説明

株式会社奥村組により出願された特許

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【課題】 シールド掘進機の本体部とセグメント筒状体との間隙を規制するクリアランス規制部材にセグメント筒状体が接触した際、セグメント筒状体が損傷したり、推進抵抗が増大したりしないようにする。
【解決手段】 シールド掘進機のスキンプレート3の内面に設置されたクリアランス規制部120が、スキンプレート3にセグメント筒状体7が接触した際の押し付け圧力または摺動抵抗を低減する接触緩和手段を有する。接触緩和手段は、接触部を形成するベルト52と、ベルト52が移動自在に巻回されたローラ51と、ローラ51を回転自在に保持するローラ支持枠53とを具備する移動支持機構、およびローラ支持枠53を弾性的に支持するクッション材121を具備するクッション機構である。さらに、ベルト52またはローラ51に潤滑剤を圧送する潤滑機構を設けたり、ベルト52の外面側に弾性体を設置する被覆機構を設けたりする。 (もっと読む)


【課題】 トンネルを掘削しながら後続する管体を地中に埋設して管路を形成するトンネル掘削機であって、管路の形成後、管体との連結を解く作業などを必要とすることなく掘削機本体を管路内を通じて発進立坑側に能率よく確実に回収、撤去できるようにする。
【解決手段】 筒体2と、この筒体2内に前後摺動自在に配設された掘削機本体1とからなり、掘削機本体1に推進反力伝達ピース4aを順次連結する一方、上記筒体2に管体Pを順次、接続させて推進反力伝達ピース4aと管体Pとを発進立坑B側からジャッキにより推進させて掘削機本体1によりトンネルを掘削しながら管体Pをトンネル内に埋設し、管路の形成後、推進反力伝達ピース4aを順次発進立坑B側に引き戻して回収し、この回収に従って掘削機本体1も一体に引き戻して回収、撤去する。 (もっと読む)


【課題】 トンネル掘削機のスキンプレート内に配設されて推進ジャッキ等による推力をトンネル掘削機に伝達するための推力伝達部材であって、組立て、分解が容易で再使用が可能な推力伝達部材を提供する。
【解決手段】 スキンプレート1の内周面に複数本の推進ジャッキ5を装着した推力伝達部材3を配設し、上記推進ジャッキ5の推力をスキンプレート1に伝達してトンネルを掘進するようにしたトンネル掘削機において、推力伝達部材3は数片の推力伝達片3A〜3Cによってリング状に組立ててなり、その外周面をスキンプレート1に固着することなくスキンプレート1の内周面に突設した前後ストッパ部材間に介在させていると共にトンネルの築造後、数片の推力伝達部材3A〜3Cに分解して回収、撤去可能としている。 (もっと読む)


【課題】 軌道下に地下道となる地下構造物を推進、埋設する際に、予め、地下構造物のガイドとなるパイプルーフを形成するための鋼管を埋設施工する掘削装置であって、鋼管前方の切羽地盤や掘削状況を確認しながら鋼管を能率よく計画位置に埋設する。
【解決手段】 鋼管1の前端開口部内にカメラ4とこのカメラ4のレンズ洗浄液噴射ノズル5とを着脱自在に装着しておき、鋼管1内に挿入したスクリューオーガ3によって前方の地盤を掘削しながら鋼管1を地盤中に推進、埋設すると共にその掘削状況や切羽地盤の状態を上記カメラ4によって観察して枕木等の木片などが存在した時に、スクリューオーガ3を引き抜き、木片破砕用刃先に取り替えて再び、このスクリューオーガ3によって前方の地盤を掘削しながら鋼管1を推進、埋設する。 (もっと読む)


【課題】 軌道下に地下構造物を推進、埋設して地下道を築造する際に、工事期間の短縮と工事費の低減を図ることができる地下構造物の埋設施工方法を提供する。
【解決手段】 軌道1を挟んでその一側に発進側3を、他側に到達側4を形成したのち、到達側4から発進側3に向かって上面にフリクションカット板6を載置している角形鋼管5aを複数本、並列状に埋設することによりパイプルーフ5を形成し、このパイプルーフ5の施工作業に並行して発進側3で地下構造物2の推進、埋設作業の準備を行う。そして、パイプルーフ5の形成後、地下構造物2を推進させてその上床部2aの前端面で上記鋼管5aを到達側4に押し出し撤去しながら予め、不動地点に固定しておいた上記フリクションカット板6の下面に沿って地下構造物2を埋設する。 (もっと読む)


【課題】既製コンクリート杭部材内に鋼柱を施工性よく仮固定することが可能な鋼柱設置用治具を提供するとともに、鋼柱設置用治具を用いたコンクリート杭と鋼柱の接合工法、並びにコンクリート杭と鋼柱の接合部構造を提供する。
【解決手段】既製コンクリート杭1の杭頭部に鋼管2を一体的に接合した既製コンクリート杭部材3内に挿入される鋼柱4を仮固定するための鋼柱設置用治具5であって、鋼管に一体的に接合して設けられた受け金物6と、鋼柱に一体的に接合して設けられ、鋼柱を既製コンクリート杭部材に支持させるために受け金物に係止されるブラケット7とからなる。受け金物には、鋼柱の位置を調整するためにブラケットを移動可能とする位置調整手段が設けられる。鋼柱に一体的に接合して設けられ、既製コンクリート杭部材と鋼柱との間で伸縮自在に伸張されて、鋼柱を既製コンクリート杭部材に反力をとって支持する支持金物9を備える。 (もっと読む)


【課題】 露出した掘削壁面を速やかに覆って設置された横矢板を掘削壁面に速やかに密着させて、周囲の地盤に緩みが生じるのを回避できる親杭横矢板による土留工法を提供する。
【解決手段】 H鋼11を親杭として用いた親杭横矢板による土留工法において、フランジ12を予定する土留壁面に沿って配置しつつ複数地中に埋設する工程と、隣接する一対のフランジ12間に跨る幅を有するメッセル鋼板10を、フランジ12の裏面側に配置すると共に、裏面12aとの間に隙間を保持した状態で下方に移動させつつフランジ12の前面側を掘削する工程と、フランジ12の裏面12aとメッセル鋼板10との間の隙間に両端部を挿入配置してメッセル鋼板10の前面に保持されていた横矢板13によって、メッセル鋼板10が下方に移動することによりこれの上方に露出する掘削壁面を覆った状態で、クサビ部材15を打ち込んで横矢板13を掘削壁面に押し付ける工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】 鉛直部材とそれに接続する水平部材との接合部において、せん断力による鉛直部材の、水平部材との境界面におけるひび割れと圧壊を抑制し、鉛直部材の変形能力とエネルギ吸収能力を高める。
【解決手段】 鉄筋コンクリート造の鉛直部材Aと鉄筋コンクリート造の水平部材Bに跨って鉄筋1が連続的に配筋される鉛直部材Aと水平部材Bとの接合部において、鉛直部材A中に、水平部材Bとの境界面、もしくはその付近まで鉛直部材側埋設材2を配置し、水平部材B中に、鉛直部材Aとの境界面、もしくはその付近まで水平部材側埋設材3を配置し、鉛直部材側埋設材2と水平部材側埋設材3の双方の端面を互いに接触させる。 (もっと読む)


【課題】 二つのコンクリート部材の接合部において、一方のコンクリート部材に作用するせん断力によりそのコンクリート部材が他方のコンクリート部材に対して滑りを生ずることを抑制し、コンクリート部材の変形能力とエネルギ吸収能力を高める。
【解決手段】 二つのコンクリート部材A、Bに跨って鋼材2を配置し、この鋼材2がいずれか一方のコンクリート部材A内に位置する区間と他方のコンクリート部材B内に位置する区間の内の、少なくともいずれか一方の区間の少なくとも一部においてコンクリートとの付着を切り、鋼材2の両端部の内の少なくともいずれか一方をコンクリートに定着させない。 (もっと読む)


【課題】 軌道下の地盤を横断する方向に地下構造物を牽引することによって軌道下に地下構造物を埋設して通路を形成する際に、牽引時における地下構造物の脈動移動と左右方向への蛇行を防止しながら円滑に牽引、埋設する。
【解決手段】 地下構造物を複数本の主牽引ジャッキによりPC鋼線を介して牽引して軌道下の埋設計画域に掘進、埋設する際に、これらの牽引ジャッキによる牽引力を地下構造物が移動する時の動摩擦抵抗力に略等しい力として地下構造物に作用させながら、地下構造物の後端両側部を補助牽引ジャッキにより、地下構造物が移動する前の静摩擦抵抗力と移動する時の動摩擦抵抗力との差以上の牽引力でもって牽引して、地下構造物の脈動移動を抑制しながら前進移動させると共に、その前進移動中における地下構造物の左右部の前進量を測定して上記両側の補助牽引手段により地下構造物の左右方向の向きを修正する。 (もっと読む)


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