説明

PSMA処方物およびその使用

本発明には、PSMAタンパク質の安定な多量体形態、特に、二量体の形態、二量体PSMAタンパク質を含む組成物およびキット、さらには、これらの組成物を生産、精製、および使用する方法が含まれる。このような方法には、二量体PSMAに対する抗体を生産させる方法を含むPSMAを発現する細胞に対する免疫応答を誘発または増強するための方法が含まれ、さらには、前立腺ガンのようなガンを処置する方法が含まれる。1つの態様においては、多量体形態のPSMAタンパク質を含む組成物が提供される。いくつかの実施形態においては、これらの組成物には、単離されたPSMAタンパク質が含まれ、その少なくとも5%がPSMAタンパク質多量体の形態である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
単離されたPSMA タンパク質を含む組成物であって、該単離されたPSMAタンパク質の少なくとも5%が単離されたPSMAタンパク質多量体である、組成物。
【請求項2】
前記単離されたPSMAタンパク質多量体が、単離されたPSMAタンパク質二量体である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記単離されたPSMAタンパク質二量体が、全長のPSMA(配列番号1)のフラグメントを含む、請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
前記単離されたPSMAタンパク質二量体が、PSMAの細胞外部分(配列番号1のアミノ酸44〜750)のフラグメントを含む、請求項2に記載の組成物。
【請求項5】
前記フラグメントが、配列番号1のアミノ酸58〜750を含む、請求項3に記載の組成物。
【請求項6】
前記フラグメントが、配列番号1のアミノ酸44〜750を含む、請求項3に記載の組成物。
【請求項7】
前記フラグメントが、配列番号1のアミノ酸601〜750を含む、請求項3に記載の組成物。
【請求項8】
前記単離されたPSMAタンパク質の少なくとも25%が、単離されたPSMAタンパク質二量体の形態である、請求項2に記載の組成物。
【請求項9】
前記単離されたPSMAタンパク質の少なくとも50%が、単離されたPSMAタンパク質二量体の形態である、請求項2に記載の組成物。
【請求項10】
前記単離されたPSMAタンパク質の少なくとも75%が、単離されたPSMAタンパク質二量体の形態である、請求項2に記載の組成物。
【請求項11】
前記単離されたPSMAタンパク質の少なくとも90%が、単離されたPSMAタンパク質二量体の形態である、請求項2に記載の組成物。
【請求項12】
前記単離されたPSMAタンパク質の少なくとも95%が、単離されたPSMAタンパク質二量体の形態である、請求項2に記載の組成物。
【請求項13】
前記組成物が、PSMAタンパク質に対して少なくとも0.25モル等量の金属イオンをさらに含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項14】
前記組成物が、PSMAタンパク質に対して少なくとも0.5モル等量の金属イオンをさらに含む、請求項13に記載の組成物。
【請求項15】
前記組成物が、PSMAタンパク質に対して少なくとも1モル等量の金属イオンを含む、請求項13に記載の組成物。
【請求項16】
前記組成物が、PSMAタンパク質に対してモル過剰の金属イオンを含む、請求項13に記載の組成物。
【請求項17】
前記組成物が、液体形態または凍結乾燥形態である、請求項1〜16のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項18】
前記組成物が、アジュバントをさらに含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項19】
前記アジュバントが、ミョウバン;モノホスホリルリピドA;サポニン;QS−7;QS−17;QS−18;QS−21;サポニン画分;サポニンベースのアジュバント;SaponImmuneTM;PolysaccImmuneTM;SynthImmuneTM;免疫賦活オリゴヌクレオチド;不完全フロイントアジュバント;完全フロイントアジュバント;モンタナイド;MONTANIDE ISA51;MONTANIDE ISA720;ビタミンE;生分解性油から調製された水中油エマルジョン;Quil A;免疫賦活複合体として公知のQuil Aとコレステロールとのミセル混合物(ISCOMS);MPLおよびマイコバクテリア細胞壁骨格の組み合わせ;ENHANZYNTM;RC−529;RC−552;CRL−1005、L−121、α−ガラクトシルセラミド;ポリラクチド−コグリコリド(PLG)から構成される生分解性粒子の組成物;酸化アルミニウムまたは酸化鉄のビーズの組成物、またははこれらの組み合わせである、請求項18に記載の組成物。
【請求項20】
前記アジュバントが、ミョウバンまたはサポニンベースのアジュバントである、請求項19に記載の組成物。
【請求項21】
前記サポニンベースのアジュバントが、QS−21である、請求項19に記載の組成物。
【請求項22】
前記組成物が、ガン治療剤をさらに含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項23】
前記ガン治療剤が、ドセタキセルである、請求項22に記載の組成物。
【請求項24】
前記組成物が、プレドニソンをさらに含む、請求項23に記載の組成物。
【請求項25】
前記組成物が、サイトカインをさらに含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項26】
前記組成物が、滅菌されている、請求項1〜18および25のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項27】
前記組成物が、キレート化剤を含まない、請求項1〜18および25のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項28】
前記組成物が、少なくとも1種の緩衝剤をさらに含む、請求項1〜18および25のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項29】
前記少なくとも1種の緩衝剤が、PBS(リン酸緩衝化生理食塩水)、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、酢酸、リン酸ナトリウム、リン酸、アスコルビン酸ナトリウム、酒石酸、マレイン酸、グリシン、乳酸ナトリウム、乳酸、アスコルビン酸、イミダゾール、重炭酸ナトリウム、炭酸、コハク酸ナトリウム、コハク酸、ヒスチジン、安息香酸ナトリウム、安息香酸、またはそれらの組み合わせである、請求項28に記載の組成物。
【請求項30】
前記組成物が、遊離のアミノ酸をさらに含み、該遊離のアミノ酸が天然に存在するものか、または天然に存在しないものである、請求項1〜18および25のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項31】
前記天然に存在する遊離のアミノ酸または天然に存在しない遊離のアミノ酸が、非酸性の遊離のアミノ酸である、請求項30に記載の組成物。
【請求項32】
前記非酸性の遊離のアミノ酸が、グリシン、プロリン、イソロイシン、ロイシン、アラニン、アルギニン、またはそれらの組み合わせである、請求項31に記載の組成物。
【請求項33】
前記組成物が、界面活性剤をさらに含む、請求項1〜18および25のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項34】
前記界面活性剤が、Tween20、Tween80、Triton X−100、ドデシルマルトシド、コール酸、CHAPS、またはそれらの組み合わせである、請求項33に記載の組成物。
【請求項35】
前記組成物が、抗凍結剤、抗酸化剤、保存剤、またはそれらの組み合わせをさらに含む、請求項1〜18および25のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項36】
前記抗凍結剤が、糖、ポリオール、アミノ酸、ポリマー、無機塩、有機塩、トリメチルアミンN−オキサイド、サルコシン、ベタイン、γ−アミノ酪酸、オクタピン、アラノピン、ストロンビン、ジメチルスルホキシド、またはエタノールである、請求項35に記載の組成物。
【請求項37】
前記糖が、スクロース、ラクトース、グルコース、トレハロース、またはマルトースである、請求項36に記載の組成物。
【請求項38】
前記ポリオールが、イノシトール、エチレングリコール、グリセロール、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、または2−メチル−2,4−ペンタン−ジオールである、請求項36に記載の組成物。
【請求項39】
前記アミノ酸が、グルタミン酸Na、プロリン、α−アラニン、β−アラニン、グリシン、リジン−HCl、または4−ヒドロキシプロリンである、請求項36に記載の組成物。
【請求項40】
前記ポリマーが、ポリエチレングリコール、デキストラン、またはポリビニルピロリドンである、請求項36に記載の組成物。
【請求項41】
前記無機塩が、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、リン酸カリウム、硫酸マグネシウム、またはフッ化ナトリウムである、請求項36に記載の組成物。
【請求項42】
前記有機塩が、酢酸ナトリウム、ナトリウムポリエチレン、カプリル酸ナトリウム、プロピオン酸塩、乳酸塩、またはコハク酸塩である、請求項36に記載の組成物。
【請求項43】
前記抗酸化剤が、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、ブチル化ヒドロキシアニソール、ブチル化ヒドロキシトルエン、アルキルガレート、ジチオスレイトール(DTT)、メタ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、亜ジチオン酸ナトリウム、チオグリコール酸ナトリウム、ホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウム、トコフェロール、トコフェロール誘導体、モノチオグリセロール、または亜硫酸ナトリウムである、請求項35に記載の組成物。
【請求項44】
前記アスコルビン酸誘導体が、アスコルビン酸パルミテート、アスコルビン酸ステアレート、アスコルビン酸ナトリウム、またはアスコルビン酸カルシウムである、請求項43に記載の組成物。
【請求項45】
前記トコフェロール誘導体が、d−αトコフェロール、d−α酢酸トコフェロール、dl−α酢酸トコフェロール、d−αコハク酸トコフェロール、βトコフェロール、δトコフェロール、γトコフェロール、またはd−α−トコフェロールポリオキシエチレングリコール1000スクシネートである、請求項43に記載の組成物。
【請求項46】
前記保存剤が、塩化ベンザルコニウム、クロロブタノール、パラベン、チメロサール、ベンジルアルコール、またはフェノールである、請求項35に記載の組成物。
【請求項47】
単離された多量体PSMAタンパク質を含む組成物であって、該組成物は、35%未満の単量体PSMAタンパク質を含む、組成物。
【請求項48】
前記単離された多量体PSMAタンパク質が、単離された二量体PSMAタンパク質である、請求項47に記載の組成物。
【請求項49】
前記組成物が、20%未満の単量体PSMAタンパク質を含む、請求項47または48に記載の組成物。
【請求項50】
前記組成物が、15%未満の単量体PSMAタンパク質を含む、請求項49に記載の組成物。
【請求項51】
前記組成物が、5%未満の単量体PSMAタンパク質を含む、請求項50に記載の組成物。
【請求項52】
溶液においてPSMAタンパク質を含む組成物であって、該溶液は、PSMAタンパク質の多量体会合を促進または保存する、組成物。
【請求項53】
PSMAタンパク質の多量体会合を促進または保存する前記溶液が、PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する溶液である、請求項52に記載の組成物。
【請求項54】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する前記溶液が、4〜8までの範囲のpHを有する、請求項52または53に記載の組成物。
【請求項55】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する前記溶液が、5〜7までの範囲のpHを有する、請求項54に記載の組成物。
【請求項56】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する前記溶液が、5.5〜7までの範囲のpHを有する、請求項55に記載の組成物。
【請求項57】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する前記溶液が、6のpHを有する、請求項56に記載の組成物。
【請求項58】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する前記溶液が、塩を含む、請求項52〜57のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項59】
前記塩の陽イオン性成分が、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、またはそれらの組み合わせであり、そして該塩の陰イオン性成分が塩化物、硫酸塩、酢酸塩、またはそれらの組み合わせである、請求項58に記載の組成物。
【請求項60】
前記塩が、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、または硫酸アンモニウムである、請求項59に記載の組成物。
【請求項61】
前記塩が、50mM〜2Mの範囲の濃度で存在する、請求項60に記載の組成物。
【請求項62】
前記塩が、100mM〜300mMの範囲の濃度で存在する、請求項61に記載の組成物。
【請求項63】
前記塩が、150mMの濃度で存在する、請求項62に記載の組成物。
【請求項64】
前記組成物が、アジュバントをさらに含む、請求項61に記載の組成物。
【請求項65】
前記組成物が、生理学的に受容可能である、請求項61に記載の組成物。
【請求項66】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する前記溶液が、金属イオンを含む、請求項52〜65のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項67】
前記金属イオンが、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、コバルトイオン、マンガンイオン、またはそれらの組み合わせである、請求項66に記載の組成物。
【請求項68】
前記金属イオンが、亜鉛イオンおよびカルシウムイオンである、請求項67に記載の組成物。
【請求項69】
前記亜鉛イオンおよびカルシウムイオンが、0.1mM〜5mMの範囲の濃度で存在する、請求項68に記載の組成物。
【請求項70】
前記亜鉛イオンが、前記カルシウムイオンの濃度よりも低い濃度で存在する、請求項68に記載の組成物。
【請求項71】
前記亜鉛イオンが0.1mMの濃度で存在し、そして前記カルシウムイオンが1mMの濃度で存在する、請求項70に記載の組成物。
【請求項72】
前記金属イオンが、マグネシウムイオンである、請求項67に記載の組成物。
【請求項73】
前記マグネシウムイオンが、0.1mM〜5mMの範囲の濃度で存在する、請求項72に記載の組成物。
【請求項74】
前記マグネシウムイオンが、0.5mMの濃度で存在する、請求項73に記載の組成物。
【請求項75】
前記金属イオンが、マグネシウムイオンおよびカルシウムイオンである、請求項67に記載の組成物。
【請求項76】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する前記溶液が、キレート化剤を含まない、請求項52〜75のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項77】
前記組成物が、少なくとも1種の緩衝剤をさらに含む、請求項52〜75のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項78】
前記少なくとも1種の緩衝剤が、PBS(リン酸緩衝化生理食塩水)、クエン酸、クエン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、酢酸、リン酸ナトリウム、リン酸、アスコルビン酸ナトリウム、酒石酸、マレイン酸、グリシン、乳酸ナトリウム、乳酸、アスコルビン酸、イミダゾール、重炭酸ナトリウム、炭酸、コハク酸ナトリウム、コハク酸、ヒスチジン、安息香酸ナトリウム、安息香酸、またはそれらの組み合わせである、請求項77に記載の組成物。
【請求項79】
前記組成物が、遊離のアミノ酸をさらに含み、該遊離のアミノ酸が、天然に存在するもの、または天然に存在しないものである、請求項52〜74に記載の組成物。
【請求項80】
前記天然に存在する遊離のアミノ酸、または天然に存在しない遊離のアミノ酸が、非酸性の遊離のアミノ酸である、請求項79に記載の組成物。
【請求項81】
前記非酸性の遊離のアミノ酸が、グリシン、プロリン、イソロイシン、ロイシン、アラニン、アルギニン、またはそれらの組み合わせである、請求項80に記載の組成物。
【請求項82】
前記組成物が、界面活性剤をさらに含む、請求項52〜74に記載の組成物。
【請求項83】
前記界面活性剤が、Tween20、Tween80、Triton X−100、ドデシルマルトシド、コール酸、CHAPS、またはそれらの組み合わせである、請求項82に記載の組成物。
【請求項84】
前記組成物が、抗凍結剤、抗酸化剤、保存剤、またはそれらの組み合わせをさらに含む、請求項52〜74に記載の組成物。
【請求項85】
前記抗凍結剤が、糖、ポリオール、アミノ酸、ポリマー、無機塩、有機塩、トリメチルアミンN−オキサイド、サルコシン、ベタイン、γ−アミノ酪酸、オクタピン、アラノピン、ストロンビン、ジメチルスルホキシド、またはエタノールである、請求項84に記載の組成物。
【請求項86】
前記糖が、スクロース、ラクトース、グルコース、トレハロース、またはマルトースである、請求項85に記載の組成物。
【請求項87】
前記ポリオールが、イノシトール、エチレングリコール、グリセロール、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、または2−メチル−2,4−ペンタン−ジオールである、請求項85に記載の組成物。
【請求項88】
前記アミノ酸が、グルタミン酸Na、プロリン、α−アラニン、β−アラニン、グリシン、リジン−HCl、または4−ヒドロキシプロリンである、請求項85に記載の組成物。
【請求項89】
前記ポリマーが、ポリエチレングリコール、デキストラン、またはポリビニルピロリドンである、請求項85に記載の組成物。
【請求項90】
前記無機塩が、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、リン酸カリウム、硫酸マグネシウム、またはフッ化ナトリウムである、請求項85に記載の組成物。
【請求項91】
前記有機塩が、酢酸ナトリウム、ナトリウムポリエチレン、カプリル酸ナトリウム、プロピオン酸塩、乳酸塩、またはコハク酸塩である、請求項85に記載の組成物。
【請求項92】
前記抗酸化剤が、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、ブチル化ヒドロキシアニソール、ブチル化ヒドロキシトルエン、アルキルガレート、ジチオスレイトール(DTT)、メタ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、亜ジチオン酸ナトリウム、チオグリコール酸ナトリウム、ホルムアルデヒドスルホキシル酸ナトリウム、トコフェロール、トコフェロール誘導体、モノチオグリセロール、または亜硫酸ナトリウムである、請求項84に記載の組成物。
【請求項93】
前記アスコルビン酸誘導体が、アスコルビン酸パルミテート、アスコルビン酸ステアレート、アスコルビン酸ナトリウム、またはアスコルビン酸カルシウムである、請求項92に記載の組成物。
【請求項94】
前記トコフェロール誘導体が、d−α−トコフェロール、d−α−酢酸トコフェロール、dl−α−酢酸トコフェロール、d−α−コハク酸トコフェロール、β−トコフェロール、δ−トコフェロール、γ−トコフェロール、またはd−α−トコフェロールポリオキシエチレングリコール1000スクシネートである、請求項92に記載の組成物。
【請求項95】
前記保存剤が、塩化ベンザルコニウム、クロロブタノール、パラベン、チメロサール、ベンジルアルコール、またはフェノールである、請求項84に記載の組成物。
【請求項96】
前記組成物は、−80℃で保存された場合に安定である、請求項52〜74のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項97】
前記組成物は、−20℃で保存された場合に安定である、請求項52〜74のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項98】
前記組成物は、4℃で保存された場合に安定である、請求項52〜74のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項99】
前記組成物は、室温で保存された場合に安定である、請求項52〜74のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項100】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する溶液において単離されたPSMAタンパク質を含む組成物であって、ここで該溶液は、
(a)5〜20mMのリン酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、またはそれらの組み合わせ
(b)100〜300mMの塩化ナトリウムまたは硫酸ナトリウム、および
(c)0.1〜2mMの少なくとも1種の金属イオン
を含む、組成物。
【請求項101】
前記溶液が、4〜8の範囲のpHを有する、請求項100に記載の組成物。
【請求項102】
前記溶液が、5〜7の範囲のpHを有する、請求項101に記載の組成物。
【請求項103】
前記溶液が、6〜6.5の範囲のpHを有する、請求項102に記載の組成物。
【請求項104】
前記組成物が、アジュバントをさらに含む、請求項101に記載の組成物。
【請求項105】
前記アジュバントが、ミョウバンまたはサポニンベースのアジュバントである、請求項104に記載の組成物。
【請求項106】
前記サポニンベースのアジュバントが、QS−21である、請求項105に記載の組成物。
【請求項107】
前記組成物が、ガン治療剤をさらに含む、請求項100〜106のいずれか1項に記載の組成物。
【請求項108】
前記ガン治療剤が、ドセタキセルである、請求項107に記載の組成物。
【請求項109】
前記組成物が、プレドニソンをさらに含む、請求項108に記載の組成物。
【請求項110】
前記金属イオンが、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、コバルトイオン、マンガンイオン、またはそれらの組み合わせである、請求項100に記載の組成物。
【請求項111】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する溶液において単離されたPSMAタンパク質を含む組成物であって、ここで該溶液は、
(a)1.47mMのリン酸ニ水素カリウム、
(b)8.1mMのリン酸ニナトリウム、
(c)2.68mMの塩化カリウム、
(d)0.14Mの塩化ナトリウム、
(e)0.9mMの塩化カルシウム、および
(f)0.49mMの塩化マグネシウム
を含み、そして該溶液は、7.0のpHを有する、組成物。
【請求項112】
前記単離されたPSMAタンパク質が、0.2mg/mLと10mg/mLとの間の濃度である、請求項111に記載の組成物。
【請求項113】
前記単離されたPSMAタンパク質が、0.2mg/mLの濃度である、請求項112に記載の組成物。
【請求項114】
前記単離されたPSMAタンパク質が、2mg/mLと5mg/mLとの間の濃度である、請求項111に記載の組成物。
【請求項115】
前記単離されたPSMAタンパク質が、2mg/mLの濃度である、請求項114に記載の組成物。
【請求項116】
前記組成物が、アジュバントをさらに含む、請求項111に記載の組成物。
【請求項117】
前記アジュバントが、サポニンベースのアジュバントである、請求項116に記載の組成物。
【請求項118】
前記サポニンベースのアジュバントが、QS−21である、請求項117に記載の組成物。
【請求項119】
前記QS−21が、50μgと150μgとの間の量である、請求項118に記載の組成物。
【請求項120】
前記QS−21が、50μgの量である、請求項119に記載の組成物。
【請求項121】
前記QS−21が、100μgの量である、請求項119に記載の組成物。
【請求項122】
溶液においてPSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する方法であって、該方法は:
PSMAタンパク質の溶液を得る工程、および
pHを4〜8の範囲になるように調整する工程
を包含する、方法。
【請求項123】
前記pHが、5〜7の範囲になるように調整される、請求項122に記載の方法。
【請求項124】
前記pHが、5.5〜7の範囲になるように調整される、請求項123に記載の方法。
【請求項125】
前記pHが、6になるように調整される、請求項124に記載の方法。
【請求項126】
PSMAタンパク質を処理する方法であって、該方法は:
溶液中の該PSMAタンパク質を、PSMAタンパク質の二量体の形成を促進または保存するために有効な量のPSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する第1の因子と接触させる工程、
を包含する、方法。
【請求項127】
前記PSMAタンパク質の二量体の形成を促進または保存するために有効な量が、PSMAタンパク質の少なくとも5%、25%、50%、75%、または、95%をPSMA二量体の形態に促進または維持するために十分である、請求項126に記載の方法。
【請求項128】
前記PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する第1の因子が、塩、金属イオン、またはpH調整剤である、請求項126に記載の方法。
【請求項129】
前記塩の陽イオン性成分が、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、またはそれらの組み合わせであり、そして該塩の陰イオン性成分が塩化物、硫酸塩、酢酸塩、またはそれらの組み合わせである、請求項128に記載の方法。
【請求項130】
前記塩が、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、または硫酸アンモニウムである、請求項129に記載の方法。
【請求項131】
前記塩が、50mM〜2Mの範囲の濃度で存在する、請求項129に記載の方法。
【請求項132】
前記塩が、100mM〜300mMの範囲の濃度で存在する、請求項131に記載の方法。
【請求項133】
PSMAタンパク質溶液をアジュバントまたは希釈剤と混合する工程をさらに包含する、請求項131に記載の方法。
【請求項134】
前記アジュバントまたは希釈剤が、100mM〜300mMまでの塩濃度に希釈するための量のPSMAタンパク質と混合される、請求項133に記載の方法。
【請求項135】
前記塩濃度が、150mMに希釈される、請求項134に記載の方法。
【請求項136】
前記金属イオンが、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、コバルトイオン、マンガンイオン、またはそれらの組み合わせである、請求項128に記載の方法。
【請求項137】
前記金属イオンが、亜鉛イオンおよびカルシウムイオンの組み合わせである、請求項136に記載の方法。
【請求項138】
前記亜鉛イオンおよびカルシウムイオンが、0.1mM〜5mMの範囲の濃度で存在する、請求項137に記載の方法。
【請求項139】
前記亜鉛イオンが、前記カルシウムイオンの濃度よりも低い濃度で存在する、請求項137に記載の方法。
【請求項140】
前記亜鉛イオンが0.1mMの濃度で存在し、そして前記カルシウムイオンが1mMの濃度で存在する、請求項139に記載の方法。
【請求項141】
前記金属イオンが、マグネシウムイオンである、請求項136に記載の方法。
【請求項142】
前記マグネシウムイオンが、0.1mM〜5mMの範囲の濃度で存在する、請求項141に記載の方法。
【請求項143】
前記マグネシウムイオンが、0.5mMの濃度で存在する、請求項142に記載の方法。
【請求項144】
前記溶液のpHが、4〜8の範囲になるように調整される、請求項128〜143のいずれか1項に記載の方法。
【請求項145】
前記溶液のpHが、5〜7の範囲になるように調整される、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
前記溶液のpHが、5.5〜7の範囲になるように調整される、請求項145に記載の方法。
【請求項147】
前記溶液のpHが6になるように調整される、請求項146に記載の方法。
【請求項148】
前記方法が、
前記PSMAタンパク質を、PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する第2の因子と接触させる工程
をさらに包含し、該第2の因子は、前記第1の因子とは異なる、請求項128に記載の方法。
【請求項149】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する前記第2の因子が、金属イオン、塩、またはpH調整剤である、請求項148に記載の方法。
【請求項150】
前記金属イオンが、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、コバルトイオン、マンガンイオン、またはそれらの組み合わせである、請求項149に記載の方法。
【請求項151】
前記塩の陽イオン性成分が、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、またはそれらの組み合わせであり、そして該塩の陰イオン性成分が、塩化物、硫酸塩、酢酸塩、またはそれらの組み合わせである、請求項149に記載の方法。
【請求項152】
前記塩が、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、または硫酸アンモニウムである、請求項151に記載の組成物。
【請求項153】
前記溶液のpHが、4〜8の範囲になるように調整される、請求項148〜152のいずれか1項に記載の方法。
【請求項154】
前記溶液のpHが、5〜7の範囲になるように調整される、請求項153に記載の方法。
【請求項155】
前記溶液のpHが、5.5〜7の範囲になるように調整される、請求項154に記載の方法。
【請求項156】
前記溶液のpHが、6になるように調整される、請求項155に記載の方法。
【請求項157】
PSMAタンパク質を含むサンプルを精製する方法であって、該方法は、
PSMAの二量体会合を保存または促進する因子の存在下で、PSMAを含むサンプルをクロマトグラフィーに供する工程
を包含する、方法。
【請求項158】
前記PSMAの二量体会合を促進または保存する因子が、金属イオン、塩、または4〜8の範囲のpHを有する溶液、あるいはそれらの組み合わせである、請求項157に記載の方法。
【請求項159】
前記金属イオンが、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、コバルトイオン、マンガンイオン、またはそれらの組み合わせである、請求項158に記載の方法。
【請求項160】
前記金属イオンが、カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンの組み合わせである、請求項159に記載の方法。
【請求項161】
前記カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンが、各々、0.1mM〜5mMの範囲の濃度で存在する、請求項160に記載の方法。
【請求項162】
前記カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンが、それぞれ、1mMおよび0.5mMの濃度で存在する、請求項161に記載の方法。
【請求項163】
前記塩の陽イオン性成分が、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、またはそれらの組み合わせであり、そして該塩の陰イオン性成分が塩化物、硫酸塩、酢酸塩、またはそれらの組み合わせである、請求項158に記載の方法。
【請求項164】
前記塩が、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、または硫酸アンモニウムである、請求項163に記載の方法。
【請求項165】
前記塩が、50mM〜2Mの範囲の濃度で存在する、請求項163に記載の方法。
【請求項166】
前記塩が、2Mの範囲の濃度で存在する、請求項165に記載の方法。
【請求項167】
前記溶液のpHが、5〜7の範囲にある、請求項158に記載の方法。
【請求項168】
前記溶液のpHが、6〜7.5の範囲に維持される、請求項167に記載の方法。
【請求項169】
PSMAタンパク質を含むサンプルを精製する方法であって、該方法は、
第1のカラムに該サンプルを適用する工程、
該第1のカラムを、塩および金属イオンを含む第1の洗浄溶液で洗浄する工程、ならびに
該第1のカラムから溶出した該PSMAタンパク質を回収する工程、
を包含する、方法。
【請求項170】
前記金属イオンが、亜鉛イオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオン、コバルトイオン、マンガンイオン、またはそれらの組み合わせである、請求項169に記載の方法。
【請求項171】
前記金属イオンが、カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンである、請求項170に記載の方法。
【請求項172】
前記カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンが、0.1mM〜5mMの範囲の濃度で存在する、請求項171に記載の方法。
【請求項173】
前記カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンが、それぞれ、1mMおよび0.5mMの濃度で存在する、請求項172に記載の方法。
【請求項174】
前記塩の陽イオン性成分が、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、またはそれらの組み合わせであり、そして該塩の陰イオン性成分が、塩化物、硫酸塩、酢酸塩、またはそれらの組み合わせである、請求項172に記載の方法。
【請求項175】
前記塩が、前記洗浄溶液において35%を越えない飽和度の硫酸アンモニウムである、請求項174に記載の方法。
【請求項176】
前記溶出させたPSMAタンパク質を、6〜7.5の範囲のpHの第1の塩溶液で透析またはダイアフィルトレーションして、PSMAタンパク質を含む透析溶液またはダイアフィルトレーション溶液を得る工程をさらに包含する、請求項169に記載の方法。
【請求項177】
前記第1の塩溶液が、少なくとも5mMの塩濃度を有する、請求項176に記載の方法。
【請求項178】
前記第1の塩溶液が、pH7の10mMのリン酸ナトリウム溶液である、請求項177に記載の方法。
【請求項179】
請求項169または176に記載の方法であって、該方法は、
前記溶出させたPSMAタンパク質、PSMAタンパク質を含む透析溶液またはダイアフィルトレーション溶液を、第2のカラムにローディングする工程、
該第2のカラムを第2の塩溶液で洗浄する工程、および
該第2の塩溶液によって溶出されたPSMAを回収する工程
をさらに包含する、方法。
【請求項180】
前記第2の塩溶液が、100mM〜2Mの塩濃度を有する、請求項179に記載の方法。
【請求項181】
前記第2の塩溶液が、10mMのリン酸ナトリウム中の2Mの塩化ナトリウムである、請求項180に記載の方法。
【請求項182】
前記第2の塩溶液が、6〜7.5の範囲のpHを有する、請求項179または180に記載の方法。
【請求項183】
請求項179に記載の方法であって、該方法は、
金属イオン溶液を含む第2の塩溶液によって溶出させたPSMAを、透析またはダイアフィルトレーションする工程、
該第2の塩溶液によって溶出された透析されたPSMAまたはダイアフィルトレーションされたPSMAを、第3のカラムに適用する工程、
塩および金属イオンを含む第2の洗浄溶液で該第3のカラムを洗浄し、溶出されたPSMAを回収する工程、
をさらに包含する、方法。
【請求項184】
前記pHが、精製工程の全てを通じて、6〜7.5の範囲に維持される、請求項183に記載の方法。
【請求項185】
異なる形態のPSMAタンパク質を分離する工程をさらに包含し、ここで該異なる形態のPSMAタンパク質は、PSMAの単量体、二量体、または他の多量体の形態である、請求項183に記載の方法。
【請求項186】
前記異なる形態のPSMAタンパク質が、サイズ排除クロマトグラフィーによって分離される、請求項185に記載の方法。
【請求項187】
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する因子を同定する方法であって、該方法は、
候補の因子に曝される前に、サンプル中のPSMAタンパク質の1つの形態の量を決定する工程、
該サンプルを該候補の因子に曝す工程、
該曝す工程の後に、該サンプル中のPSMAタンパク質の該形態の量を決定する工程、および
該曝す工程の前のサンプルおよび該曝す工程の後のサンプルにおいて、PSMAタンパク質の該形態の量を比較する工程
を包含する、方法。
【請求項188】
前記PSMAタンパク質の形態が、単量体または二量体である、請求項187に記載の方法。
【請求項189】
被験体においてPSMAを発現する細胞への免疫応答を誘発または増強するために該被験体を処置する方法であって、該方法は、
請求項1〜26、47〜76、100、および111のいずれか1項に記載の組成物の有効量を該被験体に投与する工程
を含む、方法。
【請求項190】
前記発現されたPSMAが、前記細胞の表面上で発現される、請求項189に記載の方法。
【請求項191】
前記方法が、PSMAタンパク質を含む組成物の1回以上のブースター用量を投与する工程をさらに包含する、請求項189に記載の方法。
【請求項192】
前記PSMAタンパク質を含む組成物が、PSMAタンパク質二量体の組成物である、請求項191に記載の方法。
【請求項193】
前記ブースター用量の組成物が、アジュバントをさらに含む、請求項191に記載の方法。
【請求項194】
前記ブースター用量の組成物が、請求項1〜26、47〜76、100、および111のいずれか1項に記載の組成物である、請求項191に記載の方法。
【請求項195】
前記組成物が、静脈内投与、筋肉内投与、皮下投与、非経口投与、脊髄投与、皮内投与、または表皮投与によって投与される、請求項189に記載の方法。
【請求項196】
前記組成物が、皮下投与または筋肉内投与によって投与される、請求項195に記載の方法。
【請求項197】
前記被験体がガンを有しているか、またはガンについて処置されている、請求項189に記載の方法。
【請求項198】
前記ガンが原発性腫瘍、または転移性のガンである、請求項197に記載の方法。
【請求項199】
前記被験体が、前立腺ガンを有する、請求項197に記載の方法。
【請求項200】
免疫応答を誘発する方法であって、該方法は、
請求項1〜26、47〜76、100、および111のいずれか1項に記載の組成物の有効量を被験体に投与する工程を包含する、方法。
【請求項201】
前記方法が、PSMAタンパク質を含む組成物の1以上のブースター用量を投与する工程をさらに包含する、請求項195に記載の方法。
【請求項202】
前記PSMAタンパク質を含む組成物が、PSMAタンパク質二量体の組成物である、請求項201に記載の方法。
【請求項203】
前記ブースター用量の組成物が、アジュバントをさらに含む、請求項201に記載の方法。
【請求項204】
前記ブースター用量の組成物が、請求項1〜26、47〜76、100、および111のいずれか1項に記載の組成物である、請求項201に記載の方法。
【請求項205】
前記組成物が、静脈内投与、筋肉内投与、皮下投与、非経口投与、脊髄投与、皮内投与、または表皮投与によって投与される、請求項200に記載の方法。
【請求項206】
前記組成物が、皮下投与または筋肉内投与によって投与される、請求項205に記載の方法。
【請求項207】
請求項1〜26、47〜76、100、および111のいずれか1項に記載の組成物ならびに使用についての説明書を備える、キット。
【請求項208】
請求項26、47〜62、66〜76、100、および111のいずれか1項に記載の組成物、アジュバント、ならびに混合についての説明書を備える、キット。
【請求項209】
前記アジュバントが、ミョウバンまたはサポニンベースのアジュバントである、請求項208に記載のキット。
【請求項210】
前記サポニンベースのアジュバントが、QS−21である、請求項209に記載のキット。
【請求項211】
請求項26、47〜62、66〜76、100、および111のいずれか1項に記載の組成物、希釈剤、ならびに混合についての説明書を備える、キット。
【請求項212】
前記組成物が、バイアル、または隔壁のあるアンプル、または注射器において提供される、請求項207、208、および209のいずれか1項に記載のキット。
【請求項213】
前記組成物が、凍結乾燥形態である、請求項207、208、および209のいずれか1項に記載のキット。
【請求項214】
請求項1〜26、47〜76、100、および111のいずれか1項に記載の組成物および薬学的に受容可能なキャリアを含む、薬学的組成物。
【請求項215】
被験体において前立腺ガンを処置する方法であって、該方法は、
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する溶液において単離されたPSMAタンパク質を含む組成物の治療有効量を、該被験体に投与する工程を包含する方法であって、該組成物は、前立腺ガンの処置において有効である、方法。
【請求項216】
投与される前記組成物が、アジュバントをさらに含む、請求項215に記載の方法。
【請求項217】
前記アジュバントが、サポニンベースのアジュバントである、請求項216に記載の方法。
【請求項218】
前記方法が、前記被験体に従来の前立腺ガンの治療法を被験体に施す工程をさらに包含する、請求項215〜217のいずれか1項に記載の方法。
【請求項219】
前記従来の前立腺ガンの治療法が、外科手術、放射線治療、凍結外科手術、温熱療法、ホルモン療法、または化学療法である、請求項218に記載の方法。
【請求項220】
前立腺ガンを有する被験体において転移を阻害する方法であって、該方法は、
PSMAタンパク質の二量体会合を促進または保存する溶液において、単離されたPSMAタンパク質を含む組成物の治療有効量を該被験体に投与する工程、
を包含し、該組成物は、転移の阻害において有効である、方法。
【請求項221】
投与される前記組成物が、アジュバントをさらに含む、請求項220に記載の方法。
【請求項222】
前記アジュバントが、サポニンベースのアジュバントである、請求項221に記載の方法。
【請求項223】
前記方法が、従来の前立腺ガンの治療法を前記被験体に施す工程をさらに包含する、請求項220〜221のいずれか1項に記載の方法。
【請求項224】
前記従来の前立腺ガンの治療法が、外科手術、放射線治療、凍結外科手術、温熱療法、ホルモン療法、または化学療法である、請求項223に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6A】
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【図6B】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11A】
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【図11B】
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【図11C】
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【図11D】
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【図12A】
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【図12B】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27A】
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【図27B】
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【図27C】
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【図27D】
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【図27E】
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【図27F】
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【図28A】
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【図28B】
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【図28C】
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【図29A】
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【図29B】
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【図29C】
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【図30A】
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【図30B】
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【図30C】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39A】
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【図39B】
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【図40】
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【図41】
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【図42A】
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【図42B】
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【図43A】
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【図43B】
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【図44A】
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【図44B】
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【図45A】
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【図45B】
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【図45C】
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【図45D】
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【図45E】
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【図45F】
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【図45G】
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【図45H】
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【図46A】
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【図46B】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53A】
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【図53B】
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【公表番号】特表2007−509977(P2007−509977A)
【公表日】平成19年4月19日(2007.4.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−538350(P2006−538350)
【出願日】平成16年10月27日(2004.10.27)
【国際出願番号】PCT/US2004/036120
【国際公開番号】WO2005/042029
【国際公開日】平成17年5月12日(2005.5.12)
【出願人】(504159866)ピーエスエムエー デベロプメント カンパニー, エル.エル.シー. (3)
【Fターム(参考)】