説明

飲料用容器

【課題】簡単な構成でユーザの使い勝手を向上することができる飲料用容器を提供する。
【解決手段】飲料用容器1は、開口部2を有する容器本体3と、前記開口部2に被着される栓体4と、前記開口部2に着脱自在に取り付けられる飲料用容器1の飲み口5とを備える。飲み口5は、筒状に形成された口部本体20を備える。口部本体20は、弾性材料、例えばシリコンゴムで構成されており、前記開口部2に対し、外側から嵌合し得るように形成されている。また、口部本体20は、外周面に周回状に形成された段部21と、飲み口部22とを有する。蓋部10は、壁部16の下端16aが飲み口5の段部21に当接し、第1外シール部31が形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飲料用容器に関し、特に、飲み口に直に口をつけて飲むことができる飲料用容器に適用して好適なものである。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の飲料用容器としては、飲料用容器である飲料用缶に着脱可能に設けられたものが開示されている(例えば、特許文献1〜3)。特許文献1には、取付部と首部と飲み口とを備え、取付部に設けられた爪部によって引用缶の巻き締め部に引っかかるように構成された注ぎ口が開示されている。特許文献2には、缶飲料容器の天面に設けられている巻締部に嵌合着脱自在な係止部を設けた飲み口ホルダーが開示されている。特許文献3には、金属製飲料缶の飲み口側の外端縁に着脱自在に外嵌される内溝を備えたプラスチック製円環体からなる飲料缶の付属具が開示されている。
【0003】
また、乳幼児用の飲料容器に用いられる飲み口が開示されている(例えば、特許文献4〜9)。特許文献4〜6には、上方に拡開した形状であって、内周縁に容器本体の上端部を着脱自在に係止できるリブを備え、硬質プラスチックで形成された飲み口が開示されている。特許文献7には、容器本体に着脱される蓋部材に形成された飲み口であって、硬度85程度のエストラマーにより形成されたものが開示されている。特許文献8には、容器口の雄ネジ螺合する雌ネジを備えた飲み口が開示されている。特許文献9には、コップ本体開口部外周の雄ネジに螺合する雌ネジを備え、飲み口を構成するアダプターが開示されている。
【0004】
また、飲料用容器である断熱容器用の飲み口が開示されている(例えば、特許文献10〜13)。特許文献10には、ステンレス鋼板で形成された容器体の開口部に設けられた飲み口である口縁が開示されている。また、開口部を閉塞する栓体は、口縁上面に接合する口縁パッキンが設けられており、これにより、閉栓時において栓本体の側壁外面と開口部内面との間に残る残液が外部に洩れるのを防止し得るように構成されている。さらに、容器体の胴部には、筒状の把持体が巻き付けて取り付けられている。特許文献11には、容器体の上部外周面に飲み口である肩リングが設けられており、当該肩リングに形成された口当て部となる小径段差部の外側を被覆する栓体としてのカバー体が開示されている。特許文献12には、飲料用容器である金属用基体に着脱自在に設けられ、樹脂製の飲み口を形成した環状体であって、容器口の内周に固定してなるものが開示されている。特許文献13には、直立した周壁と、当該周壁に形成された半径方向外側に延びる可撓性の止水突起とを有する飲み口蓋が開示されている。
【0005】
また、容器本体の上部にコップ兼用の蓋体を着脱自在に取り付けた飲料用容器である液体容器が開示されている(例えば、特許文献14)。この特許文献14には、蓋体の少なくとも一部に、容器本体の外周部に当接して容器本体との空間に残留する液体が外部に漏出するのを防止するシール材を設けたものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平11−321875号公報
【特許文献2】特開2003−205947号公報
【特許文献3】実用新案登録第3000170号公報
【特許文献4】実公昭63−7105号公報
【特許文献5】実公昭63−7106号公報
【特許文献6】実公昭63−7107号公報
【特許文献7】特開2000−5023号公報
【特許文献8】実開平2−42574号公報
【特許文献9】特開2002−321754号公報
【特許文献10】実用新案登録2523208号公報
【特許文献11】特開平8−280556号公報
【特許文献12】特開2009−67409号公報
【特許文献13】特開2002−211659号公報
【特許文献14】特開2000−116540号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献に記載された発明では、必ずしもユーザの使い勝手が良いとはいえない、という問題があった。例えば、特許文献1〜9に係る発明では、飲み口を容器に嵌合するための接触面積が小さいため、容器の止水性や飲み口の嵌合強度が十分ではなく、容器を転倒させた場合や飲み口部を保持した場合等に、飲み口が外れたり容器本体が飲み口部から抜け落ちたりして、飲料が漏れる可能性がある。
【0008】
また、特許文献4〜13に係る発明では、飲み口が金属製または、硬質樹脂製であるため、口当たりが良くなかったり、飲み口に口を付けたユーザの鼻が飲み口の反対側に接触することがあるので不快感を与えてしまうという問題がある。また、飲み口が金属製または硬質樹脂製であるため、飲み口を揉み洗いしたり、裏返して洗浄したりすることができないため、不衛生であるという問題がある。
【0009】
また、特許文献10〜13に係る発明では、飲み口に付着した飲料残水や結露などが、栓体と飲み口との間の下端隙間から外部へ流出して漏れてしまうという問題がある。
【0010】
また、特許文献10に係る発明では、把持体が飲み口とは別部材で構成されているため、全体として部品点数が増大してしまう、という問題がある。
【0011】
また、特許文献14に係る発明では、ユーザが直に口をつけて飲むことができる構成ではなく、また、容器本体の外周部に当接して容器本体との空間に残留する液体が外部に漏出するのを防止するシール材を蓋体に別構成として設けることとしたことにより、構成が複雑になるので、製造工数が増えてしまうという問題がある。
【0012】
そこで、本発明は、簡単な構成でユーザの使い勝手を向上することができる飲料用容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の請求項1に係る発明は、開口部を有する容器本体と、前記開口部に着脱自在に取り付けられる飲み口と、前記開口部に被着される栓体とを備えた飲料用容器において、前記飲み口は、前記開口部に外側から嵌合し得るように弾性材料で形成された口部本体と、前記口部本体の外周上に一体的に形成された段部と、前記段部から前記口部本体の先端側を前記口部本体の基端より径小に形成した飲み口部とを有し、前記段部は、前記飲み口部を被覆する前記栓体に設けられた蓋部の下端に当接して第1外シール部を構成することを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項2に係る発明は、前記飲み口部は、前記蓋部の内面に当接して第2外シール部を構成することを特徴とする。
【0015】
本発明の請求項3に係る発明は、前記飲み口部は、開口部の先端を被覆する止め部が設けられていることを特徴とする。
【0016】
本発明の請求項4に係る発明は、前記口部本体は、弾性的に裏返し変形が可能な硬度を有する材料で形成されていることを特徴とする。
【0017】
本発明の請求項5に係る発明は、前記口部本体の外周面であって、前記段部より基端側にグリップ部が形成されていることを特徴とする。
【0018】
本発明の請求項6に係る発明は、前記口部本体の内周面に前記開口部の外周面に形成された係止受け部に係止する係止部を設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明の請求項1によれば、飲み口を容器本体に装着するだけで第1外シール部が形成することができるので、飲み口部に付着した残水が外部へ漏れることをより確実に防止することにより、簡単な構成でユーザの使い勝手を向上することができる。
【0020】
本発明の請求項2によれば、第2外シール部によりシール性を向上することにより、より確実に飲み口部に付着した残水が外部へ漏れることを防止することができる。
【0021】
本発明の請求項3によれば、飲み口部が蓋部の内面に当接することにより止め部が開口部の先端に当接するので、口部本体の内周面と開口部の外周面との間に飲料が浸入することをより確実に防止して、外部に飲料が漏れ出すことをより確実に防止できる。
【0022】
本発明の請求項4によれば、容器本体から取り外して洗浄する際、揉み洗いや、表面を裏返して内周面もきれいに洗浄できるので、作業性を向上できると共に、衛生的に使用でき、使い勝手を向上することができる。
【0023】
本発明の請求項5によれば、グリップ部が形成されていることにより、ユーザが容器本体を容易に保持することができるので、ユーザの使い勝手を向上することができる。
【0024】
本発明の請求項6によれば、口部本体を容易かつ確実に開口部に着脱できると共に、不慮の転倒などによって口部本体が容器本体から外れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明に係る飲み口を備えた飲料用容器の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る飲み口の全体構成を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る飲み口の縦断面図である。
【図4】本発明に係る飲み口を容器本体に装着した状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明に係る飲み口の使用状態を示す縦断面図であり、第1外シール部が形成された状態を示す図である。
【図6】本発明に係る飲み口の使用状態を示す縦断面図であり、第2外シール部が形成された状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0027】
図1に示す飲料用容器1は、開口部2を有する容器本体3と、前記開口部2に被着される栓体4と、前記開口部2に着脱自在に取り付けられる飲み口5とを備える。容器本体3は、外容器6と内容器7とを有し、前記外容器6と内容器7との間に真空等の断熱層8が形成されている。容器本体3は、開口部2の内周面に雌ネジ11が形成されていると共に、外周面に係止受け部17が形成されている。
【0028】
栓体4は、容器本体3を密閉する内栓部9と、前記開口部2を覆う蓋部10とを有する。内栓部9は、開口部2の内周面に形成された雌ネジ11に螺合する雄ネジ12と、開口部2の内周面であって前記雌ネジ11より下方を縮径してなる首部13に当接するパッキン14とを備える。蓋部10は、有天筒状体で構成されており、円板状の上部15と、当該上部の周縁から垂下した筒状の壁部16とで構成されている。内栓部9は、天部9aにおいて蓋部10の上部15の内面に固定されている。尚、図中9bは内栓部9に内蔵した断熱材である。
【0029】
上記飲料用容器1は、開口部2を栓体4で閉塞することにより、容器本体3内に収容した飲料を外部に漏らさずに持ち運ぶことができると共に、栓体4を取り外すことにより、開口部2から直に飲料を飲むことができるように構成されている。
【0030】
次に、本発明の特徴的構成である飲み口5について詳細に説明する。図2に示すように、飲み口5は、筒状に形成された口部本体20を備える。口部本体20は、ゴム状の弾性材料、例えばシリコンゴムで構成されており、前記開口部2に対し、外側から嵌合し得るように形成されている。また、口部本体20は、外周面に周回状に形成された段部21と、飲み口部22とを有する。段部21は、口部本体20の軸方向の略中央に位置する外周面を、半径方向の外方へ隆起させて形成されている。飲み口部22は、前記段部21より先端20a側の部分であって、前記口部本体20の基端20b側の外径より径小に形成されている。また、飲み口部22は、口部本体20の先端20aを突出させた可撓部23を有する。さらに、口部本体20の外周面であって、段部21より基端20b側は、開口部2に取り付けられた状態で容器本体3の外径と略同じ外径を有するグリップ部24が形成されている。
【0031】
図3に示すように、口部本体20は、内周面に、係止部25と止め部26とが形成されている。係止部25は、開口部2の外周面に設けられた係止受け部17に係止し得るように形成されている。この係止部25は、段部21より口部本体20の基端20b側であって、内周面を半径方向内側へ隆起して形成されている。すなわち、係止部25は、口部本体20の外周面に形成されたグリップ部24の内側に形成されている。止め部26は、口部本体20が開口部2に装着された際、開口部2の先端2aを被覆し得るように形成されている。本実施形態では、止め部26は、半径方向の内側へ段状に突出して形成されている。
【0032】
次に、上記のように構成された飲料容器1の作用及び効果について説明する。飲み口5は、口部本体20を半径方向の外方へ引き伸ばして、開口部2の外側に取り付ける(図4)。ここで、飲み口5は、口部本体20を弾性材料で構成し、さらに係止部25において開口部2の係止受け部17と係止するように構成したことにより、口部本体20を容易かつ確実に開口部2に着脱できると共に、不慮の転倒などによって外れることを防止できる。
【0033】
また、飲み口5は、口部本体20の内周面において、止め部26の下方全面が開口部2の外周面に嵌合する。従って、飲み口5は、開口部2の先端2aから突出した可撓部23を除いて、口部本体20の内周面と開口部2の外周面とが接触しているので、より強固に容器本体3に嵌合させることができる。これにより、飲み口5は、容器本体3を転倒させた場合や口部本体20のみを保持した場合でも、飲み口5が外れたり容器本体3が飲み口5から抜け落ちたりすることを防止できるので、より確実に飲料の漏れを防いで、ユーザの使い勝手を向上することができる。
【0034】
ここで、飲み口5は、口部本体20の外周面にグリップ部24が形成されていることにより、ユーザが容器本体3を容易に保持することができるので、ユーザの使い勝手を向上することができる。さらに、飲み口5は、グリップ部24の内側に係止部25が配置される構成したことにより、ユーザがグリップ部24を把持することにより、係止部25が係止受け部17に押し付けられるので、飲み口5と容器本体3との結合がより強固になる。従って、持ち運びの際に、容器本体3が飲み口5から抜け落ちることをより確実に防止することができる。
【0035】
上記のようにして開口部2に飲み口5が装着されると、ユーザは、グリップ部24を把持して、飲み口5に直に口を付け、容器本体3を傾けることによって、容器本体3内に予め収容されている飲料を飲むことができる。このとき、飲料は、首部13を通過し、雌ネジ11、可撓部23、飲み口部22を通過する。ここで、首部13から飲み口部22までの領域を、飲料通過領域Aと呼ぶこととする。
【0036】
ここで、飲み口5は、止め部26で開口部2の先端2aを被覆することにより、通常の使用状態で開口部2の先端2aがユーザの口に触れるのを防ぐことができる。さらに、飲み口5は、口部本体20の先端20aに可撓部23を設けたから、ユーザの口に合わせて飲み口5の先端を変形させることにより、ユーザの口と飲み口5とのフィット感が増すので、よりユーザの使い勝手を向上することができる。
【0037】
尚、本図に示すように、止め部26と開口部2の先端2aとの間には、設計上、わずかに隙間が形成されている。この隙間により、容器本体3の製造上の誤差を吸収することができるので、生産性を向上することができる。
【0038】
また、持ち運ぶ際には、飲み口5を取り付けた状態の開口部2に対し栓体4を被着する。栓体4は、雄ネジ12が雌ネジ11に螺合しながら開口部2内へ侵入し、パッキン14が首部13に当接し内シール部30が形成された段階で、停止する。これにより、飲料用容器1は、開口部2が閉塞され、容器本体3に収容された飲料が外部へ漏れることを防止する。
【0039】
同時に、栓体4の蓋部10は、壁部16の下端16aが飲み口5の段部21に当接し、第1外シール部31が形成される(図5)。これにより、飲み口5は、飲料通過領域Aに付着した残水が外部へ漏れることをより確実に防止することができる。
【0040】
ここで、飲み口5は、口部本体20を弾性材料で構成し、当該口部本体20に段部21を一体的に形成したことにより、従来のように別部材としてパッキンを取り付ける必要がないので、その分だけ部品点数を減らすことができ、結果として製品コストを低減することができる。また、飲み口5は、部品点数が減少したことにより、洗浄のために取り外したり、取り付けたりする際の手間を軽減することができ、また、部品を紛失してしまう危険性を低減できるので、ユーザの使い勝手を向上することができる。
【0041】
また、飲み口5は、栓体4が増し締めされると、段部21が変形することにより可撓部23が蓋部10の内面としての天部9aに当接して、内シール部30と第1外シール部31との間に、第2外シール部32を形成することができる(図6)。これにより、飲料通過領域Aにおけるシール性を向上することができる。
【0042】
また、可撓部23が変形することにより止め部26が開口部2の先端2aに強い力で当接するので、口部本体20の内周面と開口部2の外周面との間に飲料が浸入することをより確実に防止することができる。従って、飲み口5は、口部本体20と開口部2との隙間から飲料が漏れ出すことをより確実に防止できるので、ユーザの使い勝手を向上することができる。
【0043】
尚、飲み口5は、口部本体20を弾性材料で形成したことにより、容器本体3から取り外して洗浄する際、揉み洗いや、表面を裏返して内周面もきれいに洗浄できるので、作業性を向上できると共に、衛生的に使用することができる。
【0044】
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することができる。例えば、上記した実施形態では、容器本体3が外容器6と内容器7とを有し、前記外容器6と内容器7との間に真空等の断熱層8が形成されている場合について説明したが、本発明はこれに限らず、容器本体の開口部に直に口を付けて飲料を飲むことができれば足り、断熱性を有しない樹脂製や金属製の容器に適用しても良い。
【符号の説明】
【0045】
1 飲料用容器
2 開口部
3 容器本体
4 栓体
5 飲み口
9a 天部
10 蓋部
16a 下端
17 係止受け部
20 口部本体
21 段部
22 飲み口部
23 可撓部
24 グリップ部
25 係止部
26 止め部
31 第1外シール部
32 第2外シール部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部を有する容器本体と、前記開口部に着脱自在に取り付けられる飲み口と、前記開口部に被着される栓体とを備えた飲料用容器において、
前記飲み口は、
前記開口部に外側から嵌合し得るように弾性材料で形成された口部本体と、
前記口部本体の外周上に一体的に形成された段部と、
前記段部から前記口部本体の先端側を前記口部本体の基端より径小に形成した飲み口部とを有し、
前記段部は、前記飲み口部を被覆する前記栓体に設けられた蓋部の下端に当接して第1外シール部を構成することを特徴とする飲料用容器。
【請求項2】
前記飲み口部は、前記蓋部の内面に当接して第2外シール部を構成することを特徴とする請求項1記載の飲料用容器。
【請求項3】
前記飲み口部は、開口部の先端を被覆する止め部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の飲料用容器。
【請求項4】
前記口部本体は、弾性的に裏返し変形が可能な硬度を有する材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の飲料用容器。
【請求項5】
前記口部本体の外周面であって、前記段部より基端側にグリップ部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の飲料用容器。
【請求項6】
前記口部本体の内周面に前記開口部の外周面に形成された係止受け部に係止する係止部を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の飲料用容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−280402(P2010−280402A)
【公開日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−133822(P2009−133822)
【出願日】平成21年6月3日(2009.6.3)
【出願人】(591261602)サーモス株式会社 (76)
【Fターム(参考)】