説明

FGF受容体活性化N−アシル8糖類、これの調製、およびこれの治療的使用

本発明は、式(I)


を有するFGF受容体活性化N−アシル8糖に関し、式中、Rは1つまたは複数のアリールまたはシクロ基によって場合により置換されるO−アルキル基であり、RはOSO−またはヒドロキシル基であり、Rはアルキル、シクロアルキル、またはアルキル−シクロアルキル基であり、Rは式(II)を有する2糖であり、Rは式(III)を有する2糖であり、およびRは式(IV)を有する2糖であり、ここでR、RおよびRは、OSOまたはヒドロキシル基を有する。本発明は、前記8糖の調製およびこれの治療的使用にさらに関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I):
【化1】

に相当する8糖化合物であって、
式中、
波線は、グルコサミン単位のピラノース環平面の下または上のどちらかに位置する結合を示し、
は基O−アルキルを表し、前記アルキル基は、1から16個の炭素原子を含み、アリールおよびシクロアルキル基から選ばれた、同じであり得るまたは異なり得る1つまたは複数の基によって場合により置換され、
は、基OSOまたはヒドロキシル基のどちらかを表し、
は、アルキル、シクロアルキルまたはアルキル−シクロアルキル基を表し、ならびに
は、式(II):
【化2】

の2糖を表し、
式中、
は上で定義した通りであり、
は、基OSOまたはヒドロキシル基のどちらかを表し、および
は、式(III):
【化3】

の2糖を表し、
式中、
は上で定義した通りであり、
は、基OSOまたはヒドロキシル基のどちらかを表し、および
は、式(IV):
【化4】

の2糖を表し、
式中、
は上で定義した通りであり、
は、基OSOまたはヒドロキシル基のどちらかを表す、
酸形のまたはこれのいずれかの医薬的に許容される塩の形の、化合物。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物であって、式中、Rが、
基O−アルキル(式中、前記アルキル基は5から16個の炭素原子を含む。)、
または基O−アルキル(式中、前記アルキル基は1から8個の炭素原子を含み、ならびにアリールおよびシクロアルキル基から選ばれた、同じであり得るまたは異なり得る1または2個の基によって置換されている。)
のどちらかを表す、化合物。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の化合物であって、Rが基O−アルキルを表し、式中、前記アルキル基が5から12個の炭素原子を含む、化合物。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物であって、Rが基O−アルキルを表し、式中、前記アルキル基が3から6個の炭素原子を含み、ならびにフェニルおよびシクロアルキルから選ばれた同じであり得るまたは異なり得る1または2個の基によって置換されている、化合物。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の化合物であって、Rが2から6個の炭素原子を含むアルキル基またはシクロアルキル基のどちらかを表す、化合物。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物であって、基R、R、RおよびRの少なくとも1個がヒドロキシル基を表す、化合物。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物であって、基R、R、RおよびRの少なくとも1個がヒドロキシル基を表し、ならびに基R、R、RおよびRの少なくとも1個が基OSOを表す、化合物。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物であって、これらが式(I’)に相当して、式中、R、R、R、R、RおよびRが請求項1から7のいずれか一項で定義されている通りであることを特徴とする、化合物。
【化5】

【請求項9】
請求項1から8のいずれか一項に記載の化合物であって、以下の化合物:
ペンチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−β−D−グルコ−ピラノシド(No.1)、
ペンチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−β−D−グルコ−ピラノシド(No.2)、
ペンチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソヘキシル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソヘキシル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソヘキシル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−デオキシ−2−(1−オキソヘキシル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−β−D−グルコ−ピラノシド(No.3)、
ペンチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−[(シクロペンチルカルボニル)アミノ]−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−[(シクロペンチル−カルボニル)−アミノ]−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−[(シクロペンチルカルボニル)アミノ]−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−[(シクロペンチルカルボニル)アミノ]−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−β−D−グルコ−ピラノシド(No.4)、
ウンデシル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−β−D−グルコ−ピラノシド(No.5)、
5−フェニル−ペンチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−β−D−グルコ−ピラノシド(No.6)、
メチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−[(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)]−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシド(No.7)、
メチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシド(No.8)、
メチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシド(No.9)、
メチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−グルコ−ピラノシド(No.10)、
メチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシド(No.11)、
メチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−グルコ−ピラノシド(No.12)、
メチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−アセトアミド−2−デオキシ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシド(No.13)、
5−フェニル−ペンチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−Dd−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−β−D−グルコ−ピラノシド(No.14)、
2−プロピル−ペンチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−β−D−グルコ−ピラノシド(No.15)、
3−シクロヘキシル−プロピル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−アセトアミド−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−アセトアミド−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−アセトアミド−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−デオキシ−2−アセトアミド−β−D−グルコ−ピラノシド(No.16)、
3−シクロヘキシル−プロピル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−β−D−グルコ−ピラノシド(No.17)、
3,3−ジフェニル−プロピル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−デオキシ−2−(1−オキソブチル)アミノ−β−D−グルコ−ピラノシド(No.18)、および
5−フェニル−ペンチル(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(3−メチル−1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(3−メチル−1−オキソブチル)アミノ−6−O−ナトリウムスルホナト−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−(2−デオキシ−2−(3−メチル−1−オキソブチル)アミノ−α−D−グルコ−ピラノシル)−(1→4)−(ナトリウム2−O−ナトリウムスルホナト−α−L−イドピラノシル−ウロナート)−(1→4)−2−デオキシ−2−(3−メチル−1−オキソブチル)アミノ−β−D−グルコ−ピラノシド(No.19)から選ばれる、化合物。
【請求項10】
薬剤であって、これが請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物、またはこれの医薬的に許容される塩を含むことを特徴とする、薬剤。
【請求項11】
医薬組成物であって、これが請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物、またはこれの医薬的に許容される塩、および同様に少なくとも1つの医薬的に許容される賦形剤を含むことを特徴とする、医薬組成物。
【請求項12】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物であって、FGF受容体の活性化を必要とする病状の処置での使用のための、化合物。
【請求項13】
請求項12に記載の化合物であって、血管新生活性化および虚血後脈管再生を必要とする病状の処置での使用のための、化合物。
【請求項14】
請求項12または請求項13に記載の化合物であって、心虚血および下肢の動脈虚血などの虚血の処置、動脈の狭窄もしくは閉塞に関する疾患または動脈炎の処置、狭心症の処置、閉塞性血栓血管炎(thromboangitis obliterans)の処置、アテローム性動脈硬化の処置、血管形成または動脈内膜除去術後の再狭窄抑制の処置、瘢痕形成の処置、筋再生処置、筋芽細胞生存のための処置、末梢神経障害の処置、術後神経損傷の処置、パーキンソン病、アルツハイマー病、プリオン病およびアルコール性神経変性などの神経不全の処置、認知症の処置、糖尿病の場合のバイオ人工膵臓移植片の生存を改善するための処置、移植片の脈管再生および移植片の生存を改善するための処置、網膜変性の処置、網膜色素変性症の処置、変形性関節症の処置、子癇前症の処置または血管病変および急性呼吸促迫症候群の処置、軟骨修復の処置、骨の修復および保護のための処置、毛包の修復および保護のためのならびに育毛の保護および調節のための処置での使用のための、化合物。
【請求項15】
式(V):
【化6】

の化合物であって、式中、Alkがアルキル基を表し、Rが請求項1から4のいずれか一項で定義した通りであり、ならびに同じであり得るまたは異なり得るPg、Pg’およびPg’’が保護基を表す、化合物。
【請求項16】
請求項15に記載の化合物であって、式中、Pg、Pg’およびPg’’がそれぞれベンジル、tBDPSおよびアセチル基を表し、Alkがメチル基を表し、ならびにRが請求項1から4のいずれか一項で定義した通りである、化合物。
【請求項17】
請求項15または16に記載の化合物であって、式中、Pg、Pg’およびPg’’がそれぞれベンジル、tBDPSおよびアセチル基を表し、Alkがメチル基を表し、ならびにRが以下の基:−O−メチル、−O−(CH−フェニル、−O−CH−CH(C、−O−(CH−C11および−O−(CH−CH(フェニル)から選ばれる、化合物。
【請求項18】
式(VI):
【化7】

の化合物であって、式中、Alkがアルキル基を表し、ならびに同じであり得るまたは異なり得るPg、Pg’およびPg’’が保護基を表す、化合物。
【請求項19】
請求項18に記載の化合物であって、式中、Alkがメチル基を表し、ならびにPg、Pg’およびPg’’がそれぞれベンジル、レブリニルおよびアセチル基を表す、化合物。

【公表番号】特表2013−501839(P2013−501839A)
【公表日】平成25年1月17日(2013.1.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−524265(P2012−524265)
【出願日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際出願番号】PCT/FR2010/051703
【国際公開番号】WO2011/018588
【国際公開日】平成23年2月17日(2011.2.17)
【出願人】(504456798)サノフイ (433)
【Fターム(参考)】