説明

キヤノン電子株式会社により出願された特許

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【課題】従来の有機物肥料化処理装置は、送風機を用いて空気を有機物に吹き込んでいるため、有機物に含まれる水分が著しく蒸散する結果、その発酵が阻害されてしまう。
【解決手段】本発明による有機物肥料化処理装置10は、生物分解される有機物Wが投入され、かつ生物分解された有機物Wを取り出すための開口11aが形成された容器本体11と、この容器本体11の開口11aを開閉し得る蓋12と、この蓋12により容器本体11の開口11aを塞いだ状態において蓋12と容器本体11との間の隙間をシールするシール手段14と、容器本体11および蓋12の少なくとも一方に形成された第2の開口16と、この第2の開口16を塞ぐように配され、固体および液体の通過を遮断するのに対し空気中の酸素分子の通過を許容すると共に水蒸気の通過を抑制する気体透過膜17とを具える。 (もっと読む)


【課題】有機物を肥料化させる際、従来では有機物が嫌気的な状態に移行しやすく、悪臭が発生する上に肥料化に至るまでに長期間を要する。
【解決手段】本発明による有機物の肥料化処理装置10は、生物分解される有機物Gが投入される処理槽11と、この処理槽11内に投入された有機物Gの含水率を調整するための給水手段12と、この給水手段12によって処理槽11内に供給される水Wに微小気泡をコロイド状に分散させる気泡発生手段13と、処理槽11内をここに投入された有機物Gを分解するための好気性微生物の活性温度に保温するための保温手段14と、処理槽11内に投入された有機物Gを撹拌するための撹拌手段15と、処理槽11の内部に対する換気手段16とを具える。 (もっと読む)


【課題】赤外線カットフィルタと撮像素子の間で生ずるゴースト光による画質の劣化を低減する。
【解決手段】赤外線カットフィルタ1の赤外光半値波長の光を吸収する光吸収構造体4を撮像素子5と対向する面に配置する。これにより、フィルタ1を透過し、撮像素子5によって反射された光が、フィルタ1の近赤外光反射構造体3に到達するまでに光吸収構造体4を通過することにより反射構造体3による反射光を低減することができる。撮像素子5により反射され、反射構造体3において反射された反射光は撮像素子5に到達するまでに、再度光吸収構造体4を通過することとなり、撮像素子5からの入射光による反射率を低減できる。 (もっと読む)


【課題】ゴースト光の発生を低減し、薄型化、低コスト化を実現する。
【解決手段】透明基板2の一方の面に、所定波長の光を吸収する色素が分散された樹脂層により形成された光吸収構造体3と複数の無機薄膜を積層し所定波長の光を反射するように形成した近赤外光反射構造体4aとを成膜し、反対の面に同様の近赤外光反射構造体4bを成膜し、任意の波長領域の光線の透過を制限し、反射構造体4a、4bより形成される透過波長領域から不透過波長領域に遷移する近赤外光の遷移波長領域内に、光吸収構造体3の吸収波長領域の少なくとも一部が重なるようにする。 (もっと読む)


【課題】透明基板、近赤外光反射構造体に対する光吸収構造体の密着性を良好とし、環境安定性の優れた光学フィルタを得る。
【解決手段】合成樹脂製の透明基板2上に光吸収構造体3、無機薄膜から成る近赤外光反射構造体4aが積層され、反対面には近赤外光反射構造体4bが設けられている。光吸収構造体3は近赤外波長領域に吸収を有する色素と、有機/無機ハイブリッドバインダとを混合することにより成膜されている。光吸収構造体3は有機と無機の双方の性質を有し、有機材料の透明基板2と無機材料の近赤外光反射構造体4aとの双方の密着性を向上させることができる。また、光吸収構造体3の水蒸気透過率を3g/m2・dayとすることで、長期に渡り安定した分光特性を保持することができる。 (もっと読む)


【課題】透明基板と、近赤外光反射構造体と、光吸収構造体と、硬質保護膜層とから成り、光吸収構造体に対する耐擦傷性・耐磨耗性の優れた光学フィルタを得る。
【解決手段】透明基板2上に、低屈折材料と高屈折材料とを交互に積層することにより成膜した近赤外光反射構造体3a、近赤外波長領域に吸収を有する色素と樹脂とを有機溶媒に溶解させた塗布液を塗布することにより成膜した光吸収構造体4、エポキン樹脂から成る硬質の硬質保護膜層5を順次に積層し、透明基板2の反対の面に近赤外光反射構造体3bを成膜する。 (もっと読む)


【課題】薄型化が可能で、ゴースト光の発生を低減し、湿度等による光学特性の変化を低減する。
【解決手段】透明基板2と、複数の無機膜を積層させ所定波長の光を反射する近赤外光反射構造体4と、所定波長の光を吸収する光吸収構造体3とを有し、透明基板2の一方の面上に、光吸収構造体3が近赤外光反射構造体4よりも透明基板2に近い位置になるように配置し、近赤外光反射構造体4により形成される赤外線を透過する透過波長領域から不透過波長領域に遷移する遷移波長領域内に、光吸収構造体3の吸収波長領域の少なくとも一部が重なるようにする。 (もっと読む)


【課題】不要光の発生を低減でき、薄型化、低コスト化を実現する。
【解決手段】 透明基板2上に所望の波長領域に吸収を有する色素を樹脂バインダ中に分散させて構成した有機薄膜から成る光吸収構造体3が成膜されている。光吸収構造体3の上層には、近赤外光を反射するように複数の蒸着膜を積層して構成した無機薄膜から成る光反射構造体4aが成膜されている。透明基板2の反対の面には、同様に無機薄膜から成る光反射構造体4bが設けられている。
光反射構造体4a、4bは光の透過波長領域から透過制限波長領域に遷移する遷移波長領域を有し、光吸収構造体3の吸収波長領域の少なくとも一部は遷移波長領域と重なるようにする。 (もっと読む)


【課題】ゴースト光の発生を低減でき、周辺環境からの吸湿による光学特性の変化を低減する。
【解決手段】透明基板2の表面には光吸収構造体3が形成され、この光吸収構造体3の上面及び端面を覆うように大気遮蔽層としての近赤外光反射構造体4が設けられている。透明基板2の反対の面には近赤外光反射構造体5、紫外光反射構造体6が順次に積層されている。近赤外光反射構造体4の透過波長領域から不透過波長領域への遷移波長領域内に、光吸収構造体3の吸収波長領域の少なくとも一部が重なっている。 (もっと読む)


【課題】可視波長領域全域において分光反射率を低減し、フレアやゴースト等の画像への不具合の発生を低減するカメラを得る。
【解決手段】カメラの撮影光学系内にNDフィルタ10を配置し、このNDフィルタ10は基板11上の撮像素子側に多数の微細凹凸周期構造体21による無反射周期層23を形成し、基板11の他面にND膜15を成膜することにより、反射防止機能を向上させる。撮像素子側での基板11と大気の境界での反射率は無反射周期層23により低減される。NDフィルタ10に入射する光線のうち、大気とND膜15の境界及びND膜15と基板11の境界における分光反射率はND膜15により低く抑制される。これにより、カメラの撮像素子へのフレアやゴースト光の入射が防止される。 (もっと読む)


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