説明

食品収容容器

【課題】購入者が安心して食品を購入することができる食品収容容器を提供する。
【解決手段】食品収容容器1は、内部に食品Tが収納される紙製の容器本体10であって、上下両面に開口する貫通穴が形成された底板と、この底板の周縁に立設された側板12とを備える容器本体10と、容器本体10の底板上面に貫通穴を塞ぐように敷設された合成樹脂製の透明なシート部材とからなる。購入者は、底板の貫通穴及びシート部材により、内部に収納された食品Tの下側の状態を確認することができるので、希望する食品Tを安心して購入することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、生鮮食品などの食品が内部に収納される食品収容容器に関する。
【背景技術】
【0002】
前記食品収容容器は、食品売場で食品を陳列して販売する際に使用されるものであり、従来から各種のものが提案されている。例えば、登録実用新案第3125511号公報には、透明な合成樹脂シートから形成される使い捨ての食品収容容器であって、上部が開口し、内部に食品が収納される容器本体と、容器本体の上部開口部を閉塞する蓋体と、容器本体と蓋体とを接続するヒンジ部とが一体的に構成されたものが記載されている。
【0003】
そして、このような食品収容容器では、その内部に食品が収納された後、陳列棚などに置かれ、購入者は、通常、食品収容容器内の食品の状態を確認して、その状態が良さそうであると判断したものを購入する。
【0004】
【特許文献1】登録実用新案第3125511号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、合成樹脂製の製造物は、その中にはリサイクルされているものもあるが、その多くが廃棄されており、これを焼却処分にすると、ダイオキシンなどの有害物質が発生するといった問題を生じ、これを埋め立て処分にすると、埋立スペースの減少や不足をもたらす原因となる。これに対し、紙製の製造物は、再生資源を利用して製造することができ、また、その廃棄に当たっては、再生資源として活用することができる他、焼却処分にしても有害物質が発生しない。
【0006】
このため、近年では、環境保護の観点より、上述のような食品収容容器における容器本体を、環境負荷の大きい合成樹脂に代えて環境負荷の少ない紙から構成することも多くなっている。
【0007】
ところが、紙製の食品収容容器では、その内部に収納された食品の下側が隠れてこれを視認することができないため、購入者が安心して購入商品の選択をすることができないという問題がある。特に、野菜や果物などの生鮮食品の場合には、生鮮食品の、容器本体の底面と当接している部分に力が加わって傷み易いため、購入者が安心して生鮮食品を購入することができるようにするには、生鮮食品の、容器本体の底面と当接している部分の状態を確認可能にすることが重要である。
【0008】
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、購入者が安心して食品を購入することができる食品収容容器の提供をその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明は、
内部に食品が収納される紙製の容器本体であって、上下両面に開口する貫通穴が形成された底板と、この底板の周縁に立設された側板とを備える容器本体と、
前記容器本体の底板上面に前記貫通穴を塞ぐように敷設された合成樹脂製の透明なシート部材とからなることを特徴とする食品収容容器に係る。
【0010】
この発明によれば、シート部材が敷設された容器本体の内部に食品が収納され、この食品収容容器が、そのまま、或いは、上部開口部が蓋やラップなどで覆われた後、食品売場の陳列棚などに置かれる。そして、購入者は、食品収容容器に収納された食品を、この食品収容容器の上部側及び底部側(底板の貫通穴)から確認し、状態が良さそうであると判断したものを購入する。
【0011】
斯くして、本発明に係る食品収容容器によれば、購入者は、底板の貫通穴及びシート部材により、内部に収納された食品の下側の状態を確認することができるので、希望する食品を安心して購入することができる。
【0012】
尚、前記シート部材は、取り外し可能に前記底板上面に貼り付けられていても良い。このようにすれば、この食品収容容器を廃棄する際に容器本体からシート部材を取り外すことで、紙からなる容器本体と、合成樹脂からなるシート部材とを分別して廃棄することができる。
【0013】
また、前記貫通穴は、同じ形状且つ同じ大きさで複数個形成されていても良い。1つの貫通穴では、視認可能な範囲を広くすべくこれを大きくすると、容器本体(底板)の強度が低下し、逆に、容器本体(底板)の強度を確保すべくこれを小さくすると、視認可能な範囲が狭くなる。そこで、同じ形状且つ同じ大きさをした複数の貫通穴を形成すれば、容器本体の強度を一定レベル以上確保しつつ視認可能な範囲を効果的に広くすることができる。
【0014】
また、前記底板は、平面視矩形状に形成され、前記側板は、前記底板の周縁に形成された4つの部材から構成されて、この4つの部材は、隣接する部材の端部が互いに接着され、更に、向かい合う二組の部材の内、いずれか一方の一組の部材は、他の一組の部材よりも高さが高く形成されるとともに、その両端の上縁角部が丸みを帯びるように形成されていても良い。このようにすれば、一方の一組の部材が他の一組の部材よりも高さが高く形成されているので、例えば、内部に収納された食品をより効果的に保護することができ、また、一方の一組の部材の両端の上縁角部が丸みを帯びるように形成されているので、例えば、ラップで覆ったときにラップが破損するのを防止することができる。
【0015】
また、前記一方の一組の部材には、前記他の一組の部材の上端と同じ高さ位置若しくはこれよりも上側に、前記底板と平行な折り目が形成されていても良い。このようにすれば、折り目によって、一方の一組の部材(側板)の、折り目よりも上側の部分が内側に折れ曲がり易くなるので、例えば、ラップで覆ったときにこの一方の一組の部材の上端部間の間隔が狭まって、内部に収納された食品をよりしっかりと保持し、食品が移動して側板と衝突したり、食品同士が衝突するのを防止することができる。これにより、食品を傷み難くすることができる。
【0016】
また、前記貫通穴は、その面積(貫通穴が複数ある場合にはその総面積)の、前記底板全体の面積に占める割合が20%〜40%の範囲内であることが好ましい。貫通穴の面積の割合が20%よりも低いと、視認可能な範囲が狭く、40%よりも大きいと容器本体の強度不足を招く恐れがある。したがって、上記範囲とすれば、容器本体の強度と視認可能な範囲のどちらの面も損ねることがなく、容器本体の強度及び視認可能な範囲をそれぞれ一定レベル以上確保することができる。
【0017】
また、前記側板は、外側に傾斜して、その内面の前記底板上面に対する傾斜角度が95°〜115°の範囲内であることが好ましい。側板内面の傾斜角度が95°よりも小さいと、この容器本体内に食品を収納し難くなり、115°よりも大きいと、この容器本体内に収納された食品をしっかりと保持し難くなってこれが移動し易くなり、食品が側板と衝突したり、食品同士が衝突して傷み易い。したがって、上記範囲とすれば、容器本体内に食品を収納し易くすることや、容器本体内に収納された食品を移動し難くしてこの食品が傷むのを防止することができる。
【0018】
尚、前記食品としては、例えば、野菜や果物といった生鮮食品を挙げることができるが、これに限定されるものではない。また、前記シート部材は、例えば、通気性を有するものなど、生鮮食品の鮮度を保つことができるものから構成することが好ましい。
【発明の効果】
【0019】
以上のように、本発明に係る食品収容容器によれば、この食品収容容器内に収納された食品を購入者が安心して購入することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。尚、図1は、本発明の一実施形態に係る食品収容容器の概略構成を示した示した斜視図であり、図2は、図1に示した食品収容容器の平面図であり、図3は、図2における矢示A−A方向の断面図である。
【0021】
図1乃至図3に示すように、本例の食品収容容器1は、上下両面に開口する貫通穴11aを有し、平面視矩形形状に形成された底板11と、この底板11の周縁に立設された側板12とを備える紙製の容器本体10と、容器本体10の底板11の上面に貫通穴11aを塞ぐように敷設された合成樹脂製の透明なシート部材15とからなり、容器本体10の内部に食品Tが収納される。尚、前記食品Tとしては、例えば、ミニトマトなどの野菜や果物といった生鮮食品を挙げることができるが、これに限定されるものではない。
【0022】
前記側板12は、間隔を隔てて向かい合う二組(4つ)の部材13,14からなり、一方の一組の部材13は、前記底板11の短辺部に設けられ、他の一組の部材14は、前記底板11の長辺部に設けられる。これら各組の部材13,14は、それぞれ同じ形状に形成されており、また、前記4つの部材13,14は、隣接する部材13,14の端部が互いに接着されている。
【0023】
前記一方の一組の部材13は、その高さが一定に形成され、前記他の一組の部材14は、前記一方の一組の部材13よりも高さが高く形成されるとともに、その両端の上縁角部が丸みを帯びるように曲線的に形成される。また、他の一組の部材14の両端部は、一方の一組の部材13と同じ高さとなっている。尚、他の一組の部材14は、その少なくとも両端角部が丸みを帯びていれば良く、即ち、角張っていなければ良く、他の態様としては、例えば、上縁部の全体が丸みを帯びるように山型に形成することなどが挙げられる。また、いわゆるC面取りのような形状であっても良い。
【0024】
また、前記他の一組の部材14には、前記一方の一組の部材13の上端と同じ高さ位置に底板11と平行な折り目14aが形成されている。この折り目14aは、当該部材14の外面が凹んで内面が突出するように構成されている。尚、この他の一組の部材14は、折り目14aによって内側に折れ曲がるようになっている(図3参照)。
【0025】
また、前記側板12(各部材13,14)は、外側に傾斜して、側板12の内面の、底板11の上面に対する傾斜角度θが95°〜115°の範囲内(本例では105°)となるように形成される。
【0026】
前記各貫通穴11aは、それぞれ平面視矩形形状で同じ大きさに形成され、側板12(各部材13,14)と平行に設けられる。また、各貫通穴11aは、隣り合う貫通穴11a間の間隔、及び貫通穴11aと各部材13,14との間の間隔がすべて等しくなるように配置される。尚、本例では貫通穴11aを6個形成しているが、貫通穴11aの数は6個に限定されるものではない。
【0027】
また、前記底板11は、その全体の面積に占める貫通穴11aの面積(6個の貫通穴11aの面積を合計して得られる総面積)の割合が20%〜40%の範囲内(本例では31%)となるように形成されている。
【0028】
前記シート部材15は、平面視矩形形状に形成されており、接着剤によって底板11の上面にこの底板11の上面から取り外し可能に貼り付けられる。尚、このシート部材15に用いる合成樹脂としては、例えば、ポリエチレンなどを挙げることができるが、これに限定されるものではなく、その他、食品用途に適した各種のものを採用することができる。また、シート部材15は、通気性を有するように構成すれば、収納された食品Tの鮮度を保つことができて好ましい。また、前記接着剤には、シート部材15と同様、食品用途に適した各種のものを用いることができる。
【0029】
尚、この食品収容容器1は、内部に食品Tが収納された後、例えば、ポリプロピレンなどからなる透明なラップ16で覆われるようになっている。このラップ16には、前記ポリプロピレンの他、食品用途に適した各種の合成樹脂を用いることができる。また、このラップ16は、収納された食品Tの鮮度を保つために、前記シート部材15と同様、通気性を有するように構成されていることが好ましい。
【0030】
以上のように構成された本例の食品収容容器1によれば、シート部材15が敷設された容器本体10の内部に食品Tが収納され、上部開口部がラップ16で覆われた後、この食品収容容器1が食品売場の陳列棚などに置かれる。そして、購入者は、食品収容容器1に収納された食品Tを、この食品収容容器1の上部側及び底部側(底板11の貫通穴11a)から確認し、状態が良さそうであると判断したものを購入する。
【0031】
斯くして、本例の食品収容容器1によれば、購入者は、容器本体10の上部開口部及びラップ16により、内部に収納された食品Tの上側の状態を、容器本体10の貫通穴11a及びシート部材15により、内部に収納された食品Tの下側の状態を確認することができるので、希望する食品Tを安心して購入することができる。
【0032】
また、シート部材15を容器本体10(底板11の上面)から取り外し可能に貼り付けたので、この食品収容容器1を廃棄する際に容器本体10からシート部材15を取り外すことで、紙からなる容器本体10と、合成樹脂からなるシート部材15とを分別して廃棄することができる。
【0033】
また、同じ形状且つ同じ大きさをした複数の貫通穴11aを容器本体10(底板11)に形成したので、容器本体10(底板11)の強度を一定レベル以上確保しつつ視認可能な範囲を効果的に広くすることができる。即ち、1つの貫通穴11aでは、視認可能な範囲を広くすべくこれを大きくすると、容器本体10の強度が低下し、逆に、容器本体10の強度を確保すべくこれを小さくすると、視認可能な範囲が狭くなるという問題を生じるが、本例のように、複数の貫通穴11aを形成することで、このような問題が生じるのを防止することができる。
【0034】
尚、この意味で、底板11の全体の面積に占める貫通穴11aの面積(総面積)の割合は20%〜40%の範囲内とすることが好ましい。これは、20%よりも低いと、視認可能な範囲が狭く、40%よりも大きいと容器本体10の強度不足を招く恐れがあるからであり、上記範囲とすることで、容器本体10の強度と視認可能な範囲のどちら面も損ねることがなく、容器本体10の強度及び視認可能な範囲をそれぞれ一定レベル以上確保することができる。
【0035】
また、前記他の一組の部材14を前記一方の一組の部材13よりも高さを高く形成したので、例えば、内部に収納された食品Tをより効果的に保護することができ、また、前記他の一組の部材14の両端の上縁角部を丸みを帯びるように曲線的に形成したので、例えば、ラップ16で覆ったときにラップ16が破損するのを防止することができる。
【0036】
また、前記他の一組の部材14に折り目14aを形成したので、折り目14aによってこれよりも上側の部分が内側に折れ曲がり易くなり、例えば、ラップ16で覆ったときにこの他の一組の部材14の上端部間の間隔が狭まって、内部に収納された食品Tをよりしっかりと保持し、食品Tが移動して側板12(各部材13,14)と衝突したり、食品T同士が衝突するのを防止することができる。これにより、食品Tを傷み難くすることができる。
【0037】
また、側板12(各部材13,14)を外側に傾斜させて、側板12の内面の、底板11の上面に対する傾斜角度θを95°〜115°の範囲内にしたので、容器本体10内に食品Tを収納し易くすることや、容器本体10内に収納された食品Tを移動し難くしてこの食品Tが傷むのを防止することができる。これは、側板12の内面の傾斜角度θが95°よりも小さいと、この容器本体10内に食品Tを収納し難くなるからであり、115°よりも大きいと、この容器本体10内に収納された食品Tをしっかりと保持し難くなってこれが移動し易くなり、食品Tが側板12と衝突したり、食品T同士が衝突して傷み易いからである。
【0038】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
【0039】
上例では、前記折り目14aを、部材14の外面が凹んで内面が突出するように構成したが、これに限られるものではなく、例えば、部材14の内面が凹んで外面が突出するように構成したり、部材14の外面及び内面の両方が凹むように構成しても良い。また、折り目14aの形成位置は、前記部材13の上端と同じ高さ位置ではなく、この高さ位置よりも上方に形成するようにしても良い。
【0040】
また、前記貫通穴11aの形状や配置位置、数は、何ら限定されるものではなく、例えば、図4や図5に示すようにしても良い。図4に示した貫通穴11bは、それぞれ長穴状で同じ大きさに形成されており、長手方向が前記部材13と平行に配置されるとともに、前記部材14の向かい合う方向に等間隔で並設される。一方、図5に示した貫通穴11cは、それぞれ長穴状で同じ大きさに形成されており、長手方向が前記部材13と平行に配置されるとともに、前記部材14の一方側に寄ったものと前記部材14の他方側に寄ったものとが互い違いに等間隔で配置される。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の一実施形態に係る食品収容容器の概略構成を示した示した斜視図である。
【図2】図1に示した食品収容容器の平面図である。
【図3】図2における矢示A−A方向の断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る容器本体などの概略構成を示した平面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る容器本体などの概略構成を示した平面図である。
【符号の説明】
【0042】
1 食品収容容器
10 容器本体
11 底板
11a 貫通穴
12 側板
13 一方の一組の部材
14 他の一組の部材
14a 折り目
15 シート部材
16 ラップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に食品が収納される紙製の容器本体であって、上下両面に開口する貫通穴が形成された底板と、この底板の周縁に立設された側板とを備える容器本体と、
前記容器本体の底板上面に前記貫通穴を塞ぐように敷設された合成樹脂製の透明なシート部材とからなることを特徴とする食品収容容器。
【請求項2】
前記シート部材は、取り外し可能に前記底板上面に貼り付けられてなることを特徴とする請求項1記載の食品収容容器。
【請求項3】
前記貫通穴は、同じ形状且つ同じ大きさで複数個形成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載の食品収容容器。
【請求項4】
前記底板は、平面視矩形状に形成され、
前記側板は、前記底板の周縁に形成された4つの部材から構成されて、この4つの部材は、隣接する部材の端部が互いに接着され、
更に、向かい合う二組の部材の内、いずれか一方の一組の部材は、他の一組の部材よりも高さが高く形成されるとともに、その両端の上縁角部が丸みを帯びるように形成されてなることを特徴とする請求項1乃至3記載のいずれかの食品収容容器。
【請求項5】
前記一方の一組の部材には、前記他の一組の部材の上端と同じ高さ位置若しくはこれよりも上側に、前記底板と平行な折り目が形成されてなることを特徴とする請求項4記載の食品収容容器。
【請求項6】
前記貫通穴は、その面積の、前記底板全体の面積に占める割合が20%〜40%の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至5記載のいずれかの食品収容容器。
【請求項7】
前記側板は、外側に傾斜して、その内面の前記底板上面に対する傾斜角度が95°〜115°の範囲内であることを特徴とする請求項1乃至6記載のいずれかの食品収容容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−62068(P2009−62068A)
【公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−231444(P2007−231444)
【出願日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【出願人】(307017947)国進印刷株式会社 (1)
【Fターム(参考)】