説明

株式会社日本クライメイトシステムズにより出願された特許

11 - 20 / 154


【課題】空調装置を備えた車両のエンジンを自動停止させる場合に、該車両の乗員に対して不快感を与えないようにしつつ、エンジンの自動停止時間を出来る限り長くする。
【解決手段】空調装置は、エアミックス空間と、エアミックスドアとを有している。エンジン自動停止制御装置は、エアミックスドアの開度と、冷却状態及び加熱状態検出手段の出力値とに基づいてエンジン自動停止時の吹出空気温度の予測値を得て空調に関する所定の再始動条件が成立したときに、所定のエンジン再始動条件が不成立であっても、エンジンを再始動させる。加熱状態検出手段は、加熱用熱交換器の外部温度を検出する外部温度センサと、加熱用熱交換器を流通する熱媒体の温度を検出する熱媒体温度センサとを備えている。エンジン自動停止制御装置は、エアミックスドアの開度に応じて、外部温度センサの出力値と、熱媒体温度センサの出力値との一方を選択して吹出空気温度の予測値を得る。 (もっと読む)


【課題】冷却用熱交換器に接続される給排管をケーシング内部の空気通路に配設する場合に、給排管に発生した結露水をケーシングの所定部位から確実に排水できるようにするとともに、空調用空気に乱流が発生するのを抑制して騒音を低減する。
【解決手段】車両用空調装置は、空調用空気が流通する空気通路を内部に有するケーシングと、ケーシングの空気通路に配置され、空気通路を流通する空調用空気を冷却する冷却用熱交換器と、冷却用熱交換器に接続され、冷却用熱交換器に熱交換媒体を給排する給排管47,48とを備えている。給排管47,48は、冷却用熱交換器から空気通路内を延びるように配設されている。ケーシングの空気通路における給排管47,48の下方には、給排管47,48の外面から滴下する結露水を受ける受け部材50が、給排管47,48を下から覆うように、かつ、結露水をケーシングに設けられた結露水排水部へ導くように配設されている。 (もっと読む)


【課題】部品を回動操作して取付体に取り付ける取付構造をコンパクトにする。
【解決手段】電装部品20には、挿入孔11の径方向に突出するとともに径方向に弾性変形する弾性片38と、ダクト10の内方へ向けて突出する係合爪26とが設けられている。ダクト10における挿入孔11の周りには、回動操作時の回動方向一側から弾性片38に係合する係合突起17と、回動方向他側から係合爪26に係合する爪挿入孔13の縁部13aとが設けられている。係合突起17は、電装部品20を回動操作することによって弾性片38に接触して弾性変形させ、電装部品20の回動操作量が所定量となったときに弾性片38を復元方向に変位させて回動方向一側から弾性片38に係合するように配置されている。 (もっと読む)


【課題】エアミックス空間内での冷風と温風との混合を良好にして所望温度の空調風を得ることができるようにする。
【解決手段】エアミックスダンパ40は、ケーシング50に回動可能に支持される回動軸40aと、回動軸40aから径方向に延出して冷風通路60を開閉するための冷風側閉塞板40bと、回動軸40aから径方向に延出して温風通路61を開閉するための温風側閉塞板40cとを備えている。冷風側閉塞板40bの延出方向先端側には、冷風をエアミックス空間62へ案内するための冷風案内部40eが形成されている。冷風側閉塞板40bの冷風案内部40eよりも基端側には、冷風案内部40eにより案内された冷風を冷風側閉塞板40bから剥離させるための段部40fが形成されている。ケーシング50内における冷風通路60の下流端開口の周縁部には、エアミックスダンパ40の冷風案内部40eと対向する対向面部69aが形成されている。 (もっと読む)


【課題】エアフィルタをフィルタ挿入孔に挿入する場合に、フィルタ部材に変形や損傷を与えることなく、しかも、作業性を良好にする。
【解決手段】エアフィルタ構造1は、車両用空調装置の空気通路Rを構成するケーシング101と、ケーシング101の空気通路Rに配設されるエアフィルタ10とを備えている。ケーシング101の壁部には、フィルタ挿入孔11が形成されている。フィルタ挿入孔11からエアフィルタ10を空気通路Rに挿入可能に構成されている。エアフィルタ10は、濾材31,41をそれぞれ有する第1及び第2フィルタ部材30,40を備えている。第1フィルタ部材30の濾材31は、第2フィルタ部材40の濾材41の厚み方向一側の面にスライド可能に配置されている。 (もっと読む)


【課題】冷却通路からエアミックス空間へ流れ込む冷風と、加熱通路からエアミックス空間に流れ込む温風との圧力差を小さくすることにより、エアミックスダンパの開度と温度コントロールとの関係をリニアに近づける。
【解決手段】空調装置1は、空調用空気を冷却するエバポレータ30と、空調用空気を加熱するヒータコア31と、ケーシング36とを備えている。ケーシング36内には、エバポレータ30が配置された冷却通路51と、ヒータコア31が配置された加熱通路53と、エアミックス空間55と、冷却通路51におけるエバポーレタ30の配置された部分をバイパスして延びるように形成され、加熱通路53に連通するバイパス通路57とが形成されている。ケーシング36内には、冷却通路51からエアミックス空間55に流入する冷風量と、加熱通路53からエアミックス空間55に流入する温風量との比率を変更するエアミックスダンパ32が配設されている。 (もっと読む)


【課題】暖房と除霜を同時に行いつつも短い時間で除霜を行うことが可能な車両用空調装置を提供する。
【解決手段】車両用空調装置10Aは、圧縮機11、切換手段12A、室外熱交換器13、膨張機構15、室内熱交換器16を含むヒートポンプ回路2と、室外熱交換器14をバイパスするバイパス路3とを備えている。切換手段12Aは、冷媒の流れ方向を、冷房運転時には第1方向(矢印C)に切り換え、暖房運転時には第2方向(矢印H)に切り換える。膨張機構14と室外熱交換器13の間には、冷媒を過熱状態まで加熱可能な加熱器14が配置されている。バイパス路3は、加熱器14と室外熱交換器13の間でヒートポンプ回路2から分岐している。バイパス路3には第1流量調整弁31が設けられており、ヒートポンプ回路2には第2流量調整弁32が設けられている。 (もっと読む)


【課題】エンドプレートの差し込み板部をヘッダタンクの差し込み孔に差し込んでろう付けする場合に、差し込み板部の差し込み時の抵抗力を小さくして差し込み不良を防止しながら、差し込み板部と差し込み孔とを確実にろう付けできるようにする。
【解決手段】熱交換器1は、熱交換媒体が流通するチューブ10を有するコア2と、チューブ10の端部が差し込まれて連通するヘッダタンク3とを備えている。コア2の外端部に設けられたエンドプレート13がヘッダタンク3に差し込まれてろう付けされている。エンドプレート13には、ヘッダタンク3に差し込むための差し込み板部13bが設けられている。ヘッダタンク3の周壁部には、差し込み板部13bが差し込まれるスリット形状の差し込み孔20bが形成されている。差し込み板部13bは、厚み方向に折り曲げられている。 (もっと読む)


【課題】ヒートポンプを使用した車両用空調装置において、室内ユニットの小型化を図るとともに、外気温が極端に低くても暖房が行えるようにし、しかも、高い暖房能力を得ることができるようにする。
【解決手段】冷却用装置Aには、冷媒を圧縮するコンプレッサ100と、車室外に配設されて冷媒を凝縮する車室外熱交換器102と、冷媒を膨張させる膨張弁103と、車室内に配設されて冷媒を蒸発させるエバポレータ104と、冷媒を加熱する冷媒加熱器105とが設けられる。冷媒を、コンプレッサ100、車室外熱交換器102、膨張弁103及びエバポレータ104に順に流す第1ルートと、冷媒加熱器105、コンプレッサ100及び外部熱交換器130に順に流す第2ルートとに切り替えられる。制御装置Dは、車室内で暖房が要求され、かつ、外気から吸熱しにくい状況であると判断したときは、第2ルートに冷媒が流れるようにする。 (もっと読む)


【課題】熱交換器をケースに収容する場合に、長期間経過しても熱交換器の振動がケースに伝達されにくくして異音の発生を抑制し、乗員の快適性を向上させる。
【解決手段】車両用空調装置は、熱交換媒体が流通する熱交換器10と、該熱交換器10を収容するケースとを備えている。車両用空調装置は、ケースに導入された空気を熱交換器10により温度調節して車両の室内に供給するように構成されている。熱交換器10は、熱交換媒体の流路を構成するチューブ35と、熱交換媒体の流路以外の部分を構成するエンドプレート40とを備えている。エンドプレート40がケースに支持される。 (もっと読む)


11 - 20 / 154