説明

清水建設株式会社により出願された特許

981 - 990 / 2,433


【課題】外周架構を簡単な構造とすることでコストの低減が図れ、建物の実質的な有効面積を拡大させることができる。
【解決手段】建物1は、断面形状が長方形状をなしていてその長辺方向を外壁面に対して直交する方向に向けた複数のPC細柱3、3、…を、外周架構に離間間隔をもって配列させ、PC細柱3と建物1の内部に備えたコアウォールとを鉄骨梁4で連結させた構成となっている。PC細柱3は、建物1の2層分の長さ寸法をなし、横方向に隣り合うPC細柱3、3どうしが1層分だけ上下方向にずれた状態で千鳥配置されるとともに、水平繋ぎ材をなすPCバルコニー版6によって連結されている。鉄骨梁4は、PC細柱の配列方向に延びる定規梁7を介してPC細柱3に接合している。 (もっと読む)


【課題】摩擦面処理を施すことなく、且つ高力ボルトを高強度化することなく、耐力向上を図ることが可能な高力ボルト接合構造を提供する。
【解決手段】高力ボルト14の軸部14aが挿通する被接合部材11(10)のボルト孔18を、被接合部材11(10)の厚さT方向内側に向かうに従い漸次縮径して孔面をテーパー状に形成した支圧孔部18b、18cを備えて形成する。また、添板12、13に、ボルト孔19の径方向外側に位置する同心円状の屈曲部21で屈曲して支圧孔部18b、18cに嵌合する支圧部20を設ける。そして、高力ボルト14で一対の被接合部材11(10)と添板12、13とを締め付けるとともに、座金部材16、17で添板12、13の支圧部20を押圧させ、この支圧部20を被接合部材11(10)の支圧孔部18b、18cの孔面に押圧させる。 (もっと読む)


【課題】建物近傍の主要な騒音源からベランダ天井面に入射する屋外騒音をより確実に屋外へ反射することができ、窓から居室内へ伝搬する屋外騒音を低減することができる遮音性ベランダ構造を提供する。
【解決手段】建物外側に設けられるベランダ構造であって、建物外部22の騒音を反射する第1反射面10をベランダ天井面12に備え、騒音の直接波の伝搬方向に対する第1反射面10の傾斜角度θaを90度以上に設定する。第1反射面10に入射する騒音の直接波は、騒音源または屋外に向かって反射される。 (もっと読む)


【課題】構造物本体が水中に配設されない免震構造物または制震構造物の構造物本体の水平挙動を透水構造体が液体中を相対移動して減衰させる。
【解決手段】構造物本体4が液体12中に配設されない免震構造物1aに、液体12を収容した貯液槽11と、透水性能を有し液体12中に配設されて液体12中を相対移動して液体12との間で振動を減衰させる透水構造体13と、透水構造体13を構造物本体4に連結する連結部材14aとを備えた制震ダンパー5aを配設する。構造物本体4が地震などで振動すると、構造物本体4に連結された透水構造体13は液体12中を相対移動し、液体12との間に摩擦を生じさせて振動エネルギーを吸収し、透水構造体13及び構造物本体4の振動を減衰させる。 (もっと読む)


【課題】万一の爆発に対する安全性を可及的に簡便かつ低コスト、メンテナンスフリーで向上させることのできる水素関連施設を実現する。
【解決手段】水素爆発に耐え得る耐力を有する躯体2により水素取扱室1を構成し、該水素取扱室の内面に、水素爆発の際の爆風圧を受けて爆風による衝撃を吸収可能な緩衝部材3を設ける。緩衝部材3としては、爆風圧により変形しあるいは破壊される容器体3a内に液体、気体、粉粒体、低反発素材からなる封入物3bを封入した構成のもの、爆風圧により変形しあるいは破壊される低反発素材からなる中実ブロック体からなるもの、躯体の前面側に間隔をおいて配置されて爆風圧を受ける受圧板と該受圧板を躯体に対して離接する方向に変位可能に弾性支持するバネ部材とにより構成するもの、フレーム体を主体としてその中空部に封入物を充填して封入したもの、柔軟な膜材からなるものが好適である。 (もっと読む)


【課題】地表面に対して傾斜した構造物を構築する際の施工性を向上させることのできる構造物の構築方法を提供すること。
【解決手段】作業台40を施工対象階の外壁面に対応させて配置し、作業台40を用いて施工対象階の施工を行った後に、作業台40を外壁面に沿って次の施工対象階まで上昇させる工程を繰り返すことにより、地表面に対して傾斜した構造物を上層部まで順次構築する方法において、作業台40を、構造物の傾斜方向に移動させることによって次の施工対象階まで上昇させる。 (もっと読む)


【課題】ポーラスコンクリートを用いた鉄筋コンクリートの鉄筋付着強度を向上させること。
【解決手段】本発明のコンクリート構造体は、粗骨材、石灰石砕砂、セメント及び水が含有され、内部に鉄筋が埋設された構成を有している。骨材として粗骨材と石灰石砕砂を用いたことで、骨材として粗骨材単体を用いた従来のポーラスコンクリートと同等の斫りやすさを確保しつつ、普通コンクリートと同等の鉄筋付着強度が付与されるため、建築構造用途として用いることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】構造物の躯体としての鋼殻に対してRC部材を接合するための有効適切な構造を提供する。
【解決手段】コンクリートを打設充填するための中空部を有する鋼殻(鋼製セグメント1)に対して、その中空部にジベルとして機能する孔明き鋼板20を取り付け、鋼殻内にコンクリートを打設充填してRC部材(躯体コンクリート10)を形成することにより、RC部材と鋼殻とを孔明き鋼板を介して一体に接合する。鋼殻が主桁とその外側に設けられたスキンプレートを有する鋼製セグメントである場合には、孔明き鋼板20をスキンプレート3に取り付ける。鋼殻が主桁とその内側に設けられた内型枠を有する鋼製セグメントである場合には、孔明き鋼板を内型枠に取り付ける。 (もっと読む)


【課題】凝集剤を用いることなく、且つ金属の溶出もなく、負に帯電した油分などの除去対象物を水から好適に除去することが可能な水処理方法を提供する。
【解決手段】負に帯電した除去対象物を含む水W1から除去対象物を除去する水処理方法であって、少なくとも一方の電極3に除去対象物に対して吸着性を有し、且つ通電性を有する非金属製の多孔質材3aを用いた一対の電極3、4を水W1中に配設し、一方の電極3を陽極、他方の電極4を陰極として直流電圧を印加するとともに一対の電極3、4間の水W1に直流電流を通電して、除去対象物を一方の電極3に収着させる。 (もっと読む)


【課題】 簡便な方法でフライアッシュの品質を確認できるフライアッシュの品質評価方法を提供する。
【解決手段】 フライアッシュとセメントと減水剤と水とを撹拌して混合物を作製し、作製した混合物を所定時間静置して懸濁粒子を沈降させる。次に、沈降させた懸濁粒子からなる沈殿物の体積を測定し、得られた体積からフライアッシュの品質を評価する。この評価に加え、別途以下に示す評価も勘案する。メチレンブルー溶液とフライアッシュとを撹拌して作製した混合物を濾過した濾液の吸光度を測定する。次に得られた吸光度を、別途求めたメチレンブルー濃度と吸光度との関係に適用して、メチレンブルー溶液の濃度を算出してフライアッシュと撹拌する前のメチレンブルー溶液の前記所定の濃度と、得られた濃度との差からフライアッシュの品質を評価する。 (もっと読む)


981 - 990 / 2,433