
前記ベース部材は、モータハウジングと、台部分と、を含み、
前記空気吸入開口部は、前記モータハウジングに形成され、前記台部分は、前記容器を支持することに適応していることを特徴とする請求項16に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項20】
前記台部分は、前記容器を支持する台座を含み、前記台座は、排水路を有することを特徴とする請求項19に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項21】
前記台部分は、前記モータハウジングの内部に連通する開口壁を有することを特徴とする請求項19に記載の食品加工アセンブリ。
【請求項22】
ベース面と、前記ベース面から上方に延び、開口頂部を形成する少なくとも一つの側壁と、を有する容器と、
前記開口頂部に近接して前記容器に形成された外周リムと、
前記開口頂部に近接して前記側壁に形成された注ぎ口と、
前記側壁とは概して対向して前記側壁に形成されたハンドルと、
概して前記注ぎ口の位置において前記側壁の一部分に取り付けられたヒートシールドと、
前記上部開口頂部を閉塞する蓋であって、前記蓋は、少なくとも一つのタブアセンブリを有し、前記タブアセンブリは、前記リムに係合するノッチを有する本体部分と、前記本体部分から上方に延びるハンドル部分と、を含み、前記ハンドル部分を上方へ移動させた際、前記リムは、前記ノッチから外されて前記蓋を前記容器から開放する、前記蓋と、
前記容器を支持することに適応したベース部材と、
前記ベース部材に形成された空気吸入開口部と、
前記開口部によって液体が受け入れられることを防止する溝と、を備えたことを特徴とする食品加工アセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2011−529377(P2011−529377A)
【公表日】平成23年12月8日(2011.12.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−521089(P2011−521089)
【出願日】平成21年7月7日(2009.7.7)
【国際出願番号】PCT/US2009/003945
【国際公開番号】WO2010/014135
【国際公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【出願人】(500178485)ビタ−ミックス・コーポレイション (11)
【氏名又は名称原語表記】Vita−Mix Corporation
【住所又は居所原語表記】8615 Usher Road, Cleveland, Ohio, The United States of America
【Fターム(参考)】