説明

河西工業株式会社により出願された特許

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【課題】衝撃吸収パッドにおける衝撃吸収本体部を構成する起立側壁部が側突荷重によって外側に傾倒する場合のみならず内側への傾倒に対しても突っ張り片の突っ張り力が働くようにして、衝撃吸収パッドが常に理想的な圧潰曲線を描くように構成する。
【解決手段】衝撃吸収パッドにおける衝撃吸収本体部を構成する起立側壁部が側突荷重によって外側に傾倒する場合のみならずドアトリム1に一体に形成された突っ張り片6の嵌合凹部7に嵌合して、嵌合凹部7内において、自動車の側突時に衝撃吸収本体部4の起立側壁部4a、4bに生ずる内外両方向の傾倒動に対して突っ張り片6が突っ張るように構成した。 (もっと読む)


【課題】表皮を真空貼着してなる積層成形品における発泡樹脂基材の成形方法並びに成形金型であって、発泡樹脂基材に開設するバキューム孔周縁部に形状垂れが生じることがなく、精度の良い成形を可能にする。
【解決手段】発泡樹脂基材21は、キャビティ型50とコア型60で画成されるキャビティC内に発泡樹脂材料Mを射出充填し、その後、キャビティ型50を後退操作して、型クリアランスを拡げて発泡反応を行なわせて成形するが、コア型60に突設するバキューム孔形成用突起63は、型抜き勾配を考慮したテーパー状に形状設定され、更に、バキューム孔形成用突起63に対応するキャビティ型50の型面には、リング状突起52、リブ53、絞模様54等の凹凸部を形成し、キャビティ型50の後退操作時における半成形品Pの追従性を高めることで、バキューム孔23周縁部の形状垂れを抑え、積層成形品20の外観性能並びに手触り感を高める。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、正面からの荷重と斜め方向からの荷重に対してエネルギー吸収の性能差を少なくすることができる衝撃吸収体を有する車両用内装部品を提供する。
【解決手段】 ドアトリム60は、ドアトリム本体と、ドアトリム本体とドアパネル40の間に配置される衝撃吸収体80とを有し、衝撃吸収体80は、所定形状のベース85と、該ベースの外周に沿って連設された側壁86、87と、を有する1つの面が開口した箱体と、車両前後方向に位置する側壁86に形成された開口88とを備える。さらに、衝撃吸収体80は、車両上下方向に位置する側壁87に凸形状に形成された凸部89を有する。 (もっと読む)


【課題】厚み方向で高密度層と低密度層の密度の変化勾配が緩やかで、吸音性内装材として有効な複合繊維体の成形方法の提供を図る。
【解決手段】1次成形型2により加熱,加圧する工程で、成形素材1Aの下面側のみが下型2Bの温度管理下で所要厚みの高密度層1aとして圧縮成形される。1次成形型2を型開きして成形素材1Aの上面側の低密度層1bを復元させ、これに熱風を送り込んで所要温度に加熱した状態で成形素材1Aを2次成形型3によりコールドプレスすることにより、低密度層1bが所要の厚みと密度に圧縮成形され、高密度層1aと低密度層1bの密度の変化勾配が緩やかで吸音性内装材として有効な複合繊維体1が形成される。 (もっと読む)


【課題】エアバッグ装置を備えた車両用内装部品においても、乗員の安全を図るために必要な衝撃吸収特性を実現する。
【解決手段】車体パネルの車室側に取り付けられる内装部品本体2と、車体パネルと内装部品本体の間の空隙に設置されるエアバッグ装置と、エアバッグ装置を挟持するケースと、を備え、ケースは、内装部品本体とエアバッグ装置との間に配置される内ケースと、内ケースと接合された外ケース12と、を有し、内ケースと外ケース12の外縁部に設けられ、外縁から内向きに切り欠かれたスリット状の第1の切り欠き部と、外ケース12の屈曲部に設けられたスリット状の孔である第2の切り欠き部を有することを特徴とする車両用内装部品。 (もっと読む)


【課題】製品周縁部に縦壁部を有する多色成形品の成形方法並びにその成形装置であって、縦壁部における接合部で板厚を確保できるとともに、成形金型を簡素化する。
【解決手段】成形装置40は、型締め、型開き可能な成形上下型50,60と、キャビティCを区画する仕切りプレート70と仕切りプレート70を駆動するシリンダ80とから構成され、製品一般部10aに対応する一般部用仕切りプレート70Aと、縦壁部10bに対応する縦壁部用仕切りプレート70Bとの分割構造を採用し、それぞれの駆動方向を斜め方向に設定することで、双方の樹脂成形品20,30同士の接合面積を大きく確保するとともに、双方の仕切りプレート70A,70Bが後退した際に縦方向に重なり合うことがないため、アンダーカット部が形成されない。 (もっと読む)


【課題】トリム本体とオーナメントとを一体化した多色成形品の成形方法並びに成形金型であって、成形性能、外観見栄えを高め、かつ容量のコンパクト化を図る。
【解決手段】成形金型40は、相互に型締め、型開き可能な成形上下型50,60と、成形下型60に配置され、オーナメント30を成形する際に使用する分割入子70と、分割入子70の長手方向両端に設けた斜面カム機構80とから構成し、斜面カム機構80のシリンダ82を伸長動作させて、スライド駒81の前進動作に連繋して、分割入子70を上昇させて、成形上型50と分割入子70とでオーナメント用キャビティC2を画成し、オーナメント30を成形する。次いで、スライド駒81を後退操作して、分割入子70を下降操作し、本体用キャビティC1内に第1の溶融樹脂M1を射出充填して、ドアトリム本体20を所要形状に成形するとともに、オーナメント30と一体化する。 (もっと読む)


【課題】樹脂芯材表面に表皮を積層一体化した積層成形品の成形方法並びに成形装置であって、接着剤を廃止することで設備の簡素化、工数の低減を図るとともに、表皮の精度の良い形状出しを可能とした外観性能の優れた積層成形品の成形方法並びに成形装置を提供する。
【解決手段】成形金型50の上方に加熱ヒーター60、表皮ロール70を配置し、表皮ロール70から引き出した表皮22を加熱ヒーター60により任意温度に加熱した状態でキャビティ型51とコア型52との間に垂下させ、その後、キャビティ型51、コア型52を型締めした後、表皮22を真空・圧空成形することにより、表皮22を所要形状に成形する。次いで、表皮22の背面側に射出ユニット54を通じて溶融樹脂Mを射出充填し、樹脂芯材21を所要形状に成形するとともに、樹脂芯材21の樹脂熱により表皮22を熱融着させることでドアトリムアッパー(積層成形品)20を所要形状に成形する。 (もっと読む)


【課題】発泡樹脂成形品の成形方法並びに成形装置に係り、製品板厚を自由に設定できるとともに、シルバーストリーク、発泡ムラ、凹凸不良等の成形不良を解消した外観性能に優れた発泡樹脂成形品の成形方法並びに成形装置を提供する。
【解決手段】キャビティ型51、コア型52とからなる成形金型50の上方に押し出しユニット60及びダイス61を設定し、ダイス61から下方向に向けて発泡樹脂シートSを押し出し、型開き状態にあるキャビティ型51、コア型52内に垂下状態で供給した後、成形金型50を型締めして、発泡樹脂基材31を所要形状にプレス成形するとともに、コア型52に連設した射出ユニット53から溶融樹脂Mを樹脂通路521を通じてコア型52の型面に設けた凹部522内に射出充填することで、機能性樹脂部材32,33を発泡樹脂基材31の裏面所定位置に融着一体化する。 (もっと読む)


【課題】可動側金型と固定側金型とを型締めして形成されるキャビティ内に発泡樹脂材料を射出充填した後、可動側金型を後退させて発泡反応を誘起させ、所要形状に成形する発泡樹脂成形品並びにその成形方法であって、製品R形状部分の形状出しを精度良く行なうことで、外観性能並びに隣接部品に対する合わせ精度を高める。
【解決手段】トリムロア(発泡樹脂成形品)30の縦壁部33の内側コーナー部35よりやや中央寄りに変形規制用リブ36を設定する。従って、可動側金型50の後退操作時、縦壁部33は、フロート機構80により型開方向に押圧されるが、変形規制用リブ36が固定側金型60の凹溝65内で支持されることで、縦壁部33の内側コーナー部35の屈曲変形が解消され、結果的に縦壁部33のコーナー部34においてシャープでかつ精度の良い形状出しが可能になる。 (もっと読む)


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