説明

新日鐵住金株式会社により出願された特許

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【課題】設定した炉温よりも低い温度で、鋼板を連続的に抽出する鋼板の熱処理において、鋼板内に発生する強度のばらつきを低減し、かつ、熱処理炉の生産性を高め得る炉温を決定する。
【解決手段】鋼板を連続的に熱処理する熱処理炉の炉温を決定する方法において、(i-1)鋼板に許容される強度のばらつきの範囲に収まる熱処理温度の範囲(熱処理操業で発生が許容できる温度差)を求め、(i-2)鋼板内で実際に生じる温度差が、上記熱処理温度の範囲を超えない設定炉温の最大値を求め、(ii-1)目標とする熱処理能力から、鋼板が熱処理炉内に滞在し得る最大在炉時間を求め、(ii-2)求めた最大在炉時間から、目標とする鋼板の抽出温度に対して設定する設定炉温の最小値を求め、(iii)求めた設定炉温の最大値と最小値の間で、鋼板内に発生する強度のばらつきの低減、及び、熱処理炉の生産性の向上の観点から、熱処理炉の炉温を決定する。 (もっと読む)


【課題】転炉の炉体に実際に生じているトルクを容易且つ正確に測定する。
【解決手段】炉体10に溶銑を装入する前に、炉体10を1回転させながら炉体10に生じるトルクを測定し、測定によって得られた回転角θとトルクTとの関係を、T=sin(θ+B)+Aの曲線にフィッティングし、Aの値を炉体10に生じるトルクの初期偏差の値とする。また、炉体10のトルクの回転反力を支持するトーションバー7に、トルクを検出するトルク測定機構11を設ける。 (もっと読む)


【課題】高低差のある搬送ラインに沿ってコイルを搬送する場合に、チェーンコンベアを用いることなくコイルを高地側に搬送することができ、従来よりコイル上昇勾配を増大させること。
【解決手段】搬送ライン7に沿って敷設された軌条15と、搬送ライン7に沿って間隔を空けて配置され、コイル2が載置される複数のスキッド20と、搬送ライン7で隣り合うスキッド20間毎に配置された複数のコイルカー30とを備える。軌条15は、搬送ライン7に段差が設けられるように異なる高さに複数段に亘って敷設されている。複数のスキッド20は、少なくとも複数段の軌条15の段差部16に配置されているとともに、その段差部16のスキッド20がそのスキッド20内に侵入する上下段両側のコイルカー30との間でコイル2を受け渡し可能な段間共用スキッド20Aとして構成されている。 (もっと読む)


【課題】床重量の軽量化を図りつつ、重量床衝撃音に対する遮音性についての改善を図ることを可能とするパネル床構造を提供すること。
【解決手段】左右に間隔を空けて平行に配設された複数の横架材上に配設可能なパネル床構造1において、上下に間隔を空けて平行に配置された鋼製の上面板11及び下面板13と、前記上面板11と前記下面板13との間の空間19に充填された充填材15とを備え、前記充填材15は、前記上面板11及び前記下面板13のそれぞれに接続されている。前記下面板13において当該下面板13と前記充填材15との接続部20により囲まれた部位からなる部分振動系30は、その1次固有振動数f(Hz)が707Hz以上となるようにその寸法が調整されている。 (もっと読む)


【課題】Al−Mg−Si系アルミニウム合金の中空押出材を熱間バルジ加工する際に、溶着部近傍の強度を増大させて拡管率を増大させることが可能であり、くびれを抑制して均一な板厚分布の加工材を得ることが可能なAl−Mg−Si系アルミニウム合金の中空押出材を提供する。
【解決手段】Al−Mg−Si系アルミニウム合金のポートホール中空押出材の押出方向に垂直な面上で、溶着線中心にして、前記溶着線と垂直な方向の両側に2mm、前記溶着線と平行な方向における前記中空押出材表面から前記中空押出材の板厚tのt/10〜9t/10の範囲で画定される領域から、結晶粒が40個以上含まれる一辺が500μmの正方形の領域を選択した際に、Cube方位の結晶粒の面積率の最小値を10%〜50%とし、Cube方位の結晶粒の面積率の最大値と最小値との差を60%以下とする。 (もっと読む)


【課題】延性が極めて高い高強度冷延鋼板を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.05以上0.35%以下、Si:0.05%以上2.0%以下、Mn:0.8%以上3.0%以下、P:0.0010%以上0.1%以下、S:0.0005%以上0.05%以下、N:0.0010%以上0.010%以下、Al:0.01%以上2.0%以下、Mo:0.02%以上0.5%以下、Nb又はTiの1種又は2種を、それぞれ、Nb:0.005%以上0.05%以下、Ti:0.005%以上0.1%以下、を含有して、残部鉄及び不可避的不純物からなる鋼組成をもち、金属組織は、フェライト又はベイナイト及び/又は焼戻しマルテンサイトを主体とし、残留オーステナイト相を6%以上含む鋼板において、板厚の1/2層におけるオーステナイト相の{110}<111>〜{110}<211>方位群のランダム強度比の平均値が8以上である。 (もっと読む)


【課題】本発明は合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法に係り、さらに詳しくは、ライン速度、めっき浴成分、めっき浴温、合金化温度、合金化保持時間などを変更することなしに、鋼種およびめっき付着量に即して簡便に合金化速度を調整することを特徴とする合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の要旨とするところは、溶融亜鉛めっき浴中に鋼板が浸漬あるいは接触する長さを調節することにより、鋼板が溶融亜鉛めっき浴に浸漬あるいは接触している時間を可変とすることで、めっき原板の種類やめっき付着量に応じて合金化度を制御することを特徴とする表面外観および耐パウダリング性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】黒皮を有する最大引張強度が720MPa以上の高強度熱延鋼板に電着焼付塗装を施した場合であっても、良好な耐食性並びに打抜き部の疲労特性を得ることが可能な、塗装耐食性と打抜き部疲労特性に優れた高強度熱延鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】C、Si、Al、Mn、P、S、N、Ti、Nbの各々を所定量で含有し、且つ、質量%で、Si+Alの合計量:0.8%以上、Ti+Nbの合計量:0.04〜0.12%であり、TiおよびNbを含有する合金炭化物の平均粒子径が10nm以下、鋼組織が、マルテンサイトと残留オーステナイトを体積率の合計で3〜20%、フェライトを体積率で50〜90%含有し、残部がベイナイトからなり、さらに、スケール層内のマグネタイトの体積分率が70%以上、かつ、前記マグネタイトの平均結晶粒径が3μm以下であり、最大引張強度が720MPa以上である。 (もっと読む)


【課題】高炉休風を活用し、休風立ち上げ後に、増産状態を定常状態として実現し、短期間にかつ安定的に高炉の生産量を増加させることが可能な高炉休風の立ち上げ方法を提供する。
【解決手段】休風後の高炉の立ち上げから3時間以上9時間以下の範囲内における高炉への吹き込み酸素量を、高炉の休風96時間前から24時間前までの平均吹き込み酸素量Q(Nm/分)に対し、1.00×Q(Nm/分)を超え1.25×Q(Nm/分)以下に増加させ、かつ高炉の休風96時間前から24時間前までの平均コークス比に対して、高炉の休風12時間前から休風直前までの平均コークス比の増加量を、10(kg/トン−溶銑)以上60(kg/トン−溶銑)以下とする。 (もっと読む)


【目的】多数のマルエージング鋼帯を用いた金属製リングと同程度の高い引張強さを有し,かつ安価に作成することができるCVTベルトに用いられるリング部材を提供する。
【構成】リング部材3は,環状に複数回整列されて巻回されたスチールワイヤ5によって形成されるスチールワイヤ層7,8,ならびにスチールワイヤ層7の外周側およびスチールワイヤ層8の内周側に位置し,スチールワイヤ層7,8をその外周側および内周側から挟む2つのマルエージング鋼帯4を備える。 (もっと読む)


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