RELTをターゲッティングするための方法と組成物
抗RELTモノクローナル抗体とこの抗体を使用する方法が提供される。また、免疫細胞発達を調整する際、及びサイトカイン産生を調整する際におけるRELTポリペプチド及び核酸の使用方法も、提供される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
RELTに特異的に結合する単離された抗体。
【請求項2】
配列番号:42〜49、51〜58及び60〜67のいずれかの各HVR-H1、HVR-H2及びHVR-H3から選択される、少なくとも一の高頻度可変(HVR)配列を含んでなる、請求項1に記載の抗体。
【請求項3】
HVR-H1、HVR-H2、HVR-H3から選択される少なくとも一の配列を含んでなり、このときのHVR-H1がアミノ酸配列a b c d e f g h i jを含み、このアミノ酸aがグリシンであり、アミノ酸bがフェニルアラニンであり、アミノ酸cがスレオニンであり、アミノ酸dがイソロイシンであり、アミノ酸eがスレオニン、セリン及びアスパラギンから選択され、アミノ酸fがアスパラギン、グリシン、セリン及びアスパラギン酸から選択され、アミノ酸gがスレオニン、セリン及びアスパラギンから選択され、アミノ酸hがトリプトファン、チロシン及びセリンから選択され、アミノ酸iがイソロイシンであり、そしてアミノ酸jがヒスチジンであり、このときのHVR-H2がアミノ酸配列k l m n o p q r s t u v w x y z a' b' を含み、このアミノ酸kがグリシン及びアラニンから選択され、アミノ酸lがフェニルアラニン、アルギニン、トリプトファン、グリシン、アスパラギン及びチロシンから選択され、アミノ酸mがイソロイシンであり、アミノ酸nがセリン、チロシン、スレオニン及びアスパラギンから選択され、アミノ酸oがプロリンであり、アミノ酸pがセリン、アスパラギン、チロシン及びアラニンから選択され、アミノ酸qがグリシン、アスパラギン、アスパラギン酸及びセリンから選択され、アミノ酸rがグリシンであり、アミノ酸sがチロシン、アスパラギン、アスパラギン酸及びセリンから選択され、アミノ酸tがスレオニンであり、アミノ酸uがアスパラギン、チロシン及びアスパラギン酸から選択され、アミノ酸vがチロシンであり、アミノ酸wがアラニンであり、アミノ酸xがアスパラギン酸であり、アミノ酸yがセリンであり、アミノ酸zがバリンであり、アミノ酸a' がリジンであり、そしてアミノ酸b'がグリシンであり、このときのHVR-H3がアミノ酸配列c' d' e' f' g' h' i' j' k' l' m' n' o' p' q' r' s' t' u' v'を含み、このアミノ酸c'がアルギニン及びリジンから選択され、アミノ酸d'がフェニルアラニン、トリプトファン、セリン、グリシン、ロイシン及びアスパラギン酸から選択され、アミノ酸e'がロイシン、アスパラギン酸、アラニン、セリン及びアルギニンから選択され、アミノ酸f'がセリン、チロシン、グリシン、トリプトファン及びヒスチジンから選択され、アミノ酸g'がアスパラギン酸、イソロイシン、ロイシン、アラニン、トリプトファン及びバリンから選択され、アミノ酸h'がグリシン、アスパラギン酸、アスパラギン、トリプトファン、アラニン、スレオニン及びヒスチジンから選択され、アミノ酸i'がアラニン、グリシン、メチオニン、トリプトファン、アスパラギン酸及びグルタミン酸から選択され、アミノ酸j'がチロシン、トリプトファン、アスパラギン、バリン、グリシン及びグルタミン酸から選択され、アミノ酸k'がアラニン、バリン、グリシン、ヒスチジン、グルタミン酸及びアルギニンから選択され、アミノ酸l'がアルギニン、チロシン、バリン、フェニルアラニン及びグリシンから選択され、アミノ酸m'がアスパラギン酸、スレオニン、メチオニン、グルタミン酸、チロシン及びアルギニンから選択され、アミノ酸n'がチロシン、セリン、グルタミン酸、アラニン、アスパラギン酸及びプロリンから選択されるか、又は存在せず、アミノ酸o'がアラニン、チロシン、メチオニン、トリプトファン及びバリンから選択されるか、又は存在せず、アミノ酸p'がメチオニン、アラニン、バリン及びグリシンから選択されるか、又は存在せず、アミノ酸q'がアルギニン、バリン、メチオニン及びアスパラギン酸から選択されるか、又は存在せず、r'がチロシン及びメチオニンから選択されるか、又は存在せず、s'がバリンであるか又は存在せず、t'がメチオニンであるか又は存在せず、u'がアスパラギン酸であり、v'がチロシンである、請求項2に記載の抗体。
【請求項4】
図5A及び5BのクローンC21、C10、E5/E7、F4、F5、H7、H9及びH11に記載のものに対応するHVR-H1、HVR-H2及びHVR-H3配列を含んでなる、請求項1に記載の抗体。
【請求項5】
配列番号:49のHVR-H1配列、配列番号:58のHVR-H2配列、及び配列番号:67のHVR-H3配列を含んでなる、請求項1に記載の抗体。
【請求項6】
さらに、配列番号:1及び配列番号:2から選択される軽鎖高頻度可変配列を含んでなる、請求項2から5のいずれか一に記載の抗体。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一に記載の抗体と同じRELT上の抗原決定基に結合する単離された抗体。
【請求項8】
RELTへの結合に関して請求項1から7のいずれか一に記載の抗体と競合する単離された抗体。
【請求項9】
ヒトのRELTに特異的に結合する、請求項1から8のいずれか一に記載の抗体。
【請求項10】
少なくとも一のRELTリガンドに対するRELTの結合を阻害する、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項11】
少なくとも一のRELTが媒介するシグナル伝達経路を阻害する、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項12】
少なくとも一のRELTが媒介するシグナル伝達経路を刺激する、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項13】
RELTを発現する細胞からのNF-κBの産生を刺激する、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項14】
RELTのアゴニストである、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項15】
RELTのアンタゴニストである、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項16】
請求項1から9のいずれか一に記載の抗体をコードする核酸分子。
【請求項17】
請求項16に記載の核酸を含んでなるベクター。
【請求項18】
請求項17に記載のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項19】
請求項1から9のいずれか一に記載の抗体を産生することができる細胞株。
【請求項20】
抗体が産生される条件下で、抗体をコードする核酸分子を含む宿主細胞を培養することを含む、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体の産生方法。
【請求項21】
請求項1から13のいずれか一に記載の抗体の有効量と薬学的に受容可能な担体を含有する組成物。
【請求項22】
RELTポリペプチドを含有することが疑われる試料中のRELTポリペプチドの存在を決定する方法であって、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体に該試料を曝し、該試料においてRELTポリペプチドに対する少なくとも一の抗体の結合を決定することを含む方法。
【請求項23】
患者においてIFN-αが原因となる、IFN-αによって悪化する、又はIFN-αによって長引く疾患ないしは症状の治療方法であって、請求項1から9のいずれか一に記載の少なくとも一の抗体の有効量を患者に投与することを含む方法。
【請求項24】
前記疾患ないしは症状が、該疾患ないしは症状のない場合のIFN-αレベルと比較して低減したIFN-αレベルが原因となる、低減したIFN-αによって悪化する、又は低減したIFN-αによって長引くものである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記疾患ないしは症状が、該疾患ないしは症状のない場合のIFN-αレベルと比較して増加したIFN-αレベルが原因となる、増加したIFN-αによって悪化する、又は増加したIFN-αによって長引くものである、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
RELTの可溶型の有効量を患者に投与することを含む、患者のIFN-αに関連する疾患ないしは症状の治療のための方法。
【請求項27】
前記患者が哺乳類の患者である、請求項23から26のいずれか一に記載の方法。
【請求項28】
前記患者がヒトである、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記疾患ないしは症状が細胞増殖性疾患、感染症、免疫性/炎症性疾患及びインターフェロン関連の疾患のうちの少なくとも一から選択される、請求項23から26のいずれか一に記載の方法。
【請求項30】
前記免疫性/炎症性疾患が狼瘡、喘息及びアレルギー性鼻炎から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記感染症が微生物感染症、ウイルス感染症及び真菌感染症から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
前記細胞増殖性疾患が骨髄形成異常症候群(MDS)及び癌から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
CD11c+MHC II−細胞のRELTの発現を阻害することを含む、従来の樹状細胞(cDC)と比較してCD11c+MHC II−細胞から産生される形質細胞様樹状細胞(pDC)の割合を増やすための方法。
【請求項34】
CD11c+MHC II−細胞のRELT活性を阻害することを含む、従来の樹状細胞(cDC)と比較してCD11c+MHC II−細胞から産生される形質細胞様樹状細胞(pDC)の割合を増やすための方法。
【請求項35】
RELTの発現又は活性の阻害に、CD11c+MHC II−細胞のRELTを破壊することが含まれる、請求項33又は34に記載の方法。
【請求項36】
RELTの発現又は活性の阻害に、CD11c+MHC II−細胞にRELTに対するオリゴヌクレオチドアンチセンスを投与することが含まれる、請求項33又は34に記載の方法。
【請求項37】
RELTの発現又は活性の阻害に、RELTの正常リガンドに対するRELTの結合を阻害する抗体をCD11c+MHC II−細胞に投与することが含まれる、請求項33又は34に記載の方法。
【請求項38】
RELTの発現又は活性の阻害がインビボで生じる、請求項33から37のいずれか一に記載の方法。
【請求項39】
RELTの発現又は活性の阻害がインビトロで生じる、請求項33から37のいずれか一に記載の方法。
【請求項40】
CD11c+MHC II−細胞のRELTの発現を刺激することを含む、従来の樹状細胞と比較してCD11c+MHC II−細胞から産生される形質細胞様樹状細胞の割合を低減するための方法。
【請求項41】
CD11c+MHC II−細胞のRELTの活性を刺激することを含む、従来の樹状細胞と比較してCD11c+MHC II−細胞から産生される形質細胞様樹状細胞の割合を低減するための方法。
【請求項42】
RELTの発現又は活性の刺激に、CD11c+MHC II−細胞に対するRELTをアゴナイズする抗体を投与することが含まれる、請求項40又は41に記載の方法。
【請求項43】
哺乳動物のRELTの発現を阻害することを含む、哺乳動物におけるIFN-α産生を増加するための方法。
【請求項44】
哺乳動物のRELT活性を阻害することを含む、哺乳動物におけるIFN-α産生を増加するための方法。
【請求項45】
哺乳動物のCD11c+MHC II−細胞のRELTの発現を刺激することを含む、哺乳動物におけるIFN-α産生を低減するための方法。
【請求項46】
哺乳動物のCD11c+MHC II−細胞のRELTの活性を刺激することを含む、哺乳動物におけるIFN-α産生を低減するための方法。
【請求項47】
哺乳動物において発現するRELTの量を検出することを含む、哺乳動物の異常なIFN-αレベルに関連する疾患ないしは症状を診断するための方法。
【請求項48】
前記疾患ないしは症状が、細胞増殖性疾患、感染症、免疫性/炎症性疾患及びインターフェロン関連の疾患のうちの少なくとも一から選択される、請求項47に記載の方法。
【請求項1】
RELTに特異的に結合する単離された抗体。
【請求項2】
配列番号:42〜49、51〜58及び60〜67のいずれかの各HVR-H1、HVR-H2及びHVR-H3から選択される、少なくとも一の高頻度可変(HVR)配列を含んでなる、請求項1に記載の抗体。
【請求項3】
HVR-H1、HVR-H2、HVR-H3から選択される少なくとも一の配列を含んでなり、このときのHVR-H1がアミノ酸配列a b c d e f g h i jを含み、このアミノ酸aがグリシンであり、アミノ酸bがフェニルアラニンであり、アミノ酸cがスレオニンであり、アミノ酸dがイソロイシンであり、アミノ酸eがスレオニン、セリン及びアスパラギンから選択され、アミノ酸fがアスパラギン、グリシン、セリン及びアスパラギン酸から選択され、アミノ酸gがスレオニン、セリン及びアスパラギンから選択され、アミノ酸hがトリプトファン、チロシン及びセリンから選択され、アミノ酸iがイソロイシンであり、そしてアミノ酸jがヒスチジンであり、このときのHVR-H2がアミノ酸配列k l m n o p q r s t u v w x y z a' b' を含み、このアミノ酸kがグリシン及びアラニンから選択され、アミノ酸lがフェニルアラニン、アルギニン、トリプトファン、グリシン、アスパラギン及びチロシンから選択され、アミノ酸mがイソロイシンであり、アミノ酸nがセリン、チロシン、スレオニン及びアスパラギンから選択され、アミノ酸oがプロリンであり、アミノ酸pがセリン、アスパラギン、チロシン及びアラニンから選択され、アミノ酸qがグリシン、アスパラギン、アスパラギン酸及びセリンから選択され、アミノ酸rがグリシンであり、アミノ酸sがチロシン、アスパラギン、アスパラギン酸及びセリンから選択され、アミノ酸tがスレオニンであり、アミノ酸uがアスパラギン、チロシン及びアスパラギン酸から選択され、アミノ酸vがチロシンであり、アミノ酸wがアラニンであり、アミノ酸xがアスパラギン酸であり、アミノ酸yがセリンであり、アミノ酸zがバリンであり、アミノ酸a' がリジンであり、そしてアミノ酸b'がグリシンであり、このときのHVR-H3がアミノ酸配列c' d' e' f' g' h' i' j' k' l' m' n' o' p' q' r' s' t' u' v'を含み、このアミノ酸c'がアルギニン及びリジンから選択され、アミノ酸d'がフェニルアラニン、トリプトファン、セリン、グリシン、ロイシン及びアスパラギン酸から選択され、アミノ酸e'がロイシン、アスパラギン酸、アラニン、セリン及びアルギニンから選択され、アミノ酸f'がセリン、チロシン、グリシン、トリプトファン及びヒスチジンから選択され、アミノ酸g'がアスパラギン酸、イソロイシン、ロイシン、アラニン、トリプトファン及びバリンから選択され、アミノ酸h'がグリシン、アスパラギン酸、アスパラギン、トリプトファン、アラニン、スレオニン及びヒスチジンから選択され、アミノ酸i'がアラニン、グリシン、メチオニン、トリプトファン、アスパラギン酸及びグルタミン酸から選択され、アミノ酸j'がチロシン、トリプトファン、アスパラギン、バリン、グリシン及びグルタミン酸から選択され、アミノ酸k'がアラニン、バリン、グリシン、ヒスチジン、グルタミン酸及びアルギニンから選択され、アミノ酸l'がアルギニン、チロシン、バリン、フェニルアラニン及びグリシンから選択され、アミノ酸m'がアスパラギン酸、スレオニン、メチオニン、グルタミン酸、チロシン及びアルギニンから選択され、アミノ酸n'がチロシン、セリン、グルタミン酸、アラニン、アスパラギン酸及びプロリンから選択されるか、又は存在せず、アミノ酸o'がアラニン、チロシン、メチオニン、トリプトファン及びバリンから選択されるか、又は存在せず、アミノ酸p'がメチオニン、アラニン、バリン及びグリシンから選択されるか、又は存在せず、アミノ酸q'がアルギニン、バリン、メチオニン及びアスパラギン酸から選択されるか、又は存在せず、r'がチロシン及びメチオニンから選択されるか、又は存在せず、s'がバリンであるか又は存在せず、t'がメチオニンであるか又は存在せず、u'がアスパラギン酸であり、v'がチロシンである、請求項2に記載の抗体。
【請求項4】
図5A及び5BのクローンC21、C10、E5/E7、F4、F5、H7、H9及びH11に記載のものに対応するHVR-H1、HVR-H2及びHVR-H3配列を含んでなる、請求項1に記載の抗体。
【請求項5】
配列番号:49のHVR-H1配列、配列番号:58のHVR-H2配列、及び配列番号:67のHVR-H3配列を含んでなる、請求項1に記載の抗体。
【請求項6】
さらに、配列番号:1及び配列番号:2から選択される軽鎖高頻度可変配列を含んでなる、請求項2から5のいずれか一に記載の抗体。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか一に記載の抗体と同じRELT上の抗原決定基に結合する単離された抗体。
【請求項8】
RELTへの結合に関して請求項1から7のいずれか一に記載の抗体と競合する単離された抗体。
【請求項9】
ヒトのRELTに特異的に結合する、請求項1から8のいずれか一に記載の抗体。
【請求項10】
少なくとも一のRELTリガンドに対するRELTの結合を阻害する、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項11】
少なくとも一のRELTが媒介するシグナル伝達経路を阻害する、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項12】
少なくとも一のRELTが媒介するシグナル伝達経路を刺激する、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項13】
RELTを発現する細胞からのNF-κBの産生を刺激する、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項14】
RELTのアゴニストである、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項15】
RELTのアンタゴニストである、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体。
【請求項16】
請求項1から9のいずれか一に記載の抗体をコードする核酸分子。
【請求項17】
請求項16に記載の核酸を含んでなるベクター。
【請求項18】
請求項17に記載のベクターを含んでなる宿主細胞。
【請求項19】
請求項1から9のいずれか一に記載の抗体を産生することができる細胞株。
【請求項20】
抗体が産生される条件下で、抗体をコードする核酸分子を含む宿主細胞を培養することを含む、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体の産生方法。
【請求項21】
請求項1から13のいずれか一に記載の抗体の有効量と薬学的に受容可能な担体を含有する組成物。
【請求項22】
RELTポリペプチドを含有することが疑われる試料中のRELTポリペプチドの存在を決定する方法であって、請求項1から9のいずれか一に記載の抗体に該試料を曝し、該試料においてRELTポリペプチドに対する少なくとも一の抗体の結合を決定することを含む方法。
【請求項23】
患者においてIFN-αが原因となる、IFN-αによって悪化する、又はIFN-αによって長引く疾患ないしは症状の治療方法であって、請求項1から9のいずれか一に記載の少なくとも一の抗体の有効量を患者に投与することを含む方法。
【請求項24】
前記疾患ないしは症状が、該疾患ないしは症状のない場合のIFN-αレベルと比較して低減したIFN-αレベルが原因となる、低減したIFN-αによって悪化する、又は低減したIFN-αによって長引くものである、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記疾患ないしは症状が、該疾患ないしは症状のない場合のIFN-αレベルと比較して増加したIFN-αレベルが原因となる、増加したIFN-αによって悪化する、又は増加したIFN-αによって長引くものである、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
RELTの可溶型の有効量を患者に投与することを含む、患者のIFN-αに関連する疾患ないしは症状の治療のための方法。
【請求項27】
前記患者が哺乳類の患者である、請求項23から26のいずれか一に記載の方法。
【請求項28】
前記患者がヒトである、請求項27に記載の方法。
【請求項29】
前記疾患ないしは症状が細胞増殖性疾患、感染症、免疫性/炎症性疾患及びインターフェロン関連の疾患のうちの少なくとも一から選択される、請求項23から26のいずれか一に記載の方法。
【請求項30】
前記免疫性/炎症性疾患が狼瘡、喘息及びアレルギー性鼻炎から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項31】
前記感染症が微生物感染症、ウイルス感染症及び真菌感染症から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項32】
前記細胞増殖性疾患が骨髄形成異常症候群(MDS)及び癌から選択される、請求項29に記載の方法。
【請求項33】
CD11c+MHC II−細胞のRELTの発現を阻害することを含む、従来の樹状細胞(cDC)と比較してCD11c+MHC II−細胞から産生される形質細胞様樹状細胞(pDC)の割合を増やすための方法。
【請求項34】
CD11c+MHC II−細胞のRELT活性を阻害することを含む、従来の樹状細胞(cDC)と比較してCD11c+MHC II−細胞から産生される形質細胞様樹状細胞(pDC)の割合を増やすための方法。
【請求項35】
RELTの発現又は活性の阻害に、CD11c+MHC II−細胞のRELTを破壊することが含まれる、請求項33又は34に記載の方法。
【請求項36】
RELTの発現又は活性の阻害に、CD11c+MHC II−細胞にRELTに対するオリゴヌクレオチドアンチセンスを投与することが含まれる、請求項33又は34に記載の方法。
【請求項37】
RELTの発現又は活性の阻害に、RELTの正常リガンドに対するRELTの結合を阻害する抗体をCD11c+MHC II−細胞に投与することが含まれる、請求項33又は34に記載の方法。
【請求項38】
RELTの発現又は活性の阻害がインビボで生じる、請求項33から37のいずれか一に記載の方法。
【請求項39】
RELTの発現又は活性の阻害がインビトロで生じる、請求項33から37のいずれか一に記載の方法。
【請求項40】
CD11c+MHC II−細胞のRELTの発現を刺激することを含む、従来の樹状細胞と比較してCD11c+MHC II−細胞から産生される形質細胞様樹状細胞の割合を低減するための方法。
【請求項41】
CD11c+MHC II−細胞のRELTの活性を刺激することを含む、従来の樹状細胞と比較してCD11c+MHC II−細胞から産生される形質細胞様樹状細胞の割合を低減するための方法。
【請求項42】
RELTの発現又は活性の刺激に、CD11c+MHC II−細胞に対するRELTをアゴナイズする抗体を投与することが含まれる、請求項40又は41に記載の方法。
【請求項43】
哺乳動物のRELTの発現を阻害することを含む、哺乳動物におけるIFN-α産生を増加するための方法。
【請求項44】
哺乳動物のRELT活性を阻害することを含む、哺乳動物におけるIFN-α産生を増加するための方法。
【請求項45】
哺乳動物のCD11c+MHC II−細胞のRELTの発現を刺激することを含む、哺乳動物におけるIFN-α産生を低減するための方法。
【請求項46】
哺乳動物のCD11c+MHC II−細胞のRELTの活性を刺激することを含む、哺乳動物におけるIFN-α産生を低減するための方法。
【請求項47】
哺乳動物において発現するRELTの量を検出することを含む、哺乳動物の異常なIFN-αレベルに関連する疾患ないしは症状を診断するための方法。
【請求項48】
前記疾患ないしは症状が、細胞増殖性疾患、感染症、免疫性/炎症性疾患及びインターフェロン関連の疾患のうちの少なくとも一から選択される、請求項47に記載の方法。
【図2】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図16A】
【図16B】
【図16C】
【図16D】
【図16E】
【図16F】
【図16G】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図17D】
【図18】
【図19】
【図20】
【図3】
【図4】
【図5A】
【図5B】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15A】
【図15B】
【図16A】
【図16B】
【図16C】
【図16D】
【図16E】
【図16F】
【図16G】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図17D】
【図18】
【図19】
【図20】
【公表番号】特表2009−526552(P2009−526552A)
【公表日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−555446(P2008−555446)
【出願日】平成19年2月12日(2007.2.12)
【国際出願番号】PCT/US2007/061988
【国際公開番号】WO2007/117763
【国際公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年7月23日(2009.7.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年2月12日(2007.2.12)
【国際出願番号】PCT/US2007/061988
【国際公開番号】WO2007/117763
【国際公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【Fターム(参考)】
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