Apo−2レセプター
【課題】Apo-2と命名する新規ポリペプチドの同定、単離、及び組換え生産、及び抗Apo-2抗体の提供。
【解決手段】アポトーシスを変調可能な特定配列を有するApo-2新規ポリペプチド。Apo-2ポリペプチドは、ATCC209021として寄託されたベクターのcDNA挿入断片によりコード化されたポリペプチドを発現することにより得られる。また、Apo-2キメラ、Apo-2をコードしている核酸、Apo-2の単離されたデスドメイン配列、及びApo-2に対する抗体を含む組成物。
【解決手段】アポトーシスを変調可能な特定配列を有するApo-2新規ポリペプチド。Apo-2ポリペプチドは、ATCC209021として寄託されたベクターのcDNA挿入断片によりコード化されたポリペプチドを発現することにより得られる。また、Apo-2キメラ、Apo-2をコードしている核酸、Apo-2の単離されたデスドメイン配列、及びApo-2に対する抗体を含む組成物。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
配列番号:1のアミノ酸残基1〜411を含んでなる天然配列Apo-2ポリペプチドと、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する単離Apo-2ポリペプチド。
【請求項2】
前記ポリペプチドが少なくとも90%のアミノ酸配列同一性を有する請求項1に記載のApo-2ポリペプチド。
【請求項3】
前記ポリペプチドが少なくとも95%のアミノ酸配列同一性を有する請求項2に記載のApo-2ポリペプチド。
【請求項4】
配列番号:1のアミノ酸残基1〜411を含んでなる単離Apo-2ポリペプチド。
【請求項5】
配列番号:1のアミノ酸残基54〜182を含んでなるApo-2ポリペプチドの単離された細胞外ドメイン配列。
【請求項6】
配列番号:1のアミノ酸残基1〜182を含んでなる請求項5に記載の細胞外ドメイン配列。
【請求項7】
配列番号:1のアミノ酸残基324〜391を含んでなるApo-2ポリペプチドの単離されたデスドメイン配列。
【請求項8】
異種性アミノ酸配列に融合した請求項5に記載の細胞外ドメイン配列又は請求項1に記載のApo-2ポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
【請求項9】
前記異種性アミノ酸配列がエピトープタグ配列である請求項8に記載のキメラ分子。
【請求項10】
前記異種性アミノ酸配列が免疫グロブリン配列である請求項8に記載のキメラ分子。
【請求項11】
前記免疫グロブリン配列がIgGである請求項10に記載のキメラ分子。
【請求項12】
請求項1に記載のポリペプチド、請求項5に記載の細胞外ドメイン配列、又は請求項7に記載のデスドメイン配列をコードするDNAを含んでなる単離された核酸。
【請求項13】
前記DNAが配列番号:1のアミノ酸残基1〜411を含んでなるApo-2ポリペプチドをコードする請求項12に記載の核酸。
【請求項14】
請求項12に記載の核酸を含んでなるベクター。
【請求項15】
ベクターで形質転換した宿主細胞により認識される対照配列に作用可能に結合した請求項14に記載のベクター。
【請求項16】
ATCC寄託受入番号209021を含んでなる請求項14に記載のベクター。
【請求項17】
請求項14に記載のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項18】
CHO細胞を含んでなる請求項17に記載の宿主細胞。
【請求項19】
大腸菌を含んでなる請求項17に記載の宿主細胞。
【請求項20】
酵母細胞を含んでなる請求項17に記載の宿主細胞。
【請求項21】
Apo-2ポリペプチドの発現に十分な条件下で請求項17に記載の宿主細胞を培養し、培養物から発現したApo-2ポリペプチドを回収することを含んでなるApo-2ポリペプチドの生成方法。
【請求項22】
ATCC寄託受入番号209021のcDNA挿入物によりコードされたポリペプチドを発現させることにより得られた又は得られうるApo-2ポリペプチド。
【請求項23】
Apo-2ポリペプチドをコードするDNAを発現する細胞を含む非ヒト、トランスジェニック動物。
【請求項24】
マウス又はラットである請求項23に記載の動物。
【請求項25】
Apo-2ポリペプチドをコードする変更遺伝子を有する細胞を含む、非ヒト、ノックアウト動物。
【請求項26】
マウス又はラットである請求項25に記載の動物。
【請求項27】
Apo-2を活性化する薬剤に哺乳動物の癌細胞を暴露することを含んでなる哺乳動物の癌細胞を治療する方法。
【請求項28】
容器と該容器に入れられる組成物を含んでなり、組成物がApo-2ポリペプチド又はApo-2抗体を含む製造品。
【請求項29】
インビボ又はエキソビボにおいてApo-2ポリペプチド又はApo-2抗体を使用するための使用説明書をさらに含んでなる請求項28に記載の製造品。
【請求項1】
配列番号:1のアミノ酸残基1〜411を含んでなる天然配列Apo-2ポリペプチドと、少なくとも80%のアミノ酸配列同一性を有する単離Apo-2ポリペプチド。
【請求項2】
前記ポリペプチドが少なくとも90%のアミノ酸配列同一性を有する請求項1に記載のApo-2ポリペプチド。
【請求項3】
前記ポリペプチドが少なくとも95%のアミノ酸配列同一性を有する請求項2に記載のApo-2ポリペプチド。
【請求項4】
配列番号:1のアミノ酸残基1〜411を含んでなる単離Apo-2ポリペプチド。
【請求項5】
配列番号:1のアミノ酸残基54〜182を含んでなるApo-2ポリペプチドの単離された細胞外ドメイン配列。
【請求項6】
配列番号:1のアミノ酸残基1〜182を含んでなる請求項5に記載の細胞外ドメイン配列。
【請求項7】
配列番号:1のアミノ酸残基324〜391を含んでなるApo-2ポリペプチドの単離されたデスドメイン配列。
【請求項8】
異種性アミノ酸配列に融合した請求項5に記載の細胞外ドメイン配列又は請求項1に記載のApo-2ポリペプチドを含んでなるキメラ分子。
【請求項9】
前記異種性アミノ酸配列がエピトープタグ配列である請求項8に記載のキメラ分子。
【請求項10】
前記異種性アミノ酸配列が免疫グロブリン配列である請求項8に記載のキメラ分子。
【請求項11】
前記免疫グロブリン配列がIgGである請求項10に記載のキメラ分子。
【請求項12】
請求項1に記載のポリペプチド、請求項5に記載の細胞外ドメイン配列、又は請求項7に記載のデスドメイン配列をコードするDNAを含んでなる単離された核酸。
【請求項13】
前記DNAが配列番号:1のアミノ酸残基1〜411を含んでなるApo-2ポリペプチドをコードする請求項12に記載の核酸。
【請求項14】
請求項12に記載の核酸を含んでなるベクター。
【請求項15】
ベクターで形質転換した宿主細胞により認識される対照配列に作用可能に結合した請求項14に記載のベクター。
【請求項16】
ATCC寄託受入番号209021を含んでなる請求項14に記載のベクター。
【請求項17】
請求項14に記載のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項18】
CHO細胞を含んでなる請求項17に記載の宿主細胞。
【請求項19】
大腸菌を含んでなる請求項17に記載の宿主細胞。
【請求項20】
酵母細胞を含んでなる請求項17に記載の宿主細胞。
【請求項21】
Apo-2ポリペプチドの発現に十分な条件下で請求項17に記載の宿主細胞を培養し、培養物から発現したApo-2ポリペプチドを回収することを含んでなるApo-2ポリペプチドの生成方法。
【請求項22】
ATCC寄託受入番号209021のcDNA挿入物によりコードされたポリペプチドを発現させることにより得られた又は得られうるApo-2ポリペプチド。
【請求項23】
Apo-2ポリペプチドをコードするDNAを発現する細胞を含む非ヒト、トランスジェニック動物。
【請求項24】
マウス又はラットである請求項23に記載の動物。
【請求項25】
Apo-2ポリペプチドをコードする変更遺伝子を有する細胞を含む、非ヒト、ノックアウト動物。
【請求項26】
マウス又はラットである請求項25に記載の動物。
【請求項27】
Apo-2を活性化する薬剤に哺乳動物の癌細胞を暴露することを含んでなる哺乳動物の癌細胞を治療する方法。
【請求項28】
容器と該容器に入れられる組成物を含んでなり、組成物がApo-2ポリペプチド又はApo-2抗体を含む製造品。
【請求項29】
インビボ又はエキソビボにおいてApo-2ポリペプチド又はApo-2抗体を使用するための使用説明書をさらに含んでなる請求項28に記載の製造品。
【図1A】
【図1B】
【図1C】
【図2】
【図3】
【図4A−B】
【図4C−E】
【図5A−B】
【図5C】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図13A】
【図13B−C】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図15A−B】
【図15C】
【図16】
【図1B】
【図1C】
【図2】
【図3】
【図4A−B】
【図4C−E】
【図5A−B】
【図5C】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12A】
【図12B】
【図12C】
【図13A】
【図13B−C】
【図14A】
【図14B】
【図14C】
【図15A−B】
【図15C】
【図16】
【公開番号】特開2010−75184(P2010−75184A)
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−246543(P2009−246543)
【出願日】平成21年10月27日(2009.10.27)
【分割の表示】特願2007−318714(P2007−318714)の分割
【原出願日】平成10年5月14日(1998.5.14)
【出願人】(509012625)ジェネンテック インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−246543(P2009−246543)
【出願日】平成21年10月27日(2009.10.27)
【分割の表示】特願2007−318714(P2007−318714)の分割
【原出願日】平成10年5月14日(1998.5.14)
【出願人】(509012625)ジェネンテック インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]