説明

ICタグ及びICタグの製造方法

【課題】インタポーザのアンテナ基材からの剥離を防止できるICタグ及びICタグの製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂材料によって形成されたICチップ側基部11及びICチップ側基部11に実装されたICチップ13を備えるインタポーザ10と、樹脂材料によって形成されたアンテナ側基部21及びアンテナ側基部21に形成されたアンテナ22を備えるアンテナ基材20と、インタポーザ10及びアンテナ基材20を接合する接合部30とを備えるICタグ10を、接合部30がICチップ側基部11及びアンテナ側基部21を溶着させて形成された溶着部31を含む構成とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ICチップを備えたインタポーザがアンテナ基材に接合されたICタグ及びこのようなICタグの製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ICタグは、RFID(Radio Frequency Identification)とも称され、ICチップに対するデータの書き込み及びICチップが保持するデータの読み取りを無線通信によって非接触状態で行うことができるものである。このICタグは、無線通信を行うためのアンテナを備え、ICチップは、このアンテナに接続されている。
このようなICタグは、その製造方法として、合成樹脂製のシート材に予めアンテナが形成されたアンテナ基材に対し、合成樹脂製のシート材に予めICチップがマウントされたインタポーザと称される基板を接合するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2003−281491号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
この従来のICタグの製造は、インタポーザに設けられかつICチップに接続された導電パターンとアンテナとを重ねて位置合わせを行った後に、粘着剤によってインタポーザをアンテナ基材に接着し、さらに導電パターン、アンテナを超音波接合によって接合して行なっていた。
ここで、超音波接合によって導電パターンとアンテナとを接合する場合、インタポーザがアンテナ基材から容易に剥離しない程度の接着力でこれらを接合することは困難であるため、従来のICタグは、インタポーザとアンテナ基材との接合状態の維持を粘着剤の接着力に依存していた。
【0004】
しかし、本来粘着剤は、超音波接合を行う際、インタポーザのアンテナ基材に対する移動を抑制するためのものであり、インタポーザに対しアンテナ基材から引き剥がされる方向に力が加わった場合、インタポーザがアンテナ基材から剥離する可能性があった。
本発明は、インタポーザのアンテナ基材からの剥離を防止できるICタグ及びICタグの製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、以下の解決手段により、前記課題を解決する。
請求項1の発明は、樹脂材料によって形成されたICチップ側基部及び前記ICチップ側基部に実装されたICチップを備えるインタポーザと、樹脂材料によって形成されたアンテナ側基部及び前記アンテナ側基部に形成されたアンテナを備えるアンテナ基材と、前記インタポーザ及び前記アンテナ基材を接合する接合部とを備えるICタグにおいて、前記接合部は、前記ICチップ側基部及びアンテナ側基部を溶着させて形成された溶着部を含むことを特徴とするICタグである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のICタグにおいて、前記ICチップ側基部及び前記アンテナ側基部は、その表面にそれぞれ樹脂層を備え、前記溶着部は、前記樹脂層同士が溶着して形成されることを特徴とするICタグである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のICタグにおいて、前記接合部は、前記インタポーザと前記アンテナ基材との間に設けられ、これらを接着する接着部を含むことを特徴とするICタグである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のICタグにおいて、前記接合部は、前記ICチップ側基部に設けられかつ金属材料によって形成された導電部と前記アンテナとが溶接された溶接部を含むことを特徴とするICタグである。
【0007】
請求項5の発明は、樹脂材料によって形成されたICチップ側基部及び前記ICチップ側基部に実装されたICチップを備えるインタポーザと、樹脂材料によって形成されたアンテナ側基部及び前記アンテナ側基部にアンテナが形成されたアンテナを備えるアンテナ基材とを接合するICタグの製造方法において、前記ICチップ側基部及び前記アンテナ側基部を溶着するとともに、前記ICチップ側基部に設けられかつ金属材料によって形成された導電部と前記アンテナとを溶接によって接合することを特徴とするICタグの製造方法である。
請求項6の発明は、請求項5に記載のICタグの製造方法において、前記溶着及び前記溶接が同時に行われることを特徴とするICタグの製造方法である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、本発明によれば、それぞれ樹脂材料によって形成されたインタポーザのICチップ側基部とアンテナ基材のアンテナ側基部とを溶着したから、インタポーザのアンテナ基材に対する引き剥がし強度が向上し、インタポーザのアンテナ基材からの剥離を防止できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は、インタポーザのアンテナ基材からの剥離を防止できるICタグ及びICタグの製造方法を提供するという課題を、インタポーザとアンテナ基材とを接着剤によって接着するとともに、インタポーザの導電部をアンテナに対し超音波接合し、かつ、インタポーザの基部とアンテナ基材の基部とを溶着することによって解決した。
【実施例】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明のICタグ、ICタグの製造方法の実施例を説明する。
実施例のICタグは、インタポーザとアンテナ基材とを接合させて製造されるものであり、インタポーザ、アンテナ基材、接合部を備えている。
図1は、本発明の実施例であるICタグを構成するインタポーザ及びアンテナ基材の平面図であり、(a)がインタポーザ、(b)がアンテナ基材をそれぞれ示している。
図2は、図1のインタポーザとアンテナ基材との接合部分を拡大して示す図であり、(a)が平面図、(b)が(a)のb−b部矢視断面図、(c)が(a)のc−c部矢視断面図である。
【0011】
インタポーザ10は、基部11、導電部12、ICチップ13、粘着部14を備えている。
ここで、「インタポーザ」とは、電子機器にICチップを搭載するために用いられる公知の配線基板であり、ICタグの製造においては、アンテナとICチップとを接続する際に使用されるものである。
基部11は、ポリエチレンテレフタレート(PET)によって形成された矩形のシート材であり、その厚さ方向寸法は、例えば、38μmとなっている。
【0012】
導電部12は、基部11の一方の面部であって基部11の長手方向に配列された一組の導電パターンによって構成されている。これらの各導電パターンは、その平面形が矩形状に形成され、その長手方向が基部11の長手方向と平行に配置されている。
この導電部12は、アルミニウムやアルミニウム合金等のアルミニウム系の材料を使用したエッチング加工によって形成される。
【0013】
ここで、基部11は、導電部12が形成された側の面部の表面に、樹脂層11aを備えている。
この樹脂層11aは、エッチング加工によって導電部12を形成する際に、アルミニウム箔を基部11に貼り合わせるための接着剤が硬化して形成されたものである。この接着剤は、ポリウレタン系の2液混合型接着剤である。
【0014】
ICチップ13は、半導体素子を含む集積回路であり、その個体の識別を可能にするユニークID等を記録するメモリ装置である。このICチップ13の平面形は、例えば、1mm四方の正方形になっており、一組の導電パターンを跨いで設けられている。
このICチップ13は、図示しないバンプを備えている。このバンプは、例えば、金によって形成され、ICチップ13の基部11と対向する面部から突き出して形成された突起電極であり、ICチップ13は、このバンプが導電性の接着剤によって導電パターンに接着されることによって基部11に固定されている。
【0015】
粘着部14は、基部11の導電部12が設けられた面部であって、基部11の長手方向の両端部に粘着剤が塗布されて設けられたものである。この粘着部14は、基部11の短辺方向と略平行に延在する帯状の領域に、導電部12と重ならないように設けられている。
【0016】
アンテナ基材20は、その中央部分にインタポーザ10が接合されるものであり、基部21及びアンテナ22を備えている。
基部21は、インタポーザ10の基部11よりも平面形が大きい矩形のシート材であり、インタポーザ10の基部11と同様に、厚さ方向寸法が、例えば、38μmのPET製のシート材によって形成されている。
【0017】
アンテナ22は、ICタグ1が読み取り装置等の通信装置と通信を行う際に電波を送受信する部分であり、基部21の一方の面部に設けられている。
このアンテナ22は、パッチアンテナと称される面アンテナであり、基部21の長手方向に配列された一組の導電パターンによって構成されている。これらの各導電パターンは、それぞれ矩形状に形成され、その長手方向が基部21の長手方向と平行に配置されている。
このアンテナ22は、インタポーザ10の導電部12と同様にアルミニウム系の材料を使用したエッチング加工によって形成されている。
【0018】
この基部21も、インタポーザ10の基部11と同様に、アンテナ22が形成された側の面部の表面に樹脂層21aを備えている。この樹脂層21aも、インタポーザ10の樹脂層11aと同じく、アンテナ22を形成する際にアルミニウム箔を基部21に貼り合わせるポリウレタン系の接着剤が硬化して形成されたものである。
【0019】
インタポーザ10は、図2に示すように、導電部12の一組の導電パターンのうち、一方がアンテナ22の導電パターンの一方と、他方がアンテナ22の導電パターンの他方に対して超音波接合によって接合される。
このインタポーザ10とアンテナ基材20との接合方法については後に説明する。
【0020】
接合部30は、インタポーザ10をアンテナ基材20に接合するものであり、溶着部31、溶接部32を備えている。
溶着部31は、インタポーザ10の基部11における導電部12が設けられていない領域(余白の領域)と、アンテナ基材20の基部21におけるアンテナ22が形成されていない領域とが溶着して形成されたものである。
【0021】
溶接部32は、インタポーザ10の一組の導電パターンと、これらの導電パターンにそれぞれ対向するアンテナ22とが超音波接合されることによって形成されたものである。
ここで、「超音波接合」とは、金属同士を接触させた状態で一方を他方側に押圧するとともに熱及び振動を与えることによって、これらを固相接合させる公知の溶接方法である。
また、本明細書において、「溶接」とは、熱を利用して金属同士を冶金的に接合する接合方法を意味するものする。
これらの溶着部31、溶接部32は、一組の粘着部14とICチップ13との中間部分に一組設けられている。
【0022】
次に、このインタポーザ10をアンテナ基材20に接合してICタグ1を製造する際の工程(ICタグの製造方法)を説明する。
図3は、本発明のICタグを製造する際の各要素の状態を示す図である。
図4は、本発明のICタグの製造工程を示す図である。
以下、工程毎に説明する。
【0023】
実施例のICタグ1を製造する際、まずインタポーザ10及びアンテナシート40を準備する。
図3に示すように、アンテナシート40は、帯状に形成されたPET製のシート材にアンテナ22が複数並べて形成されたものであり、前述のアンテナ基材20は、このアンテナシート40が裁断されたものである。
このアンテナシート40は、アンテナ22が形成された後にロール状に加工される。また、アンテナシート40は、長手方向の両端部に巻取軸がそれぞれ設けられる(図示省略)。インタポーザ10をアンテナシート40に接合する際、これらの巻取軸は、離間して配置され、それぞれが回転されることによってアンテナシート40の中間部分が走行するようになっている。
【0024】
インタポーザ10は、これらの巻取軸の中間部分において、アンテナシート40に接合される。
なお、インタポーザ10も、アンテナ基材20と同様に、帯状のシート材に複数並べて形成されるが、アンテナシート40に接合される際には、このシート材を裁断して形成されたインタポーザ10がひとつずつアンテナシート40に接合される。
【0025】
(工程I:インタポーザ位置合わせ工程)
インタポーザ10は、吸着装置50によって吸着されて保持され、アンテナシート40のアンテナ22に対向する位置に移動され、位置合わせがされる。このとき、アンテナシート40は、その走行が停止されている。
(工程II:インタポーザ接着工程)
インタポーザ10のアンテナシート40に対する位置合わせが完了すると、吸着装置50がアンテナシート40に接近する方向に移動する。
吸着装置50が移動すると、インタポーザ10の粘着部14(粘着剤)がアンテナシート40に接触し、インタポーザ10がアンテナシート40に接着される。これによって、インタポーザ10は、アンテナシート40(アンテナ基材20)に接合され、粘着部14は、接合部として機能する。
【0026】
(工程III:インタポーザ接合工程)
インタポーザ10をアンテナシート40に接着した後、インタポーザ10は、接合装置60によってアンテナシート40に接合される。
この接合装置60は、吸着装置50よりもアンテナシート40の走行方向の下流側に設けられており、一組のローラ型の加熱ヘッド61を備えている(一方は図示省略)。
この加熱ヘッド61の回転軸線方向は、インタポーザ10の基部11の長手方向に平行な方向である。また、この加熱ヘッド61の幅線方向寸法は、導電部12の導電パターンの長手方向寸法よりも短く、一組の加熱ヘッド61は、それぞれ導電パターンの中間部分(図2(a)において、矢印Hによって示される領域)に接触するようになっている。
この加熱ヘッド61の温度は、例えば、150℃程度に設定されている。
【0027】
また、アンテナシート40の裏面側(接合装置60とは反対側)には、アンビル62(台座)が設けられており、加熱ヘッド61は、インタポーザ10を加熱するとともに、インタポーザ10をアンテナシート40に向けて押圧する。この押圧力は、例えば、1.5MPaに設定されている。
これによって、インタポーザ10の樹脂層11a、アンテナシート40(アンテナ基材20)の樹脂層22aの一部が溶着して溶着部31が形成される。
【0028】
また、この加熱ヘッド61は、図示しない振動発生装置に接続されており、上記加熱と併せてインタポーザ10に対して、例えば、63.5KHz程度の高周波(超音波)振動を加えるようになっている。
これによって、インタポーザ10の導電部12及びアンテナシート40のアンテナ22が超音波接合されて溶接部32が形成される。
これらの加熱ヘッド61による加熱時間、振動発生装置による振動付与時間は、例えば、5秒から10秒の間であり、この時間は、アンテナシート40の走行速度によって調整する。
【0029】
以上説明したように、本実施例のICタグ1、ICタグ1の製造方法によれば、インタポーザ10とアンテナ基材20とを、粘着部14、溶着部31、溶接部32の3つの接合手段によって接合するから、例えば、粘着部14及び溶接部32の2つの接合手段によって接合されたICタグに比べ、インタポーザ10のアンテナ基材20からの剥離を防止できる。
【0030】
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。
(1)実施例のICタグは、パッチアンテナを備えるUHF帯の通信電波を使用するものであったが、ICタグの構成は、これに限らず適宜変更が可能である。一例として、ICタグは、ループアンテナを備え、13.56MHzの周波数帯の電磁波によって通信を行う電磁誘導式のものであってもよい。
(2)実施例のインタポーザ、アンテナ基材の基部は、それぞれPETによって形成されていたが、これらの素材は、これに限らず、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等の合成樹脂材料でもよい。
(3)実施例の溶着部は、インタポーザ、アンテナ基材の樹脂層同士が溶着して形成されるものであったが、溶着部はこれに限らず、インタポーザ、アンテナ基材の基部同士が溶着したものであってもよい。
(4)実施例の溶着部、溶接部は同一工程において形成されたが、これらの形成は、別工程でもよく、その順番も特に限定されない。
(5)実施例は、ローラ型の加熱ヘッドに対してアンテナシートを走行させることによって溶着工程、溶接工程を順次行っていたが、これに限らず、例えば、インタポーザの全幅にわたるような大きさの加熱ヘッドをインタポーザに接触させ、溶着工程、溶接工程を同時に行ってもよい。
(6)実施例の粘着部は、インタポーザの基部の両端部に設けられていたが、これに限らず、粘着部を基部の全面に形成(粘着剤を基部に全面に塗布)してもよく、この場合、インタポーザのアンテナ基材に対する引き剥がし強度がさらに向上する。なお、導電パターン上に塗布された粘着剤は、超音波接合の際に導電パターンとアンテナとの間から除去されるので、導電部とアンテナとの通電を妨げることがない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明のICタグを構成するインタポーザ及びアンテナ基材の平面図である。
【図2】図1のインタポーザとアンテナ基材との接合部分を拡大して示す図である。
【図3】本発明のICタグを製造する際の各要素の状態を示す図である。
【図4】本発明のICタグの製造工程を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
1 ICタグ
10 インレット
11 基部
12 導電部
13 ICチップ
14 粘着部
20 アンテナ基材
21 基部
22 アンテナ
31 溶着部
32 溶接部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
樹脂材料によって形成されたICチップ側基部及び前記ICチップ側基部に実装されたICチップを備えるインタポーザと、
樹脂材料によって形成されたアンテナ側基部及び前記アンテナ側基部に形成されたアンテナを備えるアンテナ基材と、
前記インタポーザ及び前記アンテナ基材を接合する接合部と
を備えるICタグにおいて、
前記接合部は、前記ICチップ側基部及びアンテナ側基部を溶着させて形成された溶着部を含むこと
を特徴とするICタグ。
【請求項2】
請求項1に記載のICタグにおいて、
前記ICチップ側基部及び前記アンテナ側基部は、その表面にそれぞれ樹脂層を備え、
前記溶着部は、前記樹脂層同士が溶着して形成されること
を特徴とするICタグ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のICタグにおいて、
前記接合部は、前記インタポーザと前記アンテナ基材との間に設けられ、これらを接着する接着部を含むこと
を特徴とするICタグ。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のICタグにおいて、
前記接合部は、前記ICチップ側基部に設けられかつ金属材料によって形成された導電部と前記アンテナとが溶接された溶接部を含むこと
を特徴とするICタグ。
【請求項5】
樹脂材料によって形成されたICチップ側基部及び前記ICチップ側基部に実装されたICチップを備えるインタポーザと、
樹脂材料によって形成されたアンテナ側基部及び前記アンテナ側基部にアンテナが形成されたアンテナを備えるアンテナ基材と
を接合するICタグの製造方法において、
前記ICチップ側基部及び前記アンテナ側基部を溶着するとともに、
前記ICチップ側基部に設けられかつ金属材料によって形成された導電部と前記アンテナとを溶接によって接合すること
を特徴とするICタグの製造方法。
【請求項6】
請求項5に記載のICタグの製造方法において、
前記溶着及び前記溶接が同時に行われること
を特徴とするICタグの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−226518(P2007−226518A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−46603(P2006−46603)
【出願日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【出願人】(000002897)大日本印刷株式会社 (14,506)
【Fターム(参考)】